JPH0544859A - ホツトタツプ用フイツテイングを用いるバルブ - Google Patents

ホツトタツプ用フイツテイングを用いるバルブ

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JPH0544859A
JPH0544859A JP20086991A JP20086991A JPH0544859A JP H0544859 A JPH0544859 A JP H0544859A JP 20086991 A JP20086991 A JP 20086991A JP 20086991 A JP20086991 A JP 20086991A JP H0544859 A JPH0544859 A JP H0544859A
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JP
Japan
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fitting
pipe
valve
shaft
plug
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Pending
Application number
JP20086991A
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English (en)
Inventor
Minoru Nemoto
実 根本
Toshiaki Kawai
利昭 河合
Yasuo Unemoto
康生 畝本
Tomiyuki Kito
富之 鬼頭
Yoji Takanashi
洋治 高梨
Kazutaka Akao
一孝 赤尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kokan Koji KK
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Kokan Koji KK
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工事期間が短く、かつ、施工時刻に制限され
ないで、管路に挿入することのできるホットタップ用フ
ィッティングを用いるバルブとする。 【構成】 フィッティング1内の管5に、管5を横断す
る切断部55を形成し、この切断部55を形成する端部
56は、下部の間隔より上部の間隔大きく形成し、フィ
ッティング1の開口にシール用栓74をねじ込み、この
シール用栓74には、前記端部56に合致するディスク
形弁60を上下動可能に設けたバルブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホットタップ工法によ
り管路に挿入するバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】既存の配管ラインにバルブを挿入するに
は、その配管ラインの流れを止めてバルブを挿入する方
法が最も容易であるが、需要家への連絡、使用状況調査
等に手間がかかるため、最近は管内圧力を降下させず、
かつ、流体の流れを止めずに、配管ラインにバルブを挿
入するホットタップ工法が行なわれており、その一例と
して、特公昭48−27244号公報に記載された工法
がある。
【0003】前記ホットタップ工法の概略を、図8ない
し図24により説明する。このホットタップ工法は、図
8に示すように、管5のバルブ挿入場所6の両側の地面
を開削し、管5のバルブ挿入場所6の上流側と下流側
に、フィッティング1,1を装着するが、このフィッテ
ィング1は、図9に示すように、上部フィッティング2
と下部フィッティング3に分かれており、上部フィッテ
ィング2には、さらに、ネック部フィッティング17が
溶接23で取り付けてある。
【0004】このネック部フィッティング17には、フ
ランジ2aが設けてあり、このフランジ2aには、数箇
所にねじ孔22が設けてあり、また、内縁に雌ねじ18
が設けてあり、この雌ねじ18には、シール栓4の雄ねじ
19が螺合するように形成されている。
【0005】前記上部フィッティング2と下部フィッテ
ィング3は、図10に示すように管5の外周に、隅肉溶
接20で溶着すると共に、上部フィッティング2と下部
フィッティング3を突合せ溶接21で接着する。
【0006】次に、図11に示すように、フランジ2a
の上にゲートバルブ7,穿孔機8を順次取り付け、ゲー
トバルブ7を開き、図示してない駆動源で、管5よりも
大径に形成された円筒状のカッター9を回転させ、管5
を切断する。そして、管5の切断した部分は、カッター
9内の保持具9aで保持して、カッター9と共に引き上
げ、穿孔機8内に収容する。
【0007】次に、ゲートバルブ7を閉じ、穿孔機8を
ゲートバルブ7から取り外し、図12に示すように、ゲ
ートバルブ7に、ストッパー11を備えたストッピング
マシン10を取り付けて密閉し、再びゲートバルブ7を
開いて、前記ストッパー11を管5の切断部に挿入す
る。そして、この挿入するストッパー11は、図15に
示すように、スリット12の向きを、流体の流れている
側に向ける。
【0008】以上の切断とストッパー11の挿入を、そ
れぞれのフィッティング1毎に行ない、図13に示すよ
うに、両方のストッピングマシン10,10に設けてあ
るバイパス取出口15,15を連結してバイパス回路1
6設ける。
【0009】そして、ストッパー11は図14に示すよ
うに、外表面にゴム14を貼り、スリット12を有する
円筒13から構成され、前記ゴム14の外径は、前記カ
ッター9の外径よりも小さい状態で管5の切断部に挿入
し、その後でストッピングマシン10を操作し、図示し
てない機構で前記ストッパー11を半径方向に拡張し
て、ストッパー11のゴム14を切断部に密着させる。
【0010】そして、ストッパー11の具体的構造は前
記特公昭48−27244号公報に記載されている。そ
うすると、流体は上流側のストッパー11のスリット1
2から、そのストッパー11内に入り、上流側のストッ
ピングマシン10を通り、バイパス回路16から、下流
側のストッピングマシン10に入り、下流側のストッパ
ー11のスリット12から下流側の管5に流れ、前記フ
ィッティング1,1間にある管5のバルブ挿入場所6の
流れは止まる。
【0011】そこで、管5のバルブ挿入場所6を切断し
て、図16に示すように、バルブ35を管5に介挿す
る。管5にバルブ35の介挿が終わったら、先の工程と
逆の作業を行なう。すなわち、ストッピングマシン10
を操作して、ストッパー11を縮小させ、ストッパー1
1をストッピングマシン10内の回収し、ゲートバルブ
7を閉ざし、バイパス回路16と、上流側及び下流側の
ストッピングマシン10,10を取り外す。
【0012】次に、図17に示すプラグ締め機38を、
前記ゲートバルブ7の上に装着するのであるが、このプ
ラグ締め機38には、軸39を回動自在に設け、この軸
39の先端部には、雄ねじ40が設けてあり、そして、
軸39の前記雄ねじ40の設けられた部分の上部は、図
20(a)に示すように小径に形成され、さらに前記小
径に形成された部分の上部には、大径の止め42が設け
てあり、また、この軸39の両側部には、小径の部分か
ら下端部まで、平滑面45が形成されている。
【0013】そして、図20(b)に示すように、前記
軸39に嵌合されるねじ締めフォーク37は、中央部に
前記軸39の雄ねじ40が螺合できる雌ねじ44が設け
てあり、前記軸39に外嵌したねじ締めフォーク37
は、回転して雌ねじ44が雄ねじ40から螺脱しなけれ
ば軸39からねじ締めフォーク37が脱落しないように
形成されている。
【0014】また、ねじ締めフォーク37の側部には、
貫通する螺孔49が設けてあり、この螺孔49には小ね
じ46が螺合されており、この小ねじ46によって軸3
9の回転が締めフォーク37に伝達される。
【0015】ねじ締めフォーク37の下面には、図19
に示すように、一対の締結爪47が設けてあり、この締
結爪47は、後記するシール栓4をねじ込む向きにねじ
締めフォーク37を回動させたとき、図21に示すよう
に、締結爪47の先端側がシール栓4の凹部48に係合
できるよう下方に長く突出し、ねじ締めフォーク37を
逆転させたとき、図23に示すように、前記凹部48か
ら締結爪47の後端側が抜け出せるように、後端側を短
く突出するように形成して、締結爪47の下面が傾斜面
50となっている。
【0016】前記フィッティング1の上部を密閉するシ
ール栓4は、図17,図18に示すように、上面に2個
の凹部48が設けてあり、上端周縁に設けたフランジ状
部の下側には、Oリング25が外嵌され、その下方に雄
ねじ19が設けてある。
【0017】そして、前記軸39の雄ねじ40を設けた
部分の上部の小径に形成された部分に、図20(b)に
示すように、前記ねじ締めフォーク37を外嵌し、軸3
9とねじ締めフォーク37が相互に回動しないように、
小ねじ46を、その先端部が前記平滑面45に軽く当接
するようにねじ込み、さらに、前記ねじ締めフォーク3
7と、軸39の止め42の間に、図17に示すようにば
ね43を介挿して、前記ねじ締めフォーク37を、下方
に向けて付勢してある。
【0018】そして、図17に示すように、軸39の雄
ねじ40を、シール栓4の雌ねじ41に螺合し、ねじ締
めフォーク37の締結爪47を、シール栓4の凹部48
に係合して、前記プラグ締め機38の軸39に、前記シ
ール栓4を装着する。
【0019】前記のようにして、シール栓4を装着した
プラグ締め機38を、先に述べたように、ゲートバルブ
7に装着し、次に、ゲートバルブ7を開いて、プラグ締
め機38の軸39を前進させ、軸39を右回転させる
と、図21に示すように、ねじ締めフォーク37の締結
爪47の先端側が、シール栓4の凹部48に係合して、
シール栓4が回動され、図22に示すように、シール栓
4の雄ねじ19が、フィッティング1の雄ねじ18に螺
合して、シール栓4がフィッティング1に装着され、フ
ィッティング1の上部の開口を密閉する。
【0020】次に、軸39を逆向きに回転させると、図
23に示すように、締結爪47は下面の傾斜面50によ
り、シール栓4の凹部48から抜け出し、軸39の雄ね
じ40もシール栓4の雌ねじ41から螺脱するので、プ
ラグ締め機38の軸39は、ねじ締めフォーク37を装
着したまま、シール栓4から外れる。
【0021】そして、図24に示すように、プラグ締め
機38とゲートバルブ7を、フィッティング1から外し
て、管5内の流体の流れを止めずに行ったバルブ35の
装着が終わる。さらに、バルブ35の周囲にコンクリー
トピット36を設けて、フィッティング1を設けた部分
の上面を、他の道路面等と同一平面に形成して工事を終
わる。そうすると、道路面に突出物がなく、道路として
使用できるようになる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の工法は、都
心部に埋設されている管5の工事では道路交通の都合
上、夜間しか行なえず、従って長い日数に渡って工事を
行なうのは周囲の居住者の生活の平静さを保つ点から好
ましいことではない。したがって、なるべく短い工事期
間が求められていた。
【0023】そして、バルブの挿入作業中はその両側を
ストッパー11にて管5内をシールし、流体をパイパス
回路16で流している。ところにが、流体は、ストッパ
ー11のスリット12で断面積が減少し絞られて圧損が
生じ、また、パイパス回路16は管5よりも断面積が小
さい。
【0024】したがって、供給流量が低下するが、この
流量低下の時間が、バルブを管5への溶接する間中、続
くこととなり施工時間に制限があった。例えば流体が都
市ガスのときには都市ガス消費量の少ない時を選択して
夜間に行なうか、又は、冬よりも夏に施工するというよ
うに施工時刻、時期に制約されつつ作業するという問題
があった。
【0025】本発明は、前記事項に鑑みなされたもので
あり、工事期間が短く、かつ、施工時刻に制限されない
で、管路に挿入することができるホットタップ用フィッ
ティングを用いるバルブとすることを技術的課題とす
る。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、管5の外周に
フィッティング1が装着され、フィッティング1内の管
5に管5を横断する切断部55が形成され、この切断部
55が形成された管5の両方の端部56は、下部の間隔
よりも上部の間隔が大きい傾斜面に形成され、前記フィ
ッティング1の開口には、上面に一対の凹部48を設け
たシール用栓74が螺嵌され、このシール用栓74に設
けた軸挿通孔75には、操作用軸67が上下動可能に密
嵌され、この操作用軸67の下端には、前記管5の両方
の端部56の間に挿入されて管5を閉鎖できるディスク
形弁60が設けられ、このディスク形弁60の側面61
には、前記管5の端部56を密閉するパッキン62を設
けてホットタップ用フィッティングを用いる弁とした。
【0027】
【作用】本発明のホットタップ用フィッティングを用い
るバルブは、次に記載するようにして、管5に装着す
る。
【0028】すなわち、従来例等と同様にして管5に、
図9、図10に示すような従来公知のフィッティング1
を装着し、このフィッティング1のフランジ2aの上
に、図3に示すように、従来公知のゲートバルブ7を取
り付け、ゲートバルブ7に切断機80を取り付ける。
【0029】そして、切断機80の操作棒82を操作し
てディスクカッター84で管5を切断し、一方の端部5
6を形成した後、ディスクカッター84を切断機80内
に引き上げ、ゲートバルブ7を閉じ、切断機80を18
0度回転させてゲートバルブ7に取り付けて、ディスク
カッター84で管を切断して他方の端部56を形成す
る。
【0030】前記の如くして切断部55が形成された管
5の両方の端部は、下部の間隔よりも上部の間隔が大き
い傾斜面に形成される。次にディスクカッター84を切
断機80内に引き上げる共に、管5の切断した部分を吸
着した磁石92を、切断機80内に引き上げ、ゲートバ
ルブ7を閉じ、ゲートバルブ7から切断機80を取り外
ずす。
【0031】次に、図5、図6に示すシール用栓74の
軸挿通孔75に、ディスク形弁60の操作用軸67を密
嵌し、この操作用軸67にねじ締めフォーク37を回動
しないように外嵌し、操作用軸67には、プラグ締め機
38の軸39を螺嵌して、プラグ締め機38にディスク
形弁60とシール用栓74を装着し、このプラグ締め機
38を前記ゲートバルブ7に取り付ける。
【0032】次に、ゲートバルブ7を開き、軸39を下
降させ、シール用栓74をフィッティング1の開口に螺
嵌する。次に、プラグ締め機38をゲートバルブ7から
取り外すと共に、操作用軸67から軸39及びねじ締め
フォーク37を外ずし、(図7)操作用軸67に把手6
6等を装着して、(図1)バルブの装着を終わる。
【0033】前記管5を閉鎖するには、ディスク形弁6
0を下降させ、ディスク形弁60を、切断部55の端部
56に合致させて端部56間に挿入する(図1)。そし
て、管5を開放するには、ディスク形弁60を引き上げ
て、固定ディスク70で固定する(図7)か、又は、デ
ィスク形弁60の引き上げ位置で90度程回動させて、
管5の上に、ディスク形弁60を載置して保持する。
【0034】
【実施例】以下図1ないし図7を用いて本発明の一実施
例のホットタップ用フィッティングを用いるバルブの説
明を行なうが、その施工方法等については、前記した従
来例と同様のところは、一部省略し、或は、前記従来例
の図を用いて説明する。
【0035】この実施例のホットタップ用フィッティン
グを用いるバルブは、既設の管5にフィッティング1を
装着し、このフィッティング1内の管5に、切断部55
を形成してバルブを装着するようにしたものである。
【0036】前記フィッティング1は、図9に示す上部
フィッティング2と下部フィッティング3を、図10に
示すように、管5の外周に隅肉溶接20等により溶接し
て装着し、フィッティング1のネック部フィッティング
17の開口には、図1に示すように、雌ねじ18が設け
られ、ネック部フィッティング17に設けたフランジ2
aには、ねじ孔22が設けてある。
【0037】前記フィッティング1内の管5には、切断
部55が形成してある。そして、この切断部55を形成
するには、図3に示すように、フィッティング1のフラ
ンジ2aの上に、従来公知のゲートバルブ7を取り付
け、このゲートバルブ7に切断機80を取り付ける。
【0038】前記切断機80は、頂板の中央に棒挿通孔
90が設けてあり、この棒挿通孔90には、Oリングが
設けてある。この棒挿通孔90に上下摺動可能に密嵌し
た棒91の下端には磁石92とが取り付けてある。
【0039】また、前記頂板の外周部には、操作棒挿通
孔81が設けてあり、この操作棒挿通孔81にはOリン
グが設けてあり、さらに、この操作棒挿通孔81は、下
部が切断機80の中心線側に傾斜するようにして設けて
ある。
【0040】そして、前記操作棒挿通孔81には、操作
棒82が上下摺動可能に密嵌してあり、この操作棒82
の下部には、電源コード86が接続されたモーター83
が装着してあり、このモーター83には、図4に示す多
数の流通孔85の設けられたディスクカッター84が設
けてある。
【0041】そして、図3に示す前記操作棒82を操作
して、ディスクカッター84で、管5を斜めに切断して
一方の端部56を形成した後、磁石92とディスクカツ
ター84を切断機80内に引き上げ、ゲートバルブ7を
閉ざし、切断機80を外して、180度回転させて、ゲ
ートバルブ7に取り付け、再び管5をディスクカツター
84で斜めに切断して他方の端部56を形成する。
【0042】そして、ディスクカツター84を引き上げ
ると共に、磁石92を引き上げ、磁石に吸着された管5
の切断した部分を引き上げて、ゲートバルブ7を閉ざ
し、プラグ締め機38をゲートバルブ7から外ずす。そ
うすると、管5には、図6に示すように、管5を横断す
る切断部55が形成され、この切断部55が形成された
管5の両方の端部56は、下部の間隔よりも上部の間隔
が大きい傾斜面に形成された端部56が形成される。
【0043】前記フィッティング1の開口には、図6に
示すようにして、シール用栓74が螺嵌される。そし
て、このシール用栓74は、前記フィッティング1の開
口の雌ねじ18に螺合する雄ねじ19が設けてあり、上
部のフランジの下側には、図1に示すように、Oリング
25が外嵌されている。
【0044】また、シール用栓74の中心部には、図
1、図5に示すように、軸挿通孔75が設けてあり、こ
の軸挿通孔75には、小Oリング76が嵌入され、シー
ル用栓74の上面には、対向して凹部48が設けてあ
る。
【0045】前記シール用栓74の軸挿通孔75には、
図1に示すように、操作用軸67が上下摺動可能で回動
可能に密嵌されており、この操作用軸67は、基部軸6
3と、この基部軸63に連結される延長軸65で形成さ
れ、基部軸63に形成されたねじ64に延長軸(図2)
65のねじを螺合して連結してあり、延長軸65には把
手66が取り付けてある。
【0046】また、前記基部軸67には、図1、図5に
示すように、固定ディスク70を外嵌し、固定ディスク
70に設けた第2小ねじ71で、固定ディスク70を基
部軸67に固定し、基部軸67が軸挿通孔75内を下降
するの防止できるように形成してある。
【0047】前記基部軸63の下端には、図1、図2及
び図5に示すように前記管5の両方の端部56の間に挿
入されて管5を閉鎖できるディスク形弁60が設けてあ
り、このディスク形弁60は、下部が薄く上部が厚く形
成され、断面が楔形になっており、両方の側面61に
は、ゴム等で形成されたパッキン62が貼着されてい
る。
【0048】前記シール用栓74を、フィッティング1
に装着するには、図6に示すプラグ締め機38の軸39
の止め42の下方にばね43とねじ締めフォーク37を
外嵌し、この軸39を前記基部軸63に螺嵌して連結す
る。
【0049】そして、ねじ締めフォーク37の小ねじ4
6をねじ込んで、軸39の外面の平滑面45(図20)
に当接させ、ねじ締めフォーク37を軸39に回動不能
で上下動可能に装着する。
【0050】次に、前記プラグ締め機38を、ゲートバ
ルブ7に取り付け、(図6)軸39を回転させ、ねじ締
めフォーク37の締結爪47をシール用栓74の凹所4
8に係合させて、シール用栓74をフィッティング1に
螺嵌する。
【0051】次に、軸39を逆方向に回転させて基部軸
63から軸39を螺脱させ、プラグ締め機38をゲート
バルブ7から取り外ずし(図7)、基部軸63に把手6
6を取り付けた延長軸65を螺嵌して、図1示すように
装着する。
【0052】そして、前記実施例では、基部軸63と延
長軸65を連結して操作用軸67を形成するようにして
いるが、この操作用軸67は一体に形成することも可能
である。
【0053】さらに、操作用軸67を一体に形成した場
合は、操作用軸67に小ねじ46の当接する平滑面45
や、着脱可能な止め42等を設ける必要がある。また、
固定ディスク70は、操作用軸67を軸挿通孔75に固
く密嵌するように形成すると省略することができる。
【0054】また、ディスク形弁60の上面とシール用
栓74の下面に回り止め突条等を設けると、基部軸63
と軸39の螺脱がし易くなる。
【0055】
【発明の効果】本発明のホットタップ用フィッティング
を用いるバルブは、フィッティング1内の管5の切断部
55を、閉鎖すると共に、全開できるディスク形弁60
を備えている。
【0056】したがって、管5にバイパス回路等を設け
ずに、管5を開閉できるバルブを、直接ホットタップ工
法で管5に挿入できるものであり、バルブを構成する部
品数も少ない。
【0057】よって、管5にバルブを挿入するための工
事量がきわめて少なくなり、工事期間も短くできた。ま
た、パイパス回路等の流量を大きく制限する装置を用い
ないので、工事中に流量低下が発生せず、管5内を流れ
る流体の消費量の大きい時刻にも工事が可能であり、施
工時刻も制限されずに、管5に挿入できるバルブとなっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図
【図2】本発明の一実施例のディスク形弁の斜視図
【図3】本発明の一実施例の施工に用いる切断機の断面
【図4】本発明の一実施例の施工に用いるディスクカッ
ター
【図5】本発明の一実施例のシール用栓とディスク形弁
の要部を示す図
【図6】本発明の一実施例のシール用栓とディスク形弁
の組立状況を示す図
【図7】本発明の一実施例の組立状況を示す図
【図8】従来例のフィッティングを2ヶ所に装着した状
態を示す図
【図9】従来例のフィッティングの分解斜視図
【図10】従来例のフィッティングを管に装着した状態
を示す図
【図11】従来例の管を切断しようとする状態を示す図
【図12】従来例のストッパーの装着状況を示す図
【図13】従来例の管にバイパス回路を設けた状態を示
す図
【図14】従来例のストッパーの要部の斜視図
【図15】従来例の管にストッパーを装着した状態を示
す図
【図16】従来例の管にバルブを挿入した状態を示す図
【図17】従来例のプラグ締め機とシール栓を示す図
【図18】従来例のシール栓の斜視図
【図19】従来例のねじ締めフォークの裏面と表面を示
す斜視図
【図20】従来例のプラグ締め機の軸の要部とその軸と
ねじ締めフォークの要部を示す図
【図21】従来例のねじ締めフォークの係合状態を示す
【図22】従来例のフィッティングをシール栓で閉鎖し
た状態の要部を示す図
【図23】従来例のねじ締めフォークの離脱状態を示す
【図24】従来例の管にバルブの挿入が完了した状態を
示す図
【符号の説明】
1 フィッティング 5 管 48 凹部 55 切断部 56 端部 60 ディスク形弁 62 パッキン 67 操作用軸 74 シール用栓 75 軸挿通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鬼頭 富之 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号日本 鋼管株式会社内 (72)発明者 高梨 洋治 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号日本 鋼管株式会社内 (72)発明者 赤尾 一孝 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号日本 鋼管株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管5の外周にフィッティング1が装着さ
    れ、フィッティング1内の管5に、管5を横断する切断
    部55が形成され、この切断部55が形成された管5の
    両方の端部56は、下部の間隔よりも上部の間隔が大き
    い傾斜面に形成され、前記フィッティング1の開口に
    は、上面に一対の凹部48を設けたシール用栓74が螺
    嵌され、このシール用栓74に設けた軸挿通孔75に
    は、操作用軸67が上下動可能に密嵌され、この操作用
    軸67の下端には、前記管5の両方の端部56の間に挿
    入されて管5を閉鎖できるディスク形弁60が設けら
    れ、このディスク形弁60の側面61には、前記管5の
    端部56を密閉するパッキン62を設けたホットタップ
    用フィッティングを用いるバルブ。
JP20086991A 1991-08-09 1991-08-09 ホツトタツプ用フイツテイングを用いるバルブ Pending JPH0544859A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003343789A (ja) * 2002-05-28 2003-12-03 Cosmo Koki Co Ltd 不断水切断工法における流体弁設置方法
JP2006515406A (ja) * 2003-02-28 2006-05-25 オクルード バルブ挿入及び設置方法

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