JP4303155B2 - 自動食器洗浄機用洗浄剤組成物 - Google Patents

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本発明は、食器、ガラス、陶磁器、金属、プラスチック等の硬表面の洗浄に適する自動食器洗浄機用洗浄剤組成物に関し、環境安全性、作業安全性に優れるとともに、中性でありながら、アルカリ性洗浄剤と遜色のない優れた洗浄性能と貯蔵安定性を有する自動食器洗浄機用洗浄剤組成物に関する。
従来から、ホテル、レストラン、学校、病院、飲食店、給食会社、会社の食堂等において、使用後の食器を効率よく洗浄するため、自動食器洗浄機が広く用いられている。また、食器に限らず、各種製造工場,加工工場等においても、器具や容器、流通に用いられるプラスチックコンテナ等を洗浄するために自動洗浄機が用いられている。
これらの自動洗浄機に用いられる液体洗浄剤には、強固な油脂汚れを落とすことを目的として、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属塩が、通常、10〜50質量%程度配合されている。
例えば、特開平2−55800号公報(特許文献1参照)には、主成分としての洗浄剤と、補助洗浄成分としての界面活性剤とが分離した形態になっている洗剤およびその洗剤の供給装置が開示されている。このものは、弱アルカリ性で、従来のものに比べて安全性に優れている反面、洗剤が2種以上に分離しているため、各成分が等しい割合で消費されずに不揃いで残るという問題や、専用の洗剤供給装置の作動にトラブルが生じると各成分の混合比が乱れて、均質な洗い上がりが得られない等の問題がある。
また、特開平6−33100号公報(特許文献2参照)には、低泡性非イオン界面活性剤と、洗浄ビルダーと、特定の脂肪族カルボン酸とを必須成分とする自動食器洗浄機用洗浄剤が開示されている。このものは、低泡性非イオン界面活性剤が比較的多く配合されているにもかかわらず、全体が均質で安定しているという利点を有しているが、−6℃までの低温安定性しか備えておらず、広範な温度環境での安定性を備えたものではない。
さらに、特開平10−17900号公報(特許文献3参照)には、低泡性非イオン界面活性剤と、多価アルコールおよびグリコールエーテルの少なくとも一方である有機溶剤と、水とからなる食器洗浄機用の洗浄乾燥強化剤組成物が開示されている。このものは、洗浄操作時に、主洗浄剤であるアルカリ性洗浄剤と併用されるようになっており、併用により、洗浄性能、スポット発生の抑制、抑泡度を得ることができる。しかし、従来と同様、アルカリ性洗浄剤で洗浄することを前提としたものであり、より安全な洗浄剤を提供するものではない。また、2種の薬剤を併用しており、取り扱いが煩雑であるという問題もある。
特開平2−55800号公報 特開平6−33100号公報 特開平10−17900号公報
上記水酸化アルカリ金属塩を5%を超えて含む洗浄剤は、「医薬用外劇物」となり、安全性の点から専門的な知識や取り扱いに注意を要する。また、上記水酸化アルカリ金属塩は、ガラス製食器表面を浸食したり、アルミ製食器・調理器具を黒変させるおそれがあることや、万が一に飛散し皮膚に付着した際には強い刺激性を与えるといった問題を有している。そして、取り扱い時や保管時の安全性を配慮して、肉厚で頑丈なプラスチック容器に収容されているため、コスト高になるという問題も有している。
また、最近では、上記水酸化アルカリ金属塩に代えて、よりマイルドなアルカリ剤の使用や、油脂汚れに対して高い洗浄性能を有する各種界面活性剤の配合が要求されるようになっているが、上記界面活性剤には、泡立ちが多くポンプを介したノズル噴射式の機械洗浄に適していないものや、洗浄剤組成物のアルカリ等によって容易に分解してしまうもの等が殆どである。一方、このような泡立ちや分解が生じにくい界面活性剤を用いた洗浄剤組成物は、洗浄剤組成物自体が分離・沈殿等を起こしやすいため、使用時における均質な液体洗浄剤組成物が得られにくいという問題がある。
そこで、作業安全性、環境安全性に優れ、2種以上の薬剤を併用する煩雑さを解消し、1剤でも従来と同等かそれ以上の洗浄性能や貯蔵安定性等を兼ね備えた新しい組成の洗浄剤組成物の開発が強く望まれている。また、油脂汚れはもとより、澱粉汚れおよび蛋白質汚れに対しても優れた洗浄性能を有する中性の自動食器洗浄機用洗浄剤が望まれている。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、非イオン界面活性剤、高分子キレート剤および特定の弱酸性乃至弱アルカリ性の水溶性電解物質を含有し、且つ、その0.2質量%希釈水溶液のpH(JIS−Z−8802:1984「pH測定方法」)が25℃で、5.8〜8.6の範囲にある洗浄剤組成物であって、環境安全性、作業安全性に優れるとともに、アルカリ性洗浄剤と遜色のない優れた洗浄性能と貯蔵安定性を有する、1剤で使用可能な自動食器洗浄機用洗浄剤組成物の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、0.05〜0.4質量%の希釈水溶液として自動食器洗浄機に用いられる洗浄剤組成物であって、以下の(a)〜(c)成分を含有し、且つ、その0.2質量%希釈水溶液のpH(JIS−Z−8802:1984「pH測定方法」)が25℃で、5.8〜8.6に設定されていることを特徴とする自動食器洗浄機用洗浄剤組成物を第1の要旨とする。
(a)下記の〔1〕〜〔6〕に示すいずれかの組み合わせからなる非イオン界面活性剤3〜40質量%。
〔1〕炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜20モルとPO1〜20モルとを付加しEO/POの重量比が0.5〜2の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、炭素数6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜15モルとPO1〜50モルとを付加しEO/POの重量比が0.05〜0.5の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、トリメチロールプロパンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加した多価アルコールのEO,PO付加物とからなる3種の組み合わせ。
〔2〕炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜20モルとPO1〜20モルとを付加しEO/POの重量比が0.5〜2の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、炭素数6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜15モルとPO1〜50モルとを付加しEO/POの重量比が0.05〜0.5の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、グリセリンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加したグリセリンのEO,PO付加物とからなる3種の組み合わせ。
〔3〕炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜20モルとPO1〜20モルとを付加しEO/POの重量比が0.5〜2の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、平均分子量が500〜10,000の範囲にありEO/POの重量比が0.05〜0.5の範囲にあるプルロニック型ブロックポリマーあるいは平均分子量が500〜10,000の範囲にありEO/POの重量比が0.05〜0.5の範囲にあるリバースプルロニック型ブロックポリマーと、トリメチロールプロパンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加した多価アルコールのEO,PO付加物とからなる3種の組み合わせ。
〔4〕炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜20モルとPO1〜20モルとを付加しEO/POの重量比が0.5〜2の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、トリメチロールプロパンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加した多価アルコールのEO,PO付加物と、グリセリンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加したグリセリンのEO,PO付加物とからなる3種の組み合わせ。
〔5〕炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜20モルとPO1〜20モルとを付加しEO/POの重量比が0.5〜2の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、トリメチロールプロパンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加した多価アルコールのEO,PO付加物と、ソルビタン脂肪酸エステル,ポリグリセリン脂肪酸エステル,グリセリン脂肪酸エステルから選ばれる少なくとも1種とからなる3種の組み合わせ。
〔6〕炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜20モルとPO1〜20モルとを付加しEO/POの重量比が0.5〜2の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、炭素数6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜15モルとPO1〜50モルとを付加しEO/POの重量比が0.05〜0.5の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルとからなる2種の組み合わせ。
(b)高分子キレート剤0.2〜10質量%。
(c)全体に対し30〜84.5質量%含有される下記の〔c−1〕成分と、下記の〔c−2〕成分を組み合わせてなる弱酸性乃至弱アルカリ性の水溶性電解物質50〜96.8質量%。
〔c−1〕硫酸マグネシウム単独か、硫酸マグネシウムと、硫酸ナトリウム、硫酸カリウムおよび硫酸アンモニウムから選ばれる少なくとも1種との組み合わせからなり、上記硫酸マグネシウムを無水物(MgSO 4 )換算で全体に対し3〜30質量%含有する硫酸塩
〔c−2〕重炭酸塩、クエン酸,グルコン酸,リンゴ酸,コハク酸,フマル酸,酒石酸,乳酸,マレイン酸からなる有機酸又はその水溶性塩から選ばれる少なくとも1種。
また、上記(b)成分の高分子キレート剤が、アクリル酸重合体およびその塩、マレイン酸重合体およびその塩、アクリル酸−マレイン酸共重合体およびその塩、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸およびその塩、アクリル酸−マレイン酸系−ポリエチレングリコール共重合体およびその塩、オレフィン−マレイン酸共重合体およびその塩、アクリル酸−スルホン酸系共重合体およびその塩から選ばれる少なくとも1種である上記自動食器洗浄機用洗浄剤組成物を第の要旨とする。
そして、上記(c)成分の弱酸性乃至弱アルカリ性の水溶性電解物質において、有機酸の水溶性塩の少なくとも一部分が、ナトリウム塩,カリウム塩,アンモニウム塩,マグネシウム塩,アミン塩,エタノールアミン塩である自動食器洗浄機用洗浄剤組成物を第3の要旨とする。
そして、さらに、(d)成分の洗剤用酵素0.1〜7質量%を含有する自動食器洗浄機用洗浄剤組成物を第の要旨とする。
本発明の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物は、特定範囲の希釈濃度で自動食器洗浄機に用いられるものであり、所定の希釈水溶液のpH(JIS−Z−8802:1984「pH測定方法」)が25℃で、5.8〜8.6で、環境安全性、作業安全性に優れるとともに、アルカリ性洗浄剤と遜色のない優れた洗浄性能と貯蔵安定性を達成しており、しかもすすぎ後の仕上がり性にも優れたものとなっている。
そして、従来の洗浄剤組成物がアルカリ剤を主剤とするアルカリ性の洗浄剤組成物であったのに対して、本発明のものは、特定の非イオン界面活性剤、高分子キレート剤、および特定の弱酸性乃至弱アルカリ性の水溶性電解物質を主剤とする中性の洗浄剤組成物であるために、万が一、皮膚に付着するようなことがあったとしても、その刺激性は従来と比べてはるかに低いものとなっている。しかも、上記特定の水溶性電解物質において、硫酸マグネシウムを特定の割合で含有するため、とりわけ蛋白質汚れに対する洗浄性能に優れている。したがって、本発明の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物は、自動食器洗浄機用用途として、自動食器洗浄機の本洗浄やその予備洗浄(浸漬)での使用はもとより、従来の手洗いによる食器の洗浄用途においても有効に供することができる。
さらには、中性の洗浄剤であることから、ガラス製食器やアルミニウム製食器・調理器具の表面はもとより、食器類の表面に金線、銀線や絵柄の施された被洗浄物に対しても悪影響を及ぼすことがなく、すすぎ後の仕上がり性にも優れたものとなっている。
また、従来のような肉厚のプラスチック容器に収容する制限を受けず、肉薄のプラスチック容器や、パウチ等の袋体に収容することが可能となる。
さらには、従来のアルカリ性洗浄剤では、適宜、廃水処理設備等に応じて、洗浄廃液を酸で中和する作業が必要であったが、本発明の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物では、こうした中和作業も必要としないといった利点を有するものである。
したがって、本発明の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物は、食器・調理器具等に限らず、ガラス、陶器、磁器、金属、プラスチック等の硬表面の洗浄用途はもとより、各種製造工場,加工工場等における器具や容器、流通に用いられるプラスチックコンテナ等を洗浄するための自動洗浄機用途としても使用可能である。この外、食品工場・食品加工工場等のタイル、床等の硬表面の洗浄、飲料用のガラス瓶・ビール瓶等の容器洗浄、金属表面洗浄等に、広く用いることができる。なかでも、特に、ホテル、レストラン、学校、病院、飲食店、給食会社、会社の食堂等における自動食器洗浄機に用いるのに好適である。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
まず、本発明の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物は、その主成分として、(a)特定の非イオン界面活性剤、(b)高分子キレート剤、および(c)硫酸マグネシウム単独か、硫酸マグネシウムと特定の硫酸塩の少なくとも1種との組み合わせからなる硫酸塩〔c−1〕と、重炭酸塩およびクエン酸,グルコン酸,リンゴ酸,コハク酸,フマル酸,酒石酸,乳酸,マレイン酸からなる有機酸又はその水溶性塩から選ばれる少なくとも1種〔c−2〕とを組み合わせてなる弱酸性乃至弱アルカリ性の水溶性電解物質を含有することを特徴としている。そして、さらには、これらとともに、(d)洗剤用酵素を用いることができる。
上記(a)成分である非イオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、プルロニック型ブロックポリマー、リバースプルロニック型ブロックポリマー、多価アルコールのEO,PO付加物、グリセリンのEO,PO付加物、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルがあげられる。
上記非イオン界面活性剤は、洗浄性、被洗物への油の再付着防止性、並びに抑泡性の向上を目的として配合されるもので、後述するように、特定の種類を組み合わせられる
上記非イオン界面活性剤であるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルとしては、炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜20モルとPO1〜20モルとを付加しEO/POの重量比が0.5〜の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEO1〜15モルとPO1〜50モルとを付加しEO/POの重量比が0.05〜0.5の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルがあげられる。
そして、プルロニック型ブロックポリマーとしては、平均分子量が500〜10,000の範囲にありEO/POの重量比が0.5〜4.0の範囲にあるプルロニック型ブロックポリマー、平均分子量が500〜10,000の範囲にありEOの含有率が総平均分子量の5%〜80%の範囲にあるプルロニック型ブロックポリマー、平均分子量が500〜10,000の範囲にありEO/POの重量比が0.05〜0.5の範囲にあるプルロニック型ブロックポリマー等があげられる。
そしてまた、リバースプルロニック型ブロックポリマーとしては、平均分子量が500〜10,000の範囲にありEO/POの重量比が0.05〜1の範囲にあるリバースプルロニック型ブロックポリマーがあげられる。
さらに、多価アルコールのEO,PO付加物としては、トリメチロールプロパンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加したものがあげられる。
また、グリセリンのEO,PO付加物としては、グリセリンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加したものがあげられる。
そして、モノグリセリン脂肪酸エステルとしては、例えば、グリセリンモノカプロン酸エステル、グリセリンモノカプリル酸エステル、グリセリンモノカプリン酸エステル、グリセリンモノラウリン酸エステル、グリセリンモノミリスチン酸エステル、グリセリンモノパルミチン酸エステル、グリセリンモノステアリン酸エステル、グリセリンモノベヘン酸エステル、グリセリンモノオレイン酸エステル、グリセリンモノエライジン酸エステル、グリセリンモノリシノール酸エステル、グリセリンモノ縮合リシノール酸エステル等があげられる。
また、ポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、炭素原子数が6〜22の脂肪酸とグリセリンの平均重合度が2〜10のポリグリセリンとの部分エステルであり、具体的には、ジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン、ペンタグリセリン、ヘキサグリセリン、ヘプタグリセリン、オクタグリセリン、ノナグリセリン、デカグリセリン等と、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、エライジン酸、リシノール酸、リノール酸、リノレイン酸等の飽和又は不飽和の脂肪酸あるいはこれらの混合物とのエステルである。
例えば、ジグリセリンモノカプリレート、トリグリセリンモノカプリレート、テトラグリセリンモノカプリレート、ペンタグリセリンモノカプリレート、ヘキサグリセリンモノカプリレート、ヘプタグリセリンモノカプリレート、オクタグリセリンモノカプリレート、ノナグリセリンモノカプリレート、デカグリセリンモノカプリレート、テトラグリセリンモノラウレート、テトラグリセリンモノステアレート、テトラグリセリンモノオレエレート、ヘキサグリセリンモノラウレート、ヘキサグリセリンモノステアレート、ヘキサグリセリントリステアレート、ヘキサグリセリンモノオレエート、デカグリセリンモノラウレート、デカグリセリンモノオレエート等がげられる。
また、ソルビタン脂肪酸エステルとしては、例えば、カプロン酸ソルビタンエステル、カプリル酸ソルビタンエステル、カプリン酸ソルビタンエステル、ラウリン酸ソルビタンエステル、ミリスチン酸ソルビタンエステル、パルミチン酸ソルビタンエステル、ステアリン酸ソルビタンエステル、ベヘン酸ソルビタンエステル、オレイン酸ソルビタンエステル、エライジン酸ソルビタンエステル、リシノール酸ソルビタンエステル、縮合リシノール酸ソルビタンエステル及び/又はそれらのEO10〜100モル付加物等がげられる。
このような(a)成分である非イオン界面活性剤の配合量は、自動食器洗浄機用洗浄剤組成物(以下、洗浄剤組成物と略す)全体に対し、3〜40質量%(以下、%と略す)の範囲内に設定される。すなわち、3%未満の配合量では、所望の洗浄性能に乏しく、また、洗浄剤がコンパクトなものとならずコスト的にも不利である。一方、40%を超えると、全体としてのバランスが悪くなるとともに、他成分との相乗効果がそれ以上得られないからである。なお、特に、5〜15%の範囲に設定することが、洗浄性能、コストの点から好適である。
本発明の洗浄剤組成物においては、上記非イオン界面活性剤、洗浄性能、抑泡性、被洗物への油の再付着防止性の点から、下記のように組み合わせることが、必要である。
)炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜20モルとPO1〜20モルとを付加しEO/POの重量比が0.5〜2の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、炭素数6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜15モルとPO1〜50モルとを付加しEO/POの重量比が0.05〜0.5の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、トリメチロールプロパンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加した多価アルコールのEO,PO付加物とからなる3種の組み合わせ。
)炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜20モルとPO1〜20モルとを付加しEO/POの重量比が0.5〜2の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、炭素数6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜15モルとPO1〜50モルとを付加しEO/POの重量比が0.05〜0.5の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、グリセリンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加したグリセリンのEO,PO付加物とからなる3種の組み合わせ。
)炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜20モルとPO1〜20モルとを付加しEO/POの重量比が0.5〜2の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、平均分子量が500〜10,000の範囲にありEO/POの重量比が0.05〜0.5の範囲にあるプルロニック型ブロックポリマーあるいは平均分子量が500〜10,000の範囲にありEO/POの重量比が0.05〜0.5の範囲にあるリバースプルロニック型ブロックポリマーと、トリメチロールプロパンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加した多価アルコールのEO,PO付加物とからなる3種の組み合わせ。
(4)炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜20モルとPO1〜20モルとを付加しEO/POの重量比が0.5〜2の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、トリメチロールプロパンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加した多価アルコールのEO,PO付加物と、グリセリンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加したグリセリンのEO,PO付加物とからなる3種の組み合わせ。
(5)炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜20モルとPO1〜20モルとを付加しEO/POの重量比が0.5〜2の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、トリメチロールプロパンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加した多価アルコールのEO,PO付加物と、ソルビタン脂肪酸エステル,ポリグリセリン脂肪酸エステル,グリセリン脂肪酸エステルから選ばれる少なくとも1種とからなる3種の組み合わせ。
(6)炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜20モルとPO1〜20モルとを付加しEO/POの重量比が0.5〜2の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、炭素数6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜15モルとPO1〜50モルとを付加しEO/POの重量比が0.05〜0.5の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルとからなる2種の組み合わせ。
また、上記(b)成分である高分子キレート剤としては、アクリル酸重合体およびその塩、マレイン酸重合体およびその塩、アクリル酸−マレイン酸共重合体およびその塩、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸およびその塩、アクリル酸−マレイン酸系−ポリエチレングリコール共重合体およびその塩、オレフィン−マレイン酸共重合体およびその塩、アクリル酸−スルホン酸系共重合体およびその塩があげられる。これらの塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、エタノールアミン塩があげられるが、なかでも、ナトリウム塩、カリウム塩が好ましい。特に、好ましくは、金属イオン封鎖能、再付着防止性および洗浄性能の点から、ポリマレイン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、アクリル酸−マレイン酸共重合体のナトリウム塩、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸ナトリウム、アクリル酸−マレイン酸系−ポリエチレングリコール共重合体、オレフィン−マレイン酸共重合体のナトリウム塩、アクリル酸−スルホン酸系共重合体のナトリウム塩が好ましく用いられる。
これら(b)成分である高分子キレート剤は、金属イオン封鎖能、スレッシュホールド効果、水不溶性物質の分散性能、再付着防止性および洗浄性能の向上を目的として配合されるもので、単独で用いても2種以上を併用して用いてもよい。
また、マレイン酸重合体、アクリル酸重合体、マレイン酸とアクリル酸との共重合体の塩は、市販品から選択することもできるが、例えばポリマレイン酸ナトリウムであれば、ポリマレイン酸に、事前に、水酸化ナトリウムを添加(中和反応)することにより、適宜調製することができる。よって、水酸化ナトリウムと水酸化カリウムを加える場合には、任意の比で、ポリマレイン酸ナトリウムとポリマレイン酸カリウムとの混合物を得ることができる。
そして、マレイン酸重合体、アクリル酸重合体およびその塩の平均分子量は、600〜15,000のものが好適に用いられ、特に好ましくは1,000〜15,000のものが用いられる。また、マレイン酸とアクリル酸の共重合体およびその塩の平均分子量としては、1,000〜100,000のものが好適に用いられ、特に好ましくは3,000〜80,000のものが用いられる。上記重合体および共重合体の塩は、全てが中和された塩であっても、部分的に中和された塩であってもよい。
上記(b)成分である高分子キレート剤の配合量は、洗浄剤組成物全体に対し、0.2〜10%の範囲内に設定される。すなわち、0.2%未満の配合量では、所望の再汚染防止効果や洗浄性能に乏しく、また、10%を超えると、全体としてのバランスが悪くなり、貯蔵安定性が低下すると共に、他成分との相乗効果がそれ以上得られないからである。なお、特に、0.5〜7%の範囲に設定することが、他成分とのバランスにおける金属イオン封鎖能、スレッシュホールド効果、水不溶性物質の分散性能、再汚染防止効果や洗浄性能の点で好適である。
また、上記(c)成分としては、特定の硫酸塩〔c−1成分〕と、重炭酸塩およびクエン酸,グルコン酸,リンゴ酸,コハク酸,フマル酸,酒石酸,乳酸,マレイン酸からなる有機酸又はその水溶性塩から選ばれる少なくとも1種〔c−2成分〕とを組み合わせてなる弱酸性乃至弱アルカリ性の水溶性電解物質があげられる。
記〔c−1成分〕の硫酸塩としては、洗浄性能の点から、硫酸マグネシウム単独か、硫酸マグネシウムと、硫酸ナトリウム,硫酸カリウムおよび硫酸アンモニウムから選ばれる少なくとも1種との組み合わせからなる硫酸塩が用いられ、全体に対し30〜84.5%含有される。また、上記特定の硫酸塩〔c−1成分〕と組み合わせて用いられる他の弱酸性乃至弱アルカリ性の水溶性電解物質〔c−2成分〕としては、重炭酸ナトリウム,重炭酸カリウム等の重炭酸塩、クエン酸,グルコン酸,リンゴ酸,コハク酸,フマル酸,酒石酸,乳酸,マレイン酸からなる有機酸があげられ、またその水溶性塩としては、その水溶性塩の少なくとも一部分が、ナトリウム塩,カリウム塩,アンモニウム塩,マグネシウム塩,アミン塩,エタノールアミン塩である水溶性塩があげられる。また、これらの水溶性塩は無水物であっても、含水塩であってもよい。これらは、単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
これらの弱酸性乃至弱アルカリ性の水溶性電解物質(c成分)は、上記〔c−1成分〕と〔c−2成分〕を組み合わせて用いるものであるが、なかでも、硫酸塩と有機酸の水溶性塩、硫酸塩と重炭酸塩及び有機酸の水溶性塩との組み合わせが、洗浄性能の相乗効果の点から好ましい。
特に、なかでも、洗浄性能、洗浄剤組成物の溶解性の点から、−2〕成分の弱酸性乃至弱アルカリ性の水溶性電解物質において、有機酸の水溶性塩の少なくとも一部分が、ナトリウム塩,カリウム塩,アンモニウム塩,マグネシウム塩,アミン塩,エタノールアミン塩を選択することが好ましい。
上記〔c−1成分〕と〔c−2成分〕の組み合わせである(c)成分の、弱酸性乃至弱アルカリ性の水溶性電解物質の配合量は、洗浄剤組成物全体に対し、50〜96.8%の範囲内に設定される。すなわち、50%未満の配合量では、他成分とのバランスから充分な洗浄性能を得られにくく、一方、96.8%を超えると、全体としてのバランスが悪くなるとともに、他成分との相乗効果がそれ以上得られないからである。
そして、上記〔c−1〕成分の硫酸塩のなかでも、蛋白質汚れに対する洗浄性能の点から、洗浄剤組成物全体中に少なくとも硫酸マグネシウムを無水物(MgSO4 )換算で3〜30%含有しなければならない。すなわち、3%未満の配合量では、蛋白質汚れに対する洗浄性能に乏しく、一方、30%を超えると、洗浄剤組成物の固結による溶解性や貯蔵安定性が悪くなるとともに、さらなる洗浄性能のそれ以上の向上が得られないからである。また、硫酸マグネシウムは、市販されている無水物、或いは、3水塩、5水塩、7水塩といった水和物を入手し使用に供することができる。
また、上記必須成分である(a)〜(c)成分とともに用いることのできる、(d)成分である洗剤用酵素としては、アミラーゼ,プロテアーゼ,リパーゼ,セルラーゼ,グルカナーゼ等があげられ、なかでも、洗浄性能、コスト面の点から、アミラーゼ,プロテアーゼ,リパーゼが、好ましく用いられる。
これらの洗剤用酵素は、単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。そして、上記洗剤用酵素を用いる場合、その配合量は、洗浄剤組成物全体中、0.1〜7%の範囲に設定される。すなわち、0.1%未満の配合量では、他成分とのバランスから洗浄性能の向上に乏しく、一方、7%を超えると、他成分との相乗効果がそれ以上得られないばかりか、コスト的にも不利となるからである。なお、上記(d)成分である洗剤用酵素を配合する場合、上記(c)成分の弱酸性乃至弱アルカリ性の水溶性電解物質の配合量は、バランスとして、洗浄剤組成物全体が100%となるように、50〜96.7%の範囲で調整される。
なお、本発明の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物には、任意成分として、pH調整剤、染料、香料、金属腐食抑制剤、殺菌剤、消臭剤、帯電防止剤、消泡剤、溶剤等を用いることができる。
また、本発明の自動食器洗浄機用浄剤組成物の実施の形態としては、粉末状、粉粒状、スラリー状に適宜、製造することができる。
そして、本発明の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物は、被洗浄物に付着した澱粉汚れ、蛋白質汚れ、油脂汚れ等の食物汚れおよびその汚れの量に応じて、0.05〜0.4%の希釈水溶液として自動食器洗浄機に用いられる。
本発明の自動食器洗浄機用液体洗浄剤組成物は、上記必須成分および任意成分を用いて得られるものであり、洗浄成分として特定の界面活性剤、高分子キレート剤、特定の弱酸性乃至弱アルカリ性の水溶性電解物質、さらに、洗剤用酵素を配合したものであるため、液性として、その0.2%希釈水溶液のpH(JIS−Z−8802:1984「pH測定方法」)が25℃で、5.8〜8.6に設定されているものであり、環境安全性、作業安全性に優れるとともに、アルカリ性洗浄剤と遜色のない優れた洗浄性能と貯蔵安定性を達成しており、しかもすすぎ後の仕上がり性にも優れている。また、上記特定の水溶性電解物質において、硫酸マグネシウムを特定の割合で含有するため、とりわけ蛋白質汚れに対する洗浄性能に優れている。
そして、従来の洗浄剤組成物がアルカリ剤を主剤とするアルカリ性の洗浄剤組成物であったのに対して、界面活性剤等を主剤とする中性の洗浄剤組成物であるために、万が一、皮膚に付着するようなことがあったとしても、その刺激性は従来と比べてはるかに低いものであり、取り扱いやすいものである。また、従来のような肉厚のプラスチック容器に収容する制限を受けず、肉薄のプラスチック容器や、パウチ等の袋体に収容することも可能である。
さらに、従来のアルカリ性洗浄剤では、適宜、廃水処理設備等に応じて、洗浄廃液を酸で中和する作業が必要であったが、本発明の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物では、そのような中和作業も必要としない。加えて、特定の非イオン界面活性剤等を主剤とする中性の洗浄剤であることから、ガラス製食器やアルミニウム製食器・調理器具の表面はもとより、食器類の表面に金線、銀線や絵柄の施された被洗浄物に対しても悪影響を及ぼすことがなく、すすぎ後の仕上がり性にも優れている。
したがって、本発明の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物は、ガラス、陶磁器、金属、プラスチック等の硬表面の洗浄用途に適している。また、食器に限らず、各種製造工場,加工工場等における器具や容器、流通に用いられるプラスチックコンテナ等を洗浄するための自動洗浄機用途としても使用可能である。このほか、食品工場・食品加工工場等のタイル、床等の硬表面の洗浄、飲料用のガラス瓶・ビール瓶等の容器洗浄、金属表面洗浄にも好ましく用いることができる。特に、ホテル、レストラン、学校、病院、飲食店、給食会社、会社の食堂等における自動食器洗浄機に用いるのに好適である。なお、従来の手洗いによる食器等の洗浄用途においても、有効に使用することができる。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。本発明は、これらに限定されるものではない。
後記の表1〜表12の実施例1〜10、参考例1〜49及び比較例1〜8に示す組成の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物を調製し、そのpHを測定するとともに、抑泡性、洗浄性能、ガラスに対する影響、スケール生成抑制能の5項目について評価した。なお、後記の表1〜12において用いた成分とその純分(%)は以下の通りであり、表中の数値は、有り姿で示したものである。そして、非イオン界面活性剤におけるEOの付加モル数を「P」で、POの付加モル数を「q」で示した。さらに、上記5つの項目の結果を後記の表1〜表12に併せて示す。
〔A成分〕
非イオン界面活性剤2;
ポリオキシエチレン(P=8)直鎖アルキル(C9〜C11)エーテル
HLB=13.9 曇点=80℃
商品名:ネオドール91−8T(シェルジャパン社製)
非イオン界面活性剤8;
ポリオキシエチレン(P=15)ポリオキシプロピレン(q=9)直鎖アルキル(C=14、15)エーテル
EO/PO重量比=1.26
試作品
非イオン界面活性剤10;
下記一般式(1)で表されるポリオキシエチレン(P=4)ポリオキシプロピレン(q=38)直鎖アルキル(C16〜C18)エーテル
EO/PO重量比=0.08
商品名:アデカノールLG−299(旭電化工業社製)
Figure 0004303155
非イオン界面活性剤11;
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー(プルロニック型ブロックポリマー)
EO/PO重量比=0.11 平均分子量=2,000 曇点24℃
商品名:プルロニックPE6100(BASF社製)
非イオン界面活性剤12;
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー(リバースプルロニック型ブロックポリマー)
平均分子量=2,800 EO/PO重量比=0.11
商品名:プルロニックRPE2510(BASF社製)
非イオン界面活性剤13;
下記化学式(2)で表されるトリメチロールプロパンEO,PO付加物
平均分子量=4,500 EO/PO重量比=0.21
試作品
Figure 0004303155
非イオン界面活性剤14;
下記化学式(3)で表されるグリセリンEO,PO付加物
試作品
Figure 0004303155
非イオン界面活性剤17;
ソルビタン脂肪酸エステル
商品名:ポエムC250(理研ビタミン社製)
非イオン界面活性剤18;
ポリグリセリン脂肪酸エステル
商品名:サンソフトA−121E(太陽化学社製)
非イオン界面活性剤19;
グリセリン脂肪酸エステル
商品名:TP−1(太陽化学社製)
〔B成分〕
高分子キレート剤1;
ポリマレイン酸ナトリウム
平均分子量=1,800
試作品
高分子キレート剤2;
ポリアクリル酸ナトリウム
平均分子量=15,000
商品名:ソカランPA−40P(BASF社製)
高分子キレート剤3;
アクリル酸−マレイン酸共重合体
平均分子量=70,000
商品名:ソカランCP−45G(BASF社製)
高分子キレート剤4;
ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸ナトリウム
平均分子量=12,000(純分30%)
商品名:ペイルブラック1200(日本パーオキサイド社製)
高分子キレート剤5;
アクリル酸−マレイン酸系−ポリエチレングリコール共重合体
平均分子量=8,000(純分50%)
商品名:PX1E−LK100(日本触媒社製)
高分子キレート剤6;
オレフィン−マレイン酸共重合体のナトリウム塩
平均分子量=12,000(純分25%)
商品名:ソカランCP9(BASF社製)
高分子キレート剤7;
アクリル酸−スルホン酸系共重合体のナトリウム塩(アクリル酸・2−ヒドロキシ−3−アリロキシプロパンスルホン酸共重合体のナトリウム塩、純分50%)
商品名:アクアリックGL246(日本触媒社製)
〔c成分〕
〔c−1成分〕
硫酸ナトリウム
商品名:中性無水芒硝 (四国化成社製)
硫酸カリウム
商品名:硫酸カリウム (大塚化学社製)
硫酸マグネシウム無水塩
商品名:硫酸マグネシウムMG0K(赤穂化成社製)
硫酸マグネシウム・三水塩
商品名:硫酸マグネシウムMG3K(赤穂化成社製)
硫酸マグネシウム・五水塩
商品名:硫酸マグネシウムMG5K(赤穂化成社製)
硫酸マグネシウム・七水塩
商品名:精製硫酸マグネシウム(赤穂化成社製)
〔c−2成分〕
重炭酸ナトリウム
商品名:重炭酸ナトリウム(トクヤマ社製)
クエン酸ナトリウム
商品名:クエン酸三ナトリウム(磐田化学工業社製)
クエン酸
商品名:精製クエン酸 (扶桑化学工業社製)
グルコン酸ナトリウム
商品名:グルコン酸ナトリウム(藤沢薬品工業社製)
コハク酸一ナトリウム
商品名:コハク酸一ナトリウム(扶桑化学工業社製)
リンゴ酸ナトリウム
商品名:リンゴ酸ナトリウム(扶桑化学工業社製)
〔d成分〕
アミラーゼ:
商品名:ターマミル60TNT(ノボザイム社製)
プロテアーゼ1:
商品名:エバラーゼ8.0T(ノボザイム社製)
プロテアーゼ2:
商品名:アルカラーゼ3.0T(ノボザイム社製)
リパーゼ:
商品名:リポラーゼ(ノボザイム社製)
各項目の試験方法、評価方法は、以下に示すとおりである。
〔pH測定〕
・測定方法
pHメーター(pH METER F−12、堀場製作所社製)を用いて、JIS Z−8802:1984にしたがって、調製された洗浄剤組成物のイオン交換水により調製された0.20%希釈液の25℃におけるpH値を測定した。
◎:5.6以上〜8.6以下
×:5.6未満又は8.6を超える
〔抑泡性〕
・試験方法
調製された洗浄剤組成物を、水道水を用いて0.20%に希釈し、容量100mlの比色管に50mlを注ぎ、栓をして45℃で1時間保温し、液温を45℃に保持した。上記比色管を、上下に1秒間に3往復の割合で30往復振とうさせた直後の泡の高さを測定し、以下の基準で判定した。
・評価基準
◎:泡の高さが6mm未満
○:泡の高さが6mm以上11mm未満
△:泡の高さが11mm以上16mm未満
×:泡の高さが16mm以上
〔洗浄性能〕
・試験方法
調製された洗浄剤組成物を業務用の自動食器洗浄機(DW−DR61、三洋電機社製)に投入し、下記の運転条件で運転した。そして、下記の被洗浄物である陶器皿を10枚1組として洗浄し、その洗浄性能を後記の評価基準で評価した。なお、汚れとして、牛脂汚れ、カレー汚れ、および卵黄汚れの3種類を用意し、それぞれの汚れに対し洗浄評価を行った。
*運転条件
洗浄温度 :45℃
すすぎ温度 :80℃
洗浄コース :標準洗浄サイクル(洗浄:30秒、すすぎ:8秒)
水道水の硬度:(CaCO3 として)70〜80ppm
牛脂汚れ :精製牛脂を用いた。
カレー汚れ :市販のレトルトカレー(商品名:ボンカレー:大塚食品株式会社製)を用いた。
卵汚れ :鶏卵の卵黄を用いた。
被洗浄物 :直径 10cmの陶器皿に上記標準汚れを4g/枚となるように付着させ、常温で1時間乾燥させたものを用いた。卵汚れのみ、洗浄直前に30分間40℃にて浸漬してから洗浄した。
・評価基準
◎:90%以上の汚れ除去
○:70%以上、90%未満の汚れ除去
△:50%以上、70%未満の汚れ除去
×:50%未満の汚れ除去
〔ガラス面に対する影響〕
・試験方法
調製された洗浄剤組成物中に、市販の8オンスのタンブラーグラス(HOYA社製)を下記の条件で浸漬した。そして、浸漬後のタンブラーグラスの状態を目視により観察し、下記の評価基準で評価した。
*浸漬条件
洗剤濃度:0.20%
浸漬温度:60℃
浸漬時間:2週間
・評価基準
◎:タンブラーグラス表面に変色や腐食が認められない。
○:タンブラーグラス表面がわずかに変色している。
△:タンブラーグラス表面の変色が大きい。
×:タンブラーグラス表面の腐食が大きい。
〔スケール生成抑性能〕
・試験方法
人工硬水(総硬度:250mg/L)を用いて、洗浄剤組成物を0.20%に希釈し、容量100mlの比色管に50mlを注ぎ、60℃で4時間保持した後、スケールの生成量を以下の基準で目視判定した。
・評価基準
◎:スケールの生成がなかった。
○:スケール生成がほとんどなかった。
△:スケールの生成があった。
×:スケール付着が著しかった。
Figure 0004303155
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Claims (4)

  1. 0.05〜0.4質量%の希釈水溶液として自動食器洗浄機に用いられる洗浄剤組成物であって、以下の(a)〜(c)成分を含有し、且つ、その0.2質量%希釈水溶液のpH(JIS−Z−8802:1984「pH測定方法」)が25℃で、5.8〜8.6に設定されていることを特徴とする自動食器洗浄機用洗浄剤組成物。
    (a)下記の〔1〕〜〔6〕に示すいずれかの組み合わせからなる非イオン界面活性剤3〜40質量%。
    〔1〕炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにエチレンオキサイド(以下EO」という)を1〜20モルとプロピレンオキサイド(以下「PO」という)1〜20モルとを付加しEO/POの重量比が0.5〜2の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、炭素数6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜15モルとPO1〜50モルとを付加しEO/POの重量比が0.05〜0.5の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、トリメチロールプロパンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加した多価アルコールのEO,PO付加物とからなる3種の組み合わせ。
    〔2〕炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜20モルとPO1〜20モルとを付加しEO/POの重量比が0.5〜2の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、炭素数6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜15モルとPO1〜50モルとを付加しEO/POの重量比が0.05〜0.5の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、グリセリンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加したグリセリンのEO,PO付加物とからなる3種の組み合わせ。
    〔3〕炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜20モルとPO1〜20モルとを付加しEO/POの重量比が0.5〜2の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、平均分子量が500〜10,000の範囲にありEO/POの重量比が0.05〜0.5の範囲にあるプルロニック型ブロックポリマーあるいは平均分子量が500〜10,000の範囲にありEO/POの重量比が0.05〜0.5の範囲にあるリバースプルロニック型ブロックポリマーと、トリメチロールプロパンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加した多価アルコールのEO,PO付加物とからなる3種の組み合わせ。
    〔4〕炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜20モルとPO1〜20モルとを付加しEO/POの重量比が0.5〜2の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、トリメチロールプロパンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加した多価アルコールのEO,PO付加物と、グリセリンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加したグリセリンのEO,PO付加物とからなる3種の組み合わせ。
    〔5〕炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜20モルとPO1〜20モルとを付加しEO/POの重量比が0.5〜2の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、トリメチロールプロパンにEOを3〜45モルとPO15〜120モルとを付加した多価アルコールのEO,PO付加物と、ソルビタン脂肪酸エステル,ポリグリセリン脂肪酸エステル,グリセリン脂肪酸エステルから選ばれる少なくとも1種とからなる3種の組み合わせ。
    〔6〕炭素数が6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜20モルとPO1〜20モルとを付加しEO/POの重量比が0.5〜2の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、炭素数6〜18の直鎖または分岐のアルコールにEOを1〜15モルとPO1〜50モルとを付加しEO/POの重量比が0.05〜0.5の範囲にあるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルとからなる2種の組み合わせ。
    (b)高分子キレート剤0.2〜10質量%。
    (c)全体に対し30〜84.5質量%含有される下記の〔c−1〕成分と、下記の〔c−2〕成分を組み合わせてなる弱酸性乃至弱アルカリ性の水溶性電解物質50〜96.8質量%。
    〔c−1〕硫酸マグネシウム単独か、硫酸マグネシウムと、硫酸ナトリウム、硫酸カリウムおよび硫酸アンモニウムから選ばれる少なくとも1種との組み合わせからなり、上記硫酸マグネシウムを無水物(MgSO 4 )換算で全体に対し3〜30質量%含有する硫酸塩
    〔c−2〕重炭酸塩、クエン酸,グルコン酸,リンゴ酸,コハク酸,フマル酸,酒石酸,乳酸,マレイン酸からなる有機酸又はその水溶性塩から選ばれる少なくとも1種。
  2. 上記(b)成分の高分子キレート剤が、アクリル酸重合体およびその塩、マレイン酸重合体およびその塩、アクリル酸−マレイン酸共重合体およびその塩、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸およびその塩、アクリル酸−マレイン酸系−ポリエチレングリコール共重合体およびその塩、オレフィン−マレイン酸共重合体およびその塩、アクリル酸−スルホン酸系共重合体およびその塩から選ばれる少なくとも1種である請求項1記載の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物。
  3. 上記(c)成分の弱酸性乃至弱アルカリ性の水溶性電解物質において、有機酸の水溶性塩の少なくとも一部分が、ナトリウム塩,カリウム塩,アンモニウム塩,マグネシウム塩,アミン塩,エタノールアミン塩であることを特徴とする請求項1または2記載の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物。
  4. さらに、(d)成分の洗剤用酵素0.1〜7質量%を含有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物。
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