JP4300377B2 - シート用パッド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、シート用パッドに関し、更に詳細には、乗用車等の乗員室に設置されるシートにおいて、該シートを形成するフォームの硬度が各サポート部毎に異なるパッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば図13に示すように、乗用車等の乗員室内に設置される既存のシート50は、乗員の下半身のホールドを図るシートクッション51と、このシートクッション51の後部に傾動可能に設置されて乗員の上半身のホールドを図るバックレスト57と、このバックレスト57の上部に設置されて乗員の頭部を保護するヘッドレスト63とから基本的に構成されている。このうちシートクッション51は、例えば図14(a)に示すような形状に発泡成形されたウレタン製のパッド52にファブリックや合成皮革または皮革等の表皮64を貼込んで形成され、またバックレスト57は、図14(b)に示すような形状に発泡成形されたウレタン製のパッド58にファブリックや合成皮革または皮革の表皮64を貼込んで形成され、これら各パッド52,58にはプレートおよびパイプフレーム(図示せず)が内挿されている。
【0003】
シートクッション51の前記パッド52は、乗員の大腿部裏側を支持する前部サポート部53と、臀部を支持する後部サポート部54と、大腿部および臀部の側部を支持するサイドサポート部55,55とに大別され、夫々のサポート部53,54,55の境界部分には前記表皮64を裏側へ引張固定するための溝56,56,56および孔(図示せず)が形成されている。またバックレスト57の前記パッド58は、乗員の肩部を支持する上部サポート部59と、腰部を支持する下部サポート部(「ランバーサポート」と云う)60と、背中側部および肩胛骨周辺部を支持する左右のサイドサポート部61,61とに大別され、夫々のサポート部59,60,61の境界部分には前記表皮64を裏側へ引張固定するための溝62,62,62および孔(図示せず)が形成されている。
【0004】
そして、例えばシートクッション51の前記パッド52について、各サポート部53,54,55を形成するウレタンフォームの硬度別に分類すると、図15に示すように大別される。すなわち、▲1▼前部サポート部53,後部サポート部54およびサイドサポート部55を全体的に同一の中硬度フォームとしたモノフォーム型(図15(a))、▲2▼前部サポート部53および後部サポート部54を高反発の中硬度フォームとすると共にサイドサポート部55,55を高硬度フォームとした異硬度フォーム型(図15(b))、▲3▼後部サポート部54およびサイドサポート部55,55を中硬度フォームとすると共に前部サポート部53を低硬度フォームとした異硬度フォーム型(図15(c))等である。
【0005】
一方、バックレスト57の前記パッド58に関しても、各サポート部59,60,61を形成するウレタンフォームの硬度別に分類すると、図16に示すように大別される。すなわち、▲1▼上部サポート部59,下部サポート部60およびサイドサポート部61を全体的に同一の中硬度フォームとしたモノフォーム型(図16(a))、▲2▼上部サポート部59および下部サポート部60を中硬度フォームとすると共にサイドサポート部61,61を高硬度フォームとした異硬度フォーム型(図16(b))、▲3▼下部サポート部60およびサイドサポート部61,61を中硬度フォームとすると共に上部サポート部59を低硬度フォームとした異硬度フォーム型(図16(c))等である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、図15に示した各タイプのパッド52では、夫々のタイプ毎に問題点および課題点を内在している。例えば前記▲1▼のモノフォーム型のパッド52Aは、一般的に最も広く実施されているタイプであるが、座り心地に大きな影響を及ぼす後部サポート部54の硬度に全体が設定されるので、サイドサポート部55,55は乗員身体をホールド性するには柔らかすぎてホールド性が低く、またこれにより貼込んだ表皮64に弛みが生じ易いので仕上がりが良くなく、更に前部サポート部53は逆に硬すぎて大腿部裏側に圧迫感を与える等の欠点を有している。また前記▲2▼の異硬度フォーム型のパッド52Bでは、サイドサポート部61,61が硬く設定されているので乗員身体のホールド性の向上を図り得ると共に、貼込んだ表皮64が常に展張状態に保持されるので該表皮64の仕上がりが良い利点がある。しかるに前部サポート部53は、後部サポート部54と硬度が同じであるので大腿部裏側に圧迫感を与えると共に、殊に体格のよい乗員が着座した場合には臀部側部および大腿部側部にも圧迫感を与える等の欠点を内在している。一方前記▲3▼の異硬度フォーム型のパッド52Cでは、前部サポート部53が柔らかく設定されているので大腿部裏側の圧迫感を低減し得る利点があるものの、サイドサポート部55,55は後部サポート部54と硬度が同じであるから、ホールド性が低いと共に貼込んだ表皮64の仕上がりも良くない等の欠点があった。
【0007】
一方、図16に示した各タイプのパッド58においても、前記パッド52と同様の問題点および課題点を内在している。すなわち前記▲1▼のモノフォーム型のパッド58Aは、サイドサポート部61,61は柔らかすぎてホールド性が低く、また貼込んだ前記表皮64に弛みが生じ易いので仕上がりが良くなく、更に上部サポート部59は硬すぎて肩胛骨周辺部に圧迫感を与える欠点を有している。また前記▲2▼の異硬度フォーム型のパッド58Bでは、乗員身体のホールド性が良いと共に表皮64の仕上がりも良い利点があるが、上部サポート部59が硬すぎるのて肩胛骨周辺部に圧迫感を与えると共に、体格のよい乗員の場合には背中側部および肩部に圧迫感を与える等の欠点を内在している。更に前記▲3▼の異硬度フォーム型のパッド58Cでは、上部サポート部59が柔らかく設定されているので肩胛骨周辺部に圧迫感を与えない利点があるが、乗員身体のホールド性が低いと共に貼込んだ表皮64の仕上がりも良くない等の欠点がある。
【0008】
【発明の目的】
本発明は、前述した課題を好適に解決するべく提案されたもので、前部サポート部,後部サポート部およびサイドサポート部、または上部サポート部,下部サポート部およびサイドサポート部からなるシート用パッドにおいて、サイドサポート部を外サポート部と内サポート部とに区分すると共に、各サポート部毎に硬度の異なるフォームで形成することで座り心地の向上を図ったシート用パッドを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、本発明に係るシート用パッドは、乗員の大腿部を支持する前部サポート部と、臀部を支持する後部サポート部と、大腿部および臀部の各側部を支持するサイドサポート部とからなり、全体をウレタンフォームで一体成形してなるシート用パッドにおいて、
前記サイドサポート部を、パッド側端部に臨む外サポート部と、前記前部サポート部および後部サポート部に隣接する内サポート部とに左右に区分し、
前記サイドサポート部の座面から下方へ直線状に凹設されたスリットを、前記外サポート部と前記内サポート部との前後方向に延在する境界部に沿って形成し、
前記前部サポート部とサイドサポート部における内サポート部とを第1の硬度を有する第1フォームで形成すると共に、前記後部サポート部を前記第1フォームより硬い第2の硬度を有する第2フォームで形成し、前記サイドサポート部における外サポート部を、前記第2フォームより硬い第3の硬度を有する第3フォームで形成したことを特徴とする。
【0010】
同じく前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、本発明に係るシート用パッドは、乗員の肩部を支持する上部サポート部と、腰部を支持する下部サポート部と、背中側部を支持するサイドサポート部とからなり、全体をウレタンフォームで一体成形してなるシート用パッドにおいて、
前記サイドサポート部を、前記パッド側端部に臨む外サポート部と、前記上部サポート部および下部サポート部に隣接する内サポート部とに左右に区分し、
前記サイドサポート部の前面から後方へ直線状に凹設されたスリットを、前記外サポート部と前記内サポート部との上下方向に延在する境界部に沿って形成し、
前記上部サポート部とサイドサポート部における内サポート部とを第1の硬度を有する第1フォームで形成すると共に、前記下部サポート部を前記第1フォームより硬い第2の硬度を有する第2フォームで形成し、前記サイドサポート部における外サポート部を、前記第2フォームより硬い第3の硬度を有する第3フォームで形成したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るシート用パッドにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
【0012】
【第1実施例】
図1は、本願の第1発明に係るシート用パッドの一例を示す概略斜視図であり、また図2は図1に示すシート用パッドの平面図である。このシート用パッドは、前記シート50におけるシートクッション57の基材として実施に供されるパッドである。この第1実施例に係るパッド10は、図14(a)に図示した従来のパッド52を基本とし、乗員の大腿部裏側を支持する前部サポート部11と、臀部を支持する略正方形の後部サポート部12と、大腿部および臀部の側部を支持する細長のサイドサポート部13,13とに大別される。そして、各サポート部11,12,13の境界部分には、後工程で貼込んだ表皮を裏側へ引張固定するための溝14,14,14および孔(図示せず)が形成されている。
【0013】
また各サイドサポート部13,13は、その上面において長手方向に沿って延在するスリット15が形成されている。従って各サイドサポート部13,13は、夫々のスリット15により、パッド10の側端部に沿って位置する外サポート部13Aと、前記前部サポート部11および後部サポート部12に隣接する内サポート部13Bとに区分形成されている。なお前記スリット15は、例えば幅3mm,深さ40mm程度とされ、適宜湾曲状に形成されている。
【0014】
そして第1実施例のパッド10では、前記前部サポート部11、後部サポート部12、サイドサポート部13の外サポート部13A、該サイドサポート部13の内サポート部13Bが、座り心地の向上を図るために夫々異なる硬度のウレタンフォームで形成されている。すなわち、図3(a)および図3(b)に示すように、前記前部サポート部11とサイドサポート部13における内サポート部13Bは低硬度の第1フォーム16で形成すると共に、前記後部サポート部12は中硬度の第2フォーム17で形成し、更に前記サイドサポート部13における外サポート部13Aは高硬度の第3フォーム18から形成してある。具体的には、第1フォーム16は、5〜18kgf/φ200(密度が0.028〜0.040g/cm3)程度の硬度に設定され、シート用のパッドとしては比較的柔軟性に富んだものである。また第2フォーム17は、1.2〜2.4kgf/Pushpull(密度が0.040g/cm3〜)程度の硬度に設定され、シート用のパッドとしては標準的な硬度であり、また乗員の体重がかかる部位であるので高反発性に優れたものが好適とされる。更に第3フォーム18は、8〜24kgf/φ200(密度が0.028〜0.065g/cm3)程度の硬度に設定され、比較的硬いものである。なお前記第1フォーム16は、図5に示すように、前記第2フォーム17に対してバネ定数が40%程度低減された特性を有している。
【0015】
このように構成された第1実施例のパッド10では、前部サポート部11が柔軟性に富んだ前記第1フォーム16から形成されているので、大腿部裏部の圧迫感を低減することができる。また、各サイドサポート部13,13の内サポート部13Bは、柔軟性に富んだ前記第1フォーム16で形成されているので、図4に示すように、大腿部および臀部で押圧された際に容易に圧縮変形するようになり、前記前部サポート部11および後部サポート部12が実質的に幅広に画成された状態となる。殊に第1実施例のパッド10では、サイドサポート部13,13の外サポート部13Aと内サポート部13Bとの硬度が大きく異なっているものの、これら各サポート部13A,13Bの表面側の境界部が前記スリット15によって分離しているため、該内サポート部13Bはスムーズに圧縮変形して大腿部および臀部の側部の圧迫感が好適に減少する。
【0016】
図6は、前記第1実施例のパッド10を製造する発泡成形型を示し、(a)は該発泡成形型35を構成する下型36の平面図、(b)は該発泡成形型35を(a)のVI−VI線で破断した断面図である。この発泡成形型36は、主に前記前部サポート部11と後部サポート部12の前面およびサイドサポート部13,13の前面と側面に対応する下型36と、該前部サポート部11と後部サポート部12の裏面に対応する中型37と、前記サイドサポート部13,13の裏面に対応する上型38とから構成されている。前記中型37および上型38は前記下型36に開閉可能に配設され、中型37は上型38の開口部38aを閉成可能とされ、また該上型38は下型36の上部開口部36aを閉成可能とされている。そして、下型36に対して中型37および上型38が閉成することにより、内部にパッド10の形状を前提としたキャビティ39を画成するようになっている。
【0017】
そして前記下型36におけるキャビティ39の底面には、パッド10の前記溝14,14,14を形成するための突片部40,40,40が突出形成されており、また左右の突片部40,40と所要間隔をおいた底部には、該パッド10の前記スリット15,15を形成するための薄肉隔壁部41,41が突出形成されている。従ってキャビティ39の底部は、前記突片部40,40,40により、前部サポート部11に対応した第1領域42と、後部サポート部12に対応した第2領域43と、左右のサイドサポート部13,13に対応した第3領域44,44に区分形成される。また各第3領域44,44は、前記薄肉隔壁部41,41により、前記外サポート部13Aに対応した外側領域44A,44Aと、前記内サポート部13Bに対応した内側領域44B,44Bに区分形成されている。
【0018】
前述のように構成された発泡成形型35を利用した第1実施例のパッド10の成形は、前記上型38および中型37を下型36から開放した状態において、前記第1領域42および各第3領域44の夫々の内側領域44B,44Bに、図示しない注入ノズルで第1フォーム16用のウレタン原液を所定量注入し、前記第2領域43に図示しない注入ノズルで第2フォーム17用のウレタン原液を所定量注入し、また前記各各第3領域44の夫々の外側領域44A,44Aに図示しない注入ノズルで第3フォーム18用のウレタン原液を所定量注入することにより行なわれる。そして、各領域にウレタン原液の注入が完了したら下型36に対して上型38および中型37を型締めし、注入したウレタン原液の発泡,固化が完了するまで所要時間に亘りこの状態を保持し、ウレタン原液の固化が完了したら、下型36から上型38および中型37を開放して成形されたパッド10を脱型する。
【0019】
このようにして成形された第1実施例のパッド10では、図3(a)および図3(b)に示すように、前部サポート部11、後部サポート部12、サイドサポート部13の外サポート部13A、サイドサポート13の内サポート部13Bが夫々異なる硬度のウレタンフォームで形成される。なお、硬度が異なるサポート部同士の連設部分では、夫々のサポート部を形成するウレタンフォームが適宜混在しているので硬度に微妙な誤差があるものの、前記溝部14およびスリット15に臨んだ部分は所望の硬度に設定される。また、前記スリット15,15は可能な限り幅狭とすることが望ましい。更に、内サポート部13Bと外サポート部13Aとは、前記表皮64を貼込んだ際に前記スリット15,15部分が略密着した状態となり、該表皮64にスリット15によるハイライトが生ずることがない。
【0020】
【第2実施例】
図7は、本願の第2発明に係るシート用パッドの一例を示す概略斜視図である。この第2実施例に係るシート用パッドは、前記シート50におけるバックレスト57の基材として実施に供されるパッドである。すなわちパッド20は、図14(b)に例示した従来のパッド58を基本とし、乗員の肩部を支持する上部サポート部21と、腰部を支持する略正方形の下部サポート部22と、背中側部および肩胛骨周辺部を支持する細長のサイドサポート部23,23とに大別される。そして、各サポート部21,22,23の境界部分には、後工程で貼込んだ表皮を裏側へ引張固定するための溝24,24および孔(図示せず)が形成されている。
【0021】
また各サイドサポート部23,23は、その表面部において長手方向へ延在するスリット25が形成されており、このスリット25によりパッド20の側端部に沿って位置する外サポート部23Aと、前記上部サポート部21および下部サポート部22に隣接する内サポート部23Bとに区分形成されている。なお前記スリット25は、例えば幅約3mm,深さ40mm程度とされ、適宜湾曲状に形成されている。
【0022】
そして第2実施例のパッド20では、前記上部サポート部21、下部サポート部22、サイドサポート部23の外サポート部23A、該サイドサポート部23の内サポート部23Bが、座り心地の向上を図るために夫々異なる硬度のウレタンフォームで形成されている。すなわち、図8(a)および図8(b)に示すように、前記上部サポート部21とサイドサポート部23における内サポート部23Bは低硬度の第1フォーム26で形成すると共に、前記下部サポート部22は中硬度の第2フォーム27で形成し、更に前記サイドサポート部23の外サポート部23Aは高硬度の第3フォーム28から形成してある。具体的には、第1フォーム26は、8〜18kgf/φ200(密度が0.028〜0.040g/cm3)程度の硬度に設定し、バックレスト57用のパッドとしては比較的柔軟性に富んだものである。また第2フォーム27は、1.2〜2.4kgf/Pushpull(密度が0.040g/cm3〜)程度の硬度に設定し、バックレスト57用のパッドとしては標準的な硬度である。更に第3フォーム28は、8〜24kgf/φ200(密度が0.028〜0.065g/cm3)程度の硬度に設定し、比較的硬いものである。
【0023】
このように構成された第2実施例のパッド20では、上部サポート部21が柔軟性に富んだ前記第1フォーム26で形成されているので、肩部の圧迫感を低減することができる。また、各サイドサポート部23,23の内サポート部23Bも、柔軟性に富んだ前記第1フォーム26で形成されているので、図4に示すように、背中側部および肩胛骨周辺部で押圧された際に容易に圧縮変形するようになり、前記上部サポート部21および下部サポート部22が実質的に幅広に画成さた状態となる。しかも第2実施例のパッド20では、サイドサポート部23,23の外サポート部23Aと内サポート部23Bとの硬度が大きく異なっているものの、これら各サポート部23A,23Bの表面側の境界部が前記スリット25によって分離しているため、該内サポート部23Bはスムーズに圧縮変形して背中側部および肩胛骨周辺部の圧迫感が好適に減少する。
【0024】
このような前記第2実施例のパッド20は、具体的に図示しないが、図6に示した発泡成形型35と同一形態の発泡成形型を利用して同一の方法で成形される。これにより第2実施例のパッド20では、図8(a)および図8(b)に示すように、前部サポート部21、後部サポート部22、サイドサポート部23の外サポート部23A、サイドサポート部23の内サポート部23Bが夫々異なる硬度のウレタンフォームで形成される。なお、前記スリット25は可能な限り幅狭とすることが望ましいが、外サポート部23Aと内サポート部23Bは前記表皮64を貼込んだ際にこのスリット25部分が略密着した状態となり、該表皮64にスリット25によるハイライトが生ずることがない。
【0025】
【別形態例】
図9および図10は、シートクッション用のパッドの別形態例を示すものである。すなわち前記第1実施例では、前部サポート部11およびサイドサポート部13,13の各内サポート部13Bを第1フォーム16で形成し、後部サポート部12を第2フォーム17で形成し、サイドサポート部13,13の各外サポート部13Aを第3フォーム18で形成することで、合計3種類の硬度の異なるフォームからなるパッド10を形成する場合を例示した。これに対し図9に示したパッド30は、図10に示すように、前記前部サポート部11を、前記第1フォーム16,第2フォーム17,第3フォーム18とは異なる硬度を有する第4フォーム19で形成したものであり、前部サポート部11、後部サポート部12、各サイドサポート部13,13における内サポート部13B、各サイドサポート部13,13における外サポート部13Aが、合計4種類の異なる硬度のフォームで構成されている。このようなパッド30では、各サポート部毎に硬度が異なるので、座り心地の更なる向上を図り得る利点がある。なお、前部サポート部11は第1フォーム16で形成し、サイドサポート部13,13における各内サポート部13B,13Bを第4フォーム19で形成するようにしてもよい。
【0026】
また図11および図12は、バックレスト用のパッドの別形態例を示すものである。すなわち前記第2実施例では、上部サポート部21およびサイドサポート部23,23の各内サポート部23Bを第1フォーム26で形成し、下部サポート部22を第2フォーム27で形成すると共に、サイドサポート部23,23の各外サポート部23Aを第3フォーム28で形成することで、合計3種類の硬度の異なるフォームからなるパッド20を形成する場合を例示した。これに対し図11に示したパッド31は、図12に示すように、前記上部サポート部21を、前記第1フォーム26,第2フォーム27,第3フォーム28とは異なる硬度を有する第4フォーム29で形成したものであり、上部サポート部21、下部サポート部22、各サイドサポート部23,23における内サポート部23B、各サイドサポート部23,23における外サポート部23Aが、合計4種類の異なる硬度のフォームで構成したものである。このようなパッド31においても、各サポート部毎に硬度が異なるので、座り心地の更なる向上を図り得る利点がある。なお、上部サポート部21を第1フォーム26で形成し、サイドサポート部23における各内サポート部23B,23Bを第4フォーム29で形成するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係るシート用パッドによれば、前部サポート部,後部サポート部およびサイドサポート部からなるシートクッションのパッドにおける該サイドサポート部をパッド側端部に臨む外サポート部と前部サポート部および後部サポート部に隣接する内サポート部とに左右に区分し、かつ外サポート部と内サポート部との支持面側の境界部に沿って前後方向にスリットが形成されているので、外サポート部が内サポート部より硬くなっていても、内サポート部が大腿部および臀部で押圧された場合にはスムーズに圧縮変形し、大腿部および臀部の圧迫感を減少させ得る。そして、前部サポート部とサイドサポート部における内サポート部を低硬度の第1フォーム、後部サポート部を中硬度の第2フォーム、サイドサポート部における外サポート部を高硬度の第3フォームから形成したので、全体が3種類の異なる硬度のフォームから構成されて座り心地の向上を図り得る。
【0028】
また、上部サポート部,下部サポート部およびサイドサポート部からなるバックレストのパッドにおける該サイドサポート部をパッド側端部に臨む外サポート部と上部サポート部および下部サポート部に隣接する内サポート部とに左右に区分し、かつ外サポート部と内サポート部との支持面側の境界部に沿って上下方向にスリットが形成されているので、外サポート部が内サポート部より硬くなっていても、内サポート部が背中側部で押圧された場合にはスムーズに圧縮変形し、背中側部の圧迫感を減少させ得る。そして、上部サポート部とサイドサポート部における内サポート部を低硬度の第1フォーム、後部サポート部を中硬度の第2フォーム、サイドサポート部における外サポート部を高硬度の第3フォームから形成したので、全体が3種類の異なる硬度のフォームから構成されて座り心地の向上を図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1発明に係るシート用パッドの一例として、シートクッションのパッドを示す概略斜視図である。
【図2】図1に示すパッドの平面図である。
【図3】 (a)は図2のIII−III線断面図、(b)は図2のIV−IV線断面図である。
【図4】図1に示すパッドにおいて、高硬度フォームからなる外サポート部と低硬度フォームからなる内サポート部とにサイドサポート部を区分形成したことで、この内サポート部だけが弾性変形し得る状態を示す要部拡大断面図である。
【図5】第1フォームと第2フォームとの荷重特性を比較したグラフ図である。
【図6】第1発明に係るパッドを成形する発泡成形型に関して、(a)はその下型の平面図、(b)は(a)のVI−VI線断面図であって、下型に対し中型および上型を開放した状態を示している。
【図7】本願の第2発明に係るシート用パッドの一例として、バックレストのパッドを示す概略斜視図である。
【図8】 (a)は図7のVIII−VIII線断面図、(b)は図7のIX−IX線断面図である。
【図9】シートクッションにおける別形態のパッドの概略斜視図である。
【図10】 (a)は図9のX−X線断面図、(b)は図7のY−Y線断面図である。
【図11】バックレストにおける別形態のパッドの概略斜視図である。
【図12】 (a)は図11のS−S線断面図、(b)は図7のT−T線断面図である。
【図13】一般的な車両用シートの概略斜視図である。
【図14】従来のシート用パッドの概略斜視図であって、(a)はシートクッションのパッドを示し、(b)はバックレストのパッドを示している。
【図15】シートクッションにおける従来のパッドを、ウレタンフォームの硬度別に分類したもので、(a)は全体的に同一硬度のフォームとしたモノフォーム型、(b)は前部サポート部および後部サポート部を中硬度フォームとすると共に、サイドサポート部を高硬度フォームとした異硬度フォーム型、(c)は後部サポート部およびサイドサポート部を中硬度フォームとすると共に、前部サポート部を低硬度フォームとした異硬度フォーム型を示している。
【図16】バックレストにおける従来のパッドを、ウレタンフォームの硬度別に分類したもので、(a)は全体的に同一硬度のフォームとしたモノフォーム型、(b)は上部サポート部および下部サポート部を中硬度フォームとすると共に、サイドサポート部を高硬度フォームとした異硬度フォーム型、(c)は下部サポート部およびサイドサポート部を中硬度フォームとすると共に、上部サポート部を低硬度フォームとした異硬度フォーム型を示している。
【符号の説明】
11 前部サポート部
12 後部サポート部
13 サイドサポート部
13A 外サポート部
13B 内サポート部
15 スリット
16 第1フォーム
17 第2フォーム
18 第3フォー
21 上部サポート部
22 下部サポート部
23 サイドサポート部
23A 外サポート部
23B 内サポート部
25 スリット
26 第1フォーム
27 第2フォーム
28 第3フォー

Claims (5)

  1. 乗員の大腿部を支持する前部サポート部(11)と、臀部を支持する後部サポート部(12)と、大腿部および臀部の各側部を支持するサイドサポート部(13,13)とからなり、全体をウレタンフォームで一体成形してなるシート用パッドにおいて、
    前記サイドサポート部(13)を、パッド側端部に臨む外サポート部(13A)と、前記前部サポート部(11)および後部サポート部(12)に隣接する内サポート部(13B)とに左右に区分し、
    前記サイドサポート部(11)の座面から下方へ直線状に凹設されたスリット(15)を、前記外サポート部(13A)と前記内サポート部(13B)との前後方向に延在する境界部に沿って形成し、
    前記前部サポート部(11)とサイドサポート部(13,13)における内サポート部(13B)とを第1の硬度を有する第1フォーム(16)で形成すると共に、前記後部サポート部(12)を前記第1フォーム(16)より硬い第2の硬度を有する第2フォーム(17)で形成し、前記サイドサポート部(13,13)における外サポート部(13A)を、前記第2フォーム(16)より硬い第3の硬度を有する第3フォーム(18)で形成した
    ことを特徴とするシート用パッド。
  2. 乗員の肩部を支持する上部サポート部(21)と、腰部を支持する下部サポート部(22)と、背中側部を支持するサイドサポート部(23,23)とからなり、全体をウレタンフォームで一体成形してなるシート用パッドにおいて、
    前記サイドサポート部(23,23)を、前記パッド側端部に臨む外サポート部(23A)と、前記上部サポート部(21)および下部サポート部(22)に隣接する内サポート部(23B)とに左右に区分し、
    前記サイドサポート部(23)の前面から後方へ直線状に凹設されたスリット(25)を、前記外サポート部(23A)と前記内サポート部(23B)との上下方向に延在する境界部に沿って形成し、
    前記上部サポート部(21)とサイドサポート部(23,23)における内サポート部(23B)とを第1の硬度を有する第1フォーム(26)で形成すると共に、前記下部サポート部(22)を前記第1フォーム(26)より硬い第2の硬度を有する第2フォーム(27)で形成し、前記サイドサポート部(23,23)における外サポート部(23A)を、前記第2フォーム(26)より硬い第3の硬度を有する第3フォーム(28)で形成した
    ことを特徴とするシート用パッド。
  3. 前記スリット(15)は、長手方向における中間部分が、前後両端部分より前記前部サポート部(11)および後部サポート部(12)から離間する方向へ湾曲した請求項1記載のシート用パッド。
  4. 前記スリット(25)は、長手方向における中間部分が、上下両端部分より前記上部サポート部(21)および下部サポート部(22)から離間する方向へ湾曲した請求項2記載のシート用パッド。
  5. 前記第1フォーム(16,26)は密度が0.028〜0.040g/cm であり、前記第2フォーム(17,27)は密度が0.040g/cm 以上であり、前記第3フォーム(18,28)は密度が0.028〜0.065g/cm である請求項1〜4の何れか一項に記載のシート用パッド。
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