JP4290305B2 - 袋連続供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、を高速で連続的に搬送しながら、その搬送途中でに対し充填物の充填、開口部のシール等の包装諸操作を行うようにした連続充填包装システムにおいて、複数列(n列)で間欠的に供給される空を一列の連続移動に変換して該連続充填包装システムに連続的に供給する連続供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のリテーナ式充填包装システム(リテーナ内に袋を収容し、該リテーナを搬送しながらその搬送途中でリテーナ内の袋に包装諸操作を行うもの)では、例えば特開昭58−73501号公報又は特開昭58−82801号公報に記載されているように、単列コンベアにより搬送されてきた複数個のリテーナをいったん停止、整列させ、この複数個を単位とするリテーナ群をプッシャにより間欠的に前進させて間欠駆動される多列コンベア上に移送し、該多列コンベア上で該リテーナ群に同時に空袋(空の袋)を挿入し、さらに各空袋の袋口を開口した後、該多列コンベア上からリテーナ群を同時に単列コンベア上に押し出すようにしている。この単列コンベアに押し出されたリテーナは連続的に搬送され、それぞれロータリー型の充填装置、シール装置及び冷却シール装置により包装諸操作を連続的に受け、再び単列コンベアから複数個を単位とするリテーナ群として間欠駆動される多列コンベア上に押し出され、該多列コンベア上で冷却操作を受ける。また、リテーナから実袋(充填済みの袋)を抜き出す排出作業は、この多列コンベアの終端付近で行われ、空になったリテーナ群は再び単列コンベアに押し出されるようになっている。
【0003】
このリテーナ式充填包装システムでは、複数個のリテーナへ同時に空袋を挿入し、あるいは複数個のリテーナから同時に実袋を抜き取るようにして袋の供給及び排出効率を上げ、他の高速で連続稼働可能な装置(充填装置、シール装置等)との処理の継続性を保ち生産性を向上させている。
しかし、連続搬送されるリテーナをいったん停止させ、続いて複数個まとめてプッシャーで押し出すという間欠操作自体の高速化には限界があるため、さらに袋の供給及び排出の効率を上げようとすれば、一群として扱うリテーナの数を増やすしかない。ところが、一群として扱うリテーナの数が多くなり多列コンベアの幅が大きくなると、多列コンベア上のリテーナへの袋の挿入手段あるいはリテーナからの袋の抜取り手段の設置が難しくなり、特に多列コンベアの中心付近に位置する挿入手段に対しては、空袋の補充やメンテナンスも難しくなるという問題がある。
また、連続搬送されるリテーナをいったん停止させ、続いて複数個まとめてプッシャーで押し出すという間欠操作に起因して、リテーナ同士あるいはリテーナとプッシャーがぶつかり合って大きい騒音が絶え間なく発生する。しかもこの騒音は上記の操作を高速化するほど大きくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
リテーナ式充填包装システムにおいて、ロータリー型充填装置やシール装置については一層の高速稼働が可能であるが、上記のようにリテーナへの袋の供給及びリテーナからの袋の排出作業においてはその間欠操作がネックとなって、リテーナ式充填包装システム全体の生産効率の向上が制限されている。なお、袋のリテーナからの排出を単列コンベア上で連続的に行うことも不可能ではないが、高速運転すると、排出コンベア上を一列に、一列当りの処理能力を上回る大量の袋が搬送されることになり、箱詰め等の後工程に支障が起こる。
さらに、他の高速で連続稼働可能な装置を有する充填包装システム、例えばスパウト付き袋充填包装システムでも、袋へのスパウトの挿入、袋口のシール、スパウト取り付け後の袋への液充填、キャッピング等についてはロータリー型装置による高速での連続包装処理が可能であるが、やはり袋の供給の間欠操作がネックとなり、スパウト付き袋充填包装システム全体の生産効率の向上が制限されている。また、排出については、リテーナ式充填包装システムとほぼ同様の問題が起こる。
【0005】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、の連続充填包装システムにおいて、複数列(n列)で間欠的に供給される空を一列の連続移動に変換して該充填包装システムに連続的に供給する連続供給装置を得ること、それにより充填包装システム全体の高速運転を可能として生産効率を向上することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、連続充填包装システムにおいて、n列(n:複数)で間欠的に供給される空を一列の連続移動に変換して供給するもので、等間隔に配置された多数の保持部材が一対の平行部をもつ水平面内の環状軌道に沿って一方向に移動し、その際、前記平行部の一方側において前記保持部材の取付間隔のn倍の距離ずつ間欠的に移動し、かつ前記平行部の他方側において一定速度で連続的に移動する保持部材搬送装置と、前記平行部の一方側においてn個の袋保持部材に同時に各1つずつ空を供給する供給装置を備え、前記平行部の一方側において前記供給装置により停止した保持部材に空n列で供給し、さらに前記平行部の他方側に、真空吸引により袋を吸着する多数の受渡し手段が連続回転するローターの周囲に等間隔に配置されたロータリー型受渡し装置が設置され、前記ロータリー型受渡し装置は、前記平行部の他方側において連続回転する前記受渡し手段で連続移動する前記袋保持部材から空連続的に受け取り、続いて次工程の装置のローターに連続的に供給するようにした連続供給装置である。
上記保持部材搬送装置は、例えば、等間隔に配置された多数の保持部材を一対の平行部をもつ環状軌道に沿って一方向に回転搬送する回転搬送機構と、該回転搬送機構全体を前記平行部に沿って所定距離往復動させる往復駆動機構を備え、前記回転搬送機構と往復駆動機構はそれぞれ独立した駆動源を備える。この場合、前記保持部材は前記回転搬送と往復動が合成された移動速度を有する。
【0007】
【0008】
本発明において、前記保持部材搬送装置は、前記ロータリー型受渡し装置を介して空を連続的に次工程の装置に供給することになる。いうまでもなく、前記受渡し手段の取り付け間隔及び移動速度は前記保持部材と一致させておく。
これをリテーナ式連続充填包装システムに適用する場合は、前記次工程の装置が、例えばリテーナに空容器を挿入するロータリー型挿入装置となる。このロータリー型挿入装置は、例えば、そのローターの外周に多数の空袋を前記受渡し手段の間隔と同じ間隔で保持して前記受渡し手段の移動速度と同速で回転搬送し、一回転する間にリテーナを連続的に受け入れ、前記ロータリー型受渡し装置から供給された空をリテーナ内に挿入し、続いてリテーナを排出するようにしたものである。
これをスパウト付きの連続充填包装システムに適用する場合は、前記次工程の装置が、例えばにスパウトを挿入しかつ袋口をシールするロータリー型スパウト挿入装置となる。ロータリー型スパウト挿入装置は、例えば、そのローターの外周に多数のスパウト及び空を前記受渡し手段の間隔と同じ間隔で保持して前記受渡し手段の移動速度と同速で回転搬送し、一回転する間にスパウトを連続的に受け入れ、前記ロータリー型受渡し装置から供給された空に挿入し、かつ袋口のシールを行い、続いてスパウト付きを排出するようにしたものである。
【0009】
なお、本発明に係る連続充填包装システムにおいて、空の供給側に前記連続供給装置を設置し、さらに実袋(充填済みの袋)の排出側に、一列で連続的に供給される実を複数列(n列)の間欠移動に変換して充填包装システムから排出するための間欠排出装置を設置することができる。この間欠排出装置は、等間隔に配置された多数の保持部材が一対の平行部をもつ環状軌道に沿って一方向に移動し、その際、前記平行部の一方側において一定速度で連続的に移動し、前記平行部の他方側において前記保持部材の取付間隔の倍の距離ずつ間欠的に移動する保持部材搬送装置を備え、前記平行部の一方側において連続移動する保持部材で実を連続的に受け取り、前記平行部の他方側において停止した保持部材から実列で排出するものである。前記平行部の一方側に後述するループ型受渡し装置又はロータリー型受渡し装置を設置し、これらを介して実を連続的に受け取り、かつ列で間欠的に排出するようにしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図34を参照して、本発明を詳細に説明する。
図1〜図21は本発明に係る袋保持部材搬送装置をリテーナ式連続充填包装システムに適用した例(参考例)であり、図1はそのリテーナ式連続充填包装システムの概略を示す平面図である。このリテーナ式連続充填包装システムでは、リテーナはループ状に形成された搬送経路をコンベアにより搬送され、該搬送経路に沿って配置された複数個のロータリー型の処理装置により各充填包装処理を受ける。
【0011】
主搬送経路(実線矢印で示す経路)1に沿って設置されているのは、一定速度でリテーナを搬送するリテーナ搬送装置22、そのリテーナに空袋を連続的に供給する袋連続供給装置2、袋口の開口装置3、液状物予備充填装置4、固形物充填装置5、液状物充填装置6、スチーム脱気装置7、シール装置8、一定速度で搬送されるリテーナ内の実袋を抜き取り製品搬送コンベア9上に間欠的に排出する容器排出装置10である。
また、不良リテーナ排出経路(破線矢印で示す経路)11に沿って不良袋排出装置12が設置され、洗浄経路(仮想線で示す経路)13に沿ってリテーナ洗浄装置14及び乾燥装置15が設置されている。なお、洗浄経路13は通常は閉鎖しておき、リテーナが汚れてきた場合に開通させる。
【0012】
始めに主搬送経路1に沿って設置された各装置について説明すると、空のリテーナR(図14(a)に例示)は袋連続供給装置2(後ほど詳細に説明)により空袋の供給を受け、その挿入溝Rbに空袋Wを挿入され(図14(b)参照)、開口装置3に搬送される。
開口装置3はロータリー型開口装置であり、周囲に複数個の開口手段を等間隔に配置した処理ローター(開口ローター)16を備え、挿入溝Rbに空袋Wが挿入されたリテーナRが導入されると、一回転する間に前記開口手段がその空袋Wの袋口を両側から真空吸引して開口し(図14(b)→(c))、次の工程に送り出す。処理ローター16へのリテーナRの導入は、同期回転するタイミングスクリュー17とスターホイール18aを介して行われ、次工程へのリテーナRの送り出しもスターホイール18bとタイミングスクリュー19を介して行われる。
【0013】
以下、液状物予備充填装置4、固形物充填装置5、液状物充填装置6、スチーム脱気装置7、シール装置8も全てロータリー型であり、各々の充填包装処理を行う処理ローターを備え、リテーナRの導入及び送り出しはいずれもスターホイールとタイミングスクリューにより行われる。そして、液状物予備充填装置4で袋に液状物が予備充填され、固形物充填装置5で固形物が充填され、液状物充填装置6でさらに液状物が充填される。このとき、固形物より先に液状物の予備充填を行うのは、固形物充填により袋の底に空気溜りができるのを予め防止するためである。続いて、スチーム脱気装置7ではスチームを吹き込んで袋内の空気を排除した後、直ちに袋口を仮シールし、シール装置8では2度のシールと冷却シール(シール部分の冷却)が行われる。
排出装置10では、搬送されてきたリテーナRからシール済みの実袋を連続的に抜き取り、製品搬送コンベア9上へ間欠的に複数列の整列状態で排出する。また、排出装置10から送り出された空のリテーナRは主搬送経路1上を袋連続供給装置2に向けて搬送される。
【0014】
不良リテーナ排出経路11は、主搬送経路1から固形物充填装置5の下流側で分岐し、袋連続供給装置2の上流側で再び合流する経路である。図示しない不良リテーナ排出手段が、袋が挿入されていない空のリテーナや不良袋(開口されなかった袋、リテーナ内で位置ずれを起こしている袋、計量不足の袋、シール部分に液が付着した袋など、正常な包装処理を阻害する要因をもつ袋)が挿入されたリテーナを主搬送経路1から排除してこの不良リテーナ排出経路11に送り出し、不良袋排出装置12により不良袋が挿入されたリテーナから不良袋を抜き出し、空のリテーナを再び主搬送経路1(1a)に合流させる。
洗浄経路13は、排出装置10の下流側と袋連続供給装置2の上流側をつなぐ経路であり、リテーナが汚れた場合に主搬送経路1(1a)に代えて使用される。リテーナをリテーナ洗浄装置14で洗浄し、乾燥装置15で乾燥した後、袋連続供給装置2の上流側において主搬送経路1に送り出す。
【0015】
に袋連続供給装置2について詳細に説明する。まず、図2は袋連続供給装置2及びリテーナ搬送装置22の概念図である。
袋連続供給装置2は、空袋保持部材搬送装置21及び図示しない袋間欠供給装置からなる。空袋保持部材搬送装置21は、無端状のコンベアチェーンに等間隔に配置された多数の空袋保持部材(図2では空袋保持部材の代わりに空袋Wを図示している)を一対の平行部をもつ環状軌道に沿って一方向に回転搬送する回転搬送機構23(駆動は速度可変の駆動モータMによる)と、該回転搬送機構23全体を前記平行部に沿って所定距離往復動させる往復駆動機構24(駆動は速度可変の駆動モータMによる)を備える。袋間欠供給装置は前記平行部の一方側(袋入り側A)に配置されて、袋入り側Aを移動する複数の空袋保持部材に同時に各1つずつ空袋Wを供給する。
一方、リテーナ搬送装置22は前記平行部の他方側(袋出側B)に配置され、平行部に沿って多数のリテーナRを等間隔で連続的に一定速度で搬送し、挿入装置が袋出側Bを移動する空袋保持部材から空袋Wを取り出し、下方を搬送されるリテーナRに挿入する。なお、回転搬送機構23のコンベアチェーン上の空袋保持部材の取付ピッチとリテーナRの搬送ピッチは等しく設定される。
【0016】
空袋保持部材搬送装置21では、回転搬送機構23が速度可変の駆動モータMにより空袋保持部材を回転搬送し、かつ回転搬送機構23全体が送り速度可変の駆動モータMにより前記平行部に沿った方向に所定距離往復動される。一方、リテーナ搬送装置22は駆動モータMにより常に一定速度(V)で、前記環状軌道のリテーナ側Bにおける搬送方向と同一方向にリテーナRを搬送する。
駆動モータMによる空袋保持部材の回転搬送速度及び駆動モータMによる回転搬送機構23の往復動速度は、往動時(リテーナRの搬送方向に動くときを往動とする・・・・図2では実線→仮想線の動き)と復動時(仮想線→実線の動き)で異なる値に設定され、その際、袋入り側Aにおいて往動時に駆動モータMによる空袋保持部材の回転搬送速度(U)と駆動モータMによる回転搬送機構23の往動速度(U)が合成(相殺)されて、空袋保持部材の移動速度がゼロになり、また、袋出側Bにおいて往復動時の駆動モータMによる空袋保持部材の回転搬送速度(往動時U、復動時U)と駆動モータMによる回転搬送機構23の往復動速度(往動時U、復動時U)が合成されて、空袋保持部材の移動速度が常時リテーナRの搬送速度と同一になるように設定されている。
上記のように設定することにより、袋入り側Aにおいて、回転搬送機構23の往動時に図示しない袋間欠供給装置から移動速度ゼロ(停止状態)の空袋保持部材に空袋Wを供給し、一方、袋出側Bにおいて、リテーナRと同一の移動速度で移動する空袋保持部材から空袋Wを排出し、リテーナRに連続的に挿入することができる。なお、袋入り側Aにおいて一度に複数個の空袋保持部材に空袋Wを供給することにより、袋連続供給装置2の作業効率が向上する。
【0017】
この袋連続供給装置2及びリテーナ搬送装置22では、処理能力S(袋/分)、一度に供給される袋数n(個)、リテーナRの搬送ピッチ(=空袋保持部材の取付ピッチ)p(m)、及び回転搬送機構23の往動時間(=袋入り側Aにおける空袋保持部材の間欠停止時間)t(秒)の条件が設定されると、各駆動モータの駆動条件等を求めることができる。下記式は、図3に示すように各駆動モータにおいて往動時の速度から復動時の速度への切り替え(あるいは復動時の速度から往動時の速度への切り替え)が即座に行われると仮定したときの計算例である。
下記式において、各記号は下記の意味をもつ。
;回転搬送機構の復動時間(=袋入り側Aにおける容器保持部材の間欠移動時間)
M(m);回転搬送機構の往動距離(=復動距離)
(m/分);空袋保持部材の回転搬送速度(回転搬送機構の往動時)
(m/分);空袋保持部材の回転搬送速度(回転搬送機構の復動時)
(m/分);回転搬送機構の往動速度
(m/分);回転搬送機構の復動速度
(m/分);リテーナの搬送速度
(m/分);袋出側Bにおける空袋保持部材の合成された移動速度(回転搬送機構の往動時)
(m/分);袋出側Bにおける空袋保持部材の合成された移動速度(回転搬送機構の復動時)
(m/分);袋入り側Aにおける空袋保持部材の合成された移動速度(回転搬送機構の往動時)
(m/分);袋入り側Aにおける空袋保持部材の合成された移動速度(回転搬送機構の復動時)
【0018】
=60×n/S−t
M=(t×S×p/2)/60
=S×p/2
=S×p+(t×S×p/2)/(60×n/S−t
=S×p/2
=(t×S×p/2)/(60×n/S−t
=V=V=p×S
=0
=60×n×p/(60×n/S−t
【0019】
また、袋入り側Aにおいて空袋保持部材が復動時に搬送される距離(回転搬送機構による搬送距離と回転搬送機構の復動距離が合成された距離)をLとすると、Lは合成速度Vで復動時間(t/60)分のあいだ進む距離ということができるから、次のように表される。
L=V×t/60
この式に前記V、tを代入して計算すると、次のようになる。
L=p×n
つまり、回転搬送機構23の袋入り側Aでは、復動時間の間に空袋保持部材がn個分ずつ搬送されることになり、一方、往動時間の間に空袋Wはn個ずつ供給されるのであるから、結局、全ての空袋保持部材に対して間欠的に順次空袋Wの供給が行えることになり、空袋保持部材が歯抜け状態(空袋がない状態)で搬送されることは防止される。
なお、以上の計算例では、各駆動モータの速度の切り替えが即座に行われると仮定したが、実際の装置では駆動モータの速度の切り替えは即座にはできず、切換時にのみ加減速運転となるので、その点を考慮した計算を行う必要がある。
【0020】
次に、図4は排出装置10の概念図である。この排出装置10はリテーナ搬送装置26の近傍に設置され、実袋保持部材搬送装置25(図示しない実袋保持部材開放装置を含む)及び製品搬送コンベア9からなる。実袋保持部材搬送装置25は、無端状のコンベアチェーンに等間隔に配置された多数の実袋保持部材(図4では実袋保持部材の代わりに実袋Wを図示している)を一対の平行部をもつ環状軌道に沿って一方向に回転搬送する回転搬送機構27(駆動は速度可変の駆動モータMによる)と、その回転搬送に伴い該実袋保持部材の昇降及び開閉を行う図示しない作動機構(前記実袋保持部材開放装置を含む)と、回転搬送機構27全体を前記平行部に沿って所定距離往復動させる速度可変の往復駆動機構28(駆動は速度可変の駆動モータMによる)を備える。リテーナ搬送装置26が前記平行部の一方側(袋入り側C)に配置されて、平行部に沿って多数のリテーナRを等間隔で連続的に一定速度で搬送し、実袋保持部材開放装置及び製品搬送コンベア9はそれぞれ前記平行部の他方側(袋出側D)に配置される。そして、袋入り側Cを移動する実袋保持部材が各リテーナRから順次実袋Wを抜き取り、袋出側Dを移動する実袋保持部材が実袋保持部材開放装置の作用を受けて、実袋Wを製品搬送コンベア9上に排出する。なお、回転搬送機構27のコンベアチェーン上の実袋保持部材の取付ピッチと、リテーナRの搬送ピッチは等しく設定されている。
【0021】
実袋保持部材搬送装置25では、回転搬送機構27が速度可変の駆動モータMにより実袋保持部材を回転搬送し、かつ回転搬送機構27全体が送り速度可変の駆動モータMにより前記平行部に沿った方向に所定距離往復動される。一方、リテーナ搬送装置26は駆動モータMにより常に一定速度(V)で、前記環状軌道の袋入り側Cにおける搬送方向と同一方向にリテーナRを搬送する。
駆動モータMによる実袋保持部材の回転搬送速度及び駆動モータMによる回転搬送機構27の往復動速度は、往動時(リテーナRの搬送方向に動くときを往動とする・・・・図4では実線→仮想線の動き)と復動時(仮想線→実線の動き)で異なる値に設定され、その際、袋出側Dにおいて往動時に駆動モータMによる実袋保持部材の回転搬送速度(U)と駆動モータMによる回転搬送機構27の往動速度(U)が合成(相殺)されて、実袋保持部材の移動速度がゼロになり、また、袋入り側Cにおいて往復動時の駆動モータMによる実袋保持部材の回転搬送速度(往動時U、復動時U)と駆動モータMによる回転搬送機構27の往復動速度(往動時U、復動時U)が合成されて、その移動速度が常時リテーナRの搬送速度と同一になるように設定されている。
【0022】
上記のように設定することにより、袋入り側Cにおいて、リテーナRと同一の移動速度で移動する実袋保持部材にリテーナRから実袋Wが連続的に供給され、袋出側Dにおいて、回転搬送機構27の往動時に合成速度ゼロ(停止状態)の前記実袋保持部材に実袋保持部材開放装置が作用し製品搬送コンベア9上へ実袋Wが排出される。なお、袋出側Dにおいて一度に複数個の実袋保持部材から実袋Wを排出することにより、排出装置10の作業効率が向上するとともに、製品搬送コンベア9上へ複数個整列した状態で実袋Wを排出できる利点がある。
なお、この排出装置10における各駆動装置の駆動条件等は前記袋連続供給装置2と同様に設定すればよい。
【0023】
次に、図5〜図14を参照して、前記袋連続供給装置2をより具体的に説明する。
この袋連続供給装置2の一部である空袋保持部材搬送装置21は、図5〜8に示すように、ベッド31の上に設置された往復駆動機構24、該往復駆動機構24上に設置され多数の空袋保持部材32を一対の平行部を有する環状軌道に沿って回転搬送する回転搬送機構23からなる。
往復駆動機構24は、フレーム33、34の下面に設置されたスライド部材35〜38、ベッド31上に固定されスライド部材35〜38がその上を摺動自在であるレール39〜42、ベッド31上に固定された軸受43、44とそれに回転自在に支持されたねじ棒45、それを回転駆動する速度可変の駆動モータ(サーボモータ)M、フレーム33の下面に固定されねじ棒45に螺合するナット部材46、回転搬送機構23を支持する支持フレーム47、48からなり、駆動モータMを正逆駆動させることにより回転搬送機構23を左右に往復移動させることができる。
【0024】
回転搬送機構23は、主フレーム49に回転自在に支持された支軸51、52、該支軸51、52に固定されたスプロケット53〜56、上側のスプロケット53、55の間に掛け渡された上側コンベアチェーン57と下側のスプロケット54、56の間に掛け渡された下側コンベアチェーン58を備え、これらの上下コンベアチェーン57、58には空袋保持部材32が取付部材59を介して外向きに等間隔(ピッチ=p)で取り付けられている。この空袋保持部材32は、図13に示すように、前方側に開口する縦溝32aを有し、その縦溝の中程に空袋Wが挿入される縦方向スリット32bが形成されている。また、上下コンベアチェーン57、58は平行部においてそれぞれ主フレーム49上に設置されたチェーンガイド61により両側をガイドされて走行する。
この回転搬送機構23は、回転速度可変の駆動モータ(サーボモータ)Mを有し、その駆動力がギヤを介して支軸51に伝達され、スプロケット53〜56を介してコンベアチェーン57、58を回転させ、それにより空袋保持部材32を前記環状軌道に沿って回転搬送する。
【0025】
そのほか、袋入り側Aから袋出側Bにかけての主フレーム49の周囲には、空袋保持部材32の環状軌道に沿って袋受け台62が設置されている。この袋受け台62は、空袋保持部材32のスリット32bに収容された空袋Wが途中で落下しないようにするためのもので、袋出側Bでは途中から落下を許容するための溝62aが形成され、その溝62aの下面には空袋Wを下方を等速で搬送されるリテーナRの溝に案内する挿入ガイド63が取り付けられている。なお、リテーナRは、例えば図14に示すように、外壁に平行部Raを有し、内部に空袋が挿入される溝Rbと開口時の袋の胴部を収容する断面略円形の有底保持穴Rcを有する。
【0026】
袋連続供給装置2の一部である袋間欠供給装置65は、図9に示すように、例えば特開平8−337217号公報に記載されたと同様のコンベアマガジン式袋供給装置を利用したものであり、空袋保持部材32の環状軌道の外側に、袋口を前方下向きとし一部が重なり合った状態で置かれた多数の空袋を連続的に搬送するベルトコンベア66、その左右に設置された空袋の両側縁をガイドするガイド板67、ベルトコンベア66より早い速度で回転し、該ベルトコンベア66で搬送される先頭の空袋を後続の空袋から分離して前方に早送りする早送りベルト68、その前方のストッパー69に当たって停止した空袋Wを、先端に取り付けた吸盤により真空吸引して所定距離持ち上げる吸着取出アーム71、及びその空袋を先端に取り付けた吸盤により吸着し、上方に回動してちょうど空袋保持部材32の真上にもっていく吸着スイングアーム72等を備える。また、空袋保持部材32の環状軌道の内側に、昇降軸73により昇降する昇降アーム74が設置されている。この昇降アーム74は先端に取り付けた吸盤により、吸着スイングアーム72が空袋保持部材32の真上位置にもたらした空袋Wを受け取り、そのまま垂直に下降させて空袋保持部材32のスリット32bに挿入する。
袋入り側Aにはこの袋間欠供給装置65が複数台(n台)並設され、同時にn個の空袋保持部材32に空袋Wを供給できるようになっている。
【0027】
また、リテーナ搬送装置22には、図10〜12に示すように、袋挿入装置が一体化されている。
このリテーナ搬送装置22は、主としてベッド31の下部に設置された駆動機構75、ベッド31の上に設置されたリテーナ搬送兼袋挿入機構76、リテーナRを載置して主搬送経路1上を搬送するリテーナ搬送コンベア77、リテーナ導入スクリュー78等からなる。
【0028】
リテーナ搬送兼袋挿入機構76は、主フレーム79に回転自在に支持された支軸81、82、該支軸に固定されたスプロケット83〜86(84のみ図示省略)、上側のスプロケット83、85の間に掛け渡された上側コンベアチェーン87と下側のスプロケット84、86の間に掛け渡された下側コンベアチェーン88を備え、これらの上下コンベアチェーン87、88には昇降部材ガイド軸89が取付部材91を介して外向きに等間隔(ピッチ=p)で取り付けられている。上下コンベアチェーン87、88は平行部においてそれぞれ主フレーム79上に設置されたチェーンガイド92により両側をガイドされて走行する。昇降部材ガイド軸89には昇降部材93が摺動自在に取り付けられ、該昇降部材93には空袋挿入ピン94が外向きに、カムフォロワ(ローラ)95が内向きに取り付けられている。また、昇降部材ガイド軸89の下端にはリテーナ間隔保持部材96及び板ばね97が取り付けられている。
【0029】
ここで、このリテーナ搬送装置22の駆動機構75について述べると、この駆動機構75は駆動モータ(サーボモータ)Mを有し、その駆動モータMの駆動力がベルト、プーリー、減速機98、歯車等を介して支軸82に伝達され、スプロケット83〜86を介してコンベアチェーン87、88を回転させ、それにより前記昇降部材ガイド軸89が一対の平行部を有する環状軌道に沿って回転搬送される。また、駆動モータMの駆動力は、ベルト、プーリー、伝導軸99等を介してリテーナ導入スクリュー78に伝達される。
【0030】
リテーナ搬送兼袋挿入機構76では、さらに、昇降部材ガイド軸89の前記環状軌道の両平行部に沿って昇降部材昇降用カム101、102が傾斜して設置され、そこを前記カムフォロワ95が走行するようになっている。また、リテーナ導入側に位置する支軸81には、前記昇降部材昇降用カム101、102の上端に連なる高さにカムプレート103が取り付けられ、カムフォロワ95がその上に乗るようになっている。
そして、駆動モータMによりコンベアチェーン87、88が回転して昇降部材ガイド軸89が一定速度で回転移動すると、カムフォロワ95が昇降部材昇降用カム101、102に沿って移動するため、前記平行部のリテーナ側Eにおいて昇降部材93はしだいに下降し、反対側の平行部Fにおいてしだいに上昇する。この昇降高さは、昇降部材93に取り付けられた空袋挿入ピン94が、リテーナ側Eの上昇端においてその先端が空袋保持部材32に保持された空袋Wの直上に位置し、下降端において空袋Wを空袋保持部材32から抜き出して下方のリテーナRに挿入できるように設定されている。
【0031】
また、このリテーナ搬送兼袋挿入機構76は、リテーナ搬送コンベア77に載置され搬送されてきたリテーナRを一定の搬送速度(V)及び間隔(p)で、リテーナ側Bにある空袋保持部材32の真下を搬送させる役割をもつ。つまり、リテーナ搬送コンベア77上のリテーナRの搬送速度及び間隔は、まずリテーナ導入スクリュー78により調整され、続いて昇降部材ガイド軸89とともに一定速度で移動するリテーナ間隔保持部材96により一定の搬送速度(V)及び間隔(p)に調整される。また、リテーナRは搬送中、板ばね97により平行面Raをリテーナ搬送用ガイド104に押し付けられる。これにより、搬送されるリテーナRの袋挿入溝Rbと空袋保持部材32の縦方向スリット32bの位置が上下で確実に揃うように位置決めされる。
【0032】
以上説明した袋連続供給装置及びリテーナ搬送装置全体の動作について再び簡単に説明する。
空袋保持部材搬送装置21は、先に図2を用いて説明したように作動し、空袋保持部材32は袋入り側Aにおいて回転搬送機構23の往動時に移動速度ゼロ(停止状態)となり、その間に袋間欠供給装置65が複数個(n個)の空袋保持部材32のスリット32bに空袋Wを挿入する。いいかえれば、空袋保持部材32に空袋Wが供給される。続いて、その空袋Wは下端を袋受け台62に支えられた状態で、回転搬送機構23により空袋保持部材32とともに移動する。一方、袋出側Bでは空袋保持部材32は常に一定速度(V)で移動し、また、その下方ではリテーナRが、リテーナ搬送装置22により空袋保持部材32と同一の搬送速度(V)、同一の搬送ピッチ(p)で、かつ空袋保持部材32と上下方向に揃った状態で搬送されている。
袋出側Bにおいて空袋保持部材32が袋受け台62の溝62aの位置にきたとき、リテーナ搬送装置22では空袋挿入ピン94が下降をはじめ、空袋保持部材32のスリット32bに収容された空袋Wを上から押えて下方に抜き出し、挿入ガイド63を通して下方を搬送されるリテーナRの溝Rbに挿入する。いいかえれば、空袋保持部材32から空袋Wが取り出され、リテーナRに供給される。
【0033】
次に、図15〜図17を参照して、前記排出装置10をより具体的に説明する。
この排出装置10の一部である実袋把持部材搬送装置25は、図15〜17に示すように、ベッド31の上に設置された往復駆動機構28、該往復駆動機構28上に設置され多数の実袋保持部材106を一対の平行部を有する環状軌道に沿って回転搬送する回転搬送機構27、及びその回転搬送に伴い実袋保持部材106の昇降及び開閉を行う作動機構105からなる。
往復駆動機構28は先に図6〜8で説明した往復駆動機構24と同一構造であり、駆動モータ(サーボモータ)Mを正逆駆動させることにより回転搬送機構27を左右に往復移動させることができる。
【0034】
回転搬送機構27は、これも回転搬送機構23とほぼ同様であるが、主フレーム107に回転自在に支持された支軸108、109、該支軸108、109に固定されたスプロケット110〜113、上側のスプロケット110、112の間に掛け渡された上側コンベアチェーン114と下側のスプロケット111、113の間に掛け渡された下側コンベアチェーン115を備え、これらの上下コンベアチェーン114、115には昇降ガイド軸116が等間隔(ピッチ=p)で取り付けられ、該昇降ガイド軸116には昇降ケース117が昇降自在に取り付けられている。上下コンベアチェーン114、115は平行部においてそれぞれ主フレーム107上に設置されたチェーンガイド118により両側をガイドされて走行する。
【0035】
前記昇降ケース117には、下向きに実袋保持部材106が取り付けられ、また、外向きの端部にカムフォロワ(ローラ)119を備え内外方向に摺動することで実袋保持部材106を開閉させる開閉ロッド121、該開閉ロッド121に外嵌し実袋保持部材106を常時閉方向に付勢する圧縮ばね122、昇降ケース117の内向き端部及び外向き端部に取り付けられたカムフォロワ(ローラ)123、124が取り付けられ、一方、昇降ガイド軸116の上部に外向きに取り付けられたカムフォロワ(ローラ)125が取り付けられている。
【0036】
実袋保持部材106の環状軌道の平行部の袋入り側Cには、実袋保持部材昇降カム126と開閉カム127が設置され、そこをそれぞれカムフォロワ124、119が走行し、実袋保持部材106を昇降させあるいは開閉するようになっている。また、各支軸108、109には前記実袋保持部材106の上昇位置をそのまま維持できる高さにカムプレート128、129が取り付けられ、さらに平行部の袋出側Dには同じくカムプレート131が取り付けられ、カムフォロワ123がその上に乗り、又は走行するようになっている。さらに主フレーム107の上部周囲には昇降ガイド軸116の重量を支えてだれを防止する水平カム132が設置され、昇降ガイド軸116に固定されたカムフォロワ125が走行するようになっている。
そのほか、袋入り側Cから袋出側Dへの回転部分には実袋Wの振れを防止する袋ガイド133が設置されている。
なお、上記昇降ケース117及びそれに付属する各部材119、121〜124、さらにカム126、127、カムプレート128、129、131が前記作動機構105の主要部を構成している。
【0037】
また、平行部の袋出側Dには、作動機構105のもう1つの主要部を構成する実袋保持部材開放装置134が設置され、レバー135が前記カムフォロワ119に向かって進退し、該レバー135の先端がカムフォロワ119を押すことにより実袋保持部材106が開くようになっている。さらに、排出装置10の一部である製品搬送コンベア9は、シュート136を滑って落下する実袋Wを次工程(例えば箱詰め)に多列(n列)で搬送するもので、複数の実袋Wを同時に落下させるため、幅広とされている。
【0038】
図15〜17では、リテーナ搬送装置26を省略しているが(図17にリテーナ搬送コンベア137、リテーナ導入スクリュー138の位置のみ示す)、リテーナ搬送装置26も、図9〜11図に示すリテーナ搬送装置22と同様の構造をもつ(ただし、空袋の挿入に関わる部分は必要としない)。そして、リテーナ搬送装置26は、リテーナ搬送コンベア137に載置され搬送されてきたリテーナRを一定の搬送速度(V)及び間隔(p)で、袋入り側Cにある実袋保持部材106の真下を搬送させる役割をもつ。
【0039】
以上説明した排出装置10及びリテーナ搬送装置26全体の動作について再び簡単に説明する。
実袋保持部材搬送装置25は、先に図4を用いて説明したように作動し、実袋保持部材106は袋入り側Cにおいて常に一定速度(V)で移動し、その下方ではリテーナRが、リテーナ搬送装置26により、実袋保持部材106と同一の搬送速度(V)、同一の搬送ピッチ(p)で、かつ実袋保持部材106と上下方向に揃った状態で搬送されている。そして、袋入り側Cに搬送されてきた実袋保持部材106は、カムフォロワ124が実袋保持部材昇降カム126に沿って走行するため次第に下降し、同時にカムフォロワ119が実袋保持部材開閉カム127に当接して実袋保持部材106が開き、最下点において実袋保持部材開閉カム127からカムフォロワ124が外れ、実袋保持部材106が閉じてリテーナRに収容された実袋Wの上部を把持し、続いて実袋保持部材106が上昇して実袋WをリテーナRから抜き出す。いいかえれば、実袋保持部材搬送装置25が実袋保持部材106で実袋Wを受け取る。
【0040】
続いて実袋保持部材106のカムフォロワ123がカムプレート128上に乗り、さらに袋出側Dにおいて水平カム131上を走行し、そのあいだ実袋保持部材106は所定高さを保っている。この袋出側Dにおいて、実袋保持部材106は回転搬送機構27の往動時に移動速度ゼロ(停止状態)となり、その間に実袋保持部材開放装置134のレバー135が前進し、その先端でカムフォロワ119を内側に押して複数個(n個)の実袋保持部材106を開き、n個の実袋を落下させる。いいかえれば、実袋保持部材106から実袋Wがn列で排出される。実袋保持部材106は製品搬送コンベア9に対し相対的に停止状態であり、また複数個の実袋Wは同時に落下するため、製品搬送コンベア9上に落下した複数個の実袋Wはn列の整列状態を保っている。
【0041】
図18及び図19は別のタイプのリテーナ搬送装置141及び空袋挿入装置142を示す図である。
リテーナ搬送装置141は、主としてベッド31の下部に設置された駆動機構143、リテーナRを載置して主搬送経路1上を搬送するリテーナ搬送コンベア77、及びリテーナ搬送コンベア77に載置され搬送されてきたリテーナRを一定の搬送速度(V)及び間隔(p)で、かつ空袋保持部材32と上下方向に揃った状態で搬送するリテーナ搬送用タイミングスクリュー144等からなる。
【0042】
空袋挿入装置142は、図示しないフレームに回転自在に水平支持された支軸145、146、該支軸に固定されたスプロケット147、148、、それらに掛け渡され垂直な面内で回転するコンベアチェーン149、及び該コンベアチェーン149に水平かつ等間隔に取り付けられた空袋挿入ピン151を備え、該コンベアチェーン149はタイミングスクリュー144と同期して回転する。リテーナRの搬送の上流側にあるスプロケット147は下流側にあるスプロケット148より高い位置にあって、空袋挿入ピン151は上流側から下流側に向けて次第に下降し、その高さは、下降を始める箇所でその先端が空袋保持部材32のスリット32bに保持された空袋Wの直上に位置し、下降端において空袋Wを空袋保持部材32から抜き出して下方のリテーナRに挿入できるように設定されている。
【0043】
図20及び図21はさらに別のタイプの空袋挿入装置153を示す図である(リテーナ搬送装置は図18及び図19のものと同じ)。
空袋挿入装置153は、空袋保持部材32に保持された空袋Wの直上において、該空袋保持部材32の軌跡に沿って配置されたエアーノズル154を備える。エアーノズルからエアーが噴出されると、その勢いで図21(b)に示すように空袋保持部材32のスリット32bに収容された空袋Wの袋口が少し開き、そこにエアーの噴出力が作用して空袋Wをスリット32bから下方に押し出し、挿入ガイド63を通して下方を搬送されるリテーナRの挿入溝Rbに挿入する。
そのほか、空袋Wの種類によっては自然落下によりリテーナR内に挿入することも可能であり、その場合、挿入装置を必要としない。
【0044】
図22〜図31は、本発明をリテーナ式連続充填包装システムに適用した例であり、図22はそのシステムの概略を示す平面図である。このリテーナ式連続充填包装システムは、各種充填包装処理を行うためのロータリー型処理装置160〜164がそれぞれスターホイールを介して設置され、リテーナへの空袋の挿入、袋口の開口及び液充填、第1シール、第2シール、冷却シールが連続的に行われる。冷却シール装置164を出たリテーナは、スターホイール165を介して直線的な搬送経路166に送り出され、ここで一定速度で連続搬送される間に実袋を取り出され、空になったリテーナはさらに搬送経路167、168を通って再び挿入装置160に送り出される。
【0045】
挿入装置160の近傍には、袋連続供給装置169が設置される。この袋連続供給装置169は、空袋保持部材搬送装置170、袋間欠供給装置171及びロータリー型受渡し装置172からなり、空袋を挿入装置160に連続的に供給する。なお、袋間欠供給装置171は先に説明した袋間欠供給装置65と同じである。また、搬送経路166の近傍には排出装置173が設置される。この排出装置173は、ループ型受渡し装置174、実袋保持部材搬送装置175及び製品搬送コンベア176からなる。なお、空袋保持部材搬送装置170はロータリー型受渡し装置172を介して空袋を連続的に供給し、実袋保持部材搬送装置175はループ型受渡し装置174を介して実袋を連続的に受け取るようになっている点で、空袋保持部材搬送装置21、実袋保持部材搬送装置25と異なるが、その基本的な動き(平行部の一方側で間欠移動、他方側で連続移動)及びその駆動メカニズムはそれらと同じである。
【0046】
はじめに袋連続供給装置169について、図23〜27を参照して説明する。その一部をなす空袋保持部材搬送装置170は、駆動モータ(サーボモータ)Mにより駆動され水平回転する一対のプーリー177、178に掛け渡されたコンベアベルト(タイミングベルト)179を有し、該コンベアベルト179の外周面には両側ガイド180a、180bとそれらで画定される縦溝、つまり空袋保持部材180が等間隔に多数配置されている。この空袋保持部材180は一対の平行部をもつ環状軌道に沿って一方向に移動し、その際、袋入り側Gにおいて前記空袋保持部材180の取付間隔の整数倍の距離ずつ間欠移動し、袋出側Hにおいて一定速度で連続的に移動する。
【0047】
袋入り側Gの空袋保持部材180の上方及び下方位置には、該空袋保持部材180に供給された空袋Wの移動をガイドする開閉袋ガイド181、182が、前記空袋保持部材180の軌道に沿って設置され、エアシリンダ183の作動に伴い、開閉機構184、185を介して同時に開閉し(図25の実線と仮想線)、閉のときは、上側の開閉袋ガイド181は空袋Wの前方に位置し、開閉袋ガイド182は空袋の前方に位置すると同時に底を支持する。その開閉のタイミングは、前記空袋保持部材180が停止する直前に開とされて空袋保持部材180への空袋Wの供給を可能とし、空袋Wが供給された直後に閉とされて空袋保持部材180の縦溝に供給された空袋Wが落下したり、前方に飛び出すのを防止し、かつその移動をガイドする。なお、この開閉袋ガイド181、182の長さは、空袋Wが供給される複数の空袋保持部材180が占める幅にほぼ等しくなるように設定されている。
また、開閉袋ガイド181、182の端からプーリー177の周囲、及びロータリー型受渡し装置172近傍までの範囲に、固定袋ガイド186、187が上下に設置され、同様に空袋Wの落下及び飛び出しを防止している。
【0048】
袋出側Hの固定袋ガイド186、187が途切れた先に、外周に空袋保持部材180の取付間隔と同じ等間隔で多数の受渡し手段188を備えたロータリー型受渡し装置172が設置されている。このロータリー型受渡し装置172は、ベッド189に立設する支持スタンド191と、図示しない駆動モータ(サーボモータ)により連続回転するローター192を備え、そのローターヘッド193の周面に真空吸引により空袋Wを吸着する受渡し手段188が形成され、ローターヘッド193に形成された真空路194が受渡し手段188の側面に開口している。その真空路194は、空袋保持部材180の正面に向き合う位置から180゜回転した位置まで、支持スタンド191に形成された真空ポート195を通して図示しない真空ポンプに接続され、前記180゜回転した位置で大気解放ポート196に接続される。
ロータリー型受渡し装置172の受渡し手段188は、連続移動する空袋保持部材180と同速でかつタイミングを合わせて水平に連続回転し、前記空袋保持部材180から空袋Wを吸着して連続的に受け取り、続いて半回転したところで挿入装置160に受け渡す。なお、固定袋ガイド186、187の先に、空袋Wの後側に当接し、受渡し手段188の回転軌跡に沿って空袋Wを案内し、受渡し手段188による吸着を補助する取出ガイド197、198が上下に設置されている。
【0049】
挿入装置160は、そのローター199の外周に等間隔に袋保持手段200とその下方位置にリテーナ保持手段201を多数備える。袋保持手段200及びリテーナ保持手段201の配置間隔は受渡し手段188の配置間隔と同じであり、駆動モータ(サーボモータ)Mによるローター199の回転は、袋保持手段200が受渡し手段188と同速でかつタイミングを合わせて回転するように設定される。
袋保持手段200は先端に真空吸着用の吸盤203を有し、また、カム204及びカムローラー205の作用でスライド軸206に沿って上下動し、受渡し手段188から空袋Wを受け取るときは上限位置にあり、回転に伴って下降し、下方のリテーナRに挿入し、挿入後再び上限位置に戻る。
【0050】
以上説明した袋連続供給装置169の動作について再び簡単に説明する。
空袋保持部材搬送装置170は、先に説明した空袋保持部材搬送装置21と同様に作動し、空袋保持部材180は袋入り側Gにおいて間欠移動し、その停止時に袋間欠供給装置171から複数個の空袋保持部材180に空袋Wが供給され、続いて、その空袋保持部材180は空袋Wとともに移動し、一方、袋出側Hでは空袋保持部材180は常に一定速度で連続的に移動する。袋出側Hでは、ロータリー型受渡し装置172の受渡し手段188が空袋保持部材180と同期して連続回転し、空袋保持部材180内の空袋Wを吸着して連続的に受け取り、続いて半回転したところで挿入装置160のローター199に配置された袋保持手段200に受け渡す。
【0051】
次に排出装置173について、図28〜図31を参照して説明する。
排出装置173の一部をなすループ型受渡し装置174は、先に示した実袋保持部材搬送装置25の回転搬送機構27と構造上類似するが、それ自体往復移動せず、かつ駆動モータ(サーボモータ)Mが受渡し手段212(回転搬送機構27の実袋保持部材106に相当)を一対の平行部を有する定位置環状軌道に沿って一定速度で移動させる点で異なり、さらに受渡し手段開放装置213(回転搬送機構27の実袋保持部材開放装置134に相当)がこのループ型受渡し装置174自体に設置されている点で異なっている。
前記定位置環状軌道の平行部の一方側(袋入り側I)は搬送経路166に沿って配置され、この搬送経路166に、駆動モータ(サーボモータ)M10により回転するスクリューコンベア214を有するリテーナ搬送装置215が設置され、これがリテーナRを受渡し手段212と同一の搬送速度、同一の搬送ピッチで、かつ受渡し手段212と上下方向に揃った状態で搬送している。また、前記定位置環状軌道の平行部の他方側(袋出側J)には実袋保持部材搬送装置175が設置されている。
【0052】
実袋保持部材搬送装置175は、駆動モータ(サーボモータ)M11により駆動され水平回転する一対のプーリー217、218に掛け渡されたコンベアベルト(タイミングベルト)219を有し、該コンベアベルト219の外周面にはケース状の実袋保持部材220が等間隔に多数配置されている。この実袋保持部材220は一対の平行部をもつ環状軌道に沿って一方向に移動し、その際、前記平行部の袋入り側Kにおいて一定速度で連続的に移動し、前記平行部の袋出側Lにおいて前記実袋保持部材220の取付間隔の整数倍の距離ずつ間欠移動する。なお、袋入り側Kにおいて、実袋保持部材220は受渡し手段212と同一の搬送速度、同一の搬送ピッチで、かつ受渡し手段212と上下方向に揃った状態で移動する。
【0053】
袋入り側Kの実袋保持部材220の下方位置から袋出側Lにかけて、実袋保持部材220に供給された実袋Wの落下を防止する固定袋底支持プレート221が設置されている。また、袋出側Lには、前記固定袋底支持プレート221に続いて、可動袋底支持プレート222がベッド189上に設置され、実袋Wの底部を支持するようになっている。この可動袋底支持プレート222は支点軸223に軸支され、袋出側Lにおいて実袋保持部材220が停止したとき、図示しない駆動手段によりレバー224、リンク225を介して外向きに倒され(図30に仮想線で示す)、実袋保持部材220内の実袋Wを排出するようになっている。実袋Wは可動袋底支持プレート222上を滑って落下し、排出シュート226を介して製品搬送コンベア176上に複数列で載置され、排出される。なお、この可動袋底支持プレート222は、固定袋底支持プレート221の下側にあって一部重複し、その重複部分222aが往復動する固定袋底支持プレート221の下面を摺動するようになっている。
【0054】
以上説明した排出装置173の動作について再び簡単に説明する。
搬送経路166に沿って一定速度で搬送されるリテーナRの上方をループ型受渡し装置174の受渡し手段212が同期して移動し、そのあいだ該受渡し手段212が下降して実袋Wを把持し、続いて上昇し、実袋WをリテーナRから抜き出し、袋出側Jに向けて一定速度で搬送する。なお、袋出側Jでは、受渡し手段212に把持された実袋Wは、挿入ガイド227に挟まれて搬送される。
ループ型受渡し装置174の袋出側J、つまり実袋保持部材搬送装置175の袋入り側Kでは、受渡し手段開放装置213が一定のタイミングで作動してレバー228が複数個の受渡し手段212のカムフォロワ229を押し、該受渡し手段212を開放して実袋Wを落下させ、その下方を同期して連続的に移動する実袋保持部材220に受け渡す。
袋入り側Kで実袋Wを収容した実袋保持部材220は袋出側Lに移動し、こちらでは間欠移動し、その停止時に可動袋底支持プレート222が外向きに倒れ、複数個の実袋保持部材220内に保持されていた実袋Wが製品搬送コンベア176上に落下し、複数列整列した状態で排出される。
なお、複数列整列した状態で排出された実袋Wは、図22に仮想線で示すように、2列ずつ異なるラインに分けられ、それぞれ箱詰め等の後工程に送られる。
【0055】
図32〜図34は、本発明に係る袋連続供給装置と類似の装置(ただし排出装置)をリテーナ式連続充填包装システムに適用した例(参考例)であり、図32はその連続充填包装システム(主として排出装置の部分)の概略を示す平面図である。この連続充填包装システムは同じくロータリー式で、各種充填包装処理を行うためのそれ自体公知の処理装置がそれぞれロータリー受渡し装置を介して設置され、図示していない部分で空袋へのスパウトの挿入及び仮シールと、本シールが行われた後、ロータリー型受渡し装置群231を介して充填装置232による液状物の充填と、キャップ締め装置233によるキャップ取り付けが行われ、続いて本発明に関係する排出装置234により排出される。
なお、空袋へスパウトを連続的に挿入するロータリー型挿入装置は、例えば特開平10−202768号公報に記載されているが、そのロータリー型挿入装置への空袋の供給を前記袋連続供給装置169を用いて行うことができる。
【0056】
上記排出装置234について、図33及び図34を参照して説明する。
排出装置234は、ロータリー型受渡し装置235、実袋保持部材搬送装置236及び製品搬送コンベア237からなり、後2者は、それぞれ先に述べた実袋保持部材搬送装置175及び製品搬送コンベア176と同じ構造を持ち、同じ作動を行う。
ロータリー型受渡し装置235は、ベッド238に立設する支持スタンド239と、駆動モータ(サーボモータ)M12により連続回転するローター242を備え、そのローターヘッド243周面に実袋を保持する受渡し手段、すなわちスパウトSのフランジ部Sに引っかける保持爪244が等間隔で複数個取り付けられている。この保持爪244の間隔は実袋保持部材搬送装置236に取り付けられた実袋保持部材245の取り付け間隔と同じであり、連続移動する実袋保持部材245の上で同速でかつタイミングを合わせて水平に連続回転し、保持した実袋Wを連続的にケース状の実袋保持部材245に受け渡す。受渡し箇所の保持爪244の上下位置には、スパウトSに当接して保持爪244から実袋Wを水平に抜き出す(半径方向外側に押し出す)取出ガイド246が設置されている。
【0057】
キャップ締め装置233(実袋Wの搬送に関係する部分のみ図示)のローター247の外周には、前記保持爪244と同様に、スパウトSの別のフランジ部S(Sの上段のフランジ)に引っかける保持爪248が等間隔で複数個取り付けられている。この保持爪248の間隔は保持爪245の取り付け間隔と同じであり、連続回転する保持爪244より少し高い位置で同速でかつタイミングを合わせて水平に連続回転し、保持した実袋Wを連続的に保持爪244に受け渡す。受渡し箇所の保持爪244、248の上下位置には、スパウトSに当接して保持爪248から実袋Wを水平に抜き出し、同時に保持爪244に押し込んで受け渡す取出ガイド249が設置されている。
【0058】
以上説明した排出装置234の動作について再び簡単に説明すると、実袋保持部材搬送装置236の袋入り側Mでは実体保持部材245が一定速度で連続移動し、その上ではロータリー型受渡し装置235の保持爪244が同期して連続回転しており、実袋保持部材245と保持爪244が接近したとき、実袋Wのスパウトが取出ガイド246に当接して該実袋Wが保持爪244から抜き出され、落下して実袋保持部材245に受け渡される。
袋入り側Mで実袋Wを収容した実袋保持部材245は袋出側Nに移動し、こちらでは間欠移動し、その停止時に可動袋底支持プレート251が外向きに倒れ、複数個の実袋保持部材245内に保持されていた実袋Wが製品搬送コンベア237上に落下し、複数列整列した状態で排出される。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、の充填包装システムにおいて、複数列で間欠的に供給される空を一列の連続移動に変換して該充填包装システムに連続的に供給する連続供給装置を得ることができる。また、それにより充填包装システム全体の高速運転を可能として生産効率を向上することができる。
さらに、前記連続供給装置のメカニズムを逆にの排出にも利用することで、充填包装システム全体の生産効率を向上すること、及びを複数列に整列して排出して、一列当りに搬送される袋の数が後工程の処理能力を上回ることのないようにすることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例のリテーナ式連続充填包装システムの全体を示す概略図である。
【図2】 袋連続供給装置の機能を説明するための概念図である。
【図3】 空袋保持部材搬送装置の動作パターン示す図である。
【図4】 排出装置の機能を説明するための概念図である。
【図5】 空袋保持部材搬送装置の平面図である。
【図6】 同じく側面図である。
【図7】 そのI−I矢視断面図である。
【図8】 同じくII−II矢視断面図である。
【図9】 空袋間欠供給装置の側面図である。
【図10】 リテーナ搬送装置の平面図である。
【図11】 同じく側面図である。
【図12】 同じく正面図である。
【図13】 空袋保持部材の構造を説明する図である。
【図14】 リテーナの構造を説明する図(a)、空袋Wを挿入した図(c)及び開口した図(c)である。
【図15】 実袋把持部材搬送装置の平面図である。
【図16】 同じく側面図である。
【図17】 そのIII−III矢視断面図である。
【図18】 別のタイプの挿入装置の側面図である。
【図19】 同じく正面図である。
【図20】 さらに別のタイプの空袋挿入装置の側面図である。
【図21】 同じく正面図(a)及び作用を説明する図(b)である。
【図22】 本発明に係るリテーナ式連続充填包装システムの全体を示す概略図である。
【図23】 袋連続供給装置の平面図である。
【図24】 空袋保持部材搬送装置の側面図である。
【図25】 図23のIV−IV矢視断面図である。
【図26】 袋連続供給装置のロータリー型受渡し装置部の断面図である。
【図27】 挿入装置等の断面図である。
【図28】 排出装置の平面図である。
【図29】 ループ型受渡し装置の側面図である。
【図30】 排出装置の正面断面図である。
【図31】 実袋保持部材搬送装置の側面図である。
【図32】 参考例のスパウト付き袋の連続充填包装システムの全体を示す概略図である。
【図33】 排出装置の平面図(a)及びA部矢視図(b)である。
【図34】 排出装置の正面断面図である。
【符号の説明】
2、169 袋連続供給装置
10、173、234 排出装置
21、170 空袋保持部材搬送装置
22、26 リテーナ搬送装置
23、27 回転搬送機構
24、28 往復駆動機構
25、175 実袋保持部材搬送装置
32、180 空袋保持部材
65、171 空袋間欠供給装置
106、220、245 実袋保持部材
172、235 ロータリー型受渡し装置
174 ループ型受渡し装置
188、212、245 受渡し手段
R リテーナ
W 空袋
実袋

Claims (4)

  1. 連続充填包装システムにおいて、n列(n:複数)で間欠的に供給される空を一列の連続移動に変換して供給するための連続供給装置であって、等間隔に配置された多数の保持部材が一対の平行部をもつ水平面内の環状軌道に沿って一方向に移動し、その際、前記平行部の一方側において前記保持部材の取付間隔のn倍の距離ずつ間欠的に移動し、かつ前記平行部の他方側において一定速度で連続的に移動する保持部材搬送装置と、前記平行部の一方側においてn個の袋保持部材に同時に各1つずつ空を供給する供給装置を備え、前記平行部の一方側において前記供給装置により停止した保持部材に空n列で供給し、さらに前記平行部の他方側に、真空吸引により袋を吸着する多数の受渡し手段が連続回転するローターの周囲に等間隔に配置されたロータリー型受渡し装置が設置され、前記ロータリー型受渡し装置は、前記平行部の他方側において連続回転する前記受渡し手段で連続移動する前記袋保持部材から空連続的に受け取り、続いて次工程の装置のローターに連続的に供給することを特徴とする連続充填包装システムにおける連続供給装置。
  2. 前記連続充填包装システムがリテーナ式であって、前記次工程の装置が、リテーナを連続的に受け入れて回転搬送し、その間に前記ロータリー型受渡し装置から供給された袋をリテーナ内に挿入し、続いてリテーナを排出するロータリー型挿入装置であることを特徴とする請求項1に記載された連続充填包装システムにおける連続供給装置。
  3. 前記連続充填包装システムがスパウト付き袋の連続充填包装システムであって、前記次工程の装置が、スパウトを連続的に受け入れて回転搬送するとともに前記ロータリー型受渡し装置から供給された空に挿入し、かつ袋口のシールを行い、続いてスパウト付き袋を排出するロータリー型挿入装置であることを特徴とする請求項1に記載された連続充填包装システムにおける連続供給装置。
  4. 前記保持部材搬送装置が、等間隔に配置された多数の保持部材を一対の平行部をもつ水平面内の環状軌道に沿って一方向に回転搬送する回転搬送機構と、該回転搬送機構全体を前記平行部に沿って所定距離往復動させる往復駆動機構を備え、前記回転搬送機構と往復駆動機構はそれぞれ独立した駆動源を備え、前記保持部材は前記回転搬送と往復動が合成された移動速度を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載された連続充填包装システムにおける連続供給装置。
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