JP4295027B2 - 空気調和システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、1機ないし複数機の空気調和機と、空気調和機の作動状態を設定するためのリモートコントローラ(以下、必要以外はリモコンと略称する)とを有してなる空気調和システムの室内温度制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の空気調和システムを制御するにあたっては、各空気調和機の作動状態を設定し操作するためのリモコンが設置される。
図1に一般的な空気調和システムの概略構成を示す。図中の1a〜1dは空気調和機の室内機であり、2a,2bは空気調和機の室外機である。3a〜3cはリモコンを表し、それぞれの機器は通信伝送線4を介して接続されている。
図9はリモコン3a〜3cの外観を示しており、図中、5は空気調和機の現在の運転状態・設定状態などを表示する表示部、6は運転停止ボタン、運転モード切替ボタン、室温調節ボタンなどを備えた操作入力部である。
【0003】
室内機1a〜1d、室外機2a,2bは、リモコン3a〜3cの操作入力部6で設定された情報を通信伝送線4を介して通信コマンドとして得、その情報を基に空調制御を行う。リモコン操作者が室内機による室内温度の目標となる設定温度を変更したい場合、操作入力部6内の室温調節ボタンのアップボタン(△)またはダウンボタン(▽)を操作することにより、希望の設定目標温度に変更されるようになっている。但し、室温の調節ができる設定温度可変範囲は、予めリモコン3a〜3c内のメモリに記憶されており、現在の運転モード(冷房、ドライ(除湿)、暖房など)毎に変更できる温度範囲が決められている。温度範囲に多少の差はあるが、変更できる温度範囲は図10に示したような範囲が一般的であり、冷房/ドライ運転時は19℃〜30℃、暖房運転時は17℃〜28℃となっている。
【0004】
前記のリモコン3a〜3cが設置されるオフィスや店舗などにおいて、省エネルギー制御を目的として、室内機の設定温度は管理部門の運用マニュアルに基いて、消費電力の低い所定の設定温度(以下、かかる設定温度を規定温度とする)に設定されるようになっている。ところが、リモコン操作者や居住者は快適さを得るために設定温度を一時的に消費電力が高くなる設定温度に変更することがある。その場合、設定温度を元の規定温度に戻す必要があるにも拘わらず、戻し忘れてしまうことが多々あり、消費電力の増大につながっていた。
【0005】
そこで、例えば下記の特許文献1に記載された従来技術では、省エネルギー制御を行う手段として、リモコンの設定温度可変範囲を予め消費電力が低くなる範囲に限定し、リモコン操作者や居住者によっては消費電力を高くする温度に設定変更できないようにしていた。また、運転モード、運転/停止の設定が変更された場合についても、消費電力の高い設定温度が維持されていた。また、別の手段として、リモコン操作者によるリモコンの設定温度の変更操作自体ができないようにされていた。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−254984号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように、文献記載の従来技術では、省エネルギー制御を行うことによって、リモコン操作者や居住者の要求する設定温度への変更ができなかった。
本発明は、リモコン操作者や居住者の要求する設定温度の一時的な変更を可能とし、かつ、室内機の規定温度による運転を極力長く維持することで、消費電力を低く保ち、より柔軟な空気調和システムの提供を行うことを目的とする。また、運転モードや運転/停止といった作動状態が設定変更された場合でも、該当する作動状態に対応する規定温度を用いた省エネルギー制御を行うことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る空気調和システムは、1機ないし複数機の空気調和機と、空気調和機の作動状態を設定するためのリモートコントローラとを有する空気調和システムにおいて、空気調和機の室内機の空調目標である設定温度が、リモートコントローラからの操作により、予め設定された低消費電力運転となる規定温度よりも高消費電力運転となる設定温度に設定変更されたときに当該設定変更からの時間を計時する計時手段と、計時手段による計時時間が予め設定された所定時間を経過したときに、設定変更された設定温度を規定温度に戻す第1の設定温度変更手段と、規定温度および/または所定時間を変更可能に設定する規定温度関連設定手段と、リモートコントローラからの操作で第1の設定温度変更手段が設定温度を規定温度に戻す省エネルギー制御をキャンセル可能な機能とを備えているものである。
【0009】
そして、前記した各構成において、冷房モード、除湿モード、暖房モードなどの運転モードを設定するためにリモートコントローラに設けられた運転モード設定手段と、運転モード設定手段から運転モードが設定変更されたときに、室内機の設定温度を、各運転モード毎に予め設定された低消費電力運転となる規定温度のうちから設定変更された運転モードに係る規定温度を選択し当該選択された規定温度に設定変更する第2の設定温度変更手段とを備えているものである。
【0010】
更に、前記した各構成において、運転状態または停止状態を設定するためにリモートコントローラに設けられた運転停止状態設定手段と、運転停止状態設定手段から運転状態または停止状態が設定されたときに、室内機の設定温度を、運転状態または停止状態のそれぞれについて予め設定された低消費電力運転となる規定温度のうちから設定された運転状態または停止状態に係る規定温度を選択し当該選択された規定温度に設定変更する第3の設定温度変更手段とを備えているものである。
【0011】
また、前記した各構成において、規定温度と設定温度との差の大小により規定温度への復帰時間を変える機能を持たせたものである。
【0012】
さらに、前記した各構成において、設定温度の変更により規定温度を変更する機能を持たせたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
次に、本発明に係わる実施形態を図面に基づいて説明する。図1に本発明の一実施形態に係わる空気調和システムの概略構成を示す。
図において、1a〜1dは空気調和機の室内機であり、2a,2bは空気調和機の室外機である。この場合、室内機1a,1bと、室内機1a,1bとの間で冷媒回路を構成する室外機2aと、室内機1aに通信伝送線4を介して通信接続されたリモコン3aとから、1機目の空気調和機が構成される。また、室内機1c,1dと、室内機1c,1dとの間で冷媒回路を構成する室外機2bと、室内機1cに通信伝送線4を介して通信接続されたリモコン3bと、室内機1dに通信伝送線4を介して通信接続されたリモコン3cとから、2機目の空気調和機が構成される。また、各室外機2a,2b、各室内機1a〜1d、およびリモコン3a〜3cは通信伝送線4によって通信接続されていて、これらの各機器間で相互に通信授受を行うことにより空気調和機の運転制御を実現している。また、各室内機1a〜1d、各室外機2a,2bの作動状態は、リモコン3a,3b,3cのいずれかによって設定できるようになっている。
【0014】
図2はリモコン3a,3b,3cのいずれかを示しており、リモコン3a,3b,3cを覆う上カバー(図示せず)を取り外した状態での外観図である。図中、5は空気調和機の現在の運転状態、設定状態などを表示する表示部である。6は運転/停止、運転モード切替え、空調目標温度などの設定操作を行なうための操作入力部であり、運転状態または停止状態を設定するための運転停止ボタン6A(運転停止状態設定手段の一例)、冷房モード、ドライ(除湿)モード、暖房モードなどの運転モードを設定するための運転モード切替ボタン6B(運転モード設定手段の一例)、室内機の空調目標である設定温度を設定入力するための室温調節ボタン6C(△ボタンおよび▽ボタン)などを備えている。7は規定温度および所定時間を変更可能に設定するための規定温度設定スイッチ(規定温度関連設定手段の一例)である。
【0015】
そして、規定温度設定スイッチ7はリモコン3a,3b,3cを覆う上カバーを取り外すことによりリモコン3a,3b,3cの表面に露出する状態となり、上カバーを取り外さなければ触れられない構造になっている。この場合、規定温度設定スイッチ7は例えば六極のディップスイッチで構成されている。ディップスイッチのNo.1,2を用いて、外部から冷房/ドライ(除湿)運転時の規定温度が設定される。ディップスイッチのNo.1,2のON/OFFの組み合わせにより予め4つの規定温度が割り振られており、その組み合わせの中から希望する規定温度が設定される。同様に、ディップスイッチのNo.3,4を用いて暖房運転時の規定温度が設定される。ディップスイッチのNo.5,6には組み合わせにより4つの所定時間(規定温度に戻るまでの時間)が予め割り振られており、ディップスイッチのNo.5,6を用いて希望する所定時間が設定される。
設定内容の例を図3(a),(b),(c)に示す。このとき、規定温度設定スイッチ7のディップスイッチのNo.1〜6は、例えば図2に示した状態(黒塗り四角で示した位置をスイッチ位置とする)であったとする。すなわち、No.1,4,6のディップスイッチがOFFであり、No.2,3,5のディップスイッチがONとなっている。この設定状態を図3(a),(b),(c)の関係に当てはめてみると、冷房/ドライ運転時の規定温度は25℃(ディップスイッチのNO.1=OFF、NO.2=ON)であり、暖房運転時の規定温度は21℃(ディップスイッチのNO.3=ON、NO.4=OFF)であり、規定温度に戻るまでの時間は20分(ディップスイッチのNO.5=ON、NO.6=OFF)である。
【0016】
省エネルギー制御を行うには、冷房/ドライ運転時は規定温度を上げる方向へ、逆に暖房運転時には規定温度を下げる方向へ変更されるが、かかる変更を規定温度設定スイッチ7のディップスイッチの操作により外部から設定することが可能となる。
尚、規定温度設定スイッチ7におけるディップスイッチの極数、各設定による意味付けは図2および図3の限りでなく、規定温度または所定時間のいずれかを設定するようにしてもよい。例えば、規定温度に戻す時間については、予め所定時間を設定し内部のメモリに記憶させておくことが可能である。この場合、ディップスイッチによる所定時間の設定は不要となる。
【0017】
次に、図4について説明する。図4はリモコン3a,3b,3cの内部構成を示している。図2で説明したと同様に、図4中の5は表示部、6は操作入力部、7は規定温度設定スイッチである。9は設定温度可変範囲(図10参照)を予め記憶したメモリである。規定温度設定スイッチ7で設定された規定温度、および規定温度に戻る所定時間の設定内容はCPU8に送られ、CPU8はこの内容を基に図5のフロー処理を実施し、送受信回路10および通信伝送線4を介して室内機および室外機の省エネルギー制御を行う。
【0018】
そこで、本実施形態における規定温度設定スイッチ7によって設定された所定時間経過後に規定温度に戻すCPU8の制御演算を、図5に示すフローチャート1を参照して説明する。
フローチャート1のステップ11aにおいて、リモコン3a,3b,3cは室温調節ボタン6Cからの温度設定入力操作があるかどうかを検知している。ここで、温度設定の入力操作があった場合はステップ11bへ移行し、入力操作がなければステップ11fに移行する。ステップ11fでは、運転停止ボタン6Aからの運転/停止、運転モード切替ボタン6Bからの運転モードの設定入力操作があるかどうかを検知している。これらの設定入力操作があった場合はステップ11eの処理に移行し、なければステップ11aに戻る。
【0019】
ステップ11eでは、設定温度を、該当する運転モードに係る規定温度Tsに戻す。例えば、運転モードが冷房運転から暖房運転に変更された場合は、暖房運転に係る規定温度Tsを表示し、室内機の設定温度を規定温度Tsに変更する。また、運転/停止の設定状態が変更された場合は、変更前の設定温度によらず、変更後の運転モードによる規定温度Tsに変更する。
すなわち、上記したステップ11fおよびステップ11eの処理を実行するCPU8の機能が、運転モード切替ボタン6Bから運転モードが設定変更されたときに、室内機の設定温度を、各運転モード毎に予め設定された低消費電力運転となる規定温度のうちから設定変更された運転モードに係る規定温度を選択しその選択された規定温度に設定変更する本発明の第2の設定温度変更手段の一例であり、かつ、運転停止ボタン6Aから運転状態または停止状態が設定されたときに、室内機の設定温度を、運転状態または停止状態のそれぞれについて予め設定された低消費電力運転となる規定温度のうちから設定された運転状態または停止状態に係る規定温度を選択しその選択された規定温度に設定変更する本発明の第3の設定温度変更手段の一例である。
【0020】
ステップ11bでは運転モードを基に変更のあった設定温度Trを、記憶されている規定温度Tsと比較する。運転モードが冷房運転でTr≧Tsの場合、または運転モードが暖房運転でTr≦Tsの場合にステップ11aに戻る。運転モードが冷房運転でTr<Tsの場合、または運転モードが暖房運転でTr>Tsの場合は、ステップ11cの処理に移行し、図2の規定温度設定スイッチ7で設定された所定時間のタイマーカウントを開始する。
すなわち、上記したステップ11aおよびステップ11cの処理を実行するCPU8およびタイマ14の機能が、空気調和機の室内機の空調目標である設定温度が、リモコンからの操作により、予め設定された低消費電力運転となる規定温度よりも高消費電力運転となる設定温度に設定変更されたときに当該設定変更からの時間を計時する本発明の計時手段の一例である。
【0021】
そして、次のステップ11dでは、カウントしたタイマ計時が前記の所定時間に達してタイマーカウントが終了したかどうかを判断する。終了していなければステップ11aに戻る。終了していればステップ11eの処理に移行し、室内機の設定温度を規定温度Tsに戻す。
すなわち、上記したステップ11dおよびステップ11eの処理を実行するCPU8の機能が、タイマ14による計時時間が予め設定された所定時間を経過したときに、設定変更された設定温度を規定温度に戻す本発明の第1の設定温度変更手段の一例である。
【0022】
以上のようにして設定温度の変更があった場合に、変更後の設定温度をしばらくして規定温度へ戻すことによって、省エネルギー制御ができるのである。
【0023】
実施の形態2.
本発明における実施形態2について説明する。
実施形態1ではリモコン3に外部から設定するための規定温度設定スイッチ7を設けた場合について説明したが、この実施形態では規定温度設定スイッチ7を設けないで同様の動作をさせる例を説明する。
図6は実施の形態2で使用されるリモコンの外観を示している。図2に示した実施形態1のリモコンと異なる点は、規定温度設定スイッチ7が実装されていないことである。図7はリモコンの内部構成を示している。このリモコンは図4に示したものとほぼ同等の構成であり、構成の異なる点は、規定温度設定スイッチ7がないことと、メモリとして不揮発性メモリ12を採用したことである。
【0024】
次に、上記リモコン3a,3b,3cを使用したときの規定温度設定の態様を図8のフローチャート2を用いて説明する。
まず、リモコン3a,3b,3cに電源が投入され、CPU8が動作している状態で、操作入力部6内の或る特定のボタン、例えば室温調節ボタン6Cのアップボタンおよびダウンボタンの両方が同時に、或る一定時間継続して押された場合、CPU8による処理は規定温度設定モードへ移行する(ステップ13a,13b)。その状態で運転モード切替ボタン6Bが操作された場合、操作される毎に表示部5に“冷房/ドライ”と“暖房”の切換表示を行い、どちらの運転モードの規定温度を設定するのかを利用者に選択させる(ステップ13c)。表示部5に“冷房/ドライ”が表示された場合は、ステップ13dの処理に移行し、“暖房”が表示された場合は、ステップ13eの処理に移行する。ステップ13dの処理では、予めプログラムされている冷房/ドライ運転に係る最上限値である30℃を表示する。但し、既に規定温度が変更されている場合は、不揮発メモリ12に記憶されている冷房/ドライ運転に係る最新の規定温度を表示する。また、ステップ13eの処理では、予めプログラムされている暖房運転に係る最下限値である17℃を表示する。但し、既に規定温度が変更されている場合は、不揮発メモリ12に記憶されている暖房運転に係る最新の規定温度を表示する。
【0025】
そして、ステップ13d,13eから、それぞれ、ステップ13f,13gの処理に進み、室温調節ボタン6Cのアップボタンまたはダウンボタンからの入力が有れば、現在表示している冷房/ドライ運転に係る最新の規定温度、または暖房運転に係る最新の規定温度をアップまたはダウンさせ、希望の規定温度となるまでこの処理を行う。但し、変更できる希望温度値は予めプログラムされ記憶されている冷房/ドライ運転時の19℃〜30℃、または暖房運転時の17℃〜28℃の範囲内とする。ステップ13hで運転モード切替ボタン6Bにより別の運転モードが選択された場合には、選択された運転モード(冷房/ドライ、または暖房)に係る規定温度の設定を行う(ステップ13d〜13fまたは13e〜13g)。そして、希望の規定温度が設定された後に、ステップ13hにおいて規定温度に戻るまでの所定時間を設定する。操作入力部6内の或る特定のボタン(ここでは、規定温度設定モード移行操作に使用しなかった、例えば運転停止ボタン6A)が或る一定時間押された場合、規定温度に戻すまでの所定時間を設定する時間設定モードへ移行する(ステップ13h)。
【0026】
ステップ13iの処理では、予めプログラムされ記憶されている所定時間を表示部5に表示する。但し、既に所定時間が変更されている場合は、不揮発メモリ12に記憶されている最新の所定時間を表示部5に表示する。次に、ステップ13jに進み、室温調節ボタン6Cのアップボタンまたはダウンボタンからの入力が有れば、現在表示している最新の所定時間をアップまたはダウンさせ希望の所定時間になるまで、この処理を実行する。所定時間の単位は予めプログラムされる内容により任意に決められる。所定時間の設定終了後、再度操作入力部6内の室温調節ボタン6Cのアップボタンおよびダウンボタンの両方が同時に、或る一定時間継続して押されると(ステップ13k)、所定時間設定モードが解除される。この後、通常の操作が可能となる。それに先だって、ステップ13fおよびステップ13gで最終的に設定された冷房/ドライ運転、暖房運転のそれぞれに係る規定温度と規定温度に戻るまでの所定時間は不揮発メモリ12に記憶される(ステップ13l)。
【0027】
上記フローの処理を行って、冷房/ドライ運転時は規定温度を上げる方向へ設定し、逆に暖房運転時には下げる方向へ設定し、規定温度に戻る所定時間を効率良く設定すれば、実施の形態1と同様にリモコン操作者や居住者の希望に応じ、かつ、消費電力の低い空気調和機の省エネルギー制御が実現可能となる。尚、種々の設定変更に対し、現時点の設定温度を規定温度に戻すまでの処理は図5のフローチャート1と同様であるため、説明は省略する。
【0028】
上記した実施形態1,2のように、制御手段と設定手段による省エネルギー制御機能をリモコンに持たせたことで、省エネルギー制御のシステム設計において、省工事化、工事の容易化を図ることができる。あるいは、既設の空気調和システムにおいて、省エネルギー制御を行う場合においても省工事で実施できる。
【0029】
実施の形態3.
本発明における実施形態3について説明する。
実施の形態1ではリモコン3に規定温度設定スイッチ7を設けた場合(図2)について説明したが、規定温度設定スイッチ7と同様の設定手段を空気調和機(室外機2a,2bや室内機1a〜1d)に持たせるとともに、図5のフローチャート1で示した機能の制御手段をリモコン以外に持たせる場合も、同様の制御が実現可能であり、同様の効果を奏し得る。すなわち、本発明にいう、第1の設定温度変更手段の機能、第2の設定温度変更手段の機能、第3の設定温度変更手段の機能、および、規定温度関連設定手段の機能を、例えば、空気調和機の室内機の制御部や、空気調和機の室外機の制御部に持たせたものも、本発明に含まれる。
【0030】
実施の形態4.
これまでに述べた以外に、いくつかの実施形態を説明する。まず、実施形態4として、特定の期間や時間帯において「設定温度を変更して所定時間経過後に規定温度に戻す省エネルギー制御」をキャンセルする機能をシステムに持たせる。このように構成することにより、リモコンの特定のボタンが一定時間押された場合に、前記の省エネルギー制御がキャンセルされる。すなわち、来客のある時間帯、または学校や会社での昼食時間など、一時的に快適性を優先させたい場合に、省エネルギー制御をキャンセルできる機能を持たせることで、快適性を大きく損なうことなく省エネルギー制御を実施することができる。
あるいは、上記のような構成により、室外機が検知した外気温度がリモコンにおいて設定できる温度範囲を超えた場合に、省エネルギー制御をキャンセルし、外気温度が設定温度範囲内に戻った場合は省エネルギー制御を行うようにする。例えば、冷房運転時の設定温度範囲は19℃〜30℃である。そこで、夏季に外気温度が30℃を超えた場合は、上記の設定温度範囲内に外気温度が戻るまで省エネルギー制御をキャンセルする。このように、極端に暑い時や寒い時についてのみキャンセルすることで、快適性を大きく損なうことなく省エネルギー制御を行うことができる。
【0031】
実施の形態5.
この実施形態5は、規定温度と設定温度との差の大小により規定温度への復帰時間を変える機能をシステムに持たせたものである。このように構成すると、規定温度とリモコンの設定温度との差が一定差以上の場合は、規定温度への復帰時間が自動的に短縮される。従って、例えば営業事務所等のように空気調和機がすでに運転されている場所で、営業マンが帰ってきて設定温度を自分の欲する極端な設定温度に変更し、またすぐに外出するような場合においても、効率的に省エネルギー制御を行うことができる。すなわち、人の出入りの多い場所や、空調の設定をする人が決まっていない場合の省エネルギー制御に有効である。
あるいは、上記の構成により、規定温度とリモコンの設定温度との差が一定差以上の場合に、規定温度へ復帰する所定時間を自動的に延長させる(前記とは逆のパターン)。これにより、夏季の帰宅時などのように一時急激に室内の温度を下げたい場合に復帰時間を自動的に延長することで、快適性を大きく損なうことなく省エネルギー制御に戻すことができる。従って、空気調和機が今まで停止中であった場所において、規定温度以上の温度で空調したい時に有効である。また、人の出入りがあまり多くない場所、空調の設定をする人が決まっている場合、省エネルギーよりも快適性を優先させたい場合などに有効である。
【0032】
実施の形態6.
この実施形態6は、設定温度の変更により規定温度を変更する機能をシステムに持たせたものである。このように構成することにより、変更された設定温度が、規定温度よりもさらに低消費電力運転となる温度値である場合、その変更以降はその変更温度値を新たな規定温度として省エネルギー制御に用いる。例えば、夏季の冷房運転時において、規定温度25℃で運転中に、設定温度が27℃(規定温度よりも高い温度であり低消費電力で済む)に変更された場合、以降は規定温度を27℃として省エネルギー制御を行う。これにより、一度設定した規定温度での省エネルギー運転から、ユーザーが更なる省エネルギー運転に変更したときは、その変更後の運転に対応した省エネルギー制御を行うことができ、ユーザーが希望する更なる省エネルギー運転に随時対応することができる。また、省エネルギー性を高める方向に対しては容易に規定温度を変更することで、省エネルギー運転中においても、更に省エネルギー性を高めていくことができる。
【0033】
尚、これまでは、2機の空気調和機からなる空気調和システムの例を示したが、3機以上の空気調和機からなる空気調和システム、または1機のみの空気調和機からなる空気調和システムにも本発明が適用されることは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】
この発明は、以上に説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。すなわち、本発明の空気調和システムは、高消費電力運転となる設定温度への設定変更から所定時間経過後に低消費電力運転となる規定温度に戻す手段を備えているので、リモコン操作者が室内機の設定温度を一時的に高消費電力運転の設定温度に変更した後に低消費電力運転の規定温度に戻し忘れた場合でも、所定時間が経過すると自動的に規定温度に戻すことができる。これにより、省エネルギーにかなった制御、および、ランニングコストの低減が可能となる。また、リモコン操作者や居住者の一時的な空調要求を満足させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される空気調和システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1に適用されるリモコンの外観図である。
【図3】 実施の形態1,3に適用される規定温度設定スイッチを用いて設定する例を示し、(a)は冷房/ドライ運転に係るディップスイッチと規定温度の関係を示す図、(b)は暖房運転に係るディップスイッチと規定温度の関係を示す図、(c)はディップスイッチと規定温度に戻るまでの時間の関係を示す図である。
【図4】 実施の形態1に適用されるリモコンの内部構成図である。
【図5】 実施の形態1,2,3に適用される設定温度を所定時間経過後に規定温度に戻す制御のフローチャートである。
【図6】 実施の形態2に適用されるリモコンの外観図である。
【図7】 実施の形態2に適用されるリモコンの内部構成図である。
【図8】 実施の形態2に適用される規定温度および規定温度に戻る所定時間を設定するためのフローチャートである。
【図9】 従来のリモコンの外観図である。
【図10】 従来および本発明のリモコンに予めプログラムされている運転モード毎の設定温度可変範囲を示した説明図である。
【符号の説明】
1a〜1d 空気調和機の室内機、2a,2b 空気調和機の室外機、3a〜3c リモコン、4 通信伝送線、5 表示部、6 操作入力部、6A 運転停止ボタン、6B 運転モード切替ボタン、6C 室温調節ボタン、7 規定温度設定スイッチ、8 CPU、9 メモリ、10 送受信回路、11a〜11f ステップ、12 不揮発メモリ、13a〜13l ステップ、14 タイマ。
Claims (5)
- 1機ないし複数機の空気調和機と、前記空気調和機の作動状態を設定するためのリモートコントローラとを有する空気調和システムにおいて、前記空気調和機の室内機の空調目標である設定温度が、前記リモートコントローラからの操作により、予め設定された低消費電力運転となる規定温度よりも高消費電力運転となる設定温度に設定変更されたときに当該設定変更からの時間を計時する計時手段と、前記計時手段による計時時間が予め設定された所定時間を経過したときに、前記設定変更された設定温度を前記規定温度に戻す第1の設定温度変更手段と、規定温度および/または所定時間を変更可能に設定する規定温度関連設定手段と、前記リモートコントローラからの操作で前記第1の設定温度変更手段が前記設定温度を前記規定温度に戻す省エネルギー制御をキャンセル可能な機能とを備えていることを特徴とする空気調和システム。
- 冷房モード、除湿モード、暖房モードなどの運転モードを設定するためにリモートコントローラに設けられた運転モード設定手段と、前記運転モード設定手段から前記運転モードが設定変更されたときに、室内機の設定温度を、各運転モード毎に予め設定された低消費電力運転となる規定温度のうちから前記設定変更された運転モードに係る規定温度を選択し当該選択された規定温度に設定変更する第2の設定温度変更手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
- 運転状態または停止状態を設定するためにリモートコントローラに設けられた運転停止状態設定手段と、前記運転停止状態設定手段から前記運転状態または停止状態が設定されたときに、室内機の設定温度を、前記運転状態または停止状態のそれぞれについて予め設定された低消費電力運転となる規定温度のうちから前記設定された運転状態または停止状態に係る規定温度を選択し当該選択された規定温度に設定変更する第3の設定温度変更手段とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和システム。
- 規定温度と設定温度との差の大小により規定温度への復帰時間を変える機能を持たせたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の空気調和システム。
- 設定温度の変更により規定温度を変更する機能を持たせたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の空気調和システム。
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