JPH0587374A - 空気調和システム装置および照明システム装置 - Google Patents
空気調和システム装置および照明システム装置Info
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- JPH0587374A JPH0587374A JP3246101A JP24610191A JPH0587374A JP H0587374 A JPH0587374 A JP H0587374A JP 3246101 A JP3246101 A JP 3246101A JP 24610191 A JP24610191 A JP 24610191A JP H0587374 A JPH0587374 A JP H0587374A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 快適性の向上に加え、省エネルギ効果の向上
を可能とする空気調和システム装置を提供する。 【構成】 高温色ランプ群11は、居住者に寒冷方向へ
の温冷感を与えることを目的に昼光色を発するもので、
室内温度が設定温度より高い側で使用される。標準色ラ
ンプ群12は、昼白色を発するもので、室内温度が設定
温度付近にあるところで使用される。低温色ランプ群1
3は、居住者に温暖方向への温冷感を与えることを目的
に電球色を発するもので、室内温度が設定温度より低い
側で使用される。そして、定期的に所定時間ずつ、設定
温度Tsを低負荷側にαだけシフトして新たな設定温度
Tsoを定め、設定温度が通常のTsのときは照明器具2
の光色を標準色ランプ群12の点灯による昼白色に設定
し、設定温度がシフト値のTsoのときは低温色ランプ群
13の点灯による電球色(暖房時)または高温色ランプ
群11の点灯による昼光色(冷房時)に設定する。
を可能とする空気調和システム装置を提供する。 【構成】 高温色ランプ群11は、居住者に寒冷方向へ
の温冷感を与えることを目的に昼光色を発するもので、
室内温度が設定温度より高い側で使用される。標準色ラ
ンプ群12は、昼白色を発するもので、室内温度が設定
温度付近にあるところで使用される。低温色ランプ群1
3は、居住者に温暖方向への温冷感を与えることを目的
に電球色を発するもので、室内温度が設定温度より低い
側で使用される。そして、定期的に所定時間ずつ、設定
温度Tsを低負荷側にαだけシフトして新たな設定温度
Tsoを定め、設定温度が通常のTsのときは照明器具2
の光色を標準色ランプ群12の点灯による昼白色に設定
し、設定温度がシフト値のTsoのときは低温色ランプ群
13の点灯による電球色(暖房時)または高温色ランプ
群11の点灯による昼光色(冷房時)に設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機および発
光器具からなる空気調和システム装置、並びに発光器具
を有する照明システム装置に関する。
光器具からなる空気調和システム装置、並びに発光器具
を有する照明システム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機が設置されている部
屋の居住者は、着衣量や室内温度の変化に際し、空気調
和機の設定温度を切換える。空気調和機は、室内温度が
設定温度に達するよう、能力可変圧縮機の運転周波数や
室内ファンの送風量、風向を制御する。
屋の居住者は、着衣量や室内温度の変化に際し、空気調
和機の設定温度を切換える。空気調和機は、室内温度が
設定温度に達するよう、能力可変圧縮機の運転周波数や
室内ファンの送風量、風向を制御する。
【0003】一方、特公昭63−75438号公報に示
されるように、映像表示器や照明器具を付属して備え、
これら器具が発する光の色彩を室内温度に応じて変化さ
せる空気調和機がある。
されるように、映像表示器や照明器具を付属して備え、
これら器具が発する光の色彩を室内温度に応じて変化さ
せる空気調和機がある。
【0004】これは、暖房運転時、室内温度が設定温度
より2℃以上低い条件において赤色系統の長波長の光を
発する。冷房運転時は、室内温度が設定温度より2℃以
上高い条件において青色系統の短波長の光を発する。ま
た、暖房および冷房の両運転とも、室内温度が上記各条
件から外れている場合に黄色系統の中間波長の光を発す
る。すなわち、視環境に基づく心理的な温冷感を空調に
加え、居住者に高い満足感を与えるようにしている。
より2℃以上低い条件において赤色系統の長波長の光を
発する。冷房運転時は、室内温度が設定温度より2℃以
上高い条件において青色系統の短波長の光を発する。ま
た、暖房および冷房の両運転とも、室内温度が上記各条
件から外れている場合に黄色系統の中間波長の光を発す
る。すなわち、視環境に基づく心理的な温冷感を空調に
加え、居住者に高い満足感を与えるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、空気調和機
に求められるものは、快適性の他に、とくに最近の傾向
として省エネルギ効果の向上がある。この発明は上記の
事情を考慮したもので、請求項1および請求項2の空気
調和システム装置のいずれも、快適性の向上に加え、省
エネルギ効果の向上を可能とすることを目的とする。請
求項3の照明システム装置は、視覚を通じて快適性の向
上を図ることを目的とする。
に求められるものは、快適性の他に、とくに最近の傾向
として省エネルギ効果の向上がある。この発明は上記の
事情を考慮したもので、請求項1および請求項2の空気
調和システム装置のいずれも、快適性の向上に加え、省
エネルギ効果の向上を可能とすることを目的とする。請
求項3の照明システム装置は、視覚を通じて快適性の向
上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の空気調和シス
テム装置は、室内温度が設定温度に達するよう運転を行
なう空気調和機と、光色または照度の変化が可能な発光
器具と、定期的に所定時間ずつ上記設定温度を低負荷側
にシフトする手段と、このシフト時に上記発光器具の光
色または照度を変化させる手段とを備える。
テム装置は、室内温度が設定温度に達するよう運転を行
なう空気調和機と、光色または照度の変化が可能な発光
器具と、定期的に所定時間ずつ上記設定温度を低負荷側
にシフトする手段と、このシフト時に上記発光器具の光
色または照度を変化させる手段とを備える。
【0007】請求項2の空気調和システム装置は、能力
可変式の空気調和機と、光色または照度の変化が可能な
発光器具と、この発光器具の光色または照度を室内温度
と設定温度との差に応じて変化させる手段と、上記空気
調和機の能力を室内温度と設定温度との差に応じて制御
する手段とを備える。
可変式の空気調和機と、光色または照度の変化が可能な
発光器具と、この発光器具の光色または照度を室内温度
と設定温度との差に応じて変化させる手段と、上記空気
調和機の能力を室内温度と設定温度との差に応じて制御
する手段とを備える。
【0008】請求項3の照明システム装置は、光色また
は照度の変化が可能な発光器具と、この発光器具から発
せられる光の照射領域の雰囲気温度を検出する手段と、
この検出温度に応じて上記発光器具の光色または照度を
制御する手段とを備える。
は照度の変化が可能な発光器具と、この発光器具から発
せられる光の照射領域の雰囲気温度を検出する手段と、
この検出温度に応じて上記発光器具の光色または照度を
制御する手段とを備える。
【0009】
【作用】請求項1の空気調和システム装置では、空気調
和機の設定温度を定期的に所定時間ずつ低負荷側にシフ
トし、そのシフト時に発光器具の光色または照度を変化
させる。
和機の設定温度を定期的に所定時間ずつ低負荷側にシフ
トし、そのシフト時に発光器具の光色または照度を変化
させる。
【0010】請求項2の空気調和システム装置では、発
光器具の光色または照度を室内温度と設定温度との差に
応じて変化させるとともに、その室内温度と設定温度と
の差に応じて空気調和機の能力を制御する。請求項3の
照明システム装置では、発光器具の光色または照度を、
その発光器具から発せられる光の照射領域の雰囲気温度
に応じて制御する。
光器具の光色または照度を室内温度と設定温度との差に
応じて変化させるとともに、その室内温度と設定温度と
の差に応じて空気調和機の能力を制御する。請求項3の
照明システム装置では、発光器具の光色または照度を、
その発光器具から発せられる光の照射領域の雰囲気温度
に応じて制御する。
【0011】
【実施例】以下、この発明の第1実施例について図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0012】図1に示すように、空気調和機1および発
光器具であるところの照明器具2が制御部3に接続され
る。この制御部3に、運転スイッチ4、温度設定器5、
および室内温度センサ6が接続される。
光器具であるところの照明器具2が制御部3に接続され
る。この制御部3に、運転スイッチ4、温度設定器5、
および室内温度センサ6が接続される。
【0013】空気調和機1は、能力可変圧縮機、四方
弁、室外熱交換器、減圧器、室内熱交換器を順次接続し
たヒートポンプ式冷凍サイクルを備え、室内温度が設定
温度に達するよう、冷房運転や暖房運転を実行するもの
である。なお、室内温度センサ6は、空気調和機1に設
置されている吸込み空気温度センサを用いてもよい。
弁、室外熱交換器、減圧器、室内熱交換器を順次接続し
たヒートポンプ式冷凍サイクルを備え、室内温度が設定
温度に達するよう、冷房運転や暖房運転を実行するもの
である。なお、室内温度センサ6は、空気調和機1に設
置されている吸込み空気温度センサを用いてもよい。
【0014】照明器具2は、照明光の色彩(以下、状況
によって光色と称する)の変化が可能であり、図2に示
すように、高温色ランプ群11、標準色ランプ群12、
低温色ランプ群13を有している。
によって光色と称する)の変化が可能であり、図2に示
すように、高温色ランプ群11、標準色ランプ群12、
低温色ランプ群13を有している。
【0015】高温色ランプ群11は、居住者に寒冷方向
への温冷感を与えることを目的に昼光色を発するもの
で、室内温度が設定温度より高い側で使用される。標準
色ランプ群12は、昼白色を発するもので、室内温度が
設定温度付近にあるところで使用される。低温色ランプ
群13は、居住者に温暖方向への温冷感を与えることを
目的に電球色を発するもので、室内温度が設定温度より
低い側で使用される。
への温冷感を与えることを目的に昼光色を発するもの
で、室内温度が設定温度より高い側で使用される。標準
色ランプ群12は、昼白色を発するもので、室内温度が
設定温度付近にあるところで使用される。低温色ランプ
群13は、居住者に温暖方向への温冷感を与えることを
目的に電球色を発するもので、室内温度が設定温度より
低い側で使用される。
【0016】そして、照明器具2において、電源回路1
4に点灯回路15が接続され、その点灯回路15の出力
端にスイッチ回路16の出力接点16a,16b,16
cをそれぞれ介して上記ランプ群11,12,13が接
続される。
4に点灯回路15が接続され、その点灯回路15の出力
端にスイッチ回路16の出力接点16a,16b,16
cをそれぞれ介して上記ランプ群11,12,13が接
続される。
【0017】点灯回路15は、電源回路14の出力電圧
をランプ点灯用の駆動電圧に変換して出力するものであ
る。スイッチ回路16は、制御部3の指令に応じて出力
接点16a,16b,16cの開閉を制御するものであ
る。一方、制御部3は、次の機能手段を備えている。
をランプ点灯用の駆動電圧に変換して出力するものであ
る。スイッチ回路16は、制御部3の指令に応じて出力
接点16a,16b,16cの開閉を制御するものであ
る。一方、制御部3は、次の機能手段を備えている。
【0018】(1)室内温度センサ6の検知温度(室内
温度)Taと温度設定器5の設定温度Ts(およびTs
o)との比較および差により空気調和機1の運転モード
(冷房または暖房)および能力を制御する手段。 (2)暖房運転時、定期的に所定時間ずつ、設定温度T
sを低負荷側つまり低温側にαだけシフトして新たな設
定温度Tso(=Ts−α)を定める手段。
温度)Taと温度設定器5の設定温度Ts(およびTs
o)との比較および差により空気調和機1の運転モード
(冷房または暖房)および能力を制御する手段。 (2)暖房運転時、定期的に所定時間ずつ、設定温度T
sを低負荷側つまり低温側にαだけシフトして新たな設
定温度Tso(=Ts−α)を定める手段。
【0019】(3)暖房運転時、設定温度が通常のTs
のときは照明器具2の光色を標準色ランプ群12の点灯
による昼白色に設定し、設定温度がシフト値のTsoのと
きは低温色ランプ群13の点灯による電球色に設定する
手段。 (4)冷房運転時、定期的に所定時間ずつ、設定温度T
sを低負荷側つまり高温側にαだけシフトして新たな設
定温度Tso(=Ts+α)を定める手段。
のときは照明器具2の光色を標準色ランプ群12の点灯
による昼白色に設定し、設定温度がシフト値のTsoのと
きは低温色ランプ群13の点灯による電球色に設定する
手段。 (4)冷房運転時、定期的に所定時間ずつ、設定温度T
sを低負荷側つまり高温側にαだけシフトして新たな設
定温度Tso(=Ts+α)を定める手段。
【0020】(5)冷房運転時、設定温度が通常のTs
のときは照明器具2の光色を標準色ランプ群12の点灯
による昼白色に設定し、設定温度がシフト値Tsoのとき
は高温色ランプ群11の点灯による昼光色に設定する手
段。 つぎに、上記の構成において作用を説明する。先ず、照
明光の色彩が人体の温冷感に及ぼす影響を実験により確
かめたのが図3に示すデータである。
のときは照明器具2の光色を標準色ランプ群12の点灯
による昼白色に設定し、設定温度がシフト値Tsoのとき
は高温色ランプ群11の点灯による昼光色に設定する手
段。 つぎに、上記の構成において作用を説明する。先ず、照
明光の色彩が人体の温冷感に及ぼす影響を実験により確
かめたのが図3に示すデータである。
【0021】すなわち、雰囲気温度が人体が暑くも寒く
も感じない中立的な温度域にあるとき、昼光色では温冷
感が寒冷方向に1℃ほどずれ、電球色では温冷感が温暖
方向に1℃ほどずれることが判かる。また、この温冷感
への影響は時間的に30分程度継続することが判かっ
た。
も感じない中立的な温度域にあるとき、昼光色では温冷
感が寒冷方向に1℃ほどずれ、電球色では温冷感が温暖
方向に1℃ほどずれることが判かる。また、この温冷感
への影響は時間的に30分程度継続することが判かっ
た。
【0022】いま、温度設定器5で設定温度Tsたとえ
ば23℃が設定され、かつ室内温度センサ6で検知され
る室内温度Taがそれよりも低く、空気調和機1で暖房
運転が実行されているものとする。
ば23℃が設定され、かつ室内温度センサ6で検知され
る室内温度Taがそれよりも低く、空気調和機1で暖房
運転が実行されているものとする。
【0023】この場合、図4に示すように、30分ごと
に、30分ずつ、設定温度Tsが低負荷側つまり低温側
にα(たとえば1℃)だけシフトされ、新たな設定温度
Tso(=Ts−α)が定められる。
に、30分ずつ、設定温度Tsが低負荷側つまり低温側
にα(たとえば1℃)だけシフトされ、新たな設定温度
Tso(=Ts−α)が定められる。
【0024】空気調和機1は、設定温度がTsoのとき、
通常よりも低い能力の運転を実行する。この能力低減
は、消費電力の低減、ひいては省エネルギ効果の向上に
つながるものである。
通常よりも低い能力の運転を実行する。この能力低減
は、消費電力の低減、ひいては省エネルギ効果の向上に
つながるものである。
【0025】一方の照明器具2は、設定温度が通常のT
sのとき、接点16bをオンして標準色ランプ群12を
点灯し、昼白色を発する。ただし、設定温度がシフト値
のTsoになると、接点16cをオンして低温色ランプ群
13を点灯し、電球色を発する。この電球色は、居住者
に温暖方向への温冷感を生じさせる。このように、温暖
方向への温冷感を生じさせることにより、低能力運転へ
のシフトによる暖房能力の低下が補われることになる。
したがって、居住者の暖房感を必要十分な状態に保つこ
とができ、快適性を確保しながらも省エネルギ効果の向
上が図れる。
sのとき、接点16bをオンして標準色ランプ群12を
点灯し、昼白色を発する。ただし、設定温度がシフト値
のTsoになると、接点16cをオンして低温色ランプ群
13を点灯し、電球色を発する。この電球色は、居住者
に温暖方向への温冷感を生じさせる。このように、温暖
方向への温冷感を生じさせることにより、低能力運転へ
のシフトによる暖房能力の低下が補われることになる。
したがって、居住者の暖房感を必要十分な状態に保つこ
とができ、快適性を確保しながらも省エネルギ効果の向
上が図れる。
【0026】また、温度設定器5で設定温度Tsたとえ
ば26℃が設定され、かつ室内温度センサ6で検知され
る室内温度Taがそれよりも高く、空気調和機1で冷房
運転が実行されているものとする。
ば26℃が設定され、かつ室内温度センサ6で検知され
る室内温度Taがそれよりも高く、空気調和機1で冷房
運転が実行されているものとする。
【0027】この場合、図5に示すように、30分ごと
に、30分ずつ、設定温度Tsが低負荷側つまり高温側
にα(たとえば1℃)だけシフトされ、新たな設定温度
Tso(=Ts+α)が定められる。
に、30分ずつ、設定温度Tsが低負荷側つまり高温側
にα(たとえば1℃)だけシフトされ、新たな設定温度
Tso(=Ts+α)が定められる。
【0028】空気調和機1は、設定温度がTsoのとき、
通常よりも低い能力の運転を実行する。この能力低減
は、消費電力の低減、ひいては省エネルギ効果の向上に
つながるものである。
通常よりも低い能力の運転を実行する。この能力低減
は、消費電力の低減、ひいては省エネルギ効果の向上に
つながるものである。
【0029】照明器具2は、設定温度が通常のTsのと
き、接点16bをオンして標準色ランプ群12を点灯
し、昼白色を発する。ただし、設定温度がシフト値のT
soになると、接点16aをオンして高温色ランプ群11
を点灯し、昼光色を発する。この昼光色は、居住者に寒
冷方向への温冷感を生じさせる。このように、寒冷方向
への温冷感を生じさせることにより、低能力運転へのシ
フトによる冷房能力の低下が補われることになる。した
がって、居住者の冷房感を必要十分な状態に保つことが
でき、快適性を確保しながらも省エネルギ効果の向上が
図れる。
き、接点16bをオンして標準色ランプ群12を点灯
し、昼白色を発する。ただし、設定温度がシフト値のT
soになると、接点16aをオンして高温色ランプ群11
を点灯し、昼光色を発する。この昼光色は、居住者に寒
冷方向への温冷感を生じさせる。このように、寒冷方向
への温冷感を生じさせることにより、低能力運転へのシ
フトによる冷房能力の低下が補われることになる。した
がって、居住者の冷房感を必要十分な状態に保つことが
でき、快適性を確保しながらも省エネルギ効果の向上が
図れる。
【0030】なお、上記第1実施例では、設定温度をシ
フトすると同時に光色を変化させたが、室内温度が新た
な設定温度に達するまでにはある程度の時間遅れがある
ことを考慮し、設定温度のシフトから所定時間遅れて光
色を変化させてもよい。
フトすると同時に光色を変化させたが、室内温度が新た
な設定温度に達するまでにはある程度の時間遅れがある
ことを考慮し、設定温度のシフトから所定時間遅れて光
色を変化させてもよい。
【0031】また、第1実施例では、2種類の光色を用
いたが、光色の種類および数に限定はなく、また光色の
変化を段階的でなく連続的に変化させる構成としてもよ
い。これに伴ない、発光器具としてはランプに限らず、
CRT,液晶等のカラーディスプレイを用いてもよい。
次に、この発明の第2実施例について説明する。この第
2実施例では、照明器具2として図6に示す構成を採用
している。
いたが、光色の種類および数に限定はなく、また光色の
変化を段階的でなく連続的に変化させる構成としてもよ
い。これに伴ない、発光器具としてはランプに限らず、
CRT,液晶等のカラーディスプレイを用いてもよい。
次に、この発明の第2実施例について説明する。この第
2実施例では、照明器具2として図6に示す構成を採用
している。
【0032】すなわち、電源回路14の出力端に調光回
路20を介して点灯回路15が接続され、その点灯回路
15の出力端に昼白色の標準色ランプ群12が接続され
る。高温色ランプ群11および低温色ランプ群13は除
去されている。
路20を介して点灯回路15が接続され、その点灯回路
15の出力端に昼白色の標準色ランプ群12が接続され
る。高温色ランプ群11および低温色ランプ群13は除
去されている。
【0033】調光回路20は、電源回路14の出力電圧
を制御部3の指令に応じたレベルに調整して出力するも
のである。このレベル調整は、標準色ランプ群12の照
度を変化させる働きをする。そして、制御部3は次の機
能手段を備える。なお、(1)(2)(4)の機能手段
については第1実施例と同じであるため示していない。 (3)暖房運転時、設定温度が通常のTsでは照明器具
2を標準照度に設定し、設定温度がシフト値のTsoのと
き照明器具2を高照度に設定する手段。 (5)冷房運転時、設定温度が通常のTsでは照明器具
2を標準照度に設定し、設定温度がシフト値Tsoのとき
照明器具2を高照度に設定する手段。 他の構成については第1実施例と同じである。つぎに、
上記の構成において作用を説明する。
を制御部3の指令に応じたレベルに調整して出力するも
のである。このレベル調整は、標準色ランプ群12の照
度を変化させる働きをする。そして、制御部3は次の機
能手段を備える。なお、(1)(2)(4)の機能手段
については第1実施例と同じであるため示していない。 (3)暖房運転時、設定温度が通常のTsでは照明器具
2を標準照度に設定し、設定温度がシフト値のTsoのと
き照明器具2を高照度に設定する手段。 (5)冷房運転時、設定温度が通常のTsでは照明器具
2を標準照度に設定し、設定温度がシフト値Tsoのとき
照明器具2を高照度に設定する手段。 他の構成については第1実施例と同じである。つぎに、
上記の構成において作用を説明する。
【0034】いま、温度設定器5で設定温度Tsたとえ
ば23℃が設定され、かつ室内温度センサ6で検知され
る室内温度Taがそれよりも低く、空気調和機1で暖房
運転が実行されているものとする。
ば23℃が設定され、かつ室内温度センサ6で検知され
る室内温度Taがそれよりも低く、空気調和機1で暖房
運転が実行されているものとする。
【0035】この場合、図7に示すように、30分ごと
に、30分ずつ、設定温度Tsが低負荷側つまり低温側
にα(たとえば1℃)だけシフトされ、新たな設定温度
Tso(=Ts−α)が定められる。
に、30分ずつ、設定温度Tsが低負荷側つまり低温側
にα(たとえば1℃)だけシフトされ、新たな設定温度
Tso(=Ts−α)が定められる。
【0036】空気調和機1は、設定温度がTsoのとき、
通常よりも低い能力の運転を実行する。この能力低減
は、消費電力の低減、ひいては省エネルギ効果の向上に
つながる。
通常よりも低い能力の運転を実行する。この能力低減
は、消費電力の低減、ひいては省エネルギ効果の向上に
つながる。
【0037】一方の照明器具2は、設定温度が通常のT
sのとき、標準色ランプ群12を標準照度で点灯する。
ただし、設定温度がシフト値のTsoになると、標準色ラ
ンプ群12を高照度で点灯する。この高照度の光は、居
住者に満足感を高める効果を生じさせる。このように、
満足感を高める効果を生じさせることにより、低能力運
転へのシフトによる暖房能力の低下が生じせしめる快適
性の低下が補われることになる。したがって、居住者の
暖房感を必要十分な状態に保つことができ、快適性を確
保しながらも省エネルギ効果の向上が図れる。
sのとき、標準色ランプ群12を標準照度で点灯する。
ただし、設定温度がシフト値のTsoになると、標準色ラ
ンプ群12を高照度で点灯する。この高照度の光は、居
住者に満足感を高める効果を生じさせる。このように、
満足感を高める効果を生じさせることにより、低能力運
転へのシフトによる暖房能力の低下が生じせしめる快適
性の低下が補われることになる。したがって、居住者の
暖房感を必要十分な状態に保つことができ、快適性を確
保しながらも省エネルギ効果の向上が図れる。
【0038】また、温度設定器5で設定温度Tsたとえ
ば26℃が設定され、かつ室内温度センサ6で検知され
る室内温度Taがそれよりも高く、空気調和機1で冷房
運転が実行されているものとする。
ば26℃が設定され、かつ室内温度センサ6で検知され
る室内温度Taがそれよりも高く、空気調和機1で冷房
運転が実行されているものとする。
【0039】この場合、図8に示すように、30分ごと
に、30分ずつ、設定温度Tsが低負荷側つまり高温側
にα(たとえば1℃)だけシフトされ、新たな設定温度
Tso(=Ts+α)が定められる。
に、30分ずつ、設定温度Tsが低負荷側つまり高温側
にα(たとえば1℃)だけシフトされ、新たな設定温度
Tso(=Ts+α)が定められる。
【0040】空気調和機1は、設定温度がTsoのとき、
通常よりも低い能力の運転を実行する。この能力低減
は、消費電力の低減、ひいては省エネルギ効果の向上に
つながる。
通常よりも低い能力の運転を実行する。この能力低減
は、消費電力の低減、ひいては省エネルギ効果の向上に
つながる。
【0041】照明器具2は、設定温度が通常のTsのと
き、標準色ランプ群12を標準照度で点灯する。ただ
し、設定温度がシフト値のTsoになると、標準色ランプ
群12を高照度で点灯する。この高照度の光は、居住者
に満足感を高める効果を生じさせる。このように、満足
感を高める効果を生じさせることにより、低能力運転へ
のシフトによる冷房能力の低下が生じせしめる快適性の
低下が補われることになる。したがって、居住者の冷房
感を必要十分な状態に保つことができ、快適性を確保し
ながらも省エネルギ効果の向上が図れる。
き、標準色ランプ群12を標準照度で点灯する。ただ
し、設定温度がシフト値のTsoになると、標準色ランプ
群12を高照度で点灯する。この高照度の光は、居住者
に満足感を高める効果を生じさせる。このように、満足
感を高める効果を生じさせることにより、低能力運転へ
のシフトによる冷房能力の低下が生じせしめる快適性の
低下が補われることになる。したがって、居住者の冷房
感を必要十分な状態に保つことができ、快適性を確保し
ながらも省エネルギ効果の向上が図れる。
【0042】なお、上記第2実施例では、設定温度をシ
フトすると同時に照度を変化させたが、室内温度が新た
な設定温度に達するまでにはある程度の時間遅れがある
ことを考慮し、設定温度のシフトから所定時間遅れて照
度を変化させてもよい。
フトすると同時に照度を変化させたが、室内温度が新た
な設定温度に達するまでにはある程度の時間遅れがある
ことを考慮し、設定温度のシフトから所定時間遅れて照
度を変化させてもよい。
【0043】また、第2実施例では、2段階の照度を用
いたが、照度の段階数に限定はなく、また照度の変化を
段階的でなく連続的に変化させる構成としてもよい。こ
れに伴ない、発光器具としてはランプに限らず、CR
T,液晶等のディスプレイを用いてもよい。次に、この
発明の第3実施例について説明する。この第3実施例
は、制御部3の機能手段のみ第1実施例と異なり、他の
構成については第1実施例と同じである。すなわち、制
御部3は、次の機能手段を備える。
いたが、照度の段階数に限定はなく、また照度の変化を
段階的でなく連続的に変化させる構成としてもよい。こ
れに伴ない、発光器具としてはランプに限らず、CR
T,液晶等のディスプレイを用いてもよい。次に、この
発明の第3実施例について説明する。この第3実施例
は、制御部3の機能手段のみ第1実施例と異なり、他の
構成については第1実施例と同じである。すなわち、制
御部3は、次の機能手段を備える。
【0044】(1)室内温度センサ6の検知温度(室内
温度)Taと温度設定器5の設定温度Ts(およびTs
o)との比較および差により空気調和機1の運転モード
(冷房または暖房)および能力を制御する手段。 (2)照明器具2の光色を室内温度Taと温度設定器5
の設定温度Tsとの差ΔT(=Ta−Ts)に応じて変
化させる手段。 (3)空気調和機1の能力を室内温度Taと温度設定器
5の設定温度Tsとの差ΔTに応じて制御する手段。 つぎに、上記の構成において作用を説明する。先ず、室
内温度Taおよび温度差ΔTに応じた空気調和機1の動
作および照明器具2の動作を下記表1にまとめて示して
おく。
温度)Taと温度設定器5の設定温度Ts(およびTs
o)との比較および差により空気調和機1の運転モード
(冷房または暖房)および能力を制御する手段。 (2)照明器具2の光色を室内温度Taと温度設定器5
の設定温度Tsとの差ΔT(=Ta−Ts)に応じて変
化させる手段。 (3)空気調和機1の能力を室内温度Taと温度設定器
5の設定温度Tsとの差ΔTに応じて制御する手段。 つぎに、上記の構成において作用を説明する。先ず、室
内温度Taおよび温度差ΔTに応じた空気調和機1の動
作および照明器具2の動作を下記表1にまとめて示して
おく。
【0045】
【表1】
【0046】いま、温度設定器5で設定温度Tsたとえ
ば23〜24℃が設定され、かつ室内温度センサ6で検
知される室内温度Taがそれよりも低く、空気調和機1
で暖房運転が開始されたとする。
ば23〜24℃が設定され、かつ室内温度センサ6で検
知される室内温度Taがそれよりも低く、空気調和機1
で暖房運転が開始されたとする。
【0047】この暖房運転の立上がり時、図9に示すよ
うに、室内温度Taが設定温度Tsより低いT1 たとえ
ば18℃に達するまで、照明器具2の接点16bがオン
して標準色ランプ群12が点灯し、昼白色が発せられる
(表1のケース1)。
うに、室内温度Taが設定温度Tsより低いT1 たとえ
ば18℃に達するまで、照明器具2の接点16bがオン
して標準色ランプ群12が点灯し、昼白色が発せられる
(表1のケース1)。
【0048】室内温度TaがT1 を超えると、照明器具
2の接点16cがオンして低温色ランプ群13が点灯
し、電球色が発せられる。この電球色は、居住者に温暖
方向への温冷感を生じさせる(表1のケース2)。
2の接点16cがオンして低温色ランプ群13が点灯
し、電球色が発せられる。この電球色は、居住者に温暖
方向への温冷感を生じさせる(表1のケース2)。
【0049】このように、室内温度Taが設定温度Ts
を基準とする所定範囲内に入ったところで温暖方向への
温冷感を生じさせることにより、室内温度Taが設定温
度Tsよりまだ低いことによる居住者の不快感を解消す
ることができる。
を基準とする所定範囲内に入ったところで温暖方向への
温冷感を生じさせることにより、室内温度Taが設定温
度Tsよりまだ低いことによる居住者の不快感を解消す
ることができる。
【0050】したがって、空気調和機1の運転能力が小
さくて暖房能力の立上がりが遅い状況であったとして
も、居住者の暖房感を必要十分な状態に保つことができ
る。言い換えれば、空気調和機1の能力が小さくても快
適性を確保することができ、省エネルギ効果の向上が図
れる。その後、室内温度Taが設定温度Tsに達する
と、照明器具2の接点16bがオンして標準色ランプ群
12が点灯し、再び昼白色が発せられる。この安定温度
域において、居住者が温度設定器5を操作して設定温度
Tsを変更することがある。
さくて暖房能力の立上がりが遅い状況であったとして
も、居住者の暖房感を必要十分な状態に保つことができ
る。言い換えれば、空気調和機1の能力が小さくても快
適性を確保することができ、省エネルギ効果の向上が図
れる。その後、室内温度Taが設定温度Tsに達する
と、照明器具2の接点16bがオンして標準色ランプ群
12が点灯し、再び昼白色が発せられる。この安定温度
域において、居住者が温度設定器5を操作して設定温度
Tsを変更することがある。
【0051】この場合、設定温度Tsが現時点の室内温
度Taよりもたとえば1.5℃大きい値に変更されると、
照明器具2の低温色ランプ群13が点灯され、電球色が
発せられる。同時に、温度差ΔTが中以上であるとの判
断の下に、空気調和機1の能力が増大方向に変化される
(表1のケース5)。
度Taよりもたとえば1.5℃大きい値に変更されると、
照明器具2の低温色ランプ群13が点灯され、電球色が
発せられる。同時に、温度差ΔTが中以上であるとの判
断の下に、空気調和機1の能力が増大方向に変化される
(表1のケース5)。
【0052】ただし、設定温度Tsが現時点の室内温度
Taよりもたとえば 0.5℃だけ大きい値に変更された場
合には、照明器具2の低温色ランプ群13が点灯される
のは同じであるが、温度差ΔTが小さいとの判断の下
に、空気調和機1の能力はそのままの状態に維持される
(表1のケース6)。
Taよりもたとえば 0.5℃だけ大きい値に変更された場
合には、照明器具2の低温色ランプ群13が点灯される
のは同じであるが、温度差ΔTが小さいとの判断の下
に、空気調和機1の能力はそのままの状態に維持される
(表1のケース6)。
【0053】その後、室内温度Taが設定温度Tsに達
したとき、あるいは低温色ランプ群13の点灯から所定
時間たとえば30分間が経過したとき、標準色ランプ群
12の点灯による昼白色に戻る。
したとき、あるいは低温色ランプ群13の点灯から所定
時間たとえば30分間が経過したとき、標準色ランプ群
12の点灯による昼白色に戻る。
【0054】このように、設定温度Tsの上昇に際して
温暖方向への温冷感を生じさせ、しかも温度差ΔTが大
きいところでのみ空気調和機1の能力増大を許容するこ
とにより、居住者の暖房感を必要十分な状態に保ちなが
ら省エネルギ効果を得ることができる。
温暖方向への温冷感を生じさせ、しかも温度差ΔTが大
きいところでのみ空気調和機1の能力増大を許容するこ
とにより、居住者の暖房感を必要十分な状態に保ちなが
ら省エネルギ効果を得ることができる。
【0055】また、温度設定器5で設定温度Tsたとえ
ば26℃が設定され、かつ室内温度センサ6で検知され
る室内温度Taがそれよりも高く、空気調和機1で冷房
運転が開始されたとする。
ば26℃が設定され、かつ室内温度センサ6で検知され
る室内温度Taがそれよりも高く、空気調和機1で冷房
運転が開始されたとする。
【0056】冷房運転の立上がり時、図10に示すよう
に、室内温度Taが設定温度Tsより高いT2 たとえば
30℃に下がるまで、照明器具2の接点16bがオンし
て標準色ランプ群12が点灯し、昼白色が発せられる
(表1のケース3)。
に、室内温度Taが設定温度Tsより高いT2 たとえば
30℃に下がるまで、照明器具2の接点16bがオンし
て標準色ランプ群12が点灯し、昼白色が発せられる
(表1のケース3)。
【0057】室内温度TaがT2 まで下がると、照明器
具2の接点16aがオンして高温色ランプ群11が点灯
し、昼光色が発せられる。この昼光色は、居住者に寒冷
方向への温冷感を生じさせる(表1のケース4)。
具2の接点16aがオンして高温色ランプ群11が点灯
し、昼光色が発せられる。この昼光色は、居住者に寒冷
方向への温冷感を生じさせる(表1のケース4)。
【0058】このように、室内温度Taが設定温度Ts
を基準とする所定範囲内に入ったところで寒冷方向への
温冷感を生じさせることにより、室内温度Taが設定温
度Tsよりまだ高いことによる居住者の不快感を解消す
ることができる。
を基準とする所定範囲内に入ったところで寒冷方向への
温冷感を生じさせることにより、室内温度Taが設定温
度Tsよりまだ高いことによる居住者の不快感を解消す
ることができる。
【0059】したがって、空気調和機1の運転能力が小
さくて冷房能力の立上がりが遅い状況であったとして
も、居住者の冷房感を必要十分な状態に保つことができ
る。言い換えれば、空気調和機1の能力が小さくても快
適性を確保することができ、省エネルギ効果の向上が図
れる。その後、室内温度Taが設定温度Tsまで下がる
と、照明器具2の接点16bがオンして標準色ランプ群
12が点灯し、再び昼白色が発せられる。この安定温度
域において、居住者が温度設定器5を操作して設定温度
Tsを変更することがある。
さくて冷房能力の立上がりが遅い状況であったとして
も、居住者の冷房感を必要十分な状態に保つことができ
る。言い換えれば、空気調和機1の能力が小さくても快
適性を確保することができ、省エネルギ効果の向上が図
れる。その後、室内温度Taが設定温度Tsまで下がる
と、照明器具2の接点16bがオンして標準色ランプ群
12が点灯し、再び昼白色が発せられる。この安定温度
域において、居住者が温度設定器5を操作して設定温度
Tsを変更することがある。
【0060】この場合、設定温度Tsが現時点の室内温
度Taよりも小さい値に変更されると、照明器具2の高
温色ランプ群11が点灯され、昼光色が発せられる。同
時に、温度差ΔTが中以上と大きければ、空気調和機1
の能力が増大方向に変化される(表1のケース7)。
度Taよりも小さい値に変更されると、照明器具2の高
温色ランプ群11が点灯され、昼光色が発せられる。同
時に、温度差ΔTが中以上と大きければ、空気調和機1
の能力が増大方向に変化される(表1のケース7)。
【0061】ただし、設定温度Tsが現時点の室内温度
Taよりもわずかに低い値に変更された場合には、照明
器具2の高温色ランプ群11が点灯されるのは同じであ
るが、温度差ΔTが小さいとの判断の下に、空気調和機
1の能力はそのままの状態に維持される(表1のケース
8)。
Taよりもわずかに低い値に変更された場合には、照明
器具2の高温色ランプ群11が点灯されるのは同じであ
るが、温度差ΔTが小さいとの判断の下に、空気調和機
1の能力はそのままの状態に維持される(表1のケース
8)。
【0062】その後、室内温度Taが設定温度Tsに達
したとき、あるいは高温色ランプ群11の点灯から所定
時間たとえば30分間が経過したとき、標準色ランプ群
12の点灯による昼白色に戻る。
したとき、あるいは高温色ランプ群11の点灯から所定
時間たとえば30分間が経過したとき、標準色ランプ群
12の点灯による昼白色に戻る。
【0063】このように、設定温度Tsの下降に際して
寒冷方向への温冷感を生じさせ、しかも温度差ΔTが大
きいところでのみ空気調和機1の能力増大を許容するこ
とにより、居住者の冷房感を必要十分な状態に保ちなが
ら省エネルギ効果を得ることができる。
寒冷方向への温冷感を生じさせ、しかも温度差ΔTが大
きいところでのみ空気調和機1の能力増大を許容するこ
とにより、居住者の冷房感を必要十分な状態に保ちなが
ら省エネルギ効果を得ることができる。
【0064】なお、上記第3実施例では、2種類の光色
を用いたが、光色の種類および数に限定はなく、また光
色の変化を段階的でなく連続的に変化させる構成として
もよい。これに伴ない、発光器具としてはランプに限ら
ず、CRT,液晶等のカラーディスプレイを用いてもよ
い。次に、この発明の第4実施例について説明する。
を用いたが、光色の種類および数に限定はなく、また光
色の変化を段階的でなく連続的に変化させる構成として
もよい。これに伴ない、発光器具としてはランプに限ら
ず、CRT,液晶等のカラーディスプレイを用いてもよ
い。次に、この発明の第4実施例について説明する。
【0065】この第4実施例では、照明器具2として第
2実施例と同じ図6の構成を採用し、照明器具2の照度
を変化させる構成としている。つまり、制御部3の機能
手段のみ第3実施例と異なり、他の構成については第3
実施例と同じである。すなわち、制御部3は、次の機能
手段を備える。なお、(1)(3)の機能手段について
は第3実施例と同じであるため示していない。(2)照
明器具2の照度を室内温度Taと温度設定器5の設定温
度Tsとの差ΔT(=Ta−Ts)に応じて変化させる
手段。作用を説明する。暖房運転の立上がり時、図11
に示すように、室内温度Taが設定温度Tsより低いT
1 に達するまで、照明器具2が標準照度で点灯する。室
内温度TaがT1 を超えると、照明器具2の光が高照度
となる。この高照度の光は、居住者に満足感を高める効
果を生じさせる。
2実施例と同じ図6の構成を採用し、照明器具2の照度
を変化させる構成としている。つまり、制御部3の機能
手段のみ第3実施例と異なり、他の構成については第3
実施例と同じである。すなわち、制御部3は、次の機能
手段を備える。なお、(1)(3)の機能手段について
は第3実施例と同じであるため示していない。(2)照
明器具2の照度を室内温度Taと温度設定器5の設定温
度Tsとの差ΔT(=Ta−Ts)に応じて変化させる
手段。作用を説明する。暖房運転の立上がり時、図11
に示すように、室内温度Taが設定温度Tsより低いT
1 に達するまで、照明器具2が標準照度で点灯する。室
内温度TaがT1 を超えると、照明器具2の光が高照度
となる。この高照度の光は、居住者に満足感を高める効
果を生じさせる。
【0066】このように、室内温度Taが設定温度Ts
を基準とする所定範囲内に入ったところで居住者に満足
感を高める効果を生じさせることにより、室内温度Ta
が設定温度Tsよりまだ低いことによる居住者の不快感
を解消することができる。
を基準とする所定範囲内に入ったところで居住者に満足
感を高める効果を生じさせることにより、室内温度Ta
が設定温度Tsよりまだ低いことによる居住者の不快感
を解消することができる。
【0067】したがって、空気調和機1の運転能力が小
さくて暖房能力の立上がりが遅い状況であったとして
も、居住者の暖房感を必要十分な状態に保つことができ
る。言い換えれば、空気調和機1の能力が小さくても快
適性を確保することができ、省エネルギ効果の向上が図
れる。その後、室内温度Taが設定温度Tsに達する
と、照明器具2の光が再び標準照度となる。この安定温
度域において、居住者が温度設定器5を操作して設定温
度Tsを変更することがある。
さくて暖房能力の立上がりが遅い状況であったとして
も、居住者の暖房感を必要十分な状態に保つことができ
る。言い換えれば、空気調和機1の能力が小さくても快
適性を確保することができ、省エネルギ効果の向上が図
れる。その後、室内温度Taが設定温度Tsに達する
と、照明器具2の光が再び標準照度となる。この安定温
度域において、居住者が温度設定器5を操作して設定温
度Tsを変更することがある。
【0068】この場合、設定温度Tsが現時点の室内温
度Taよりもたとえば1.5℃大きい値に変更されると、
照明器具2の光が高照度となる。同時に、温度差ΔTが
中以上であるとの判断の下に、空気調和機1の能力が増
大方向に変化される。
度Taよりもたとえば1.5℃大きい値に変更されると、
照明器具2の光が高照度となる。同時に、温度差ΔTが
中以上であるとの判断の下に、空気調和機1の能力が増
大方向に変化される。
【0069】ただし、設定温度Tsが現時点の室内温度
Taよりもたとえば 0.5℃だけ大きい値に変更された場
合には、照明器具2の光が高照度となるのは同じである
が、温度差ΔTが小さいとの判断の下に、空気調和機1
の能力はそのままの状態に維持される。その後、室内温
度Taが設定温度Tsに達したとき、あるいは高照度へ
の切換から所定時間たとえば30分間が経過したとき、
標準照度に戻る。
Taよりもたとえば 0.5℃だけ大きい値に変更された場
合には、照明器具2の光が高照度となるのは同じである
が、温度差ΔTが小さいとの判断の下に、空気調和機1
の能力はそのままの状態に維持される。その後、室内温
度Taが設定温度Tsに達したとき、あるいは高照度へ
の切換から所定時間たとえば30分間が経過したとき、
標準照度に戻る。
【0070】このように、設定温度Tsの上昇に際して
高照度で点灯することにより満足感を高める効果を生じ
させ、しかも温度差ΔTが大きいところでのみ空気調和
機1の能力増大を許容することにより、居住者の暖房感
を必要十分な状態に保ちながら省エネルギ効果を得るこ
とができる。また、冷房運転の立上がり時、図12に示
すように、室内温度Taが設定温度Tsより高いT2 に
下がるまで、照明器具2が標準照度で点灯する。室内温
度TaがT2 まで下がると、照明器具2の光が高照度と
なる。この高照度の光は、居住者に満足感を高める効果
を生じさせる。
高照度で点灯することにより満足感を高める効果を生じ
させ、しかも温度差ΔTが大きいところでのみ空気調和
機1の能力増大を許容することにより、居住者の暖房感
を必要十分な状態に保ちながら省エネルギ効果を得るこ
とができる。また、冷房運転の立上がり時、図12に示
すように、室内温度Taが設定温度Tsより高いT2 に
下がるまで、照明器具2が標準照度で点灯する。室内温
度TaがT2 まで下がると、照明器具2の光が高照度と
なる。この高照度の光は、居住者に満足感を高める効果
を生じさせる。
【0071】このように、室内温度Taが設定温度Ts
を基準とする所定範囲内に入ったところで満足感を高め
る効果を生じさせることにより、室内温度Taが設定温
度Tsよりまだ高いことによる居住者の不快感を解消す
ることができる。
を基準とする所定範囲内に入ったところで満足感を高め
る効果を生じさせることにより、室内温度Taが設定温
度Tsよりまだ高いことによる居住者の不快感を解消す
ることができる。
【0072】したがって、空気調和機1の運転能力が小
さくて冷房能力の立上がりが遅い状況であったとして
も、居住者の冷房感を必要十分な状態に保つことができ
る。言い換えれば、空気調和機1の能力が小さくても快
適性を確保することができ、省エネルギ効果の向上が図
れる。その後、室内温度Taが設定温度Tsまで下がる
と、照明器具2の光が再び標準照度となる。この安定温
度域において、居住者が温度設定器5を操作して設定温
度Tsを変更することがある。
さくて冷房能力の立上がりが遅い状況であったとして
も、居住者の冷房感を必要十分な状態に保つことができ
る。言い換えれば、空気調和機1の能力が小さくても快
適性を確保することができ、省エネルギ効果の向上が図
れる。その後、室内温度Taが設定温度Tsまで下がる
と、照明器具2の光が再び標準照度となる。この安定温
度域において、居住者が温度設定器5を操作して設定温
度Tsを変更することがある。
【0073】この場合、設定温度Tsが現時点の室内温
度Taよりも小さい値に変更されると、照明器具2の光
が高照度となる。同時に、温度差ΔTが中以上と大きけ
れば、空気調和機1の能力が増大方向に変化される。
度Taよりも小さい値に変更されると、照明器具2の光
が高照度となる。同時に、温度差ΔTが中以上と大きけ
れば、空気調和機1の能力が増大方向に変化される。
【0074】ただし、設定温度Tsが現時点の室内温度
Taよりもわずかに低い値に変更された場合には、照明
器具2の光が高照度となるのは同じであるが、温度差Δ
Tが小さいとの判断の下に、空気調和機1の能力はその
ままの状態に維持される。その後、室内温度Taが設定
温度Tsに達したとき、あるいは高照度への切換から所
定時間たとえば30分間が経過したとき、標準照度に戻
る。
Taよりもわずかに低い値に変更された場合には、照明
器具2の光が高照度となるのは同じであるが、温度差Δ
Tが小さいとの判断の下に、空気調和機1の能力はその
ままの状態に維持される。その後、室内温度Taが設定
温度Tsに達したとき、あるいは高照度への切換から所
定時間たとえば30分間が経過したとき、標準照度に戻
る。
【0075】このように、設定温度Tsの下降に際して
高照度で点灯することにより満足感を高める効果を生じ
させ、しかも温度差ΔTが大きいところでのみ空気調和
機1の能力増大を許容することにより、居住者の冷房感
を必要十分な状態に保ちながら省エネルギ効果を得るこ
とができる。
高照度で点灯することにより満足感を高める効果を生じ
させ、しかも温度差ΔTが大きいところでのみ空気調和
機1の能力増大を許容することにより、居住者の冷房感
を必要十分な状態に保ちながら省エネルギ効果を得るこ
とができる。
【0076】なお、上記第4実施例では、2段階の照度
を用いたが、照度の段階数に限定はなく、また照度の変
化を段階的でなく連続的に変化させる構成としてもよ
い。これに伴ない、発光器具としてはランプに限らず、
CRT,液晶等のディスプレイを用いてもよい。
を用いたが、照度の段階数に限定はなく、また照度の変
化を段階的でなく連続的に変化させる構成としてもよ
い。これに伴ない、発光器具としてはランプに限らず、
CRT,液晶等のディスプレイを用いてもよい。
【0077】また、上記各実施例では、空気調和機の動
作に連動して発光器具の光色または照度を変化させるよ
うにしたが、発光器具の光色または照度を空気調和機の
動作に連動させずに制御する構成としてもよく、同様に
居住者の快適性を向上させることができる。この照明シ
ステム装置の例を第5実施例として図13に示す。照明
器具2が制御部30に接続され、その制御部30にスイ
ッチ31および温度検出器32が接続される。照明器具
2として第1実施例と同じ図2の構成を採用し、照明器
具2の照度を変化させる構成としている。温度検出器3
2は、雰囲気温度を検出するもので、照明器具2から発
せられる光の照射領域Eに設置される。制御部30は、
次の機能手段を備えている。 (1)スイッチ32のオンに応答して照明器具2を点灯
させ、スイッチ32のオフに応答して照明器具2を消灯
させる手段。 (2)温度検出器33の検出温度(照射領域Eの雰囲気
温度)と予め定められている基準温度たとえば25℃と
の差を求める手段。 (3)求めた温度差に応じて照明器具2の光色を制御す
る手段。
作に連動して発光器具の光色または照度を変化させるよ
うにしたが、発光器具の光色または照度を空気調和機の
動作に連動させずに制御する構成としてもよく、同様に
居住者の快適性を向上させることができる。この照明シ
ステム装置の例を第5実施例として図13に示す。照明
器具2が制御部30に接続され、その制御部30にスイ
ッチ31および温度検出器32が接続される。照明器具
2として第1実施例と同じ図2の構成を採用し、照明器
具2の照度を変化させる構成としている。温度検出器3
2は、雰囲気温度を検出するもので、照明器具2から発
せられる光の照射領域Eに設置される。制御部30は、
次の機能手段を備えている。 (1)スイッチ32のオンに応答して照明器具2を点灯
させ、スイッチ32のオフに応答して照明器具2を消灯
させる手段。 (2)温度検出器33の検出温度(照射領域Eの雰囲気
温度)と予め定められている基準温度たとえば25℃と
の差を求める手段。 (3)求めた温度差に応じて照明器具2の光色を制御す
る手段。
【0078】このような構成によれば、照明器具2から
発せられる光によって雰囲気温度が変化したとき、その
変化を補う方向に照明器具2の光色が変化する。すなわ
ち、光色の変化により、視覚を通じて居住者の満足感を
向上させることができる。
発せられる光によって雰囲気温度が変化したとき、その
変化を補う方向に照明器具2の光色が変化する。すなわ
ち、光色の変化により、視覚を通じて居住者の満足感を
向上させることができる。
【0079】なお、この第5実施例において、照明器具
2として第2実施例と同じ図6の構成を採用し、照明器
具2の照度を変化させる構成としてもよい。また、照明
器具2の光色または照度を検出する機器を付加し、その
検出結果を制御部30にフィードバックさせるようにす
れば、より正確な制御が可能となり、信頼性の向上が図
れる。
2として第2実施例と同じ図6の構成を採用し、照明器
具2の照度を変化させる構成としてもよい。また、照明
器具2の光色または照度を検出する機器を付加し、その
検出結果を制御部30にフィードバックさせるようにす
れば、より正確な制御が可能となり、信頼性の向上が図
れる。
【0080】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、
【0081】請求項1の空気調和システム装置は、空気
調和機の設定温度を定期的に所定時間ずつ低負荷側にシ
フトし、そのシフト時に発光器具の光色または照度を変
化させる構成としたので、快適性の向上に加え、省エネ
ルギ効果の向上が図れる。
調和機の設定温度を定期的に所定時間ずつ低負荷側にシ
フトし、そのシフト時に発光器具の光色または照度を変
化させる構成としたので、快適性の向上に加え、省エネ
ルギ効果の向上が図れる。
【0082】請求項2の空気調和システム装置では、発
光器具の光色または照度を室内温度と設定温度との差に
応じて変化させるとともに、その室内温度と設定温度と
の差に応じて空気調和機の能力を制御する構成としたの
で、快適性の向上に加え、省エネルギ効果の向上が図れ
る。
光器具の光色または照度を室内温度と設定温度との差に
応じて変化させるとともに、その室内温度と設定温度と
の差に応じて空気調和機の能力を制御する構成としたの
で、快適性の向上に加え、省エネルギ効果の向上が図れ
る。
【0083】請求項3の照明システム装置は、発光器具
の光色または照度を、その発光器具の光の照射領域の雰
囲気温度に応じて制御する構成としたので、快適性の向
上が図れる。
の光色または照度を、その発光器具の光の照射領域の雰
囲気温度に応じて制御する構成としたので、快適性の向
上が図れる。
【図1】この発明の第1ないし第4実施例の構成を示す
図。
図。
【図2】第1および第3実施例における照明器具の具体
的な構成を示す図。
的な構成を示す図。
【図3】照明光の色彩が人体の温冷感に及ぼす影響を示
す図。
す図。
【図4】第1実施例の暖房運転時の作用を説明するため
の図。
の図。
【図5】第1実施例の冷房運転時の作用を説明するため
の図。
の図。
【図6】第2および第4実施例における照明器具の具体
的な構成を示す図。
的な構成を示す図。
【図7】第2実施例の暖房運転時の作用を説明するため
の図。
の図。
【図8】第2実施例の冷房運転時の作用を説明するため
の図。
の図。
【図9】第3実施例の暖房運転時の作用を説明するため
の図。
の図。
【図10】第3実施例の冷房運転時の作用を説明するた
めの図。
めの図。
【図11】第4実施例の暖房運転時の作用を説明するた
めの図。
めの図。
【図12】第4実施例の冷房運転時の作用を説明するた
めの図。
めの図。
【図13】第5実施例の構成を示す図。
1…空気調和機、2…照明器具(発光器具)、3…制御
部、4…運転スイッチ、5…温度設定器、6…室内温度
センサ、11…高温色ランプ群、12…標準色ランプ
群、13…低温色ランプ群。
部、4…運転スイッチ、5…温度設定器、6…室内温度
センサ、11…高温色ランプ群、12…標準色ランプ
群、13…低温色ランプ群。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 明郎 宮城県仙台市青葉区中山7丁目2番1号 東北電力株式会社応用技術研究所内 (72)発明者 高木 左加枝 宮城県仙台市青葉区中山7丁目2番1号 東北電力株式会社応用技術研究所内 (72)発明者 富永 守 東京都港区三田一丁目4番28号 東芝ライ テツク株式会社内 (72)発明者 一条 隆 東京都港区三田一丁目4番28号 東芝ライ テツク株式会社内 (72)発明者 北川 晃一 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝住空間システム技術研究所内 (72)発明者 山口 広一 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝住空間システム技術研究所内 (72)発明者 斉藤 俊彦 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝住空間システム技術研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】 室内温度が設定温度に達するよう運転を
行なう空気調和機と、光色または照度の変化が可能な発
光器具と、定期的に所定時間ずつ前記設定温度を低負荷
側にシフトする手段と、このシフト時に前記発光器具の
光色または照度を変化させる手段とを備えたことを特徴
とする空気調和システム装置。 - 【請求項2】 能力可変式の空気調和機と、光色または
照度の変化が可能な発光器具と、この発光器具の光色ま
たは照度を室内温度と設定温度との差に応じて変化させ
る手段と、前記空気調和機の能力を室内温度と設定温度
との差に応じて制御する手段とを備えたことを特徴とす
る空気調和システム装置。 - 【請求項3】 光色または照度の変化が可能な発光器具
と、この発光器具から発せられる光の照射領域の雰囲気
温度を検出する手段と、この検出温度に応じて前記発光
器具の光色または照度を制御する手段とを備えたことを
照明システム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3246101A JPH0587374A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 空気調和システム装置および照明システム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3246101A JPH0587374A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 空気調和システム装置および照明システム装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0587374A true JPH0587374A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17143507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3246101A Pending JPH0587374A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 空気調和システム装置および照明システム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0587374A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0676959A (ja) * | 1992-08-26 | 1994-03-18 | Matsushita Electric Works Ltd | 照明・空調統合システム |
JP2010276287A (ja) * | 2009-05-28 | 2010-12-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 空調制御装置、空調制御プログラム及び空調システム |
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JP2017101908A (ja) * | 2015-12-04 | 2017-06-08 | 株式会社東芝 | 制御装置、制御方法及び制御プログラム |
WO2020100249A1 (ja) * | 2018-11-15 | 2020-05-22 | 三菱電機株式会社 | 空調照明連動システム、プログラム及び空調照明連動方法 |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP3246101A patent/JPH0587374A/ja active Pending
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JPWO2020100249A1 (ja) * | 2018-11-15 | 2021-04-30 | 三菱電機株式会社 | 空調照明連動システム、プログラム及び空調照明連動方法 |
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