JP6279992B2 - 車両用内装材 - Google Patents

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本発明は、基材の湾曲面に緩衝材が設けられた車両用内装材に関する。
デッキサイドトリム、ドアトリム、等といった車両用内装材の裏面には、緩衝性と吸音性の少なくとも一方を付与するため、フェルト、不織布、等といった緩衝材が設けられている。この種の緩衝材は、例えば、ホットメルト接着剤で内装材の基材の裏面に接着される。
特許文献1に開示された自動車用ドアトリムは、裏面に係止用突起が形成され、クッションパッドに設けられた孔部に係止用突起が挿入されることによりクッションパッドが裏面に係止されている。
特開2003−81021号公報
自動車室内の三次元形状に合わせるため、内装材の基材に湾曲面が設けられることがある。基材裏面の湾曲面が外に凸であり、この湾曲面を含む基材裏面に平板状の緩衝材を接着させる場合、緩衝材の曲げに対する復元力(弾性)により基材裏面から緩衝材の端部が剥がれることがある。特許文献1に開示された技術は、クッションパッドを貫通した係止用突起がクッションパッド端部を拘束することができないため、ドアトリム裏面からクッションパッド端部が剥がれることがある。
尚、上述した問題は、ルーフトリム等、種々の内装材にも考えられる。
本発明は、基材から緩衝材端部が剥がれることが抑制された車両用内装材を提供する目的を有している。
本発明は、外に凸の湾曲面を含む配置面を有する基材と、前記配置面に接した緩衝材と、を備えた車両用内装材であって、
前記配置面において、前記湾曲面を通る連続方向の一方側にある面を第一連続面とし、前記連続方向の他方側にある面を第二連続面とするとき、
前記緩衝材は、少なくとも前記第一連続面に接した第一部位と、少なくとも前記第二連続面に接した第二部位と、前記第一部位と前記第二部位とを繋ぐ接続部と、を有し、
前記緩衝材には、前記第一部位と前記第二部位との間に前記第一部位と前記第二部位とを分ける向きの主スリットが形成され、該主スリットの端部に繋がり該主スリットの向きとは異なる向きの副スリットが形成され、
前記接続部が前記副スリットに沿って前記第一部位と前記第二部位とを繋いでいる、態様を有する。
本発明によれば、基材から緩衝材端部が剥がれることが抑制された車両用内装材を提供することができる。
車両用内装材の裏面側の例を示す図。 緩衝材の裏面側の例を示す図。 図1のA1−A1切断線における内装材の断面の例を示す図。 (a)〜(d)は変形例の緩衝材の裏面側を示す図。 (a)〜(c)は変形例の緩衝材の裏面側を示す図。 変形例の緩衝材の裏面側を示す図。 比較例の車両用内装材の裏面側、及び、A9−A9切断線における内装材の断面を示す図。
以下、本発明の実施形態を説明する。むろん、以下の実施形態は本発明を例示するものに過ぎず、実施形態に示す特徴の全てが発明の解決手段に必須になるとは限らない。
(1)本技術の概要:
まず、図1〜6を参照して本技術の概要を説明する。
車両用内装材1は、外に凸の湾曲面23を含む配置面20を有する基材10と、前記配置面20に接した緩衝材30と、を備える。ここで、前記配置面20において、前記湾曲面23を通る連続方向D1の一方側D1aにある面を第一連続面21とし、前記連続方向D1の他方側D1bにある面を第二連続面22とする。緩衝材30は、少なくとも前記第一連続面21に接した第一部位41と、少なくとも前記第二連続面22に接した第二部位42と、前記第一部位41と前記第二部位42とを繋ぐ接続部50と、を有している。前記緩衝材30には、前記第一部位41と前記第二部位42との間に前記第一部位41と前記第二部位42とを分ける向き(例えば長手方向D4)の主スリットSL1が形成され、該主スリットSL1の端部SL1aに繋がり該主スリットSL1の向きとは異なる向き(例えば長手方向D5)の副スリットSL2が形成されている。前記接続部50は、前記副スリットSL2に沿って前記第一部位41と前記第二部位42とを繋いでいる。
図7は、比較例のデッキサイドトリム(車両用内装材)901の裏面側、及び、A9−A9切断線におけるデッキサイドトリム901の断面を示している。図7に示す基材10は、図1,3に示す基材と同様である。基材裏面12の緩衝材配置面20には、フェルト(緩衝材)930が接着剤により接着している。接着前のフェルト930は、曲げに対する復元力(弾性)を有する平板状の部材であり、外に凸の湾曲面23に沿って曲げられて配置面20に接着される。湾曲面23に接する部分の緩衝材930には、連続方向D1とは異なる向きのスリットSL9が縁部33,33を残して形成されている。ここで、緩衝材930において、スリットSL9から連続方向D1の一方側D1aの部位を第一部位41とし、スリットSL9から連続方向D1の他方側D1bの部位を第二部位42とする。第一部位41については、湾曲面23の途中から第一連続面21にかけて配置される。ここで、連続方向D1において比較的曲率の大きい湾曲面23から第一部位41の端部41aまでの距離が長いため、第一部位41の端部41aに剥がれは見られない。これに対し、第二部位42については、湾曲面23の途中から第二連続面22にかけて配置される。連続方向D1において比較的曲率の大きい湾曲面23から第二部位42の端部42aまでの距離が短いため、曲げに対する復元力により第二部位42の端部42aに剥がれが見られる。
一方、図1等に示す本技術では、接続部50が副スリットSL2に沿って第一部位41と第二部位42とを繋いでいる。これにより、緩衝材30の曲げに対する復元力が副スリットSL2の無い緩衝材と比べて低下し、基材10における外に凸の湾曲面23に対する緩衝材30の追従性が高まっている。従って、本技術は、基材から緩衝材端部が剥がれることが抑制された車両用内装材を提供することができる。
ここで、車両用内装材には、デッキサイドトリム、ドアトリム、ピラートリム、ルーフトリム、インストルメントパネル、等が含まれる。
第一連続面及び第二連続面は、平坦面(曲率0)でもよいし、曲面でもよい。曲面である場合の第一連続面及び第二連続面の曲率は、湾曲面の曲率よりも小さくてもよいし、湾曲面の曲率と同じでもよいし、湾曲面の曲率よりも大きくてもよい。尚、曲率は、曲率半径(単位は例えばmm)の逆数であり、大きいほど曲がりの程度が大きいことを意味する。
主スリットSL1における第一部位41と第二部位42とを分ける向きは、主スリットSL1に長手方向D4へ主スリットSL1を延長したときに緩衝材30が第一部位41と第二部位42とに分かれる向きを意味する。従って、主スリットSL1の向きは、第一連続面21と第二連続面22とを結ぶ連続方向D1と直交する方向のみならず、前記連続方向D1と異なる方向であって前記連続方向D1と直交する方向からずれた方向でもよい。また、副スリットSL2の向きは、前記連続方向D1に沿った方向のみならず、前記連続方向D1からずれた方向でもよい。主スリットSL1及び副スリットSL2は、直線状のみならず、曲線状、折れ線状、等でもよい。
前記接続部50は、前記緩衝材30において前記第一部位41と前記第二部位42とを結ぶ縁部33に続く部位でもよい。この態様は、簡易な構造の緩衝材を有する車両用内装材を提供することができる。
また、前記緩衝材30において前記第一部位41と前記第二部位42とを結ぶ両縁部33を第一縁部33A及び第二縁部33Bとするとき、前記接続部50は、前記第一縁部33Aに続く第一接続部51、及び、前記第二縁部33Bに続く第二接続部52を含んでもよい。この態様は、緩衝材30の曲げに対する復元力を低下させる接続部50が複数になるので、基材から緩衝材端部が剥がれることがさらに抑制された車両用内装材を提供することができる。
むろん、第一部位と第二部位とを結ぶ縁部から離れた接続部を有する緩衝材も、本技術の緩衝材に含まれる。
前記連続方向D1に対する前記接続部50の幅W1は、前記緩衝材30の厚みT1の0.5倍以上でもよい。この態様は、緩衝材の接続部の破断を抑制することができる。
また、前記幅W1は、前記緩衝材30の厚みT1の1.0倍以下でもよい。この態様は、緩衝材30の曲げに対する復元力の低下が好ましいので、基材から緩衝材端部が剥がれることがさらに抑制された車両用内装材を提供することができる。
前記副スリットSL2の長さL1は、前記緩衝材30の厚みT1の1.0倍以上でもよい。この態様は、緩衝材30の曲げに対する復元力の低下が好ましいので、基材から緩衝材端部が剥がれることがさらに抑制された車両用内装材を提供することができる。
また、前記副スリットSL2の長さL1は、前記緩衝材30の厚みT1の3.0倍以下でもよい。この態様は、主スリットSL1に沿った部位であって副スリットSL2側の部位(中間部位43と呼ぶことにする。)が基材10から剥がれることが抑制された車両用内装材を提供することができる。
ところで、前記第一連続面21と前記第二連続面22とを結ぶ連続方向D1における前記第一部位41の長さL11が前記連続方向D1における前記第二部位42の長さL12よりも長い場合、前記副スリットSL2は、前記主スリットSL1から前記第一部位41の側にあってもよい。また、前記基材10と接する前記第一部位41の面積S1が前記基材10と接する前記第二部位42の面積S2よりも大きい場合、前記副スリットSL2は、前記主スリットSL1から前記第一部位41の側にあってもよい。
これらの場合、副スリットSL2が無ければ第二部位42側の端部42aの方が第一部位41側の端部41aよりも基材10から剥がれ易い傾向にある。副スリットSL2が主スリットSL1から第一部位41の側にあるので、中間部位43が第一部位41に繋がり第二部位42から断たれている。これにより、剥がれ易い傾向の第二部位42側の端部42aが基材10から剥がれ難くなる。従って、本態様は、基材から緩衝材端部が剥がれることがさらに抑制された車両用内装材を提供することができる。
前記副スリットSL2は、前記第一連続面21と前記第二連続面22とを結ぶ連続方向D1に沿った向きでもよい。この態様は、基材から緩衝材端部が剥がれることがさらに抑制された車両用内装材を提供することができる。
前記接続部50は、前記連続方向D1における前記湾曲面23の曲率の最も大きい部位(曲率最大部24)と接してもよい。この態様は、曲げに対する復元力を低下させた接続部50が湾曲面23の曲率の最大部位と接しているので、基材から緩衝材端部が剥がれることがさらに抑制された車両用内装材を提供することができる。
(2)具体例:
図1は、車両用内装材1としてデッキサイドトリムの裏面側の例を示し、緩衝材30の拡大図の下側に示している。図2は、副スリットSL2の長手方向D5に対する接続部50の幅W1、副スリットSL2の長さL1、連続方向D1における第一部位41の長さL11、連続方向D1における第二部位42の長さL12、基材10と接する第一部位41の面積S1、基材10と接する第二部位42の面積S2、等を模式的に示している。図2の下側には、判り易く示すため、第一部位41と接続部50とを切断した図を示している。図3は、図1のA1−A1切断線における内装材1の断面の例を示している。図3の上側には基材10の断面の例を示し、図3の下側には図1のA2−A2切断線における緩衝材30の断面の例を示している。
図1〜3中、符号D1は、第一連続面21と第二連続面22とを結ぶ連続方向を示している。符号D1aは連続方向D1の一方側(第一部位41側)を示し、符号D1bは連続方向D1の他方側(第二部位42側)を示している。符号D2は、緩衝材30の幅方向を示している。符号D3は、緩衝材30の厚み方向を示している。符号D4は、主スリットSL1の長手方向を示している。符号D5は、副スリットSL2の長手方向を示している。幅方向D2は連続方向D1に直交するものとするが、互いに異なる向きであれば直交しない場合も本技術に含まれる。また、幅方向D2は厚み方向D3に直交するものとするが、互いに異なる向きであれば直交しない場合も本技術に含まれる。分かり易く示すため、各方向D1,D2,D3の拡大率は異なることがあり、各図は整合していないことがある。
内装材1は、荷室の側面形状を形成する基材10と、この基材10の裏面12の一部に貼り合わされた緩衝材30と、を備えている。基材10の表皮面11(図3参照)、すなわち、荷室側の面には、基材10の材質とは異なる表皮層が形成されてもよい。
基材10には、自動車室内の三次元形状に合わせて様々な曲率の湾曲面が形成されている。ここで、基材裏面12の中で緩衝材30が配置される緩衝材配置面20のうち、所定の連続方向D1(例えば自動車に装着されたときの水平方向)において、外に凸の曲率であって所定の曲率以上の曲率を有する部分を本具体例の湾曲面23とし、前記所定の曲率未満の部分を本具体例の第一連続面21及び第二連続面22とする。第一連続面21は、配置面20において、湾曲面23を通る連続方向D1の一方側D1aにある面とする。第二連続面22は、配置面20において、前記連続方向D1の他方側D1bにある面とする。ここで、基材裏面12の湾曲面23が外に凸であるとは、基材10を裏面12側から見たときに裏面12側へ凸になっていることを意味し、図3の最上部に例示するように、湾曲面23が第一連続面21との境界と第二連続面22との境界を結ぶ直線LNよりも裏面12側であることを意味する。
連続方向D1における湾曲面23の曲率半径(曲率の逆数)は、特に限定されないが、例えば20〜200mm程度とされる。連続方向D1における連続面21,22の曲率半径は、湾曲面23の曲率半径よりも大きいのみならず、湾曲面23の曲率半径以下でもよいが、例えば100mm〜無限大とされる。曲率半径が無限大であることは、曲率0、すなわち、連続面が平坦面であることを意味する。
尚、幅方向D2における湾曲面23の曲率は、連続方向D1における湾曲面23の曲率よりも小さいものとするが、連続方向D1における湾曲面23の曲率以上であっても本技術を適用可能である。また、幅方向D2における連続面21,22の曲率は、連続方向D1における連続面21,22の曲率以下であるものとするが、連続方向D1における連続面21,22の曲率よりも大きくても本技術を適用可能である。
基材10には、熱可塑性樹脂といった樹脂材料を射出成形等により成形した成形品、樹脂材料を発泡させて射出成形等により成形した成形品、熱可塑性樹脂繊維といった繊維材料をプレス成形等により成形した成形品、等が用いられる。前記樹脂材料には、ポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)といったポリオレフィン、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS)、これらの組合せ、これらの合成樹脂にエラストマーを添加した改質樹脂、これらの樹脂に着色剤といった添加剤を添加した材料、等を用いることができる。前記繊維材料には、ポリオレフィンの繊維、ポリエチレンテレフタレート(PET)といったポリエステルの繊維、ガラス繊維、カーボン繊維、これらの組合せ、等を用いることができる。これらの繊維材料を添加剤として添加した樹脂材料を成形して基材を形成してもよい。
緩衝材30は、基材裏面12の一部である配置面20に配置され、自動車室内に緩衝性及び吸音性を付与する。緩衝材30は、接着剤の塗布、粘着テープの貼り付け、超音波溶着、熱溶着、面ファスナーの取り付け、等といった種々の工法により基材裏面12に固定することができる。前記接着剤には、ホットメルト接着剤等、種々の接着剤を用いることができる。むろん、接着剤の塗布方法等も、限定されない。本具体例では、図3に示すように、基材裏面12に接触する面を接着面40と呼び、この接着面40とは反対側の面を裏面32と呼ぶことにする。
緩衝材30には、繊維材料を平板状に成形した繊維集合体(例えばフェルト、不織布、綿成形品、等)、軟質の合成樹脂発泡品(例えば軟質のスラブウレタンフォームといった軟質ウレタンフォーム等)、この合成樹脂発泡品の粉砕物の成形品(例えばチップウレタン等)、これらの組合せ、等を用いることができる。これらの緩衝材は、折り曲げた時に元の形状に戻ろうとする復元性(弾性)を有している。緩衝材30の密度は、例えば、0.02〜0.1g/cm3程度とすることができる。
例えば、フェルトは、通常、構成繊維が表面及び裏面に対して略平行に配向し、曲げに対する復元力が強い。本技術のスリットSL1,SL2が無い場合、外に凸の湾曲面23を有する基材配置面20に平板状のフェルトを接着させたとき、フェルトの復元力により基材裏面からフェルト端部が剥がれることがある。このような緩衝材端部の剥がれは、フェルトのみならず、不織布、面成形品、軟質の合成樹脂発泡品、この合成樹脂発泡品の粉砕物の成形品、等、曲げに対する復元力を有する種々の緩衝材に見られる。また、図7で示したように、少なくとも第一連続面21に接着される第一部位41と、少なくとも第二連続面22に接着される第二部位42と、を分ける向きにスリットSL9が形成されていても、副スリットSL2が形成されていない場合、基材裏面12から緩衝材930の端部が剥がれることがある。
図1〜3に示す本具体例の緩衝材30は、少なくとも第一連続面21に接着した第一部位41と、少なくとも第二連続面22に接着した第二部位42と、第一部位41と第二部位42とを繋ぐ2箇所の接続部51,52と、を有している。緩衝材30には、直線状主スリットSL1及び2本の直線状副スリットSL2A,SL2Bが全体として「略コ字状に」形成されている。主スリットSL1は、第一部位41と第二部位42とを結ぶ両縁部33A,33Bを残して第一部位41と第二部位42との間に形成され、厚み方向D3へ貫通している。主スリットSL1の長手方向D4は、第一部位41と第二部位42とを分ける向きである。尚、第一接続部51及び第二接続部52を接続部50と総称し、副スリットSL2A,SL2Bを副スリットSL2と総称し、第一縁部33A及び第二縁部33Bを縁部33と総称する。一方の副スリットSL2Aは、主スリットSL1の第一縁部33A側の端部SL1aに繋がり、主スリットSL1から第一部位41側(連続方向D1の一方側D1a)へ延出し、厚み方向D3へ貫通している。他方の副スリットSL2Bは、主スリットSL1の第二縁部33B側の端部SL1aに繋がり、主スリットSL1から第一部位41側へ延出し、厚み方向D3へ貫通している。副スリットSL2A,SL2Bの長手方向D5は、連続方向D1に沿った向きであり、主スリットSL1の向きとは異なる向きである。第一接続部51は、第一縁部33Aに続く部位であり、副スリットSL2Aに沿って第一部位41と第二部位42とを繋いでいる。第二接続部52は、第二縁部33Bに続く部位であり、副スリットSL2Bに沿って第一部位41と第二部位42とを繋いでいる。
尚、スリットSL1,SL2の形状は、直線状に限定されず、例えば、内装材1のR形状に応じた曲線状にしてもよい。この場合、主スリットSL1近傍の緩衝材30の剥がれが抑制される。また、内装材1の形状に応じて、スリットの形状を折れ線状や波形状等にしてもよい。スリットSL1,SL2の形成方法には、裁断刃による裁断、ウォータージェット裁断、プレス成形型を用いたプレス成形、カッターを用いた手裁断、等を採用することができる。
接続部50が副スリットSL2に沿って第一部位41と第二部位42とを繋いでいることにより、緩衝材30の曲げに対する復元力が副スリットSL2の無い緩衝材と比べて低下し、基材10における外に凸の湾曲面23に対する緩衝材30の追従性が高まっている。従って、基材裏面12から緩衝材30の端部41a,42aが剥がれることが抑制されている。また、緩衝材に主スリット及び副スリットを形成するだけで端部の剥がれが抑制されるため、内装材を製造するための設備が簡素化される。さらに、緩衝材端部の剥がれが抑制されることにより、基材裏面に緩衝材を貼り付ける作業が容易になり、内装材の製造コストを低減可能である。
図2に示すように、基材10と接する第一部位41の面積S1は、基材10と接する第二部位42の面積S2よりも大きい。尚、面積S1は接着面40における第一部位41の面積であり、面積S2は接着面40における第二部位42の面積である。また、連続方向D1における第一部位41の長さL11は、連続方向D1における第二部位42の長さL12よりも長い。尚、長さL11は第一部位41の中で連続方向D1において最も長い部分の長さとし、長さL12は第二部位42の中で連続方向D1において最も長い部分の長さとする。
これらの場合、副スリットSL2が無ければ第二部位42側の端部42aの方が第一部位41側の端部よりも基材10から剥がれ易い傾向にある。副スリットSL2が主スリットSL1から第一部位41の側にあるので、副スリットSL2側において主スリットSL1に沿った中間部位43が第一部位41に繋がり第二部位42から断たれている。これにより、剥がれ易い傾向の第二部位42側の端部42aが基材10から剥がれ難くなっている。
また、連続方向D1における湾曲面23の曲率の最も大きい部位を曲率最大部24とするとき、第一接続部51及び第二接続部52は、曲率最大部24と接している。これにより、基材配置面20に接着された緩衝材30の主スリットSL1は、曲率最大部24よりも第二部位42側に寄っている。これによっても、剥がれ易い傾向の第二部位42側の端部42aが基材10から剥がれ難くなっている。
さらに、曲率最大部24は、副スリットSL2の中点又はその近傍を通ることが好ましい。尚、副スリットSL2の中点の近傍は、第一部位41からの長さL2(図2参照)が副スリットSL2の長さL1(図2参照)の0.3倍以上0.7倍以下、より好ましくは0.4倍以上0.6倍以下となる位置とする。L2/L1≧0.3が好ましいのは、中間部位43と第一部位41との境界部が曲率最大部24に近いことにより中間部位43の端部43aの剥がれが抑制されるためである。L2/L1≦0.7が好ましいのは、第二部位42が曲率最大部24から遠いことにより第二部位42の端部42aの剥がれが抑制されるためである。
連続方向D1に対する各接続部51,52の幅W1(図2参照)は、緩衝材30の厚みT1(図3参照)の50%以上、且つ、100%以下が好ましい。尚、幅W1は、連続方向D1及び厚み方向D3に直交する方向における各接続部51,52の長さとする。W1/T1≧0.5が好ましいのは、接続部51,52の破断が抑制されるためである。また、W1/T1≦1.0が好ましいのは、緩衝材30の曲げに対する復元力の低下により基材裏面12から緩衝材端部41a,42aが剥がれることがさらに抑制されるためである。
副スリットSL2の長さL1(図2参照)は、緩衝材30の厚みT1の1.0倍以上が好ましく、1.5倍以上がより好ましい。これは、緩衝材30の曲げに対する復元力の低下により基材裏面12から緩衝材端部41a,42aが剥がれることがさらに抑制されるためである。また、副スリットSL2の長さL1は、緩衝材30の厚みT1の3.0倍以下が好ましく、2.0倍以下がより好ましい。これは、連続方向D1における中間部位43の長さが短くなることにより中間部位43の端部43aが基材裏面12から剥がれることが抑制されるためである。
尚、第二部位42における裏面32を基準としたときの中間部位43の裏面32側への高さH1(図3参照)は、緩衝材30の厚みT1以下が好ましく、厚みT1の0.5倍以下がより好ましい。
(3)実施例:
以下、車両用内装材をデッキサイドトリムに適用した実施例を示してより具体的に本発明を説明するが、本発明は実施例により限定されるものではない。
本デッキサイドトリムの基材には、PP繊維及びガラス繊維を含み、PE繊維及びPET繊維を含む表皮材が室内面に設けられたプレス成形品を用いた。このプレス成形品は、基材と表皮材とを重ねて加熱しプレス成形することにより形成した。基材のサイズは、903mm×199mm×366mmであった。緩衝材には、密度0.06g/cm3の平板状フェルトを用いた。フェルトのサイズは、150mm×348mm×20mmであった。主スリットの長さは125mmであり、この主スリットの両端にそれぞれ繋がる各副スリットの長さは30mmであった。各接続部の幅は、10mmであった。フェルトと基材とは、ホットメルト接着剤で接着した。その結果、フェルトの端部に剥がれは見られなかった。
(4)変形例:
本発明は、種々の変形例が考えられる。尚、変形例を示す図において上記具体例と同様の箇所には同じ符号を付して説明を省略する。
図4(a)に示すように、緩衝材30の中間部位43の角部に切落部44,44を形成した変形例も本技術に含まれる。各切落部44は、主スリットSL1の端部SL1a、すなわち、主スリットSL1と副スリットSL2とが接続される部分において三角形状に形成され、厚み方向D3(図3参照)へ貫通している。切落部44を設けることにより、スリットSL1,SL2を視認し易くすることができ、基材配置面20に緩衝材30を貼り合わせる時の緩衝材30の位置合わせが容易となる。切落部44は、1辺の長さが副スリットSL2の長さL1よりも短くされ、緩衝材による緩衝効果、及び、吸音効果が十分に発揮される程度の大きさとされる。尚、切落部の形状は、三角形状以外にも、四角形といった多角形、扇状、等の形状でもよい。
図4(b)に示すように、緩衝材30において副スリットSL2A,SL2Bの先端部に孔45,45を形成した変形例も本技術に含まれる。各孔45は、副スリットSL2において主スリットSL1の端部SL1aとは反対側となる端部において円形状に形成され、厚み方向D3へ貫通している。孔45を設けることにより、中間部位43における復元力がさらに低下する。また、スリットSL1,SL2を設ける仕様の緩衝材の外形と、スリットSL1,SL2を設けない仕様の緩衝材の外形と、が同じである場合、スリット無しの緩衝材をスリット付きの緩衝材に流用することができる。この場合、孔45があることにより、スリット無しの緩衝材とスリット付きの緩衝材とを容易に判別可能である。孔45は、直径が副スリットSL2の長さL1よりも短くされ、緩衝材による緩衝効果、及び、吸音効果が十分に発揮され、且つ、孔45の近傍において接続部50に破断が生じない程度の大きさとされる。尚、孔の形状は、正円状以外にも、楕円、四角形といった多角形、等の形状でもよい。
図4(c),(d)に示すように、副スリットSL2の向き(長手方向D5)が連続方向D1からずれていても、本技術に含まれる。図4(c)は、副スリットSL2が主スリットSL1から遠ざかるにつれて第一部位41と第二部位42とを結ぶ縁部33から遠ざかる向きとされた変形例を示している。尚、接続部50が第二部位42から第一部位41に向かうにつれて広がっているため、接続部50の剥がれ抑制の点では副スリットSL2が連続方向D1に沿った向きである方が好ましい。図4(d)は、副スリットSL2が主スリットSL1から遠ざかるにつれて第一部位41と第二部位42とを結ぶ縁部33に近付く向きとされた変形例を示している。尚、中間部位43が端部43aから第一部位41に向かうにつれて広がっているため、中間部位の端部43aの剥がれ抑制の点では副スリットSL2が連続方向D1に沿った向きである方が好ましい。
図5(a)に示すように、副スリットSL2において主スリットSL1の端部SL1aに繋がる部分に折曲部46を形成した変形例も本技術に含まれる。各折曲部46は、主スリットSL1から遠ざかるにつれて第一部位41と第二部位42とを結ぶ縁部33に近付く向きとされている。従って、折曲部46の向きは、折曲部46を除いた部分の副スリットSL2の向きとは異なり、且つ、主スリットSL1の向きとも異なる。図5(a)に示す副スリットSL2も主スリットSL1の端部SL1aに繋がっており、緩衝材端部の剥がれを抑制する効果が得られる。尚、副スリットSL2において主スリットSL1の端部SL1aに繋がる部分に弧状(円弧状を含む)といった曲線状の部位を形成した変形例も、本技術に含まれる。
図5(b)に示すように、副スリットSL2が主スリットSL1から第二部位42の側にある変形例も、本技術に含まれる。尚、狭い第二部位42側の端部42aの方が広い第一部位41側の端部41aよりも基材10から剥がれ易い傾向にあるため、副スリットSL2は主スリットSL1から第一部位41の側にある方が好ましい。
また、図示していないが、複数の副スリットSL2の一部が主スリットSL1から第一部位41の側にあって残りの副スリットSL2が主スリットSL1から第二部位42の側にある変形例も、本技術に含まれる。
図5(c)に示すように、副スリットSL2が主スリットSL1から第一部位41の側と第二部位42の側の両方にある変形例も、本技術に含まれる。
さらに、図示していないが、第二縁部33B側の副スリットSL2Bが無く第一縁部33A側の副スリットSL2Aがある変形例、すなわち、第二接続部52が無く第一接続部51がある変形例も、本技術に含まれる。むろん、第一縁部33A側の副スリットSL2Aが無く第二縁部33B側の副スリットSL2Bがある変形例、すなわち、第一接続部51が無く第二接続部52がある変形例も、本技術に含まれる。
図6に示すように、第一部位41と第二部位42とを結ぶ縁部33から接続部50が離れている変形例も、本技術に含まれる。図6に下側には、判り易く示すため、第一部位41と接続部50とを切断した図を示している。本変形例の緩衝材30には、幅方向D2の略中間部分で2つに分けられた主スリットSL1,SL1が第一部位41と第二部位42とを分ける向きに形成されている。各主スリットSL1の端部SL1aに繋がる副スリットSL2は、連続方向D1に沿った向き(長手方向D5)に形成されている。副スリットSL2A,SL2Bに挟まれた接続部50は、副スリットSL2に沿って第一部位41と第二部位42とを繋いでいる。この変形例も、接続部50があることにより、緩衝材30の曲げに対する復元力が副スリットSL2の無い緩衝材と比べて低下し、基材10における外に凸の湾曲面23に対する緩衝材30の追従性が高まる。従って、基材から緩衝材端部が剥がれることが抑制される。
(5)結び:
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、基材から緩衝材端部が剥がれることが抑制される技術等を提供することができる。むろん、従属請求項に係る構成要件を有しておらず独立請求項に係る構成要件のみからなる技術でも、上述した基本的な作用、効果が得られる。
また、上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術並びに上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も実施可能である。本発明は、これらの構成等も含まれる。
1…内装材、
10…基材、11…表皮面、12…裏面、
20…配置面、
21…第一連続面、22…第二連続面、23…湾曲面、24…曲率最大部、
30…緩衝材、32…裏面、33…縁部、33A…第一縁部、33B…第二縁部、
40…接着面、
41…第一部位、41a…端部、42…第二部位、42a…端部、
43…中間部位、43a…端部、44…切落部、45…孔、46…折曲部、
50…接続部、51…第一接続部、52…第二接続部、
D1…連続方向、D1a…一方側、D1b…他方側、
D2…幅方向、D3…厚み方向、
D4…主スリットの長手方向、D5…副スリットの長手方向、
SL1…主スリット、SL1a…端部、SL2,SL2A,SL2B…副スリット。

Claims (4)

  1. 外に凸の湾曲面を含む配置面を有する基材と、前記配置面に接した緩衝材と、を備えた車両用内装材であって、
    前記配置面において、前記湾曲面を通る連続方向の一方側にある面を第一連続面とし、前記連続方向の他方側にある面を第二連続面とするとき、
    前記緩衝材は、少なくとも前記第一連続面に接した第一部位と、少なくとも前記第二連続面に接した第二部位と、前記第一部位と前記第二部位とを繋ぐ接続部と、を有し、
    前記緩衝材には、前記第一部位と前記第二部位との間に前記第一部位と前記第二部位とを分ける向きの主スリットが形成され、該主スリットの端部に繋がり該主スリットの向きとは異なる向きの副スリットが形成され、
    前記接続部が前記副スリットに沿って前記第一部位と前記第二部位とを繋いでいる、車両用内装材。
  2. 前記連続方向における前記第一部位の長さが前記連続方向における前記第二部位の長さよりも長く、
    前記副スリットは、前記主スリットから前記第一部位の側にある、請求項1に記載の車両用内装材。
  3. 前記副スリットが前記連続方向に沿った向きである、請求項1又は請求項2に記載の車両用内装材。
  4. 前記接続部が前記連続方向における前記湾曲面の曲率の最も大きい部位と接している、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の車両用内装材。
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