JP5551346B2 - チャンバ及び処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、フラットパネルディスプレイ用基板(以下FPD用基板という)等の大型の被処理体に処理を行う処理チャンバ(処理室)などのチャンバ、及び処理装置に関する。
FPD生産工場において使用される装置として、真空あるいは減圧雰囲気下にてFPD用基板に各種の処理を施す処理装置があり、例えば、被処理体であるFPD用基板にプラズマを利用して、エッチング等の処理を施すプラズマ処理装置が知られている。
プラズマ処理装置は、例えば、特許文献1に記載されるように、被処理体にプラズマ処理を施す処理チャンバ(処理室)、被処理体を搬送する搬送機構を備えた搬送チャンバ(搬送室)、ロードロックチャンバ(ロードロック室)などの各種チャンバを備えている。処理チャンバ内には、互いに対向する上部電極と、被処理体を載置する載置台を兼ねた下部電極が配設されている。上部電極と下部電極との間には高周波が印加され、上部電極と下部電極との間の処理空間にプラズマを発生させる。
ところで、被処理体、特に、FPD用基板は年々大型化が進み、現在ではおおよそ2000mm〜2400mm四方の大きさのものが実際のFPD製造で使われている。FPD用基板のサイズは今後も大型化が進み、やがては、約3000mm四方、あるいはそれを超える。FPD用基板の大型化は、一枚の基板から得られるFPDパネルの数を増やすことができるため、コストダウンが図れる等のメリットがある。
なお、チャンバを設置した後においても、ユーザーの要望等によってチャンバの形状や大きさを簡易に変更できるチャンバが、特許文献2に記載されている。
特開2007−67218号公報 特開2004−335743号公報
FPD用基板の大型化は、FPD用基板に処理を行う処理チャンバなどのチャンバ自体の大型化を招き、処理装置全体の大型化を伴う。通常、FPD用基板の処理装置は、処理装置をチャンバ毎に分けて、処理装置製造工場からFPD生産工場へと輸送される。しかし、チャンバ自体が大きくなると、やがてはチャンバ自体が輸送サイズの限界を超えるため、処理装置を、その製造工場からFPD生産工場へと輸送することが困難になる。
この発明は、輸送サイズの限界を超えても輸送することが可能なチャンバ、及びそのチャンバを用いた処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明の第1の態様に係るチャンバは、少なくとも一つの側面を開放した直方体状の本体と、前記本体の開放された側面に着脱自在に取り付けられた、前記本体とともにチャンバを構成する側板と、を具備し、前記側板は前記側面に、脱着可能な固定部材により着脱自在に取り付けられ、かつ、前記本体にヒンジを介して全体的に開閉自在に取り付けられ、前記本体の幅、高さ、奥行きがそれぞれ輸送サイズの限界以内に収まり、前記側板が取り付けられた本体の、側板取り付け方向に沿った幅が、輸送サイズの限界を超える
この発明の第の態様に係る処理装置は、上記第1の態様に係るチャンバを、被処理体に処理を行う処理室に使用する。
この発明によれば、輸送サイズの限界を超えても輸送することが可能なチャンバ、及びそのチャンバを用いた処理装置を提供できる。
以下、この発明の実施形態を、図面を参照して説明する。参照する図面全てにわたり、同一の部分については同一の参照符号を付す。
(第1の実施形態)
図1Aはこの発明の第1の実施形態に係るチャンバを処理チャンバに適応させた一例を示す斜視図、図1Bは図1Aに示す処理チャンバの分解斜視図である。
図1A及び図1Bに示すように、処理チャンバ1aは、少なくとも一つの側面を開放した直方体状の本体2と、この本体2の開放された側面に着脱自在に取り付けられた側板3a、3bとを具備する。
本体2は、例えば、アルミニウム製である。本例では、4つの側面2a乃至2dのうち、側面2aが、被処理体、本例ではFPD用基板を搬入出するための搬入出口(ゲートバルブ開口)4が形成された第1の側壁5となっている。さらに、本例では、側面2aに隣接する二つの側面2b、2cが開放され、側面2aに相対する一つの側面2dが第2の側壁6となっている。本体2の上部は電極等が取り付けられる開口7が形成された天板8となっており、下部は載置台等へ配線等を挿通させる開口や排気口(図1A及び図1Bでは図示せず)が形成された底板10となっている。つまり、処理チャンバ1aは、第1の側壁5、第2の側壁6、天板8、及び底板10により構成された角筒形状の本体2と、その角筒の開放された両端部を塞ぐ側板3a、3bにより構成されている。
側板3a、3bは、本例では、側面2b、2cに封止部材11、例えば、Oリング等を介して、脱着可能な固定部材12、例えば、ボルト等を用いて着脱自在に取り付けられている。
本体2の幅w、高さh、奥行きlは、本例ではそれぞれ輸送サイズの限界以内に収まるが、本体2に側板3が取り付けられた状態では、側板取り付け方向に沿った幅w1が、輸送サイズの限界を超える。
このような大きさの処理チャンバ1aは、従来のように、アルミニウム製の板材を溶接により接合し、箱型形状に機械加工を行って製作した場合には輸送が不可能である。
しかしながら、第1の実施形態に係る処理チャンバ1aは、本体2と側板3a、3bとに分割されている。本体2の各辺の長さは輸送サイズの限界以内に収め、本体2及び側板3a、3bを生産工場、例えば、FPD生産工場に輸送し、生産工場において、側板3a、3bを本体2に取り付ける。これにより、輸送が不可能な大きさの処理チャンバ1aであっても、生産工場に設置することが可能となる。
このように、第1の実施形態によれば、輸送サイズの限界を超えても輸送することが可能な処理チャンバを提供できる。
図2Aは図1Aに示す処理チャンバを概略的に示す断面図である。なお、図2Aに示す断面は、図1A中の2A−2A線に沿う断面に相当する。
図2Aに示す処理チャンバ1aは、容量結合型平行平板プラズマエッチング処理チャンバとして構成されている。ここで、FPDとしては、液晶ディスプレイ(LCD)、エレクトロルミネセンス(Electro Luminescence;EL)ディスプレイ、プラズマディスプレイパネル(PDP)等が例示される。
処理チャンバ1aの底板10上には、被処理体、例えば、FPD用基板Gを載置するための載置台21が設けられている。載置台21は、絶縁部材22を介して処理チャンバ1aの底板10に支持されている。載置台21は、底板10に形成された開口9を介して高周波電力を供給するための給電線23が接続されており、この給電線23には整合器24および高周波電源25が接続されている。高周波電源25からは例えば13.56MHzの高周波電力が載置台21に供給される。これにより、載置台21は下部電極として機能する。
載置台21の天板8の開口7上には上部電極ベース26が取り付けられており、この上部電極ベース26に上部電極として機能するシャワーヘッド27が支持されている。シャワーヘッド27には、ガス供給管28aを介してガス供給源29に接続されている。シャワーヘッド27の、載置台21と対向する面には処理ガスを吐出する図示せぬ複数の吐出孔が形成されている。処理ガス供給源29からプラズマ処理、例えば、プラズマエッチングのための処理ガスは、図示せぬ吐出孔を介して処理チャンバ1aの内部に供給される。シャワーヘッド27は、下部電極として機能する載置台21とともに一対の平行平板電極を構成する。また、開口7のサイズは載置台21のサイズよりも大きい。載置台21は、例えば、開口7より処理チャンバ1aの内部に入れ込むことができる。
側板3a、3bは、本体2の側面2b、2cに着脱自在に取り付けられている。本例では、側板3a、3bが本体2にヒンジ30を介して開閉自在に取り付けられている。
処理チャンバ1aにおいては、例えば、被処理体が、矩形の平面形状を有したFPD用基板Gである。また、矩形のFPD用基板Gはおおよそ3000mm四方、あるいはそれを超える大型のものである。このような大型のFPD用基板Gの最も短い辺の長さはおおよそ3000mm、例えば、2800mm以上である。このような大型のFPD用基板Gを処理する処理チャンバ1aの、例えば、側板3a、3bの取り付け方向の幅w1は、もはや輸送サイズの限界を超えている。
しかしながら、本例では、チャンバ1aの側板3a、3bが、輸送サイズの限界以内に収まっている本体2に着脱自在に接続されている。このため、本体2と側板3a、3bとを分割した状態で、処理チャンバ1aを製造する製造工場からFPDを生産する生産工場まで輸送することができる。輸送された本体2と側板3a、3bとは、生産工場内で取り付けることで、輸送サイズの限界を超えたチャンバ1aを持つ処理チャンバ1aであっても、生産工場に設置することが可能となる。
さらに、本例では、本体2と側板3a、3bとが着脱自在に接続される。本例では、特に、ヒンジ30を介して開閉自在に取り付けられている。
このような処理チャンバ1aによれば、例えば、図2Bに示すように、側板3a、3bの全体が開閉し、チャンバ1aの内部を全体的に外界に露呈させることができる。側板3a、3bが全体的に開閉するチャンバ1aによれば、例えば、もともとチャンバ1aに部分的に開いていた開口7、9を介してでしかチャンバ1aの内部のメンテナンスを行えない装置に比較して、チャンバ1aの内部のメンテナンスを行いやすい、という利点を得ることができる。
(第2の実施形態)
図3Aはこの発明の第2の実施形態に係るチャンバを処理チャンバに適応させた一例を示す斜視図、図3Bは図3Aに示すチャンバの分解斜視図である。
図3A及び図3Bに示すように、第2の実施形態に係るチャンバ1bが、第1の実施形態に係るチャンバ1aと異なるところは、本体2の開放された側面2b、2cと、側板3a、3bとの間に、スペーサ31a、31bを、さらに具備することである。その他は、チャンバ1aとほぼ同様である。
スペーサ31a、31bは、本体2の開放された側面2b、2cに取り付けられ、本例では、本体2の側面2b、2cの開口形状に合致した開口32を持つ。
図4Aは図3A示すチャンバを用いた基板処理装置の一例を示す断面図である。なお、図4Aに示す断面は、図3A中の4A−4A線に沿う断面に相当する。
図4Aに示す処理チャンバ1bは、図2Aに示した処理チャンバ1aと同様に、容量結合型平行平板プラズマエッチング処理チャンバとして構成されている。
処理チャンバ1bが、処理チャンバ1aと異なるところは、チャンバ1bの、本体2の開放された側面2b、2cと、側板3a、3bとの間に、スペーサ31a、31bを、さらに具備すること、FPD用基板Gのサイズが、処理チャンバ1aよりも大きくなっていることである。その他は、処理チャンバ1aとほぼ同様である。
図5A乃至図5Cは、この発明の実施形態に係る処理チャンバ1a、及び1bによる利点の一例を示す水平断面図である。
図5Aは、板材を溶接により接合し、箱型形状に機械加工を行って一体型で製作した処理チャンバ1cを持つ比較例である。FPD用基板G0のサイズが小さい場合、処理チャンバ1cが一体型であっても、処理チャンバ1cの大きさは輸送サイズの限界以内に収まる。
図5Bは、第1の実施形態に係る処理チャンバ1aを持つ実施例である。FPD用基板G1のサイズが大きくなり、処理チャンバ1aを一体型で製作してしまうと、輸送サイズの限界を超える場合には、図5Bに示すように、本体2と、側板3a、3bとを分割型とし、本体2を輸送サイズの限界以内に収める。これにより、上述した通りであるが、輸送サイズの限界を超える処理チャンバ1aであっても輸送することが可能となる。
図5Cは、第2の実施形態に係る処理チャンバ1bを持つ実施例である。FPD用基板G2のサイズが、さらに大きくなった場合には、スペーサ31a、31bを側面2b、2cと、側板3a、3bとの間に介在させ、本体2と側板3a、3bとの間の距離を伸ばす。これにより、さらに、サイズが大きなFPD用基板G2であっても処理でき、かつ、輸送することも可能な処理チャンバ1bを得ることができる。
また、FPD用基板Gの大きさには、たとえ同じ世代であってもFPD製造メーカー毎に微妙なサイズ差がある。このような場合でも、第2の実施形態に係る処理チャンバ1bによれば、スペーサ31a、31bを利用することで処理チャンバ1bの大きさを微調整することができる。処理チャンバ1bの大きさを微調整することで、例えば、ガラス基板Gの縁から側板3a、3bまでの距離をサイズ差の異なるFPD基板Gであっても一定にでき、サイズ差があるFPD基板Gに対しても均一な処理を可能とする処理チャンバ1bが得られる、という利点も得ることができる。
さらに、チャンバ1a、1bは、例えば、図2B、図4Bに示したように、側板3a、3bの全体が開閉する。
このようなチャンバ1a、1bによれば、例えば、図6A及び図6Bに示すように、側板3と底板10とが一体となった本体2を有し、天板8aが上蓋として開閉するチャンバ1cに比較して、下部電極21へアクセスし易く、メンテナンスを行いやすい、という利点を得ることができる。
(第3の実施形態)
図7はこの発明の第3の実施形態に係るチャンバを処理チャンバに適応させた一例を示す分解斜視図、図8はこの発明の第3の実施形態に係るチャンバの他例を示す分解斜視図である。
図7及び図8に示すように、第3の実施形態に係る処理チャンバ1d、1eは、天板8を、さらに分割型としたものである。天板8は、本例では箱形形状になっており、本体2の上面に封止部材11、例えば、Oリング等を介して、着脱自在に上蓋として取り付けられる。図7に示す処理チャンバ1dは第1の実施形態に係る処理チャンバ1aに対して、さらに天板8を分割型としたもので、図8に示す処理チャンバ1eは第2の実施形態に係る処理チャンバ1bに対して、さらに天板8を分割型としたものである。
このように、側板3a、3bを分割型とするばかりでなく、天板8を、さらに分割して、本体2に着脱自在に上蓋として取り付けるようにしても良い。
第3の実施形態によれば、第1、第2の実施形態に比較して、処理チャンバの高さ方向の大きさが、輸送サイズの限界を超える場合にも対応できる、という利点を得ることができる。
また、天板8が着脱自在であることにより、側板3a、3bのみが着脱自在である第1、第2の実施形態に比較して、よりメンテナンスが行い易い、という利点を得ることができる。
なお、特に、図示しないが、天板8ばかりでなく、図1Bや図3Bに示した底板10を、さらに、分割するようにしても良く、分割は天板8及び底板10とも平板部分だけでも良い。
(第4の実施形態)
図9Aはこの発明の第4の実施形態に係るチャンバを処理チャンバに適応させた一例を示す水平断面図、図9Bは図9Aに示す9B−9B線に示す断面図、図9Cは図9Aに示す9C−9C線に示す断面図である。
図9A乃至図9Cに示すように、第4の実施形態に係る処理チャンバ1fは、側板3a、3bにリブ33を取り付け、側板3a、3bの肉厚t1を、第1乃至第3の実施形態に比較して、さらに薄くしたものである。リブ33は、側板3a、3bの補強材として機能できる。このため、本例では、例えば、側板3a、3bの肉厚t1を、本体2の側壁5、6の肉厚t2、t3よりも薄くすることが可能となる。
第4の実施形態に係る処理チャンバ1fによれば、側板3a、3bの肉厚t1を薄くできるので、処理チャンバ1fに必要な材料、例えば、アルミニウムの使用量を軽減でき、処理チャンバ1fにかかるコストを下げることが可能となる、という利点を得ることができる。
もちろん、肉厚t1が薄い側板3a、3bであっても、本体2に着脱自在、本例ではヒンジ30を介して開閉自在に取り付けることができる。このため、良好なメンテナンス性も第1乃至第3の実施形態と同様に得ることができる。
図10Aはこの発明の第4の実施形態に係る処理チャンバの他例を示す水平断面図、図10Bは図10Aに示す10B−10B線に示す断面図、図10Cは図10Aに示す10C−10C線に示す断面図である。
図10A乃至図10Cに示すように、リブ33が取り付けられた側板3a、3bは、スペーサ31a、31b付の処理チャンバ1gにも適用することができる。この場合にも、処理チャンバ1gにかかるコストを下げることができる。かつ、リブ33付側板3a、3bは、スペーサ31a、31bに、例えば、ヒンジ30を介して開閉自在に取り付けることも可能であるので、良好なメンテナンス性も維持することができる。
以上、この発明をいくつかの実施形態により説明したが、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、本発明をFPD用基板の処理チャンバについて示したが、搬送チャンバやロードロックチャンバなどの各種チャンバに適用しても良く、さらには、他の種々の基板に対する処理装置のチャンバに対しても適用可能である。
また、上記実施形態においては、側板3a、3bを一枚の板状の部材としたが、例えば、図11A及び図11Bに示すように、側板3a、3bに、チャンバ1hの内部に向かって窪み34を持つ箱形の部材としても良い。
また、上記実施形態においては、側板3a、3bを底板10側に向かって開閉させるようにしたが、図12に示すように、天板8側に向かって開閉させるようにしても良い。側板3a、3bを天板8側に向かって開閉させるようにした場合には、例えば、メンテナンス等で側板3a、3bを開いた際に、作業者がチャンバ1iにちかづきやすい、という利点を得ることができる。
また、上記実施形態においては、側板3a、3bを本体2の側面2b、2cにヒンジ30を介して開閉自在に取り付けたが、図13に示すように、側板3a、3bの全体を、本体2の側面2b、2cから取り外し可能な状態で、側面2b、2cに取り付けるようにしても良い。このようなチャンバ1jにおいても、側板3a、3bが取り外されるので、メンテナンスの際に、作業者がチャンバ1jにちかづきやすい、という利点が得られる。
また、上記実施形態においては、二つの側面それぞれに、側板3a、3bを着脱自在に取り付けたが、側板は、少なくとも一つの側面に着脱自在に取り付けられれば良い。
また、上記実施形態においては、二つの側面に対して分割構造とする例を示したが、全ての面に対して分割構造としても良い。
さらに、上記実施形態、及び図11乃至図13に示した変形例は、任意に組み合わせて実施することも可能である。
図1Aはこの発明の第1の実施形態に係るチャンバの一例を示す斜視図、図1Bは図1Aに示すチャンバの分解斜視図 図2Aは図1Aに示すチャンバを用いた処理チャンバを概略的に示す断面図、図2Bは側板を開いた状態を示す断面図 図3Aはこの発明の第2の実施形態に係るチャンバの一例を示す斜視図、図3Bは図3Aに示すチャンバの分解斜視図 図4Aは図3Aに示すチャンバを用いた処理チャンバを概略的に示す断面図、図4Bは側板を開いた状態を示す断面図 図5A乃至図5Cは、この発明の実施形態に係るチャンバによる利点の一例を示す水平断面図 図6Aは比較例に係る処理チャンバを示す断面図、図6Bは上蓋を開いた状態を示す断面図 この発明の第3の実施形態に係るチャンバの一例を示す分解斜視図 この発明の第3の実施形態に係るチャンバの他例を示す分解斜視図 図9Aはこの発明の第4の実施形態に係る処理チャンバの一例を示す水平断面図、図9Bは図9Aに示す9B−9B線に示す断面図、図9Cは図9Aに示す9C−9C線に示す断面図 図10Aはこの発明の第4の実施形態に係る処理チャンバの他例を示す水平断面図、図10Bは図10Aに示す10B−10B線に示す断面図、図10Cは図10Aに示す10C−10C線に示す断面図 図11Aはこの発明の実施形態の第1の変形例に係る処理チャンバを概略的に示す断面図、図11Bは側板を開いた状態を示す断面図 この発明の実施形態の第2の変形例に係る処理チャンバを概略的に示す断面図 この発明の実施形態の第3の変形例に係る処理チャンバを概略的に示す断面図
符号の説明
1a乃至1g…チャンバ、2…本体、2a乃至2d…側面、3a、3b…側板、12…固定部材、30…ヒンジ、31…スペーサ、32…開口、33…リブ、34…窪み、G…FPD用基板(被処理体)、w…幅、h…高さ、l…奥行き

Claims (7)

  1. 少なくとも一つの側面を開放した直方体状の本体と、
    前記本体の開放された側面に着脱自在に取り付けられた、前記本体とともにチャンバを構成する側板と、
    を具備し、
    前記側板は前記側面に、脱着可能な固定部材により着脱自在に取り付けられ、かつ、前記本体にヒンジを介して全体的に開閉自在に取り付けられ
    前記本体の幅、高さ、奥行きがそれぞれ輸送サイズの限界以内に収まり、前記側板が取り付けられた本体の、側板取り付け方向に沿った幅が、輸送サイズの限界を超えることを特徴とするチャンバ。
  2. 前記本体は角筒形状を有し、該角筒の端部が前記側面に対応することを特徴とする請求項1に記載のチャンバ。
  3. 前記側板は前記本体内部に向かって窪みを持つ箱形の部材であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のチャンバ。
  4. 前記本体の開放された側面と前記側板の間に前記本体の開口形状に合致した開口を持つスペーサが存在することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のチャンバ。
  5. 前記側板にリブが取り付けられ、前記側板の肉厚が、前記本体の側壁の肉厚よりも薄いことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のチャンバ。
  6. 被処理体の平面形状が矩形であり、前記矩形の最も短い辺の長さが2800mm以上であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のチャンバ。
  7. 前記請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のチャンバを、被処理体に処理を行う処理室に使用したことを特徴とする処理装置。
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