JP2003097198A - ホース吊下げ装置 - Google Patents

ホース吊下げ装置

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JP2003097198A
JP2003097198A JP2001292987A JP2001292987A JP2003097198A JP 2003097198 A JP2003097198 A JP 2003097198A JP 2001292987 A JP2001292987 A JP 2001292987A JP 2001292987 A JP2001292987 A JP 2001292987A JP 2003097198 A JP2003097198 A JP 2003097198A
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Yasuhiro Inoue
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート吹付機等の作業車両に適用され
るホース吊下げ装置に於て、作業者の手数と疲労を低減
する。 【解決手段】 走行可能な車体2と、吹付材料を吹付け
るノズル3と、車体2の前側に設けられてノズル3を任
意の位置に移動させる作業腕4と、ノズル3を車体2に
設けられたポンプに接続するホース5と、作業腕4の前
側に設けられてホース5を引っ掛けるフック6と、作業
腕4の後側に設けられてホース5を常に吊下げる可撓性
を有する吊下げ具7とで構成し、とりわけ作業腕4の前
側にホース5を引っ掛けるフック6を設けると共に、作
業腕4の後側にホース5を常に吊下げる可撓性を有する
吊下げ具7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンクリー
ト等の吹付材料をトンネル内に吹付けるコンクリート吹
付機等の作業車両に適用されるホース吊下げ装置の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の作業車両としては、例え
ば実公平4−12158号に記載されたものが知られて
いる。当該作業車両は、走行可能な車体と、吹付材料を
吹付けるノズルと、車体の前側に設けられてノズルを任
意の位置に移動させる作業腕と、ノズルを車体に設けら
れたポンプに接続するホースとを備えている。而して、
この様なものは、吹付け作業時には、実公平4−121
58号の第1図の如く、ホースの一部を地面に這わせて
作業腕の運動に支障を与えない様にされていた。
【0003】そして、吹付け作業終了後に車両を移動す
る際には、図略しているが、作業腕の前後二箇所に設け
られた略J型のフックにホースを引っ掛けてホースが地
面に擦れない様にしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この様なも
のは、吹付け作業終了後の車両移動時には、人力に依り
ホースをフックに引っ掛けねばならなかったので、この
種の作業に手間が掛かり、疲労が増大する難点があっ
た。本発明は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為
に創案されたもので、その課題とする処は、作業者の手
数と疲労を低減できる様にしたホース吊下げ装置を提供
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のホース吊下げ装
置は、基本的には、走行可能な車体と、吹付材料を吹付
けるノズルと、車体の前側に設けられてノズルを任意の
位置に移動させる作業腕と、ノズルを車体に設けられた
ポンプに接続するホースと、作業腕の前側に設けられて
ホースを引っ掛けるフックと、作業腕の後側に設けられ
てホースを常に吊下げる可撓性を有する吊下げ具と、か
ら構成した事に特徴が存する。
【0006】吹付け作業時には、ホースをフックから外
してホースの前半の一部が地面に這う様にされる。この
時、ホースの後半は、吊下げ具に依り所定高さに吊下げ
られているので、地面に接触する事がない。この為、作
業腕の運動に支障を与える事がない。吹付け作業が終了
して車両を移動させる際には、ホースの前半の一部がフ
ックに引っ掛けられる。この為、ホースは、フックと吊
下げ具に依り吊下げられるので、地面に接触して擦る事
がなくなる。作業者は、単一のフックに対してホースを
引っ掛けるだけで済むので、手数と疲労を低減できる。
【0007】吊下げ具は、作業腕に上端が止結されたチ
ェーンと、これの下端に設けられて旋動させる為のスイ
ベルと、ホースに外挿されたコイルスプリングと、スイ
ベルとコイルスプリングとを連結するシャックルとを備
えているのが好ましい。この様にすれば、作業腕に呼応
した自由度を備えたものにする事ができ、ホースが捻れ
たり損傷したりする惧れがなくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明のホース吊下げ
装置を示す側面図。図2は、図1の要部を拡大して示す
側面図である。
【0009】ホース吊下げ装置1は、車体2、ノズル
3、作業腕4、ホース5、フック6、吊下げ具7とから
その主要部が構成されて居り、コンクリート吹付機等の
作業車両に適用される。
【0010】車体2は、走行可能なもので、この例で
は、図略しているが、前後の車輪やこれを回転させるエ
ンジン等から成る走行装置と、後側に設けられて吹付材
料の供給源となるポンプと、前側に設けられたアウトリ
ガ8等を備えている。
【0011】ノズル3は、吹付材料を吹付けるもので、
この例では、コンクリート等の吹付材料をトンネル内に
吹付けるものにしてある。
【0012】作業腕4は、車体2の前側に設けられてノ
ズル3を任意の位置に移動し得るもので、この例では、
車体2の前側に旋回可能に設けられた旋回体9と、車体
2に対して旋回体9を旋回させる旋回駆動機(図示せ
ず)と、旋回体9に俯仰可能に設けられたブーム10
と、旋回体9に対してブーム10を俯仰させるブームシ
リンダ11と、ブーム10に伸縮可能に設けられた伸縮
ブーム12と、ブーム10に対して伸縮ブーム12を伸
縮させる伸縮シリンダ13と、伸縮ブーム12に俯仰可
能に設けられた俯仰体14と、伸縮ブーム12に対して
俯仰体14を俯仰させる俯仰シリンダ15と、俯仰体1
4に縦軸廻りに回動可能に設けられた首振体16と、俯
仰体14に対して首振体16を回動させる首振シリンダ
17と、首振体16に前後方向に移動可能に設けられた
移動体18と、首振体16に対して移動体18を移動さ
せる移動シリンダ19と、移動体18に前後方向軸廻り
に回転可能に設けられた回転体20と、移動体18に対
して回転体20を回転させる回転モータ21と、回転体
20に横軸廻りに回転可能に設けられた搖動体22と、
回転体20に対して搖動体22を回転させる搖動モータ
23と、搖動体22に設けられてノズル3を着脱可能に
保持するホルダ24等を備えて居り、ノズル3を三次元
的に移動できる様にしてある。
【0013】ホース5は、ノズル3を車体2に設けられ
たポンプに接続するもので、この例では、可撓性を有し
て居り、図略しているが、固定配管を介して車体2の後
側に設けられたポンプに接続してある。固定配管は、車
体2の側部に配されて前側まで延びている。而して、ホ
ース5は、その中程には圧縮空気を添加する圧縮空気添
加部25が設けられていると共に、ノズル3の近傍には
急結剤を添加する急結剤添加部26が設けられている。
【0014】フック6は、作業腕4の前側に設けられて
ホース5を引っ掛けるもので、この例では、作業腕4の
首振体16に垂設されて居り、略J型を呈してホース5
の前半の一部、例えば圧縮空気添加部25の付近を引っ
掛ける様にしてある。
【0015】吊下げ具7は、作業腕4の後側に設けられ
てホース5を常に吊下げる可撓性を有するもので、この
例では、作業腕4のブーム10の先端寄りに上端が止結
されたチェーン27と、これの下端に設けられて縦軸廻
りに旋動させる為のスイベル28と、ホース5に外挿さ
れたコイルスプリング29と、スイベル28とコイルス
プリング29とを連結するシャックル30とを備えてい
る。
【0016】フック6と吊下げ具7のチェーン27は、
図1に示す如く、作業腕4のブーム10を水平にした場
合、ホース5が地面に接触しない程度の長さに設定して
ある。
【0017】次に、この様な構成に基づいてその作用を
述解する。吹付け作業時には、ホース5をフック6から
外してホース5の前半の一部が地面に這う様にされる。
この時、ホース5の後半は、図1に示す如く、吊下げ具
7に依り所定高さに吊下げられているので、地面に接触
する事がない。この為、作業腕4の運動に支障を与える
事がない。吹付け作業が終了して車両を移動させる際に
は、ホース5の前半の一部がフック6に引っ掛けられ
る。この為、ホース5は、図1に示す如く、フック6と
吊下げ具7に依り吊下げられるので、地面に接触して擦
る事がなくなる。
【0018】作業者は、単一のフック6に対してホース
5を引っ掛けるだけで済むので、手数を減らす事がで
き、疲労を軽減できる。吊下げ具7は、スイベル28を
用いているので、作業腕4の各種運動に依っても、ホー
ス5が捩れたりする事がなくなる。吊下げ具7は、コイ
ルスプリング29を用いてホース5を保持する様にして
いるので、吊下げ部分の面圧が低下してホース5の損傷
を防止する事ができる。
【0019】尚、吊下げ具7は、先の例では、チェーン
27を用いていたが、これに限らず、例えばワイヤ等を
用いても良い。
【0020】
【発明の効果】以上、既述した如く、本発明に依れば、
次の様な優れた効果を奏する事ができる。 (1) 車体、ノズル、作業腕、ホース、フック、吊下
げ具とで構成し、とりわけ作業腕の前側にホースを引っ
掛けるフックを設けると共に、作業腕の後側にホースを
常に吊下げる可撓性を有する吊下げ具を設けたので、作
業者の手数と疲労を低減できる。 (2) 吊下げ具として、チェーンとシャックルとスイ
ベルとコイルスプリングを用いた場合は、ホースに対し
て大きな自由度を持たせる事ができ、より一層作業腕の
運動に支障を与える事がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホース吊下げ装置を示す側面図。
【図2】第1図の要部を拡大して示す側面図。
【符号の説明】
1…ホース吊下げ装置、2…車体、3…ノズル、4…作
業腕、5…ホース、6…フック、7…吊下げ具、8…ア
ウトリガ、9…旋回体、10…ブーム、11…ブームシ
リンダ、12…伸縮ブーム、13…伸縮シリンダ、14
…俯仰体、15…俯仰シリンダ、16…首振体、17…
首振シリンダ、18…移動体、19…移動シリンダ、2
0…回転体、21…回転モータ、22…搖動体、23…
搖動モータ、24…ホルダ、25…圧縮空気添加部、2
6…急結剤添加部、27…チェーン、28…スイベル、
29…コイルスプリング、30…シャックル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行可能な車体と、吹付材料を吹付ける
    ノズルと、車体の前側に設けられてノズルを任意の位置
    に移動させる作業腕と、ノズルを車体に設けられたポン
    プに接続するホースと、作業腕の前側に設けられてホー
    スを引っ掛けるフックと、作業腕の後側に設けられてホ
    ースを常に吊下げる可撓性を有する吊下げ具と、から構
    成した事を特徴とするホース吊下げ装置。
  2. 【請求項2】 吊下げ具は、作業腕に上端が止結された
    チェーンと、これの下端に設けられて旋動させる為のス
    イベルと、ホースに外挿されたコイルスプリングと、ス
    イベルとコイルスプリングとを連結するシャックルとを
    備えている請求項1に記載のホース吊下げ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109592561A (zh) * 2018-12-19 2019-04-09 中铁工程装备集团隧道设备制造有限公司 输送管路吊装机构及混凝土湿喷机
CN111119936A (zh) * 2019-12-06 2020-05-08 中铁隧道局集团建设有限公司 自动化隧道装配式初期支护安装设备
CN116020711A (zh) * 2023-03-29 2023-04-28 长春三友汽车部件制造有限公司 一种柔性支架及涂胶系统

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CN111119936B (zh) * 2019-12-06 2021-06-01 中铁隧道局集团建设有限公司 自动化隧道装配式初期支护安装设备
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