JP6585417B2 - ガラス又は陶器製食器の洗浄方法 - Google Patents
ガラス又は陶器製食器の洗浄方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6585417B2 JP6585417B2 JP2015154207A JP2015154207A JP6585417B2 JP 6585417 B2 JP6585417 B2 JP 6585417B2 JP 2015154207 A JP2015154207 A JP 2015154207A JP 2015154207 A JP2015154207 A JP 2015154207A JP 6585417 B2 JP6585417 B2 JP 6585417B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- tableware
- earthenware
- cleaning
- pretreatment agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Detergent Compositions (AREA)
Description
工程1:ガラス又は陶器製食器と、次亜塩素酸アルカリ金属塩を含むガラス又は陶器製食器用洗浄前処理剤とを接触させる工程
工程2:工程1で得られたガラス又は陶器製食器を、自動食器洗浄機用洗浄剤を用いて自動食器洗浄機で洗浄する工程
工程1で、前処理剤をガラス又は陶器製食器に接触させることで、次亜塩素酸アルカリ金属塩が、ガラス又は陶器製食器と、脂質やタンパクの汚れとの界面に浸透すると考えられる。この時、後述するように工程1の後に一定の放置時間を設けることで、浸透性が高まるとともに、前処理剤の水分が蒸発し、次亜塩素酸アルカリ金属塩が高い濃度となる。
この状態でガラス又は陶器製食器を工程2に供すると、次亜塩素酸アルカリ金属塩と自動食器洗浄機用洗浄剤とによる塩素化アルカリ洗浄剤様の機能が発現し、脂質や蛋白汚れの酸化分解を促進し、ガラス又は陶器製食器の表面から脂質や蛋白汚れがより容易に除去されると考えられる。
工程1:ガラス又は陶器製食器と、次亜塩素酸アルカリ金属塩を含むガラス又は陶器製食器用洗浄前処理剤とを接触させる工程
工程2:工程1で得られたガラス又は陶器製食器を、自動食器洗浄機用洗浄剤を用いて自動食器洗浄機で洗浄する工程
以下、各工程について記載する。
工程1は、ガラス又は陶器製食器と、次亜塩素酸アルカリ金属塩を含むガラス又は陶器製食器用洗浄前処理剤とを接触させる工程である。以下、ガラス又は陶器製食器を、食器と表記することもある。
食器と前処理剤との接触は、食器に前処理剤を塗布することが好ましく、食器に前処理剤を噴霧することがより好ましい。
工程1では、上記前処理剤を噴霧して食器と接触させることが好ましい。
前処理剤を噴霧する場合、霧状でも泡状で噴霧してもよいが、食器の表面に均一に塗布する観点から、泡状で噴霧する方法がより好ましい。泡状で噴霧する場合、泡形成機構を有するスプレーによって泡状に吐出して適用してもよい。
ガラス製グラスの場合、前処理剤を接触させた後、ガラス製グラスを正立から倒立にすることで、ガラス製グラスの内壁を前処理剤が緩やかに移行して汚れとの接触面積が拡大する事や接触時間を確保する事ができる為、内壁全体を洗浄する事ができる。
また、内壁の面積が大きいガラス製ジョッキは、前処理剤を泡状にして噴霧することが好ましい。
本発明では、ガラス又は陶器製食器が、ガラス製グラスから選ばれる1種以上であり、工程1において、ガラス又は陶器製食器用洗浄前処理剤をガラス又は陶器製食器と接触させた後、該ガラス又は陶器製食器を正立させて放置した後、倒立させて放置することが好ましい。
具体的には、本発明では、工程1でガラス又は陶器製食器とガラス又は陶器製食器用洗浄前処理剤とを接触させた後、該ガラス又は陶器製食器を10秒以上放置して工程2に用いることが好ましい。
工程1で食器と前処理剤とを接触させた後、該食器を、洗浄力の観点から、好ましくは10秒以上、より好ましくは20秒以上、更に好ましくは30秒以上、より更に好ましくは60秒以上、より更に好ましくは90秒以上、そして、作業効率の観点から、好ましくは120分以下、より好ましくは60分以下、更に好ましくは30分以下、放置して工程2を行う。
前処理剤の接触から10秒以上放置することにより、食器の内壁に付着した汚れに前処理剤を十分に浸透させることができる。
放置する際の温度は、好ましくは10℃以上、そして、好ましくは80℃以下であり、例えば室温が好ましい。
工程1は、ガラス又は陶器製食器に、次亜塩素酸アルカリ金属塩を含むガラス又は陶器製食器用洗浄前処理剤を塗布する工程、更にガラス又は陶器製食器に、次亜塩素酸アルカリ金属塩を含むガラス又は陶器製食器用洗浄前処理剤を噴霧して塗布する工程であってよく、この場合、前記接触量は塗布量に置き換えることができる。
すすぎ工程を有さないとは、すすぎ工程を本質的に有さない意味であり、ガラス又は陶器製食器が水と接触しても前処理剤がガラス又は陶器製食器表面に残存する状態であるような場合、例えば、ガラス又は陶器製食器の表面の一部をすすいだとしても、すすがない部分があるような場合は、本発明の範囲内である。
例えば、食器の前処理剤が接触していない部位(例えば、ガラス又は陶器製グラスの外側)だけをすすいだとしても、前処理剤が接触した部位(例えば、ガラス又は陶器製グラスの内側)をすすがなければ本発明の範囲内である。更に、食器の全面をすすいだとしても、故意に次亜金属アルカリ金属塩を残存させるすすぎは、本発明の範囲内である。
具体的な数値として、すすぎ後、ガラス又は陶器製食器300cm2あたり、次亜塩素酸アルカリ金属塩が、好ましくは0.1mg以上、より好ましくは0.5mg以上残存する領域が、好ましくは100cm2以上、より好ましくは200cm2以上残存する場合は、本発明の範囲内である。この残存量を満たす場合は、工程1と工程2との間にガラス又は陶器製食器からガラス又は陶器製食器用洗浄前処理剤を水で除去するすすぎ工程を有さないと判断することができる。
本発明の前処理剤は、次亜塩素酸アルカリ金属塩〔以下、(A)成分ともいう〕を含有する。本発明の前洗浄剤は、(A)成分を含有する組成物であってよい。
本発明の前処理剤の(A)成分は、入手性の観点から次亜塩素酸カリウム、次亜塩素酸ナトリウムが挙げられ、入手の容易さの観点から次亜塩素酸ナトリウムが好ましい。
前処理剤中、(A)成分の含有量は、洗浄力の観点から、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、更に好ましくは0.2質量%以上であり、そして、好ましくは6質量%以下、より好ましくは5質量%以下、更に好ましくは4質量%以下である。
(B)成分としては、n−オクタン酸、2−エチルヘキサン酸、3,5,5−トリメチルヘキサン酸、n−ノナン酸、n−デカン酸、n−ウンデカン酸、及びn−ドデカン酸から選ばれる脂肪酸のアルカリ金属塩が好適に挙げられる。これらのうち、n−デカン酸、及びn−ドデカン酸から選ばれる脂肪酸のアルカリ金属塩がより好ましく、n−デカン酸のアルカリ金属塩がさらに好ましい。
(B)成分は、1種を用いてもよいし、2種以上を組合せて用いてもよい。
(B)成分は、酸型の脂肪酸と適当なアルカリ剤とを用いて、前処理剤中で塩を形成させて配合することができる。
前処理剤中、(B)成分の含有量は、洗浄力及びスプレー使用時の泡吐出性の観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上であり、好ましくは3質量%以下、より好ましくは2質量%以下、更に好ましくは1質量%以下である。
前処理剤中、水の含有量は、好ましくは80質量%以上、より好ましくは90質量%以上、更に好ましくは95質量%以上であり、そして、好ましくは99質量%以下、より好ましくは98質量%以下である。
他の界面活性剤は、アニオン性界面活性剤、ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤、及びカチオン性界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤が挙げられる。
より詳細には、他の界面活性剤は、特に制限されるものではないが、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボン酸塩、アルカンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩やアルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルスルホン酸塩等のアニオン性界面活性剤、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、ポリアルキレングリコール、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、脂肪酸ポリオキシエチレンエステル、脂肪酸ソルビタンエステル、脂肪酸ポリオキシアルキレンソルビタンエステル、脂肪酸サッカライドエステル、アルキルポリサッカライド、アルキルグリセリルエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、アミンオキシド等のノニオン性界面活性剤、アルキルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン等のベタイン、及びアミドアミノ酸(イミダゾリン系ベタイン)等の両性界面活性剤、及びアルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、塩化ベンザルコニウム、アルキルベンジルジメチルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、ポリエチレンポリアミン、塩化ベンゼトニウム等のカチオン性界面活性剤が挙げられる。アミンオキシドとしては、オクチルジメチルアミンオキシド、ノニルジメチルアミンオキシド、デシルジメチルアミンオキシド、ウンデシルジメチルアミンオキシド、ドデシルジメチルアミンオキシド、トリデシルジメチルアミンオキシド、テトラデシルジメチルアミンオキシド等が挙げられる。
これら他の界面活性剤は、1種又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
工程2は、工程1で得られたガラス又は陶器製食器を、自動食器洗浄機用洗浄剤を用いて自動食器洗浄機で洗浄する工程である。
すすぎ時間は、好ましくは5秒以上、より好ましくは7秒以上であり、好ましくは1分以下、より好ましくは30秒以下である。
すすぎの温度は、好ましくは10℃以上、より好ましくは20℃以上、更に好ましくは30℃以上であり、そして、好ましくは90℃以下、より好ましくは80℃以下である。
ポリマー系分散剤としては、ポリアクリル酸又はその塩、及び、アクリル酸とマレイン酸のコポリマー又はその塩、から選ばれるポリマー〔以下、分散剤ポリマー(I)という〕が挙げられる。
ポリアクリル酸又はその塩としては、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸カリウム等が挙げられ、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸カリウムが好ましく、アクリル酸とマレイン酸のコポリマー又はその塩としては、アクリル酸とマレイン酸のコポリマー、アクリル酸とマレイン酸のコポリマーのナトリウム塩、アクリル酸とマレイン酸のコポリマーのカリウム塩等が挙げられ、アクリル酸とマレイン酸のコポリマーのナトリウム塩、アクリル酸とマレイン酸のコポリマーのカリウム塩が好ましい。アクリル酸とマレイン酸のコポリマーのモル比は、アクリル酸のモル数/マレイン酸のモル数として、99/1〜1/99、更に90/10〜10/90であることが好ましい。
自動食器洗浄機用洗浄剤を用いた自動食器洗浄機による洗浄の際には、該自動食器洗浄機用洗浄剤は、供給装置によって自動食器洗浄機内部に一定量任意に移送され、適正な洗浄液の濃度が維持される。自動食器洗浄機用洗浄剤の製品形態が液体である場合は、自動食器洗浄機専用のチューブを自動食器洗浄機用洗浄剤が充填されたプラスチック等の容器の中に直接差し込み吸い上げられて供給される。自動食器洗浄機用洗浄剤の形態が固体や粉末状である場合は、自動食器洗浄機専用ホッパーに自動食器洗浄機用洗浄剤が充填されたプラスチック等の容器ごと決められた方向にセットして、或いはパウチ容器等に充填された自動食器洗浄機用洗浄剤を自動食器洗浄機専用ホッパーに移しかえて、水や温水をスプレーやシャワーなどで自動食器洗浄機用洗浄剤に噴霧して、溶解した洗浄液が自動食器洗浄機内部へ供給される。
表1、2の組成で、各成分の合計量が500gになる様に配合量を計算した。下記の順に500mLビーカーに各成分を投入し、攪拌機(TOKYO DRIKAKIKAI社製、TypeZ−2200)及び撹拌羽(3枚羽:直径4cmを)を用い、回転数200(rpm/min)にて混合した。尚、調製温度は中和熱による発熱を考慮して、25℃から35℃の範囲にて調整した。
ガラス製ビールジョッキ(口径7cm×底部内径4cm×高さ15cm/満容量350mL、質量787g/個)を中性洗剤によるスポンジ手洗い後、水道水ですすいだ後、倒立状態で、25℃で1時間乾燥した。乾燥したビールジョッキに牛乳(おいしい牛乳:明治社製)を50g注ぎ、内壁全体に牛乳を塗布した。牛乳を廃棄した後、正立状態で、25℃で1時間乾燥した。
更に、洗浄機内洗浄液中に存在する脂質汚れをビールジョッキへ付着させる為、業務用食器洗浄機〔三洋電機(株)製 SANYO DR53〕の洗浄槽(38L)に、日清サラダ油(日清製油社製)を38g、食器洗浄機用洗浄剤組成物(アクシャルEP:花王(株)製)を19g、50℃の温水38Lに溶解させた後、専用ラックに牛乳を塗布したビールジョッキをセットして、50℃の洗浄液を60L/分の流速で30秒間循環洗浄した後、リンス剤を用いることなく80℃のすすぎ水にて5秒間すすいだ。今回、牛乳塗布・廃棄・乾燥から予備洗浄迄を2回繰り返すことにより、実際のビールジョッキに付着した疑似汚れを作成した。
表1、2の前処理剤をキッチン泡ハイター(花王(株)製)容器(吐出量0.9ml/回、トリガー式スプレーを備える吐出容器)に充填し、モデル汚垢を付着させたビールジョッキを正立状態とし、前記前処理剤を2.7ml/300cm2又は5.4ml/300cm2の塗布量となるように、前記ジョッキの内壁部に泡状又は霧状(実施例14及び比較例6)で噴霧し、流下させて塗布した。
前処理剤を塗布後、120秒又は30秒、室温(25℃)でビールジョッキを静置した。その際、実施例1等のように120秒放置する場合は、最初の60秒は成立状態でビールジョッキを静置し、残りの60秒は倒立状態でビールジョッキを静置した後、直ちに工程2の洗浄を行った。また、実施例16等のように30秒放置する場合は、最初の15秒は成立状態でビールジョッキを静置し、残りの15秒は倒立状態でビールジョッキを静置した後、直ちに工程2の洗浄を行った。
業務用食器洗浄機〔三洋電機(株)製 SANYO DR53〕の洗浄槽(38L)に、粉末又は液体の自動食器洗浄機用洗浄剤76g又は158gを投入して、50℃の温水で38Lとなるように溶解させて洗浄液とした。
ここで、粉末の自動食器洗浄機用洗浄剤(表中、粉末系ADDと表記した)は、アクシャルニュースターAN(花王(株)製、アルカリ剤(炭酸アルカリ金属塩等)、ポリマー系分散剤(ポリアクリル酸塩)、ノニオン界面活性剤等を含有し、0.2質量%水希釈物の25℃でのpHが11.5の洗浄剤)を、液体の自動食器洗浄機用洗浄剤(表中、液体系ADDと表記した)は、アクシャルニュースターLS(花王(株)製、アルカリ剤(炭酸アルカリ金属塩等)、ポリマー系分散剤(ポリアクリル酸塩)、ノニオン界面活性剤等を含有し、0.2質量%水希釈物の25℃でのpHが11.2の洗浄剤)を用いた。
専用ラックに、表1、2の前処理剤を噴霧して前処理したビールジョッキ2個をセットして、50℃の洗浄液を60L/分の流速で40秒間循環洗浄した後、リンス剤を用いることなく80℃のすすぎ水にて8秒間すすいだ。専用ラックからビールジョッキ2個を取り出した後、冷蔵室(2〜5℃)にて1時間放置、冷却乾燥させた後、冷蔵室にて冷却していた缶生ビール(アサヒスーパードライ:アサヒビール(株)製)100mlのビールを、下から30cmの高さから5秒以内にジョッキに注ぎ、注ぎ終わった後30秒後に、内壁部に付着している泡の付着数を確認し、以下の判定基準で洗浄力を評価した。結果を表1、2に示す。
なお、比較例1〜3では、工程1を行わなかった。
また、比較例2、3では、工程2で、洗浄液に次亜塩素酸ナトリウムを塩素濃度が10ppmとなるように混合した。
比較例4は、工程2で自動食器洗浄機用洗浄剤を用いなかった。
比較例5〜6は、工程2を行わずに、工程1の終了後、120秒放置した後、水道水でビールジョッキをすすいだ。
比較例7〜8は、工程1の終了後、120秒放置した後、ビールジョッキを、300cm2あたりの次亜塩素酸ナトリウム量が0mgになるまで、水道水ですすいだ。その後、工程2を行った。
5;側壁内部の泡の付着数がジョッキ1個あたりの平均で10個未満
4;側壁内部の泡の付着数がジョッキ1個あたりの平均で10個以上50個未満
3;側壁内部の泡の付着数がジョッキ1個あたりの平均で50個以上100個未満
2;側壁内部の泡の付着数がジョッキ1個あたりの平均で100個以上150個未満
1;側壁内部の泡の付着数がジョッキ1個あたりの平均で150個以上
・次亜塩素酸ナトリウム:低食次亜塩素酸ソーダ、南海化学(株)製、有効塩素濃度12%
・n−デカン酸:n−デカン酸、ルナック10−98、花王(株)製、前処理剤中ではナトリウム塩となっている。
・ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム:エマール20C、花王(株)製、エチレンオキシド平均付加モル数3
・ドデシルジメチルアミンオキシド:アンヒトール20N、花王(株)製
・NaOH:25%苛性ソーダ、南海化学(株)製
・メタ珪酸ナトリウム:無水メタ珪酸ナトリウム、広栄化学工業(株)製
Claims (7)
- 下記工程1及び工程2を含む、ガラス又は陶器製食器の洗浄方法であって、
ガラス又は陶器製食器が、ガラス又は陶器製グラスから選ばれる1種以上であり、
工程1において、ガラス又は陶器製食器用洗浄前処理剤をガラス又は陶器製食器と接触させた後、該ガラス又は陶器製食器を正立させて放置した後、倒立させて放置し、
工程1と工程2との間にガラス又は陶器製食器からガラス又は陶器製食器用洗浄前処理剤を水で除去するすすぎ工程を有さない、
ガラス又は陶器製食器の洗浄方法。
工程1:ガラス又は陶器製食器と、次亜塩素酸アルカリ金属塩を含むガラス又は陶器製食器用洗浄前処理剤とを接触させる工程
工程2:工程1で得られたガラス又は陶器製食器を、自動食器洗浄機用洗浄剤を用いて自動食器洗浄機で洗浄する工程 - 工程1でガラス又は陶器製食器とガラス又は陶器製食器用洗浄前処理剤とを接触させた後、該ガラス又は陶器製食器を10秒以上放置して工程2に用いる、請求項1に記載のガラス又は陶器製食器の洗浄方法。
- ガラス又は陶器製食器用洗浄前処理剤のpHが10以上である、請求項1又は2に記載のガラス又は陶器製食器の洗浄方法。
- ガラス又は陶器製食器用洗浄前処理剤が炭素数8以上12以下の脂肪酸又はその塩を含有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のガラス又は陶器製食器の洗浄方法。
- 工程1において、ガラス又は陶器製食器300cm2あたりの次亜塩素酸アルカリ金属塩の接触量が0.5mg以上となるように、ガラス又は陶器製食器とガラス又は陶器製食器用洗浄前処理剤とを接触させる、請求項1〜4のいずれか1項に記載のガラス又は陶器製食器の洗浄方法。
- 工程1において、ガラス又は陶器製食器用洗浄前処理剤を噴霧してガラス又は陶器製食器と接触させる、請求項1〜5のいずれか1項に記載のガラス又は陶器製食器の洗浄方法。
- 自動食器洗浄機用洗浄剤の0.2質量%水希釈物の25℃におけるpHが10以上である、請求項1〜6のいずれか1項に記載のガラス又は陶器製食器の洗浄方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015154207A JP6585417B2 (ja) | 2015-08-04 | 2015-08-04 | ガラス又は陶器製食器の洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015154207A JP6585417B2 (ja) | 2015-08-04 | 2015-08-04 | ガラス又は陶器製食器の洗浄方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017029519A JP2017029519A (ja) | 2017-02-09 |
JP6585417B2 true JP6585417B2 (ja) | 2019-10-02 |
Family
ID=57986792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015154207A Active JP6585417B2 (ja) | 2015-08-04 | 2015-08-04 | ガラス又は陶器製食器の洗浄方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6585417B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7450428B2 (ja) * | 2020-03-25 | 2024-03-15 | 花王株式会社 | 洗浄剤組成物の製造方法 |
JP7399424B2 (ja) * | 2020-06-19 | 2023-12-18 | シーバイエス株式会社 | 自動洗浄機用液体洗浄剤組成物 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NZ226174A (en) * | 1987-09-23 | 1991-03-26 | Colgate Palmolive Co | Aqueous cleaning composition; no- or low-phosphorus built mixture |
HU219162B (hu) * | 1993-07-23 | 2001-02-28 | The Procter And Gamble Company | Rövid szénláncú felületaktív anyagokat tartalmazó, javított tisztító hatású viszkózus, vizes mosószerkészítmény és alkalmazása |
JPH09140653A (ja) * | 1995-11-27 | 1997-06-03 | Sanyo Electric Co Ltd | 食器類洗浄器および食器類の洗浄方法 |
JP2001254096A (ja) * | 2000-03-10 | 2001-09-18 | Sharp Corp | 洗浄液及びそれを用いた洗浄装置 |
JP2004231868A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Teepol Diversey Kk | 被洗浄物の洗浄方法 |
JP4196014B2 (ja) * | 2006-07-14 | 2008-12-17 | パナソニック株式会社 | 霧化装置を備えた食器洗い機 |
JP5937410B2 (ja) * | 2012-04-13 | 2016-06-22 | 花王株式会社 | 硬質表面用洗浄剤組成物 |
JP6371108B2 (ja) * | 2014-05-08 | 2018-08-08 | 株式会社ニイタカ | 洗浄方法 |
-
2015
- 2015-08-04 JP JP2015154207A patent/JP6585417B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017029519A (ja) | 2017-02-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5179168B2 (ja) | 食器洗浄機用液体洗浄剤組成物 | |
JP4907327B2 (ja) | 食器洗浄機用洗浄剤組成物 | |
JP4841919B2 (ja) | 食器洗浄機用洗浄剤組成物 | |
JP5154339B2 (ja) | 食器洗浄機用液体洗浄剤組成物 | |
JP2008127490A (ja) | 自動食器洗浄機用中性液体洗浄剤組成物 | |
JP5629404B2 (ja) | 自動食器洗浄機用洗浄剤組成物 | |
JP4324341B2 (ja) | 自動食器洗浄機用液体洗浄剤組成物 | |
JP5719077B1 (ja) | 食器洗浄機用液体洗浄剤組成物 | |
JP2002146400A (ja) | 液体洗浄剤組成物 | |
JP6585417B2 (ja) | ガラス又は陶器製食器の洗浄方法 | |
JP5148410B2 (ja) | 食器洗浄機用液体洗浄剤組成物 | |
JP2006296470A (ja) | 食器類の洗浄方法 | |
JP5106786B2 (ja) | 食器洗浄機用洗浄剤組成物 | |
JP5612890B2 (ja) | 食器洗浄機用洗浄剤組成物 | |
JP5435906B2 (ja) | 食器洗浄機用液体洗浄剤組成物 | |
JP2014114337A (ja) | 液体食器洗浄機用洗浄剤組成物 | |
JP5401058B2 (ja) | 食器洗浄機用洗浄剤組成物 | |
JP2004231868A (ja) | 被洗浄物の洗浄方法 | |
JP6570331B2 (ja) | 食器洗浄機用液体洗浄剤組成物 | |
JP7421351B2 (ja) | 食器洗浄機用洗浄剤組成物 | |
JP2003193098A (ja) | 自動洗浄機用液体洗浄剤組成物 | |
JP7292849B2 (ja) | 自動食器洗浄機用液体洗浄剤組成物 | |
JP5753412B2 (ja) | 食器洗浄機用液体洗浄剤組成物 | |
JP7285765B2 (ja) | 食器洗い機用液体洗浄剤組成物 | |
JP7399424B2 (ja) | 自動洗浄機用液体洗浄剤組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180607 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190402 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190408 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190611 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190620 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20190628 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190903 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190905 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6585417 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |