JPH06280403A - 散水装置 - Google Patents

散水装置

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JPH06280403A
JPH06280403A JP9551293A JP9551293A JPH06280403A JP H06280403 A JPH06280403 A JP H06280403A JP 9551293 A JP9551293 A JP 9551293A JP 9551293 A JP9551293 A JP 9551293A JP H06280403 A JPH06280403 A JP H06280403A
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JP
Japan
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nozzle
shaft
water
boss
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP9551293A
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English (en)
Inventor
Seiichi Hiramatsu
誠一 平松
Masaru Torikai
勝 鳥飼
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KOBELCO KENKI ENG KK
Original Assignee
KOBELCO KENKI ENG KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 作業アタッチメント先端部の圧砕機付近に散
水装置を取付け、作業者が散水用のノズルを持って散水
を行う必要がなく、作業環境を向上させ、かつ、作業者
の疲労を軽減する。 【構成】 散水装置では、ケーシング11に対して軸1
3と支軸14を立設し、その両軸の頂部にノズル8を取
付け、またケーシング内部にチルト用とスイング用の両
モータを配設し、またコントローラ16に受信機17を
連結し、送信機18の操作によりコントローラ16を介
して上記両モータを作動せしめることにより、ノズル8
の放水方向を所要の上下、左右方向に調整するように構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉塵の発生する構築物
解体現場等で使用する主として防塵用の散水装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6は、圧砕機1を装着した油圧ショベ
ルが構築物解体作業を行っている状態を示す側面図であ
る。図6に示すようにビル,家屋などの構築物の解体作
業では、作業アタッチメント(2)の先端部に圧砕機1
を装着した油圧ショベルを使用して行っている。そして
上記作業では、多量の粉塵が発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】構築物解体作業におけ
る防塵を行うために、従来より作業アタッチメント先端
部の圧砕機付近より散水を行う手段が種々勘案されてい
るが、防塵用としては十分でない。そのために作業者が
放水用のノズルを持って散水を行っているが、作業環境
が悪くて安全衛生の面で万全と云えないし、その作業者
の疲労も大きかった。本発明は、上記の問題点を解決す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の散水装置では、
ケーシングの内部にチルト用モータ及びスイング用モー
タを配設し、またケーシングの上部に垂直方向のボス穴
を有するボスを、その穴心を中心として回動自在に取付
け、また軸を上記ボスのボス穴に上下摺動移動可能に嵌
挿せしめ、また上記ボスの上面部に軸とほぼ平行に支軸
を立設し、またノズルに保持金具を取付け、その保持金
具に対して上記軸と支軸のそれぞれ頂部を、ノズルが長
手方向の斜め上下に回動できるようにピン結合し、また
軸の下端部をチルト用モータの駆動部に対して連結し、
また上記ボスの下端部と、スイング用モータの駆動部と
を動力伝達部材を介して連結し、チルト用モータを作動
させることにより軸を介してノズルの放水方向を前方の
上下方向にチルト回動調整できるようにし、かつスイン
グ用モータを作動させることにより軸の軸心を中心にノ
ズルの放水方向を前方の左右方向にスイング回動調整で
きるようにし、一方、上記両モータに対して指令信号を
出力せしめるコントローラに受信機を連結し、その受信
機と送信機とをケーブルあるいは無線により連結し、そ
の送信機の操作により出力される信号を受信機を介して
コントローラに入力せしめ、その信号にもとづきコント
ローラより上記両モータに対して指令信号を出力するよ
うにした。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の散水装置3の全体構成を
示す図である。図において、4は高圧ポンプユニット、
5は高圧ポンプユニット(4)内部の高圧ポンプ、6は
給水源、7は送水ホース、8はノズル、9はノズル駆動
装置、10はノズル駆動装置9の台枠、11はケーシン
グ、12はケーシング(11)上部に設けているボス、
13は軸、14は支軸、15はノズル(8)用の保持金
具、16はコントローラ、17は受信機、18は送信機
である。図2は、図1における散水装置3の要部回路図
である。図において、19はチルト用モータ、20はス
イング用モータである。図3は、ノズル駆動装置9のケ
ーシング(11)内部を示す要部断面図である。図にお
いて、21,22は軸13の上端部,下端部のそれぞれ
ピン結合部、23,24は軸13の上部,下部にそれぞ
れ設けているフレキシブルジョイントである。なお本実
施例では、ボス12の上面部に固定して立設した支軸1
4の全長を若干調整できるようにしている。また25
は、支軸(14)上端部のピン結合部である。図4は、
図3のA部詳細図である。図において、26はチルト用
モータ19に連結している減速機、27は減速機26の
出力側の駆動レバー、28はスイング用モータ20に連
結している減速機、29は減速機28の出力側の駆動
軸、30は動力伝達部材としてのプーリ及びベルト部材
である。図5は、図3のBより見た平面図である。
【0006】次に、本発明の散水装置3の構成を図1〜
図5について述べる。本発明では、ケーシング11の内
部にチルト用モータ19及びスイング用モータ20を配
設し、またケーシング11の上部に垂直方向にボス穴3
1(図4に示す)を有するボス12を、その穴心OーO
を中心として回動自在に取付け、また軸13を上記ボス
12のボス穴31に上下摺動移動可能に嵌挿せしめ、ま
た上記ボス12の上面部に軸13とほぼ平行に支軸14
を固定して立設し、またノズル8に保持金具15を取付
け、その保持金具15に対して上記軸13と支軸14の
それぞれ頂部を、ノズル8が長手方向の斜め上下に回動
できるようにピン結合部21,25(図3に示す)にて
ピン結合した。また軸13の下端部をチルト用モータ1
9の駆動部である駆動レバー27(図4に示す)の先端
部に連結し、また上記ボス12の下端部と、スイング用
モータ20の駆動部である駆動軸29とを、プーリ及び
ベルト部材30を介して連結し、チルト用モータ19を
作動させることにより軸13を介してノズル8の放水方
向を前方の上下方向(図1及び図3に示す矢印イの方
向)にチルト回動調整できるようにし、かつスイング用
モータ20を作動させることにより軸13の軸心(ボス
12の穴心0ー0と同心である)を中心にノズル8の放
水方向を前方の左右方向(図1及び図5に示す矢印ロの
方向)にスイング回動調整できるようにした。一方、上
記両モータ19,20に対して指令信号を出力せしめる
コントローラ16(図1及び図2に示す)に受信機17
を連結し、その受信機17と送信機18とをケーブル
(ケーブルをそなえた有線の場合は図示していない)あ
るいは無線により連結し、その送信機18の操作により
出力される信号を受信機17を介してコントローラ16
に入力せしめ、その信号にもとづきコントローラ16よ
り上記両モータ19,20に対して指令信号を出力する
ように構成した。
【0007】次に、本発明の散水装置3の作用について
述べる。防塵用の散水を行う場合には、ノズル8の放水
方向を、前方の所要の上下方向角度と左右方向角度に調
整しなければならない。作業者が所要の方向角度を選定
して送信機18を操作すると、その操作信号は発信さ
れ、受信機17が受信する。図2に示すように、受信し
た信号は受信機17よりコントローラ16に入力され
る。コントローラ16では上記信号にもとづき演算処理
を行って判断し、チルト用モータ19及びスイング用モ
ータ20に対して指令信号を出力する。チルト用モータ
19が作動し、駆動レバー27が回動するので、軸13
は上方又は下方に若干摺動移動を行う。この場合、支軸
(14)頂部のピン結合部25の位置は動かないので、
ノズル8の放水方向を図1及び図3に示すように前方の
斜め上方から斜め下方にわたる範囲で調整することがで
きる。またそれとともにスイング用モータ20が作動
し、駆動軸29が回動するので、プーリ及びベルト部材
30を介してボス12が穴心0ー0(軸13の軸心と同
心である)を中心として左方又は右方に回動する。それ
により、ノズル8の放水方向を図1及び図5に示すよう
に前方の左方又は右方にわたる範囲で調整することがで
きる。したがって防塵の散水を行う場合に、送信機18
を操作することにより高圧水を所要の上下、左右方向に
散水することができる。
【0008】
【発明の効果】構築物解体作業における防塵を行うため
に、従来より作業アタッチメント先端部の圧砕機付近よ
り散水を行う手段が種々勘案されているが、防塵用とし
ては十分でない。そのために作業者が放水用のノズルを
持って散水を行っているが、作業環境が悪くて安全衛生
の面で万全と云えないし、その作業者の疲労も大きかっ
た。しかし本発明では、ケーシングに対して軸と支軸を
立設し、その軸と支軸の頂部にノズルを取付け、またケ
ーシング内部にチルト用モータとスイング用モータを配
設し、またコントローラに受信機を連結し、その受信機
と送信機とをケーブルあるいは無線により連結し、その
送信機の操作によりコントローラを介して上記両モータ
を作動せしめることにより、ノズルの放水方向を所要の
上下、左右方向に調整するようにした。それにより送信
機を操作する作業者は粉塵の影響を受けない遠隔の位置
(油圧ショベルの運転室内を含む)で、ノズルの放水方
向を調整することができる。したがって本発明の散水装
置は防塵の機能を十分に発揮させるだけでなく、作業者
の安全衛生を全うするとともに散水作業の省力を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の散水装置の全体構成を示す図である。
【図2】図1における散水装置の要部回路図である。
【図3】図1におけるケーシングの内部を示す要部断面
図である。
【図4】図3のA部詳細図である。
【図5】図3のBより見た平面図である。
【図6】油圧ショベルが構築物解体作業を行っている状
態を示す側面図である。
【符号の説明】
3 散水装置 5 高圧ポンプ 7 送水ホース 8 ノズル 9 ノズル駆動装置 11 ケーシング 12 ボス 13 軸 14 支軸 15 保持金具 16 コントローラ 17 受信機 18 送信機 19 チルト用モータ 20 スイング用モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送水ホースの基端部を高圧ポンプを介し
    て給水源に連結し、また上記送水ホースの先端部に散水
    用のノズルを装着し、粉塵の発生する作業現場等にて上
    記ノズルより高圧水を放出するようにした散水装置であ
    って、ケーシングに少くとも単数個の軸を立設し、その
    軸の頂部にノズルを取付け、またケーシング内部にチル
    ト用モータ及びスイング用モータを配設し、チルト用モ
    ータを作動させることにより軸を介してノズルの放水方
    向を前方の上下方向にチルト回動調整できるようにし、
    かつスイング用モータを作動させることにより軸の軸心
    を中心にノズルの放水方向を前方の左右方向にスイング
    回動調整できるようにし、一方、上記両モータに対して
    指令信号を出力せしめるコントローラに受信機を連結
    し、その受信機と送信機とをケーブルあるいは無線によ
    り連結し、その送信機の操作により出力される信号を受
    信機を介してコントローラに入力せしめ、その信号にも
    とづきコントローラより上記両モータに対して指令信号
    を出力するようにしたことを特徴とする散水装置。
  2. 【請求項2】 特許請求の範囲請求項1記載の散水装置
    において、ケーシングの上部に垂直方向のボス穴を有す
    るボスを、その穴心を中心として回動自在に取付け、ま
    た軸を上記ボスのボス穴に上下摺動移動可能に嵌挿せし
    め、また上記ボスの上面部に軸とほぼ平行に支軸を立設
    し、またノズルに保持金具を取付け、その保持金具に対
    して上記軸と支軸のそれぞれ頂部を、ノズルが長手方向
    の斜め上下に回動できるようにピン結合し、また軸の下
    端部をチルト用モータの駆動部に対して連結し、また上
    記ボスの下端部と、スイング用モータの駆動部とを動力
    伝達部材を介して連結したことを特徴とする散水装置。
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