JP7001942B2 - 車両用シート - Google Patents
車両用シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP7001942B2 JP7001942B2 JP2020101157A JP2020101157A JP7001942B2 JP 7001942 B2 JP7001942 B2 JP 7001942B2 JP 2020101157 A JP2020101157 A JP 2020101157A JP 2020101157 A JP2020101157 A JP 2020101157A JP 7001942 B2 JP7001942 B2 JP 7001942B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- pressure receiving
- receiving member
- boundary portion
- end portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
こうすることで、シートバックパッドにおけるそれぞれ異材料からなる領域の境界部と、その周囲との硬度変化を小さくすることができる。これにより、境界部における乗員の違和感を軽減できる。
こうすることで、境界部とその周囲の硬度変化を段階的にできる。これにより、境界部とその周囲との硬度が急激に変化することを抑制できるため、境界部における違和感を軽減できる。
こうすることで、境界部とその周囲の硬度変化を勾配的にできる。これにより、境界部、及び境界部とその周囲との硬度変化を滑らかにすることができるため、境界部における違和感を軽減できる。
こうすることで、境界部のシート前方側の端部よりもシート後方側の端部の方を受圧部材により強く支持することで、境界部における硬度変化を滑らかとし違和感を軽減することができる。
こうすることで、乗員の上体の下部を安定して保持することができるため、乗員の姿勢維持が容易となる。また、乗員の上体の上部を柔らかく保持するようにしたことで、乗り心地が良好となる。
こうすることで、境界部の位置に表皮材を吊り込むことができる。これにより、境界部において表皮材のたるみが防止されるため、境界部における違和感を軽減できる。
まず、図1及び図2に基づいて、本実施形態に係る車両用シートS及びシートフレームSaの構成について説明する。
まず、図3乃至図5に基づいて、シートバックパッド2aの詳細について説明する。図3に示されるように、シートバックパッド2aは、乗員の上体下部を支持する下部クッション領域40、乗員の上体上部を支持する上部クッション領域42、乗員の上体右側部を支持する右側部クッション領域44、乗員の上体左側部を支持する左側部クッション領域46を備え、各領域は溝部48により区切られている。また、上部クッション領域42の上面には、ヘッドレスト3のピラーが挿通されるヘッドレスト用貫通孔52が形成されている。そして、シートバックパッド2aには、シート前面側の表皮2bを吊り込むための吊り込みワイヤ54が埋設されている。
次に、図6乃至図8に基づいて、シートクッションパッド1aの詳細について説明する。図6及び図7に示されるように、シートクッションパッド1aは、乗員の大腿部を支持する前方クッション領域60、乗員の臀部を支持する後方クッション領域62、乗員の右脚部を支持する右側部クッション領域64、乗員の左脚部を支持する左側部クッション領域66を備え、各領域は溝部68により区切られている。
次に、図9乃至図14に基づいてシートバックパッド2aの変形例について説明する。なお、図9乃至図14に示す例では、シートバックパッド2aの境界部41の構成に関し上述したシートバックパッド2aと相違するが、他の点では共通しているため、以下では相違点について説明し、共通点についての説明は省略する。
Sa シートフレーム
1 シートクッション
1a シートクッションパッド
1b 表皮
2 シートバック
2a シートバックパッド
2b 表皮
3 ヘッドレスト
3a ヘッドレストパッド
3b 表皮
10 クッションフレーム
11 クッションサイドフレーム
12 パンフレーム
13 フレーム連結パイプ
14a,14b Sバネ(受圧部材)
15 リクライニング機構
16 連結シャフト
17 渦巻きバネ
18 バネ係止部材
18a 折り曲げ部
20 シートバックフレーム
21 上部フレーム
22 サイドフレーム
22a 前方折り曲げ部
22b 後方折り曲げ部
22c 凹部
23a,23b Sバネ(受圧部材)
30 下部フレーム
31 フレーム本体部
32 フレーム折り曲げ部
33a 上端フランジ部
33b 下端フランジ部
38 締結ボルト
40 下部クッション領域
40a 下部第1クッション領域
40b 下部第2クッション領域
41 境界部
41a 前方端部
41b 後方端部
42 上部クッション領域
44 右側部クッション領域
46 左側部クッション領域
48 溝部
50 プレスフェルト
52 ヘッドレスト用貫通孔
54,56 吊り込みワイヤ
58 溝部
59 吊り込み部
60 前方クッション領域
60a 前方第1クッション領域
60b 前方第2クッション領域
61 境界部
61a 上方端部
61b 下方端部
62 後方クッション領域
64 右側部クッション領域
66 左側部クッション領域
68 溝部
Claims (10)
- 背もたれ面を構成するシートバックの骨格をなすシートバックフレームと、
前記シートバックフレームに対しシート幅方向に架設され、乗員の荷重を受ける受圧部材と、
それぞれ異なる材料からなる複数の領域を有し、前記シートバックを覆う表皮材と前記受圧部材との間に配置されるシートバックパッドと、を備え、
前記複数の領域の境界部と対向する位置に前記受圧部材を配置し、
前記境界部は、前記シート幅方向に沿って設けられ、前記受圧部材の少なくとも一部とシート上下方向における位置が重なっており、
前記シートバックパッドは、逆U字状に少なくとも三方を溝部で囲まれた下部クッション領域を有し、
前記下部クッション領域内には、前記境界部と対向し、前記シート上下方向において前記境界部と重なる位置にプレスフェルトが配置されていることを特徴とする車両用シート。 - 前記プレスフェルトは、下辺よりも上辺が短い形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
- 前記境界部のシート前方側における前方端部と、前記境界部のシート後方側における後方端部との前記シート上下方向における位置が異なることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用シート。
- 前記前方端部と前記後方端部の接続面が段差構造をなすことを特徴とする請求項3に記載の車両用シート。
- 前記前方端部と前記後方端部の接続面が勾配構造をなすことを特徴とする請求項3に記載の車両用シート。
- 前記受圧部材は、第1の受圧部材と、前記シートバックフレームに対し前記シート幅方向に架設され、前記第1の受圧部材の下方に設けられる第2の受圧部材と、を備え、
前記前方端部と前記後方端部との一方が、前記第1の受圧部材と前記第2の受圧部材との間に位置し、他方が前記第1の受圧部材と重なる高さに位置することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の車両用シート。 - 前記シートバックパッドにおいて前記境界部よりも下方となる領域の硬度が、上方となる領域の硬度よりも高いことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の車両用シート。
- 前記境界部に形成された溝に表皮材の吊り込み部が取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
- 前記受圧部材は、第1の受圧部材と、前記シートバックフレームに対し前記シート幅方向に架設され、前記第1の受圧部材の下方に設けられる第2の受圧部材と、を備え、
前記境界部は、各々が前記シートバックパッドの前面又は後面に達する第1端部及び第2端部を有し、
前記境界部の前記第1端部と前記第2端部のいずれか一方が、前記第1の受圧部材と重なる高さに位置し、前記境界部の前記第1端部と前記第2端部の他方が、前記第2の受圧部材と重なる高さ又は前記第2の受圧部材の下方に位置することを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。 - 前記受圧部材は、第1の受圧部材と、前記シートバックフレームに対し前記シート幅方向に架設され、前記第1の受圧部材の下方に設けられる第2の受圧部材と、を備え、
前記下部クッション領域は、前記境界部を境にして下方に位置する第1クッション領域と上方に位置する第2クッション領域と、を有し、
前記第2の受圧部材と前記第1クッション領域とが、第1の同一水平面上に設けられ、前記第1の受圧部材と前記第2クッション領域とが、第2の同一水平面上に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020101157A JP7001942B2 (ja) | 2020-06-10 | 2020-06-10 | 車両用シート |
JP2021211233A JP7299523B2 (ja) | 2020-06-10 | 2021-12-24 | 車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020101157A JP7001942B2 (ja) | 2020-06-10 | 2020-06-10 | 車両用シート |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019148882A Division JP6718130B2 (ja) | 2019-08-14 | 2019-08-14 | 車両用シート |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021211233A Division JP7299523B2 (ja) | 2020-06-10 | 2021-12-24 | 車両用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020138733A JP2020138733A (ja) | 2020-09-03 |
JP7001942B2 true JP7001942B2 (ja) | 2022-01-20 |
Family
ID=72279886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020101157A Active JP7001942B2 (ja) | 2020-06-10 | 2020-06-10 | 車両用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7001942B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001070083A (ja) | 1999-09-01 | 2001-03-21 | Inoac Corp | シート用パッド |
JP2012176330A (ja) | 2005-12-28 | 2012-09-13 | Delta Tooling Co Ltd | 乗物用シート |
JP2015091628A (ja) | 2013-09-30 | 2015-05-14 | 本田技研工業株式会社 | 成形体、成形体の製造方法、車両用シート材、および車両用シート材の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0448860U (ja) * | 1990-08-31 | 1992-04-24 | ||
JPH11113688A (ja) * | 1997-10-14 | 1999-04-27 | Achilles Corp | 寝具用マットレス |
-
2020
- 2020-06-10 JP JP2020101157A patent/JP7001942B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001070083A (ja) | 1999-09-01 | 2001-03-21 | Inoac Corp | シート用パッド |
JP2012176330A (ja) | 2005-12-28 | 2012-09-13 | Delta Tooling Co Ltd | 乗物用シート |
JP2015091628A (ja) | 2013-09-30 | 2015-05-14 | 本田技研工業株式会社 | 成形体、成形体の製造方法、車両用シート材、および車両用シート材の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020138733A (ja) | 2020-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6098616B2 (ja) | 車両用シート | |
US20240025320A1 (en) | Vehicle seat | |
JP7283248B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP2016117360A (ja) | 車両用シート | |
WO2013137065A1 (ja) | 乗物用シート | |
JP6068114B2 (ja) | 車両用シート及び車両 | |
JP7001942B2 (ja) | 車両用シート | |
JP6718130B2 (ja) | 車両用シート | |
JP7299523B2 (ja) | 車両用シート | |
JP7132533B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP2010284249A (ja) | シートクッションパッド | |
JP2023107943A (ja) | 車両用シート | |
JP7364877B2 (ja) | シートクッション及び該シートクッションを備える乗物用シート | |
JP4713162B2 (ja) | 自動車用シート | |
JP7110931B2 (ja) | 車両用のシート | |
JP2020185817A (ja) | シート | |
JP6450970B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP2022104030A (ja) | シート | |
JP2020033019A (ja) | 乗物用シート | |
JP2001269241A (ja) | シート用クッションパッド | |
JP2001169852A (ja) | 車両用シートバック |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200710 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210303 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210330 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210528 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210729 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211207 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7001942 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |