JP2795076B2 - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents

空気調和装置の運転制御装置

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JP2795076B2 JP4198232A JP19823292A JP2795076B2 JP 2795076 B2 JP2795076 B2 JP 2795076B2 JP 4198232 A JP4198232 A JP 4198232A JP 19823292 A JP19823292 A JP 19823292A JP 2795076 B2 JP2795076 B2 JP 2795076B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和装置の運転制
御装置に関し、特に、集中コントローラ間の制御対策に
係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和装置には、特開平2−
272253号公報に開示されているように、複数台の
空調制御ユニットが複数のグループに区画され、該各グ
ループ毎にリモコンが空調制御ユニットに接続されると
共に、全空調制御ユニットに集中コントローラが接続さ
れているものがある。そして、上記空調制御ユニットを
リモコンでグループ制御又は個別制御を行う一方、上記
集中コントローラによってもグループ制御と個別制御と
を行えるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した空気調和装置
において、集中コントローラを1台のみ設けて空調制御
ユニットを制御するようにしている。しかしながら、近
年、空気調和装置の設置台数が増加するに伴って集中コ
ントローラを複数台設けて複数箇所で集中制御すること
が望まれるている。その際、単に複数台の集中コントロ
ーラを空調制御ユニットに接続するのみでは、1つ集中
コントローラで運転を停止する制御データを入力操作し
たにも拘らず、他の集中コントローラで運転の制御デー
タが入力操作されると、空調制御ユニットが空調運転を
再開するという問題がある。特に、異常時などにおい
て、強制停止の制御データを入力した際においても空調
運転が再開される場合があり、信頼性に劣るという問題
がある。また、その際、互いに連動する強制停止スイッ
チを全集中コントローラに接続することが考えられる
が、これでは、配線系統が複雑になり、配線工事に手間
を要すると共に、誤配線の可能性があるという問題があ
る。
【0004】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、複数の集中コントローラ間で正確な制御を行えるよ
うにすると共に、配線系統の簡略化を図ることを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、各集中コントローラ間で
制御データを授受可能にしたものである。
【0006】具体的に、図1に示すように、請求項1に
係る発明が講じた手段は、先ず、複数台の空調制御ユニ
ット(1,1, 〜 )と、該空調制御ユニット(1,1, 〜 )を集
中制御する複数台の集中コントローラ(2A,〜,2J)とが伝
送ライン(15)を介してそれぞれ相互に伝送可能に接続さ
れている空気調和装置の運転制御装置を対象としてい
る。
【0007】そして、上記各集中コントローラ(2A,〜,2
J)には、上記空調制御ユニット(1,1, 〜 )の制御データ
を入力する操作手段(3A,〜,3J)と、該操作手段(3A,〜,3
J)からの制御データを受けてデータ信号を伝送ライン(1
5)に出力する送信手段(5A,〜,5J)とが設けられている。
更に、上記各集中コントローラ(2A,〜,2J)には、上記伝
送ライン(15)のデータ信号を取込む受信手段(6A,〜,6J)
と、該受信手段(6A,〜,6J)が取込んだ制御データの内容
に基づいて上記操作手段(3A,〜,3J)の入力禁止を制御す
る禁止手段(7A,〜,7J)とが設けられた構成としている。
【0008】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1の発明において、送信手段(5A,〜,5J)
が、他の集中コントローラ(2A,〜,2J)に送信する制御デ
ータに対して各集中コントローラ(2A,〜,2J)に設定され
ているアドレスを付加したデータ信号を出力するように
構成される一方、受信手段(6A,〜,6J)が、受信したデー
タ信号のアドレスを判別して自己のアドレスと一致して
いると該データ信号を取込むように構成されてたもので
ある。
【0009】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
各空調制御ユニット(1,1, 〜 )が室内を空調しており、
該各空調制御ユニット(1,1, 〜 )を集中コントローラ(2
A,〜,2J)が集中制御しており、複数の集中コントローラ
(2A,〜,2J)がそれぞれ各空調制御ユニット(1,1, 〜 )の
運転及び運転停止等を制御している。つまり、上記各集
中コントローラ(2A,〜,2J)において、操作手段(3A,〜,3
J)を操作して運転等の制御データを入力すると、伝送ラ
イン(15)を介してデータ信号が所定の空調制御ユニット
(1,1, 〜 )に取込まれ、該空調制御ユニット(1,1, 〜 )
が空調運転を行うことになる。
【0010】一方、1の集中コントローラ(2A,〜,2J)よ
り制御データが入力されると、他の集中コントローラ(2
A,〜,2J)の受信手段(6A,〜,6J)は、伝送ライン(15)のデ
ータ信号を取込むことになる。具体的に、請求項2に係
る発明では、制御データを出力する際、送信手段(5A,
〜,5J)は送信先の集中コントローラ(2A,〜,2J)のアドレ
スを制御データに付加したデータ信号を伝送ライン(15)
委出力する一方、他の集中コントローラ(2A,〜,2J)の受
信手段(6A,〜,6J)は、データ信号を受けると、自己のア
ドレスとデータ信号のアドレスとが一致しているか否か
を判定して一致しているとデータ信号を取込むことにな
る。そして、該受信手段(6A,〜,6J)が取込んだ制御デー
タの内容に基づいて禁止手段(7A,〜,7J)が操作手段(3A,
〜,3J)の入力を禁止することになる。例えば、1の集中
コントローラ(2A)が空調制御ユニット(1,1, 〜 )の強制
停止信号を出力した場合、他の集中コントローラ(2B,
〜,2J)は強制停止信号を取込み、空調制御ユニット(1,
1, 〜 )の運転操作を禁止することになり、該空調制御
ユニット(1,1, 〜 )の運転再開を阻止する。
【0011】
【発明の効果】従って、請求項1に係る発明によれば、
1の集中コントローラ(2A)から他の集中コントローラ(2
B,〜,2J)に制御データを送信すると共に、他の集中コン
トローラ(2A,〜,2J)は制御データの内容により操作手段
(3B,〜,3J)の操作を禁止するようにしたために、運転及
び運転停止等を正確に行うことができる。例えば、1つ
集中コントローラ(2A)で運転を停止する制御データを入
力操作すると、他の集中コントローラ(2A,〜,2J)におい
て運転の制御データが入力操作されることがなく、空調
制御ユニット(1,1, 〜 )の運転再開を確実に防止するこ
とができる。また、互いに連動する強制停止スイッチ等
を1の集中コントローラ(2A)に接続するのみで、他の集
中コントローラ(2B,〜,2J)に接続することなく空調制御
ユニット(1,1, 〜 )を制御することができるので、配線
系統を簡略化することができ、配線工事を簡単にするこ
とができると共に、誤配線を未然に防止することができ
ることから、信頼性を向上させることができる。
【0012】また、請求項2に係る発明によれば、各集
中コントローラ(2A,〜,2J)間でアドレスを設けて伝送す
るようにしたために、制御データを確実に授受すること
ができるので、信頼性の高い伝送を行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2に示すように、 (1)は空気調和装置に
おける室内ユニットを制御する複数台の室内制御ユニッ
トであって、図示しないが、室外ユニットを制御する室
外制御ユニットに接続された空調制御ユニットである。
そして、該室外ユニットの圧縮機、四路切換弁、室外熱
交換器及び室外電動膨脹弁と、上記室内ユニットの室内
電動膨脹弁及び室内熱交換器とが順に接続されて閉回路
の冷媒回路が構成されており、上記室内制御ユニット
(1,1, 〜 )は、室内ファンや室内電動膨脹弁等を制御す
る一方、上記室外制御ユニットは、圧縮機、室外ファン
及び室外電動膨脹弁等を制御している。上記各室内制御
ユニット(1,1, 〜 )は、リモコン(11)が渡り線(12)を介
して接続されており、該リモコン(11)は、室内ユニット
に対応して設けられている外気処理装置(13)及び空気清
浄機(14)に接続され、上記室内制御ユニット(1,1, 〜 )
の他、外気処理装置(13)及び空気清浄機(14)に操作信号
を出力するように構成されている。
【0014】また、上記各室内制御ユニット(1,1, 〜 )
は、2台のメイン集中コントローラ(2A, 2B)と8台のオ
ンオフ集中コントローラ(2C,〜,2J)とが伝送ライン(15)
を介して接続されている。そして、該両メイン集中コン
トローラ(2A, 2B)は、管理人室などに設置され、全室内
制御ユニット(1,1, 〜 )、例えば、最大64台の室内制
御ユニット(1,1, 〜 )を制御するように構成される一
方、上記オンオフ集中コントローラ(2C,〜,2J)の2台ず
つは、各フロアの管理担当者の近傍に設置され、室内制
御ユニット(1,1, 〜 )を複数台ずつ、例えば、16台ず
つを制御するように構成されており、具体的に、第1及
び第2オンオフ集中コントローラ(2C, 2D)は、ユニット
アドレスが0〜15の室内制御ユニット(1,1, 〜 )を、
第3及び第4オンオフ集中コントローラ(2E, 2F)は、ユ
ニットアドレスが16〜31の室内制御ユニット(1,1,
〜 )を、第5及び第6オンオフ集中コントローラ(2G, 2
H)は、ユニットアドレスが32〜47の室内制御ユニッ
ト(1,1, 〜 )を、第7及び第8オンオフ集中コントロー
ラ(2I, 2J)は、ユニットアドレスが48〜63の室内制
御ユニット(1,1, 〜 )をそれぞれ制御するようになって
いる。
【0015】更に、上記メイン集中コントローラ(2A, 2
B)は、各室内制御ユニット(1,1, 〜)の運転及び運転停
止の他、設定温度などの各種の操作を行うように構成さ
れており、上記オンオフ集中コントローラ(2C,〜,2J)
は、各室内制御ユニット(1,1,〜 )の運転及び運転停止
のみを制御するように構成されている。そして、上記各
集中コントローラ(2A,〜,2J)には、本発明の特徴とし
て、各集中コントローラ(2A,〜,2J)間でデータ伝送する
ように構成され、操作スイッチ(3A,〜,3J)及び表示部(4
A,〜,4J)の他、送信手段(5A,〜,5J)と受信手段(6A,〜,6
J)と禁止手段(7A,〜,7J)とが設けられている。上記メイ
ン集中コントローラ(2A, 2B)の操作スイッチ(3A, 3B)
は、運転ボタン及び停止ボタンの他、温度調節スイッチ
及び風量スイッチなどで操作手段を構成しており、各種
の制御データを入力するように構成される一方、オンオ
フ集中コントローラ(2C,〜,2J)の操作スイッチ(3C,〜,3
J)は、各室内制御ユニット(1,1,〜 )の運転ボタン及び
停止ボタンの他、一括運転ボタン及び一括停止ボタンで
操作手段を構成しており、運転及び運転停止の制御デー
タを入力するように構成されている。また、上記メイン
集中コントローラ(2A, 2B)の表示部(4A, 4B)は、操作ス
イッチ(3A, 3B)の入力に対応して運転表示などを行うよ
うに構成される一方、オンオフ集中コントローラ(2C,
〜,2J)の表示部(4C,〜,4J)は、点滅により運転及び運転
停止を表示するように構成されている。
【0016】また、上記送信手段(5A,〜,5J)は、上記操
作スイッチ(3A,〜,3J)からの制御データを受けてデータ
信号を伝送ライン(15)に出力するように構成されてい
る。具体的に、上記各集中コントローラ(2A,〜,2J)に
は、予めアドレスが設定されており、送信手段(5A,〜,5
J)は、他の各集中コントローラ(2A,〜,2J)に送信する制
御データに対して各集中コントローラ(2A,〜,2J)に設定
されているアドレスを付加したデータ信号を各集中コン
トローラ(2A,〜,2J)毎に順次出力するように構成されて
いる。また、上記受信手段(6A,〜,6J)は、伝送ライン(1
5)のデータ信号を取込むように構成されており、具体的
に、該受信手段(6A,〜,6J)は、受信したデータ信号のア
ドレスを判別して自己のアドレスと一致していると該デ
ータ信号を取込むように構成されている。また、上記禁
止手段(7A,〜,7J)は、受信手段(6A,〜,6J)が取込んだ制
御データの内容に基づいて上記操作スイッチ(3A,〜,3J)
の入力禁止を制御するように構成され、例えば、後述す
る強制停止信号により操作スイッチ(3A,〜,3J)の入力禁
止を制御するように構成されている。更にまた、上記操
作スイッチ(3A,〜,3J)の1つである強制停止スイッチ(3
1)が、1つの集中コントローラ(2A)に、例えば、1つの
メイン集中コントローラ(2A)に設けられており、該強制
停止スイッチ(31)は、異常時などにおいて全室内制御ユ
ニット(1,1, 〜 )を強制的に停止する制御データを入力
するもので、この強制停止の制御データを送信手段(5A)
が各室内制御ユニット(1,1, 〜 )及び他の集中コントロ
ーラ(2B,〜,2J)に送信することになる。
【0017】次に、上記各集中コントローラ(2A,〜,2J)
の制御動作について説明する。先ず、各室内制御ユニッ
ト(1,1, 〜 )は、それぞれリモコン(11)によって運転等
が制御されると共に、各集中コントローラ(2A,〜,2J)に
よっても運転等が制御される。そして、例えば、1つの
メイン集中コントローラ(2A)において、操作スイッチ(3
A)より空調運転の制御データが入力されると、該メイン
集中コントローラ(2A)の表示部(4A)に運転表示が行われ
ると共に、送信手段(5A)よりデータ信号が伝送ライン(1
5)を介して室内制御ユニット(1,1, 〜 )に送信され、該
室内制御ユニット(1,1, 〜 )が空調運転を行うことにな
る。また、上記メイン集中コントローラ(2A)より運転の
制御データが出力されると、他の各集中コントローラ(2
B,〜,2J)は、自己が制御する室内制御ユニット(1,1, 〜
)からの状態変化の制御データ、つまり、運転状態信号
を受信手段(6B,〜,6J)が取込み、表示部(4B,〜,4J)に運
転表示を行うことになる。一方、各オンオフ集中コント
ローラ(2C,〜,2J)においては、操作スイッチ(3C,〜,3J)
より空調運転又は運転停止の制御データが入力される
と、表示部(4C,〜,4J)に運転表示等を行うと共に、送信
手段(5C,〜,5J)が伝送ライン(15)に出力し、室内制御ユ
ニット(1,1, 〜 )が空調運転又は運転停止を実行すると
共に、メイン集中コントローラ(2A, 2B)は、自己が制御
する室内制御ユニット(1,1, 〜 )からの状態変化の制御
データ(運転状態信号等)を受けて表示部(4A, 4B)に運
転等を表示することになる。この結果、2つのメイン集
中コントローラ(2A, 2B)においては全室内制御ユニット
(1,1, 〜 )の運転制御や温度設定制御が行われる一方、
8つのオンオフ集中コントローラ(2C,〜,2J)においては
各オンオフ集中コントローラ(2C,〜,2J)が担当する室内
制御ユニット(1,1, 〜 )の運転制御と停止制御とが行わ
れる。
【0018】そこで、上記各集中コントローラ(2A,〜,2
J)において、強制停止スイッチ(31)が操作された場合の
制御動作について図3及び図4に基づいて説明する。図
3は、強制停止スイッチ(31)を備えたメイン集中コント
ローラ(2A)の制御動作を示しており、先ず、ステップST
1において、入力が短絡したか否かを判定し、つまり、
異常時などにおいて、強制停止スイッチ(31)がオンされ
ると、停止信号が入力されるので、この停止信号が入力
されたか否かを判定している。そして、上記強制停止ス
イッチ(31)がオンされていない場合、上記ステップST1
の判定がNOとなり、ステップST2に移り、操作スイッ
チ(3A)における運転ボタンの入力を許可してリターン
し、上述の動作を繰返すことになる。すなわち、該メイ
ン集中コントローラ(2A)より各室内制御ユニット(1,1,
〜 )を自由に運転等を操作することができる。その後、
上記強制停止スイッチ(31)がオンされると、上記ステッ
プST1において、入力の短絡を判定し、該ステップST1
の判定がYESとなってステップST3に移り、送信手段
(5A)が全ての室内制御ユニット(1,1, 〜 )及び他の各集
中コントローラ(2B,〜,2J)に停止の制御データを送信す
る。そして、該ステップST3からステップST4に移り、
操作スイッチ(3A)のうちの運転ボタンの入力を禁止して
リターンすることになる。つまり、各室内制御ユニット
(1,1, 〜 )の運転操作を禁止することになる。そして、
上記ステップST3において、送信手段(5A)が他の各集中
コントローラ(2B,〜,2J)に送信する場合、制御データに
送信先の集中コントローラ(2B,〜,2J)のアドレスを付加
して各集中コントローラ(2B,〜,2J)に順次送信すること
になる。
【0019】一方、図4は、強制停止スイッチ(31)を備
えていない他の各集中コントローラ(2B,〜,2J)の制御動
作を示しており、先ず、ステップST11において、受信手
段(6B,〜,6J)が伝送ライン(15)の各種データ信号を受信
しており、該受信手段(6B,〜,6J)が強制停止信号を受信
したか否かを判定している。つまり、上述したように、
強制停止信号はアドレスが付加されて送信されるので、
受信手段(6B,〜,6J)は制御データのアドレスが自己のア
ドレスと一致しているか否かを判定し、一致している
と、このデータ信号を取込んで制御データの内容が強制
停止であるか否かを判定することになる。そして、上記
制御データの内容が強制停止でない場合には、上記ステ
ップST11の判定がNOとなり、ステップST12に移り、操
作スイッチ(3B,〜,3J)における運転ボタンの入力を許可
してリターンし、上述の動作を繰返すことになる。すな
わち、オンオフ集中コントローラ(2C,〜,2J)等より各室
内制御ユニット(1,1, 〜 )を自由に運転及び停止を操作
することができる。その後、上記強制停止の制御データ
を受信すると、上記ステップST11の判定がYESとなっ
てステップST13に移り、送信手段(5B,〜,5J)が全ての室
内制御ユニット(1,1, 〜 )に停止の制御データを送信す
る。そして、該ステップST13からステップST14に移り、
操作スイッチ(3B,〜,3J)のうちの運転ボタンの入力を禁
止してリターンすることになる。つまり、禁止手段(7B,
〜,7J)が制御データの内容が強制停止であると、上記運
転ボタンの入力を禁止して各集中コントローラ(2B,〜,2
J)から運転操作を行えないようにして強制停止が確実に
実行されるようにしている。
【0020】従って、本実施例によれば、1のメイン集
中コントローラ(2A)から他の各集中コントローラ(2B,
〜,2J)に制御データを送信すると共に、他の各集中コン
トローラ(2B,〜,2J)は制御データの内容により操作スイ
ッチ(3B,〜,3J)の操作を禁止するようにしたために、運
転及び運転停止等を正確に行うことができる。例えば、
1つメイン集中コントローラ(2A)で強制停止スイッチ(3
1)から強制停止の制御データが入力されると、他の各集
中コントローラ(2B,〜,2J)において運転の制御データが
入力操作されることがなく、室内制御ユニット(1,1, 〜
)の運転再開を確実に防止することができる。また、互
いに連動する強制停止スイッチ(31)を1のメイン集中コ
ントローラ(2A)に接続するのみで、他の集中コントロー
ラ(2B,〜,2J)に接続することなく室内制御ユニット(1,
1, 〜 )を制御することができるので、配線系統を簡略
化することができ、配線工事を簡単にすることができる
と共に、誤配線を未然に防止することができることか
ら、信頼性を向上させることができる。また、上記各集
中コントローラ(2A,〜,2J)間でアドレスを設けて伝送す
るようにしたために、制御データを確実に授受すること
ができるので、信頼性の高い伝送を行うことができる。
【0021】尚、本実施例においては、2台のメイン集
中コントローラ(2A, 2B)と8台のオンオフ集中コントロ
ーラ(2C,〜,2J)とを設けたが、本発明は、これらに限ら
れるものではなく、特に、複数台のメイン集中コントロ
ーラのみでもよい。また、禁止手段(7A,〜,7J)は、強制
停止の制御データの他、他の制御データによって操作ス
イッチ(3A,〜,3J)を禁止するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】空気調和装置の制御系統を示すシステム図であ
る。
【図3】強制停止の制御データ送信時の制御フロー図で
ある。
【図4】強制停止の制御データ受信時の制御フロー図で
ある。
【符号の説明】
1 室内制御ユニット(空調制御ユニット) 2A〜2J 集中コントローラ 3A〜3J 操作スイッチ(操作手段) 31 強制停止スイッチ 4A〜4J 表示部 5A〜5J 送信手段 6A〜6J 受信手段 7A〜7J 禁止手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の空調制御ユニット(1,1, 〜 )
    と、該空調制御ユニット(1,1, 〜 )を集中制御する複数
    台の集中コントローラ(2A,〜,2J)とが伝送ライン(15)を
    介してそれぞれ相互に伝送可能に接続されている空気調
    和装置の運転制御装置であって、 上記各集中コントローラ(2A,〜,2J)には、 上記空調制御ユニット(1,1, 〜 )の制御データを入力す
    る操作手段(3A,〜,3J)と、 該操作手段(3A,〜,3J)からの制御データを受けてデータ
    信号を伝送ライン(15)に出力する送信手段(5A,〜,5J)
    と、 上記伝送ライン(15)のデータ信号を取込む受信手段(6A,
    〜,6J)と、 該受信手段(6A,〜,6J)が取込んだ制御データの内容に基
    づいて上記操作手段(3A,〜,3J)の入力禁止を制御する禁
    止手段(7A,〜,7J)とが備えられていることを特徴とする
    空気調和装置の運転制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気調和装置の運転制御
    装置において、送信手段(5A,〜,5J)は、他の集中コント
    ローラ(2A,〜,2J)に送信する制御データに対して各集中
    コントローラ(2A,〜,2J)に設定されているアドレスを付
    加したデータ信号を出力するように構成される一方、 受信手段(6A,〜,6J)は、受信したデータ信号のアドレス
    を判別して自己のアドレスと一致していると該データ信
    号を取込むように構成されていることを特徴とする空気
    調和装置の運転制御装置。
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