JP4293413B2 - 不断水切断工法における流体弁設置方法 - Google Patents

不断水切断工法における流体弁設置方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体管を密封ハウジングで覆って不断水状態で所定長さ切断し、次いで当該切断部に流体弁を挿入設置する不断水切断工法における流体弁設置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の不断水切断工法における流体弁設置方法は、例えば図7に示すように、流体管01の中央に、密封状態で流体管01を切断できる密封ケーシング02で覆い、切断機(図示せず)で流体管01の流体弁Vの挿入部に相当する2箇所の切断箇所S1,S2を直管状に切断する。
【0003】
その後、切断片を密封ケーシング02外に取り出し切断機を取り外し、流体弁Vを挿入機によりその切断部のところに挿入する。流体弁V挿入後は流体管01の2箇所の切断箇所S1、S2との密封を図るために、移動密封環05を移動操作して流体弁Vと流体管01との接続部を密封する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の流体弁設置方法においては、流体管01を直管状に切断しているために、その切断片の移動空間は切断切り刃の隙間分しかなく、回収のため切断片を引き上げるのに手間取っていた。また流体弁V挿入時も位置合わせしながら切断部に挿入しなければならず、流体弁Vの据え付けも人手を要し煩わしいものであった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、流体管の切断片を容易に引き上げることができ、しかも流体弁の挿入作業も簡便に行える不断水切断工法における流体弁設置方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本発明の不断水切断工法における流体弁設置方法は、流体管の互いに離間した切断個所にスリーブを挿嵌固定し、該スリーブの対面する内側の流体管にシール管を回動自在に挿嵌し、前記スリーブと前記シール管を連結筒体で連結し、該スリーブに取り付けられた流体管切断装置の押切りカッターの回動により切断部の断面において上方部から下方部に向かい漸次狭小となるように切断してテーパ状の切断面を形成し、その後、前記スリーブの流体管に対する固定を解除し、当該スリーブを管軸方向の両外側に向けて移動し、前記切断箇所の切断部をシール管によってシールし、次いで、前記流体管切断装置を取り外して前記シール管の外周を密封ケーシングで覆ってシール管を管軸方向に退避させて切断片を取り出し、その後、前記テーパ状の切断面と相応するテーパ状フランジ面を両端に有し、該テーパ状フランジ面にシールリングが取り付けられた流体弁を前記切断部へ挿入した状態で直接シールリングを切断部のテーパ状の切断面に密着させて前記流体管に固定し、その後、前記密封ハウジングを取り外すことを特徴としている。
この特徴によると、切断部がその断面において上方部から下方部に向かい漸次狭小となるようにテーパ状に切断されているので、切断片の上方への取り出しが容易に行え、また、流体弁の両端にテーパ状の切断面と相応するテーパ状フランジ面を形成しているので、流体弁を上方より押し込むだけで切断部に対して密着させることができる。
【0007】
また、テーパ状フランジ面にシールリングを取り付けることで、より確実に流体管と流体弁との密封が図れる。
【0008】
また、押切りカッターで流体管を切断するので切断粉の発生が抑えられ、スイーパ工法等による切り屑回収作業を施す必要がない。
【0010】
本発明の不断水切断工法における流体弁設置方法は、前記押切りカッターが円周部に複数の押切り刃を備えていることが好ましい。
このようにすれば、押切り刃同士が反力受けとなるのでより安定した切断が実現でき、しかも刃数が複数あるので短時間での切断が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の不断水切断工法における流体弁設置方法について、図1〜図6を参照して説明する。図1は本発明の不断水状態で流体弁を設置する際に使用される流体管切断装置の断面図、図2は流体管切断装置により流体管が切断される状態を示す断面図、図3は流体管切断装置に使用されるキッカー機構を備えた押し切りカッターの刃物台を示す部分拡大図、図4は図3のA−Aに沿った回転規制部材の断面図、図5は図3に示す歩進機構の断面図であり、図6は流体管切断装置により不断水状態でテーパ状に切断された流体管に流体弁を挿入した状態を示す断面図である。
【0012】
最初に本発明の流体弁設置方法を実施するために用いられる流体管切断装置につき説明する。
【0013】
図1において、1は、地盤2を掘削して所要長さに亘り露出させた切断対象である既設流体管、例えばスチール製の水道管であって、該水道管1の所定位置に不断水状態で流体弁Vを挿入するために流体弁V両端に対応する位置を切断する流体管切断装置4a、4bが水道管1の管軸方向に所定間隔離間した2箇所にそれぞれ配設される。
【0014】
流体管切断装置4a、4bは、切断される水道管1の外周を液密にシールする2つ割りのスリーブ5a、5bが水道管1に固定され、切断後はその固定が解除されて管軸方向に摺動できるように挿嵌されている。これらスリーブ5a、5bの向き合う内側の端部外周にはそれぞれ連結筒体P1、P2の一端が回転可能に係合し、連結筒体P1、P2の他端には水道管1の外周に挿嵌されて切断後の水道管1の切断部36a、36bをシールするシール管5a′、5b′が接続されている。
【0015】
連結筒体P1、P2の外周には、カッタ―ホルダ8及び押さえローラ16のホルダ18のみが管軸方向に通過できる挿通孔が形成され、カッタ―ホルダ8及び押さえローラ16のホルダ18が切断時に回転すると、その回転と共に連れ周りする。
【0016】
これらスリーブ5a、5bには、水道管1を切断するための切断工具が管軸方向に向けて進退移動可能に取付けられており、この切断工具は、例えば超鋼工具材で円板状に形成されて外周が断面尖端状に形成された押切り刃6と押さえローラ16で構成された押切りカッター3を使用する。
【0017】
離間配置したスリーブ5a、5bには、水道管1の管軸に対し直交する仮想垂直面に対し、上方部から下方部に向かい漸次狭小となるように互いに僅かに傾斜した環状斜板10a、10bが固定されており、環状斜板10a、10bに形成される環状案内面に環状ホルダ14が回転可能に保持されている。
【0018】
環状ホルダ14には管軸中心方向に移動自在の刃物台12が取付けられると共に、刃物台12には押切り刃6を回転可能に支持したカッタ―ホルダ8が取着されている。
【0019】
切断される水道管1を挟んで押切り刃6の対向位置に押さえローラ16が配置されており、この押さえローラ16は、環状ホルダ14のカッタ―ホルダ8と対向する側に取付けられたホルダ18に回転自在に軸支され、押切り刃6による加工時に生ずる反力を支持している。
【0020】
各環状斜板10a、10bのには減速機付きの電動モータ22が取付けられており、電動モータ22の出力軸に固定されたピニオンギヤ20には環状ホルダ14の外周に形成されたリングギヤが噛合しており、電動モータ22の回転によりピニオンギヤ20を介して環状ホルダ14が回転するようになっている。
【0021】
また、各環状斜板10a、10bには後述するキッカー機構24が固定されると共に、刃物台12の上端にはキッカー機構24に対応するように歩進機構25が装着されている。
【0022】
そこで、環状ホルダ14の回転と共にカッタ―ホルダ8が回転して、刃物台12上部の歩進機構25がキッカー機構24を通過する際に、歩進機構25を作動させることで押切り刃6を管軸中心方向に所定量移動することができる。
【0023】
図3に示すように、キッカー機構24は、送りノックピン24′が刃物台12側に向かって突出しており、環状ホルダ14の回転に伴って刃物台12がキッカー機構24を通する度に、送りノックピン24′が歩進機構25の星形部材30に形成した星形の被駆動部材30aと係合することで、この星形部材30は、q−q′軸まわりに回転される。星形の被駆動部材30aはギヤのように周囲に凹凸部が形成されていて、その凹凸部の形状と数によって送りノックピン24′との係合に基づく星形部材30の回動量が定まるようになっている。
【0024】
歩進機構25は、星形部材30と、回転規制部材32と、歩進ネジ部材34とで構成され、回転規制部材32は、図4に示す星形凹凸部32aと、圧縮バネ32bにより星形凹凸部32aの方に付勢されたボール32cとから成り、ボール32cは星形凹凸部32aの円周上に形成された複数の凹部33の一つと嵌合している。
【0025】
また、被駆動部材30aの星形状と星形凹凸部32aの星形状は一義的に関連ずけられていて、被駆動部材30aの星形状は歩進ネジ部材34の間欠回転駆動量を決定し、星形凹凸部32aの星形状は星形部材30が間欠駆動されるときにボール32cが星形凹凸部32aの凹部33に丁度嵌合する位置となるよう構成されている。
【0026】
バネ32bとボール32cはバネハウジング32b′内に収納され、バネ力がバネハウジング32b′の後端に配置した調整ネジ32dにより調節できるようになっている。そして、バネハウジング32b′は刃物台12の頂部に設けた支持部材12aに螺合しロックナット32eにより緩むことなく固着されている。
【0027】
図5において、星形部材30は歩進ネジ部材34とキー結合し、歩進ネジ部材34は刃物台12に摺動自在に保持されているカッターホルダ8に形成した雌ねじ部34′に螺合していると共に、刃物台12の頂部に設けた軸受け35に回動自在に支持されている。
【0028】
送りノックピン24′により被駆動部材30aを介して星形部材30が一定角度回転すると、この星形部材30の下方に設けられている星形凹凸部32aもバネ32bの付勢力に抗してボール32cを押し下げながら一体的に同角度回転する。このとき、ボール32は星形凹凸部32aの隣の凹部33に再び嵌合するように設定されているから、星形部材33とキー結合した歩進ネジ部材34も、一定回転した後はその移動が拘束される。
【0029】
歩進ネジ部材34が一定量回転すると、雌ねじ部34′を介してカッターホルダ8が半径方向に移動し、カッターホルダ8に取り付けられている押切り刃6に水道管1の管軸に向く予め設定された1回転分の食い込み量を与えることができる。
【0030】
このように、キッカー機構24の作動の度に、回転規制部材32により歩進ネジ部材34が確実に停止するので、正確な食い込み量を得ることができる。そして、キッカー機構24の作動に対する歩進ネジ部材34の回動量を変えるには、星形状が異なる各種の星形部材30を準備して、歩進ネジ部材34に所望の星形部材30を交換することで達成することができる。
【0031】
次に、上記のように構成された流体管切断装置を使用して既設の水道管を不断水状態で切断する方法、並びに切断された箇所に流体弁を設置する方法につき図1〜図6を参照して説明する。
【0032】
先ず、図1に示すように、既設の水道管1の互いに離間した切断個所にスリーブ5a、5bを挿嵌固定すると共に、スリーブ5a、5bの対面する内側の水道管1にシール管5a′、5b′を回動自在に挿嵌し、スリーブ5a、5bとシール管5a′、5b′は連結筒体P1、P2で連結される。
【0033】
次にスリーブ5a、5bに流体管切断装置4a、4bが取付けられる。すなわち、スリーブ5a、5b外周に固定された環状斜板10a、10bの上端外周にキッカー機構24を取付けると共に、環状斜板10a、10bの環状案内面に環状ホルダ14を回転可能に保持する。
【0034】
この環状ホルダ14に歩進機構25を取付けた刃物台12及びこの刃物台12に押切り刃6を回転可能に支持したカッターホルダ8を取着する。また、この環状ホルダ14の、水道管1の管軸線を挟んでカッターホルダ8と対向する位置に、押さえローラ16を回転可能に支持したホルダ18を取付ける。
【0035】
そして、各環状斜板10a、10bの上部に取付けた電動モータ22の出力軸に固定されたピニオンギヤ20を環状ホルダ14外周のリングギヤに噛合することで、スリーブ5a、5b外周に流体管切断装置4a、4bが水道管1に設置される。
【0036】
そこで、電動モータ22を起動させることで、ピニオンギヤ20を介して環状ホルダ14が緩動回転し、この環状ホルダ14と共に押切り刃6乃至押さえローラ16が水道管1の周りを環状斜板10a、10bの斜面に沿って斜めに回転する。
【0037】
キッカー機構24を基準としてカッターホルダ8が1回転してキッカー機構24の送りノックピン24′が歩進機構25の星形部材30に形成した星形の被駆動部材30aと係合することで星形部材30は、q−q′軸まわりに回転され、この回転量によって押切り刃6が水道管1の外周に対し所定量食い込む。
【0038】
このように、カッターホルダ8が1回転する度にキッカー機構24が作動して、押切り刃6が水道管1の管軸方向に移動し、これを繰り返すことで水道管1は斜めに切断される。
【0039】
次に、水道管1の所定間隔離間した軸方向の2箇所が斜めに切断されると、押切り刃6が水道管1の外方に引き上げられる。次いで、スリーブ5a、5bの水道管1に対する固定が解除されると、これらスリーブ5a、5bを図示しない移動装置により切断片1aに対し管軸方向の両外側に向けてそれぞれ移動させ、上記2箇所の切断部36a、36bをシール管5a′、5b′によってシールする。
【0040】
次いで、切断工具類を取り外した状態で切断片1aを含む各シール管5a′、5b′の外周が図示しない密封ケーシング7(図6参照)で覆われる。そこで、搬出装置により切断された水道管1の切断片1aを把持した状態で、シール管5a′、5b′を外側に退避させてこの切断片1aを取り出し、その後、図6に示すように、水道管1の2箇所のテーパ状切断面と相応するテーパ状フランジ面を有する流体弁Vを、切断部36a、36b間に密着挿入する。このように切断部36a、36が上方部から下方部に向かい漸次狭小になるようにテーパカットされているから、切断片1aの上方への搬出、流体弁Vの挿入が楽である。
【0041】
流体弁Vの両側外周には外側端部にフランジF1、F2を設けた移動密封環15が移動可能に挿嵌されると共に、流体弁Vの両端にはシールリングR1、R2が取り付けられている。
【0042】
流体弁Vが水道管1内に位置決めされると、密封ケーシング7外部の操作装置9に設けた係止爪9a、9bを移動密封環15のフランジF1、F2に係止し、この移動密封環15を軸方向両外側に向けて移動することで、流体弁Vと切断部36a、36bがシールリングR1、R2を介して確実に密封され、最後に密封ケーシング7を取り外すことで一連の流体弁設置作業が完成する。
【0043】
シールリングを管軸方向に移動させる代わりに、シールリングの肉厚を大きくして、流体弁を上方より下方に向けて挿入した状態で直接シールリングと切断部とが密着するように構成してもよい。この場合流体弁が抜け出さないように水道管に固定する必要がある。
【0044】
上記の流体弁設置方法によれば、テーパ状フランジ面にシールリングR1、R2が取り付けられているので、流体弁Vの垂直方向の移動により水道管1流体弁Vとの密封がより確実となる。更に、水道管1が押切りカッター3の回転により切断されるので、切断粉の発生が抑えられ、スイーパ工法等による切り屑回収作業を施す必要がなくなる。また、押切り刃6の対向端側に押さえローラ16を有しているので、押切り切断に際し、押さえローラ16が反力を受けとなるので、確実且つ安定に切断することができる。
【0045】
尚、前述した実施形態では、押さえローラ16に対し管軸を挟んで対向位置に単一の押切り刃6を配置した例に付き説明したが、押さえローラ16を取り除いて押切り刃6を複数円周上に配置して揺動運動させながら切断するようにしてもよい。この場合、各押し切りカッターの各刃同士が反力受けとなり切断作業がより安定するだけでなく、複数の押切り刃により加工能率を向上させることができる。
【0046】
更に、上記の実施形態では、一対の流体管切断装置によって斜めに切断された水道管1の2箇所をシール管によってシールし、切断片を含む各シール管の外周を密封ケーシングで覆った状態で切断片と流体弁を交換する例について説明したが、最初に、水道管の管軸方向に所定間隔離間した2箇所の切断箇所に流体管切断装置を装着すると同時にそれらの外周を開閉弁を設けた密封ケーシングで覆った状態で水道管を切断した後、この切断片を流体弁と交換することも可能であり、交換後の流体弁のテーパ状フランジ面と水道管の2箇所のテーパ状切断面は上記の実施形態と同様にシールされる。
【0047】
【発明の効果】
本発明は以下の効果を奏する。
【0048】
請求項1の発明によれば、切断部がその断面において上方部から下方部に向かい漸次狭小となるようにテーパ状に切断されているので、切断片の上方への取り出しが容易に行え、また、流体弁の両端にテーパ状の切断面と相応するテーパ状フランジ面を形成しているので、流体弁を上方より押し込むだけで切断部に対して密着させることができる。
【0049】
また、テーパ状フランジ面にシールリングを取り付けることで、より確実に流体管と流体弁との密封が図れる。
【0050】
また、押し切りカッターで流体管を切断するので切断粉の発生が抑えられ、スイーパ工法等による切り屑回収作業を施す必要がない。
【0052】
請求項2の発明によれば、押し切り刃同士が反力受けとなるのでより安定した切断が実現でき、しかも刃数が複数あるので短時間での切断が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の不断水状態で流体弁を設置する際に使用される流体管切断装置の断面図である。
【図2】流体管切断装置により流体管が切断される状態を示す断面図である。
【図3】流体管切断装置に使用されるキッカー機構を備えた押し切りカッターの刃物台を示す部分拡大図である。
【図4】図3のA−Aに沿った回転規制部材の断面図である。
【図5】図3に示す歩進機構の断面図である。
【図6】流体管切断装置により不断水状態でテーパ状に切断された流体管に流体弁を挿入した状態を示す断面図である。
【図7】従来の流体管切断装置により不断水状態でテーパ状に切断された流体管に流体弁を挿入した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 既設流体管(水道管)
1a 切断片
2 地盤
3 押切りカッター(切断工具)
4a、4b 流体管切断装置
5a、5b スリーブ
5a′、5b′ シール管
6 押切り刃
7 密封ケーシング
8 カッターホルダ
9 操作装置
9a、9b 係止爪
10a、10b 環状斜板
12 刃物台
12a 支持部材
14 環状ホルダ
15 移動密封環
16 押さえローラ
18 ホルダ
20 ピニオンギヤ
22 電動モータ
24 キッカー機構
24′ ノックピン
25 歩進機構
30 星形部材
30a 被駆動部材
32 回転規制部材
32a 星形凹凸部
32b 圧縮バネ
32b′ バネハウジング
32c ボール
32d 調整ネジ
32e ロックナット
32 星形部材
33 凹部
34 歩進ネジ部材
34′ 雌ねじ部
36a、36b 切断部
F1、F2 フランジ
P1、P2 連結筒体
R1、R2 シールリング
V 流体弁

Claims (2)

  1. 流体管の互いに離間した切断個所にスリーブを挿嵌固定し、該スリーブの対面する内側の流体管にシール管を回動自在に挿嵌し、前記スリーブと前記シール管を連結筒体で連結し、該スリーブに取り付けられた流体管切断装置の押切りカッターの回動により切断部の断面において上方部から下方部に向かい漸次狭小となるように切断してテーパ状の切断面を形成し、その後、前記スリーブの流体管に対する固定を解除し、当該スリーブを管軸方向の両外側に向けて移動し、前記切断箇所の切断部をシール管によってシールし、次いで、前記流体管切断装置を取り外して前記シール管の外周を密封ケーシングで覆ってシール管を管軸方向に退避させて切断片を取り出し、
    その後、前記テーパ状の切断面と相応するテーパ状フランジ面を両端に有し、該テーパ状フランジ面にシールリングが取り付けられた流体弁を前記切断部へ挿入した状態で直接シールリングを切断部のテーパ状の切断面に密着させて前記流体管に固定し、その後、前記密封ハウジングを取り外すことを特徴とする不断水切断工法における流体弁設置方法。
  2. 前記押切りカッターは円周部に複数の押切り刃を備えていることを特徴とする請求項1に記載の不断水切断工法における流体弁設置方法。
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