JP2010276287A - 空調制御装置、空調制御プログラム及び空調システム - Google Patents

空調制御装置、空調制御プログラム及び空調システム Download PDF

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Abstract

【課題】 空調機における省エネ化とユーザへの快適性の提供とを両立可能とする空調制御装置、空調制御プログラム及び空調システムを提供する。
【解決手段】第1実施形態に係る空調制御装置13において、温度設定部43は、第1温度Tを設定温度Tとして設定している場合において第2温度Tが取得されたとき、第1温度Tと第2温度Tとを交互に繰り返し設定温度Tとして設定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、空調機を制御する空調制御装置、空調制御プログラム及び空調システムに関する。
従来、室温の調節を目的として、冷媒配管によって接続された室内機と室外機とを有し、室温が設定温度になるように室温を調整する空調機が広く用いられている。
また、空調機における省エネルギー化を可能とする温度(以下、「省エネ温度」という。)を設定温度として、室温を自動調節する手法が提案されている(特許文献1参照)。この手法では、ユーザの操作によって、快適性の向上を目的とする温度(以下、「快適温度」という。)に設定温度が変更された場合においても、ユーザの操作から所定時間経過後に設定温度は元の省エネ温度に戻される。これによって、室温が低すぎる状態又は高すぎる状態にある期間を短くできるので、空調機における省エネ化を促進することができる。
特開2004−92954号公報
しかしながら、特許文献1に記載の手法では、ユーザが設定する快適温度は、1回のみ設定温度に反映されるにすぎず、その後、設定温度は元の省エネ温度に戻される。そのため、空調機における省エネ化とユーザへの快適性の提供とを両立させることが困難であった。
本発明は、上述の状況に鑑みてなされたものであり、空調機における省エネ化とユーザへの快適性の提供とを両立可能とする空調制御装置、空調制御プログラム及び空調システムを提供することを目的とする。
本発明の特徴に係る空調制御装置は、室内に配置された室内機を有し、室内機周辺の温度室温を設定温度に調整する空調機を制御する空調制御装置であって、室内機周辺の温度と、所定の期間内に空調機によって消費された電力量とのうち少なくともひとつに基づいて算出される第1温度を取得する第1取得部と、希望温度の入力を受付ける受付け部と、受付け部から出力される希望温度を第2温度として取得する第2取得部と、第1温度を設定温度としている場合において第2温度が取得されたとき、第1温度と第2温度とを交互に繰り返し設定温度とする温度設定部とを備えることを要旨とする。
本発明の特徴に係る空調制御装置によれば、空調機における省エネ化を可能とする第1温度と、ユーザが好みに応じて設定する第2温度とによって、空調機を繰り返し制御することができる。その結果、空調機における省エネ化とユーザへの快適性の提供とを両立させることができる。
本発明の特徴に係る空調制御装置は、第1温度が設定温度として設定される時間である第1時間と、第2温度が設定温度として設定される時間である第2時間とを設定する時間設定部と、第1温度と第2温度との温度差が所定の閾値よりも大きいか否かを判定する判定部とを備え、時間設定部は、温度差が所定の閾値よりも大きいと判定部によって判定された場合、第1時間よりも第2時間のほうを長くしてもよい。この場合、温度差が所定の閾値よりも大きい場合、すなわちユーザが快適性の向上を強く求めていると考えられる場合には、第1時間より第2時間を長くすることによって、空調機における省エネ化よりもユーザへの快適性の提供に重きを置くことができる。その結果、ユーザごとに異なる好みに合わせて、省エネ化と快適性の提供とを両立させることができる。
本発明の特徴に係る空調制御装置は、第1温度が設定温度として設定される時間である第1時間と、第2温度が設定温度として設定される時間である第2時間とを設定する時間設定部と、第2取得部がユーザから第2温度を取得した回数である取得回数をカウントする取得回数カウント部とを備え、時間設定部は、取得回数が増えるに従って、第2時間を徐々に長くしてもよい。この場合、温度差が所定の閾値よりも大きい場合、すなわちユーザが快適性の向上を強く求めていると考えられる場合には、第1時間より第2時間を長くすることによって、空調機における省エネ化よりもユーザへの快適性の提供に重きを置くことができる。その結果、ユーザごとに異なる好みに合わせて、省エネ化と快適性の提供とを両立させることができる。
本発明の特徴に係る空調制御装置は、第1温度が設定温度として設定される時間である第1時間と、第2温度が設定温度として設定される時間である第2時間とを設定する時間設定部と、第2取得部がユーザから第2温度を取得した時点からの経過時間をカウントする経過時間カウント部とを備え、時間設定部は、経過時間が長くなるに従って、第2時間を徐々に短くしてもよい。この場合、経過時間が長いほど、すなわちユーザが快適性の向上を強く求めていないと考えられるので、第2時間を短くすることによって、ユーザへの快適性の提供よりも空調機における省エネ化に重きを置くことができる。その結果、ユーザごとに異なる好みに合わせて、省エネ化と快適性の提供とを両立させることができる。
本発明の特徴に係る空調制御プログラムは、室内に配置された室内機を有し、室内機周辺の温度を設定温度に調整する空調機を制御する空調制御装置として機能するコンピュータに、室内機周辺の温度と、所定の期間内に空調機によって消費された電力量とのうち少なくともひとつに基づいて算出される第1温度を取得する工程と、 第1温度を設定温度として設定する工程と、希望温度の入力を受付ける工程と、受付けた希望温度を第2温度として取得する工程と、第2温度を設定温度として設定する工程と、第1温度と第2温度とを交互に繰り返し設定温度として設定する工程とを実行させることを要旨とする。
本発明の特徴に係る空調制御システムは、室内に配置された室内機を有し、室内機周辺の温度を設定温度に調整する空調機と、空調機を制御する空調制御装置とを備える空調制御システムであって、室内機周辺の温度と、所定の期間内に空調機によって消費された電力量とのうち少なくともひとつに基づいて算出される第1温度を取得する第1取得部と、希望温度の入力を受付ける受付け部と、受付け部から出力される希望温度を第2温度として取得する第2取得部と、第1温度を設定温度としている場合において第2温度が取得されたとき、第1温度と第2温度とを交互に繰り返し設定温度とする温度設定部とを備えることを要旨とする。
本発明によれば、空調機における省エネ化とユーザへの快適性の提供とを両立可能とする空調制御装置、空調制御プログラム及び空調システムを提供することを目的とする。
本発明の第1実施形態に係る空調システム1の概要を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る空調制御装置13の構成を示す図である。 設定温度Tと室温TROOMとの推移を模式的に示すグラフである。 本発明の第1実施形態に係る空調制御装置13の動作を示すフロー図である。 本発明の第2実施形態に係る空調制御装置13の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る空調制御装置13の動作を示すフロー図である。 本発明の第3実施形態に係る空調制御装置13の構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る空調制御装置13の動作を示すフロー図である。 本発明の第4実施形態に係る空調制御装置13の構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る空調制御装置13の動作を示すフロー図である。 本発明の第5実施形態に係る空調制御装置13の構成を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る空調制御装置13の動作を示すフロー図である。
以下において、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであることに留意すべきである。
[第1実施形態]
(空調システムの概要)
以下において、本発明の第1実施形態に係る空調システムの概要について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る空調システム1の概要を示す図である。
図1に示すように、空調システム1は、室内機11、室外機12、空調制御装置13を備える。
室内機11は、温度調整対象である室内10に設置されている。室内機11は、熱交換器111、ファン112及び温湿度センサ113を有する。熱交換器111は、冷媒配管P内を流れる冷媒を用いて、室内空気の冷却を行う。ファン112は、熱交換器111によって冷却された空気を室内に送風する。温湿度センサ113は、室内10(実際には、温湿度センサ113の周辺)の温湿度をリアルタイムに検出する。
室外機12は、室内10の外に設置されている。室外機12は、熱交換器121、ファン122、圧縮機123、四方弁124及び膨張弁125を備える。熱交換器121は、冷媒配管P内を流れる冷媒の熱を室外に除去する。ファン122は、熱交換器121に空気を送風する。圧縮機123は、室内機11側から流れてくる低温低圧の冷媒を吸入し、高温高圧の冷媒を吐出する。四方弁124は、冷却時と暖房時とで、冷媒の流れを逆転させる。膨張弁125は、熱交換器121側から流れてくる冷媒を膨張させて室内機11側に送る。
本実施形態において、室内機11と室外機12とは、室内10の温度である室温TROOMを調整する空調機100を構成する。ただし、1台の室外機12に複数の室内機11が接続されていてもよい。空調機100は、温湿度センサ113によって検出される室温TROOMと設定温度Tとの差に応じて、室温TROOMを設定温度Tに調整する。室内機11と室外機12とは、冷媒配管Pによって互いに接続される。室内機11及び室外機12それぞれは、通信線Qによって空調制御装置13に接続されている。
空調制御装置13は、空調機100を制御することによって、室内機11周辺の温度(例えば、室内機11に内蔵されている温度センサ113の検出値など)を設定温度Tに調整する。空調制御装置13は、通信線Qを介して、設定温度Tを空調機に送信する。
なお、図示しないが、複数の室内機11及び複数の室外機12が設けられていてもよい。この場合、室内10において、各室内機11の出力(例えば、出力ワット数や風力など)に応じた広さに分割された複数のエリアそれぞれに複数の室内機11それぞれが割り振られる。空調制御装置13は、複数の室内機11及び複数の室外機12を連携制御する。複数の室内機11は、割り振られたエリアの温度或いは温湿度に応じて、割り振られたエリアの温度を設定温度に調整する。
(空調制御装置の構成)
以下において、本発明の第1実施形態に係る空調制御装置の構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、第1実施形態に係る空調制御装置13の構成を示す図である。
図2に示すように、空調制御装置13は、省エネモジュール20、受付け部30、空調機調停モジュール40、空調制御モジュール50、メモリ60及び表示部70を備える。
省エネモジュール20は、空調機100における省エネルギー化を可能とする温度である第1温度Tを設定する。後述するように、第1温度Tは、空調機100の設定温度Tとして用いられる。
省エネモジュール20は、条件取得部21と第1温度設定部22とを有する。条件取得部21は、所定の期間内に空調機100によって消費された電力量と室内機11周辺の温度とのうち少なくともひとつを含む省エネ条件を取得する。なお、省エネ条件には、室内機11周辺の湿度などが含まれていてもよい。第1温度設定部22は、省エネ運転が実行された場合、第1温度Tを省エネ条件に基づいて設定する。第1温度設定部22は、例えば、当日の積算消費電力量が多く、湿度が比較的低いケースでは、快適性よりも省エネを重視して第1温度Tを設定し、また、当日の積算消費電力量が少なく、湿度が比較的高いケースでは、省エネよりも快適性を重視して第1温度Tを設定する。
ここで、第1温度は、室内機11周辺の温度と、所定の期間内に空調機100によって消費された電力量とのうちの少なくともひとつに基づいて算出されることとしたが、これに限られるものではない。第1温度は、空調制御装置13において、室内機11周辺の温度と、所定の期間内に空調機100によって消費された電力量とのうちの少なくともひとつの入力を受けて算出されてもよい。また、第1温度は、室内機11周辺の温度と、所定の期間内に空調機100によって消費された電力量とのうちの少なくともひとつに基づいて算出された値が固定値として空調制御装置13に記憶されていて、当該固定値が第1温度として使用されてもよい。
また、第1温度は、季節や時間帯などを含む時間情報に基づいて算出されてもよい。この場合、時間情報は、最終的に室内10の気温、即ち、「室内機11周辺の温度」に帰着されるので、「室内機11周辺の温度に基づく」とは、時間情報を用いることを当然に含むものである。
さらに、第1温度は、室内機11の出力(例えば、出力ワット数や風力)などの空調機10の機能に関する情報を含む機能情報に基づいて算出されてもよい。この場合、機能情報は、最終的に「所定の期間内に空調機100によって消費された電力量」に帰着されるので、「所定の期間内に空調機100によって消費された電力量に基づく」とは、空調機10の機能情報を使用することを当然に含むものである。
第1温度設定部22は、省エネ運転が実行されない場合(起動時を含む)、第1温度Tを無効値に設定する。なお、第1温度Tは、夏場ではユーザが快適と感じる温度よりも高めに設定され、冬場ではユーザが快適と感じる温度よりも低めに設定される傾向にある。
受付け部30は、ユーザが設定温度として希望する温度である希望温度の入力、すなわち、ユーザによる設定温度Tの変更要求を受付ける。受付け部30は、例えば、ユーザによる手入力が可能なリモコンである。ユーザは、室温TROOMが高い又は低いと感じた場合、快適であると感じる所望の温度である第2温度Tを受付け部30に入力する。なお、ユーザが快適であると感じる温度は時間の経過とともに変わるものであり、ユーザは、受付け部30に入力する度に第2温度Tとして異なる値を入力してもよい。
空調機調停モジュール40は、空調機100の設定温度Tを設定する。空調機調停モジュール40は、第1温度取得部41、第2温度取得部42及び温度設定部43を有する。第1温度取得部41は、第1温度設定部22によって設定された第1温度Tを取得する。第2温度取得部42は、受付け部30から出力される希望温度を第2温度Tとして取得する。温度設定部43は、空調機100における設定温度Tを設定する。
ここで、本実施形態において、温度設定部43は、省エネ運転が実行される場合、第1温度Tを設定温度Tとして設定する。また、温度設定部43は、第1温度Tを設定温度Tとして設定している場合において第2温度Tが取得されたとき、第1温度Tと第2温度Tとに交互に繰り返し設定温度Tとして設定する。すなわち、温度設定部43は、省エネ運転中は第1温度Tを設定温度Tとしており、ユーザから第2温度Tを取得した後は、第1温度Tと第2温度Tとを交互に設定温度Tとする。
図3は、設定温度Tと室温TROOMとの推移を模式的に示すグラフである。図3は、夏場の例であり、省エネ化を可能とする第1温度Tは、ユーザが快適と感じる第2温度Tよりも高めに設定されている。
なお、後述するように、第1温度Tが設定温度Tとして保持される時間(以下、「第1時間t」という。)と、第2温度Tが設定温度Tとして保持される時間(以下、「第2時間t」という。)とは、メモリ60に記憶されている。本実施形態では、第1時間tと第2時間tとは、予め設定されているものとする。
また、省エネ運転が実行されない場合、第1温度Tは無効値として設定されているので、温度設定部43は、所定の温度を設定温度Tとする。所定の温度は、省エネ化を可能とする第1温度Tよりもユーザが快適と感じる温度に近い温度であればよい。
空調制御モジュール50は、空調機100との間でデータを各種データを送受信する。空調制御モジュール50は、入出力部51と送受信部52とを有する。入出力部51は、空調機調停モジュール40から設定温度Tを取得する。また、入出力部51は、送受信部52を介して、空調機100から各種データを取得する。入出力部51は、設定温度Tや各種データをメモリ60に格納する。
メモリ60は、上述した第1時間t及び第2時間tのほか、空調機の設定履歴や室内10の温湿度履歴などを格納する。
表示部70は、例えばディスプレイであり、設定温度T及び室温TROOMのほか、空調機100の各種設定情報を表示する。
(空調制御装置の動作)
以下において、第1実施形態に係る空調制御装置の動作について、図面を参照しながら説明する。図4は、第1実施形態に係る空調制御装置13の動作を示すフロー図である。
図4に示すように、ステップS10において、空調制御装置13は、起動に伴い、第1温度Tを無効値に設定するとともに、所定の温度を設定温度Tとして設定する。空調制御装置13は、所定の温度を設定温度Tに保持する期限を設けない。
ステップS20において、空調制御装置13は、ユーザから第2温度Tが取得されたか否かを判定する。第2温度Tが取得された場合、処理はステップS30に進む。第2温度Tが取得されない場合、処理はステップS40に進む。
ステップS30において、空調制御装置13は、第2温度Tを設定温度Tとして設定する。
ステップS40において、空調制御装置13は、省エネ運転が実行されたか否かを判定する。省エネ運転が実行された場合、処理はステップS50に進む。省エネ運転が実行されない場合、処理はステップS20に戻る。
ステップS50において、空調制御装置13は、第1温度Tを省エネ条件に基づいて設定する。
ステップS60において、空調制御装置13は、第1温度Tを設定温度Tとして設定する。
ステップS70において、空調制御装置13は、省エネ運転が終了されたか否かを判定する。省エネ運転が終了された場合、処理はステップS100に進む。省エネ運転が終了されない場合、処理はステップS80に進む。
ステップS80において、空調制御装置13は、ユーザから第2温度Tが取得されたか否かを判定する。第2温度Tが取得された場合、処理はステップS93に進む。第2温度Tが取得されない場合、処理はステップS70に戻る。
ステップS93において、空調制御装置13は、第2温度Tを設定温度Tとして設定する。具体的には、空調制御装置13は、設定温度Tを第1温度Tから第2温度Tに変更する。続いて、空調制御装置13は、第2温度Tを設定温度Tとして第2時間t保持する。
ステップS95において、空調制御装置13は、第1温度Tを設定温度Tとして設定する。具体的には、空調制御装置13は、設定温度Tを第2温度Tから第1温度Tに変更する。続いて、空調制御装置13は、第1温度Tを設定温度Tとして第1時間t保持する。
空調制御装置13は、省エネ運転が終了されるまで、ステップS93及びステップS95を繰り返す。省エネ運転が終了された場合には、ステップS93又はステップS95の途中であっても処理はステップS100に進む。
ステップS100において、空調制御装置13は、省エネ運転が終了された場合、第2温度Tを設定温度Tとして設定する。なお、通常の運転では、ステップS100の後、処理はステップS20に戻る。
(作用及び効果)
第1実施形態に係る空調制御装置13において、温度設定部43は、設定温度Tを第1温度Tに設定している場合において第2温度Tが取得されたとき、第1温度Tと第2温度Tとを交互に繰り返して設定温度Tとして設定する。
従って、空調機100における省エネ化を可能とする第1温度Tと、ユーザが快適と感じる第2温度Tとによって、空調機を繰り返し制御することができる。その結果、空調機100における省エネ化とユーザへの快適性の提供とを両立させることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、第1実施形態との相違点について主として説明する。具体的には、第1温度Tと第2温度Tとの温度差に応じて、第1時間tと第2時間tとを設定する。
(空調制御装置の構成)
図5は、第2実施形態に係る空調制御装置13の構成を示す図である。図5に示すように、空調制御装置13は、判定部44と時間設定部45とをさらに備える。
判定部44は、ユーザから第2温度Tが取得された場合、第1温度Tと第2温度Tとの温度差ΔTが所定の閾値TTH(例えば、5℃)よりも大きいか否かを判定する。
時間設定部45は、温度差ΔTが所定の閾値TTHよりも大きい場合、第1時間tよりも第2時間tの方を長く設定する。時間設定部45は、温度差ΔTが所定の閾値TTHよりも小さい場合、第2時間tよりも第1時間tの方を長く設定する。時間設定部45は、温度差ΔTが所定の閾値TTHと同じである場合、第1時間tと第2時間tとを同じに長さに設定する。
温度設定部43は、省エネ運転の実行中、すなわち第1温度Tに設定温度Tを設定中に第2温度Tが取得された場合、第1温度Tと第2温度Tとを交互に設定温度Tとする。具体的には、温度設定部43は、第2温度Tを取得した時刻において、設定温度Tを第1温度Tから第2温度Tに変更する。次に、温度設定部43は、第2温度Tを設定温度Tとして第2時間tの間保持した後、第1温度Tを設定温度Tとして第1時間tの間保持することを繰り返す。
なお、本実施形態において、メモリ60は、第1時間t及び第2時間tを記憶していなくてもよい。
(空調制御装置の動作)
以下において、第2実施形態に係る空調制御装置の動作について、図面を参照しながら説明する。図6は、第2実施形態に係る空調制御装置13の動作を示すフロー図である。なお、以下においては、第1実施形態との相違点について主に説明する。具体的には、ステップS80に続くステップS1〜S7について説明する。
図6に示すように、空調制御装置13は、ステップS80において、第2温度Tが取得されたと判定された場合、ステップS1において、第1温度Tと第2温度Tとの温度差ΔTが閾値TTHよりも大きいか否かを判定する。温度差ΔTが閾値TTHよりも大きい場合、処理はステップS2に進む。温度差ΔTが閾値TTHよりも大きくない場合、処理はステップS3に進む。
ステップS2において、空調制御装置13は、第1時間tよりも第2時間tの方を長く設定する。
ステップS3において、空調制御装置13は、温度差ΔTが閾値TTHよりも小さいか否かを判定する。温度差ΔTが閾値TTHよりも小さい場合、処理はステップS4に進む。温度差ΔTが閾値TTHよりも小さくない場合、処理はステップS5に進む。
ステップS4において、空調制御装置13は、第2時間tよりも第1時間tの方をより長く設定する。
ステップS5において、空調制御装置13は、第1時間tと第2時間tとを同じに長さに設定する。
ステップS6において、空調制御装置13は、第2温度Tを設定温度Tとして設定する。具体的には、空調制御装置13は、設定温度Tを第1温度Tから第2温度Tに変更する。続いて、空調制御装置13は、第2温度Tを設定温度Tとして第2時間t保持する。
ステップS7において、空調制御装置13は、第1温度Tを設定温度Tとして設定する。具体的には、空調制御装置13は、設定温度Tを第2温度Tから第1温度Tに変更する。続いて、空調制御装置13は、第1温度Tを設定温度Tとして第1時間t保持する。
空調制御装置13は、省エネ運転が終了されるまで、ステップS1〜S7を繰り返す。省エネ運転が終了された場合には、ステップS1〜S7の途中であっても処理はステップS100に進む。
また、図示しないが、ステップS1〜S7を繰り返している際にユーザから設定温度Tの変更要求を受付けた場合には、処理はステップS1に戻ることに留意すべきである。
ステップS100において、空調空調制御装置13は、省エネ運転が終了された場合、第2温度Tを設定温度Tとして設定する。なお、通常の運転では、ステップS100の後、処理はステップS20に戻る(図4参照)。
(作用及び効果)
第2実施形態に係る空調制御装置13において、時間設定部45は、温度差ΔTが所定の閾値TTHよりも大きい場合、第1時間tよりも第2時間tの方をより長く設定する。
このように、温度差ΔTが所定の閾値TTHよりも大きい場合、すなわちユーザが快適性の向上を強く求めていると考えられる場合には、第1時間tより第2時間tを長くすることによって、空調機100における省エネ化よりもユーザへの快適性の提供に重きを置くことができる。その結果、ユーザごとに異なる好みに合わせて、省エネ化と快適性の提供とを両立させることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、第1実施形態との相違点について主として説明する。具体的には、ユーザが設定温度Tの変更を求める回数に応じて、第2時間tの長さを調節する。
(空調制御装置の構成)
図7は、第3実施形態に係る空調制御装置13の構成を示す図である。図7に示すように、空調制御装置13は、取得回数カウント部46と時間設定部45とをさらに備える。
取得回数カウント部46は、第2温度取得部42がユーザから第2温度Tを取得した回数、すなわちユーザから設定温度Tの変更要求を受付けた回数である取得回数Fをカウントする。
時間設定部45は、取得回数Fが増えるに従って、第2時間tを徐々に長くする。従って、初めてユーザが受付け部30に第2温度Tを入力した後、再び第2温度Tを入力するたびに第2時間tが長くなっていく。時間設定部45は、取得回数F(1,2,3,4・・・)に対応付けられた第2時間t(例えば、5分,6分,7分,8分…)を記憶している。なお、本実施形態において、時間設定部45は、第1時間tとして所定の固定値を記憶していればよい。従って、本実施形態において、メモリ60は、第1時間t及び第2時間tを記憶していなくてもよい。
(空調制御装置の動作)
以下において、第3実施形態に係る空調制御装置の動作について、図面を参照しながら説明する。図8は、第3実施形態に係る空調制御装置13の動作を示すフロー図である。なお、以下においては、第1実施形態との相違点について主に説明する。具体的には、ステップS80に続くステップS81〜S85について説明する。
図8に示すように、ステップS81において、空調制御装置13は、取得回数Fを1カウントUPする。
ステップS82において、空調制御装置13は、取得回数Fに応じて第2時間tを設定する。具体的には、空調制御装置13は、取得回数Fが多いほど第2時間tが長くなるように、取得回数Fに対応付けられた時間を第2時間tとして設定する。
ステップS83において、空調制御装置13は、第2温度Tを設定温度Tとして設定する。具体的には、空調制御装置13は、設定温度Tを第1温度Tから第2温度Tに変更する。続いて、空調制御装置13は、第2温度Tを設定温度Tとして第2時間t保持する。
ステップS84において、空調制御装置13は、第1温度Tを設定温度Tとして設定する。具体的には、空調制御装置13は、設定温度Tを第2温度Tから第1温度Tに変更する。続いて、空調制御装置13は、第1温度Tを設定温度Tとして第1時間t保持する。
ステップS85において、空調制御装置13は、ユーザから第2温度Tが取得されたか否か、すなわち、設定温度Tの変更要求を受付けたか否かを判定する。第2温度Tが取得された場合、処理はステップS81に戻る。第2温度Tが取得されていない場合、処理はステップS82に戻る。
空調制御装置13は、省エネ運転が終了されるまで、ステップS82〜S85を繰り返す。省エネ運転が終了された場合には、ステップS82〜S85の途中であっても処理はステップS100に進む。
ステップS100において、空調制御装置13は、第2温度Tを設定温度Tとして設定する。なお、通常の運転では、ステップS100の後、処理はステップS20に戻る(図4参照)。
(作用及び効果)
第3実施形態に係る空調制御装置13において、時間設定部45は、取得回数Fが増えるに従って、第2時間tを徐々に長くする。
このように、取得回数Fが多いほど、すなわちユーザが快適性の向上を強く求めていると考えられるほど、第2時間tを長くすることによって、空調機100における省エネ化よりもユーザへの快適性の提供に重きを置くことができる。その結果、ユーザごとに異なる好みに合わせて、省エネ化と快適性の提供とを両立させることができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、第1実施形態との相違点について主として説明する。具体的には、ユーザが設定温度Tの変更を求めた時点からの経過時間に応じて、第2時間tの長さを短く調節する。
(空調制御装置の構成)
図9は、第4実施形態に係る空調制御装置13の構成を示す図である。図9に示すように、空調制御装置13は、経過時間カウント部47と時間設定部45とをさらに備える。
経過時間カウント部47は、第2温度取得部42がユーザから第2温度Tを取得した後、第2温度Tを取得した時点からの経過時間Gをカウントする。
時間設定部45は、経過時間Gが長くなるに従って、第2時間tを徐々に短くする。従って、ユーザが第2温度Tを入力した後、経過時間が長いほど、第2時間tは短くなっていく。時間設定部45は、経過時間G(例えば、7分,8分,9分,10分…)に対応付けられた第2時間t(例えば、8分,7分,6分,5分…)を記憶している。なお、本実施形態において、時間設定部45は、第1時間tとして所定の固定値を記憶していればよい。従って、本実施形態において、メモリ60は、第1時間t及び第2時間tを記憶していなくてもよい。
(空調制御装置の動作)
以下において、第4実施形態に係る空調制御装置の動作について、図面を参照しながら説明する。図10は、第4実施形態に係る空調制御装置13の動作を示すフロー図である。なお、以下においては、第1実施形態との相違点について主に説明する。具体的には、ステップS80に続くステップS86〜S90について説明する。
図10に示すように、ステップS86において、空調制御装置13は、経過時間Gのカウントをスタートする。
ステップS87において、空調制御装置13は、経過時間Gに応じて第2時間tを設定する。具体的には、空調制御装置13は、経過時間Gが長いほど第2時間tが短くなるように、経過時間Gに対応付けられた時間を第2時間tとして設定する。
ステップS88において、空調制御装置13は、第2温度Tを設定温度Tとして設定する。具体的には、空調制御装置13は、設定温度Tを第1温度Tから第2温度Tに変更する。続いて、空調制御装置13は、第2温度Tを設定温度Tとして第2時間t保持する。
ステップS89において、空調制御装置13は、第1温度Tを設定温度Tとして設定する。具体的には、空調制御装置13は、設定温度Tを第2温度Tから第1温度Tに変更する。続いて、空調制御装置13は、第1温度Tを設定温度Tとして第1時間t保持する。
ステップS90において、空調制御装置13は、ユーザから第2温度Tが取得されたか否か、すなわち、設定温度Tの変更要求を受付けたか否かを判定する。第2温度Tが取得された場合、処理はステップS86に戻る。第2温度Tが取得されていない場合、処理はステップS87に戻る。
空調制御装置13は、省エネ運転が終了されるまで、ステップS87〜S90を繰り返す。省エネ運転が終了された場合には、ステップS87〜S90の途中であっても処理はステップS100に進む。
また、図示しないが、空調制御装置13は、経過時間Gが所定の時間を越えたことによって第2時間tが「0」に設定された場合には、第1温度Tを設定温度Tとして保持すればよいことに留意すべきである。
ステップS100において、空調制御装置13は、第2温度Tを設定温度Tとして設定する。なお、通常の運転では、ステップS100の後、処理はステップS20に戻る(図4参照)。
(作用及び効果)
第4実施形態に係る空調制御装置13において、時間設定部45は、経過時間Gが長くなるに従って、第2時間tを徐々に短くする。
このように、経過時間Gが長いほど、すなわちユーザが快適性の向上を強く求めていないと考えられるので、第2時間tを短くすることによって、ユーザへの快適性の提供よりも空調機100における省エネ化に重きを置くことができる。その結果、ユーザごとに異なる好みに合わせて、省エネ化と快適性の提供とを両立させることができる。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態について図面を参照しながら説明する。第5実施形態では、上述の第1実施形態に第2〜第4実施形態すべてを組み合わせるケースについて説明する。従って、以下の説明では、上述の第1〜第4実施形態との相違点について主に説明する。
(空調制御装置の構成)
図11は、第5実施形態に係る空調制御装置13の構成を示す図である。図11に示すように、空調制御装置13は、上記第1実施形態に係る構成に加えて、上記第2〜第4実施形態に係る判定部44、時間設定部45、取得回数カウント部46及び経過時間カウント部47を備える。
(空調制御装置の動作)
以下において、第5実施形態に係る空調制御装置の動作について、図面を参照しながら説明する。図12は、第3実施形態に係る空調制御装置13の動作を示すフロー図である。なお、以下においては、第1実施形態に係る空調制御装置13の動作との相違点について主に説明する。具体的には、ステップS80に続くステップS101〜S112について説明する。
図12に示すように、ステップS101において、空調制御装置13は、経過時間Gに応じて第2時間tを設定する。具体的には、空調制御装置13は、経過時間Gが長いほど第2時間tが短くなるように、経過時間Gに対応付けられた時間を第2時間tとして設定する。
ステップS102において、空調制御装置13は、空調制御装置13は、取得回数Fを1カウントUPする。
ステップS103において、空調制御装置13は、第1温度Tと第2温度Tとの温度差ΔTが閾値TTHよりも大きいか否かを判定する。温度差ΔTが閾値TTHよりも大きい場合、処理はステップS104に進む。温度差ΔTが閾値TTHよりも大きくない場合、処理はステップS105に進む。
ステップS104において、空調制御装置13は、第1時間tよりも第2時間tの方を長く設定する。
ステップS105において、空調制御装置13は、温度差ΔTが閾値TTHよりも小さいか否かを判定する。温度差ΔTが閾値TTHよりも小さい場合、処理はステップS106に進む。温度差ΔTが閾値TTHよりも小さくない場合、処理はステップS107に進む。
ステップS106において、空調制御装置13は、第2時間tよりも第1時間tの方をより長く設定する。
ステップS107において、空調制御装置13は、第1時間tと第2時間tとを同じに長さに設定する。
ステップS108において、空調制御装置13は、取得回数Fに応じて、第2時間tを調整する。具体的には、取得回数Fが多いほど第2時間tが長くなるように、温度差ΔTに応じて定められた第2時間tの長さを調整する。
ステップS109において、空調制御装置13は、経過時間Gに応じて、第2時間tを調整する。具体的には、経過時間Gが長いほど第2時間tが短くなるように、取得回数Fに応じて調整された第2時間tをさらに調整する。
ステップS110において、空調制御装置13は、第2温度Tを設定温度Tとして設定し、第2時間t保持する。
ステップS111において、空調制御装置13は、第1温度Tを設定温度Tとして設定し、第1時間t保持する。
ステップS112において、空調制御装置13は、ユーザから第2温度Tが取得されたか否か、すなわち、設定温度Tの変更要求を受付けたか否かを判定する。第2温度Tが取得された場合、処理はステップS101に戻る。第2温度Tが取得されていない場合、処理はステップS109に戻る。
空調制御装置13は、省エネ運転が終了されるまで、ステップS109〜ステップS112を繰り返す。省エネ運転が終了された場合には、ステップS109〜ステップS112の途中であっても処理はステップS100に進む。
(作用及び効果)
第5実施形態に係る空調制御装置13によれば、温度差ΔT、取得回数F及び経過時間Gのすべてを第2時間tに反映させることができるので、空調機100における省エネ化とユーザへの快適性の提供とをより精度良く両立させることができる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、上記第2実施形態において、判定部44は、1つの閾値TTHを用いることとしたが、第1閾値TTH1及び第2閾値TTH2(TTH1>TTH2)を用いてもよい。具体的には、判定部44は、温度差ΔTが第1閾値TTH1よりも大きいか否か、及び温度差ΔTが第2閾値TTH2よりも小さいか否かを判定する。時間設定部45は、温度差ΔTが第1閾値TTH1よりも大きい場合、第1時間tよりも第2時間tの方を長く設定する。時間設定部45は、温度差ΔTが第2閾値TTH2よりも小さい場合、第2時間tよりも第1時間tの方を長く設定する。時間設定部45は、温度差ΔTが第1閾値TTH1と第2閾値TTH2との間である場合、第1時間tと第2時間tとを同じに長さに設定する。
なお、上述した空調制御装置13のハードウェア構成は、プログラムモジュールとして実現することができる。したがって、上述した空調制御装置13において実行されるとした処理は、空調制御装置13の機能を有した汎用コンピュータ等によって実行されてもよい。
1…空調システム
10…室内
11…室内機
12…室外機
13…空調制御装置
20…省エネモジュール
21…条件取得部
22…第1温度設定部
30…受付け部
40…空調機調停モジュール
41…第1温度取得部
42…第2温度取得部
43…温度設定部
44…判定部
45…時間設定部
46…取得回数カウント部
47…経過時間カウント部
50…空調制御モジュール
51…入出力部
52…送受信部
60…メモリ
70…表示部
100…空調機
111…熱交換器
112…ファン
113…温湿度センサ
121…熱交換器
122…ファン
123…圧縮機
124…四方弁
125…膨張弁

Claims (6)

  1. 室内に配置された室内機を有し、前記室内機周辺の温度を設定温度に調整する空調機を制御する空調制御装置であって、
    前記室内機周辺の温度と、所定の期間内に前記空調機によって消費された電力量とのうち少なくともひとつに基づいて算出される第1温度を取得する第1取得部と、
    希望温度の入力を受付ける受付け部と、
    前記受付け部から出力される前記希望温度を第2温度として取得する第2取得部と、
    前記第1温度を前記設定温度としている場合において前記第2温度が取得されたとき、前記第1温度と前記第2温度とを交互に繰り返し前記設定温度とする温度設定部と
    を備えることを特徴とする空調制御装置。
  2. 前記第1温度が前記設定温度として設定される時間である第1時間と、前記第2温度が前記設定温度として設定される時間である第2時間とを設定する時間設定部と、
    前記第1温度と前記第2温度との温度差が所定の閾値よりも大きいか否かを判定する判定部と
    を備え、
    前記時間設定部は、前記温度差が前記所定の閾値よりも大きいと前記判定部によって判定された場合、前記第1時間よりも前記第2時間のほうを長くする
    ことを特徴とする請求項1に記載の空調制御装置。
  3. 前記第1温度が前記設定温度として設定される時間である第1時間と、前記第2温度が前記設定温度として設定される時間である第2時間とを設定する時間設定部と、
    前記第2取得部がユーザから前記第2温度を取得した回数である取得回数をカウントする取得回数カウント部と
    を備え、
    前記時間設定部は、前記取得回数が増えるに従って、前記第2時間を徐々に長くする
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の空調制御装置。
  4. 前記第1温度が前記設定温度として設定される時間である第1時間と、前記第2温度が前記設定温度として設定される時間である第2時間とを設定する時間設定部と、
    前記第2取得部がユーザから前記第2温度を取得した時点からの経過時間をカウントする経過時間カウント部と
    を備え、
    前記時間設定部は、前記経過時間が長くなるに従って、前記第2時間を徐々に短くする
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の空調制御装置。
  5. 室内に配置された室内機を有し、前記室内機周辺の温度を設定温度に調整する空調機を制御する空調制御装置として機能するコンピュータに、
    前記室内機周辺の温度と、所定の期間内に前記空調機によって消費された電力量とのうち少なくともひとつに基づいて算出される第1温度を取得する工程と、
    前記第1温度を前記設定温度として設定する工程と、
    希望温度の入力を受付ける工程と、
    受付けた前記希望温度を第2温度として取得する工程と、
    前記第2温度を前記設定温度として設定する工程と、
    前記第1温度と前記第2温度とを交互に繰り返し前記設定温度として設定する工程と
    を実行させることを特徴とする空調制御プログラム。
  6. 室内に配置された室内機を有し、前記室内機周辺の温度を設定温度に調整する空調機と、
    前記空調機を制御する空調制御装置と
    を備える空調制御システムであって、
    前記室内機周辺の温度と、所定の期間内に前記空調機によって消費された電力量とのうち少なくともひとつに基づいて算出される第1温度を取得する第1取得部と、
    希望温度の入力を受付ける受付け部と、
    前記受付け部から出力される前記希望温度を第2温度として取得する第2取得部と、
    前記第1温度を前記設定温度としている場合において前記第2温度が取得されたとき、前記第1温度と前記第2温度とを交互に繰り返し前記設定温度とする温度設定部と
    を備えることを特徴とする空調制御システム。
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