JP4298384B2 - 液供給装置および基板処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板に処理液を吐出することによって薬液処理を行う基板処理装置に関する。より詳しくは、処理液を供給する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
基板の製造工程においては、塗布装置や現像装置などのように、基板に対して薬液処理を実行する基板処理装置が用いられる。
【0003】
例えば、塗布装置は、液体タンクなどの液体供給機構から供給されたレジスト液(処理液)をノズルから基板に対して吐出することにより、当該基板にレジスト液を塗布する。塗布装置では、このような処理を行うことによって、ノズルにレジスト液が付着し、これが後の基板処理においてパーティクルの原因となる。また、待機中に配管内のレジスト液が変質するなどの問題がある。そのため、適宜、ノズルや配管内を洗浄する必要があり、例えば、特許文献1には、洗浄機能を備えた塗布装置が記載されている。
【0004】
特許文献1には、洗浄液(純水やアルカリ水など)を供給する機構を塗布装置の液体供給機構にさらに設け、所定の配管を介して洗浄液をノズルから吐出させる技術が提案されている。すなわち、塗布装置が基板に対する処理を行っていない間に、ノズルから洗浄液を吐出して、ノズルや配管内の洗浄を行う技術が提案されている。そして、塗布装置が通常の基板処理を行う場合には、洗浄液の流路を閉鎖し、洗浄液がノズルに供給されない状態にした上で、ノズルにレジスト液を供給するようにしている。なお、液体の流路を閉鎖する手法としては、開閉バルブや逆止弁などの開閉機構を用いるのが一般的である。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−150345公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような開閉機構は、遮断部材を開放位置と閉鎖位置との間で移動させることによって液体の流路を閉鎖する機構である。したがって、流路を閉鎖した場合に、遮断部材を介して2種類の液体が存在する状態(以下、「接液状態」という)が生じる。このような接液状態では、遮断部材のシール効果(液体を遮断する機能の効果)の程度によっては、ノズルに供給される液体に遮断されるべき液体が混入するという問題があった。特に、遮断部材のシール効果が経年変化などによって劣化している場合や、遮断すべき液体の粘度が低く毛細管現象を起こしやすい場合などには、この混入現象は顕著となる。
【0007】
混入現象の弊害を現像液によって基板を現像処理する場合を例に検証する。現像装置において、現像液はノズルから数L/min程度の流量で吐出される。このとき、1cc/min程度の洗浄液(純水)が接液状態によって混入したとすると、吐出される現像液の濃度変化は0.1%となり、十分に現像不良の原因となる。
【0008】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、基板に対する処理において、2種類以上の液体の混入による処理精度の低下を防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、基板に対して少なくとも1種類の処理液を吐出するための吐出手段と、その一方端が前記吐出手段と連通接続された供給流路と、前記供給流路の他方端が連通接続されるとともに、複数の流路の各一方端がそれぞれ連通接続される接続手段と、前記複数の流路の各他方端がそれぞれ連通接続される供給手段とを備え、前記供給手段から供給される前記処理液を含む複数種類の液体を、前記複数の流路を介して前記接続手段にそれぞれ供給し、当該接続手段に供給された前記複数種類の液体のうちの1の液体を、前記供給流路を介して前記吐出手段に選択的に供給する液供給装置であって、前記複数の流路のうちの少なくとも1の流路から当該流路にある液体を排液する排液手段をさらに備える。
【0010】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る液供給装置であって、前記複数の流路をそれぞれ開閉する開閉手段をさらに備え、前記排液手段が、前記少なくとも1の流路について、前記開閉手段から前記供給手段までの間において前記流路にある液体の排液を行う。
【0011】
また、請求項3の発明は、請求項2の発明に係る液供給装置であって、前記開閉手段が、三方弁である。
【0012】
また、請求項4の発明は、請求項2の発明に係る液供給装置であって、前記開閉手段が、逆止弁である。
【0013】
また、請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの発明に係る液供給装置であって、前記複数種類の液体に純水が含まれ、前記排液手段が、前記複数の流路のうち、純水を導くために使用される流路から液体を排液する。
【0014】
また、請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかの発明に係る液供給装置であって、前記少なくとも1種類の処理液に現像液が含まれる。
【0015】
また、請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれかの発明に係る液供給装置であって、前記少なくとも1種類の処理液にレジスト液が含まれる。
【0016】
また、請求項8の発明は、請求項1ないし7のいずれかの発明に係る液供給装置であって、前記排液手段は、前記流路に存在する液体がほぼ空状態となるように排液する。
また、請求項9の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の液供給装置であって、前記排液手段は、前記供給手段による前記流路への供給を停止した状態において、前記流路からの排液を行う。
また、請求項10の発明は、基板に対して処理液による薬液処理を行う基板処理装置であって、基板を保持する保持手段と、前記保持手段に保持された前記基板に対して処理液を供給する請求項1ないしのいずれかに記載された液供給装置とを備える。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付の図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0018】
<1. 第1の実施の形態>
図1は、本発明に係る基板処理装置1の概略図である。なお、図1において、図示および説明の都合上、Z軸方向が鉛直方向を表し、XY平面が水平面を表すものとして定義するが、それらは位置関係を把握するために便宜上定義するものであって、以下に説明する各方向を限定するものではない。以下の図についても同様である。
【0019】
基板処理装置1は、基板処理装置1に対する基板90の搬出入を行うインデクサ10,11、基板90を搬送する搬送機構20、液供給装置30、および制御装置40から構成される。基板処理装置1は、液晶表示装置の画面パネルを製造するための角形ガラス基板を被処理基板90としており、基板90の表面に形成された電極層などを選択的にエッチングするプロセスにおいて、露光処理が行われた基板90を現像する装置として構成されている。したがって、この実施の形態では、スリットノズル31は処理液として現像液を吐出するようになっている。
【0020】
なお、基板処理装置1は、液晶表示装置用のガラス基板だけでなく、種々の基板に現像液を吐出することによって現像処理を行う装置として変形利用することもできる。また、基板90に対して薬液処理を行う液体は現像液に限られるものではなく、例えば、現像液と同様に薬液処理において濃度管理について高い精度が要求されるレジスト液などであってもよい。その場合、基板処理装置1は、基板90に対してレジスト液を塗布する塗布装置として機能することとなる。
【0021】
インデクサ10は、図示しない装置外の搬送機構から基板90を受け取り、所定の位置に所定の時間保持した後、搬送機構20に基板90を受け渡す。また、インデクサ11は、搬送機構20から搬出された基板90を図示しない装置外の搬送機構に払い出す。なお、インデクサ10,11は、FOUPカセットなどを載置するための載置台や、搬送機構20との間で基板90の受け渡しを行う搬送ロボットなどを備えていてもよい。
【0022】
搬送機構20は、基板90を所定の位置に保持した状態で、インデクサ10からインデクサ11に向けて搬送する機能を有する。詳細は後述するが、基板処理装置1では、搬送機構20が基板90を保持した状態で、基板90に対する各種の処理が行われる。
【0023】
図2は、第1の実施の形態における液供給装置30の構成を示す概略図である。液供給装置30は、スリットノズル31、ノズル配管32、三方弁33、薬液供給部34、薬液配管35、洗浄液供給部36、洗浄液配管37、および排液機構38を備え、薬液供給部34から供給する現像液をスリットノズル31から吐出することにより、搬送機構20に保持された基板90に現像液を供給する。詳細は後述するが、これにより基板処理装置1は、基板90に対する現像処理を実行する装置として機能する。
【0024】
スリットノズル31は、主にY軸方向に伸びる直線状の部材で構成され、搬送機構20に保持された基板90に対向する位置に、液体を吐出するためのスリット(図示せず)が設けられている。スリットノズル31にはノズル配管32が取り付けられる。スリットノズル31は、薬液供給部34から供給される現像液を、前述のスリットから基板90に対して吐出する。また、スリットノズル31は、洗浄液供給部36から供給される洗浄液についても吐出することが可能とされている。
【0025】
図2に示すように本実施の形態におけるスリットノズル31には、Y軸方向に沿った3カ所にノズル配管32が連通接続される。これにより、スリットノズル31には3カ所から現像液などの液体が供給されるため、Y軸方向の吐出精度が均一化される。なお、スリットノズル31の液体供給箇所の数は3カ所に限られるものではない。
【0026】
三方弁33は、ノズル配管32に、薬液配管35および洗浄液配管37を接続する機能を有する。すなわち、三方弁33が主に本発明における接続手段に相当する。また、ノズル配管32に対して、薬液配管35および洗浄液配管37のいずれか一方を選択的に連通させ、かつ他方を閉鎖する機能を有しており、本発明における開閉手段にも相当する。
【0027】
さらに、三方弁33は、制御装置40に接続されており、制御装置40からの制御信号に応じて、開閉動作(流路選択動作)が決定される。例えば、スリットノズル31に供給する液体として現像液が制御装置40により選択された場合は、薬液配管35をノズル配管32に連通接続させる。これにより、洗浄液配管37は閉鎖される。
【0028】
薬液供給部34は、薬液タンク340、送液ポンプ341、および開閉弁342を備えている。薬液タンク340は、現像液を溜めておく貯留槽の機能を有しており、送液ポンプ341および開閉弁342を介して薬液配管35に連通接続されている。薬液供給部34は、開閉弁342を開放状態にするとともに、送液ポンプ341を駆動することによって、薬液タンク340に貯留した現像液を三方弁33に向けて送り出す。このとき、三方弁33がノズル配管32と薬液配管35とを連通させる状態となっていれば、現像液はスリットノズル31に供給される。すなわち、薬液供給部34は、現像液をスリットノズル31に供給する機能を有する。
【0029】
洗浄液供給部36は、開閉弁360が開放されることにより、図示しない装置外の洗浄液タンクから所定の圧力によって洗浄液を三方弁33に向けて送り出す。このとき、三方弁33がノズル配管32と洗浄液配管37とを連通させる状態となっていれば、洗浄液はスリットノズル31に供給される。すなわち、洗浄液供給部36は、洗浄液をスリットノズル31に供給する機能を有する。なお、本実施の形態における基板処理装置1は、洗浄液として純水を用いるため、洗浄液を装置外の洗浄液タンクから供給する構成を採用するが、洗浄液を供給する機構はこれに限られるものではない。例えば、洗浄液供給部36に送液ポンプや洗浄液タンクを設けて、当該送液ポンプの駆動力によってスリットノズル31に洗浄液を供給するように構成してもよい。また、洗浄液は純水に限られるものではなく、アルカリ水など、さらに洗浄力のある液体が選択されてもよい。
【0030】
本実施の形態における基板処理装置1は、薬液供給部34および洗浄液供給部36を備えることにより、複数種類の液体(本実施の形態においては現像液と洗浄液)をスリットノズル31に供給することができる。すなわち、薬液供給部34および洗浄液供給部36が主に本発明における供給手段に相当する。
【0031】
排液機構38は、開閉弁380を備えており、制御装置40からの制御信号に応じて、開閉弁380を開放することにより、洗浄液配管37内の液体(主に洗浄液)を排液する。
【0032】
基板処理装置1では、ノズル配管32、薬液配管35、および洗浄液配管37がスリットノズル31に液体を導く流路を形成している。ノズル配管32はスリットノズル31に供給される液体を導く機能を有し、本発明における供給流路に相当する。また、薬液配管35および洗浄液配管37が本発明における複数の流路に相当する。なお、これらの流路において、流量調整用のバルブ、パーティクル除去用のフィルタ、および手動弁などが適宜設けられてもよい。
【0033】
制御装置40は、一般的なコンピュータの機能を有する装置であり、主に、演算処理を行うCPUおよびデータを記憶する記憶部から構成される(いずれも図示せず)。制御装置40は、基板処理装置1の各構成と信号の送受信が可能な状態で接続されており、前述のCPUが生成した制御信号に基づいて、各構成を制御する機能を有する。特に、制御装置40は、液供給装置30がスリットノズル31に供給する液体(現像液または洗浄液)を選択し、三方弁33を制御することによって、選択された液体以外の流路を閉鎖する。このような制御により、基板処理装置1は、スリットノズル31から処理に応じた液体(選択された液体)を吐出することができるようにされている。
【0034】
以上が、本実施の形態における基板処理装置1の構成の説明である。次に、基板処理装置1の動作について説明する。基板処理装置1における処理は、現像処理と洗浄処理とに大別される。なお、以下の基板処理装置1の動作は、特に断らない限り、制御装置40からの制御信号に応じて各構成が制御されることによって実現されるものである。
【0035】
まず、洗浄処理の動作について説明する。基板処理装置1では、前述のように現像処理が行われることによってスリットノズル31およびノズル配管32内に現像液が残留する。この残留した現像液は、経時変化などによって変質するため、汚染物となってパーティクルの原因となったり、あるいは後の処理において現像液の濃度に影響を与える原因となる。したがって、基板処理装置1は、現像処理を実行する前に、主にスリットノズル31、およびノズル配管32に残留する現像液を除去するための洗浄処理を実行する。
【0036】
まず、基板処理装置1では洗浄処理を開始するのに先立って、薬液供給部34が送液ポンプ341を停止状態とするとともに、開閉弁342を閉鎖状態にする。これにより、スリットノズル31に対する現像液の供給が停止される。なお、現像液の供給停止処理は、実際には後述する現像処理の終了とともに実行される。また、排液機構38が開閉弁380を閉鎖状態にする。
【0037】
次に、制御装置40は、洗浄処理においてスリットノズル31に供給すべき液体は洗浄液であるから、三方弁33に対して、ノズル配管32と洗浄液配管37とを連通接続するよう制御する。この制御に応じて三方弁33が、ノズル配管32と洗浄液配管37とを選択的に連通接続させ、薬液配管35は閉鎖される。
【0038】
次に、洗浄液供給部36が開閉弁360を開放状態にすることにより、スリットノズル31に洗浄液を供給する。スリットノズル31に洗浄液が供給されると、スリットノズル31から洗浄液が吐出される。このとき、洗浄液がスリットノズル31およびノズル配管32を通過するため、これらの内部に残留していた現像液などは押し流され、スリットノズル31およびノズル配管32が洗浄される。
【0039】
所定の時間が経過し、スリットノズル31およびノズル配管32の洗浄が十分に行われたと制御装置40が判断すると、制御装置40は洗浄液供給部36の開閉弁360を閉鎖するよう洗浄液供給部36に制御信号を出力する。この制御信号に応じて、洗浄液供給部36が開閉弁360を閉鎖状態にすることにより、スリットノズル31に対する洗浄液の供給が停止され、スリットノズル31からの洗浄液の吐出が停止する。
【0040】
次に、排液機構38が制御装置40からの制御信号に応じて開閉弁380を開放状態にする。これによって、スリットノズル31、ノズル配管32、三方弁33、および洗浄液配管37内の洗浄液が排液機構38によって装置外に排液される。これにより、洗浄液配管37内に洗浄液が残留することが防止され、洗浄液配管37はほぼ空の状態となる。
【0041】
本実施の形態における基板処理装置1のように、洗浄液として純水を用いる場合、長時間純水が滞留すると純水中にバクテリアが発生し、パーティクルの原因となるという問題がある。しかし、基板処理装置1では比較的長時間装置が停止する場合であっても、排液機構38によって純水の滞留を防止しているので、バクテリアの発生を防止することができる。
【0042】
排液機構38による排液が終了すると、基板処理装置1における洗浄処理は終了し、基板処理装置1は待機状態となる。
【0043】
次に、基板処理装置1における現像処理の動作について説明する。現像処理は、基板90の製造工程において、基板90に対して実行される液体による処理の一工程である。具体的には、基板90上の露光処理された感光材料(レジスト)を現像するための処理である。
【0044】
現像処理は、待機状態の基板処理装置1に、装置外の搬送装置によって露光処理された基板90が搬入されることにより開始される。装置外の搬送装置は、インデクサ10に対して基板90の搬入を行う。
【0045】
インデクサ10は、搬入された基板90を所定の位置に保持しつつ、タイミング調整を行ってから搬送機構20に受け渡す。このとき、インデクサ10が基板90を回転させることにより基板90の向きを調整するようにしてもよい。
【0046】
搬送機構20は、受け取った基板90を略水平方向に保持しつつ、(+X)方向に搬送する。制御装置40は、図示しないセンサにより、基板90が所定の位置に配置されたことを検出すると、現像処理においてスリットノズル31に供給すべき液体は現像液であるから、三方弁33に対して、ノズル配管32と薬液配管35とを連通接続するよう制御する。これによって三方弁33がノズル配管32と薬液配管35とを選択的に連通接続させ、洗浄液配管37は閉鎖される。
【0047】
次に、薬液供給部34が開閉弁342を開放するとともに、送液ポンプ341を駆動することによって、スリットノズル31に現像液が供給され、基板90に対してスリットノズル31からの現像液の吐出が開始される。
【0048】
このとき、洗浄液配管37内は排液機構38によって液体がほぼ存在しない状態(空状態)にされている。したがって、本実施の形態における基板処理装置1では、現像処理中に三方弁33において、現像液と洗浄液とが接液状態となることはない。したがって、基板90に対して吐出される現像液について洗浄液の混入が防止される。これにより、現像液の希釈化などが防止できるため、現像液の濃度管理の精度が向上し、現像不良を防止することができる。
【0049】
基板90は、搬送機構20によって(+X)方向に搬送されつつ、スリットノズル31からの現像液の吐出を受ける。すなわち、基板90は、スリットノズル31によりX軸方向に沿って走査され、基板90上の露光された感光材料の現像処理が進行する。
【0050】
スリットノズル31による基板90の走査が終了すると、薬液供給部34は、開閉弁342を閉鎖状態にするとともに、送液ポンプ341を停止する。これにより、薬液供給部34からの現像液の供給が停止され、スリットノズル31からの現像液の吐出が停止する。
【0051】
次に、制御装置40がノズル配管32と洗浄液配管37とが連通接続されるように三方弁33を制御する。これによって三方弁33がノズル配管32と洗浄液配管37とを選択的に連通接続させるとともに、薬液配管35が閉鎖状態にされる。さらに、排液機構38が開閉弁380を開放状態にして、スリットノズル31およびノズル配管32内の現像液を洗浄液配管37を介して排液する。
【0052】
これにより、現像処理は終了する。その後、再び前述の洗浄処理が実行され、スリットノズル31およびノズル配管32内の洗浄が行われる。なお、洗浄処理は、現像処理が行われるたびに行う必要はなく、例えば、所定回数の現像処理が繰り返された後に、洗浄処理を行うようにしてもよい。
【0053】
以上のように、本実施の形態における基板処理装置1は、基板90に対して処理液を供給する前に、排液機構38が処理液の流路に対して接液状態となる流路(洗浄液配管37)内の液体を予め排液しておくことにより、処理液に他の液体が接液することを防止することができる。したがって、三方弁33の経時変化などによって遮断機能が低下した場合や、洗浄液として使用される液体の粘度が低い場合であっても、従来の装置のように、スリットノズル31に供給される処理液に他の液体が混入することを防止することができる。
【0054】
また、洗浄液配管37内に残留する洗浄液を排液機構38が排液することにより、洗浄液配管37内の洗浄液の滞留を防止することができる。したがって、特に、洗浄液として純水が用いられ、基板処理装置1が比較的長時間停止する場合であっても、パーティクルの原因となるバクテリアが発生することを防止することができる。これによっても、基板処理装置1の処理精度を向上させることができる。
【0055】
なお、現像液と洗浄液とが接液状態となることを防止するためには、スリットノズル31に現像液が供給されている状態において、洗浄液の液面が三方弁33に接触しなければよい。したがって、排液機構38が洗浄液配管37内の洗浄液をすべて排液する必要はない。ただし、洗浄液が純水である場合など、洗浄液の滞留を防止するためには、本実施の形態における基板処理装置1のように、洗浄液配管37内の洗浄液をすべて排液するように構成することが好ましい。
【0056】
<2. 第2の実施の形態>
第1の実施の形態では、ノズル配管32、薬液配管35および洗浄液配管37を三方弁33で連通接続するよう構成したが、これらの配管を連通接続する構成としては、三方弁33に限られるものではない。すなわち、流路を開閉する機能を有しない部材であってもよい。
【0057】
図3は、このような原理に基づいて構成した第2の実施の形態における基板処理装置1の液供給装置30aを示す概略図である。液供給装置30aは、第1の実施の形態における液供給装置30の三方弁33が結合部33aと置き換わった構成を有している。なお、液供給装置30aは、結合部33a以外の構成は液供給装置30と同様であるため、図示および説明を適宜省略する。
【0058】
以上のような構成を有する第2の実施の形態における基板処理装置1の洗浄処理および現像処理における動作を説明する。
【0059】
まず、洗浄処理について説明する。本実施の形態における基板処理装置1では、洗浄処理を開始する前に、薬液供給部34により送液ポンプ341の駆動が停止され、開閉弁342が閉鎖状態とされる。また、排液機構38が開閉弁380を閉鎖状態とする。
【0060】
次に、制御装置40からの制御信号に応じて、洗浄液供給部36が開閉弁360を開放状態にする。これにより、装置外の洗浄液タンクから洗浄液が洗浄液配管37に供給され、結合部33aおよびノズル配管32を通過して、スリットノズル31に供給される。これにより、スリットノズル31から洗浄液が吐出される。
【0061】
所定の時間が経過して、スリットノズル31およびノズル配管32の洗浄が終了すると、洗浄液供給部36が開閉弁360を閉鎖状態にする。また、排液機構38が開閉弁380を開放することにより、スリットノズル31、ノズル配管32、結合部33a、および洗浄液配管37内に残留した洗浄液を排液する。このとき、結合部33aは、三方弁33に比べて内部構造などが単純であるため、液抜けが良好であり、現像液の残留が効果的に防止される。
【0062】
排液機構38による洗浄液の排液が終了すると、排液機構38は開閉弁380を閉鎖状態にする。これにより、本実施の形態における基板処理装置1の洗浄処理が終了し、基板処理装置1は待機状態になる。すなわち、本実施の形態における基板処理装置1においても待機中に洗浄液配管37内に純水の滞留が生じることが防止される。
【0063】
次に、現像処理について説明する。基板90が搬送機構20により所定の位置まで搬送されると、制御装置40が使用する液体として現像液を選択し、薬液供給部34に制御信号を出力する。この制御信号に応じて、薬液供給部34が、送液ポンプ341の駆動を開始するとともに、開閉弁342を開放状態にする。
【0064】
これにより、薬液配管35に現像液が供給され、薬液配管35から結合部33aに供給された現像液は、洗浄液配管37にも流入する。しかし、洗浄液供給部36の開閉弁360および排液機構38の開閉弁380が閉鎖状態であるため、現像液の洗浄液配管37への流入は、一定量で停止し、以後、薬液配管35から供給される現像液は結合部33aおよびノズル配管32を介してスリットノズル31に供給される。これにより、スリットノズル31から現像液の吐出が開始される。
【0065】
このとき、洗浄液配管37内の現像液は、開閉弁360において、洗浄液と接液状態となるため、洗浄液配管37内には洗浄液が混入する。しかし、洗浄液配管37は現像液の流路と空間的には接続されているものの、直接的には現像液の流路とはならないため、洗浄液配管37内の液体はほとんど流動しない。したがって、結合部33a(現像液の実質的な流路)から比較的離れた位置にある開閉弁360において、現像液と洗浄液とが接液状態となり、洗浄液配管37内の現像液が一部希釈されたとしても、現像処理に与える影響はほとんどない。
【0066】
スリットノズル31による基板90の走査が終了すると、薬液供給部34は、開閉弁342を閉鎖状態にするとともに、送液ポンプ341を停止する。これにより、薬液供給部34からの現像液の供給が停止され、スリットノズル31からの現像液の吐出が停止する。
【0067】
次に、排液機構38が開閉弁380を開放状態にして、スリットノズル31、ノズル配管32、結合部33a、および洗浄液配管37内の現像液を排液し、現像処理は終了する。
【0068】
以上のように、第2の実施の形態における基板処理装置1は、基板90に対する薬液処理に用いる処理液と他の液との接液状態を生じる位置を、当該処理液の流路から十分に離れた位置となるように構成するとともに、接液状態によって希釈された処理液を適宜排液する排液機構38を設けることにより、スリットノズル31から吐出される処理液に他の液体が混入することを抑制することができる。したがって、本実施の形態における基板処理装置1は、基板90に対して供給される処理液の濃度管理の精度を向上させることができるため、基板90に対する薬液処理の処理精度を向上させることができる。
【0069】
<3. 第3の実施の形態>
液体の流路を開閉する手段としては、液体を一方向にのみ通過させる一般的な逆止弁を用いて実現するように構成してもよい。
【0070】
図4は、このような原理に基づいて構成した第3の実施の形態における基板処理装置1の液供給装置30bを示す概略図である。液供給装置30bは、薬液配管35および洗浄液配管37を開閉する機構として、逆止弁39a,39bを備えている点が上記実施の形態と異なっている。
【0071】
逆止弁39aは、薬液供給部34の送液ポンプ341が駆動された場合に、薬液配管35からノズル配管32に向かって現像液を通過させる。また、逆止弁39aは、ノズル配管32から薬液配管35に液体(現像液および洗浄液)が逆流することを防止する機能を有する。
【0072】
逆止弁39bは、洗浄液供給部36の開閉弁360が開放された場合に、洗浄液配管37からノズル配管32に向かって洗浄液を通過させる。また、逆止弁39bは、ノズル配管32から洗浄液配管37に液体(現像液および洗浄液)が逆流することを防止する。
【0073】
すなわち、制御装置40は、逆止弁39a,39bの薬液配管35および洗浄液配管37側の液体の圧力増減を制御することにより、逆止弁39a,39bの開閉を制御することができる。
【0074】
このような構成を備える第3の実施の形態における基板処理装置1の洗浄処理および現像処理における動作について説明する。
【0075】
まず、洗浄処理を開始する前に、薬液供給部34は、送液ポンプ341の駆動を停止状態とするとともに、開閉弁342を閉鎖状態とする。また、排液機構38が開閉弁380を閉鎖状態とする。
【0076】
次に、制御装置40からの制御信号に応じて、洗浄液供給部36が開閉弁360を開放状態にする。これにより、装置外の洗浄液タンクから洗浄液が洗浄液配管37に供給され、洗浄液配管37内の洗浄液の圧力が上昇する。したがって、逆止弁39bが開放状態となり、洗浄液が逆止弁39bおよびノズル配管32を通過して、スリットノズル31に供給され、スリットノズル31から洗浄液が吐出される。
【0077】
所定の時間が経過して、スリットノズル31およびノズル配管32の洗浄が終了すると、洗浄液供給部36が開閉弁360を閉鎖状態にする。また、排液機構38が開閉弁380を開放することにより、洗浄液配管37内に残留した洗浄液を排液する。なお、排液機構38が洗浄液配管37内の洗浄液を排液することにより、洗浄液配管37内の圧力は低下するが、逆止弁39bによってノズル配管32内の液体が洗浄液配管37内に逆流することはない。
【0078】
以上により、本実施の形態における基板処理装置1の洗浄処理が終了し、基板処理装置1は待機状態になる。
【0079】
次に、現像処理について説明する。基板90が搬送機構20により所定の位置まで搬送されると、制御装置40が使用する液体として現像液を選択し、薬液供給部34に制御信号を出力する。この制御信号に応じて、薬液供給部34が、送液ポンプ341の駆動を開始するとともに、開閉弁342を開放状態にする。
【0080】
これにより、薬液配管35に現像液が供給され、薬液配管35内の現像液の圧力が増加するため、逆止弁39aが開放状態となる。したがって、現像液は逆止弁39aおよびノズル配管32を通過してスリットノズル31に供給され、スリットノズル31から現像液の吐出が開始される。
【0081】
このとき、洗浄液配管37内の洗浄液は、排液機構38によって予め排液されているため、逆止弁39bにおいて、現像液が洗浄液と接液状態となることはない。
【0082】
以上のように、第3の実施の形態における基板処理装置1では、液体の流路を開閉する機構として逆止弁39a,39bを用いる液供給装置30bにより、第1の実施の形態における基板処理装置1と同様の効果を得ることができる。
【0083】
また、逆止弁39a,39bを用いることにより、制御装置40がこれらを直接制御することなく、薬液供給部34および洗浄液供給部36を制御するだけで、所望の動作をさせることができる。したがって、制御装置40による制御を簡素化することができる。
【0084】
なお、スリットノズル31およびノズル配管32内に現像液や洗浄液が残留することを防止するために、スリットノズル31のZ軸方向の高さ位置を逆止弁39a,39bのZ軸方向の高さ位置よりも低くなるように配置することが好ましい。
【0085】
<4. 第4の実施の形態>
第2の実施の形態における液供給装置30aでは、薬液配管35が、ほぼ水平状態で結合部33aに連通接続されていた。このような配置によってノズル配管32と薬液配管35とが接続される場合、排液機構38によって排液を行ったとしても、薬液配管35内の現像液の残留が懸念される。
【0086】
第1の実施の形態における三方弁33のように、流路接続機構に流路開閉機構が組み込まれている場合には、洗浄処理中に薬液配管35を閉鎖することができる。したがって、薬液配管35内の現像液の残留が問題となることはあまりない。これは、洗浄処理は基板90に対して行われる処理ではなく、それほどの精度が要求されないことと、洗浄処理中にスリットノズル31から吐出される洗浄液には、三方弁33において現像液と接液状態となることにより現像液が混入するが、この程度の混入であれば洗浄液の洗浄力が著しく失われることはないことによる。
【0087】
しかし、第2の実施の形態における結合部33aは、洗浄処理中に薬液配管35を閉鎖することができない。したがって、薬液配管35内に現像液が残留した場合、第2の実施の形態における基板処理装置1は、第1の実施の形態における基板処理装置1に比べて、洗浄処理中の洗浄液に現像液が多く混入してしまう。すなわち、これによって洗浄液による洗浄効果が低下する場合には、洗浄処理を開始する前に、薬液配管35内に残留する現像液を可能な限り減少させておくことが好ましい。
【0088】
図5は、このような原理に基づいて構成した第4の実施の形態における基板処理装置1の液供給装置30cを示す概略図である。液供給装置30cでは、図5に示すような傾斜をもって薬液配管35が結合部33aに接続されている。すなわち、薬液配管35が結合部33aに向かって下方に傾斜しつつ接続される。
【0089】
これにより、排液機構38が開閉弁380を開放して洗浄液配管37内の排液を行った場合に、薬液配管35内の液体もスムーズに排液され、薬液配管35内に残留する液体の量が減少する。なお、これ以外の液供給装置30cの構成・動作は、第2の実施の形態における液供給装置30aと同様であるため説明を省略する。
【0090】
以上のように、第4の実施の形態における基板処理装置1のような構成を用いても、第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0091】
また、液供給装置30cにおいて、薬液配管35が結合部33aに向かって下方に傾斜しつつ、結合部33aに接続される構造となっていることにより、薬液配管35からの液抜けが向上する。したがって、薬液配管35内に残留する液体の量が減少するため、例えば、洗浄処理における洗浄液に混入する現像液の量を減少させることができる。
【0092】
<5. 第5の実施の形態>
上記実施の形態における基板処理装置1では、基板90に対して処理を行う処理液として1種類の液体(現像液)を用いる場合について説明したが、処理液は1種類に限られるものではなく、2種類以上であってもよい。
【0093】
図6は、このような原理に基づいて構成した第5の実施の形態における基板処理装置1の液供給装置30dを示す概略図である。
【0094】
液供給装置30dは、図6に示すように、3つの薬液供給部34a,34b,34cを備えており、それぞれが結合部33bに連通接続されている。各薬液供給部34a,34b,34cは、それぞれ上記実施の形態における薬液供給部34と同様の構成を有しており、それぞれの薬液タンク340には互いに異なる処理液を貯留している。
【0095】
結合部33bは、複数の薬液配管35が連通接続可能とされている以外は、結合部33aと同様の機能・構成を有する部材である。なお、本実施の形態においては、図6に示すように、各薬液配管35がZ軸方向に沿って結合部33bに取り付けられるが、例えば、結合部33bの周囲を囲む位置に取り付けられてもよい。
【0096】
制御装置40は、基板処理装置1が実行する処理に合わせて、スリットノズル31から吐出する処理液を選択し、薬液供給部34a,34b,34cのうちから、選択された処理液を貯留しているものを特定して、スリットノズル31に供給させる。なお、使用する処理液を切り替える際には、排液機構38によってスリットノズル31、ノズル配管32および結合部33b内の液体の排液を行い、さらに、洗浄液供給部36が洗浄液を供給して、洗浄処理を行うようにしてもよい。
【0097】
以上のように、第5の実施の形態における基板処理装置1においても、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0098】
また、液供給装置30dが複数の薬液供給部34a,34b,34cを備えることにより、基板処理装置1によって実行される処理のバリエーションを増加させることができる。
【0099】
<6. 変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
【0100】
例えば、基板処理装置1は、搬入される基板90に対して、常に現像処理を行う必要はない。すなわち、基板処理装置1が多重露光プロセスを行うラインに組み込まれている場合などにおいては、複数回の露光処理が繰り返される間、基板処理装置1上を基板90がスルーされてもよい。上記実施の形態における基板処理装置1は、洗浄処理によってスリットノズル31に付着した現像液が除去されているため、このように現像処理を行わずに基板処理装置1を通過する基板90に対して、スリットノズル31から現像液が落下することがなく、処理不良が防止される。
【0101】
また、上記実施の形態では、排液機構38が、洗浄液配管37からのみ排液を行っていたが、薬液配管35についても排液機構38と同様の機構を設けて排液を行うように構成してもよい。
【0102】
また、上記実施の形態では、排液機構38は吸引機構を設けることなく、排液を行っていたが、別途吸引機構を設けて、洗浄液配管37内の液体を吸引しつつ排液するように構成してもよい。
【0103】
また、流路を開閉する機構や、当該機構を設ける位置などは、上記実施の形態に示したものに限られるものではない。例えば、第3の実施の形態における液供給装置30bの逆止弁39a,39bを開閉弁に置き換え、当該開閉弁を制御装置40によって制御するようにしてもよい。
【0104】
また、第2・第4・第5の実施の形態における液供給装置30a,30c,30dでは、現像液と洗浄液との接液状態が現像液の流路に近い位置で発生しないように構成していた。しかし、洗浄液配管37の結合部33a(33b)側に開閉弁を設ける構成としてもよい。図7は、このような原理に基づいて構成した変形例における液供給装置30eを示す図である。液供給装置30eは、第2の実施の形態における液供給装置30aに開閉弁33cを追加した構成を有している。この変形例における排液機構38は、開閉弁33cが閉鎖された状態において洗浄液配管37内の液体の排液を行う。これにより、単純構造の結合部33a,33bを用いて薬液配管35と洗浄液配管37とを連通接続した場合であっても、現像液と洗浄液との接液状態を防止することができる。なお、図5に示す第4の実施の形態における液供給装置30c、および図6に示す第5の実施の形態における液供給装置30dについても同様である。
【0105】
【発明の効果】
請求項1ないしに記載の発明では、複数の流路のうちの少なくとも1の流路から当該流路にある液体を排液する排液手段をさらに備えることにより、吐出手段から吐出される液体に他の液体が混入することを抑制することができる。
【0106】
請求項2に記載の発明では、排液手段が、少なくとも1の流路について、開閉手段から供給手段までの間において液体の排液を行うことにより、処理液と他の液体との接液状態を防止することができることから、吐出手段から吐出される処理液に他の液体が混入することを防止することができる。
【0107】
請求項4に記載の発明では、開閉手段が、逆止弁であることにより、制御を簡素化することができる。
【0108】
請求項5に記載の発明では、排液手段が、複数の流路のうち、純水を導くために使用される流路から液体を排液することにより、純水の滞留を防止することによって、パーティクルの原因となるバクテリアの発生を防止することができる。
【0109】
請求項6に記載の発明では、少なくとも1種類の処理液に現像液が含まれることにより、供給される現像液の濃度管理の精度を向上させることができ、現像処理精度の向上を図ることができる。
【0110】
請求項7に記載の発明では、少なくとも1種類の処理液にレジスト液が含まれることにより、供給されるレジスト液の濃度管理の精度を向上させることができ、塗布処理精度の向上を図ることができる。
【0111】
請求項10に記載の発明では、請求項1ないしのいずれかに記載された液供給装置を備えることにより、基板に供給される処理液の濃度管理の精度が向上することにより、薬液処理精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板処理装置の概略平面図である。
【図2】第1の実施の形態における基板処理装置の液供給装置を示す概略図である。
【図3】第2の実施の形態における基板処理装置の液供給装置を示す概略図である。
【図4】第3の実施の形態における基板処理装置の液供給装置を示す概略図である。
【図5】第4の実施の形態における基板処理装置の液供給装置を示す概略図である。
【図6】第5の実施の形態における基板処理装置の液供給装置を示す概略図である。
【図7】変形例における基板処理装置の液供給装置を示す概略図である。
【符号の説明】
1 基板処理装置
20 搬送機構(保持手段)
30,30a,30b,30c,30d,30e 液供給装置
31 スリットノズル
32 ノズル配管
33 三方弁
33a,33b 結合部
33c 開閉弁
34,34a,34b,34c 薬液供給部
35 薬液配管
36 洗浄液供給部
37 洗浄液配管
38 排液機構
39a,39b 逆止弁
40 制御装置
90 基板

Claims (10)

  1. 基板に対して少なくとも1種類の処理液を吐出するための吐出手段と、
    その一方端が前記吐出手段と連通接続された供給流路と、
    前記供給流路の他方端が連通接続されるとともに、複数の流路の各一方端がそれぞれ連通接続される接続手段と、
    前記複数の流路の各他方端がそれぞれ連通接続される供給手段と、
    を備え、
    前記供給手段から供給される前記処理液を含む複数種類の液体を、前記複数の流路を介して前記接続手段にそれぞれ供給し、当該接続手段に供給された前記複数種類の液体のうちの1の液体を、前記供給流路を介して前記吐出手段に選択的に供給する液供給装置であって
    記複数の流路のうちの少なくとも1の流路から当該流路にある液体を排液する排液手段をさらに備えることを特徴とする液供給装置。
  2. 請求項1に記載の液供給装置であって、
    前記複数の流路をそれぞれ開閉する開閉手段をさらに備え、
    前記排液手段が、前記少なくとも1の流路について、前記開閉手段から前記供給手段までの間において前記流路にある液体の排液を行うことを特徴とする液供給装置。
  3. 請求項2に記載の液供給装置であって、
    前記開閉手段が、三方弁であることを特徴とする液供給装置。
  4. 請求項2に記載の液供給装置であって、
    前記開閉手段が、逆止弁であることを特徴とする液供給装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の液供給装置であって、
    前記複数種類の液体に純水が含まれ、
    前記排液手段が、前記複数の流路のうち、純水を導くために使用される流路から液体を排液することを特徴とする液供給装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の液供給装置であって、
    前記少なくとも1種類の処理液に現像液が含まれることを特徴とする液供給装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の液供給装置であって、
    前記少なくとも1種類の処理液にレジスト液が含まれることを特徴とする液供給装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の液供給装置であって、
    前記排液手段は、前記流路に存在する液体がほぼ空状態となるように排液することを特徴とする液供給装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の液供給装置であって、
    前記排液手段は、前記供給手段による前記流路への供給を停止した状態において、前記流路からの排液を行うことを特徴とする液供給装置。
  10. 基板に対して処理液による薬液処理を行う基板処理装置であって、
    基板を保持する保持手段と、
    前記保持手段に保持された前記基板に対して処理液を供給する請求項1ないし9のいずれかに記載された液供給装置と、
    を備えることを特徴とする基板処理装置。
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