JP3037604B2 - 食器・調理器具用の漂白洗浄剤組成物 - Google Patents

食器・調理器具用の漂白洗浄剤組成物

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JP3037604B2 JP33626195A JP33626195A JP3037604B2 JP 3037604 B2 JP3037604 B2 JP 3037604B2 JP 33626195 A JP33626195 A JP 33626195A JP 33626195 A JP33626195 A JP 33626195A JP 3037604 B2 JP3037604 B2 JP 3037604B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属、ガラス、陶
磁器、プラスチック等の硬表面に付着した色素汚れに対
して好適な漂白洗浄力を有する漂白洗浄剤組成物であっ
て、特に洗浄機を利用した食器,調理器具等の洗浄にお
いて好適な漂白洗浄効果を有する上記漂白洗浄剤組成物
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属、ガラス、陶磁器、プラスチック等
の硬表面に付着した色素汚れに対する洗浄剤としては、
従来低温での高い漂白効果の点から次亜塩素酸ナトリウ
ムを主成分とした漂白剤が広く用いられてきた。しかし
ながら、このような漂白剤を使用した場合、例えば金属
にあっては錆を発生させ、またガラス、陶磁器、プラス
チック等においては、これらからなる食器等の装飾の剥
離、退色、更には光沢を低下せしめるなどの問題を生じ
ていた。更に、このような漂白剤の場合、酸性物質との
併用による誤用事故が発生したり、近年では水質汚濁等
の環境汚染も懸念されている。また、近年、特開平7−
278597号公報におけるように、過炭酸ナトリウ
ム、過硼酸ナトリウムといった酸素系漂白剤と、界面活
性剤を主成分とした漂白剤が広く用いられるようになっ
てきた。しかし、酸素系漂白剤を主成分とした漂白剤の
場合、使用する際の洗浄溶液の温度がぬるま湯程度の温
度でないと充分な漂白効果が得られないという問題があ
る。更に、上記塩素系漂白剤,酸素系漂白剤のいずれ
も、長期にわたる、特に高温多湿条件下における使用及
び保存においては経日的に分解しやすいという欠点もあ
った。
【0003】一方、食器洗浄分野においては、生活様式
の変化やメニューの多様化によって、油汚れ、蛋白質汚
れ、色素の付着が著しくなる傾向があるため、高性能、
高機能な方式が要求されるようになってきた。このた
め、ホテル、レストラン、給食会社、病院及び会社の食
堂等においては、使用後の食器を洗浄するため噴射式自
動食器洗浄機が広く使用されるようになり、近年、この
ような自動食器洗浄機は、業務用ばかりでなく一般家庭
にも盛んに導入されるようになった。このような自動食
器洗浄機に用いられる洗浄剤として、酸素系の漂白剤を
用いたものとしては、例えば特開平1−198698号
公報に、ヒドロキシ多価カルボン酸(塩)、高分子キレ
ート剤、無機アルカリ剤、アミラーゼ及び酸素系漂白剤
を特定比で含有する自動食器洗浄機用洗剤が、特開平1
−198700号公報には、過酸化物、その活性化剤で
ある第4級アンモニウム基含有有機前駆体、澱粉加水分
解酵素及び無機アルカリ剤を含有する自動食器洗浄機用
洗剤が開示されている。しかしながら、これらはいずれ
も高温多湿条件下で長期に保存された場合、経日的に分
解しやすく、また、使用においては一定の洗浄溶液温度
が確保されないと充分な効果を発揮しえないものであっ
た。また、塩素系漂白剤を用いた食器洗浄機用洗浄剤と
して、特開平2−289700号公報等に見られるよう
にクロロイソシアヌル酸塩を配合した洗浄剤が用いられ
てきている。しかし、クロロイソシアヌル酸塩を配合し
た洗浄剤では、同時に酵素を配合した場合には、酵素が
失活してしまい澱粉汚れ、蛋白質汚れに対して充分な洗
浄効果が得られないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は上記の諸
条件を考慮し、環境汚染の懸念がなく、低温でも効果的
な漂白効果が得られ、長期にわたる使用及び保存におい
ても分解等による漂白効果の低下がなく、特に洗浄機を
利用した漂白洗浄において良好な漂白効果を奏し、しか
も酵素の安定性が良好である漂白洗浄剤組成物を開発す
べく鋭意研究を重ね本発明を完成するに至ったものであ
る。すなわち、本発明は、環境汚染の懸念がなく、金
属,ガラス,陶磁器,プラスチック等の硬表面に付着し
ている色素汚れの除去に好適な漂白洗浄剤組成物であっ
て、低温でも漂白効果を発現し、長期にわたる使用及び
保存においても、分解等による漂白効果の低下のない利
点を有し、特に洗浄機を利用した漂白洗浄において良好
な漂白洗浄効果を奏し、しかも酵素の安定性が良好であ
食器・調理器具用の漂白洗浄剤組成物を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は鋭意研究の
結果、特定量の水溶性アミノポリカルボキシレートを含
有する漂白洗浄剤組成物により、特に、これに特定の添
加剤を配合した漂白洗浄剤組成物により、上記本発明の
目的を有効に達成しうることを見い出し、本発明を完成
したものである。すなわち、本発明は、 (1)エチレンジアミン四酢酸の塩及びニトリル三酢酸
の塩から選ばれる少なくとも一種の水溶性アミノポリカ
ルボキシレート5〜70重量%、有機電解質高分子重合
である重量平均分子量4,000〜20,000のア
クリル酸重合体0.5〜10重量%、非イオン界面活性剤
であるポリオキシエチレンポリオキシプロピレン重合体
0.5〜5重量%、炭酸塩,重炭酸塩,珪酸塩,硫酸塩,
燐酸塩及び有機酸塩から選ばれる少なくとも一種の洗浄
ビルダー10〜90重量%及び洗浄剤用酵素0.1〜5.0
重量%を含有することを特徴とする食器・調理器具用の
漂白洗浄剤組成物、及び ()上記(1)に記載の食器・調理器具用の漂白洗浄
剤組成物を用いた漂白洗浄方法であって、該漂白洗浄剤
組成物からなる漂白洗浄剤使用液のpHを6〜11とし
て使用することを特徴とする漂白洗浄方法、を提供す
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を更に詳細に説明
する。本発明の漂白洗浄剤組成物は、特定の水溶性アミ
ノポリカルボキシレートを5〜70重量%含有すること
を特徴とするものである。ここで用いられる水溶性アミ
ノポリカルボキシレートとしては、好ましくは、エチレ
ンジアミン四酢酸,ニトリロ三酢酸の各々の塩が挙げら
れ、特に、溶解性や長期保存安定性の点からこれらのナ
トリウム塩,カリウム塩などを好ましく使用できる。上
記水溶性アミノポリカルボキシレートは、漂白洗浄剤組
成物中5〜70重量%含有される。含有量が5重量%よ
り少ない場合には漂白効果の発現に乏しく、、70重量
%を超える場合は漂白洗浄剤組成物に含まれる他の成分
の配合量に制約をうけ、組成物としての成分のバランス
に支障をきたす場合があり、また、効果が飽和する傾向
にあるためこれ以上の量の使用は経済的でない。このよ
うな点から、上記含有量は更に20〜70重量%、特に
20〜50重量%であることが好ましい。また、本発明
においては、上記水溶性アミノポリカルボキシレート
は、一種で用いてもよいが、二種以上を組み合わせて用
いることもできる。
【0007】本発明の漂白洗浄剤組成物は、上記水溶性
アミノポリカルボキシレートに、更に、有機電解質高分
子重合体、界面活性剤及び特定の水溶性アミノポリカル
ボキシレート以外の洗浄ビルダーから選ばれる少なくと
も一種を配合してなるものが好ましく使用できる。使用
しうる有機電解質高分子重合体としては、溶解性やコス
トの点から、好ましくは、アクリル酸を用いた重合物を
使用る。上記有機電解質高分子重合体の分子量は特に
制限されるものではないが、汚れの再汚染防止効果の点
から、アクリル酸の重合体では重量平均分子量(Mw)
で4,000〜20,000の範囲にあるものを好ましく使
用することができる。
【0008】上記有機電解質高分子重合体は、漂白洗浄
剤組成物中0.5〜10重量%含有される。含有量が0.5
重量%より少ない場合には、本発明の効果の発現に乏し
く、10重量%を超える場合はコスト面で望ましくな
い。このような点から、上記含有量は1〜5重量%であ
ることが更に好ましい。また、本発明においては、上記
有機電解質高分子重合体は一種で用いてもよいが、二種
以上を組み合わせて用いることもできる。
【0009】また、界面活性剤としては、非イオン界面
活性剤が使用できる。非イオン界面活性剤としては、例
えばポリオキシエチレンポリオキシプロピレン重合物,
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエー
テル,ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル,
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル,ポリオ
キシエチレンソルビット脂肪酸エステル,ポリエチレン
グリコール脂肪酸エステル,ポリオキシエチレンひまし
油,ポリオキシエチレンアルキルアミン,グリセリン脂
肪酸エステル,高級脂肪酸アルカノールアミド,アルキ
ルグルコシド,アルキルアミンオキサイドなどがある
、特に上記のもののうち、油脂汚れに対する洗浄性の
向上、あるいは汚れやカルシウム不溶性塩の付着防止に
対する効果を高める目的から低泡性の非イオン界面活性
剤が好適に用いられる。本発明においては、界面活性剤
として、上記のもののうち特にポリオキシエチレンポリ
オキシプロピレン重合物が好ましく用いられる。
【0010】上記界面活性剤は、漂白洗浄剤組成物中0.
5〜5重量%含有される。含有量が0.5重量%より少な
い場合には、充分な洗浄効果や汚れ、カルシウム不溶性
塩の付着防止効果が得られず、5重量%を超える場合に
は効果が飽和する傾向にあるためこれ以上の量の使用は
経済的でない。このような点から、上記含有量は1.0〜
3.0重量%であることが更に好ましい。また、本発明に
おいては、上記界面活性剤は一種で用いてもよいが、二
種以上を組み合わせて用いることもできる。
【0011】本発明の漂白洗浄剤組成物に用いられる水
溶性アミノポリカルボキシレート以外の洗浄ビルダーと
しては、例えば炭酸塩,重炭酸塩,珪酸塩,硫酸塩,有
機酸塩,燐酸塩などが挙げられる。ここで、炭酸塩とし
ては、炭酸ナトリウム,炭酸カリウム,セスキ炭酸ナト
リウムなどが用いられ、重炭酸塩としては、重炭酸ナト
リウムなどが用いられ、また、珪酸塩としては、メタ珪
酸ナトリウム,オルソ珪酸ナトリウム,セスキ珪酸ナト
リウムなどが用いられる。また、硫酸塩としては、硫酸
ナトリウムなどが用いられ、有機酸塩としては、クエン
酸ナトリウム,リンゴ酸ナトリウム,酒石酸ナトリウ
ム,コハク酸ナトリウム,グルコン酸ナトリウムなどが
用いられ、更に燐酸塩としては、トリポリ燐酸ナトリウ
ム,オルソ燐酸ナトリウムなどが用いられる。本発明に
おいては、洗浄性能の向上、環境保護上の観点から、上
記洗浄ビルダーのうち炭酸ナトリウム,メタ珪酸ナトリ
ウムまたはコハク酸ナトリウムが好ましく使用される。
上記洗浄ビルダーは、漂白洗浄剤組成物中10〜90重
量%含有される。配合量が上記範囲内であれば、洗浄力
を向上させることができ、漂白効果を更に良好にするこ
とができるなど好ましい結果が得られる。
【0012】本発明においては、上記有機電解質高分子
重合体,非イオン界面活性剤,特定の水溶性アミノポリ
カルボキシレート以外の洗浄ビルダーすなわち炭酸塩,
重炭酸塩,珪酸塩,硫酸塩,燐酸塩及び有機酸塩から選
ばれる少なくとも一種の洗浄ビルダー及び洗浄剤用酵素
を、適宜水溶性アミノポリカルボキシレートに組み合わ
せて本発明の漂白洗浄剤組成物を調製することができる
が、特にこれらのすべてを特定の水溶性アミノポリカル
ボキシレートに配合したものが、本発明の目的を達成す
るうえで好ましい。このように、本発明の漂白洗浄剤組
成物は、上記各成分を配合してなるものであるが、特に
塩素系漂白剤を使用した系において、更に好ましい効果
を奏することができる。使用できる塩素系漂白剤として
は、クロロイソシアヌル酸塩などが挙げられ、好ましく
はジクロロイソシアヌル酸ナトリウムが使用できる。上
記塩素系漂白剤は、漂白洗浄剤組成物中0.5〜3.0重量
%含有される。含有量が0.5重量%より少ない場合は相
乗的な漂白効果の発現に乏しく、3.0重量%を超える場
合には塩素臭が強くなり、また食器等の装飾の剥離,褪
色を引起し,更には光沢を低下せしめることがある。こ
のような点から、上記含有量は1.0〜3.0重量%である
ことが更に好ましい。また、本発明においては、上記塩
素系漂白剤は一種で用いてもよいが、二種以上を組み合
わせて用いることもできる。
【0013】洗浄用酵素としては、例えばα−アミラ
ーゼ,ロテアーゼ,セルラーゼ,リーゼ等から選ば
れる1種又は2種以上を使用できる。上記洗浄用酵素
は、漂白洗浄剤組成物中0.1〜5.0重量%含有される。
上記範囲内の使用により、澱粉汚れ、蛋白質汚れ、油脂
汚れ等に対して更に良好な除去効果を示すことができ
る。さらに、本発明の漂白洗浄剤組成物には、本発明の
目的を阻害しない範囲で必要に応じて分散剤,シリコー
ン系消泡剤,香料,着色剤,腐食防止剤等の公知の慣用
成分を配合することもできる。なお、本発明の漂白洗浄
剤組成物は、所望により水等により希釈して用いること
ができるが、その濃度は特に限定されるものではなく、
一般には、0.1〜2重量%濃度に希釈して使用すること
が便宜である。この際、使用液のpHは、酵素の効果的
な作用条件の点から6〜11、好ましくは8〜11の範
囲にあることが好ましい。
【0014】
【実施例】次に実施例によって本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定さ
れるものではない。 実施例1〜15及び比較例1〜4 第1表に示すような組成(重量%)を有する漂白洗浄剤
組成物を調製し、各々について下記の方法で洗浄試験を
行った。結果を第1表に示す。洗浄試験 (1)洗浄試験1 食器類を下記条件で漂白洗浄剤水溶液に浸漬して評価し
た。 <浸漬条件> 洗浄剤濃度:0.5重量%水溶液(pH=10) 洗浄温度 :温湯(30℃) 浸漬時間 :1時間浸漬後、水道水にてすすぐ。
【0015】(2)洗浄試験2 食器洗い機により評価した。 <洗浄条件> 食器洗い機:松下電器(株)製 NP−720 回転ノズルより洗浄剤水溶液を噴射し、その軌道上に配
置された食器類を洗浄,すすぎ,乾燥させる工程を有す
る食器洗い機。 洗浄温度 :水道水温(10℃)から約60℃まで徐々
に昇温。 洗浄剤濃度:0.2重量%水溶液(pH=9) 洗浄時間 :洗浄20分、すすぎ30分、乾燥60分 洗浄液量 :3300ミリリットル
【0016】汚れの調製と判定基準 (a)汚れ1:茶渋汚れ(漂白力) 素焼きプレート(10cm×10cm)を、緑茶液中で
15分間沸騰、乾燥を10回繰り返し、試験に供する。 判定:次式より漂白率を求める。 漂白率(%)=(R2−R1)/(R0−R1)×10
0 R0:未汚染のプレートの反射率 R1:洗浄前(汚染後)のプレートの反射率 R2:洗浄後のプレートの反射率
【0017】(b)汚れ2:澱粉汚れ(洗浄力) 直径18cmの陶器皿に、まんべんなく炊き立てのご飯
を3gをぬりつけ、1時間室温にて風乾させ、試験に供
する。 判定:洗浄後の食器に沃素ヨウ化カリウム溶液(指示
薬)をまんべんなく滴下し、汚れが除去され、紫色を呈
していない面積を目視にて判定する。 A:ほとんど除去させる B:80%程除去される C:50%程除去される D:25%程除去される E:ほとんど除去されない
【0018】(c)汚れ3:蛋白汚れ(洗浄力) 直径18cmの陶器皿に、生卵(全卵)をとき、まんべ
んなく2gをぬりつけ、1時間室温にて風乾させ、試験
に供する。 判定:洗浄後の食器にニンヒドリン溶液(指示薬)をま
んべんなく滴下し、汚れが除去され、紫色を呈していな
い面積を目視にて判定する。 A:ほとんど除去させる B:80%程除去される C:50%程除去される D:25%程除去される E:ほとんど除去されない
【0019】(d)汚れ4:油汚れ(洗浄力) 直径18cmの陶器皿に、加温溶解させた日本油脂
(株)製 精製牛脂を、まんべんなく2gをぬりつけ、
1時間室温にて風乾させ、試験に供する。 判定:洗浄後の食器にスダンIV溶液(指示薬)をまんべ
んなく滴下したのち冷水にてかるくすすぎ、汚れが除去
され、赤色を呈していない面積を目視にて判定する。 A:ほとんど除去させる B:80%程除去される C:50%程除去される D:25%程除去される E:ほとんど除去されない
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】*1 有機電解質高分子重合体: アクリ
ル酸ポリマー(Mw=6,000) *2 界面活性剤: ポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピレン重合物 第1表から明らかなように、本発明の漂白洗浄剤組成物
は、硬表面に付着している種々の汚れに対して優れた漂
白・洗浄効果を奏し、洗浄機を使用した場合にもその効
果を有効に発揮する。また、実施例2,6及び10にお
いて調製した漂白洗浄剤組成物の各々について、室温で
12か月保存した後に上記と同様の洗浄試験を行った結
果、漂白率、洗浄力いずれも保存前のものとほとんどそ
の結果に差が認められなかった。
【0024】
【発明の効果】本発明の漂白洗浄剤組成物は、金属,ガ
ラス,陶磁器,プラスチック等の硬表面に付着している
色素汚れの除去に好適な漂白洗浄剤組成物であって、低
温でも漂白効果を発現し、長期にわたる使用及び保存に
おいても、分解等による漂白効果の低下のない利点を有
し、特に洗浄機を利用した漂白洗浄において良好な漂白
効果を奏し、しかも酵素の安定性が良好な食器・調理器
具用の漂白洗浄剤組成物である。また、本発明の漂白
浄剤組成物は、金属,ガラス,陶磁器,プラスチック等
の硬表面に付着している色素汚れの漂白洗浄のほか、厨
房ならびに台所で使用される食器,調理器具等の予備洗
浄、または食器洗い機用の漂白洗浄剤としても好適であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C11D 3:10 3:08) (56)参考文献 特開 昭64−62486(JP,A) 特開 昭52−104508(JP,A) 特開 昭51−56810(JP,A) 特開 昭58−198598(JP,A) 特開 平5−70799(JP,A) 特開 平5−202393(JP,A) 特開 昭64−4699(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 3/60 C11D 7/32 C11D 3/395 C11D 3/37

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレンジアミン四酢酸の塩及びニトリ
    ロ三酢酸の塩から選ばれる少なくとも一種の水溶性アミ
    ノポリカルボキシレート5〜70重量%、有機電解質高
    分子重合体である重量平均分子量4,000〜20,0
    00のアクリル酸重合体0.5〜10重量%、非イオン
    面活性剤であるポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
    ン重合体0.5〜5重量%、炭酸塩,重炭酸塩,珪酸塩,
    硫酸塩,燐酸塩及び有機酸塩から選ばれる少なくとも一
    種の洗浄ビルダー10〜90重量%及び洗浄剤用酵素0.
    1〜5.0重量%を含有することを特徴とする食器・調理
    器具用の漂白洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の食器・調理器具用の
    白洗浄剤組成物を用いた漂白洗浄方法であって、該漂白
    洗浄剤組成物からなる漂白洗浄剤使用液のpHを6〜1
    1として使用することを特徴とする漂白洗浄方法。
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