JP3043340U - 建造物解体装置 - Google Patents

建造物解体装置

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JP3043340U
JP3043340U JP1997004401U JP440197U JP3043340U JP 3043340 U JP3043340 U JP 3043340U JP 1997004401 U JP1997004401 U JP 1997004401U JP 440197 U JP440197 U JP 440197U JP 3043340 U JP3043340 U JP 3043340U
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water supply
arm
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supply hose
building
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JP1997004401U
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Inventor
忠夫 池ケ谷
Original Assignee
株式会社池ケ谷建工
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建造物解体装置において、旋回体の旋回時に
送水ホースが旋回体に巻き込まれることを防止する。 【解決手段】 無限軌道(31)上に旋回体(33)を
備え、該旋回体にブーム(35)を介してアーム(3
7)を取り付け、該アームの先端に建造物解体用のアタ
ッチメント(39)を備えさせると共に外部の給水タン
ク(41)より送水ホース(43)をアームの先端附近
まで導き、該送水ホースにより散水させることにより建
造物解体時における粉塵の飛散を防止するようにした建
造物解体装置において、該送水ホースは旋回体の下方を
通ってアームの先端附近まで導かれるようにしたことを
特徴とする建造物解体装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は建築物その他の建造物を解体するための建造物解体装置に関するもの であり、特に建造物解体装置における散水装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
建造物解体装置としては、図2に示すように、無限軌道1上に旋回体3を備え 、該旋回体3にブーム5を介してアーム7を取り付け、該アーム7の先端に建造 物解体用のアタッチメント9を備えさせると共に外部の給水タンク11より送水 ホース13をアーム7の先端附近まで導き、該送水ホース13により散水させる ことにより建造物解体時における粉塵の飛散を防止するようにしたものが既に知 られている。図2の建造物解体装置においては、送水ホース13のノズルをアタ ッチメント9内に備えさせ、該ノズルより散水させるようにしている。図2にお ける符号15は送水ポンプ、符号17、19は弁、符号21はカプラーである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、上記従来の建造物解体装置においては、送水ホース13が旋回体3 後端のカウンターウエイト3bの上部を伝ってアーム7の先端附近まで配設され ているため、旋回体3の旋回時に送水ホース13が旋回体3に巻き込まれるおそ れがある。因みに、建造物の解体工事においては、旋回体3はしばしば180度 以上の角度範囲で旋回される。 本考案は、上記従来の建造物解体装置において、旋回体3の旋回時に送水ホー ス13が旋回体3に巻き込まれることを防止しようとしてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、送水ホースが旋回体の下方を通ってア ームの先端附近まで導かれるようにしたものである。即ち、本考案は、無限軌道 上に旋回体を備え、該旋回体にブームを介してアームを取り付け、該アームの先 端に建造物解体用のアタッチメントを備えさせると共に外部の給水タンクより送 水ホースをアームの先端附近まで導き、該送水ホースにより散水させることによ り建造物解体時における粉塵の飛散を防止するようにした建造物解体装置におい て、該送水ホースは旋回体の下方を通ってアームの先端附近まで導かれるように したことを特徴とする建造物解体装置を提供するものである。実用新案登録請求 の範囲を含む本明細書における「アームの先端附近」には、アームの先端に備え させたアタッチメントの内部も含まれるものとする。即ち、送水ホースはアーム の先端部における外面(運転室から見て右側外面、左側外面、上面若しくは下面 )又は内面まで導き、或いはアームの先端に備えさせたアタッチメントの内部若 しくは外面まで導き、該送水ホースの先端より例えばノズルを介して放水するの である。
【0005】
【作用】
本考案による建造物解体装置においては、送水ホースは旋回体の下方を通って アームの先端附近まで導かれるようにしたため、旋回体が180度以上の角度範 囲で旋回したときでも、送水ホースは該旋回体に巻き込まれるおそれはない。従 って、旋回体を所望の角度範囲で支障なく旋回させることができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施の形態を添付図面に従って説明する。 本考案による建造物解体装置は、無限軌道31上に旋回体33を備え、該旋回 体33にブーム35を介してアーム37を取り付け、該アーム37の先端に建造 物解体用のアタッチメント39を備えさせると共に外部の給水タンク41より送 水ホース43をアーム37の先端附近まで導き、該送水ホース43により散水さ せることにより建造物解体時における粉塵の飛散を防止するようにしたものであ る点においては、上記従来の建造物解体装置と同様である。旋回体33には運転 室33a、カウンターウエイト33b等が含まれる。建造物解体用のアタッチメ ント39は解体工事により種々のものがあるが、図1においてはアタッチメント 39の一例としてバケットが示されている。図1における符号45は送水ポンプ 、符号47、49は弁、符号51はカプラーである。また、符号53はブームシ リンダ、符号55はアームシリンダ、符号57はアタッチメントシリンダである 。
【0007】 しかして、本考案においては、送水ホース43は旋回体33の下方を通ってア ーム37の先端附近まで導かれるようにしている。符号61に示すものは送水ホ ース43の先端に備えさせたノズルである。ノズル61は、前述の如く、アーム 37の先端部37aにおける外面(運転室から見て右側外面、左側外面、上面若 しくは下面)又は内面まで導き、或いはアームの先端に備えさせたアタッチメン ト39の内部に配設される。即ち、送水ホース43の先端に単一のノズル61を 備えさせてもよいが、送水ホース43の先端を複数に分岐させることにより複数 のノズル61を取り付けてもよい。
【0008】 送水ホース43を旋回体33の下方を通すために、図1に示す事例においては 、走行台枠63に基端65a支持させた支柱65を旋回体33の後方に延設し、 該支柱65にバネ67を介して送水ホース43を支持させている。符号69、7 1、73、75は送水ホース43の支持具である。
【0009】
【考案の効果】
本考案による建造物解体装置においては、送水ホースは旋回体の下方を通って アームの先端附近まで導かれるようにしたため、旋回体が180度以上の角度範 囲で旋回したときでも、送水ホースは該旋回体に巻き込まれるおそれはない。従 って、旋回体を所望の角度範囲で支障なく旋回させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による建造物解体装置を示す側面図であ
る。
【図2】従来の建造物解体装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 無限軌道 3 旋回体 3b カウンターウエイト 5 ブーム 7 アーム 9 アタッチメント 11 給水タンク 13 送水ホース 15 送水ポンプ 17 弁 19 弁 21 カプラー 31 無限軌道 33 旋回体 33a 運転室 33b カウンターウエイト 35 ブーム 37 アーム 39 アタッチメント 41 給水タンク 43 送水ホース 45 送水ポンプ 47 弁 49 弁 51 カプラー 53 ブームシリンダ 55 アームシリンダ 57 アタッチメントシリンダ 61 ノズル 63 走行台枠 65 支柱 65a 基端 67 バネ 69 支持具 71 支持具 73 支持具 75 支持具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無限軌道上に旋回体を備え、該旋回体に
    ブームを介してアームを取り付け、該アームの先端に建
    造物解体用のアタッチメントを備えさせると共に外部の
    給水タンクより送水ホースをアームの先端附近まで導
    き、該送水ホースにより散水させることにより建造物解
    体時における粉塵の飛散を防止するようにした建造物解
    体装置において、該送水ホースは旋回体の下方を通って
    アームの先端附近まで導かれるようにしたことを特徴と
    する建造物解体装置。
JP1997004401U 1997-05-12 1997-05-12 建造物解体装置 Expired - Lifetime JP3043340U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019154945A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 株式会社ハンエイ 消火作業用油圧ショベル及び消火方法
JP7368334B2 (ja) 2020-09-11 2023-10-24 日立建機株式会社 作業機械

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019154945A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 株式会社ハンエイ 消火作業用油圧ショベル及び消火方法
JP7026941B2 (ja) 2018-03-16 2022-03-01 株式会社ハンエイ 消火作業用油圧ショベル及び消火方法
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