JP3113179U - 流し台のシンクボウル取付構造 - Google Patents

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孝 宮阪
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Abstract

【課題】
ステンレス製流し台は、天板1とシンクボウル3が技能者によって溶接されるが、溶接部近傍に熱歪が残留する上、その後の研磨によって部分的な材厚及び品質変化が不可避である。 また、研磨作業は環境を劣悪にするので厳重な健康管理も必要になる。本案は、溶接と研磨作業をなくし、更に輸送コストも低減できる他、シンクボウルを自由に組み換えることができ、高価で損傷し易いボウルを簡単に交換できるようにする。
【解決手段】
ステンレス製天板1の裏面1Aの開口縁2A近傍に多数のスタッドボルト7を埴設し、シンクボウル3のフランジ6と天板裏面の間に環状シールパッキン材9を介装すると共にフランジを分割された押え板11を介してナット締結した後、開口縁側の空隙Gにコーキング剤10を充填する。
【選択図】図2

Description

この考案は、システムキッチンなど、ステンレス製の流し台天板にシンクボウル(流し台の成型容器体)を交換可能に一体化させた取付構造に関する。
一般のステンレス製流し台は、天板とシンクボウルが溶接一体化されて台枠に固定されているものであって、当然のことながら溶接作業と研磨作業が不可欠である。 溶接及び研磨作業は、技能熟練者によって行われても溶接部近傍に熱歪が残留する上、例えば、非特許文献1の自動研磨機を使用しても部分的な材厚変化を避けることができず一定品質を確保することは困難である。 その上、研磨時に発生する粉塵により、作業環境が悪化するので作業者の塵肺対策も必要になる。
また、一般にシンクボウルは、天板に較べて薄い板材で作成されているので製造中や運搬中に損傷を受け易く、このような場合、高価な天板毎交換することのなるので不経済である。
日清紡メカトロニクス事業本部「流し台NC研磨機」平成8年10月21日作成
この考案は、上記の溶接及び研磨作業をなくし、製作工数の削減と良好な作業環境と熟練者に拠らずとも所定の品質を維持できるステンレス流し台の天板構造を提供するものであって、材質や厚さが異なる種々のシンクボウルにも対応できることは勿論、天板とボウルを自由に組み換えることができ、高価な上、損傷し易いボウルを必要に応じて簡単に交換できるようにすることである。
本案は、流し台を構成するステンレス製天板の開口縁裏面に多数のスタッドボルトがスポット溶接されて埴設され、シンクボウルのフランジには前記ボルトに対応するボルト挿通孔が穿設されてフランジと天板裏面の間に環状シールパッキン材が介装され、分割された押え板がフランジ面に載置されてナット締結されて構成される。 分割押え板は、弧状部と直線部又は弧状隅部と縁辺部に分割されたものであることが好ましい。
環状パッキンは、帯状パッキン材にボルト挿通孔を穿設したものでもよいが、細巾の環状パッキンを埴設ボルトの周囲に配設してボルト締結した後、開口縁側の空隙にコーキング剤を充填するのがよい。
本案においてスタッドボルト、ナットの他、分割押え板もステンレス製とすることが好ましい。
本案は、天板に溶接による熱歪がない上、研磨作業時の切削跡も存在しないから素材の特性と品質を維持できる他、ボウルの材質を自由に組合わせることができる。 そして納入後もユーザが必要に応じて新たなボウルを交換組み込むことも自由に行える利点がある。 また、作業環境の汚染がないので作業者の健康管理コストも低減できる。
図中、1はステンレス製流し台天板、2は開口部、3は深絞り加工されたシンクボウル、4は底部、5は側壁、6は外周フランジである。 シンクボウルは、ステンレスなどの金属製の他にプラスチック製など他の材料で製作したものであってもよく、厚さも任意である。
天板裏面1Aの開口縁2Aの周囲近傍にスタッドボルト7が適宜間隔でスポット溶接されて植設されると共にボウルフランジ6にはスタッドボルトの位置に対応してボルト孔8が穿設されている。 9は、シール手段となる環状パッキンであって細巾の環状パッキン(例えばブチル系ゴム板)を図3のようにスタッドボルト7を取巻くように外側のみ配設してボルト締結後に開口縁側の空隙Gにコーキング材10を充填する。 なお、細巾パッキンをスタッドボルト7の内側と外側両方に配設してもよい。11は金属製のボルト孔付の分割押え板であって、図では弧状部と直線部が適宜組み合わされて締付けナット12で締結されている。
本案構造は、例えば図3の状態でシンクボウルのフランジ6を被せるように載置してボルト7を突出させ、更に分割押え板11を配置してナット締めする。その後開口縁側の空隙Gにコーキング材10を充填して完成する。
本案流し台の天板表面要部斜視図 シンクボウル裏面の平面図 天板開口部裏面の平面図 図2のA−A拡大断面図
符号の説明
1 天板
1A 天板裏面
2 開口部
2A 開口縁
3 シンクボウル
4 底部
5 側壁
6 フランジ
7 スタッドボルト
8 ボルト孔
9 環状パッキン
10 コーキング剤
11 分割押え板

Claims (4)

  1. 流し台を構成するステンレス製天板の開口縁裏面に多数のスタッドボルトが埴設され、シンクボウルのフランジには前記ボルトに対応するボルト挿通孔が穿設されて前記フランジと天板裏面の間に環状シールパッキンが介装されると共に前記フランジに複数の分割押え板が載置されてナット締結されてなる流し台のシンクボウル取付け構造。
  2. シールパッキンが細巾の環状パッキンであって多数のスタッドボルトを取り巻くように介装されると共に開口縁側の空隙にコーキング剤が充填されてなる請求項1記載のシンクボウル取付け構造。
  3. スタッドボルト、締結ナット及び分割押え板がステンレス製である請求項1又は2記載のシンクボウル取付け構造。
  4. 分割押え板が弧状隅部と縁辺部に分割された請求項1乃至3記載のいずれかのシンクボウル取付け構造。
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