JP4703467B2 - 基板処理装置、基板処理方法、及び基板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基板の現像、エッチング、剥離、洗浄等の処理を行う基板処理装置、基板処理方法、及びそれらを用いた基板の製造方法に係り、特にノズルから現像液、エッチング液、剥離液、洗浄液等の処理液を基板へ供給して基板の処理を行う基板処理装置、基板処理方法、及びそれらを用いた基板の製造方法に関する。
表示用パネルとして用いられる液晶ディスプレイ装置のTFT(Thin Film Transistor)基板やカラーフィルタ基板、プラズマディスプレイパネル用基板、有機EL(Electroluminescence)表示パネル用基板等の基板の製造において、基板の現像、エッチング、剥離、洗浄等の処理は、ノズルを用いて、現像液、エッチング液、剥離液、洗浄液等の処理液を基板へ供給して行われる。
この様な基板の処理を行う基板処理装置には、例えば特許文献1及び特許文献2に記載の様に、基板を回転しながら処理液を基板へ供給するものと、ローラコンベア等の移動手段を用いて、基板を移動しながら処理液を基板へ供給するものとがある。
特開2001−252604号公報 特開2003−159552号公報
ノズルから処理液を基板へ供給した後、処理液の供給を停止しても、しばらくの間は、ノズルの内部に残った処理液がノズルから滴り落ちる。特許文献1及び特許文献2に記載の様に基板を回転しながら基板の処理を行う基板処理装置では、ノズルから滴り落ちた処理液が基板に付着して、処理のむらが発生するという問題があった。また、基板を移動しながら基板の処理を行う基板処理装置でも、基板を一方向へ移動する限り問題ないが、基板に同じ処理を再度行うために基板を逆方向へ移動する場合、ノズルから滴り落ちた処理液が基板に付着して、処理のむらが発生するという問題があった。
この問題を解決するため、特許文献1では、ノズルの吐出部に多孔質体を配設し、特許文献2では、1つの制御弁によりノズルへ供給される処理液を加圧状態又は吸引状態に切り換えている。しかしながら、いずれの場合も、処理液の供給を停止している間、ノズルの内部に処理液が充満した状態が保持されるため、液垂れの恐れを完全になくすには至らず、またノズルの内部に残った処理液が固まって、ノズルが詰まる可能性があった。
また、複数のノズルから複数の処理液を基板へ別々に供給して複数の処理を行う場合は、ノズルから滴り落ちた処理液が別の処理液に混じるという問題があった。
本発明の課題は、基板の処理後に処理液がノズルから滴り落ちるのを防止して、基板の処理を均一に行うことである。また、本発明の課題は、ノズルの内部で処理液が固まってノズルが詰まるのを防止することである。また、本発明の課題は、複数の処理を行う際、処理液がノズルから滴り落ちて別の処理液に混じるのを防止することである。さらに、本発明の課題は、基板の処理を均一に行い、品質の高い基板を製造することである。
本発明の基板処理装置は、処理液を基板へ供給するノズルと、ノズルと処理液供給源との間の通路に設けられた第1の開閉手段と、ノズルと第1の開閉手段との間の通路から分岐した通路に設けられ、ノズル内の圧力を大気開放する第2の開閉手段と、第2の開閉手段が設けられた通路より第1の開閉手段側において、ノズルと第1の開閉手段との間の通路から分岐した通路に設けられた第3の開閉手段とを備え、第2の開閉手段及び第3の開閉手段を閉じ、第1の開閉手段を開いてノズルを処理液供給源へ接続して、ノズルから処理液を基板へ供給した後、第1の開閉手段を閉じ第3の開閉手段を開いてノズルを処理液供給源から切り離し、第2の開閉手段を開いてノズル内の圧力を大気開放し、ノズル内の処理液を自重により落下させると共に、ノズルと第1の開閉手段との間の通路内の処理液を第3の開閉手段を通して排出させるものである。
また、本発明の基板処理方法は、処理液を基板へ供給するノズルと処理液供給源との間の通路に第1の制御弁を設け、ノズルと第1の制御弁との間の通路から分岐した通路に、ノズル内の圧力を大気開放する第2の制御弁を設け、第2の制御弁が設けられた通路より第1の制御弁側において、ノズルと第1の制御弁との間の通路から分岐した通路に第3の開閉手段を設け、第2の制御弁及び第3の制御弁を閉じ、第1の制御弁を開いてノズルを処理液供給源へ接続して、ノズルから処理液を基板へ供給した後、第1の制御弁を閉じ第3の制御弁を開いてノズルを処理液供給源から切り離し、第2の制御弁を開いてノズル内の圧力を大気開放し、ノズル内の処理液を自重により落下させると共に、ノズルと第1の制御弁との間の通路内の処理液を第3の制御弁を通して排出するものである。
ノズルを処理液供給源へ接続して、ノズルから処理液を基板へ供給した後、ノズルを処理液供給源から切り離して、ノズル内の圧力を大気開放すると、ノズル内と大気との差圧がなくなるので、ノズル内の処理液が自重により落下してノズルから迅速に排出される。従って、ノズルの内部に処理液が残らず、基板の処理後に処理液がノズルから滴り落ちるのが防止され、処理のむらが発生しない。また、ノズルの内部で処理液が固まってノズルが詰まるのが防止される。
さらに、本発明の基板処理装置は、ノズル、第1の開閉手段、第2の開閉手段、及び第3の開閉手段を複数備え、複数の第1の開閉手段が複数のノズルを異なった処理液供給源へ別々に接続し、複数のノズルが複数の処理液を基板へ別々に供給し、各ノズルと各第1の開閉手段との間の通路内の処理液を各第3の開閉手段を通して別々に排出させるものである。また、本発明の基板処理方法は、ノズル、第1の制御弁、第2の制御弁、及び第3の制御弁を複数設け、複数の第1の制御弁により複数のノズルを異なった処理液供給源へ別々に接続し、複数のノズルから複数の処理液を基板へ別々に供給し、各ノズルと各第1の制御弁との間の通路内の処理液を各第3の制御弁を通して別々に排出するものである。複数のノズルから複数の処理液を基板へ別々に供給して複数の処理を行う際、処理液がノズルから滴り落ちて別の処理液に混じるのが防止される。
本発明の基板の製造方法は、上記のいずれかの基板処理装置又は基板処理方法を用いて基板の処理を行うものである。基板の処理が均一に行われるので、品質の高い基板が製造される。
本発明の基板処理装置及び基板処理方法によれば、ノズルを処理液供給源へ接続して、ノズルから処理液を基板へ供給した後、ノズルを処理液供給源から切り離して、ノズル内の圧力を大気開放することにより、ノズル内の処理液をノズルから迅速に排出することができる。従って、ノズルの内部に処理液が残らず、基板の処理後に処理液がノズルから滴り落ちるのを防止して、基板の処理を均一に行うことができる。また、ノズルの内部で処理液が固まってノズルが詰まるのを防止することができる。
さらに、本発明の基板処理装置及び基板処理方法によれば、複数のノズルを異なった処理液供給源へ別々に接続し、複数のノズルから複数の処理液を基板へ別々に供給することにより、複数の処理を行う際、処理液がノズルから滴り落ちて別の処理液に混じるのを防止することができる。
本発明の基板の製造方法によれば、基板の処理を均一に行うことができるので、品質の高い基板を製造することができる。
図1は、本発明の一実施の形態による基板処理装置の概略構成を示す図である。本実施の形態は、基板を回転しながら処理液を基板へ供給する基板処理装置の例を示す。基板処理装置は、回転テーブル10、回転軸13、プーリ14 ,1 6、ベルト15、モータ17、ノズル20a,20b、マニホールド21a,21b、制御弁22a,22b,23a,23b,24a,24b、及び液回収チャンバ30を含んで構成されている。
基板1が、回転ステージ10の上面に搭載されている。回転ステージ10の上面には、複数の支持ピン11と複数の案内ピン12とが取り付けられている。支持ピン11は、その先端部が基板1の裏面と接触し、基板1を複数の点によって水平に支持する。案内ピン12は、その側面が基板1の側面と接触することにより、基板1の位置決めを行う。
回転ステージ10の下面には、回転軸13が取り付けられている。回転軸13は、プーリ14、ベルト15及びプーリ16によって、モータ17に連結されている。モータ17を用いて回転軸13を回転することにより、回転ステージ10に搭載された基板1が回転する。
回転ステージ10の周囲には、液回収チャンバ30が配置されている。液回収チャンバ30は、上部が少し狭くなった円筒形であり、上方に向かって開口が設けられている。液回収チャンバ30の底には、液回収通路31が設けられている。
回転ステージ10に搭載された基板1の上方には、ノズル20a,20bが配置されている。ノズル20aには、マニホールド21aを介して、制御弁22a,23aが接続されている。マニホールド21aには、複数のノズルが接続されており、ノズル20a以外の図示しない他のノズルは、別の基板処理装置に備えられている。制御弁22aは、マニホールド21aと図示しない処理液供給源Aとの間の通路に設けられており、制御弁23aは、マニホールド21aと図示しない液排出路Cとの間の通路に設けられている。
ノズル20aには、また、制御弁24aが接続されている。制御弁24aは、ノズル20aとマニホールド21aとの間の通路から分岐した通路に設けられており、ノズル20a内の圧力を大気開放する。
一方、ノズル20bには、マニホールド21bを介して、制御弁22b,23bが接続されている。マニホールド21bには、複数のノズルが接続されており、ノズル20b以外の図示しない他のノズルは、別の基板処理装置に備えられている。制御弁22bは、マニホールド21bと図示しない処理液供給源Bとの間の通路に設けられており、制御弁23bは、マニホールド21bと図示しない液排出路Dとの間の通路に設けられている。
ノズル20bには、また、制御弁24bが接続されている。制御弁24bは、ノズル20bとマニホールド21bとの間の通路から分岐した通路に設けられており、ノズル20b内の圧力を大気開放する。
本実施の形態では、一例として、ノズル20aがエッチング液を基板1の表面へ供給し、ノズル20bが剥離液を基板1の表面へ供給する。
図2〜図5は、本発明の一実施の形態による基板処理装置の動作を説明する図である。まず、基板1のエッチングを行う場合、制御弁23a及び制御弁24aが閉じた状態で、モータ17により基板1を回転しながら、制御弁22aを開く。ノズル20aは、図2に示す様に、マニホールド21a及び制御弁22aを介して処理液供給源Aへ接続され、処理液供給源Aからエッチング液がノズル20aへ供給される。ノズル20aは、処理液供給源Aから供給されたエッチング液を、基板1の表面へ供給する。
基板1の表面へ供給されたエッチング液が、基板1の回転による遠心力の作用で基板1の表面全体に拡散し、基板1のエッチングが行われる。基板1の表面から流れ落ちたエッチング液は、液回収チャンバ30の底から液回収通路31を通って回収される。
基板1のエッチングが終了すると、まず、制御弁22aを閉じて、制御弁23aを開く。ノズル20aは、処理液供給源Aから切り離され、図3に示す様に、マニホールド21a及び制御弁23aを介して液排出路Cへ接続される。そして、制御弁24aを開き、ノズル20a内の圧力を大気開放する。
ノズル20a内の圧力を大気開放すると、ノズル20a内と大気との差圧がなくなるので、ノズル20a内のエッチング液が自重により落下してノズル20aから迅速に排出される。従って、ノズル20aの内部にエッチング液が残らず、基板1のエッチング後にエッチング液がノズル20aから滴り落ちるのが防止され、処理のむらが発生しない。また、ノズル20aの内部でエッチング液が固まってノズル20aが詰まるのが防止される。ノズル20aとマニホールド21aとの間の通路及びマニホールド21a内のエッチング液は、液排出路Cへ排出される。
次に、基板1の剥離を行う場合、制御弁23b及び制御弁24bが閉じた状態で、モータ17により基板1を回転しながら、制御弁22bを開く。ノズル20bは、図4に示す様に、マニホールド21b及び制御弁22bを介して処理液供給源Bへ接続され、処理液供給源Bから剥離液がノズル20bへ供給される。ノズル20bは、処理液供給源Bから供給された剥離液を、基板1の表面へ供給する。
基板1の表面へ供給された剥離液が、基板1の回転による遠心力の作用で基板1の表面全体に拡散し、基板1の剥離が行われる。基板1の表面から流れ落ちた剥離液は、液回収チャンバ30の底から液回収通路31を通って回収される。
なお、液回収チャンバを複数設けて、エッチング液と剥離液とを分離回収してもよい。
基板1の剥離が終了すると、まず、制御弁22bを閉じて、制御弁23bを開く。ノズル20bは、処理液供給源Bから切り離され、図5に示す様に、マニホールド21b及び制御弁23bを介して液排出路Dへ接続される。そして、制御弁24bを開き、ノズル20b内の圧力を大気開放する。
ノズル20b内の圧力を大気開放すると、ノズル20b内と大気との差圧がなくなるので、ノズル20b内の剥離液が自重により落下してノズル20bから迅速に排出される。従って、ノズル20bの内部に剥離液が残らず、基板1の剥離後に剥離液がノズル20bから滴り落ちるのが防止され、処理のむらが発生しない。また、ノズル20bの内部で剥離液が固まってノズル20bが詰まるのが防止される。ノズル20bとマニホールド21bとの間の通路及びマニホールド21b内の剥離液は、液排出路Dへ排出される。
なお、本実施の形態では、処理液を供給するノズル及び3つの制御弁を2組設けているが、ノズル及び3つの制御弁を1組又は3組以上設けてもよい。
以上説明した実施の形態によれば、ノズル20a,20bを処理液供給源A,Bへ接続して、ノズル20a,20bからエッチング液又は剥離液を基板1へ供給した後、ノズル20a,20bを処理液供給源A,Bから切り離して、ノズル20a,20b内の圧力を大気開放することにより、ノズル20a,20b内のエッチング液又は剥離液をノズル20a,20bから迅速に排出することができる。従って、ノズル20a,20bの内部にエッチング液又は剥離液が残らず、基板1のエッチング又は剥離後にエッチング液又は剥離液がノズル20a,20bから滴り落ちるのを防止して、基板1の処理を均一に行うことができる。また、ノズル20a,20bの内部でエッチング液又は剥離液が固まってノズル20a,20bが詰まるのを防止することができる。
さらに、ノズル20a,20bを異なった処理液供給源A,Bへ別々に接続し、ノズル20a,20bからエッチング液又は剥離液を基板1へ別々に供給することにより、剥離を行う際、エッチング液がノズル20aから滴り落ちて剥離液に混じるのを防止することができる。
なお、以上説明した実施の形態は、基板を回転しながら処理液を基板へ供給する基板処理装置の例であったが、本発明の基板処理装置及び基板処理方法は、基板を移動しながら処理液を基板へ供給する基板処理装置及び基板処理方法にも適用することができる。
本発明の基板処理装置又は基板処理方法を用いて基板の処理を行うことにより、基板の処理を均一に行うことができるので、品質の高い基板を製造することができる。
例えば、図6は、液晶ディスプレイ装置のTFT基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。薄膜形成工程(ステップ101)では、スパッタ法やプラズマ化学気相成長(CVD)法等により、ガラス基板上に液晶駆動用の透明電極となる導電体膜や絶縁体膜等の薄膜を形成する。レジスト塗布工程(ステップ102)では、ロール塗布法等により感光樹脂材料(フォトレジスト)を塗布して、薄膜形成工程(ステップ101)で形成した薄膜上にフォトレジスト膜を形成する。露光工程(ステップ103)では、プロキシミティ露光装置や投影露光装置等を用いて、マスクのパターンをフォトレジスト膜に転写する。現像工程(ステップ104)では、シャワー現像法等により現像液をフォトレジスト膜上に供給して、フォトレジスト膜の不要部分を除去する。エッチング工程(ステップ105)では、ウエットエッチングにより、薄膜形成工程(ステップ101)で形成した薄膜の内、フォトレジスト膜でマスクされていない部分を除去する。剥離工程(ステップ106)では、エッチング工程(ステップ105)でのマスクの役目を終えたフォトレジスト膜を、剥離液によって剥離する。これらの各工程の前又は後には、必要に応じて、基板の洗浄工程及び乾燥工程が実施される。これらの工程を数回繰り返して、ガラス基板上にTFTアレイが形成される。
また、図7は、液晶ディスプレイ装置のカラーフィルタ基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。ブラックマトリクス形成工程(ステップ201)では、レジスト塗布、露光、現像、エッチング、剥離等の処理により、ガラス基板上にブラックマトリクスを形成する。着色パターン形成工程(ステップ202)では、染色法、顔料分散法、印刷法、電着法等により、ガラス基板上に着色パターンを形成する。この工程を、R、G、Bの着色パターンについて繰り返す。保護膜形成工程(ステップ203)では、着色パターンの上に保護膜を形成し、透明電極膜形成工程(ステップ204)では、保護膜の上に透明電極膜を形成する。これらの各工程の前、途中又は後には、必要に応じて、基板の洗浄工程及び乾燥工程が実施される。
図6に示したTFT基板の製造工程では、現像工程(ステップ104)、エッチング工程(ステップ105)、剥離工程(ステップ106)及び基板の洗浄工程において、図7に示したカラーフィルタ基板の製造工程では、ブラックマトリクス形成工程(ステップ201)及び着色パターン形成工程(ステップ202)の現像、エッチング及び剥離の処理、並びに基板の洗浄工程において、本発明の基板処理装置又は基板処理方法を適用することができる。
本発明の一実施の形態による基板処理装置の概略構成を示す図である。 本発明の一実施の形態による基板処理装置の動作を説明する図である。 本発明の一実施の形態による基板処理装置の動作を説明する図である。 本発明の一実施の形態による基板処理装置の動作を説明する図である。 本発明の一実施の形態による基板処理装置の動作を説明する図である。 液晶ディスプレイ装置のTFT基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。 液晶ディスプレイ装置のカラーフィルタ基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 基板
10 回転テーブル
11 支持ピン
12 案内ピン
13 回転軸
14 ,16 プーリ
15 ベルト
17 モータ
20a,20b ノズル
21a,21b マニホールド
22a,22b,23a,23b,24a,24b 制御弁
30 液回収チャンバ
31 液回収通路

Claims (6)

  1. 処理液を基板へ供給するノズルと、
    前記ノズルと処理液供給源との間の通路に設けられた第1の開閉手段と、
    前記ノズルと前記第1の開閉手段との間の通路から分岐した通路に設けられ、前記ノズル内の圧力を大気開放する第2の開閉手段と
    前記第2の開閉手段が設けられた通路より前記第1の開閉手段側において、前記ノズルと前記第1の開閉手段との間の通路から分岐した通路に設けられた第3の開閉手段とを備え、
    前記第2の開閉手段及び前記第3の開閉手段を閉じ、前記第1の開閉手段を開いて前記ノズルを処理液供給源へ接続して、前記ノズルから処理液を基板へ供給した後、
    前記第1の開閉手段を閉じ前記第3の開閉手段を開いて前記ノズルを処理液供給源から切り離し、前記第2の開閉手段を開いて前記ノズル内の圧力を大気開放し、前記ノズル内の処理液を自重により落下させると共に、前記ノズルと前記第1の開閉手段との間の通路内の処理液を前記第3の開閉手段を通して排出させることを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記ノズル、前記第1の開閉手段、前記第2の開閉手段、及び前記第3の開閉手段を複数備え、
    複数の第1の開閉手段が複数のノズルを異なった処理液供給源へ別々に接続し、
    複数のノズルが複数の処理液を基板へ別々に供給し、
    各ノズルと各第1の開閉手段との間の通路内の処理液を各第3の開閉手段を通して別々に排出させることを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 処理液を基板へ供給するノズルと処理液供給源との間の通路に第1の制御弁を設け、
    ノズルと第1の制御弁との間の通路から分岐した通路に、ノズル内の圧力を大気開放する第2の制御弁を設け、
    第2の制御弁が設けられた通路より第1の制御弁側において、ノズルと第1の制御弁との間の通路から分岐した通路に第3の開閉手段を設け、
    第2の制御弁及び第3の制御弁を閉じ、第1の制御弁を開いてノズルを処理液供給源へ接続して、ノズルから処理液を基板へ供給した後、
    第1の制御弁を閉じ第3の制御弁を開いてノズルを処理液供給源から切り離し、第2の制御弁を開いてノズル内の圧力を大気開放し、ノズル内の処理液を自重により落下させると共に、ノズルと第1の制御弁との間の通路内の処理液を第3の制御弁を通して排出することを特徴とする基板処理方法。
  4. ノズル、第1の制御弁、第2の制御弁、及び第3の制御弁を複数設け、
    複数の第1の制御弁により複数のノズルを異なった処理液供給源へ別々に接続し、複数のノズルから複数の処理液を基板へ別々に供給し、
    各ノズルと各第1の制御弁との間の通路内の処理液を各第3の制御弁を通して別々に排出することを特徴とする請求項3に記載の基板処理方法。
  5. 請求項1又は請求項2に記載の基板処理装置を用いて基板の処理を行うことを特徴とする基板の製造方法。
  6. 請求項3又は請求項4に記載の基板処理方法を用いて基板の処理を行うことを特徴とする基板の製造方法。
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