JPH0783489A - 空調システム、空調システムの遠隔制御装置、外部接点インターフェース装置及び空調システムの管理装置 - Google Patents

空調システム、空調システムの遠隔制御装置、外部接点インターフェース装置及び空調システムの管理装置

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JPH0783489A
JPH0783489A JP5226834A JP22683493A JPH0783489A JP H0783489 A JPH0783489 A JP H0783489A JP 5226834 A JP5226834 A JP 5226834A JP 22683493 A JP22683493 A JP 22683493A JP H0783489 A JPH0783489 A JP H0783489A
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air conditioner
air
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conditioning system
bodies
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Application number
JP5226834A
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English (en)
Inventor
Masamitsu Kawashima
正満 川島
Hiroshi Kurita
浩 栗田
Shoji Mukohara
彰司 向原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の空気調和装置本体を制御機能別に運転
制御でき、しかも、空気調和装置本体のグループ分けが
容易な空調システムの遠隔制御装置を得る。 【構成】 設定入力手段(112)が複数の空気調和装置本
体(101)〜(108)の運転制御情報を設定する。制御機能設
定入力手段(113)が複数の空気調和装置本体(101)〜(10
8)に対する制御機能情報を設定する。マイコン(117)が
制御機能設定入力手段(113)からの入力を受け、この受
けた入力に基づいて記憶手段(116)に運転発停・運転モ
ード・温度設定・風速設定等の制御機能情報別に対象と
なる複数の空気調和装置本体(101)〜(108)の対象アドレ
スを記憶させる。さらに、マイコン(117)は設定入力手
段(112)からの入力を受け、この受けた入力と記憶手段
(116)に記憶されている情報に基づいて、制御対象とな
る空気調和装置本体(101)〜(108)に対して運転制御情報
を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空調システム及びそ
の遠隔制御装置、空調システムと外部管理装置との間の
外部接点インターフェース装置、並びに空調システムの
管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図25ないし図28は、例えば特開昭6
1−59135号公報に示された、空気調和装置本体を
グループ分けして遠隔制御装置によって運転制御する従
来の空調システムを示すものであり、図25は空気調和
装置本体(2)〜(9)と遠隔制御装置(10)における建物(1)
内の配置構成図を示すものである。
【0003】図25において(2)及び(3)は建物(1)の空
気調和を必要とするAゾーン(1A)に設けられた室内ファ
ンを有した室内と熱交換するための室内機からなる空気
調和装置本体、(4)及び(5)は上記建物(1)の空気調和を
必要とするBゾーン(1B)に設けられた室内ファンを有し
た室内と熱交換するための室内機からなる空気調和装置
本体、(6)及び(7)は上記建物(1)の空気調和を必要とす
るCゾーン(1C)に設けられた室内ファンを有した室内と
熱交換するための室内機からなる空気調和装置本体、
(8)及び(9)は上記建物(1)の空気調和を必要とするDゾ
ーン(1D)に設けられた室内ファンを有した室内と熱交換
するための室内機からなる空気調和装置本体である。
【0004】(10)は上記空気調和装置本体(2)〜(9)すべ
てに対して伝送線(11)介して接続され、空気調和装置本
体(2)〜(9)の運転状態を設定するための使用者の操作入
力手段及び空気調和装置本体(2)〜(9)の機器状態の表示
手段として機能する手元リモコンである遠隔制御装置で
ある。
【0005】図26は上記空気調和装置本体(2)〜(9)
(図26では代表的に1つを示す)と遠隔制御装置(10)
との関係を示すブロック線図で、図26において、(12
a)〜(12e)は建物(1)の各ゾーン(1A)〜(1D)に設けられた
空気調和装置本体(2)〜(9)をゾーン毎にグループに分け
て運転するための遠隔制御装置(10)に設けられたグルー
プ指定スイッチ、(13a)〜(13e)はこれらグループ指定ス
イッチに対応して設けられ、対応したスイッチがオンの
時点灯する表示ランプ、(14)は冷房と暖房とを切り換え
るための遠隔制御装置(10)に設けられた冷暖切換スイッ
チ、(15)は上記空気調和装置本体(2)〜(9)の室内ファン
の風量を切り替えるための遠隔制御装置(10)に設けられ
た風量切換スイッチ、(16)は室温設定のための遠隔制御
装置(10)に設けられた室温切換スイッチである。
【0006】なお、この遠隔制御装置(10)は、各スイッ
チ(12a)〜(12e)(14)(15)(16)の状態をコード化して、例
えば図27の信号フォーマットで示す如く、この順にシ
リアルな制御信号を伝送線(11)を介してすべての空気調
和装置本体(2)〜(9)に送出するものである。
【0007】(17)は上記建物(1)のいずれのゾーン(1A)
〜(1D)に設置されたかによっていずれかがオン操作され
るグループ設定スイッチ、(18)はこのグループ設定スイ
ッチからの設定番号を受けるとともに、上記遠隔制御装
置(10)からの運転制御信号を受け、この受けた運転制御
信号が上記グループ設定スイッチ(17)からの設定番号に
対するものであると、この運転制御信号に基づいて空気
調和装置本体(2)〜(9)の運転を制御するための制御信号
を出力するマイコンである。
【0008】次に、このように構成された空調システム
の動作について説明する。まず、空気調和装置本体(2)
〜(9)の据え付け工事に際して、据え付けられる空気調
和装置本体(2)〜(9)が建物(1)のどのゾーン(1A)〜(1D)
にもしくはどのグループに属するかによって、空気調和
装置本体(2)〜(9)のグループ設定スイッチ(17)を、例え
ば図28に示すようにして設定する。そして、遠隔制御
装置(10)における各(12a)〜(12e)(14)(15)(16)を操作す
ると、遠隔制御装置(10)は操作されたスイッチの状態を
コード化した制御信号を伝送線(11)を介してすべての空
気調和装置本体(2)〜(9)に送出する。
【0009】遠隔制御装置(10)からの制御信号を受けた
各空気調和装置本体(2)〜(9)は、その制御信号における
グループ指定番号が自己のグループ設定スイッチ(17)に
よって設定された設定番号と同じか否かを判定し、同じ
であれば制御信号に基づいた空気調和装置本体(2)〜(9)
の制御が行われる。違っていれば、その制御信号は自己
に対する制御信号ではないと判断して無視する。このよ
うに、すべての空気調和装置本体(2)〜(9)にグループ設
定スイッチ(17)を設け、このグループ設定スイッチ(17)
を適切に設定することによって、1台の遠隔制御装置(1
0)によって空気調和装置本体(2)〜(9)をグループ分けし
て運転制御できるものである。
【0010】図29は、例えば特開昭64−63745
号公報に示された、消費電力が契約電力の範囲内になる
ように、いわゆるデマンド制御される従来の空調システ
ムを示すものであり、図29において、(21)〜(25)は室
内と熱交換するための室内機からなる空気調和装置本体
で、室内ファン及び室内熱交換機が内蔵されている。(2
6)〜(30)はこれら空気調和装置本体(21)〜(25)それぞれ
に対応して設けられ、対応の空気調和装置本体(21)〜(2
5)と冷媒配管で接続されているとともに伝送線(31)を介
して接続され、屋外と熱交換するための室外機で、圧縮
機、室外ファン、駆動制御手段及び室外熱交換機が内蔵
されているものである。
【0011】(32)〜(36)は上記空気調和装置本体(21)〜
(25)それぞれに対応して設けられ、対応の空気調和装置
本体(21)〜(25)に伝送線(31)を介して接続された遠隔制
御装置で、対応の空気調和装置本体(21)〜(25)の運転状
態を設定するための使用者の操作入力手段及び機器状態
の表示手段として機能する手元リモコンによって構成さ
れている。(37)は電力計から送られてくる計量パルスを
受けて、現在の消費電力と契約電力との比較を行い、デ
マンド信号を出力するデマンドコントローラ、(38)はこ
のデマンドコントローラからのデマンド信号を受けて、
消費電力の低減を図るために上記室外機(26)〜(30)の圧
縮機の容量制御を行う信号を上記空気調和装置本体(21)
〜(25)に出力する運転管理盤である。
【0012】このように構成された空調システムにおい
ては、デマンドコントローラ(37)が、現在の消費電力と
契約電力との比較を行い、現在の消費電力が契約電力の
範囲外にならないようにデマンド信号を運転管理盤(38)
に出力し、デマンド信号を受けた運転管理盤(38)が空気
調和装置本体(21)〜(25)に対して圧縮機の容量を制御す
るような制御信号を出力して、現在の消費電力が契約電
力の範囲内になるように制御しているものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、図25ない
し図28に示した従来の空調システムにあっては、空気
調和装置本体(2)〜(9)が、建物(1)のゾーンに基づいて
グループ分けされてグループ制御されているものである
ため、建物(1)内の空気調和装置本体(2)〜(9)の設置場
所や使用形態に応じた運転制御ができず、いまひとつき
めの細かい空調が行えないものであった。また、図29
に示した従来の空調システムにあっては、空調システム
の消費電力の低減は、デマンド信号を出力するデマンド
コントローラを必要とするため、規模の大きな建物でな
いとデマンドコントローラはなく、デマンドコントロー
ラがなければ空調システムの消費電力の低減を図れない
ものであった。
【0014】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、複数の空気調和装置本体を制御機能別に運転
制御でき、しかも、空気調和装置本体のグループ分けが
容易な空調システムの遠隔制御装置を得ることを目的と
するものである。この発明の第2の目的は、複数の空気
調和装置本体を制御機能別に運転制御できるとともに、
グループ毎に集中管理ができる空調システムを得ること
である。この発明の第3の目的は、空調システムと外部
制御装置との接続を行う安価にして小型な外部接点イン
ターフェース装置を得ることである。この発明の第4の
目的は、特別な電力監視装置を設けることなく、空調シ
ステムの低減を図れる空調システムの管理装置を得るこ
とである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係わる空調システムの遠隔制御装置は、空気調和装置本
体の運転制御情報を設定するための設定入力手段と、複
数の空気調和装置本体に対する制御機能情報を設定する
ための制御機能設定入力手段と、運転発停・運転モード
・温度設定・風速設定等の制御機能情報別に対象となる
複数の空気調和装置本体の対象アドレスを記憶するため
の記憶手段と、制御機能設定入力手段からの入力を受
け、この受けた入力に基づいて記憶手段に制御機能情報
別に対象となる複数の空気調和装置本体の対象アドレス
を記憶させるとともに、設定入力手段からの入力を受
け、この受けた入力と上記記憶手段に記憶されている情
報に基づいて、制御対象となる空気調和装置本体に対し
て運転制御情報を出力するための制御手段とを設けたも
のである。
【0016】この発明の第2の発明に係わる空調システ
ムは、複数の空気調和装置本体に対して設けられ、制御
機能情報別にかつ制御機能情報毎にグループ分けした対
象となる複数の空気調和装置本体の対象アドレスを記憶
するための記憶手段とこの記憶手段に記憶されている情
報に基づいて、制御対象となる空気調和装置本体に対し
て運転制御情報を出力するための制御手段とを有する複
数の遠隔制御装置と、複数の空気調和装置本体と複数の
遠隔制御装置とに伝送線を介して接続され、制御機能情
報別にかつ制御機能情報毎にグループ分けされた複数の
空気調和装置本体のグループ毎に制御するための集中ユ
ニット管理装置とを設けたものである。
【0017】この発明の第3の発明に係わる外部接点イ
ンターフェース装置は、空調システムと伝送線を介して
接続される通信手段と、外部制御装置と接続される接点
入出力回路と、制御機能情報別に対象となる複数の空気
調和装置本体の対象アドレスを記憶するための記憶手段
と、この記憶手段に記憶されている情報に基づいて、通
信手段を介して空調システムと情報のやり取りを行わせ
るとともに接点入出力回路を介して外部制御装置と情報
のやり取りを行わせるための制御手段とを設けたもので
ある。
【0018】この発明の第4の発明に係わる空気調和装
置の遠隔制御装置は、各空気調和装置本体の定格データ
を記憶するための記憶手段と、各空気調和装置本体の設
定温度や吸い込み空気温度などの運転状態を検出する運
転状態検出部と、この運転状態検出部にて検出された運
転状態の情報と記憶手段に記憶された空気調和装置本体
の定格データとによって空気調和装置本体の消費電力値
を演算し、この演算結果に基づいて運転状態信号を出力
する制御部とを設けたものである。
【0019】
【作用】この発明の第1の発明にあっては、記憶手段
が、運転発停・運転モード・温度設定・風速設定等の制
御機能情報別に対象となる複数の空気調和装置本体の対
象アドレスを記憶し、制御手段が、設定入力手段からの
入力と記憶手段に記憶されている情報に基づいて、制御
対象となる空気調和装置本体に対して運転制御情報を出
力して、制御機能情報別に分けられた空気調和装置本体
の運転制御を行わせしめる。
【0020】この発明の第2の発明にあっては、遠隔制
御装置が制御機能情報別に空気調和装置本体を分けて運
転制御するとともに、集中ユニット管理装置が制御機能
情報別にグループ分けされた複数の空気調和装置本体の
グループ毎に制御せしめる。
【0021】この発明の第3の発明にあっては、記憶手
段が、制御機能情報別に対象となる複数の空気調和装置
本体の対象アドレスを記憶し、制御手段が記憶手段に記
憶されている情報に基づいて、通信手段を介して空調シ
ステムと情報のやり取りを行わせるとともに接点入出力
回路を介して外部制御装置と情報のやり取りを行わせし
める。
【0022】この発明の第4の発明にあっては、制御部
が、運転状態検出部にて検出された運転状態の情報と記
憶手段に記憶された空気調和装置本体の定格データとに
よって空気調和装置本体の消費電力値を演算し、この演
算結果に基づいて運転状態信号を出力して空気調和装置
本体の運転制御を行なわせしめる。
【0023】
【実施例】
実施例1.この発明の実施例1である空調システムを図
1〜図8に基づいて説明する。図1は空気調和装置本体
(101)〜(108)と遠隔制御装置(109)における建物(100)内
の配置構成図を示すものであり、図1において(101)及
び(102)は建物(100)の空気調和を必要とするAゾーン(1
00A)に設けられた室内ファンを有した室内と熱交換する
ための室内機からなる空気調和装置本体、(103)及び(10
4)は上記建物(100)の空気調和を必要とするBゾーン(10
0B)に設けられた室内ファンを有した室内と熱交換する
ための室内機からなる空気調和装置本体、(105)及び(10
6)は上記建物(100)の空気調和を必要とするCゾーン(10
0C)に設けられた室内ファンを有した室内と熱交換する
ための室内機からなる空気調和装置本体、(107)及び(10
8)は上記建物(100)の空気調和を必要とするDゾーン(10
0D)に設けられた室内ファンを有した室内と熱交換する
ための室内機からなる空気調和装置本体である。
【0024】なお、これら空気調和装置本体(101)〜(10
8)はそれぞれ異なったアドレスNo.が設定、例えばN
o.1〜8が設定されている。また、これら空気調和装
置本体(101)〜(108)はそれぞれ個々に設けられた屋外と
熱交換するための室外機と冷媒配管で接続されているも
のでもよく、あるいは、すべてに対して共通に設けられ
た屋外と熱交換するための室外機1つと冷媒配管で接続
されているものでもよい。さらに、これら空気調和装置
本体(101)〜(108)は設置場所や使用形態に応じて異なっ
た機種にされていてもよいものである。
【0025】(109)は上記空気調和装置本体(101)〜(10
8)すべてに対して伝送線(110)を介して接続され、空気
調和装置本体(101)〜(108)の運転状態を設定するための
使用者の操作入力手段及び空気調和装置本体(101)〜(10
8)の機器状態の表示手段として機能する手元リモコンで
ある遠隔制御装置である。
【0026】図2は上記遠隔制御装置(109)を示す外観
図であり、図2において、(111)は上記各空気調和装置
本体(101)〜(108)の種々の運転状態を表示するための液
晶によって構成されている表示手段で、通常時は上記空
気調和装置本体(101)〜(108)の運転を表示し、登録時は
上記空気調和装置本体(101)〜(108)の登録を行っている
旨の登録表示をする運転・登録表示部(111a)と、上記空
気調和装置本体(101)〜(108)の運転モードである暖房・
送風・冷房を表示する運転モード表示部(111b)と、通常
時は上記空気調和装置本体(101)〜(108)の設定温度を表
示し、登録時は登録する空気調和装置本体(101)〜(108)
のアドレスNo.(登録No.)を表示するための数値表示
部(111c)と、上記空気調和装置本体(101)〜(108)の送風
速度を表示する風速表示部(111d)とを有している。
【0027】(112)は使用者が操作して上記空気調和装
置本体(101)〜(108)の制御情報を設定、入力するための
設定入力手段で、通常時は上記空気調和装置本体(101)
〜(108)の運転及び停止を制御し、登録時は上記表示手
段(111)の数値表示部(111c)に表示されたアドレスNo.
を登録するための運転/登録操作部(112a)と、上記空気
調和装置本体(101)〜(108)の運転モードを暖房・送風・
冷房に切り換えるためのモード切換操作部(112b)と、通
常時は上記空気調和装置本体(101)〜(108)の設定温度を
入力、変更し、登録時は登録する上記空気調和装置本体
(101)〜(108)のアドレスNo.を入力、変更するためのア
ップ用及びダウン用の数値設定操作部(112c)と、上記空
気調和装置本体(101)〜(108)の風速を切り換えるための
風速切換操作部(112d)とを有しているものであり、通常
時に上記空気調和装置本体(101)〜(108)の運転制御情報
を設定するための入力手段として機能するものである。
【0028】(113)は通常モード及び登録モードの切り
換えと登録モード時の登録する制御機能を選択するため
のディップスイッチからなる制御機能選択手段で、図3
に示すように、通常モードと登録モードを切り換えるた
めの通常/登録切換操作部(113a)と、発停登録なしと発
停登録実施とを切り換える、つまり、発停登録を行うた
めの発停登録操作部(113b)と、運転モード登録なしと運
転モード登録実施とを切り換える、つまり運転モード登
録を行うための運転モード登録操作部(113c)と、設定温
度登録なしと設定温度登録実施とを切り換える、つま
り、設定温度登録を行うための設定温度登録操作部(113
d)と、風速切換登録なしと風速切換登録実施とを切り換
える、つまり、風速切換登録を行うための風速切換登録
操作部(113e)とを有し、通常時は操作できないようにカ
バーによって覆われて誤動作の防止が図られているもの
である。
【0029】上記設定入力手段(112)の運転/登録操作
部(112a)及び数値設定操作部(112c)と制御機能選択手段
(113)とによって上記空気調和装置本体(101)〜(108)に
対する制御情報を設定する制御機能設定入力手段として
機能するものである。
【0030】図4は上記空気調和装置本体(101)〜(108)
(図4では代表的に1つを示す)と遠隔制御装置(109)
との関係を示すブロック線図で、図4において、(114)
は上記空気調和装置本体(101)〜(108)と伝送線(110)を
介して情報のやり取りを行うための遠隔制御装置側通信
手段、(115)は図5に示した制御シーケンス手順を格納
するプログラム格納部(ROMにて構成)である第1の
記憶手段、(116)は上記制御機能選択手段(113)の操作に
基づき上記設定入力手段(112)によって設定登録された
上記各空気調和装置本体(101)〜(108)に対する機能別対
象アドレス、つまり、制御機能情報別に対象アドレスを
記憶するための書き込み及び読み出し可能な不揮発性記
憶手段からなる第2の記憶手段である。
【0031】(117)は上記第1の記憶手段(115)に格納さ
れた制御シーケンス手順に基づいて演算処理するマイコ
ンからなる演算部で、通常時は上記第1の記憶手段(11
5)とによって、上記設定入力手段(112)からの操作入力
を受けて上記表示手段(111)に表示制御信号を出力する
とともに、上記第1の記憶手段(115)に格納された制御
シーケンス手順に基づいて上記第2の記憶手段(116)に
記憶された制御機能情報別の対象アドレスを読み出し、
この読み出された制御機能情報別の対象アドレスに対す
る空気調和装置本体に対して制御シーケンス手順に従い
上記設定入力手段(112)からの操作入力に基づいて上記
空気調和装置本体(101)〜(108)に対する運転制御信号
(上記空気調和装置本体(101)〜(108)からの現在の運転
状態等を受け、併せて演算処理して生成する場合もあ
る)を出力する第1の制御手段として機能し、登録時は
上記第1の記憶手段(115)とによって、上記制御機能選
択手段(113)からの設定入力及び上記設定入力手段(112)
からの操作入力を受けて上記表示手段(111)に表示制御
信号を出力するとともに、この制御機能選択手段(113)
からの設定入力と上記設定入力手段(112)からの操作入
力に基づいて上記第1の記憶手段(115)に格納された制
御シーケンス手順にしたがって上記第2の記憶手段(11
6)に制御機能情報別に対象アドレスを記憶させる第2の
制御手段として機能するものである。
【0032】(118)は伝送線(110)を介して上記遠隔制御
装置(109)の通信手段(114)と接続され、通信手段(114)
からの運転制御信号を受けるとともに空気調和装置本体
(101)〜(108)の運転状態信号を通信手段に出力するため
の本体側通信手段、(119)は空気調和装置本体(101)〜(1
08)のアドレスNo.(ユニットナンバー)を指定するた
めのナンバー指定手段、(120)はこのナンバー指定手段
からのアドレスNo.を受けるとともに、上記通信手段
(114)を介して入力された上記遠隔制御装置(109)からの
運転制御信号を受け、この受けた運転制御信号が上記ナ
ンバー指定手段(119)からのアドレスNo.に対するもの
であると、この運転状態信号及び現在の空気調和装置本
体(101)〜(108)の運転状態に基づいて空気調和装置本体
(101)〜(108)の運転を制御するための制御信号を出力す
るマイコンからなる本体側制御手段である。
【0033】次に、このように構成された空調システム
の動作について説明する。まず、遠隔制御装置(109)の
第2の記憶手段(116)に制御機能情報別に空気調和装置
本体(101)〜(108)のアドレスNo.を記憶させる動作を
図5のフローチャートに基づいて説明する。まず、電源
が投入されると、演算部(117)を構成するマイコンが動
作(ステップS0)する。
【0034】使用者は図6に示すように制御機能選択手
段(113)の通常/登録切換操作部(113a)をオンにし、数
値設定操作部(112c)を操作して登録すべき空気調和装置
本体(101)〜(108)のアドレスNo.を設定する。数値設
定操作部(112c)は、アップ用を操作すれば1プラスさ
れ、ダウン用を操作すれば1マイナスされ、1〜50の
範囲で数値を変更できる。図6は空気調和装置本体のア
ドレスNo.が1であることを示している。
【0035】さらに、使用者は登録すべき空気調和装置
本体(101)〜(108)に対する制御機能を決定するために、
発停登録操作部(113b)と運転モード登録操作部(113c)と
設定温度登録操作部(113d)と風速切換登録操作部(113e)
とを操作する。例えば、アドレスNo.1に対する空気
調和装置本体が発停登録実施と運転モード登録実施と設
定温度登録実施の対象であり、風速切換登録実施なしで
あれば、発停登録操作部(113b)と運転モード登録操作部
(113c)と設定温度登録操作部(113d)をオンさせ、風速切
換登録操作部(113e)をオフさせる。そして、運転/登録
操作部(112a)を操作する。
【0036】すると、マイコン(117)は、ステップS1
にて通常/登録切換操作部(113a)がオン状態であること
を認識し、第1の記憶手段(115)に格納された登録モー
ドの処理手順にしたがって動作することになり、表示手
段(111)の運転・登録表示部(111a)の表示を「登録」に
する。次に、数値設定操作部(112c)からの操作があった
か否かを確認し、操作があれば数値設定操作部(112c)に
よって変更された数値をステップS3で変更して表示手
段(111)の数値表示部(111c)に対して表示制御信号を出
力し、操作がなければそのままステップS4に進む。上
記した例示ではアドレスNo.1であるので数値Aは0
1である。
【0037】ステップS4では、運転/登録操作部(112
a)の操作によって「登録」の入力があったか否かを判定
し、「登録」の入力があればそれ以降のステップで制御
機能別に登録を実施するステップに進み、「登録」の入
力がなければ、ステップS1に戻る。
【0038】上記した例示におけるアドレスNo.1の
空気調和装置本体の制御機能をもったものにおいては、
ステップS5において、発停登録操作部(113b)がオンで
あることを認識してステップS6で第2の記憶手段(11
6)における発停対象とする記憶部にアドレスNo.1を
記憶させ、ステップS7において、運転モード登録操作
部(113c)がオンであることを認識してステップS8で第
2の記憶手段(116)における運転モード切換対象とする
記憶部にアドレスNo.1を記憶させ、ステップS9に
おいて、設定温度登録操作部(113d)がオンであることを
認識してステップS10で第2の記憶手段(116)におけ
る設定温度変更対象とする記憶部にアドレスNo.1を
記憶させ、ステップS11において、風速切換登録操作
部(113e)がオフであることを認識して、第2の記憶手段
(116)における風速切換対象とする記憶部に記憶させる
ステップS12に進むことなくステップS1に戻る。
【0039】このようにして、アドレスNo.1に対す
る空気調和装置本体の制御機能情報を第2の記憶手段(1
16)に記憶させ終わると、同様にしてアドレスNo.2〜
No.8に対する空気調和装置本体の制御機能情報を順
次第2の記憶手段(116)に記憶させる。
【0040】例えば、アドレスNo.2に対する空気調
和装置本体が発停登録実施と運転モード登録実施と設定
温度登録実施の対象であり、風速切換登録実施なし、ア
ドレスNo.3に対する空気調和装置本体が発停登録実
施と設定温度登録実施の対象であり、運転モード登録実
施なしと風速切換登録実施なし、アドレスNo.4に対
する空気調和装置本体が発停登録実施と設定温度登録実
施の対象であり、運転モード登録実施なしと風速切換登
録実施なし、アドレスNo.5に対する空気調和装置本
体が発停登録実施と運転モード登録実施と設定温度登録
実施と風速切換登録実施の対象であり、アドレスNo.
6に対する空気調和装置本体が発停登録実施と運転モー
ド登録実施と設定温度登録実施と風速切換登録実施の対
象であり、アドレスNo.7に対する空気調和装置本体
が発停登録実施の対象であり、設定温度登録実施なしと
運転モード登録実施なしと風速切換登録実施なし、アド
レスNo.8に対する空気調和装置本体が発停登録実施
の対象であり、設定温度登録実施なしと運転モード登録
実施なしと風速切換登録実施なしであるとすると、上記
した動作を繰り返すことにより、上記第2の記憶手段(1
16)には図7に示すように制御機能別に空気調和装置本
体(101)〜(108)の対象アドレスが記憶されることにな
る。
【0041】このようにして、遠隔制御装置(109)に接
続される空気調和装置本体(101)〜(108)のすべてについ
て、第2の記憶手段(116)に制御機能別に対象アドレス
を記憶させ終わると、通常/登録切換操作部(113a)をオ
フさせる。すると、マイコン(117)はステップS1にて
通常/登録切換操作部(113a)のオフ状態を認識し、第1
の記憶手段(115)に格納された通常モードの処理手順に
したがって動作することになる。このようにして、遠隔
制御装置(109)は空気調和装置本体(101)〜(108)に対し
て運転制御が可能になる。
【0042】次に、遠隔制御装置(109)によって空気調
和装置本体(101)〜(108)の運転制御の動作を図5のフロ
ーチャートに基づいて説明する。使用者が設定入力手段
(112)の運転/登録操作部(112a)、モード切換操作部(11
2b)、数値設定操作部(112c)、風速切換操作部(112d)を
操作して、運転/停止、暖房/送風/冷房、設定温度、
風速の強弱を設定すると、マイコン(117)はステップS
20以降の通常モード動作を行う。
【0043】まず、ステップS20にて運転/登録操作
部(112a)、モード切換操作部(112b)、数値設定操作部(1
12c)、風速切換操作部(112d)が操作されて、それに基づ
く入力があるか否かを判定し、操作されていればステッ
プS21に進み、設定入力手段(112)の操作に基づいて
表示手段(111)に対して表示制御信号を出力する。つま
り、運転/登録操作部(112a)が操作されれば、運転・登
録表示部(111a)の表示「運転」を点灯または消灯させ、
モード切換操作部(112b)の暖房/送風/冷房のいずれか
が操作されれば、操作された運転モードの表示を点灯、
それ以外を消灯させ、数値設定操作部(112c)のアップ用
またはダウン用が操作されれば、表示された温度を1プ
ラスまたは1マイナスして温度表示を変更させ、風速切
換操作部(112d)の強風/弱風のどちらかが操作されれ
ば、操作された表示を点灯、操作されない表示を消灯さ
せる。
【0044】次に、ステップS22にて、設定入力手段
(112)の操作された操作部の機能項目の識別を行い、ス
テップS23に進む。ステップS23にて、運転/登録
操作部(112a)が操作されて入力があったか否かを判定
し、あればステップS24に進み、なければステップS
26に進む。ステップS24にて、第2の記憶手段(11
6)の発停対象とする記憶部から発停対象となるアドレス
No.を読み出す。今、図7に示すような記憶状態にあ
れば、アドレスNo.1〜8が読み出される。
【0045】そして、ステップS25に進み、読み出さ
れたアドレスNo.1〜8に対応する空気調和装置本体
(101)〜(108)に対して1台づつ発停指令(運転/停止)
を有した運転状態信号を通信手段(114)及び伝送線(110)
を介して出力する。この運転状態信号は、例えば図8に
示すように、アドレスNo.指定部、暖房/送風/冷房
指定部、風速指定部、温度設定指定部を有する信号フォ
ーマットからなるシリアルな制御信号からなり、設定さ
れている制御機能における指定部はその設定に基づいた
信号とされ、設定されていない制御機能における指定部
は「指定せず」に相当する信号とされている。
【0046】運転状態信号が空気調和装置本体(101)〜
(108)に対して送信されると、ステップS26に進む。
ステップS26にて、モード切換操作部(112b)が操作さ
れて入力があったか否かを判定し、あればステップS2
7に進み、なければステップS29に進む。ステップS
27にて、第2の記憶手段(116)の運転モード切換対象
とする記憶部から運転モード切換対象となるアドレスN
o.を読み出す。今、図7に示すような記憶状態にあれ
ば、アドレスNo.1、2、5、6が読み出される。そ
して、ステップS28に進み、読み出されたアドレスN
o.1、2、5、6に対応する空気調和装置本体(101)、
(102)、(105)、(106)に対して1台づつ運転モード切換
指令(暖房/送風/冷房)を有した運転状態信号を通信
手段(114)及び伝送線(110)を介して出力する。
【0047】運転状態信号が空気調和装置本体(101)、
(102)、(105)、(106)に対して送信されると、ステップ
S29に進む。ステップS29にて、数値設定操作部(1
12c)が操作されて入力があったか否かを判定し、あれば
ステップS30に進み、なければステップS32に進
む。ステップS30にて、第2の記憶手段(116)の設定
温度変更対象とする記憶部から設定温度変更対象となる
アドレスNo.を読み出す。今、図7に示すような記憶
状態にあれば、アドレスNo.1〜6が読み出される。
そして、ステップS28に進み、読み出されたアドレス
No.1〜6に対応する空気調和装置本体(101)〜(106)
に対して1台づつ設定温度変更指令(数値設定操作部(1
12c)にて設定された温度)を有した運転状態信号を通信
手段(114)及び伝送線(110)を介して出力する。
【0048】運転状態信号が空気調和装置本体(101)〜
(106)に対して送信されると、ステップS32に進む。
ステップS32にて、風速切換操作部(112d)が操作され
て入力があったか否かを判定し、あればステップS33
に進み、なければステップS1に戻る。ステップS33
にて、第2の記憶手段(116)の風速切換対象とする記憶
部から風速切換対象となるアドレスNo.を読み出す。
今、図7に示すような記憶状態にあれば、アドレスN
o.5、6が読み出される。そして、ステップS34に
進み、読み出されたアドレスNo.5、6に対応する空
気調和装置本体(105)、(106)に対して1台づつ風速切換
指令(強風/弱風)を有した運転状態信号を通信手段(1
14)及び伝送線(110)を介して出力する。運転状態信号が
空気調和装置本体(105)、(106)に対して送信されると、
ステップS1に戻り、一連の処理を終了するものであ
る。
【0049】このように構成された空調システムにおい
ては、複数の異なった機能を有する空気調和装置本体(1
01)〜(108)に対して設けられる1台の遠隔制御装置(10
9)が、各制御機能情報別に空気調和装置本体(101)〜(10
8)のアドレス情報を記憶する第2の記憶手段(116)を有
し、この第2の記憶手段(116)に記憶された各制御機能
情報別に対象となる空気調和装置本体(101)〜(108)を運
転制御できるものである。
【0050】その結果、建物(100)内の空気調和装置本
体(101)〜(108)の設置場所や使用形態に応じて、例え
ば、北向きの室内には温度設定が行える空気調和装置本
体のグループとし、窓際には風速が切り換えられる空気
調和装置本体のグループとし、部屋のレイアウトに合わ
せた運転/停止のグループ分けとし、制御機能毎に自由
に空気調和装置本体(101)〜(108)をグループ分けして遠
隔制御装置(109)によって運転状態を制御でき、使用者
の使い勝手にあった操作性のよい空調システムが得られ
るものである。
【0051】また、周囲の温熱環境の変化や部屋のレイ
アウト変更に対して、機器の増設や追加工事を必要とせ
ず、遠隔制御装置(109)における第2の記憶手段(116)に
記憶させる制御機能別の空気調和装置本体(101)〜(108)
のアドレス情報の変更だけで行え、フレキシブルな空調
システムを得ることができるものである。
【0052】実施例2.この発明の実施例2である空調
システムを図9〜図14に基づいて説明する。図9は空
気調和装置本体(201)〜(216)と遠隔制御装置(217)〜(22
0)と集中空調ユニット管理装置(221)における建物(200)
内の配置構成図を示すものである。
【0053】図9において(201)〜(204)は建物(200)の
空気調和を必要とするAゾーン(200A)に設けられた室内
ファンを有した室内と熱交換するための室内機からなる
空気調和装置本体、(205)〜(208)は上記建物(200)の空
気調和を必要とするBゾーン(200B)に設けられた室内フ
ァンを有した室内と熱交換するための室内機からなる空
気調和装置本体、(209)〜(212)は上記建物(200)の空気
調和を必要とするCゾーン(200C)に設けられた室内ファ
ンを有した室内と熱交換するための室内機からなる空気
調和装置本体、(213)〜(216)は上記建物(200)の空気調
和を必要とするDゾーン(200D)に設けられた室内ファン
を有した室内と熱交換するための室内機からなる空気調
和装置本体である。
【0054】なお、これら空気調和装置本体(201)〜(21
6)はそれぞれ異なったアドレスNo.が設定、例えばN
o.1〜16が設定されている。また、これら空気調和
装置本体(201)〜(216)はそれぞれ個々に設けられた屋外
と熱交換するための室外機と冷媒配管で接続されている
ものでもよく、あるいは、建物(200)の各ゾーン(200A)
〜(200D)毎に設けられた空気調和装置本体に対して共通
に設けられた屋外と熱交換するための室外機と冷媒配管
で接続されているものでもよく、すべての空気調和装置
本体(201)〜(216)に対して共通に設けられた屋外と熱交
換するための室外機1つと冷媒配管で接続されているも
のでもよい。
【0055】(217)〜(220)はそれぞれ建物(200)の各ゾ
ーン(200A)〜(200D)毎に設けられ、上記実施例1にて示
した遠隔制御装置(109)と同等の遠隔制御装置で、(217)
はAゾーン(200A)に設けられた上記空気調和装置本体(2
01)〜(204)すべてに対して伝送線(222)を介して接続さ
れ、空気調和装置本体(201)〜(204)の運転状態を設定す
るための使用者の操作入力手段及び空気調和装置本体(2
01)〜(204)の機器状態の表示手段として機能する手元リ
モコンである遠隔制御装置である。(218)はBゾーン(20
0B)に設けられた上記空気調和装置本体(205)〜(208)す
べてに対して伝送線(222)を介して接続され、空気調和
装置本体(205)〜(208)の運転状態を設定するための使用
者の操作入力手段及び空気調和装置本体(205)〜(208)の
機器状態の表示手段として機能する手元リモコンである
遠隔制御装置である。
【0056】(219)はCゾーン(200C)に設けられた上記
空気調和装置本体(209)〜(212)すべてに対して伝送線(2
22)を介して接続され、空気調和装置本体(209)〜(212)
の運転状態を設定するための使用者の操作入力手段及び
空気調和装置本体(209)〜(212)の機器状態の表示手段と
して機能する手元リモコンである遠隔制御装置である。
(220)はDゾーン(200D)に設けられた上記空気調和装置
本体(213)〜(216)すべてに対して伝送線(222)を介して
接続され、空気調和装置本体(213)〜(216)の運転状態を
設定するための使用者の操作入力手段及び空気調和装置
本体(213)〜(216)の機器状態の表示手段として機能する
手元リモコンである遠隔制御装置である。
【0057】なお、これら遠隔制御装置(217)〜(220)は
実施例1に示した上記遠隔制御装置(109)と同等の構成
になっているものであるが、次の点若干異なるものであ
る。つまり、実施例1に示した遠隔制御装置(109)は図
7に示すように、運転発停・運転モード・温度設定・風
速設定等の制御機能情報別に空気調和装置本体の対象ア
ドレスを記憶手段に記憶させて制御するようにしている
が、この実施例2における遠隔制御装置(217)〜(220)は
制御機能情報別にかつ同じ制御機能情報でも複数のグル
ープに分けてそのグループ番号とともに空気調和装置本
体の対象アドレスを記憶手段に記憶させて制御するよう
にしているものである。
【0058】例えば、図10に示すように、遠隔制御装
置(217)は、発停グループ1として空気調和装置本体(20
1)〜(204)、温度設定グループ1として空気調和装置本
体(201)と(202)、温度設定グループ2として空気調和装
置本体(203)と(204)、風量グループ1として空気調和装
置本体(201)と(202)、風量グループ2として空気調和装
置本体(203)と(204)となるように、グループと対象アド
レスが分かるように記憶手段に記憶させられ、その記憶
内容に応じて制御するものである。
【0059】遠隔制御装置(218)〜(220)についても遠隔
制御装置(217)と同様にグループと対象アドレスが分か
るように記憶手段に記憶させられ、その記憶内容に応じ
て制御するようにされており、このとき、各遠隔制御装
置(217)〜(220)に記憶されるグループ別はすべて異な
る、つまり、遠隔制御装置(217)においては発停グルー
プ1、遠隔制御装置(218)においては発停グループ2の
ように異なるようにしてもよく、また、重複する、例え
ば遠隔制御装置(217)及び(218)においては発停グループ
1のように重複するグループがあってもよいものであ
る。
【0060】(221)は建物(200)のEゾーン(200E)に設け
られた集中空調ユニット管理装置で、上記空気調和装置
本体(201)〜(216)すべてに対して伝送線(222)を介して
接続されるとともに、上記遠隔制御装置(217)〜(220)す
べてに対して伝送線(222)を介して接続され、空気調和
装置本体(201)〜(216)の運転状態を設定するための使用
者の操作入力手段及び空気調和装置本体(201)〜(216)の
機器状態の表示手段として機能する。
【0061】図11は上記集中空調ユニット管理装置(2
21)を示す外観図であり、図11において、(223)は運転
発停(発停グループ)・温度設定(温度設定グループ)
・風速設定(風量グループ)・手元操作許可(手元操作
許可グループ)等の制御機能情報のグループ名を表示す
るための名称表示部、(224)はこの名称表示部の各グル
ープに対応して設けられ、対応したグループのグループ
番号を表示するためのグループ番号表示部で、上記名称
表示部(223)とで上記遠隔制御装置(217)〜(220)の記憶
手段に記憶される制御機能情報別のグループを表示、例
えば発停グループ1を表示することになる。(225)は制
御機能情報の内容を表示するための内容表示部で、上記
名称表示部(223)とグループ番号表示部(224)とで制御機
能情報及び空気調和装置本体(201)〜(216)の種々の運転
状態を表示するための液晶によって構成されている表示
手段を構成しているものである。
【0062】(226a)及び(226b)は制御機能情報を選択す
るためのアップ用及びダウン用のキースイッチからなる
機能選択入力手段で、上記名称表示部(223)に示される
機能(グループ名)を、図示矢印の方向と同じ向きで各
々選択機能を1ステップづつ変更するためのものであ
る。(227a)及び(227b)は機能別グループ番号を変更する
ためのアップ用及びダウン用のキースイッチからなる番
号変更入力手段で、ダウン用の番号変更入力手段(227a)
を1度操作すれば(押せば)上記グループ番号表示部(2
24)に表示されているグループ番号を1つ前のグループ
番号に変更し、アップ用の番号変更入力手段(227b)を1
度操作すれば(押せば)上記グループ番号表示部(224)
に表示されているグループ番号を1つ後のグループ番号
に変更するためのものである。
【0063】(228)は上記各機能選択入力手段(226a)及
び(226b)と番号変更入力手段(227a)及び(227b)の操作を
確定するためのキースイッチからなる選択確定入力手段
で、一度操作されれば、(押せば)名称表示部(223)に
表示されているグループ名を確定し、上記グループ番号
表示部(224)に表示されているグループ番号を確定する
ためのものである。
【0064】(229a)及び(229b)は各制御機能情報の内容
を選択するためのアップ用及びダウン用のキースイッチ
からなる内容変更入力手段で、ダウン用の内容変更入力
手段(229a)を1度操作すれば(押せば)上記内容表示部
(225)に表示されている内容表示、例えば、運転とか停
止の表示を前送りに変更し、アップ用の内容変更入力手
段(229b)を1度操作すれば(押せば)上記内容表示部(2
25)に表示されている内容表示を後送りに変更するため
のものである。
【0065】(230)は上記内容変更入力手段(229a)及び
(229b)の操作を確定するためのキースイッチからなる機
能内容確定入力手段で、一度操作されれば(押せば)上
記内容表示部(225)に表示されている内容を確定し、そ
の内容に基づく情報を名称表示部(223)に表示されてい
るグループ名及び上記グループ番号表示部(224)に表示
されているグループ番号に基づいて出力させるためのも
のである。上記機能選択入力手段(226a)及び(226b)と上
記番号変更入力手段(227a)及び(227b)と選択確定入力手
段(228)と内容変更入力手段(229a)及び(229b)と機能内
容確定入力手段(230)とによって入力手段(操作手段)
を構成しているものである。
【0066】図12は上記集中ユニット管理装置(221)
の構成を示すブロック線図で、図12において、(231)
は上記空気調和装置本体(201)〜(216)及び上記遠隔制御
装置(217)〜(220)と伝送線(222)を介して情報のやり取
りを行うための集中側通信手段、(232)は上記名称表示
部(223)とグループ番号表示部(224)と上記内容表示部(2
25)とで構成される表示手段を駆動するための表示手段
ドライバ、(233)は上記機能選択入力手段(226a)及び(22
6b)と上記番号変更入力手段(227a)及び(227b)と選択確
定入力手段(228)と内容変更入力手段(229a)及び(229b)
と機能内容確定入力手段(230)とによって構成される入
力手段からの信号を受けて内部で処理するための情報に
変換するための入力手段コントローラである。
【0067】(234)はこの集中ユニット管理装置(221)の
制御シーケンス手順を格納するプログラム格納部(RO
Mにて構成)である第1の集中側記憶手段、(235)は上
記入力手段の操作によって設定される上記各空気調和装
置本体(201)〜(216)に対する機能及びグループ別対象ア
ドレス、つまり、制御機能情報及びグループ別に対象ア
ドレスを記憶するとともに、上記遠隔制御装置(217)〜
(220)によって設定された上記各空気調和装置本体(201)
〜(216)に対する機能及びグループ別対象アドレスを記
憶するための書き込み及び読み出し可能な不揮発性記憶
手段からなる第2の集中側記憶手段である。
【0068】(236)は上記第1の集中側記憶手段(234)に
格納された制御シーケンス手順に基づいて演算処理する
マイコンからなる演算部で、上記入力手段からの操作入
力を入力手段コントローラ(233)を介して受け、上記表
示手段ドライバ(232)に表示制御信号を出力して上記表
示手段にするとともに、上記入力手段からの設定条件や
制御機能情報及びグループ別に対象アドレス等は第2の
集中側記憶手段(235)に記憶させ、かつ、上記第1の集
中側記憶手段(234)に格納された制御シーケンス手順に
基づいて上記第2の集中側記憶手段(235)に記憶させる
制御機能情報及びグループ別の対象アドレスを集中側通
信手段(231)及び伝送線(222)を介して遠隔制御装置(21
7)〜(220)へ送信して遠隔制御装置(217)〜(220)の記憶
手段に記憶させ、上記第1の集中側記憶手段(234)に格
納された制御シーケンス手順に基づいて上記第2の集中
側記憶手段(235)に記憶された制御機能情報及びグルー
プ別の対象アドレスを読み出し、この読み出された制御
機能情報及びグループ別の対象アドレスに対する空気調
和装置本体に対して制御シーケンス手順に従い上記通信
手段(231)及び伝送線(222)を介して運転制御信号(上記
空気調和装置本体(101)〜(108)からの現在の運転状態等
を受け、併せて演算処理して生成する場合もある)を出
力し、また、伝送線(222)及び通信手段(231)を介して入
力された上記遠隔制御装置(217)〜(220)からの制御機能
情報及びグループ別の対象アドレス並びに空気調和装置
本体の運転制御信号及び運転状態を示す信号を上記第2
の集中側記憶手段(235)に記憶させる集中側制御手段を
構成しているものである。
【0069】なお、上記遠隔制御装置(217)〜(220)と集
中側遠隔制御装置(221)はアドレス設定スイッチを有
し、このアドレス設定スイッチにより、上記空気調和装
置本体(201)〜(216)と上記遠隔制御装置(217)〜(220)と
集中側遠隔制御装置(221)との接続関係を設定できるも
のであり、例えば図13に示すように、空気調和装置本
体(201)〜(204)は遠隔制御装置(217)と集中ユニット管
理装置(221)と、空気調和装置本体(205)〜(208)は遠隔
制御装置(218)と集中ユニット管理装置(221)と、空気調
和装置本体(209)〜(212)は遠隔制御装置(219)と集中ユ
ニット管理装置(221)と、空気調和装置本体(21
3)〜(216)は遠隔制御装置(220)と集中ユニット管理装
置(221)と接続関係になるように設定されるものであ
る。なお、接続関係は図13に示したものに限られるも
のではなく、1つの空気調和装置本体が2つの遠隔制御
装置に接続される関係であってもよいものである。
【0070】次に、このように構成された空調システム
の動作について説明する。建物(200)の各ゾーン(200A)
〜(200D)における空気調和装置本体(201)〜(204)と遠隔
制御装置(217)、空気調和装置本体(205)〜(208)と遠隔
制御装置(218)、空気調和装置本体(209)〜(212)と遠隔
制御装置(219)、及び空気調和装置本体(213)〜(216)と
遠隔制御装置(220)との関係は上記実施例1に示した空
気調和装置本体(101)〜(108)と遠隔制御装置(109)との
関係と同じになっており、同様の動作を行うものであ
る。
【0071】つまり、各遠隔制御装置(217)〜(220)は、
その記憶手段に制御機能情報及びグループ別に、例えば
図10に示した一例のように空気調和装置本体(201)〜
(216)のアドレスNo.を、制御機能情報及びグループ
番号とともに記憶される。一方、各遠隔制御装置(217)
〜(220)は、使用者がその設定入力手段を操作すること
によって、その操作入力に応じて、その記憶手段に記憶
された情報に基づいた対象の空気調和装置本体に対して
運転制御信号を伝送線(222)を介して出力し、空気調和
装置本体(201)〜(216)の運転制御を行うものである。
【0072】従って、上記した実施例と異なる動作、つ
まり、集中ユニット管理装置(221)と空気調和装置本体
(201)〜(216)と遠隔制御装置(217)〜(220)との関係につ
いて主として図14に示した一例のシーケンスフロー図
に基づいて以下に説明する。なお、説明を簡略化するた
めに、図14は集中ユニット管理装置(221)と空気調和
装置本体(201)〜(204)と遠隔制御装置(217)との関係に
おいて、空調温度を22℃に設定する場合を示した一例
のシーケンスフロー図である。
【0073】また、遠隔制御装置(217)の記憶手段には
図10で示した制御機能情報及びグループ別に、空気調
和装置本体(201)〜(204)のアドレスNo.が記憶され、
また、集中ユニット管理装置(221)の第2の集中側記憶
手段(235)にも同様に制御機能情報及びグループ別に、
空気調和装置本体(201)〜(204)のアドレスNo.が記憶
されているものとする。
【0074】まず、遠隔制御装置(217)にて空気調和装
置本体(201)〜(204)を制御する場合について説明する。
S200及びS201にて示すように、遠隔制御装置(2
17)にて温度設定グループ1を設定し、設定温度22℃
を設定すると、遠隔制御装置(217)は、制御手段が記憶
手段に記憶されている温度設定グループ1が対象とする
空気調和装置本体(201)及び(202)のアドレスを読み出
し、この読み出したアドレスを付加して設定温度22℃
を示す運転制御信号を伝送線(222)を介して出力する。
この運転制御信号を受けた空気調和装置本体(201)及び
(202)は自分のアドレスが付加された運転制御信号であ
ることを認識し、それぞれ目標温度を22℃として内部
制御する。同時にステップS202及びS203にて示
すように、空気調和装置本体(201)及び(202)は自己の接
続相手としてスイッチ設定されている集中ユニット管理
装置(221)に伝送線(222)を介して設定温度が22℃に変
更されたことを送信する。
【0075】この情報を受けた集中ユニット管理装置(2
21)において、集中側通信手段(221)を介して入力された
情報(送信元である空気調和装置本体のアドレスNo.
と設定温度22℃に変更を示す情報)を集中側制御手段
(236)が第2の集中側記憶手段(235)に記憶されている情
報に基づき、送信元のアドレスNo.が温度設定グルー
プ1であることを認識し、温度設定グループ1を22℃
設定としての処理、例えば第2の集中側記憶手段に記憶
させ直す等の処理を行う。
【0076】また、発停グループ1に対する発停処理、
温度設定グループ2に対する温度設定処理、風量グルー
プ1及び2に対する風量設定処理についても、上記温度
設定グループ1に対する温度設定処理と同様に行われる
ものであり、遠隔制御装置(217)が操作されると、その
操作されたグループの空気調和装置本体(201)〜(204)
は、その設定に基づき制御され、その設定内容を集中ユ
ニット管理装置(221)に送信し、集中ユニット管理装置
(221)は受信された設定内容の処理を行うものである。
【0077】同様に、遠隔制御装置(218)による空気調
和装置本体(205)〜(208)、遠隔制御装置(219)による空
気調和装置本体(209)〜(212)、遠隔制御装置(220)によ
る空気調和装置本体(213)〜(216)の制御も同様に行われ
るものである。
【0078】一方、集中ユニット管理装置(221)による
空気調和装置本体(201)〜(216)の制御は次のように行わ
れるものである。ステップS205〜S207にて示す
ように、集中ユニット管理装置(221)にて発停グループ
1を設定し、停止を設定すると、集中ユニット管理装置
(221)は、集中側制御手段(236)が第2の集中側記憶手段
(235)に記憶されている発停グループ1が対象とする空
気調和装置本体(201)〜(204)のアドレスを読み出し、こ
の読み出したアドレスを付加して停止を示す運転制御信
号を伝送線(222)を介して出力する。この運転制御信号
を受けた空気調和装置本体(201)〜(204)は自分のアドレ
スが付加された運転制御信号であることを認識し、それ
ぞれ停止として内部制御する。
【0079】同様にステップS208〜S211にて示
すように、空気調和装置本体(201)〜(204)は自己の接続
相手としてスイッチ設定されている遠隔制御装置(217)
に伝送線(222)を介して停止に変更されたことを送信す
る。この情報を受けた遠隔制御装置(217)は、発停グル
ープ1を停止設定状態に変更する。
【0080】また、温度設定グループ1及び2に対する
温度設定処理、風量グループ1及び2に対する風量設定
処理についても、上記発停グループ1に対する発停処理
と同様に行われるものであり、集中ユニット管理装置(2
21)が操作されると、その操作されたグループの空気調
和装置本体(201)〜(204)は、その設定に基づき制御さ
れ、その設定内容を遠隔制御装置(217)に送信し、遠隔
制御装置(217)は受信された設定内容の処理を行うもの
である。同様に、集中ユニット管理装置(221)による空
気調和装置本体(205)〜(216)の制御も同様に行われるも
のである。
【0081】このように構成された空調システムにおい
ては、上記実施例1に示したものと同様に、建物(200)
の各ゾーン(200A)〜(200D)内の空気調和装置本体(201)
〜(216)の設置場所や使用形態に応じて、制御機能毎に
自由に空気調和装置本体(201)〜(216)をグループ分けし
て遠隔制御装置(217)〜(220)によって運転状態を制御で
き、使用者の使い勝手にあった操作性のよい空調システ
ムが得られる。
【0082】さらに、集中ユニット管理装置(221)から
各遠隔制御装置(217)〜(220)に対して制御機能及びグル
ープ別に空気調和装置本体のグループ分けを行って記憶
させることができるとともに、集中ユニット管理装置(2
21)によって複数の遠隔制御装置(217)〜(220)を監視及
び操作できるため、使用者の好みに関する温度設定や風
量設定等の設定は使用者が遠隔制御装置(217)〜(220)に
よって行え、空気調和装置本体の切り忘れや運転管理に
関する発停操作は集中ユニット管理装置(221)によって
行え、しかも、空気調和装置本体の多台数設定に伴う煩
雑な操作入力を使用パターンに合わせた制御機能及びグ
ループ別に行えるため、安価にかつ簡略化できるもので
ある。
【0083】実施例3.この発明の実施例3である空調
システムを図15〜図19に基づいて説明する。図15
は空気調和装置本体(201)〜(216)と遠隔制御装置(217)
〜(220)と集中空調ユニット管理装置(221)における建物
(200)内の配置及び外部制御装置であるビル監視装置(30
1)及び外部接点インターフェース装置との関係を示す構
成図である。
【0084】図15において、(200)〜(222)は上記実施
例2に示したものにおける同一符号のものと同一または
相当部分を示しているものであり、(301)は空調システ
ムの外部制御装置であるビル監視装置で、ビルのトータ
ルの監視・制御を目的に設置され、空調システム以外に
照明設備、防犯設備、衛生設備等の諸設備と接続され、
総合的に各設備を制御するものである。(302)は上記空
気調和装置本体(201)〜(216)と遠隔制御装置(217)〜(22
0)と集中ユニット管理装置(221)と伝送線(222)を介して
接続されているとともに、渡り線(303)を介して上記ビ
ル監視装置(301)に結ばれ、空調システムとビル監視装
置とのインターフェースを行うための外部接点インター
フェース装置である。
【0085】図16は上記外部接点インターフェース(3
02)を示す外観図であり、図16において、(304)は接点
番号(この実施例においては、1〜49までの入力接点
番号と50〜99までの出力接点番号)を表示するため
の接点番号表示部、(305)は制御機能(この実施例にお
いては、発停と遠隔制御装置の許可/禁止の2種類)を
表示するための機能表示部、(306)は空気調和装置本体
(201)〜(216)(この実施例においては空気調和装置本体
99台までの制御可能)のアドレスNo.を表示するた
めの装置番号表示部で、上記接点番号表示部(304)と上
記機能表示部(305)とで液晶によって構成されている表
示手段を構成しているものである。
【0086】(307)は接点番号を変更するための接点番
号入力手段で、1度操作(押す)されるごとに上記接点
番号表示部(304)の接点番号の表示が1番づつ変更され
るものである。(308)は接点番号を確定するための接点
番号確定入力手段で、操作されると上記接点番号表示部
(304)に表示されている接点番号を確定し、登録対象と
するものである。(309)は制御機能を変更するための制
御機能入力手段で、1度操作(押す)されるごとに上記
機能表示部(305)の機能の表示が順次変更されるもので
ある。(310)は機能を確定するための機能確定入力手段
で、操作されると上記機能表示部(305)に表示されてい
る機能の内容を確定し、登録対象とするものである。
【0087】(311)は空気調和装置本体(201)〜(216)の
アドレスNo.を変更するための装置番号入力手段で、
1度操作(押す)されるごとに上記装置番号表示部(30
6)のアドレスNo.の表示が1番づつ変更されるもので
ある。(312)は装置番号を確定するための装置番号確定
入力手段で、操作されると上記装置番号表示部(306)に
表示されている装置番号を確定し、登録対象とするもの
である。(313)は上記接点番号、制御機能及び装置番号
の登録設定を開始させるための登録モード入力手段で、
上記接点番号入力手段(307)、接点番号確定入力手段(30
8)、制御機能入力手段(309)、機能確定入力手段(310)、
装置番号入力手段(311)、及び装置番号確定入力手段(31
2)とでキースイッチからなる入力段を構成しているもの
である。
【0088】図17は外部接点インターフェース装置(3
02)の構成を示すブロック線図で、図17において、(31
4)は上記空気調和装置本体(201)〜(216)、上記遠隔制御
装置(217)〜(220)及び集中ユニット管理装置(221)と伝
送線(222)を介して情報のやり取りを行うためのインタ
ーフェース側通信手段、(315)はこの外部接点インター
フェース装置(302)の制御シーケンス手順(図18に入
力手段(307)〜(313)を用いて接点登録するためのフロー
チャートを示す)を格納するプログラム格納部(ROM
にて構成)である第1のインターフェース側記憶手段で
ある。
【0089】(316)は上記入力手段(304)〜(306)の操作
によって設定される接点番号、制御機能及び空気調和装
置本体(201)〜(316)のアドレスNo.を記憶するための
書き込み及び読み出し可能な不揮発性記憶手段からなる
第2の集中側記憶手段で、接点番号毎に制御機能情報別
に空気調和装置本体(201)〜(216)の対象アドレスを記憶
するものであり、例えば、図19に示すように、各接点
番号は100番地の容量を有し、接点番号1において、
0番地に発停の制御機能を示す“H”、1〜4番地に制
御機能対象となる空気調和装置本体(201)〜(204)のアド
レスNo.が記憶され、接点番号2において、0番地に
遠隔制御装置の許可/禁止の制御機能を示す“T”、1
及び2番地に制御機能対象となる空気調和装置本体(20
1)及び(202)のアドレスNo.が記憶され、接点番号3
において、0番地に発停の制御機能を示す“H”、1〜
4番地に制御機能対象となる空気調和装置本体(205)〜
(208)のアドレスNo.が記憶される。
【0090】(317)は複数の接点入力処理回路DI
1〜DI3で構成されている外部入力の接点入力部で、
渡り接点配線(301a)〜(301c)によって上記ビル監視装置
(301)に接続されている。(318)は複数の接点出力処理回
路DO1〜DO3で構成されている外部出力の接点出力
部で、渡り接点配線(301d)〜(301f)によって上記ビル監
視装置(301)に接続されており、上記接点入力部(317)と
で接点入出力回路を構成しているものである。
【0091】(319)は上記第1のインターフェース側記
憶手段(315)に格納された制御シーケンス手順に基づい
て演算処理するマイコンからなる演算部で、上記入力手
段(307)〜(313)からの操作入力を受け、上記表示手段(3
04)〜(306)に表示制御信号を出力して表示させるととも
に、上記入力手段(307)〜(313)からの確定された操作入
力を例えば図19に示した形態にて第2のインターフェ
ース側記憶手段(316)に記憶させ、かつ、上記第1のイ
ンターフェース側記憶手段(315)に格納された制御シー
ケンス手順に基づいて上記第2のインターフェース側記
憶手段(316)に記憶された接点状態の情報を上記空気調
和装置本体(201)〜(216)に出力し、上記集中ユニット管
理装置(221)の第2の記憶手段に記憶された情報を接点
状態の情報として伝送線(222)及び通信手段(314)を介し
て入力して第2のインターフェース側記憶手段(316)に
記憶させるインターフェース側制御手段を構成している
ものであり、第2のインターフェース側記憶手段(316)
に記憶されている情報に基づいて上記インターフェース
側通信手段(314)を介して空調システムと情報のやり取
りを行わせるとともに上記接点入力部(316)及び接点出
力部(317)を介してビル監視装置(301)と情報のやり取り
を行わせるためのものである。
【0092】この外部接点インターフェース装置(302)
は、空調システムとビル監視装置(301)とをその第2の
インターフェース側記憶手段(316)に記憶された接点状
態の情報に基づいて制御する機能を果たすものである。
【0093】次に、このように構成された空調システム
及び外部接点インターフェース装置(302)の動作につい
て説明する。遠隔制御装置(217)〜(220)による空気調和
装置本体(201)〜(216)の制御及び集中ユニット管理装置
(221)による制御は、上記実施例2に示したものと全く
同じ動作をするのでここでの説明は省略し、主として外
部接点インターフェース装置
【0094】まず、第1のインターフェース側記憶手段
(315)に記憶された制御シーケンスの一例である図18
に基づいて第2のインターフェース側記憶手段(316)に
接点番号毎に制御機能情報別に空気調和装置本体(201)
〜(216)の対象アドレスを記憶させる動作を説明する。
【0095】演算部であるマイコン(309)は、まず、ス
テップS300にてスタートされ、ステップS301に
て登録設定サブルーチンが呼び出されて登録モード入力
手段(313)の入力待状態になる。ステップS301にて
登録モード入力手段(313)の入力があることが確認され
るとステップS302に進み、接点番号確定入力手段(3
08)の入力の有無を調べる。接点番号確定入力手段(308)
の入力がなければステップS303に進み、接点番号入
力手段(307)の入力の有無を調べる。接点番号入力手段
(307)の入力がなければステップS302に戻り、あれ
ばステップS304に進んで、接点番号入力手段(307)
の入力に基づき接点番号表示部(304)の接点番号を1加
えた接点番号に変更して表示させ、ステップS302に
戻る。
【0096】所望の接点番号になるまで、接点番号確定
入力手段(308)が操作されず、接点番号入力手段(307)の
操作が繰り返されるため、ステップS302→S303
→S304→S302が繰り返され、接点番号確定入力
手段(308)が操作されて確定の入力があると、ステップ
S302からステップS305に進む。
【0097】ステップS305では、機能確定入力手段
(310)の入力の有無を調べる。機能確定入力手段(310)の
入力がなければステップS306に進み、制御機能入力
手段(309)の入力の有無を調べる。制御機能入力手段(30
9)の入力がなければステップS305に戻り、あればス
テップS307に進んで、制御機能入力手段(309)の入
力に基づき機能表示部(305)の機能表示部(305)を変更し
て表示させ、ステップS305に戻る。この実施例3に
おいては、制御機能として、発停と遠隔制御装置の許可
/禁止の2種類であるので、機能表示部(305)の表示が
発停であれば遠隔制御装置の許可/禁止に、遠隔制御装
置の許可/禁止であれば発停に変更される。所望の表示
になり、機能確定入力手段(310)が操作されて確定の入
力があると、ステップS305からステップS308に
進む。
【0098】ステップS308では、装置番号確定入力
手段(312)の入力の有無を調べる。装置番号確定入力手
段(312)の入力がなければステップS309に進み、装
置番号入力手段(311)の入力の有無を調べる。装置番号
入力手段(311)の入力がなければステップS308に戻
り、あればステップS310に進んで、装置番号入力手
段(311)の入力に基づき装置番号表示部(306)の空気調和
装置本体(201)〜(216)のアドレスNo.である装置番号
を1加えた装置番号に変更して表示させ、ステップS3
08に戻る。
【0099】所望の装置番号になるまで、装置番号確定
入力手段(312)が操作されず、装置番号入力手段(311)の
操作が繰り返されるため、ステップS308→S309
→S310→S308が繰り返され、装置番号確定入力
手段(312)が操作されて確定の入力があると、ステップ
S308からステップS311に進む。
【0100】ステップS311では、ステップS302
〜ステップS310にて設定された接点番号と制御機能
の内容と装置番号を所定の規則で第2のインターフェー
ス側記憶手段(316)に記憶させ、ステップS312にて
この登録設定サブルーチンは終了する。このようにし
て、種々の接点番号に対して制御機能別に対象となる空
気調和装置本体のアドレスを設定し、第2のインターフ
ェース側記憶手段(316)に記憶させると、図19に示す
ような記憶状態にて第2のインターフェース側記憶手段
(316)に記憶されることになるものである。
【0101】一方、マイコン(319)は第1のインターフ
ェース側記憶手段(315)に記憶された制御シーケンスに
基づき、第2のインターフェース側記憶手段(316)に記
憶される接点番号に対する記憶情報が変更される度に、
予め規定された接点状態の意味に基づき、インターフェ
ース側通信手段(314)及び伝送線(222)を介して各空気調
和装置本体(201)〜(216)へ接点の状態を送信して各空気
調和装置本体(201)〜(216)を制御する。
【0102】各空気調和装置本体(201)〜(216)では、遠
隔制御装置(217)〜(220)及び集中ユニット監視装置(22
1)へ設定変化を送信し、ビル監視装置(301)からの操作
・設定を通知する。したがって、外部接点インターフェ
ース装置(302)は、空調システムとビル監視装置(301)と
を、第2のインターフェース側記憶手段(316)に記憶さ
れた接点状態の情報に基づいて制御する機能を果たすこ
とになるものである。
【0103】このように構成されたものにおいて、空調
システムとして上記実施例2に示したものと同様な効果
を奏する他、外部接点インターフェース装置(302)によ
って空調システムと外部制御装置(301)とが接続される
とともに、外部接点インターフェース装置(302)がその
第2のインターフェース側記憶手段(316)に記憶された
制御機能情報別に対象となる空気調和装置本体の情報を
参照して制御を実行するため、低コストで小型な装置が
得られるものである。さらに、制御機能情報別に対象と
なる空気調和装置本体の変更も簡単な設定変更で実現で
き、空調システム内の追加・変更配線工事を不要にで
き、フレキシブルな空調システムの保守及びメンテナン
スが行えるものである。
【0104】実施例4.この発明の実施例4である空調
システムを図20〜図24に基づいて説明する。図20
は空調システムを示す概念図であり、図20において、
(401)〜(406)は室内と熱交換するための室内機からなる
空気調和装置本体で、室内ファン、駆動制御手段(図2
3に示す制御シーケンス手順を格納する記憶手段を含
む)及び室内熱交換機が内蔵されている。(407)〜(412)
はこれら空気調和装置本体(401)〜(406)それぞれに対応
して設けられ、対応の空気調和装置本体(401)〜(406)と
冷媒配管で接続されているとともに伝送線(419)を介し
て接続され、屋外と熱交換するための室外機で、圧縮
機、室外ファン、駆動制御手段及び室外熱交換機が内蔵
されているものである。
【0105】(413)〜(418)は上記空気調和装置本体(40
1)〜(406)それぞれに対応して設けられ、対応の空気調
和装置本体(401)〜(406)に伝送線(419)を介して接続さ
れた遠隔制御装置で、対応の空気調和装置本体(401)〜
(406)の運転状態を設定するための使用者の操作入力手
段及び機器状態の表示手段として機能する手元リモコン
によって構成されている。(419)は伝送線(420)を介して
上記空気調和装置本体(401)〜(406)に接続され、これら
空気調和装置本体(401)〜(406)を監視制御するための管
理装置である。
【0106】なお、上記空気調和装置本体(401)〜(406)
はそれぞれ異なったアドレスNo.が設定、例えばN
o.1〜6が設定されている。さらに、上記空気調和装
置本体(201)〜(216)は設置場所や使用形態によって異な
った機種にされていてもよいものである。
【0107】図21は上記管理装置(419)の構成を示す
ブロック線図で、図21において、(421)は上記空気調
和装置本体(401)〜(406)と室外機(407)〜(412)及び遠隔
制御装置(413)〜(418)と伝送線(420)を介して情報のや
り取りを行うための伝送部、(422)はこの管理装置(419)
の制御シーケンス手順(図22及び図24にて示す)を
格納するプログラム格納部(ROMにて構成)である第
1の管理側記憶手段、(423)は上記空気調和装置本体(40
1)〜(406)及び室外機(407)〜(412)からの上記伝送線(42
0)及び伝送部(421)を介して入力された上記各空気調和
装置本体(401)〜(406)の設定温度や吸い込み空気温度な
どの運転状態に関する情報を記憶するためのデータメモ
リ部からなる第2の管理側記憶手段、(424)は上記各空
気調和装置本体(401)〜(406)の定格データ(仕様デー
タ)を記憶するための空調機データメモリ部である第3
の管理側記憶手段である。
【0108】(425)は上記空気調和装置本体(401)〜(40
6)及び室外機(407)〜(412)からの上記伝送線(420)及び
伝送部(421)を介して入力された上記各空気調和装置本
体(401)〜(406)の設定温度や吸い込み空気温度などの運
転状態を検出する運転状態検出部、(426)は表示手段
(CRTディスプレイ)(428)に対して表示制御信号を
出力して所望の表示をさせるための表示手段(CRT)
インターフェース部、(427)は入力手段(キーボード)
(429)の操作によって入力された情報を内部に取り込む
ための入力手段(キーボード)インターフェース部であ
る。
【0109】(430)は上記第1ないし第3の管理側記憶
手段(422)〜(424)と運転状態検出部(425)と表示手段イ
ンターフェース部(426)と入力手段インターフェース部
(427)とに内部バス(431)を介して接続されたCPU部か
らなる制御手段で、第1の管理側記憶手段(422)に記憶
された制御シーケンス手順に従って種々の演算を行い上
記空気調和装置本体(401)〜(406)を制御するものであ
り、特に、運転状態検出部(425)にて検出された上記各
空気調和装置本体(401)〜(406)の設定温度や吸い込み空
気温度などの運転状態の情報を一旦上記第2の管理側記
憶手段(423)に記憶させ、この記憶させた運転状態の情
報と上記第3の管理側記憶手段(425)に予め記憶させて
ある空気調和装置本体(401)〜(406)の定格データとによ
って空気調和装置本体(401)〜(406)の消費電力値を演算
し、この演算結果が予め決められた値(上限値)を越え
ると空気調和装置本体(401)〜(406)の消費電力を低減さ
せるための運転制御信号(運転負荷の軽減を行わせる信
号)を伝送部(420)及び伝送線(419)を介して空気調和装
置本体(401)〜(406)に出力する制御部としての機能を果
たすものである。
【0110】次に、このように構成された空調システム
の動作について、図22ないし図24に示したフローチ
ャートに基づいて説明する。まず、図22のフローチャ
ートに基づいて空気調和装置本体(401)〜(406)の消費電
力値に基づいた制御の概念を説明する。なお、第3の管
理側記憶手段(424)には、空調システムを動作させる前
に予めこの管理装置(421)にて管理される各空気調和装
置本体(401)〜(406)の定格データ(仕様データ)を記憶
させておくものである。
【0111】ステップS400にて制御部であるCPU
部(430)がスタートし、ステップS401にて各空気調
和装置本体(401)〜(406)または対象とする空気調和装置
本体(401)〜(406)の運転状態の収集を運転状態検出部(4
25)に行わせるよう指示する。つまり、CPU部(429)が
伝送部(420)及び伝送線(419)を介して空気調和装置本体
(401)〜(406)に対して運転状態の情報を送るよう指示信
号を出力し、空気調和装置本体(401)〜(406)からこの指
示信号に基づいて伝送線(419)を介して送られてきた運
転状態の情報を伝送部(420)を介して運転状態検出部(42
4)が検出して、第2の管理側記憶手段(422)に記憶させ
ることによって、運転状態の情報が収集されることにな
るものである。
【0112】この時の運転状態の情報としては、この実
施例4においては、空気調和装置本体(401)〜(406)の設
定温度(Toj)、吸込温度(Trj)、サーモON/
OFF(Thj)、運転モード(Mdj)、ヒータON
/OFF(Htj)、ファンON/OFF(Fnj)で
ある。
【0113】運転状態の情報が収集されると、ステップ
S402に進み、第2の管理側記憶手段(423)に記憶さ
れた運転状態の情報と上記第3の管理側記憶手段(424)
に予め記憶させてある各空気調和装置本体(401)〜(406)
の定格データとによって各空気調和装置本体(401)〜(40
6)の消費電力値を演算するとともに、すべての空気調和
装置本体(401)〜(406)での消費電力値の合計値を演算
し、ステップS403に進む。ステップS403では、
この演算結果と予め決められた値(上限値)とが比較さ
れ、演算結果が上限値未満であれば、設定温度を変更さ
せないと判断してステップS401に戻る。
【0114】一方、演算結果が上限値以上であれば、空
気調和装置本体(401)〜(406)の消費電力を低減させるた
めの運転状態信号(運転負荷の軽減を行わせる信号)、
つまり、この実施例4においては設定温度の変更を行わ
せるため、上限値と演算結果(消費電力値の合計値)と
の差に基づいた設定温度の変更値を演算し、この変更値
に応じた運転制御信号(冷房運転時は設定温度のダウン
を示し、暖房運転時は設定温度のアップを示す信号)を
伝送部(420)及び伝送線(419)を介して空気調和装置本体
(401)〜(406)に出力する。
【0115】運転制御信号を受けた空気調和装置本体(4
01)〜(406)では、その内蔵された駆動制御手段が図23
に基づいたフローチャートに従って動作する。つまり、
ステップS500にてスタートされると、ステップS5
01にて管理装置(418)から設定温度の変更指令からな
る運転制御信号の有無を確認し、なければステップS5
00に戻り、あればステップS502に進む。ステップ
S502では、運転制御信号に基づき設定温度の変更、
つまり、冷房運転であれば設定温度をマイナスし、暖房
運転であれば設定温度をプラスする。但し、この設定温
度の変更は、設定範囲の上限値または下限値を越える変
更の指示があった場合は上限値または下限値にされる。
そして、ステップS503に進んで実際の設定温度の変
更を行い、ステップS501に戻る。
【0116】このように、管理装置(418)が、空気調和
装置本体(401)〜(406)の消費電力値の推定と消費電力値
の上限値との比較を繰り返し行っており、空気調和装置
本体(401)〜(406)の消費電力値が消費電力値の上限値以
上になると、空気調和装置本体(401)〜(406)の設定温度
を変更させ、空気調和装置本体(401)〜(406)の空調負荷
を低減させている。
【0117】次に、図22のフローチャートで示したス
テップS402の動作についてさらに詳しく図24のフ
ローチャートを用いて以下に説明する。ステップS40
1で空気調和装置本体(401)〜(406)の運転状態を収集す
ると、ステップS601に進む。このステップS401
では、空気調和装置本体(401)〜(406)の設定温度(To
j)、吸込温度(Trj)、サーモON/OFF(Th
j)、運転モード(Mdj)、ヒータON/OFF(H
tj)、ファンON/OFF(Fnj)の運転状態の情
報が収集される。なお、各運転状態の情報の末尾のjは
空気調和装置本体(401)〜(406)のアドレスNo.に対応
しており、この実施例4においてはj=1、2、3、
4、5、6である。
【0118】ステップS601では、サーモON/OF
F(Thj)がONであり、運転モード(Mdj)が暖
房か冷房かを判定する。そうであれば、ステップS60
2に進み、設定温度(Toj)と吸込温度(Trj)と
の差の絶対値(△Tj)を演算し、次のステップS60
4〜S607にて絶対値(△Tj)によって運転率(S
j)を決定する。つまり、絶対値(△Tj)が2.0以
上であると運転率(Sj)を1にし、絶対値(△Tj)
が2.0未満1.0以上であると運転率(Sj)を0.5
にし、絶対値(△Tj)が1.0未満であると運転率
(Sj)を0.25にしてステップS609に進む。な
お、ステップS601にてサーモON/OFF(Th
j)がOFFであり、運転モード(Mdj)が暖房でも
冷房でもないと判断するとステップS603に進んで運
転率(Sj)を0にしてステップS609に進む。
【0119】ステップS609では、前のステップで求
められた運転率(Sj)と第2の管理側記憶手段(423)
に記憶されている室外機(407)〜(412)の定格消費電力値
(Wrj)との積を求め、室外機(407)〜(412)の消費電
力(Wuj)を演算する。ステップS601〜S609
によって室外機(407)〜(412)の消費電力(Wuj)が得
られることになる。
【0120】その後、ステップS610にて、空気調和
装置本体(401)〜(406)の室内ファンのファンON/OF
F(Fnj)の有無を判定し、ONであればステップS
611に進んで第2の管理側記憶手段(423)に記憶され
ている室内ファンの定格出力(Fwj)を室内ファンの
消費電力(Wfj)とし、OFFであればステップS6
12に進んで室内ファンの消費電力(Wfj)を0とし
てステップS613に進む。ステップS610〜S61
2によって空気調和装置本体(401)〜(406)の室内ファン
の消費電力(Wfj)が得られることになる。
【0121】その後、ステップS613にて、各空気調
和装置本体(401)〜(406)にヒータが取り付けられている
か否かを、第2の管理側記憶手段(423)に記憶されてい
る情報に基づいて判定し、有りの場合はステップS61
4に進んで、ヒータがONしているか否か(ヒータON
/OFF(Htj))を判定し、ONであればステップ
S615にて第2の管理側記憶手段(423)に記憶されて
いるヒータの電気容量(Hwj)をヒータの消費電力
(Whj)としてステップS617に進む。ステップS
613にて、空気調和装置本体(401)〜(406)にヒータが
取り付けられていないと判定した時及びステップS61
4にて、ヒータがOFFしていると判定した時はステッ
プS616に進んでヒータの消費電力(Whj)を0と
してステップS617に進む。ステップS613〜S6
16によって空気調和装置本体(401)〜(406)のヒータの
消費電力(Whj)が得られることになる。
【0122】ステップS617では、室外機(407)〜(41
2)の消費電力(Wuj)と空気調和装置本体(401)〜(40
6)の室内ファンの消費電力(Wfj)と空気調和装置本
体(401)〜(406)のヒータの消費電力(Whj)との和を
演算し、空気調和装置本体(401)〜(406)の消費電力(W
j)を求め、ステップS403に進む。なお、上記の説
明ではアドレスNo.jについて代表的に説明したが、
各空気調和装置本体(401)〜(406)に対して同様のステッ
プにて消費電力を求め、それらを合計して空気調和装置
本体(401)〜(406)の合計消費電力を求めるものである。
【0123】このように構成された空調システムにあっ
ては、管理装置(418)が各空気調和装置本体の運転状態
と予め記憶させておいた第2の管理側記憶手段(422)の
仕様データに基づいて空気調和装置本体(401)〜(406)の
消費電力を求め、その消費電力を上限値と比較して空気
調和装置本体(401)〜(406)の運転制御を行うようにして
いるので、簡単な構成にて空調システムの消費電力を所
定の範囲内に押さえることができ、省エネルギ運転制御
ができるものである。
【0124】
【発明の効果】この発明の第1の発明は、空調システム
の遠隔制御装置において、運転発停・運転モード・温度
設定・風速設定等の制御機能情報別に対象となる複数の
空気調和装置本体の対象アドレスを記憶するための記憶
手段と、設定入力手段からの入力と記憶手段に記憶され
ている情報に基づいて、制御対象となる空気調和装置本
体に対して運転制御情報を出力するための制御手段とを
設けたものとしたので、複数の空気調和装置本体を制御
機能別に運転制御でき、しかも、空気調和装置本体のグ
ループ分けが容易でフレキシブルな空調システムが得ら
れるという効果を有する。
【0125】この発明の第2の発明は、制御機能情報別
に空気調和装置本体を分けて運転制御する遠隔制御装置
と、制御機能情報別にグループ分けされた複数の空気調
和装置本体のグループ毎に制御する集中ユニット管理装
置とを設けたものとしたので、複数の空気調和装置本体
を制御機能別に運転制御できるとともに、グループ毎に
集中管理ができるという効果を有する。
【0126】この発明の第3の発明は、空調システムと
外部管理装置との間に設けられる外部接点インターフェ
ース装置において、制御機能情報別に対象となる複数の
空気調和装置本体の対象アドレスを記憶する記憶手段
と、記憶手段に記憶されている情報に基づいて、通信手
段を介して空調システムと情報のやり取りを行わせると
ともに接点入出力回路を介して外部制御装置と情報のや
り取りを行わせる制御手段とを設けたものとしたので、
安価にして小型にできるという効果を有する。
【0127】この発明の第4の発明は、空調システムを
管理するものにおいて、運転状態検出部にて検出された
運転状態の情報と記憶手段に記憶された空気調和装置本
体の定格データとによって空気調和装置本体の消費電力
値を演算し、この演算結果に基づいて運転状態信号を出
力して空気調和装置本体の運転制御を行なわせる制御部
を設けたものとしたので、特別な電力監視装置を設ける
ことなく、空調システムの消費電力の低減を図れるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1における空気調和装置本体
と遠隔制御装置における建物内の配置構成図。
【図2】この発明の実施例1における遠隔制御装置を示
す外観図。
【図3】この発明の実施例1における制御機能選択手段
による機能選択を示す図。
【図4】この発明の実施例1における空気調和装置本体
と遠隔制御装置との関係を示すブロック線図。
【図5】この発明の実施例1における遠隔制御装置の第
1の記憶手段に格納された制御シーケンス手順を示すフ
ローチャート。
【図6】この発明の実施例1における遠隔制御装置の登
録モードにおける表示の一例を示す外観図。
【図7】この発明の実施例1における遠隔制御装置の第
2の記憶手段に記憶させられた制御機能情報別の対象ア
ドレスの一例を示す図。
【図8】この発明の実施例1における空気調和装置本体
と遠隔制御装置の通信フォーマットを示す図。
【図9】この発明の実施例2における空気調和装置本体
と遠隔制御装置と集中ユニット管理装置における建物内
の配置構成図。
【図10】この発明の実施例2における空気調和装置本
体と集中ユニット管理装置との対応の一例を示す図。
【図11】この発明の実施例2における集中ユニット管
理装置を示す外観図。
【図12】この発明の実施例2における集中ユニット管
理装置の構成を示すブロック線図。
【図13】この発明の実施例2における空気調和装置本
体と遠隔制御装置と集中ユニット管理装置との接続関係
の一例を示す図。
【図14】この発明の実施例2における集中ユニット管
理装置の通信フローシーケンスを示す図。
【図15】この発明の実施例3における空気調和装置本
体と遠隔制御装置と集中ユニット管理装置における建物
内の配置と外部制御装置及び外部接点インターフェース
装置との関係を示す構成図。
【図16】この発明の実施例3における外部接点インタ
ーフェース装置を示す外観図。
【図17】この発明の実施例3における外部制御装置と
外部接点インターフェース装置との関係を示すブロック
線図。
【図18】この発明の実施例3における外部接点インタ
ーフェース装置の第1の記憶手段に格納された制御シー
ケンス手順を示すフローチャート。
【図19】この発明の実施例3における外部接点インタ
ーフェース装置の第2の記憶手段に記憶させられた接点
番号毎の制御機能情報別に記憶された対象アドレスの一
例を示す図。
【図20】この発明の実施例4における空調システムの
全体構成図。
【図21】この発明の実施例4における空調システムの
管理装置を示すブロック線図。
【図22】この発明の実施例4における空調システムの
管理装置の第1の記憶手段に格納された制御シーケンス
手順を示すフローチャート。
【図23】この発明の実施例4における空気調和装置本
体の記憶手段に格納された制御シーケンス手順を示すフ
ローチャート。
【図24】この発明の実施例4における空調システムの
管理装置の第1の記憶手段に格納された制御シーケンス
手順を示すフローチャート。
【図25】従来の空調システムにおける空気調和装置本
体と遠隔制御装置における建物内の配置構成図。
【図26】従来の空調システムにおける空気調和装置本
体と遠隔制御装置との関係を示すブロック線図。
【図27】従来の空調システムにおける空気調和装置本
体と遠隔制御装置の通信フォーマットを示す図。
【図28】従来の空調システムにおける空気調和装置本
体と遠隔制御装置との対応の一例を示す図。
【図29】従来の空調システムにおける空調システムの
全体構成図。
【符号の説明】
101〜108 空気調和装置本体 201〜216 空気調和装置本体 401〜406 空気調和装置本体 109、 遠隔制御装置 217〜220 遠隔制御装置 413〜417 遠隔制御装置 112 遠隔制御装置の設定入力手段 113 遠隔制御装置の制御機能設定入力手段 116 遠隔制御装置の第2の記憶手段 117 遠隔制御装置の制御手段 110、222 伝送線 221 集中ユニット管理装置 301 外部制御装置 302 外部接点インターフェース装置 314 外部接点インターフェース装置の通信
手段 317 外部接点インターフェース装置の接点
入力回路 318 外部接点インターフェース装置の接点
出力回路 316 外部接点インターフェース装置の第2
の記憶手段 319 外部接点インターフェース装置の制御
手段 418 管理装置 422 管理装置の第2の記憶手段 424 管理装置の運転状態検出部 429 管理装置の制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の空気調和装置本体を制御するため
    の空調システムの遠隔制御装置において、上記空気調和
    装置本体の運転制御情報を設定するための設定入力手段
    と、上記複数の空気調和装置本体に対する制御機能情報
    を設定するための制御機能設定入力手段と、運転発停・
    運転モード・温度設定・風速設定等の制御機能情報別に
    対象とする上記複数の空気調和装置本体の対象アドレス
    を記憶するための記憶手段と、上記制御機能設定入力手
    段からの入力を受け、この受けた入力に基づいて上記記
    憶手段に上記制御機能情報別に対象となる上記複数の空
    気調和装置本体の対象アドレスを記憶させるとともに、
    上記設定入力手段からの入力を受け、この受けた入力と
    上記記憶手段に記憶されている情報に基づいて、制御対
    象となる上記空気調和装置本体に対して運転制御情報を
    出力するための制御手段を備えていることを特徴とする
    空調システムの遠隔制御装置。
  2. 【請求項2】 それぞれが複数の空気調和装置本体に対
    して設けられ、制御機能情報別にかつ制御機能情報毎に
    グループ分けした対象となる上記複数の空気調和装置本
    体の対象アドレスを記憶するための記憶手段と、この記
    憶手段に記憶されている情報に基づいて、制御対象とな
    る上記空気調和装置本体に対して運転制御情報を出力す
    るための制御手段とを有する複数の遠隔制御装置、上記
    複数の空気調和装置本体と複数の遠隔制御装置とに伝送
    線を介して接続され、制御機能情報別にかつ制御機能情
    報毎にグループ分けされた上記複数の空気調和装置本体
    のグループ毎に制御するための集中ユニット管理装置を
    備えた空調システム。
  3. 【請求項3】 複数の空気調和装置本体、及びこれら複
    数の空気調和装置本体と伝送線を介して接続され、上記
    複数の空気調和装置本体を制御するための遠隔制御装置
    を備えた空調システムと外部制御装置との間に設けられ
    る外部接点インターフェース装置において、上記空調シ
    ステムと伝送線を介して接続される通信手段と、上記外
    部制御装置と接続される接点入出力回路と、制御機能情
    報別に対象となる上記複数の空気調和装置本体の対象ア
    ドレスを記憶するための記憶手段と、この記憶手段に記
    憶されている情報に基づいて、上記通信手段を介して空
    調システムと情報のやり取りを行わせるとともに上記接
    点入出力回路を介して外部制御装置と情報のやり取りを
    行わせるための制御手段とを備えていることを特徴とす
    る外部接点インターフェース装置。
  4. 【請求項4】 複数の空気調和装置本体に伝送線を介し
    て接続され、上記複数の空気調和装置本体を監視制御す
    る空調システムの管理装置において、上記各空気調和装
    置本体の定格データを記憶するための記憶手段と、上記
    各空気調和装置本体の設定温度や吸い込み空気温度など
    の運転状態を検出する運転状態検出部と、この運転状態
    検出部にて検出された運転状態の情報と上記記憶手段に
    記憶された上記空気調和装置本体の定格データとによっ
    て上記空気調和装置本体の消費電力値を演算し、この演
    算結果に基づいて運転状態信号を出力する制御部とを備
    えたことを特徴とする空調システムの管理装置。
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