JP4294241B2 - ホース吊下げ装置 - Google Patents

ホース吊下げ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4294241B2
JP4294241B2 JP2001292987A JP2001292987A JP4294241B2 JP 4294241 B2 JP4294241 B2 JP 4294241B2 JP 2001292987 A JP2001292987 A JP 2001292987A JP 2001292987 A JP2001292987 A JP 2001292987A JP 4294241 B2 JP4294241 B2 JP 4294241B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
nozzle
hook
vehicle body
chain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001292987A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003097198A (ja
Inventor
康弘 井上
Original Assignee
Tcm株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tcm株式会社 filed Critical Tcm株式会社
Priority to JP2001292987A priority Critical patent/JP4294241B2/ja
Publication of JP2003097198A publication Critical patent/JP2003097198A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4294241B2 publication Critical patent/JP4294241B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばコンクリート等の吹付材料をトンネル内に吹付けるコンクリート吹付機等の作業車両に適用されるホース吊下げ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の作業車両としては、例えば実公平4−12158号に記載されたものが知られている。
当該作業車両は、走行可能な車体と、吹付材料を吹付けるノズルと、車体の前側に設けられてノズルを任意の位置に移動させる作業腕と、ノズルを車体に設けられたポンプに接続するホースとを備えている。
而して、この様なものは、吹付け作業時には、実公平4−12158号の第1図の如く、ホースの一部を地面に這わせて作業腕の運動に支障を与えない様にされていた。
【0003】
そして、吹付け作業終了後に車両を移動する際には、図略しているが、作業腕の前後二箇所に設けられた略J型のフックにホースを引っ掛けてホースが地面に擦れない様にしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この様なものは、吹付け作業終了後の車両移動時には、人力に依りホースをフックに引っ掛けねばならなかったので、この種の作業に手間が掛かり、疲労が増大する難点があった。
本発明は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その課題とする処は、作業者の手数と疲労を低減できる様にしたホース吊下げ装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のホース吊下げ装置は、基本的には、走行可能な車体と、吹付材料を吹付けるノズルと、車体の前側に設けられてノズルを任意の位置に移動させる作業腕と、ノズルを車体に設けられたポンプに接続するホースと、作業腕の前側に設けられてホースを引っ掛けるフックと、作業腕の後側に設けられてホースを常に吊下げる可撓性を有する吊下げ具と、から構成した事に特徴が存する。
【0006】
吹付け作業時には、ホースをフックから外してホースの前半の一部が地面に這う様にされる。この時、ホースの後半は、吊下げ具に依り所定高さに吊下げられているので、地面に接触する事がない。この為、作業腕の運動に支障を与える事がない。
吹付け作業が終了して車両を移動させる際には、ホースの前半の一部がフックに引っ掛けられる。この為、ホースは、フックと吊下げ具に依り吊下げられるので、地面に接触して擦る事がなくなる。
作業者は、単一のフックに対してホースを引っ掛けるだけで済むので、手数と疲労を低減できる。
【0007】
吊下げ具は、作業腕に上端が止結されたチェーンと、これの下端に設けられて旋動させる為のスイベルと、ホースに外挿されたコイルスプリングと、スイベルとコイルスプリングとを連結するシャックルとを備えているのが好ましい。この様にすれば、作業腕に呼応した自由度を備えたものにする事ができ、ホースが捻れたり損傷したりする惧れがなくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のホース吊下げ装置を示す側面図。図2は、図1の要部を拡大して示す側面図である。
【0009】
ホース吊下げ装置1は、車体2、ノズル3、作業腕4、ホース5、フック6、吊下げ具7とからその主要部が構成されて居り、コンクリート吹付機等の作業車両に適用される。
【0010】
車体2は、走行可能なもので、この例では、図略しているが、前後の車輪やこれを回転させるエンジン等から成る走行装置と、後側に設けられて吹付材料の供給源となるポンプと、前側に設けられたアウトリガ8等を備えている。
【0011】
ノズル3は、吹付材料を吹付けるもので、この例では、コンクリート等の吹付材料をトンネル内に吹付けるものにしてある。
【0012】
作業腕4は、車体2の前側に設けられてノズル3を任意の位置に移動し得るもので、この例では、車体2の前側に旋回可能に設けられた旋回体9と、車体2に対して旋回体9を旋回させる旋回駆動機(図示せず)と、旋回体9に俯仰可能に設けられたブーム10と、旋回体9に対してブーム10を俯仰させるブームシリンダ11と、ブーム10に伸縮可能に設けられた伸縮ブーム12と、ブーム10に対して伸縮ブーム12を伸縮させる伸縮シリンダ13と、伸縮ブーム12に俯仰可能に設けられた俯仰体14と、伸縮ブーム12に対して俯仰体14を俯仰させる俯仰シリンダ15と、俯仰体14に縦軸廻りに回動可能に設けられた首振体16と、俯仰体14に対して首振体16を回動させる首振シリンダ17と、首振体16に前後方向に移動可能に設けられた移動体18と、首振体16に対して移動体18を移動させる移動シリンダ19と、移動体18に前後方向軸廻りに回転可能に設けられた回転体20と、移動体18に対して回転体20を回転させる回転モータ21と、回転体20に横軸廻りに回転可能に設けられた搖動体22と、回転体20に対して搖動体22を回転させる搖動モータ23と、搖動体22に設けられてノズル3を着脱可能に保持するホルダ24等を備えて居り、ノズル3を三次元的に移動できる様にしてある。
【0013】
ホース5は、ノズル3を車体2に設けられたポンプに接続するもので、この例では、可撓性を有して居り、図略しているが、固定配管を介して車体2の後側に設けられたポンプに接続してある。固定配管は、車体2の側部に配されて前側まで延びている。
而して、ホース5は、その中程には圧縮空気を添加する圧縮空気添加部25が設けられていると共に、ノズル3の近傍には急結剤を添加する急結剤添加部26が設けられている。
【0014】
フック6は、作業腕4の前側に設けられてホース5を引っ掛けるもので、この例では、作業腕4の首振体16に垂設されて居り、略J型を呈してホース5の前半の一部、例えば圧縮空気添加部25の付近を引っ掛ける様にしてある。
【0015】
吊下げ具7は、作業腕4の後側に設けられてホース5を常に吊下げる可撓性を有するもので、この例では、作業腕4のブーム10の先端寄りに上端が止結されたチェーン27と、これの下端に設けられて縦軸廻りに旋動させる為のスイベル28と、ホース5に外挿されたコイルスプリング29と、スイベル28とコイルスプリング29とを連結するシャックル30とを備えている。
【0016】
フック6と吊下げ具7のチェーン27は、図1に示す如く、作業腕4のブーム10を水平にした場合、ホース5が地面に接触しない程度の長さに設定してある。
【0017】
次に、この様な構成に基づいてその作用を述解する。
吹付け作業時には、ホース5をフック6から外してホース5の前半の一部が地面に這う様にされる。この時、ホース5の後半は、図1に示す如く、吊下げ具7に依り所定高さに吊下げられているので、地面に接触する事がない。この為、作業腕4の運動に支障を与える事がない。
吹付け作業が終了して車両を移動させる際には、ホース5の前半の一部がフック6に引っ掛けられる。この為、ホース5は、図1に示す如く、フック6と吊下げ具7に依り吊下げられるので、地面に接触して擦る事がなくなる。
【0018】
作業者は、単一のフック6に対してホース5を引っ掛けるだけで済むので、手数を減らす事ができ、疲労を軽減できる。
吊下げ具7は、スイベル28を用いているので、作業腕4の各種運動に依っても、ホース5が捩れたりする事がなくなる。
吊下げ具7は、コイルスプリング29を用いてホース5を保持する様にしているので、吊下げ部分の面圧が低下してホース5の損傷を防止する事ができる。
【0019】
尚、吊下げ具7は、先の例では、チェーン27を用いていたが、これに限らず、例えばワイヤ等を用いても良い。
【0020】
【発明の効果】
以上、既述した如く、本発明に依れば、次の様な優れた効果を奏する事ができる。
(1) 車体、ノズル、作業腕、ホース、フック、吊下げ具とで構成し、とりわけ作業腕の前側にホースを引っ掛けるフックを設けると共に、作業腕の後側にホースを常に吊下げる可撓性を有する吊下げ具を設けたので、作業者の手数と疲労を低減できる。
(2) 吊下げ具として、チェーンとシャックルとスイベルとコイルスプリングを用いた場合は、ホースに対して大きな自由度を持たせる事ができ、より一層作業腕の運動に支障を与える事がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホース吊下げ装置を示す側面図。
【図2】第1図の要部を拡大して示す側面図。
【符号の説明】
1…ホース吊下げ装置、2…車体、3…ノズル、4…作業腕、5…ホース、6…フック、7…吊下げ具、8…アウトリガ、9…旋回体、10…ブーム、11…ブームシリンダ、12…伸縮ブーム、13…伸縮シリンダ、14…俯仰体、15…俯仰シリンダ、16…首振体、17…首振シリンダ、18…移動体、19…移動シリンダ、20…回転体、21…回転モータ、22…搖動体、23…搖動モータ、24…ホルダ、25…圧縮空気添加部、26…急結剤添加部、27…チェーン、28…スイベル、29…コイルスプリング、30…シャックル。

Claims (1)

  1. 走行可能な車体と、吹付材料を吹付けるノズルと、車体の前側に設けられてノズルを任意の位置に移動させる作業腕と、ノズルを車体に設けられたポンプに接続するホースと、作業腕の前側に設けられてホースを引っ掛けるフックと、作業腕の後側に設けられてホースを常に吊下げる可撓性を有する吊下げ具と、から構成し、吊下げ具は、作業腕に上端が止結されたチェーン又はワイヤと、これの下端に設けられて旋動させる為のスイベルと、ホースに外挿されたコイルスプリングと、スイベルとコイルスプリングとを連結するシャックルとを備えている事を特徴とするホース吊下げ装置。
JP2001292987A 2001-09-26 2001-09-26 ホース吊下げ装置 Expired - Fee Related JP4294241B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001292987A JP4294241B2 (ja) 2001-09-26 2001-09-26 ホース吊下げ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001292987A JP4294241B2 (ja) 2001-09-26 2001-09-26 ホース吊下げ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003097198A JP2003097198A (ja) 2003-04-03
JP4294241B2 true JP4294241B2 (ja) 2009-07-08

Family

ID=19114860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001292987A Expired - Fee Related JP4294241B2 (ja) 2001-09-26 2001-09-26 ホース吊下げ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4294241B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109592561A (zh) * 2018-12-19 2019-04-09 中铁工程装备集团隧道设备制造有限公司 输送管路吊装机构及混凝土湿喷机
CN111119936B (zh) * 2019-12-06 2021-06-01 中铁隧道局集团建设有限公司 自动化隧道装配式初期支护安装设备
CN116020711A (zh) * 2023-03-29 2023-04-28 长春三友汽车部件制造有限公司 一种柔性支架及涂胶系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003097198A (ja) 2003-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3937340A (en) Aerial platform having boom mounted pipe holder
JPS6327396A (ja) 伸縮ブ−ムに継ぎ足されるジブ
JP4294241B2 (ja) ホース吊下げ装置
JPS5821046B2 (ja) アタッチメント式クレ−ン装置
JP2012052298A (ja) 油圧ユニット
JPH05340107A (ja) 作業用ロボット
CN208486899U (zh) 一种轮式三臂两篮拱架安装机
JPS5817805Y2 (ja) 揺動ア−ム駆動用ホ−スの取付構造
JPH078598Y2 (ja) 作業用車両と作業機との連結構造
JP2809371B2 (ja) シールド掘削機の搬送据付装置
JP4115808B2 (ja) 高所作業車
JPH01187265A (ja) コンクリートポンプ車における打設ホース格納構造
JPH0355596Y2 (ja)
JP3043340U (ja) 建造物解体装置
JP4836511B2 (ja) 自走式クレーンのカウンタウエイトの着脱装置
JP2018095437A (ja) クレーン
JP2794411B2 (ja) 保持物の姿勢制御装置及び姿勢制御方法
JP2002088760A (ja) 法面の切断撤去工法およびそれに使用する作業車両および作業機械
JPH0663586U (ja) 多段伸縮ブームの内蔵用アセンブリ
JPS5820681Y2 (ja) クレ−ン機能を有する旋回掘削機
JPH0640061U (ja) 作業車
JPH0930775A (ja) 転轍器交換作業車のフック装置
JPH0712414Y2 (ja) コンクリート面清掃機
JP2013200274A (ja) 除染用ブームアタッチメント、除染方法および走行クレーン式除染機
JPH0417658Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060328

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080530

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080717

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090408

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees