JP5064770B2 - クッションパッド及びその発泡成形型 - Google Patents
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Description
請求項3に記載の発明は、請求項1において、前記谷部の底部と山部の頂部はそれぞれ滑らかな曲線により形成されていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5において、前記谷部の底部と山部の頂部はそれぞれ滑らかな曲線により形成されていることを要旨とする。
この発明においては、クッションパッドのサイドサポート部に形成されたスリットの底部に谷部と山部とが交互に複数箇所に形成されている。このため、サイドサポート部が、前記スリットの隙間が開く方向への外力を受けたとき、前記スリットの隙間に張り出している複数の山部によってスリットの隙間の拡大が防止される。
図7〜図10に示すように、この発泡成形型41は、前記クッションパッド14の上部側を成形する下型42と、パッド本体21の裏面を成形する上型でもある中型43と、前記サイドサポート部23の裏面を形成する上型44とにより構成されている。前記下型42、中型43及び上型44が図12に示すように型締めされることにより、シートクッションパッド14の成形用のキャビティ45が形成される。
最初に、図10に示すように前記下型42から中型43及び上型44が上方に離型された状態で、下型42の第1領域48及び第2領域49内に図11に示すように注入ノズル51を用いて低硬度のウレタンフォームの原液を注入する。又、前記両外側領域50Aに注入ノズル52を用いて高硬度のウレタンフォームの原液を注入する。
(1)上記実施形態では、硬度の異なる前記外サポート部23A及び内サポート部23Bを仕切り成形する薄肉隔壁部47に山部47a及び谷部47bを形成し、この薄肉隔壁部47によってスリット25の底部に図3に示すように山部23D及び谷部23Eを形成した。このため、結合部23Cの強度が前記スリット25の底部に突出すように成形された複数の山部23Dによって補強され、シート表皮15の表装時等にサイドサポート部23に作用する外力によって図2に示すスリット25の隙間gが拡大されるのが防止される。この結果、シート表皮15にスリット25の隙間の拡大による段差部が形成されるのが防止され、シート表皮15の外観や使用感を向上することができる。
(3)上記実施形態では、薄肉隔壁部47に山部47a及び谷部47bをそれぞれ台形状及び逆台形状に形成したので、下型42内のクッションパッド14の脱型作業を容易に行うことができる。又、上記バックレスト12のクッションパッド16においても前記シートクッション11のクッションパッド14と同様に構成されているので、上述した(1)〜(3)と同様の効果を奏する。
・図13に示すように薄肉隔壁部47の山部47aの頂部及び谷部47bの底部の形状が滑らかな曲線となるように形成してもよい。この場合には、図示しないが、クッションパッド14のスリット25の底部、即ち、結合部23Cの山部23D及び谷部23Eのコーナー部に角部が形成されないので、コーナー部に作用する応力の集中が緩和される。
・前記結合部23Cの山部23D及び谷部23Eの数を、それぞれ2、3、4、又は5以上の任意の数にしてもよい。
・本発明は、上記のように自動車の座席用のシートクッションパッド14やクッションパッド16に適用することができるが、自動車用以外のシートクッションパッドやシートバックパッド等にも適用することができる。
Claims (6)
- パッド本体の左右両側にサイドサポート部が一体に形成されるとともに、サイドサポート部は外サポート部、内サポート部及び下部の結合部により一体に形成され、前記結合部の上方には前記外、内サポート部を分離するスリットが形成され、前記外サポート部は、内サポート部よりも高硬度に形成されたクッションパッドを成形する発泡成形型において、
キャビティ内の左右両側部に対し前記スリットを成形する薄肉隔壁がそれぞれ立設するように形成され、前記スリットの底部を成形する前記両薄肉隔壁の上端縁は山部と谷部を交互に複数箇所に蛇行するように形成されていることを特徴とするクッションパッドの発泡成形型。 - 請求項1において、前記薄肉隔壁の山部は台形状に、谷部は逆台形状に形成されていることを特徴とするクッションパッドの発泡成形型。
- 請求項1において、前記谷部の底部と山部の頂部はそれぞれ滑らかな曲線により形成されていることを特徴とするクッションパッドの発泡成形型。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載のクッションパッドを成形する発泡成形型の前記両薄肉隔壁の外側に高硬度のウレタンフォーム原液を注入して発泡させ前記外サポート部が成形され、前記両薄肉隔壁の内側に低硬度のウレタンフォーム原液を注入して発泡させ前記内サポート部が成形され、前記二種類のウレタンフォームの原液が互いに融合して前記結合部が形成され、前記スリットの底部に谷部と山部を交互に複数箇所に蛇行するように形成されていることを特徴とするクッションパッド。
- 請求項4において、前記谷部は逆台形状に、前記山部は台形状に形成されていることを特徴とするクッションパッド。
- 請求項5において、前記谷部の底部と山部の頂部はそれぞれ滑らかな曲線により形成されていることを特徴とするクッションパッド。
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