JP5158994B2 - チャンバ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、内部を真空または減圧雰囲気に維持するための真空容器として用いられるチャンバ及びその製造方法に関し、更に詳しくは、複数のチャンバブロックの組合せ体からなる分割構造のチャンバ及びその製造方法に関する。
基板の大型化に伴って、成膜装置やエッチング装置などの真空処理装置に用いられる真空チャンバも大型化してきている。例えば、フラットパネルディスプレイ用のガラス基板の縦及び横の寸法は、第10世代では、2850mm×3250mm程度であり、第11世代では、3200mm×3700mm程度になることが予想されている。したがって、真空チャンバも今後さらに大型化することから、チャンバの構造及び製造方法が、真空処理装置の据付作業性、製造コストなどの点で益々重要になる。
真空チャンバの大型化は、製作コスト上の問題、設置作業性の問題、輸送上の問題を招く。そこで、真空チャンバを分割構造にすることで上記問題の解決を図ることが知られている。例えば下記特許文献1には、真空チャンバの本体を複数のチャンバ片で構成し、各チャンバ片の接合面に形成されたフランジ部を相互に接合することで、大型の真空チャンバを製造する方法が記載されている。この真空チャンバは、複数本のボルトによって相互に接合される上記フランジ部の間に装着されたシール部材によって、内部の密閉性が確保される。
特開2006−137995号公報
上記特許文献1に記載の真空チャンバは、各チャンバ片を相互に接合するに際して、シール部材を各フランジ部の間に適正に位置させる必要がある。すなわち、各フランジ部の接合面には、シール部材を位置決めするための溝が形成されているため、チャンバ片の組み付け時に、上記溝にシール部材をはめ込んだ状態でボルトを締め付ける必要がある。
しかしながら、双方のフランジ部を重ね合わせると、シール部材の装着位置を目視にて確認し難いため、シール部材を適正に装着するための作業に熟練度を要する。また、シール部材が双方のフランジ部の間に介在することで、チャンバ片の位置の微調整を行い難く、これが原因で組み付け作業性が低下するという不都合もある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、適正なシール性を確保でき、組み付け作業性に優れたチャンバ及びその製造方法を提供することにある。
本発明の一形態に係るチャンバは、第1及び第2のチャンバ本体と、第1の接合手段と、第1のシール部材とを具備する。
上記第1及び第2のチャンバ本体は、第1の開口端部をそれぞれ有する多面体形状で形成されている。上記第1の接合手段は、上記第1及び第2のチャンバ本体の各々の上記第1の開口端部を相互に接合することで第1の接合部を形成する。上記第1のシール部材は、上記第1の接合部の周囲に装着され、上記第1及び第2のチャンバ本体の内部を密封する。
本発明の他の形態に係るチャンバは、複数のチャンバ本体と、接合手段と、シール部材とを具備する。
上記複数のチャンバ本体は、相互に接合される少なくとも1つの開口端部をそれぞれ有する。上記接合手段は、上記複数のチャンバ本体の各々の上記開口端部を相互に接合することで複数の接合部を形成する。上記シール部材は、上記複数の接合部のそれぞれの周囲に装着され上記複数のチャンバ本体の内部を密封する。
本発明の一形態に係るチャンバの製造方法は、第1のチャンバ本体と第2のチャンバ本体の各々の開口端部を相互に接合する工程を含む。シール部材は、上記各開口端部を介して相互に接合された上記第1及び第2のチャンバ本体の境界部を囲むように装着される。
本発明の第1の実施形態による真空チャンバの全体構成を示す斜視図である。 図1の真空チャンバの分解斜視図である。 図1の真空チャンバの製造方法を説明する斜視図である。 比較例に係る従来の真空チャンバの分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態による真空チャンバの分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態による真空チャンバの分解斜視図である。 本発明の第4の実施形態による真空チャンバの分解斜視図である。
本発明の一実施形態に係るチャンバは、第1及び第2のチャンバ本体と、第1の接合手段と、第1のシール部材とを具備する。
上記第1及び第2のチャンバ本体は、第1の開口端部をそれぞれ有する多面体形状で形成されている。上記第1の接合手段は、上記第1及び第2のチャンバ本体の各々の上記第1の開口端部を相互に接合することで第1の接合部を形成する。上記第1のシール部材は、上記第1の接合部の周囲に装着され、上記第1及び第2のチャンバ本体の内部を密封する。
上記構成のチャンバにおいては、第1及び第2のチャンバ本体が相互に接合された後、その接合部(第1の接合部)の周囲にシール部材(第1のシール部材)が装着される。したがって、チャンバ本体の接合時における接合位置の微調整作業が容易となる。さらに、シール部材の装着作業性が改善されることで適正なシール性を確保することが可能となる。
上記チャンバは、典型的には、内圧が大気圧よりも低い真空チャンバであるが、これに限られず、内圧が大気圧よりも高い圧力チャンバ(陽圧チャンバ)であってもよい。上記第1及び第2のチャンバ本体は、内部に空間を有する箱状の多面体形状であり、上記第1の開口端部が形成される面は特に限定されない。
上記第1の接合手段としては、第1及び第2のチャンバ本体を相互に接合する接合具、接合材、接合治具などが含まれる。上記接合具には、ボルトやネジ、クランプ具などの締結具が含まれる。上記接合材には、接着剤、接着テープ、溶接材あるいは溶接によって形成されたビードなどが含まれる。上記接合治具は、典型的には、仮固定用の位置決め治具とされるが、チャンバの組み付け後においても取り外されずに残存するものであってもよい。第1の接合手段がチャンバ本体の仮固定用である場合、シール部材の装着後、各種の接合具または接合材を用いて接合部が固定される。
上記第1の接合部は、各々のチャンバ本体の開口端部を相互に接合することで形成される。典型的には、各チャンバ本体の開口端部の周縁にフランジ部が形成され、これらフランジ部の端面同士を相互に接合することで上記接合部が形成される。この場合、上記接合手段として、例えば、双方のフランジ部を締め付ける複数本のボルトを用いることができる。シール部材は、ボルトの締結位置よりも外周側に装着されてもよいし、上記ボルトの締結位置の内周側に装着されてもよい。前者の場合、ボルトの締結位置でのシール性を確保するために、チャンバ本体との気密性を保持するシール部が上記ボルトに形成されてもよい。
上記第1のシール部材は、典型的には、Oリングなどの環状密封部材で構成される。シール部材の断面形状は特に限定されず、円形でもよいし多角形であってもよい。上記シール部材は、上記接合部の外周側に弾性的に密着するように装着されるが、上記接合部の内周側に装着されてもよい。
上記第1の接合部は、その周囲に、上記第1のシール部材を収容するための溝を有してもよい。これにより、上記シール部材の装着作業性を高めることができる。
上記溝は、上記第1及び第2のチャンバ本体を接合することで上記第1の接合部の周囲に形成される溝部であってもよい。これにより、接合部の適正なシール性を確保することができる。上記の例に代えて、上記溝は、チャンバ本体の接合後に別途形成されてもよい。
上記チャンバは、上記第1のシール部材を上記第1の接合部の周囲に固定する固定部材をさらに具備してもよい。これにより、第1の接合部に対する第1のシール部材の固定性を高めて、良好なシール性を確保することが可能となる。
上記第1及び第2のチャンバ本体は、上記第1の開口端部と連続し、上記第1の接合手段による接合時に互いに結合する第2の開口端部をそれぞれ有してもよい。この場合、上記チャンバは、上記第1及び第2のチャンバ本体の上記第2の開口端部を共通に被覆するチャンバプレートをさらに具備する。
このような構成とすることにより、上記チャンバを構成するチャンバ本体の設計自由度が高められ、仕様や取り扱い性、加工性などに応じてチャンバ本体を構成することができる。上記第2の開口端部は、上記第1の接合手段による接合時、上記第1の開口端部と同一平面上に位置してもよいし、そうでなくてもよい。
上記の構成において、上記第1のシール部材は、上記第1の接合部の周囲に装着される第1のシール部と、上記各第2の開口端部と上記チャンバプレートとの間に装着される第2のシール部とを有してもよい。
この場合、各チャンバ本体を接合した後、第1の接合部の周囲に第1のシール部が装着される。そして、第2のシール部が第2の開口端部に沿って装着された状態で、チャンバプレートが接合される。
上記第2のチャンバ本体は、上記第1の開口端部と対向し、かつ、上記第2の開口端部と連続する第3の開口端部をさらに有してもよい。この場合、上記チャンバは、第3のチャンバ本体と、第2の接合手段と、第2のシール部材とをさらに具備する。
上記第3のチャンバ本体は、第1の開口端部を有する多面体形状に形成される。上記第2の接合手段は、上記第2のチャンバ本体の第3の開口端部と、上記第3のチャンバ本体の第1の開口端部とを相互に接合することで第2の接合部を形成する。上記第2のシール部材は、上記第2の接合部の周囲に装着される。
このように、チャンバ本体の数の増加しても、第1の接合部と同様な第2の接合部が形成されることによって、上述と同様な手順で各チャンバ本体を接合することが可能である。上記第2の接合手段及び上記第2のシール部材は、上記第1の接合手段及び第1のシール部材と同様に構成することができる。
上記第3のチャンバ本体は、上記第2の接合手段による接合時に上記第2のチャンバ本体の上記第2の開口端部と連続する第2の開口端部をさらに有してもよい。上記チャンバプレートは、上記第1、第2及び第3のチャンバ本体の各々の上記第2の開口端部を共通に被覆可能なように構成されてもよい。
この場合、上記第1のシール部材と上記第2のシール部材とは共通のシール部材で構成することができる。この共通のシール部材は、上記第1の接合部の周囲に装着される第1のシール部と、上記第2の接語句部の周囲に装着される第2のシール部と、上記各第2の開口端部と上記チャンバプレートとの間に装着される第3のシール部とを有する。
本発明の他の実施形態に係るチャンバは、複数のチャンバ本体と、接合手段と、シール部材とを具備する。
上記複数のチャンバ本体は、相互に接合される少なくとも1つの開口端部をそれぞれ有する。上記接合手段は、上記複数のチャンバ本体の各々の上記開口端部を相互に接合することで複数の接合部を形成する。上記シール部材は、上記複数の接合部のそれぞれの周囲に装着され上記複数のチャンバ本体の内部を密封する。
上記構成のチャンバにおいては、複数のチャンバ本体が相互に接合された後、複数の接合部の周囲にシール部材が装着される。したがって、チャンバ本体の接合時における接合位置の微調整作業が容易となり、さらに、シール部材の装着作業性が改善されることで適正なシール性を良好に確保することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るチャンバの製造方法は、第1のチャンバ本体と第2のチャンバ本体の各々の開口端部を相互に接合する工程を含む。シール部材は、上記各開口端部を介して相互に接合された上記第1及び第2のチャンバ本体の境界部を囲むように装着される。
上記チャンバの製造方法においては、第1及び第2のチャンバ本体を相互に接合した後、第1及び第2のチャンバ本体の境界部を囲むようにシール部材が装着される。したがって、チャンバ本体の接合時における接合位置の微調整作業が容易となり、さらに、シール部材の装着作業性が改善されることで適正なシール性を良好に確保することが可能となる。
上記チャンバの製造方法は、上記シール部材の装着後、上記シール部材を上記境界部に固定する工程をさらに有してもよい。これにより、上記境界部に対するシール部材の固定性を高めて、良好なシール性を確保することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。以下の各実施形態では、本発明に係るチャンバが真空処理装置用の真空チャンバである場合を例に挙げて説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態による真空チャンバ1の構成を示す全体斜視図である。図2は真空チャンバ1の分解斜視図である。図3は、真空チャンバ1の製造方法を説明する斜視図である。
本実施形態の真空チャンバ1は、X軸方向に幅方向、Y軸方向に長さ方向、Z軸方向に高さ方向を有している。真空チャンバ1は、第1のチャンバ本体10と、第2のチャンバ本体20と、シール部材71と、チャンバプレート50とを備える。
第1のチャンバ本体10と第2のチャンバ本体20は、長さ方向に沿って対向しており、相互に接合されることによって、真空チャンバ1の本体を構成する。各チャンバ本体10、20は、ステンレス鋼やアルミニウム合金などの金属材料で形成されており、プレス成形や溶接などの加工工程を経て、内部に空間部S1及びS2を有する多面体形状に形成されている。本実施形態では、チャンバ本体10、20はそれぞれ、2つの端部が開口する6面体形状に形成されている。
第1及び第2のチャンバ本体10及び20は、Y軸方向に開口する開口端部11及び21(第1の開口端部)をそれぞれ有する。開口端部11は、第1のチャンバ本体10の4側面のうち1つの側面を形成する。開口端部21は、第2のチャンバ本体20の4側面のうち1つの側面を形成する。第1のチャンバ本体10及び第2のチャンバ本体20は、各々の開口端部11及び21を相互に接合することで、一体化される。
開口端部11及び21は、外方へ突出するフランジ部11F及び21Fをそれぞれ有している。チャンバ本体10、20は、各フランジ部11F及び21Fが相互に接合されることによって一体化される。各フランジ部11F、21Fは、複数のネジ孔h11及びh21を有しており、各ネジ孔h11及びh21は、接合時に相互に整列する位置に形成されている。ネジ孔h11及びh21にボルト部材B1が螺着されることで、双方のフランジ部11F、21Fが互いに接合される。これにより、開口端部11及び21の周囲に、第1及び第2のチャンバ本体10、20の接合部J1(第1の接合部)が形成される。
接合部J1の外周部には、シール部材71の第1のシール部71aを収容するための溝T1が形成されている。各フランジ部11F、21Fの接合面の外周縁部には切欠き状の溝部t1がそれぞれ形成されており、第1及び第2のチャンバ本体10、20が接合されることで、接合部J1の周囲に溝T1が構成される。溝部t1は、ネジ孔h11及びh21の形成位置よりも外周側にそれぞれ形成されている。
第1及び第2のチャンバ本体10及び20は、Z軸方向に開口する開口端部12及び22(第2の開口端部)をそれぞれ有する。開口端部12は、第1のチャンバ本体10の上面を形成する。開口端部22は、第2のチャンバ本体20の上面を形成する。開口端部12及び22は、第1のチャンバ本体10と第2のチャンバ本体20とが接合された時に互いに連続する1つの開口端部を形成する。チャンバプレート50は、開口端部12、22を被覆するように、チャンバ本体10及び20に接合される。これにより、第1及び第2のチャンバ本体10、20とチャンバプレート50との間に接合部J0が形成される。
開口端部12及び22の周囲には、複数のネジ孔h12及びh22がそれぞれ形成されている。これらネジ孔h12及びh22の内周側には、シール部材71の第2のシール部71bを収容するための溝T12及びT22がそれぞれ形成されている。溝T12及びT22は、チャンバ本体10、20が接合されることで相互に連続し、ひとつの環状溝を形成する。
第1のチャンバ本体10は、開口端部11と対向する側壁面に開口部19を有している。第2のチャンバ本体20も同様に、開口端部21と対向する側壁面に開口部29を有している。これらの開口部19、29は、真空チャンバ1の内部と外部との間で、半導体ウェーハやガラス基板などの被処理基板を搬送するための通路を形成する。開口部19、29の周囲には、当該真空チャンバ1を真空搬送室や真空処理室などの他の真空チャンバ、あるいは、ゲートバルブなどの真空部品と接続するための複数のネジ孔h13及びh23がそれぞれ形成されている。これらの開口部19、29は、必要に応じて一方が省略されてもよい。あるいは、一方の開口部が使用されないときは、蓋体で密閉されてもよい。
チャンバプレート50は、ステンレス鋼やアルミニウム合金等の金属材料で形成された平板形状を有する。チャンバプレート50は、相互に接合されたチャンバ本体10及び20の上面とほぼ同一の大きさの長方形状を有している。チャンバプレート50の周囲には、チャンバ本体10、20との接合時に、開口端部12、22の各ネジ孔h12及びh22と相互に連続する複数のネジ孔h50が形成されている。
シール部材71は、真空シールとして使用される種々の弾性材料で形成され、第1のシール部71aと第2のシール部71bとを有する。第1のシール部71a及び第2のシール部71bの断面形状は特に限定されず、円形でもよいし、四角形でもよい。本実施の形態において、第1のシール部71aと第2のシール部71bは一体構造を有しているが、それぞれ別部材で構成されていてもよい。
第1のシール部71aはXZ平面に平行な面内に環状に形成されている。第1のシール部71aは、第1及び第2のチャンバ本体10、20の接合後、接合部J1の周囲の溝T1に装着されることで、接合部J1を密封する。第2のシール部71bは、XY平面に平行な面内に環状に形成されている。第2のシール部71bは、第1及び第2のチャンバ本体10、20の接合後、溝T12及びT22にそれぞれ装着されることで、接合部J0を密封する。
本実施形態の真空チャンバ1は、接合部J1に装着されたシール部材71(第1のシール部71a)を接合部J1に固定するための固定部材6を備える。固定部材6は、ボルト部材B3を用いて接合部J1に形成された溝T1を挟むように取り付けられることで、第1のシール部71aを溝T1に保持する。h14及びh24は、ボルト部材B3と螺合するネジ孔である。本実施形態において、固定部材6は、複数の長方形状の板片で構成されており、接合部J1の外周部に沿って等間隔に配置される。これに限らず、固定部材6は、接合部J1の各辺の長さに対応した長尺の板片で構成されてもよい。
次に、以上のように構成される本実施形態の真空チャンバ1の製造方法について説明する。
最初に、第1のチャンバ本体10と第2のチャンバ本体20とを接合する。この工程では、チャンバ本体10及び20の各々の第1の開口端部11、21をそれぞれ対向させて、双方のフランジ部11F及び21Fを重ね合わせる。そして、互いに整列したネジ孔h11とh21にボルト部材B1を挿通することで、双方のフランジ部11F及び21Fが相互に接合させる。これにより、接合部J1が形成される。ボルト部材B1はネジ孔h11及びh21に螺合させる構成に限られず、ナット部材を用いてフランジ部11F及び21Fを挟み込むようにしてもよい。
本実施形態においては、シール部材を介在させずにフランジ部11Fとフランジ部21Fとの間を接合するようにしているため、フランジ部11F及び21Fの相互間の摺動抵抗が低下して接合位置の微調整が容易となる。これにより、ボルト部材B1の組み付けが容易となるので、作業性の向上を図ることができる。
次に、シール部材71の第1のシール部71aを弾性変形させて、接合部J1の外周部に形成された溝T1に装着する。溝T1は、接合部J1の形成と同時に形成される。したがって、接合部J1が適正に形成されることで、溝T1も適正に形成される。これにより、第1のシール部71aを上記溝T1に装着するだけで、接合部J1の適正な密封作用を得ることが可能となる。
ここで、ボルト部材B1は、第1のシール部71aの装着位置よりも真空チャンバ1の内方側に配置されるため、ボルト部材B1とネジ孔h11、h21との間に所定のシール性が得られない場合がある。この場合、上記シール性を確保するため、ボルト部材B1のネジ部にシールテープを巻き付ける、あるいは、ボルト部材B1(及びナット部材)にシールリングを装着させる等の方法を採用することができる。上記シールテープ及びシールリングは、ボルト部材とチャンバ本体との間の気密性を保持するシール部を構成する。
一方、シール部材71の第2のシール部71bは、チャンバ本体10及び20の第2の開口端部12及び22に形成された溝T12及びT22に装着される。溝T12及びT22への第2のシール部71bの装着作業は、接合部J1の溝T1に対する第1のシール部71aの装着作業の前あるいは後、あるいは同時でもよい。
続いて、ボルト部材B2を用いて、チャンバ本体10、20の開口端部12、22にチャンバプレート50を接合する。これにより、接合部J0が形成される。第2のシール部71bは、チャンバプレート50とチャンバ本体10、20との間に挟み込まれることで、接合部J0のシール性が確保される。
最後に、接合部J1の周囲に、ボルト部材B3を用いて固定部材6を取り付ける。これにより、接合部J1に対する第1のシール部71aの位置ズレが防止され、接合部J1のシール性が確保される。
以上のようにして、空間部Sを内部に有する真空チャンバ1が製造される。
本実施形態においては、真空チャンバ1が第1のチャンバ本体10と第2のチャンバ本体20とチャンバプレート50の3つに分割して構成されている。このため、チャンバサイズが大型化しても、加工設備の大型化による製作コストの上昇を回避でき、設置作業性の低下や輸送上の問題も解消できる。これにより、基板サイズの大型化に十分に対応することができる大型の真空チャンバを提供することができる。
また、本実施形態によれば、従来の分割式真空チャンバに比べて、種々の有利な点を有する。図4に比較例として従来の分割構造の真空チャンバ1000の構成を示す。
比較例に係る真空チャンバ1000は、第1のチャンバ本体100と、第2のチャンバ本体200と、チャンバプレート500と、シール部材15とを備える。第1のチャンバ本体100と第2のチャンバ本体200はY軸方向に分割されており、それぞれY軸方向に開口する第1の開口端部111及び121を有している。第1及び第2のチャンバ本体100、200は、それぞれの開口端部111、121を相互に対向させ、フランジ部111F及び121Fを複数本のボルト部材で締結することで接合される。シール部材15は、第1のシール部15aと第2のシール部15bとの一体構造を有する。第1のシール部15aは、第1のチャンバ本体100とチャンバ本体200との接合時に、一方のフランジ部111Fと他方のフランジ部121Fとの間に装着される。フランジ部111F、121Fの各々の接合面には、第1のシール部15aを収容するための溝V1がそれぞれ形成されている。チャンバプレート500は、Z軸方向に開口する第2の開口端部112、122を被覆するように、チャンバ本体100及び200の各々の上面に複数本のボルト部材を用いて接合される。このとき、シール部材15の第2のシール部15bは、開口端部112、122の接合面に形成された溝V21、V22に装着される。
上記構成の比較例に係る真空チャンバ1000においては、チャンバ本体100、200を相互に接合するに際して、第1のシール部15aを各フランジ部111F、121Fの間に適正に位置させる必要がある。すなわち、各フランジ部111F、121Fの接合面には、シール部15aを位置決めするための溝V1が形成されているため、チャンバ本体100,200の組み付け時に、溝V1にシール部15aをはめ込んだ状態でボルトを締め付ける必要がある。
しかしながら、双方のフランジ部111F、121Fを重ね合わせると、シール部15aの装着位置を目視にて確認し難いため、シール部15aを適正に装着するための作業に熟練度を要する。また、シール部15aが双方のフランジ部111F、121Fの間に介在することで、チャンバ本体100、200の位置の微調整を行い難く、これが原因で組み付け作業性が低下するという不都合もある。
これに対して、本実施形態の真空チャンバ1においては、チャンバ本体10、20が相互に接合された後、その接合部J1の周囲にシール部71aが装着される。したがって、チャンバ本体10、20の接合時における接合位置の微調整作業が容易となる。
また、本実施形態によれば、接合部J1の形成後にシール部71aを装着するため、シール部71aの装着作業性を飛躍的に向上させることが可能となる。
さらに、上述のように接合部J1が適正に形成されることによって、接合部J1の外周側に形成される溝T1の精度が向上する。これにより、シール部71aの装着精度が向上し、接合部J1の適正なシール性を確保することが可能となる。
一方、以上の実施形態では、チャンバ本体10、20の各々のフランジ部11F、21Fをボルト部材B1で締結することで接合部J1を形成した。これにより、チャンバ本体10、20及びチャンバプレート50を着脱自在に構成でき、真空チャンバ1の分解作業が容易となる。勿論、この構成に限られず、例えば、双方のフランジ部11F、21Fを溶接によって接合してもよい。あるいは、双方のフランジ部11F、21Fをクランプ具や各種接着剤、接着テープなどを単独あるいは適宜組み合わせて使用することで接合部J1を形成するようにしてもよい。さらに、フランジ部11F、21Fを形成することなく、チャンバ本体10、20の開口端部11、21を直接接合してもよい。
接合部J1を形成する接合具は、最終製品として残存する例に限られない。例えば、フランジ部11F及び21Fの接合に適当な接合治具を用い、シール部71aの装着後、上記接合治具を取り外して別の接合手段(ボルト等の接合具、あるいは接合材)によって両フランジ部を接合することも可能である。
さらに、接合部J1の外周面に形成されるシール部装着用の溝T1は、上述のように、接合部J1の形成と同時に形成される例に限られない。例えば、接合部J1の形成後、その外周部にシール部71aの装着溝を形成したり、シール部71aが装着されるシート面を別途設けたりしてもよい。
上述した各種構成例は、以下の他の実施形態においても同様に適用することが可能である。
(第2の実施形態)
図5は本発明の第2の実施形態による真空チャンバ2の構成を示す分解斜視図である。なお、図において上述の第1の実施形態と対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施形態の真空チャンバ2は、第1のチャンバ本体10と、第2のチャンバ本体20と、シール部材72と、第1のチャンバプレート51と、第2のチャンバプレート52とを備える。
第1のチャンバ本体10は、Y軸方向に開口する開口端部11(第1の開口端部)と、Z軸方向に開口する2つの開口端部12及び13(第2の開口端部)とを有する。同様に、第2のチャンバ本体20は、Y軸方向に開口する開口端部21(第1の開口端部)と、Z軸方向に開口する2つの開口端部22及び23(第2の開口端部)とを有する。第1のチャンバ本体10と第2のチャンバ本体20とは、シール部材72の第1のシール部72aを介して相互に接合される。第1及び第2のチャンバ本体10、20と第1のチャンバプレート51とは、シール部材72の第2のシール部72bを介して相互に接合される。そして、第1及び第2のチャンバ本体10、20と第2のチャンバプレート52とは、シール部材72の第3のシール部72cを介して相互に接合される。
第1及び第2のチャンバ本体10、20の各々の開口端部11、21はX軸方向に突出するフランジ部11F、21Fをそれぞれ有し、これらフランジ部11F、21Fを複数本のボルト部材を介して締結することで、第1及び第2のチャンバ本体10、20が接合される。フランジ部11F、21Fは、チャンバ本体10、20の接合部J1(第1の接合部)を形成する。各フランジ部11F、21Fの接合面の周縁部には、接合部J1の形成時にシール部72aを収容する溝を形成するための溝部t1がそれぞれ形成されている。
第1及び第2のチャンバ本体10、20の各々の開口端部12、22には、第2のシール部72bを収容するための溝T12、T22がそれぞれ形成されている。これらの溝T12、T22は、チャンバ本体10、20の接合時に合体して1つの環状の溝を形成する。同様に、第1及び第2のチャンバ本体10、20の各々の開口端部13、23には、第3のシール部72cを収容するための溝がそれぞれ形成されており、これらの溝は、チャンバ本体10、20の接合時に合体して1つの環状の溝を形成する。
シール部材72は、第1のシール部72aと、第2のシール部72bと、第3のシール部72cとを有し、それぞれ一体的に形成されている。第1のシール部72aは、環状の第2及び第3のシール部72b、72cを相互に連結するように形成されている。
第1のチャンバプレート51は、開口端部12、22を覆うように、第2のシール部72bを介して、チャンバ本体10、20の上面に複数本のボルト部材を用いて接合される。第2のチャンバプレート52は、開口端部13、23を覆うように、第3のシール部72cを介して、チャンバ本体10、20の下面に複数本のボルト部材を用いて接合される。
本実施形態の真空チャンバ2は、上述の第1の実施形態と同様に、第1及び第2のチャンバ本体10、20を相互に接合した後、その接合部J1の周囲にシール部72aが装着される。シール部72aの装着の際、第2のシール部72bは、開口端部12、22の溝T12、T22に装着され、第3のシール部72cは、開口端部13、23の上記溝に装着される。その後、第1及び第2のチャンバプレート51、52が、チャンバ本体10、20にそれぞれ接合される。また、固定部材6が接合部J1に接合されることで、第1のシール部72aが接合部J1に保持される。
以上のようにして、本実施形態の真空チャンバ2が製造される。本実施形態によっても上述の第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
図6は本発明の第3の実施形態による真空チャンバ3の構成を示す分解斜視図である。なお、図において上述の第1の実施形態と対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施形態の真空チャンバ3は、第1のチャンバ本体10と、第2のチャンバ本体20と、第3のチャンバ本体30と、第4のチャンバ本体40と、シール部材73と、チャンバプレート50とを備える。
第1及び第4のチャンバ本体10、40は、Y軸方向に開口する開口端部11、41(第1の開口端部)と、Z軸方向に開口する開口端部12、42(第2の開口端部)とを有する。第2及び第3のチャンバ本体20、30は、Y軸方向に開口する開口端部21、31(第1の開口端部)と、Z軸方向に開口する開口端部22、32(第2の開口端部)と、開口端部21、31と対向する開口端部24、34(第3の開口端部)とを有する。
第1のチャンバ本体10と第2のチャンバ本体20とは、シール部材73の第1のシール部73aを介して相互に接合される。第2のチャンバ本体20と第3のチャンバ本体30とは、シール部材73の第2のシール部73bを介して相互に接合される。第3のチャンバ本体30と第4のチャンバ本体40とは、シール部材73の第3のシール部73cを介して相互に接合される。そして、第1〜第4のチャンバ本体10〜40とチャンバプレート51とは、シール部材73の第4のシール部73dを介して相互に接合される。
第1及び第2のチャンバ本体10、20の各々の開口端部11、21はフランジ部11F、21Fをそれぞれ有し、これらフランジ部11F、21Fを複数本のボルト部材を介して締結することで、第1及び第2のチャンバ本体10、20が接合される。フランジ部11F、21Fは、チャンバ本体10、20の接合部J1(第1の接合部)を形成する。各フランジ部11F、21Fの接合面の周縁部には、接合部J1の形成時に第1のシール部73aを収容する溝を形成するための溝部t1がそれぞれ形成されている。
第2及び第3のチャンバ本体20、30の各々の開口端部24、31はフランジ部24F、31Fをそれぞれ有し、これらフランジ部24F、31Fを複数本のボルト部材を介して締結することで、第2及び第3のチャンバ本体20、30が接合される。フランジ部24F、31Fは、チャンバ本体20、30の接合部J2(第2の接合部)を形成する。各フランジ部24F、31Fの接合面の周縁部には、接合部J2の形成時に第2のシール部73bを収容する溝を形成するための溝部t2がそれぞれ形成されている。
第3及び第4のチャンバ本体30、40の各々の開口端部34、41はフランジ部34F、41Fをそれぞれ有し、これらフランジ部34F、41Fを複数本のボルト部材を介して締結することで、第3及び第4のチャンバ本体30、40が接合される。フランジ部34F、41Fは、チャンバ本体30、40の接合部J3(第3の接合部)を形成する。各フランジ部34F、41Fの接合面の周縁部には、接合部J3の形成時に第3のシール部73cを収容する溝を形成するための溝部t3がそれぞれ形成されている。
第1〜第4のチャンバ本体10〜40の各々の開口端部12、22、32、42には、第4のシール部73dを収容するための溝T12、T22、T32、T42がそれぞれ形成されている。これらの溝T12、T22、T32、T42は、チャンバ本体10〜40の接合時に合体して1つの環状の溝を形成する。
シール部材73は、第1のシール部73aと、第2のシール部73bと、第3のシール部73cと、第4のシール部73dとを有し、それぞれ一体的に形成されている。第1〜第3のシール部73a〜73cは、環状の第4のシール部73dに連結するように形成されている。
チャンバプレート50は、開口端部12、22、32、42を覆うように、第4のシール部73dを介して、チャンバ本体10〜40の上面に複数本のボルト部材を用いて接合される。
本実施形態の真空チャンバ3は、第1〜第4のチャンバ本体10〜40をそれぞれ接合した後、その接合部J1〜J3の周囲にシール部73a〜73cが装着される。シール部3a〜73cの装着の際、第4のシール部73dは、開口端部12、22、32、42の溝T12、T22、T32、T42に装着される。その後、チャンバプレート50が、チャンバ本体10〜40にそれぞれ接合される。また、固定部材6が接合部J1〜J4にそれぞれ接合されることで、第1のシール部73aが接合部J1〜J4に保持される。
以上のようにして、本実施形態の真空チャンバ3が製造される。本実施形態のように、チャンバ本体部が3以上の複数に分割される場合においても、上述の第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第4の実施形態)
図7は本発明の第4の実施形態による真空チャンバ4の構成を示す分解斜視図である。なお、図において上述の第2の実施形態と対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
上述の各実施形態の真空チャンバ1〜3は、そのチャンバ本体がX軸方向に分割されているのに対して、本実施形態の真空チャンバ4は、そのチャンバ本体がX軸方向及びY軸方向に分割されている。すなわち、本実施形態の真空チャンバ4は、第1のチャンバ本体10Aと、第2のチャンバ本体10Bと、第3のチャンバ本体20Aと、第4のチャンバ本体20Bと、シール部材74と、第1のチャンバプレート51と、第2のチャンバプレート52とを備える。
第1及び第2のチャンバ本体10A、20Aは、X軸方向に接合されるフランジ部19AF、19BFをそれぞれ有する。これらフランジ部19AF、19BFが複数本のボルト部材によって相互に接合されることによって、接合部J4を有する第1のチャンバ本体ユニット110が構成される。フランジ部19AF、19BFの接合面の周縁部には、シール部材74のシール部d1、d2を収容する溝部t4がそれぞれ形成されている。また、第1のチャンバ本体10Aと第2のチャンバ本体10Bとが相互に接合されることにより、第1のチャンバ本体ユニット110の一側面に開口部19が形成される。第1及び第2のチャンバ本体10A、10Bは、開口部19の周囲に沿って、シール部材74のシール部74dが収容される溝T19A、T19Bをそれぞれ有する。
第3及び第4のチャンバ本体20A、20Bは、X軸方向に接合されるフランジ部29AF、29BFをそれぞれ有する。これらフランジ部29AF、29BFが複数本のボルト部材によって相互に接合されることによって、接合部J5を有する第2のチャンバ本体ユニット120が構成される。フランジ部29AF、29BFの接合面の周縁部には、シール部材74のシール部e1、e2を収容する溝部t5がそれぞれ形成されている。また、第3のチャンバ本体20Aと第4のチャンバ本体20Bとが相互に接合されることにより、第2のチャンバ本体ユニット120の一側面に開口部29が形成される。第3及び第4のチャンバ本体20A、20Bは、開口部29の周囲に沿って、シール部材74のシール部74eが収容される溝(図示略)をそれぞれ有する。
第1のチャンバ本体ユニット110は、Y軸方向に開口する開口端部11(第1の開口端部)と、Z軸方向に開口する2つの開口端部12及び13(第2の開口端部)とを有する。同様に、第2のチャンバ本体ユニット120は、Y軸方向に開口する開口端部21(第1の開口端部)と、Z軸方向に開口する2つの開口端部22及び23(第2の開口端部)とを有する。第1のチャンバ本体ユニット110と第2のチャンバ本体ユニット120とは、シール部材74のシール部74aを介して相互に接合される。第1及び第2のチャンバ本体ユニット110、120と第1のチャンバプレート51とは、シール部材74のシール部74bを介して相互に接合される。そして、第1及び第2のチャンバ本体ユニット110、120と第2のチャンバプレート52とは、シール部材74のシール部74cを介して相互に接合される。
第1及び第2のチャンバ本体ユニット110、120の各々の開口端部11、21はX軸方向に突出するフランジ部11AF、11BF、21AF、21BFをそれぞれ有し、これらフランジ部を複数本のボルト部材を介して締結することで、第1及び第2のチャンバ本体ユニット110、120が接合される。フランジ部11AF、11BF、21AF、21BFは、チャンバ本体ユニット110、120の接合部J1(第1の接合部)を形成する。各フランジ部の接合面の周縁部には、接合部J1の形成時にシール部74aを収容する溝を形成するための溝部t1がそれぞれ形成されている。
第1及び第2のチャンバ本体ユニット110、120の各々の開口端部12、22には、シール部74bを収容するための溝T12A、T12B、T22A、T22Bがそれぞれ形成されている。これらの溝は、チャンバ本体ユニット110、120の接合時に合体して1つの環状の溝を形成する。同様に、第1及び第2のチャンバ本体ユニット110、120の各々の開口端部13、23には、シール部74cを収容するための溝がそれぞれ形成されており、これらの溝は、チャンバ本体ユニット110、120の接合時に合体して1つの環状の溝を形成する。
シール部材74は、第1のシール部74aと、第2のシール部74bと、第3のシール部74cと、第4のシール部d1、d2と、第5のシール部e1、e2と、第6のシール部74dと、第7のシール部74eとを有し、それぞれ一体的に形成されている。第1のシール部74aは、環状の第2及び第3のシール部74b、74cを相互に連結するように形成されている。第4のシール部d1、d2は、第2及び第3のシール部74b、74cに対して環状の第6のシール部74dを連結するように形成されている。第5のシール部74e1、74e2は、第2及び第3のシール部74b、74cに対して環状の第7のシール部74eを連結するように形成されている。
第1のチャンバプレート51は、開口端部12、22を覆うように、シール部74bを介して、チャンバ本体ユニット110、120の上面に複数本のボルト部材を用いて接合される。第2のチャンバプレート52は、開口端部13、23を覆うように、シール部74cを介して、チャンバ本体ユニット110、120の下面に複数本のボルト部材を用いて接合される。
本実施形態においては、第1及び第2のチャンバ本体ユニット110、120がそれぞれ組み立てられた後、第1及び第2のチャンバ本体ユニット110、120が相互に接合される。第1及び第2のチャンバ本体ユニット110、120を接合した後、接合部J1の周囲にシール部74aが装着される。シール部d1、d2は接合部J4の周囲の溝部t4に装着され、シール部e1、e2は接合部J5の周囲の溝部t5に装着される。シール部74bは、開口端部12、22の溝T12A、T12B、T22A、T22Bに装着され、シール部74cは、開口端部13、23の上記溝に装着される。その後、第1及び第2のチャンバプレート51、52が、チャンバ本体ユニット110、120にそれぞれ接合される。一方、シール部74dは、開口部19の周囲の溝T19A、T19Bに装着され、シール部74eは、開口部29の周囲の溝に装着される。そして、固定部材6が接合部J1に接合されることで、シール部74aが接合部J1に保持される。
以上のようにして、本実施形態の真空チャンバ4が製造される。本実施形態のように、チャンバ本体部が4以上の複数に分割される場合においても、上述の第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることはなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
例えば、以上の各実施形態では、真空チャンバに本発明が適用された例を説明したが、これに限られず、内圧が外圧よりも高い圧力に維持される圧力チャンバ(陽圧チャンバ)にも本発明は適用可能である。
また、以上の実施の形態では、チャンバ本体が概略6面体形状で形成されたが、これに代えて、8面体形状などの他の多面体形状で形成されてもよい。また、ひとつの接合部に2つのチャンバ本体が接合される例に限られず、3以上のチャンバ本体の開口端部でひとつの接合部が形成されるようにしてもよい。
さらに、以上の実施形態では、シール部材をチャンバ本体の接合部の外周部に装着したが、当該シール部材を接合部の内周部に装着してもよい。この構成は、陽圧チャンバに本発明を適用する場合に有利である。
1、2、3、4…真空チャンバ
6…固定部材
10、10A、10B、20、20A、20B、30、40…チャンバ本体
11、21、31、41…開口端部(第1の開口端部)
12、13、22、23、32、42…開口端部(第2の開口端部)
24、34…開口端部(第3の開口端部)
50、51、52…チャンバプレート
110、120…チャンバ本体ユニット
71、72、73、74…シール部材
J1、J2、J3、J4、J5…接合部
T1、T21、T22、T32、T42…溝

Claims (10)

  1. 第1の開口端部と第2の開口端部とを有する多面体形状の第1のチャンバ本体と、
    第1の開口端部と第2の開口端部とを有し、当該第1の開口端部と前記第1のチャンバ本体の前記第1の開口端部との接合時に、当該第2の開口端部が前記第1のチャンバ本体の前記第2の開口端部と結合することで連続する1つの開口部を形成する第2のチャンバ本体と、
    前記第1及び第2のチャンバ本体各々の前記第1の開口端部を相互に接合することで第1の接合部を形成する第1の接合手段と、
    前記第1及び第2のチャンバ本体各々の前記第2の開口端部を共通に被覆するチャンバプレートと、
    前記第1の接合部の周囲に装着される第1のシール部と、各々の前記第2の開口端部と前記チャンバプレートとの間に装着される第2のシール部とを有し、前記第1及び第2のチャンバ本体の内部を密封する第1のシール部材と
    を具備するチャンバ。
  2. 請求項1に記載のチャンバであって、
    前記第1の接合部は、
    前記第1のチャンバ本体の前記第1の開口端部に形成された第1の接合面と、
    前記第2のチャンバ本体の前記第1の開口端部に形成され前記第1の接合面と対向する第2の接合面とを有し、
    前記第1の接合手段は、前記第1の接合面及び前記第2の接合面を貫通し、前記第1の接合面及び第2の接合面を相互に接合させる複数の締結具である
    チャンバ。
  3. 請求項2に記載のチャンバであって、
    前記第1のシール部材は、前記締結具の貫通位置よりも外周側の、前記第1の接合部の周囲に装着される
    チャンバ。
  4. 請求項3に記載のチャンバであって、
    前記締結具は、前記第1のチャンバ本体及び前記第2のチャンバ本体に対する気密性を保持するシール部を有する
    チャンバ。
  5. 請求項1に記載のチャンバであって、
    前記第1の接合部は、その周囲に、前記第1のシール部材を収容するための溝を有する
    チャンバ。
  6. 請求項5に記載のチャンバであって、
    前記溝は、前記第1及び第2のチャンバ本体を接合することで前記第1の接合部の周囲に形成される溝部である
    チャンバ。
  7. 請求項1に記載のチャンバであって、
    前記第1のシール部材を前記第1の接合部の周囲に固定する固定部材をさらに具備する
    チャンバ。
  8. 請求項に記載のチャンバであって、
    前記第2のチャンバ本体は、前記第1の開口端部と対向する第3の開口端部をさらに有し、
    前記チャンバは、
    第1の開口端部有する多面体形状の第3のチャンバ本体と、
    前記第2のチャンバ本体の前記第3の開口端部と、前記第3のチャンバ本体の前記第1の開口端部とを相互に接合することで第2の接合部を形成する第2の接合手段と、
    前記第2の接合部の周囲に装着される第2のシール部材とをさらに具備する
    チャンバ。
  9. 請求項に記載のチャンバであって、
    前記第3のチャンバ本体は、前記第2の接合手段による接合時に前記第2のチャンバ本体の前記第2の開口端部と連続する第2の開口端部をさらに有し、
    前記チャンバプレートは、前記第1、第2及び第3のチャンバ本体の各々の前記第2の開口端部を共通に被覆する
    チャンバ。
  10. 請求項に記載のチャンバであって、
    前記第1のシール部材と前記第2のシール部材とは共通のシール部材からなり、
    前記共通のシール部材は、
    前記第1の接合部の周囲に装着される第1のシール部と、
    前記第2の接合部の周囲に装着される第2のシール部と、
    前記各第2の開口端部と前記チャンバプレートとの間に装着される第3のシール部とを有する
    チャンバ。
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