JPH08260512A - 噴霧装置付建設作業機 - Google Patents

噴霧装置付建設作業機

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JPH08260512A
JPH08260512A JP6053295A JP6053295A JPH08260512A JP H08260512 A JPH08260512 A JP H08260512A JP 6053295 A JP6053295 A JP 6053295A JP 6053295 A JP6053295 A JP 6053295A JP H08260512 A JPH08260512 A JP H08260512A
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JP
Japan
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water storage
arm
working
work
storage tank
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JP6053295A
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English (en)
Inventor
Isao Okawara
功 大川原
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】建設作業機を用いて建物等の解体に当たり、塵
埃を飛散させるような環境に悪影響を与えることなく、
建設作業機の運転員が一人で作業機を運転しながら、比
較的安全な運転席内に居って噴霧装置を操作して塵埃を
発てることなく、解体作業をすることができる噴霧装置
付の建設作業機を提供する。 【構成】建設作業機に貯水タンクを搭載し、作業用ブー
ム及び作業用アームに配管したホースを介して貯水タン
クに連結した噴霧装置のノズルを作業用アーム先端寄り
に設けたことを特徴とする建設作業機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建設作業機において、塵
埃の飛散を防止しつつ、作業を実施することができる噴
霧装置を付設した建設作業機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建物等の解体にあたり発生する塵
埃対策としては、建設作業機を運転する作業員の他に、
水道水をホースで作業個所に散水する人員が必要であっ
た。しかし、この散水作業は、重量作業機の側で作業用
アームと錘り部が旋回し、作業機本体が動き回ること、
また、作業中に解体建物の一部が飛散したり、倒れ掛か
る等の危険度の高い仕事であります。また、散水作業に
人員が割かれることは、施工者の側からも対策が望まれ
るところであります。
【0003】
【発明が解決すべき課題】上記したように、この散水作
業は、重量作業機の側で身体を殆ど防護施設のない状態
の作業であり、作業用アームと錘り部が旋回し、作業機
本体が動き回ること、また、作業中に解体建物の一部が
飛散したり、倒れ掛かる等周囲四方に気を配らなければ
ならぬ危険度の高い仕事であります。そして、建設作業
機の運転員と散水作業員とは連携して仕事を行わなけれ
ばならぬ仕事でもあります。また、散水作業に人員が割
かれることは、施工者の側からも対策が望まれるところ
であります
【0004】本発明は、上記事情を考慮してなされるも
のであり、建設作業機を用いて建物等の解体に当たり、
塵埃を飛散させるような環境に悪影響を与えることな
く、建設作業機の運転員が一人で作業機を運転しなが
ら、比較的安全な運転席内に居って噴霧装置を操作して
塵埃を発てることなく、解体作業をすることができる噴
霧装置付の建設作業機を提供することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するために、キャタピラの上部に旋回装置を介し
て運転席部,エンジン部及び錘り部の本体を設置し、運
転席部側に作業用ブーム及び作業用アームを張り出した
建設作業機において、運転席後部に貯水タンクおよびポ
ンプを搭載する作業用ブーム及び作業用アームに配管し
たホース或いは金属管を介して貯水タンクに連結した噴
霧ノズルを作業用アームの先端寄りに設けたことを特徴
とする噴霧装置付建設作業機である。
【0006】貯水タンクは運転席,エンジン部および錘
り部の本体部分に搭載される。貯水タンクの材質はステ
ンレス,その他の金属製,強化プラスチック,樹脂張り
合わせタンク等耐久性のあるものを使用する。また、貯
水タンクは1槽でも良いが、左右2槽とするか、左右並
列に多槽とすることが望ましい。ポンプはコンクリート
ミキサー車の水洗浄用に搭載している程度のものが適当
である。ホースは低圧ホース以上の強度のものがよく、
先端寄りは金属管被覆するか金属管等強度のものがよ
い。
【0007】噴霧ノズルは霧状又は集中的に噴射等変化
可能のものがよい。特に高所の作業の場合は噴射水が垂
直に運転席に落下するので、噴霧方向を可変にする方が
よい。
【0008】本発明の噴霧装置付建設作業機は建造物
例えば木造住宅,鉄骨造り,鉄筋コンクリートの構築物
の解体に有効である。しかし、それらの解体に限定され
るものではない。解体物の対象によって作業が異なるた
めに先端部の工具をバックホー,クランプ(鋏),スー
パーグロー,クラッシャー,パクラ,アイヨン,カッタ
ー等に交換した破砕作業工具においても有効である。
【0009】
【作用】貯水タンクを左右或いは前後に分割して2槽と
することの利点は建設作業機が左右方向に傾斜した時、
貯水タンクの水が一時に低方向に移動して作業機の不安
定になることを防止するためであり、特に小型の建設作
業機には是非必要である。噴霧ノズルを作業用アームの
先端よりに設けることは作業個所を噴霧で覆うためであ
る。
【0010】
【実施例】実施例について図1および図2を参照して説
明すると、図1は建設作業機の側面図で、キャタピラ1
を有する走行装置の上部に旋回装置2を介して運転席部
4,エンジン部5及び錘り部6の本体3が設置され、運
転席部側に作業用ブーム7及び作業用アーム8を張り出
した大型建設作業機を基本とし、この運転席4の後部と
エンジン部5との空間に貯水タンク15各200リッタ
ー容量のものを左右に搭載する。搭載する空間は限定さ
れているので、略立方体とするが、エンジン部のエヤー
クリーナー等突出部分がある場合は窪ませる等空間を有
効に利用する。貯水タンク15はステンレス製とするこ
とにより錆びを防止する。
【0011】ポンプ16を貯水タンク15の後方に設置
して、貯水タンク15の水を圧送するが配管は貯水タン
ク15よりポンプ16を経て作業用ブーム7及び作業用
アーム8に配管したホース或いは金属管20によって作
業用アーム8の先端寄りに設け噴霧ノズル22によって
噴霧される。噴霧の発射および停止は運転席4の中のポ
ンプ用スィッチ19によりポンプ用リレー17を介して
ポンプ16の稼働および停止を行わせてノズル22より
の噴霧および停止を行う。
【0012】図2は作業装置の斜め上方からの斜視図で
あって、作業用ビーム7の先端寄りでホース20が三叉
21により分岐されて作業用アーム8の先端寄りの左右
の2個のノズル22よりバケット12の方向に噴射され
て塵埃の発生を防止する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、建設作
業機に貯水タンクを搭載し、作業用ブーム及び作業用ア
ームに配管したホースを介して貯水タンクに連結した噴
霧装置のノズルを作業用アーム先端寄りに設けたことを
特徴とする建設作業機であるから、塵埃を飛散させるよ
うな環境に悪影響を与えることがなくなり、また、危険
度の高い散水作業員の仕事の必要がなくなり、そして、
建設作業機の運転員が一人で作業機を運転しながら、比
較的安全な運転席内に居って噴霧装置を操作して塵埃を
発てることなく、解体作業をすることができる。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の噴霧装置付建設作業機の側面図であ
る。
【図2】 本発明の噴霧装置付建設作業機の作業部の斜
視図である。
【符号の説明】
1 キャタピラ 2 旋回装置 3 本体 4 運転席部 5 エンジン部 6 錘り部 7 作業用ブーム 8 作業用アーム 9 シリンダー 10 シリンダー 11 シリンダー 12 バケット 15 貯水タンク 16 ポンプ 17 ポンプ用リレー 19 ポンプ用スィッチ 20 ホース 21 三叉 22 ノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建設作業機に貯水タンクを搭載し、作業用
    ブーム及び作業用アームに配管したホースを介して貯水
    タンクに連結した噴霧装置のノズルを作業用アーム先端
    寄りに設けたことを特徴とする建設作業機。
  2. 【請求項2】キャタピラの上部に旋回装置を介して運転
    席部,エンジン部及び錘り部の本体を設置し、運転席部
    側に作業用ブーム及び作業用アームを張り出した建設作
    業機において、運転席後部に貯水タンクおよびポンプを
    搭載し、作業用作業用ブーム及びアームに配管したホー
    ス或いは金属管を介して貯水タンクに連結した噴霧ノズ
    ルを作業用アームの先端寄りに設けたことを特徴とする
    請求項1の建設作業機。
  3. 【請求項3】貯水タンクの中心線に隔壁を設けて左右2
    槽とするか或いは左右或いは前後別個の2槽の貯水タン
    クを積載したことを特徴とする請求項1の建設作業機。
JP6053295A 1995-03-20 1995-03-20 噴霧装置付建設作業機 Pending JPH08260512A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100776984B1 (ko) * 2007-06-26 2007-11-21 김이업 굴삭기에 장치되는 비산먼지 제거용 다중 물분사 장치 및이를 이용한 비산먼지 제거방법
CN102392470A (zh) * 2011-11-10 2012-03-28 广东风华环保设备有限公司 带有自动水雾抑尘装置的挖掘机
CN102505714A (zh) * 2011-10-14 2012-06-20 广东风华环保设备有限公司 带有水雾抑尘装置的装载机
CN102505715A (zh) * 2011-11-10 2012-06-20 广东风华环保设备有限公司 带有自动水雾抑尘装置的扒渣机
JP2014198980A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 重井 晴雄 重機を使って建造物の解体時、ほこり等が発生するため、新たに取り付けた散水設備機のタンクの水を、キャビン内での操作で重機アームの先端部より散布することで、解体時に発生するほこり等の飛散を防ぐ機能を組み込んだ重機。
JP2019154945A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 株式会社ハンエイ 消火作業用油圧ショベル及び消火方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH076406B2 (ja) * 1986-07-09 1995-01-30 株式会社東芝 ガスタ−ビン用減温器

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