JP4306073B2 - 工作機械のカバー装置およびカバー装置の組立方法 - Google Patents

工作機械のカバー装置およびカバー装置の組立方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工作機械のベースから外部に切削屑等が飛び散ることを防ぐ工作機械のカバー装置およびカバー装置の組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は上記カバー装置の従来構成を示すものである。ここで、工作機械のベース1には凹状の収納部2が形成されており、収納部2の底面にはカバー3の下端部がねじ止めされている。このカバー3の周板と収納部2の周板との間には空間部4が形成されており、空間部4内には切削液等の漏れを防止するパッキン5がカバー3の外方から押込まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成の場合、パッキン5の組付時や交換時にカバー3の張出部6が邪魔になるので、パッキン5の着脱に手間が掛かる。これを対策するには、図6に二点鎖線で示すように、カバー3を垂直化することに基づいて張出部6を廃止することが考えられるが、カバー3にパッキン5を隠す専用の化粧カバー7を組付けて見栄えの低下を防ぐ手間が必要になる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、パッキンの着脱作業が簡単で、しかも、見栄えが良い工作機械のカバー装置およびカバー装置の組立方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の工作機械のカバー装置は、工作機械のベースに支持され切削屑等がベースの外部に飛び散ることを防ぐものにおいて、前記ベースに設けられ前記カバーを支持する凹状の収納部と、前記収納部の底面と前記カバーとの間に設けられ前記工作機械の前記カバーで囲まれる側に開口を有する開口部と、前記開口部内に収納され前記収納部の底面と前記カバーとの間を塞ぐパッキンとを備えたところに特徴を有している。
上記手段によれば、パッキンを開口部内に装着する作業および開口部内から取出す作業をカバーに邪魔されることなく工作機械側で行うことができるので、パッキンの着脱が簡単になる。しかも、パッキンが外部から見えなくなるので、見栄えが向上する。
【0005】
請求項2記載の工作機械のカバー装置は、開口部の開口からパッキンが飛出すことを防ぐ押え部材を備えたところに特徴を有している。
上記手段によれば、パッキンが開口部から飛出すことを防止できる。
【0006】
請求項3記載の工作機械のカバー装置は、カバーを収納部内に組付ける捩子を備え、前記捩子の外周部に挿入される切欠部が押え部材に設けられ、前記捩子が前記押え部材を前記カバーと共に前記収納部内に組付けているところに特徴を有している。
上記手段によれば、捩子を収納部の底面に緩く締込んだ状態で捩子の外周部に押え部材の切欠部を挿入した後、捩子をきつく締込むことに基づいて押え部材を収納部内に組付けることができるので、押え部材の装着作業が簡単になる。
【0007】
請求項4記載の工作機械のカバー装置は、工作機械のベースに支持され切削屑等がベースの外部に飛び散ることを防ぐものにおいて、前記ベースに設けられ前記カバーを支持する凹状の収納部と、前記収納部の底面に設けられた凹部と、前記凹部内に収納され前記凹部の底面と前記カバーとの間を塞ぐパッキンとを備えたところに特徴を有している。
上記手段によれば、パッキンを凹部内に装着した後にカバーを収納部内に組付けたり、カバーを収納部内から取外した後にパッキンを凹部内から取出すことができる。このため、パッキンの着脱をカバーに邪魔されることなく行うことができるので、パッキンの着脱作業性が向上する。しかも、パッキンが外部から見えなくなるので、見栄えが向上する。
【0008】
請求項5記載の工作機械のカバー装置は、パッキンが中空状をなしているところに特徴を有している。
上記手段によれば、パッキンの可撓性が高まり、パッキンが開口部または凹部の寸法ばらつきを吸収するように弾性変形するので、開口部または凹部の寸法ばらつきに影響されることなく良好なシール性が得られる。
【0009】
請求項6記載の工作機械のカバー装置は、パッキンに複数のスリットが設けられているところに特徴を有している。
上記手段によれば、例えば断面円形状のパッキンをスリットを中心に断面楕円形状に弾性変形させる等、パッキンの弾性変形時の形状が安定する。このため、パッキンが相手側に安定的に密着するようになるので、シール性が高まる。
【0010】
請求項7記載の工作機械のカバー装置の組立方法は、請求項1記載の工作機械のカバー装置を組立てる場合に、収納部内にカバーを仮に組付けて両者の間に開口部を形成する工程と、前記開口部内にその開口を通してパッキンを収納する工程と、前記カバーを前記収納部内に組付ける工程とを当該順序で行うところに特徴を有している。
上記手段によれば、カバーの組付状態で開口部内にパッキンを強引に押込む必要がなくなるので、パッキンの装着作業が簡単になる。
【0011】
請求項8記載の工作機械のカバー装置の組立方法は、請求項3記載の工作機械のカバー装置を組立てる場合に、収納部内にカバーを捩子により仮に組付けて両者の間に開口部を形成する工程と、前記開口部内にその開口を通してパッキンを収納する工程と、押え部材の切欠部を前記捩子の外周部に差込む工程と、前記収納部内に前記押え部材および前記カバーを前記捩子により組付ける工程とを当該順序で行うところに特徴を有している。
上記手段によれば、カバーの組付状態で開口部内にパッキンを強引に押込む必要がなくなるので、パッキンの装着作業が簡単になる。しかも、押え部材をカバーと別個に組付ける必要がなくなるので、押え部材の装着作業も簡単になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施例を図1ないし図4に基づいて説明する。まず、図4において、ベース11は鋳鉄等の金属原料を鋳型内に流し込むことに基づいて形成されたものであり、四角筒状をなしている。このベース11の下端部には四隅部に位置して脚12(3本のみ図示する)が一体形成されており、各脚12は工場等の床面に設置されている。
【0013】
ベース11の上端部には、図1に示すように、収納部13が一体形成されている。この収納部13は上面が開口する凹状をなすものであり、収納部13の周壁には上面が開口する切欠状の液抜部(図示せす)が形成されている。また、収納部13の底面には外周部に位置して水平な捩子座14が形成され、捩子座14の内周部に位置して水平なシール座15が形成されている。このうち捩子座14には複数のリブ16(1個のみ図示する)が一体形成されており、リブ16相互間には捩子穴17(1個のみ図示する)が形成されている。
【0014】
収納部13内にはマシニングセンタ(図示せず)が装着されている。このマシニングセンタは工作機械に相当するものであり、下記構成のパレット交換装置および工作装置(いずれも図示せず)を主体に構成されている。
【0015】
<パレット交換装置について>
パレット交換装置は収納部13内を後方の加工領域と前方の段取領域とに仕切る仕切カバーを有するものであり、加工領域内にセットされたパレットと段取領域内にセットされたパレット(いずれも図示せず)とを自動的に交換する。これら各パレット上にはワークがセットされており、加工領域内の加工済のワークはパレットの交換に基づいて段取領域内に取出され、段取領域内の加工前のワークはパレットの交換に基づいて加工領域内に持込まれる。
【0016】
<工作装置について>
工作装置は加工領域内のパレットをNCプログラムに基づいて水平方向へ移動制御しながらパレット上のワークに機械加工を施すものであり、機械加工用の工具を別の工具と交換する工具交換機構18(図4参照)およびパレット上のワークに切削液を噴射する切削液噴射機構(図示せず)を有している。マシニングセンタは以上のように構成されている。
【0017】
収納部13内には、図1に示すように、スプラッシュカバー19の下端部が収納されている。このスプラッシュカバー19は複数枚の鋼板を組合わせることに基づいて形成されたものであり、上面が閉塞された四角筒状をなしている。また、スプラッシュカバー19の下端部には水平なフランジ部20が一体形成されている。このフランジ部20はスプラッシュカバー19を周回する四角環状をなすものであり、収納部13の複数のリブ16上に載置されている。
【0018】
スプラッシュカバー19のフランジ部20には複数の貫通孔21(1個のみ図示する)が形成されており、各貫通孔21内には上方から捩子22が挿入されている。これら各捩子22の下端部は収納部13の捩子穴17内に締込まれており、スプラュシュカバー19は複数の捩子22の締結力で収納部13の底面に組付けられ、マシニングセンタを前後左右上方から覆っている。尚、符号23および24は捩子22の外周部に挿入されたばね座金および平座金を示している。
【0019】
スプラッシュカバー19の前面には、図4に示すように、右側部に位置して操作パネル25が装着されており、操作パネル25には加工情報が表示される表示部26およびマシニングセンタを操作する複数の操作キー27が装着されている。また、スプラッシュカバー19の前面には貫通孔状の作業口28が形成されている。この作業口28は段取領域内のパレットにワークをセットしたり、段取領域内のパレットからワークを取外すためのものであり、扉29の操作に基づいて開閉される。
【0020】
スプラッシュカバー19のフランジ部20と収納部13のシール座15との間には、図1に示すように、開口部30が形成されている。この開口部30は四角環状の空間部を称するものであり、マシニングセンタ側に開口する(スプラッシュカバー19の内部に開口する)パッキン出入口31を有している。
【0021】
開口部30内にはパッキン32が収納されている。このパッキン32は、図3の(a)および(b)に示すように、NBRゴムを中空な紐状に型成形してなるものであり、成形状態で断面円環状をなしている。このパッキン32の内周面には4個のスリット33が円周方向に等ピッチ(=90°)で形成されており、パッキン32は、図1に示すように、左右方向の両スリット33を中心に楕円形状に弾性変形することに基づいて収納部13のシール座15とスプラッシュカバー19のフランジ部20とに密着し、両者の間を水密に塞いでいる。
【0022】
スプラッシュカバー19のフランジ部20の上面には前後左右辺部に位置して鋼板製のパッキン押え34(1個のみ図示する)が個別に載置されている。これら各パッキン押え34は押え部材に相当するものであり、図2に示すように、垂直な押え部35を有している。
【0023】
各パッキン押え34の長手方向の両端部には切欠部36が形成され、両端部を除く部分には円形状をなす複数の貫通孔37が形成されている。これら各切欠部36内および各貫通孔37内には上述の捩子22が挿入されており、各パッキン押え34は、図1に示すように、複数の捩子22の締結力でスプラッシュカバー19のフランジ部20と共に収納部13の複数のリブ16上に組付けられ、各パッキン押え34の押え部35はパッキン出入口31を「1/3〜1/2」程度だけ塞ぐことに基づいてパッキン32の飛出しを防止している。
【0024】
次に上記カバー装置の組立手順について説明する。複数の捩子22の外周部にばね座金23および平座金24を挿入しておく。そして、収納部13の複数のリブ16上にスプラッシュカバー19のフランジ部20を載置し、フランジ部20の各辺の両端部の貫通孔21(パッキン押え34の切欠部36に対応する貫通孔21)内に上方から捩子22を挿入し、収納部13の捩子穴17内に締込むことに基づいて開口部30を形成する。このとき、捩子22の締込み量を平座金24とフランジ部20との間にパッキン押え34の板厚に相当する隙間が残される程度に調節し、スプラッシュカバー19を仮止めする。
【0025】
スプラッシュカバー19の仮止めを終えたら、パッキン出入口31から開口部30内にパッキン32を挿入し、パッキン押え34を平座金24とスプラッシュカバー19のフランジ部20との間に差込む動作を4枚のパッキン押え34について行う。これら各パッキン押え34の差込み動作はパッキン押え34の両切欠部36内に捩子22が挿入されるように行われるものであり、各パッキン押え34は平座金24とフランジ部20との間に差込まれることに基づいて仮止めされる。
【0026】
4枚のパッキン押え34の仮止めを終えたら、上方から各パッキン押え34の複数の貫通孔37内を通してスプラッシュカバー19の残りの貫通孔21内に捩子22を挿入する。そして、各パッキン押え34の両端部の捩子22および残りの捩子22を収納部13の捩子穴17内に十分に締込み、各パッキン押え34をスプラッシュカバー19と共に収納部13の複数のリブ16上に止める。
【0027】
上記第1実施例によれば、収納部13の底面とスプラッシュカバー19のフランジ部20との間に開口部30を設け、工作機械のスプラッシュカバー19で囲まれる側に開口するパッキン出入口31を開口部30に設けたので、パッキン32を開口部30内に装着したり、開口部30内から取出す作業をスプラッシュカバー19の内部で行うことができる。このため、パッキン32を着脱するときにスプラッシュカバー19に邪魔されることがなくなるので、パッキン32の着脱が簡単になる。しかも、パッキン32が外部から見えなくなるので、見栄えが向上する。
【0028】
また、スプラッシュカバー19の仮組付け状態で開口部30内にパッキン32を収納した後、スプラッシュカバー19を組付けた。このため、スプラッシュカバー19の組付状態で開口部30内にパッキン32を無理に押込む必要がなくなるので、パッキン32の装着作業が一層簡単になる。
また、スプラッシュカバー19にパッキン押え34を組付けたので、パッキン32が弾性復元力や加工時の振動等でパッキン出入口31から飛出すことを防止できる。
【0029】
また、パッキン押え34に切欠部36を設けた。このため、捩子22を緩く締込んだ状態で捩子22の外周部に切欠部36を挿入した後、捩子22をきつく締込むことに基づいてパッキン押え34をスプラッシュカバー19と共に組付けることができるので、パッキン押え34の装着作業が簡単になる。
また、パッキン32を中空状に形成したので、パッキン32の可撓性が高まる。このため、パッキン32が開口部30の寸法ばらつき(=ベース11およびスプラッシュカバー19の寸法ばらつき)を吸収するように弾性変形するので、開口部30の寸法ばらつきに影響されることなく良好なシール性が得られる。
【0030】
また、断面円形状のパッキン32に複数のスリット33を形成したので、パッキン32の弾性変形時の形状が断面楕円形状に安定する。このため、パッキン32がスプラッシュカバー19のフランジ部20および収納部13のシール座15に安定的に密着するので、シール性が一層高まる。しかも、パッキン32が開口部30の縦方向および横方向の寸法ばらつきを吸収するように弾性変形するので、特に開口部30の縦方向および横方向の寸法ばらつきに影響されることなく良好なシール性が得られる。
【0031】
尚、上記第1実施例においては、スプラュシュカバー19にパッキン押え34を組付けたが、これに限定されるものではなく、例えばパッキン押え34を廃止しても良い。この構成の場合、下記▲1▼〜▲3▼の手順でカバー装置を組立てることが好ましい。
▲1▼スプラュシュカバー19の貫通孔21を通して収納部13の捩子穴17内に捩子22を緩く締込み、スプラッシュカバー19を仮止めする。
▲2▼開口部30内にパッキン32を挿入する。
▲3▼捩子22を捩子穴22内に十分に締込み、スプラュシュカバー19を収納部13の底面に固定する。
【0032】
次に本発明の第2実施例を図5に基づいて説明する。収納部13の底面には上面が開口する凹部38が形成されている。この凹部38は収納部13の外周部に沿う四角環状をなすものであり、凹部38内にはパッキン32が収納されている。また、収納部13の複数のリブ16上にはスプラッシュカバー19のフランジ部20が載置されている。このスプラッシュカバー19はフランジ部20の複数の貫通孔21を通して収納部13の複数の捩子穴17内に捩子22を締込むことに基づいて収納部13内に組付けられたものであり、パッキン32は左右方向の両スリット33を中心に楕円形状に弾性変形することに基づいて凹部38の底面とスプラッシュカバー19のフランジ部20とに密着し、両者の間を水密に塞いでいる。
【0033】
次に上記カバー装置の組立手順について説明する。複数の捩子22の外周部にばね座金23および平座金24を挿入した後、パッキン32を上方から凹部38内に挿入し、収納部13の複数のリブ16上にスプラッシュカバー19のフランジ部20を載置する。そして、フランジ部20の各貫通孔21内に上方から捩子22を挿入し、収納部13の捩子穴17内に締込む。
【0034】
上記第2実施例によれば、収納部13の底面に凹部38を設けたので、パッキン32を凹部38内に装着した後にスプラッシュカバー19を組付けたり、スプラッシュカバー19を取外した後にパッキン32を凹部38内から取出すことができる。このため、パッキン32を着脱するときにスプラッシュカバー19に邪魔されることがなくなるので、パッキン32の着脱が簡単になる。しかも、パッキン32が外部から見えなくなるので、見栄えが向上する。
【0035】
また、パッキン32を中空状に形成した。このため、パッキン32の可撓性が高まるので、凹部38の寸法ばらつきに影響されることなく良好なシール性が得られる。しかも、パッキン32に複数のスリット33を形成したので、特に凹部38の縦方向および横方向の寸法ばらつきに影響されることなく良好なシール性が得られる。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の工作機械のカバー装置およびカバー装置の組立方法は次の効果を奏する。
請求項1記載の手段によれば、工作機械のカバーで囲まれる側に開口する開口部を収納部の底面とカバーとの間に設け、開口部内にパッキンを収納するようにしたので、パッキンの着脱作業が簡単になる上に見栄えが向上する。
【0037】
請求項2記載の手段によれば、パッキンを押える押え部材を設けたので、パッキンが開口部から飛出すことを防止できる。
請求項3記載の手段によれば、押え部材に捩子が挿入される切欠部を設けたので、押え部材の装着作業が簡単になる。
請求項4記載の手段によれば、収納部の底面に凹部を設け、パッキンを凹部内に収納するようにしたので、パッキンの着脱作業が簡単になる上に見栄えが向上する。
【0038】
請求項5記載の手段によれば、パッキンを中空状に設けたので、開口部または凹部の寸法ばらつきに影響されずに良好なシール性が得られる。
請求項6記載の手段によれば、パッキンに複数のスリットを設けたので、パッキンの弾性変形時の形状が安定し、シール性が高まる。
【0039】
請求項7記載の手段によれば、カバーの仮組付け状態で開口部内にパッキンを収納した後にカバーを組付けるようにしたので、パッキンの装着作業が簡単になる。
請求項8記載の手段によれば、カバーの仮組付け状態で開口部内にパッキンを収納した後にカバーを組付けるようにしたので、パッキンの装着作業が簡単になる。しかも、カバーの仮組付け状態で捩子の外周部に押え部材の切欠部を挿入するようにしたので、押え部材の装着作業も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(図4の矢印X線に沿う断面図)
【図2】パッキン押えおよび捩子の外観を示す斜視図
【図3】パッキンを示す図(aは矢印Xa視図、bは矢印Xb視図、cはXc部を拡大して示す図)
【図4】カバー装置の外観を示す斜視図
【図5】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図6】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
11はベース、13は収納部、19はスプラッシュカバー(カバー)、22は捩子、30は開口部、31はパッキン出入口(開口)、32はパッキン、33はスリット、34はパッキン押え(押え部材)、36は切欠部、38は凹部を示している。

Claims (8)

  1. 工作機械のベースに支持され、切削屑等がベースの外部に飛び散ることを防ぐ工作機械のカバー装置において、
    前記ベースに設けられ、前記カバーを支持する凹状の収納部と、
    前記収納部の底面と前記カバーとの間に設けられ、前記工作機械の前記カバーで囲まれる側に開口を有する開口部と、
    前記開口部内に収納され、前記収納部の底面と前記カバーとの間を塞ぐパッキンと
    を備えたことを特徴とする工作機械のカバー装置。
  2. 開口部の開口からパッキンが飛出すことを防ぐ押え部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の工作機械のカバー装置。
  3. カバーを収納部内に組付ける捩子を備え、
    押え部材には、前記捩子の外周部に挿入される切欠部が設けられ、
    前記捩子は、前記押え部材を前記カバーと共に前記収納部内に組付けていることを特徴とする請求項2記載の工作機械のカバー装置。
  4. 工作機械のベースに支持され、切削屑等がベースの外部に飛び散ることを防ぐ工作機械のカバー装置において、
    前記ベースに設けられ、前記カバーを支持する凹状の収納部と、
    前記収納部の底面に設けられた凹部と、
    前記凹部内に収納され、前記凹部の底面と前記カバーとの間を塞ぐパッキンと
    を備えたことを特徴とする工作機械のカバー装置。
  5. パッキンは、中空状をなしていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の工作機械のカバー装置。
  6. パッキンには、複数のスリットが設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の工作機械のカバー装置。
  7. 請求項1記載の工作機械のカバー装置を組立てる方法において、
    収納部内にカバーを仮に組付けて両者の間に開口部を形成する工程と、
    前記開口部内にその開口を通してパッキンを収納する工程と、
    前記カバーを前記収納部内に組付ける工程と
    を当該順序で行うことを特徴とする工作機械のカバー装置の組立方法。
  8. 請求項3記載の工作機械のカバー装置を組立てる方法において、
    収納部内にカバーを捩子により仮に組付けて両者の間に開口部を形成する工程と、
    前記開口部内にその開口を通してパッキンを収納する工程と、
    押え部材の切欠部を前記捩子の外周部に差込む工程と、
    前記収納部内に前記押え部材および前記カバーを前記捩子により組付ける工程と
    を当該順序で行うことを特徴とする工作機械のカバー装置の組立方法。
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