JP2000343625A - スパウト取付装置 - Google Patents

スパウト取付装置

Info

Publication number
JP2000343625A
JP2000343625A JP11161720A JP16172099A JP2000343625A JP 2000343625 A JP2000343625 A JP 2000343625A JP 11161720 A JP11161720 A JP 11161720A JP 16172099 A JP16172099 A JP 16172099A JP 2000343625 A JP2000343625 A JP 2000343625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spout
holding means
empty bag
bag
empty
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11161720A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Hirata
恵造 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Jidoki Co Ltd
Original Assignee
Toyo Jidoki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Jidoki Co Ltd filed Critical Toyo Jidoki Co Ltd
Priority to JP11161720A priority Critical patent/JP2000343625A/ja
Publication of JP2000343625A publication Critical patent/JP2000343625A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Making Paper Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空袋及びスパウトを連続的に搬送しながらス
パウトを空袋に取り付けることにより生産性の向上を図
る。 【解決手段】 等間隔に配置された多数の空袋保持手段
9を一対の平行部をもつ環状経路に沿って一方向に回転
搬送する回転搬送機構11と、それを前記平行部に沿っ
て所定距離往復動させる往復駆動機構を備える空袋保持
手段搬送装置1を設置し、同様の機構によりスパウト保
持手段13を搬送するスパウト保持手段搬送装置2を並
列に設置する。前記回転搬送と往復動による空袋保持手
段9及びスパウト保持手段13の合成速度が、空袋供給
側A及びスパウト供給側Bにおいて往動時(回転搬送機
構11が図において左側に動くとき)にゼロになり、か
つスパウト取付側Cにおいて常時一定になるように設定
する。スパウト取付側Cにおいて、空袋Wの袋口を開口
し、スパウトSを挿入し、仮シールを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空袋の袋口にスパ
ウトを取り付けるためのスパウト取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスパウト取付装置は、例えば特公
昭59−21301号公報、特公平7−88065号公
報、特開平7−187202号公報、特開平8−255
26号公報、特開平10−323920号公報に記載さ
れているように、空袋又はフィルム(袋の原材料)を間
欠的に搬送しながら、その停止中においてスパウトを取
り付ける方式であるため生産性が低く、スパウト取付位
置不良の発生もあった。一方、特開平10−20276
8号公報、特開平11−77860号公報には、連続回
転するロータリー装置を用い、空袋及びスパウトを連続
的に搬送しながら空袋にスパウトを取り付ける方式が開
示されているが、いずれも装置の構造がきわめて複雑で
あり、清掃性やメンテナンス性に劣る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みてなされたもので、空袋及びスパウトを連
続的に搬送しながらスパウトを空袋に取り付けることに
より生産性の向上を図り、同時に装置の構造を簡単にし
て清掃性やメンテナンス性の向上を図るというものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスパウト取
付装置(請求項1)は、等間隔に無端状に配置された
多数の空袋保持手段を所定の経路に沿って搬送する空袋
保持手段搬送装置と、上記空袋保持手段と同じ間隔に無
端状に配置された多数のスパウト保持手段を所定の経路
に沿って搬送するスパウト保持手段搬送装置を備え、
上記空袋保持手段の経路の適宜位置に空袋の供給手段が
設置され、上記スパウト保持手段の経路の適宜位置にス
パウト供給手段が設置され、上記両経路は空袋を保持
した空袋保持手段及びスパウトを保持したスパウト保持
手段が同じ搬送速度で並走する直線区間を一部有し、
上記区間内において、開口された袋口にスパウト保持手
段により保持したスパウトを挿入し、かつ保持したまま
シール手段により袋口をシールすることを特徴とする。
なお、無端状とは、全体として環状に連なった状態を意
味する。
【0005】上記スパウト取付装置に包含されるスパウ
ト取付装置として、次の2つの特徴的なタイプを挙げる
ことができる。その1つは(請求項2)、等間隔に無
端状に配置された多数の空袋保持手段を一対の平行部を
もつ環状経路に沿って一方向に回転搬送するとともに、
該環状経路自体が前記平行部に沿って所定距離往復動
し、前記回転搬送と往復動により合成された空袋保持手
段の搬送速度が、前記平行部の一方側において往動時に
ゼロになり、かつ前記平行部の他方側において常時一定
となるように設定された空袋保持手段搬送装置と、上
記空袋保持手段と同じ間隔に無端状に配置された多数の
スパウト保持手段を一対の平行部をもつ環状経路に沿っ
て一方向に回転搬送するとともに、該環状経路自体が前
記平行部に沿って所定距離往復動し、前記回転搬送と往
復動により合成されたスパウト保持手段の搬送速度が、
前記平行部の一方側において往動時にゼロになり、かつ
前記平行部の他方側において常時一定となるように設定
されたスパウト保持手段搬送装置を備え、上記両環状
経路はその平行部の他方側が内側になるように互いに平
行に設置され、かつその他方側において前記空袋保持手
段とスパウト保持手段が同じ搬送速度で並走するように
設定され、上記空袋保持手段の環状経路の平行部の一
方側に空袋の供給手段が設置され、上記スパウト保持手
段の環状経路の平行部の一方側にスパウト供給手段が設
置され、上記両環状経路の平行部の他方側において、
開口された袋口にスパウト保持手段により保持したスパ
ウトを挿入し、かつ保持したままシール手段により袋口
をシールすることを特徴とするスパウト取付装置であ
る。
【0006】この場合、より具体的な形態として(請求
項3)、上記空袋保持手段搬送装置及びスパウト保持
手段搬送装置が、等間隔に無端状に配置された多数の空
袋保持手段又はスパウト保持手段を一対の平行部をもつ
環状経路に沿って一方向に回転搬送する回転搬送機構
と、該回転搬送機構を前記平行部に沿って所定距離往復
動させる往復駆動機構を備えるスパウト取付装置を挙げ
ることができる。なお、このタイプのスパウト取付装置
において、空袋保持手段搬送装置により搬送される空袋
保持手段の速度、及びスパウト保持手段搬送装置により
搬送されるスパウト保持手段の速度は、回転搬送の速度
と往復動の速度が合成された速度(合成速度)となる。
【0007】もう1つのタイプは(請求項4)、等間
隔に無端状に配置された多数の空袋保持手段を環状経路
に沿って一定速度で一方向に回転搬送する空袋保持手段
搬送装置と、上記空袋保持手段と同じ間隔に無端状に配
置された多数のスパウト保持手段を環状経路に沿って同
じ速度で一方向に回転搬送するスパウト保持手段搬送装
置を備え、上記空袋保持手段の環状経路の適宜位置に
空袋の供給手段が設置され、上記スパウト保持手段の環
状経路の適宜位置にスパウト供給手段が設置され、上
記両環状経路は空袋を保持した空袋保持手段及びスパウ
トを保持したスパウト保持手段が並走する直線区間を一
部有し、上記区間内において、開口された袋口にスパ
ウト保持手段により保持したスパウトを挿入し、かつ保
持したままシール手段により袋口をシールすることを特
徴とするスパウト取付装置である。この場合、より具体
的な形態として(請求項5)、上記空袋保持手段及び
スパウト保持手段の環状経路がいずれも一対の平行部を
もち、それらが互いに平行に設置され、上記空袋保持
手段の環状経路の平行部の一方側に袋の供給手段が設置
され、上記スパウト保持手段の環状経路の平行部の一方
側にスパウト供給手段が設置され、かつ上記両環状経
路はその平行部の他方側が内側となり、その他方側にお
いて空袋を保持した空袋保持手段及びスパウトを保持し
たスパウト保持手段が並走するように配置されたスパウ
ト取付装置を挙げることができる。
【0008】上記スパウト取付装置(請求項1〜5)の
さらに具体的形態として、上記区間内において又は上記
両環状経路の平行部の他方側において、袋口を開口し、
開口された袋口にスパウト保持手段により保持したスパ
ウトを挿入し、かつ保持したままシール手段により袋口
をシールすること(請求項6)、上記区間内において又
は上記両環状経路の平行部の他方側において、空袋保持
手段の直上にスパウト保持手段が位置し、かつスパウト
保持手段が降下及び上昇を行い、降下したときスパウト
保持手段が空袋の開口された袋口にスパウトを挿入する
こと(請求項7)、上記シール手段の下流側にスパウト
付き空袋を空袋保持手段から取り出し次の工程に送る排
出手段を設置したこと(請求項8)、等を挙げることが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図15を参照して、
本発明を詳細に説明する。まず、図1は本発明に係る第
1のタイプのスパウト取付装置の概念図である。このス
パウト取付装置は、空袋保持手段搬送装置1、スパウト
保持手段搬送装置2、空袋供給装置3、スパウト供給装
置4、連続開口装置5、連続回転式仮シール装置6、ス
パウト付き袋排出装置7からなり、該スパウト付き空袋
排出装置7に隣接して連続回転式本シール装置8が設置
されている。
【0010】空袋保持手段搬送装置1は、無端状のコン
ベアチェーンに等間隔に配置された多数の空袋保持手段
9を一対の平行部をもつ環状経路に沿って一方向に回転
搬送する回転搬送機構11(駆動は速度可変のモータM
による・・・・図2参照)と、該回転搬送機構11自体を
前記平行部に沿って所定距離往復動させる往復駆動機構
12(駆動は速度可変の駆動モータMによる・・・・図2
参照)を備え、空袋保持手段9を全体として左回りに搬
送する。一方、スパウト保持手段搬送装置2も同じく、
無端状のコンベアチェーンに等間隔に配置された多数の
スパウト保持手段13を一対の平行部をもつ環状経路に
沿って一方向に回転搬送する回転搬送機構と、該回転搬
送機構自体を前記平行部に沿って所定距離往復動させる
往復駆動機構を備え、スパウト保持手段13を全体とし
て右回りに搬送する。なお、コンベアチェーン上の空袋
保持手段9の取付ピッチと、スパウト保持手段13の取
付ピッチは等しく設定される。
【0011】空袋保持手段9の前記環状経路の平行部の
一方側(空袋供給側A)には、空袋供給装置3が配置さ
れ、空袋供給側Aを搬送される複数の空袋保持手段9に
同時に各1枚ずつ空袋Wを供給し、スパウト保持手段1
3の前記環状経路の平行部の一方側(スパウト供給側
B)にはスパウト供給装置4が配置され、スパウト供給
側Bを搬送される複数のスパウト保持手段13に同時に
各1枚ずつスパウトSを供給する。また、空袋保持手段
9の環状経路の平行部の他方側(スパウト取付側C)に
は、上流側から順に、空袋Wの袋口を開口する連続開口
装置5、空袋Wの袋口にスパウトSを取り付ける連続回
転式仮シール装置6、スパウト付き空袋W を空袋保持
手段9から上方に抜取り、連続回転式本シール装置8に
受け渡すスパウト付き空袋排出装置7が設置されてい
る。なお、スパウト保持手段13の環状経路の平行部の
他方側もスパウト取付側Cと称することとする。このス
パウト取付側Cにおいて、空袋保持手段9とスパウト保
持手段13が近接して並走するように設定されている。
【0012】上記空袋保持手段搬送装置1において、駆
動モータMによる空袋保持手段9の回転搬送速度及び
駆動モータMによる回転搬送機構11の往復動速度
は、往動時(スパウト取付側Cにおける空袋保持手段9
の搬送方向を往動とする・・・・図2では仮想線→実線の動
き)と復動時(実線線→仮想線の動き)で異なる値に設
定され、その際、空袋供給側Aにおいて往動時に駆動モ
ータMによる空袋保持手段9の回転搬送速度(U
と駆動モータMによる回転搬送機構11の往動速度
(U)が合成(相殺)されて、空袋保持手段9の速度
がゼロになり、また、スパウト取付側Cにおいて往復動
時の駆動モータMによる空袋保持手段9の回転搬送速
度(往動時U、復動時U)と駆動モータMによる
回転搬送機構11の往復動速度(往動時U、復動時U
)が合成されて、空袋保持手段9の速度が常時一定と
なるように設定されている。
【0013】 この空袋保持手段搬送装置1で
は、処理能力N(袋/分)、一度に供給される空袋数n
(個)、空袋保持手段9の取付ピッチp(m)、及び回
転搬送機構11の往動時間(=空袋供給側Aにおける間
欠停止時間)t(秒)の条件が設定されると、各駆動
モータの駆動条件等を求めることができる。下記式は、
図3に示すように各駆動モータにおいて往動時の速度か
ら復動時の速度への切り替え(あるいは復動時の速度か
ら往動時の速度への切り替え)が即座に行われると仮定
したときの計算例である。下記式において、各記号は下
記の意味をもつ。 t;回転搬送機構11の復動時間(=空袋供給側Aに
おける間欠送り時間) M(m);回転搬送機構11の往動距離(=復動距離) U(m/分);空袋保持手段9の往動時の回転搬送速
度 U(m/分);同じく復動時の回転搬送速度 U(m/分);回転搬送機構11の往動速度 U(m/分);回転搬送機構11の復動速度 V(m/分);スパウト取付側Cにおける空袋保持手
段9の往動時の合成速度 V(m/分);同じく復動時の合成速度 V(m/分);空袋供給側Aにおける空袋保持手段9
の往動時の合成速度 V(m/分);同じく復動時の合成速度
【0014】t=60×n/N−t M=(t×N×p/2)/60 U=N×p/2 U=N×p+(t×N×p/2)/(60×n/N
−t) U=N×p/2 U=(t×N×p/2)/(60×n/N−t) V=V=p×N V=0 V=60×n×p/(60×n/N−t
【0015】また、空袋供給側Aにおいて空袋保持手段
9が復動時に搬送される距離(回転搬送機構11による
搬送距離と回転搬送機構11の復動距離が合成された距
離)をLとすると、Lは合成速度Vで復動時間(t
/60)分のあいだ進む距離ということができるから、
次のように表される。 L=V×t/60 この式に前記V、tを代入して計算すると、次のよ
うになる。 L=p×n つまり、回転搬送機構11の空袋供給側Aでは、復動時
間の間に空袋保持手段9がn個分ずつ搬送されることに
なり、一方、往動時間の間に空袋はn個ずつ供給される
のであるから、結局、全ての空袋保持手段9に対して間
欠的に順次空袋Wの供給が行えることになり、空袋保持
手段が歯抜け状態(空袋Wがない状態)で搬送されるこ
とは防止される。なお、以上の計算例では、各駆動モー
タの速度の切り替えが即座に行われると仮定したが、実
際の装置では駆動モータの速度の切り替えは即座にはで
きず、切換時にのみ加減速運転となるので、その点を考
慮した設定を行う必要がある。
【0016】このように、空袋保持手段搬送装置1で
は、空袋供給側Aにおいて回転搬送機構11の往動時に
空袋供給装置3から合成速度ゼロ(停止状態)の空袋保
持手段9に空袋Wを供給し、一方、スパウト取付側Cに
おいて空袋保持手段9を一定速度で搬送することができ
る。また、スパウト保持手段搬送装置2でも、上記空袋
保持手段搬送装置1と同様の設定が行われ、スパウト供
給側Bにおいて回転搬送機構の往動時(スパウト取付側
Cにおけるスパウト保持手段13の搬送方向を往動とす
る)にスパウト供給装置4から合成速度ゼロ(停止状
態)のスパウト保持手段13にスパウトSを供給し、一
方、スパウト取付側Cにおいてスパウト保持手段13を
一定速度で搬送する。さらに、スパウト取付側Cにおい
てスパウト保持手段13と空袋保持手段9が同期して搬
送されるように、スパウト取付側Cにおけるスパウト保
持手段13の搬送速度と空袋保持手段9の搬送速度は等
しく設定され、同時に、スパウト保持手段13がスパウ
ト取付側Cにおいて空袋保持手段9の直上に位置し、搬
送に伴って降下及び上昇を行うように設定されている。
【0017】次に、上記スパウト取付装置を構成する各
装置についてより詳しく説明する。まず、空袋保持手段
搬送装置1は、図4〜6に示すように、ベッド17の上
に設置された往復駆動機構12、該往復駆動機構12上
に設置され多数の空袋保持手段9を一対の平行部を有す
る環状経路に沿って回転搬送する回転搬送機構11から
なる。往復駆動機構12は、フレーム18、19の下面
に設置されたスライド部材21〜23、ベッド17上に
固定されスライド部材21〜23がその上を摺動自在で
あるレール24〜26、ベッド17上に固定された軸受
27、28とそれに回転自在に支持されたねじ棒29、
それを回転駆動する速度可変の駆動モータ(サーボモー
タ)M、フレーム18の下面に固定されねじ棒29に
螺合するナット部材31、回転搬送機構11を支持する
支持フレーム32、33からなり、駆動モータMを正
逆駆動させることにより回転搬送機構11を左右に往復
移動させることができる。
【0018】回転搬送機構11は、主フレーム34に回
転自在に支持された支軸35、36、該支軸35、36
に固定されたスプロケット37〜40、上側のスプロケ
ット37、39の間に掛け渡された上側コンベアチェー
ン42と下側のスプロケット38、40の間に掛け渡さ
れた下側コンベアチェーン43を備え、これらの上下コ
ンベアチェーン42、43には空袋保持手段9が取付部
材44を介して外向きに等間隔(ピッチ=p)で取り付
けられている。上下コンベアチェーン42、43は平行
部においてそれぞれ主フレーム34上に設置されたチェ
ーンガイド45により両側をガイドされて走行する。こ
の回転搬送機構11は、回転速度可変の駆動モータ(サ
ーボモータ)Mを有し、その駆動力がギヤを介して支
軸35に伝達され、スプロケット37〜40を介してコ
ンベアチェーン42、43を回転させ、それにより空袋
保持手段9を前記環状経路に沿って回転搬送する。な
お、空袋保持手段9は空袋Wが挿入される縦溝が形成さ
れた枠体であり、空袋保持部材9の下部には該空袋保持
手段9に収容された空袋Wが落下しないように、その環
状経路に沿って袋受け台41が設置されている。
【0019】スパウト保持手段搬送装置2は、図7〜8
に示すように、ベッド17の上に設置された往復駆動機
構46、該往復駆動機構46上に設置され多数のスパウ
ト保持手段13を一対の平行部を有する環状経路に沿っ
て回転搬送する回転搬送機構47、及びその回転搬送に
伴いスパウト保持手段13の昇降を行う作動機構48か
らなる。往復駆動機構46は先に図4〜6で説明した往
復駆動機構12と同一構造であり、駆動モータMを正
逆駆動させることにより回転搬送機構47を左右に往復
移動させることができる。
【0020】回転搬送機構47は、これも回転搬送機構
11とほぼ同様であるが、主フレーム49に回転自在に
支持された支軸51、52、該支軸51、52に固定さ
れたスプロケット53〜56、上側のスプロケット5
3、55の間に掛け渡された上側コンベアチェーン57
と下側のスプロケット54、56の間に掛け渡された下
側コンベアチェーン58を備え、これらの上下コンベア
チェーン57、58には昇降ガイド軸59が等間隔(ピ
ッチ=p)で取り付けられ、該昇降ガイド軸59には昇
降体61が昇降自在に取り付けられている。上下コンベ
アチェーン57、58は平行部においてそれぞれ主フレ
ーム49上に設置されたチェーンガイド62により両側
をガイドされて走行する。
【0021】前記昇降体61には、スパウトSを把持す
るスパウト保持部材13が水平外向きに取り付けられ、
内向きにカムフォロワ(ローラ)63が取り付けられて
いる。また、昇降ガイド軸59の上部に外向きにカムフ
ォロワ(ローラ)64が取り付けられている。なお、ス
パウト保持部材13は基部13aとその先端部に取り付
けられた一対の弾性把持部13bからなり、該弾性把持
部13bでスパウトSのフランジ部上部を挟持する。ま
た、弾性把持部13bは搬送中に開閉し(通常は閉状態
であるがカム等により搬送中所定箇所で開く)、開いた
とき挟持したスパウトSを開放し得るようになってい
る。
【0022】一方、スパウト保持手段13の環状経路の
スパウト供給側B及びスパウト取付側Cに沿って昇降カ
ム65が設置され、そこをカムフォロワ63が走行し、
昇降体61(スパウト保持手段13)の水平移動を案内
しあるいは昇降させるようになっている。また、各支軸
51、52には前記スパウト保持手段13の上昇位置を
そのまま維持できる高さにカムプレート66、67が取
り付けられ、カムフォロワ63がその上に乗り、又は走
行するようになっている。さらに主フレーム49の上部
周囲には昇降ガイド軸59の重量を支えてだれを防止す
る水平カム68が設置され、昇降ガイド軸59に固定さ
れたカムフォロワ64が走行するようになっている。な
お、昇降ガイド軸59、昇降体61、カムフォロワ6
3、64、昇降カム65、カムプレート66、67が前
記作動機構48を構成する。
【0023】空袋供給装置3は、図1に示すように空袋
保持手段9の空袋供給側Aに設置され、例えば、多数の
空袋Wを積み重ねて貯留する貯留手段と、先端に取り付
けた吸盤により真空吸引して所定距離持ち上げ、続いて
上方に回動してちょうど空袋保持手段9の縦溝の真上に
持っていく吸着スイングアーム機構からなり、縦溝の真
上で吸引を止めることで空袋Wは該縦溝内に落下収容さ
れる。空袋供給側Aにはこの空袋供給装置3が複数台
(n台)並設され、同時にn個の空袋保持手段9に空袋
Wを供給できるようになっている。空袋の供給は空袋保
持手段9の合成速度がゼロになったとき行われる。
【0024】スパウト供給装置4は、図9に示すよう
に、スパウト保持手段13のスパウト供給側Bに設置さ
れた複数(m個)の供給レール68を備える。この供給
レール68はスパウト保持手段13の搬送経路に対して
垂直に向く案内溝69aと、該案内溝69aに続いてス
パウト保持手段13の搬送方向に向く溝69bを備え、
スパウトSはそのフランジ部がこの案内溝69a、69
b上に乗り、一列に整列して前進し得るようになってい
る。また、案内溝69aのラインがスパウト保持手段1
3の停止位置と一致し、案内溝69bのラインがスパウ
ト保持手段13の弾性把持部13bの通過軌跡と一致し
ている。スパウトSが供給レール68の案内溝69a上
に一列に整列して載置され、先端のスパウトSが案内溝
69a上の2番目の位置bまできているとき、ここでス
パウト保持手段13が案内溝69aのライン上にきて停
止する(合成速度ゼロになる)と、図示しない押圧手段
が作動してスパウトSを前方の一番目の位置aに押し出
し、スパウトSはここでスパウト保持手段13の弾性把
持部13b内に進入して把持され、続いてスパウト保持
手段13が搬送されると、案内溝69bから抜けてスパ
ウト保持手段13とともに搬送される。
【0025】連続開口装置5は、図10に示すように、
スパウト取付側Cにおいて搬送される空袋Wの両側に沿
って設置された一対の回転ベルト71と、各回転ベルト
71の内側に沿って設置された真空チャンバ72と、各
真空チャンバ72を図示しない真空発生源に切換弁等を
介して接続する真空配管73からなる。各回転ベルト7
1は空袋Wの搬送方向の上流側において相互にほぼ密着
し、下流側において相互の間隔が開くように設置され、
搬送される空袋Wの袋口に対応する高さに真空吸引のた
めの吸引穴74が多数形成され、空袋保持手段9(空袋
W)と等速で回転駆動される。各真空チャンバ72は各
回転ベルト71の内側に密着し、吸引穴74が通る高さ
にそれぞれ長穴75が形成されている。いうまでもない
が、回転ベルト71は空袋保持手段9から上方にはみ出
した袋口の部分に当接する。空袋保持手段9により搬送
される空袋Wの袋口が回転ベルト71の間に入ると、真
空チャンバ72、長穴75及び吸引穴74を通して空袋
Wの袋口の両側が吸引され、空袋Wが下流側に進むと回
転ベルト71の相互の間隔が開き、袋口が両側に吸引さ
れて引っ張られ、開口する。
【0026】連続回転式仮シール装置6は、図1に示す
ように、スパウト取付側Cにおいて搬送される空袋Wの
両側に設置され、空袋保持手段9(空袋W)と等速で回
転駆動される一対の円盤状のシーラー76を有する。こ
のシーラー76は、側面に空袋保持手段9の取付ピッチ
(空袋Wの搬送ピッチ)に合わせて凹部が形成され、こ
の凹部でスパウトSを袋口に仮シールし、周面で袋口同
士を仮シールする。なお、この連続回転式仮シール装置
6の下流側で、スパウト保持手段13が上昇するが、こ
のとき弾性把持部13bが開いてスパウトSを開放す
る。
【0027】スパウト付き空袋排出装置7は、図11に
示すように、スパウト取付側Cにおけるスパウト付き空
袋Wの搬送軌跡に沿って空袋保持手段9の上方に設置
されたレール77、及びレール77と空袋保持手段9の
中間の高さに設置された送りベルト78を備える。レー
ル77はスパウトSのフランジ部の幅より狭く、その下
部より広い幅の溝79を有し、上流側においてスパウト
付き空袋WのスパウトSのフランジ部の高さより低い
位置にあり、下流側で上昇し、一定高さで水平となって
いる。送りベルト78は、周囲に空袋保持手段9の取付
ピッチ(スパウト付き空袋Wの搬送ピッチ)と同じピ
ッチで送り片81が取り付けられ、空袋保持手段9の搬
送と同期して回転駆動される。
【0028】空袋保持手段9とともにスパウト付き空袋
が搬送されてくると、スパウトSのフランジ部の下
部がレール77の溝79に入り、スパウト付き空袋W
は下流側に搬送されるに従って上昇し、ついには空袋保
持手段9から抜き出され、さらにレール77に沿って送
りベルト78により下流側に水平に搬送され、レール7
7の先端において停止する。一方、スパウト付き空袋排
出装置7に隣接して連続回転式本シール装置8が設置さ
れており、テーブルの周囲に等間隔で取り付けられて連
続回転するチャック82が、レール77上を搬送される
スパウト付き空袋Wと同期して前記停止位置を通過
し、その際スパウトSのフランジ部上部を把持し、スパ
ウト付き空袋W を連続回転式本シール装置8側に受け
取る。連続回転式本シール装置8は、各チャック82の
下方に該チャック82にそれぞれ対応して設けられたシ
ーラー83を備え、受け取ったスパウト付き空袋W
スパウトSと袋口、及び袋口同士を本シールする。な
お、連続回転式本シール装置8から排出されたスパウト
付き空袋Wに対しては後工程にて、液充填工程、蓋閉
めなどの包装工程が行われるようになっている。
【0029】以上説明したスパウト取付装置全体の動作
について再び簡単に説明する。空袋保持手段搬送装置1
では、空袋保持手段9は空袋供給側Aにおいて回転搬送
機構11の往動時に合成速度ゼロ(停止状態)となり、
その間に空袋供給装置3が複数個(n個)の空袋保持手
段9の縦溝に空袋Wを挿入する。その空袋Wは下端を袋
受け台41に支えられた状態で、回転搬送機構11によ
り空袋保持手段9とともに搬送される。一方、スパウト
保持手段搬送装置2では、スパウト保持手段13はスパ
ウト供給側Bにおいて回転搬送機構47の往動時に合成
速度ゼロ(停止状態)となり、その間にスパウト供給装
置4が複数個(m個)のスパウト保持手段13にスパウ
トSを押し込み、そのスパウトSは回転搬送機構47に
よりスパウト保持手段13とともに搬送される。
【0030】スパウト取付側Cでは、空袋保持手段9と
スパウト保持手段13は同じ一定速度で、かつ上下に位
置を揃えて並走し、上流側から下流側に向けて搬送され
る途中で、空袋Wは連続開口装置5により袋口を開口さ
れ、スパウト保持手段13が下降してスパウトSを袋口
から挿入し、連続回転式仮シール装置6によりスパウト
Sと袋口及び袋口同士を仮シールし、その直後に弾性保
持部13bが開いてスパウトSを開放するとともにスパ
ウト保持手段13が上昇し、スパウト付き空袋排出装置
7によりスパウト付き空袋Wを空袋保持手段9から上
に抜き出し、連続回転式本シール装置8に受け渡す。
【0031】図12及び図13に示すスパウト取付装置
は、空袋保持手段搬送装置91において仮シールした
スパウト付き空袋Wを、空袋保持手段9の真下をスパ
ウト取付側Cにおける空袋保持手段9の速度と同じ一定
速度で搬送されるリテーナRの溝に挿入する点、それに
伴い、連続回転式仮シール装置6の下流側で袋受け台
41が途切れ、スパウト付き空袋Wが空袋保持手段9
から下に抜け落ちるようになっている点で、図1等に示
したスパウト取付装置と異なっている(同じ部位には同
じ番号を付している)。
【0032】このスパウト取付装置では、リテーナ搬送
装置92がリテーナRを空袋保持手段9と同じ搬送速度
及び間隔で、該空袋保持手段9の真下を、空袋保持手段
9の縦溝とリテーナRの収容溝を上下に揃えた状態で搬
送する。スパウト把持手段13の弾性把持部13bが連
続回転式仮シール装置6の下流側でスパウトSを開放
し、袋受け台41が途切れたところでスパウト付き空袋
は自重により下降し、空袋保持手段9から下に抜け
落ちリテーナRの溝に収容されて搬送され、その搬送の
過程でスパウト及び袋口の本シール、液充填、蓋閉め等
の包装工程が行われる。なお、スパウト付き空袋W
下降は、上方からの圧縮エアの吹付けあるいは機械的な
押し下げによって行ってもよい。
【0033】図14及び図15は、本発明に係る第2の
タイプのスパウト取付装置を示すものである。このスパ
ウト取付装置が図1等に示すスパウト取付装置と異なる
点は(同じ箇所には同じ番号を付している)、空袋保
持手段搬送装置の回転搬送機構101が空袋保持手段9
を一定速度で一方向に回転搬送し、スパウト保持手段搬
送装置の回転搬送機構102がスパウト保持手段103
を同じ速度で逆方向に回転搬送する点、両装置とも往
復駆動機構を備えていない点、空袋供給装置104が
一定速度で搬送される空袋保持手段9に空袋Wを供給す
る点、スパウト供給装置105が一定速度で搬送され
るスパウト保持手段103にスパウトSを供給し、スパ
ウト保持手段103がそのスパウトを把持する点のみで
あり、その他の構成は同じである。
【0034】つまり、このスパウト取付装置でも、空袋
供給側Aにおいて空袋保持手段9の縦溝に空袋Wが挿入
され、その空袋Wは下端を袋受け台41に支えられた状
態で、回転搬送機構101により空袋保持手段9ととも
に搬送され、一方、スパウト供給側Bにおいてスパウト
保持手段103がスパウトSを把持し、そのスパウトS
は回転搬送機構102によりスパウト保持手段103と
ともに搬送される。スパウト取付側Cに搬送された空袋
保持手段9とスパウト保持手段103は同じ一定速度
で、かつ上下に位置を揃えて並走し、上流側から下流側
に向けて搬送される途中で、空袋Wは連続開口装置5に
より袋口を開口され、スパウト保持手段103が下降し
てスパウトSを袋口から挿入し、連続回転式仮シール装
置6によりスパウトSと袋口及び袋口同士を仮シール
し、その直後にスパウト保持手段103がスパウト付き
空袋Wを開放するとともに上昇し、スパウト付き空袋
排出装置7によりスパウト付き空袋Wを空袋保持手段
9から上に抜き出し、連続回転式本シール装置8に受け
渡す。いうまでもないが、図12、13に示すように、
スパウト付き空袋WをリテーナRに挿入することもで
きる。
【0035】空袋供給装置104は、図14に示すよう
に、空袋保持手段9の空袋供給側Aに設置され、多数の
空袋Wを積み重ねて貯留する貯留手段と、先端に取り付
けた吸盤により真空吸引して所定距離持ち上げ、続いて
上方に回動して後述する空袋カセット106の真上に持
っていく複数個の吸着スイングアーム機構と、いったん
空袋カセット106に挿入された空袋Wを空袋保持手段
9の縦溝に挿入する追従式挿入機構107からなる。こ
の追従式挿入機構107は、空袋保持手段9の真上にそ
の搬送経路に沿ってそれと同じ間隔で配置された複数個
の保持部106aを有する空袋カセット106と、該空
袋カセット106を空袋保持手段9の搬送経路に沿って
揺動させる揺動機構108と、空袋カセット106の下
方に少し間隔を開けて配置され該空袋カセット106か
ら空袋Wが落下するのを防止する開閉シャッター10
9、及びその開閉シャッター109の開閉駆動を行うエ
アシリンダー110等で構成される。揺動機構108は
カム111、カムローラ112、カムレバー113、リ
ンク114、揺動レバー115等からなる。
【0036】この空袋供給装置104の動作について説
明すると、図14に示すように空袋カセット106が停
止状態にあるとき、吸着スイングアーム機構により複数
枚の空袋Wが空袋カセット106の真上にもたらされ、
そこで吸引を止めることで空袋Wは空袋カセット106
の保持部106aに落下収容される。このとき、開閉シ
ャッター109は空袋カセット106の下方にあり、空
袋Wの落下が防止される。続いて、揺動機構108によ
り、空袋カセット106が空袋保持手段9の搬送に追従
する揺動(空袋保持手段9の搬送速度と同じ速度でその
搬送方向に、かつ空袋保持手段9と上下に位置が揃った
状態で揺動)を開始し、同時にエアシリンダー110に
より開閉シャッター109が空袋カセット106の下方
から退避する。この追従揺動の過程で、空袋カセット1
06内の空袋Wは空袋カセット106から下方に抜け出
し、空袋保持手段9の縦溝内に落下し収容される。追従
揺動が終了すると空袋カセット106は直ちに復動して
元の位置に復帰し、同時に開閉シャッター109も元通
り空袋カセット106の下方位置に復帰し、ここで再び
空袋Wの挿入を待つ。
【0037】スパウト供給装置105は、図15に示す
ように、スパウト保持手段103のスパウト供給側Bに
設置された供給レール116を備える。この供給レール
116は先に示した供給レール68と同じで、スパウト
保持手段103の搬送経路に対して垂直に向く案内溝1
16aと、該案内溝116aに続いてスパウト保持手段
103の搬送方向に向く溝116bを備え、スパウトS
はそのフランジ部がこの案内溝116a、116bに乗
るようになっており、スパウトSは図示しない押圧手段
により案内溝116a上を前進し、その先端まで一列に
整列して載置される。また、案内溝116bのラインが
スパウト保持手段103の下記把持部103cの通過軌
跡と一致している。
【0038】スパウト保持手段103は、一対の把持爪
103a、103bを備え、それぞれ把持部103cを
有し、搬送方向側の把持爪103bが開閉自在である。
各スパウト保持手段103は把持爪103bが開いた状
態で供給レール106の位置を通り、そこを通過する瞬
間に閉じ、固定側の把持爪103aとの間でスパウトS
を把持し、これをスパウト取付側Cに向けて搬送する。
なお、把持爪103bは先に示したスパウト保持手段1
3の弾性把持部13bと同様に、スパウト取付側Cにお
いて仮シール後開いてスパウトSを開放し、開いた状態
のまま再びスパウト供給側Bに搬送される。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、空袋とスパウトが同じ
速度で直線的に並走する区間を設け、その区間で開口さ
れた空袋の袋口にスパウトを挿入し、かつ仮シールする
ようにしたので、生産性が向上し、装置の構造も複雑で
ないため、清掃性やメンテナンス性もよい。また、スパ
ウト保持手段により保持した状態でスパウトを袋口に挿
入するので、袋に対する正確な位置にスパウトを取り付
けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るスパウト取付装置の全体を示す
概念図である。
【図2】 本発明に係る空袋保持手段搬送装置の機能を
説明するための概念図である。
【図3】 その空袋保持手段搬送装置の動作パターンを
示す図である。
【図4】 本発明に係るスパウト取付装置の空袋保持手
段搬送装置の平面図である。
【図5】 同じく側面図である。
【図6】 同じく断面図である。
【図7】 本発明に係るスパウト取付装置のスパウト保
持手段搬送装置の側面図である。
【図8】 同じく断面図である。
【図9】 本発明に係るスパウト取付装置のスパウト供
給装置の斜視図(a)及び平面図(b)である。
【図10】 同じく連続開口装置の斜視図である。
【図11】 同じくスパウト付き空袋排出装置及び連続
回転式本シール装置の斜視図である。
【図12】 本発明に係る他のスパウト取付装置の概念
図である。
【図13】 その詳細を示す図である。
【図14】 本発明に係る他のスパウト取付装置の要部
を示す図である。
【図15】 同じく他の要部を示す図である。
【符号の説明】
1 空袋保持手段搬送装置 2 スパウト保持手段搬送装置 3、104 空袋供給装置 4、105 スパウト供給装置 5 連続開口装置 6 連続回転式仮シール装置 7 スパウト付き空袋排出装置 8 連続回転式本シール装置 9 空袋保持手段 11、47、101、102 回転搬送機構 12、46 往復駆動機構 13、103 スパウト保持手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等間隔に無端状に配置された多数の空袋
    保持手段を所定の経路に沿って搬送する空袋保持手段搬
    送装置と、上記空袋保持手段と同じ間隔に無端状に配置
    された多数のスパウト保持手段を所定の経路に沿って搬
    送するスパウト保持手段搬送装置を備え、 上記空袋保持手段の経路の適宜位置に空袋の供給手段が
    設置され、上記スパウト保持手段の経路の適宜位置にス
    パウト供給手段が設置され、 上記両経路は空袋を保持した空袋保持手段及びスパウト
    を保持したスパウト保持手段が同じ搬送速度で並走する
    直線区間を一部有し、 上記区間内において、開口された袋口にスパウト保持手
    段により保持したスパウトを挿入し、かつ保持したまま
    シール手段により袋口をシールすることを特徴とするス
    パウト取付装置。
  2. 【請求項2】 等間隔に無端状に配置された多数の空袋
    保持手段を一対の平行部をもつ環状経路に沿って一方向
    に回転搬送するとともに、該環状経路自体が前記平行部
    に沿って所定距離往復動し、前記回転搬送と往復動によ
    り合成された空袋保持手段の搬送速度が、前記平行部の
    一方側において往動時にゼロになり、かつ前記平行部の
    他方側において常時一定となるように設定された空袋保
    持手段搬送装置と、 上記空袋保持手段と同じ間隔に無端状に配置された多数
    のスパウト保持手段を一対の平行部をもつ環状経路に沿
    って一方向に回転搬送するとともに、該環状経路自体が
    前記平行部に沿って所定距離往復動し、前記回転搬送と
    往復動により合成されたスパウト保持手段の搬送速度
    が、前記平行部の一方側において往動時にゼロになり、
    かつ前記平行部の他方側において常時一定となるように
    設定されたスパウト保持手段搬送装置を備え、 上記両環状経路はその平行部の他方側が内側になるよう
    に互いに平行に設置され、かつその他方側において前記
    空袋保持手段とスパウト保持手段が同じ搬送速度で並走
    するように設定され、 上記空袋保持手段の環状経路の平行部の一方側に空袋の
    供給手段が設置され、上記スパウト保持手段の環状経路
    の平行部の一方側にスパウト供給手段が設置され、 上記両環状経路の平行部の他方側において、開口された
    袋口にスパウト保持手段により保持したスパウトを挿入
    し、かつ保持したままシール手段により袋口をシールす
    ることを特徴とするスパウト取付装置。
  3. 【請求項3】 上記空袋保持手段搬送装置及びスパウト
    保持手段搬送装置が、等間隔に無端状に配置された多数
    の空袋保持手段又はスパウト保持手段を一対の平行部を
    もつ環状経路に沿って一方向に回転搬送する回転搬送機
    構と、該回転搬送機構を前記平行部に沿って所定距離往
    復動させる往復駆動機構を備えることを特徴とする請求
    項2に記載されたスパウト取付装置。
  4. 【請求項4】 等間隔に無端状に配置された多数の空袋
    保持手段を環状経路に沿って一定速度で一方向に回転搬
    送する空袋保持手段搬送装置と、上記空袋保持手段と同
    じ間隔に無端状に配置された多数のスパウト保持手段を
    環状経路に沿って同じ速度で一方向に回転搬送するスパ
    ウト保持手段搬送装置を備え、 上記空袋保持手段の環状経路の適宜位置に空袋の供給手
    段が設置され、上記スパウト保持手段の環状経路の適宜
    位置にスパウト供給手段が設置され、 上記両環状経路は空袋を保持した空袋保持手段及びスパ
    ウトを保持したスパウト保持手段が並走する直線区間を
    一部有し、 上記区間内において、開口された袋口にスパウト保持手
    段により保持したスパウトを挿入し、かつ保持したまま
    シール手段により袋口をシールすることを特徴とするス
    パウト取付装置。
  5. 【請求項5】 上記空袋保持手段及びスパウト保持手段
    の環状経路がいずれも一対の平行部をもち、それらが互
    いに平行に設置され、 上記空袋保持手段の環状経路の平行部の一方側に袋の供
    給手段が設置され、上記スパウト保持手段の環状経路の
    平行部の一方側にスパウト供給手段が設置され、 かつ上記両環状経路はその平行部の他方側が内側とな
    り、その他方側において空袋を保持した空袋保持手段及
    びスパウトを保持したスパウト保持手段が並走するよう
    に配置されていることを特徴とする請求項4に記載され
    たスパウト取付装置。
  6. 【請求項6】 上記区間内において又は上記両環状経路
    の平行部の他方側において、袋口を開口し、開口された
    袋口にスパウト保持手段により保持したスパウトを挿入
    し、かつ保持したままシール手段により袋口をシールす
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載され
    たスパウト取付装置。
  7. 【請求項7】 上記区間内において又は上記両環状経路
    の平行部の他方側において、空袋保持手段の直上にスパ
    ウト保持手段が位置し、かつスパウト保持手段が降下及
    び上昇を行い、降下したときスパウト保持手段が空袋の
    開口された袋口にスパウトを挿入することを特徴とする
    請求項1〜6のいずれかに記載されたスパウト取付装
    置。
  8. 【請求項8】 前記シール手段の下流側にスパウト付き
    空袋を空袋保持手段から取り出し次の工程に送る排出手
    段を設置したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか
    に記載されたスパウト取付装置。
JP11161720A 1999-06-08 1999-06-08 スパウト取付装置 Withdrawn JP2000343625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11161720A JP2000343625A (ja) 1999-06-08 1999-06-08 スパウト取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11161720A JP2000343625A (ja) 1999-06-08 1999-06-08 スパウト取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000343625A true JP2000343625A (ja) 2000-12-12

Family

ID=15740609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11161720A Withdrawn JP2000343625A (ja) 1999-06-08 1999-06-08 スパウト取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000343625A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005225162A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Yamazaki Baking Co Ltd 製袋方法,製袋装置,溶着剥離装置及び袋
JP2009522130A (ja) * 2005-12-29 2009-06-11 テトラ ラバル ホールデイングス エ フイナンス ソシエテ アノニム 注出可能な食品の密封されたパッケージに膠接される開封具用のシークエンシング・ユニット
CN114455158A (zh) * 2022-01-28 2022-05-10 蔡阳光 吸嘴袋自动包装方法
CN114454566A (zh) * 2022-01-28 2022-05-10 蔡阳光 吸嘴袋封管方法及封管生产线
WO2024057901A1 (ja) * 2022-09-13 2024-03-21 株式会社フジシールインターナショナル スパウト輸送装置およびこれを備えたパウチ容器製造システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005225162A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Yamazaki Baking Co Ltd 製袋方法,製袋装置,溶着剥離装置及び袋
JP4678634B2 (ja) * 2004-02-16 2011-04-27 山崎製パン株式会社 製袋装置
JP2009522130A (ja) * 2005-12-29 2009-06-11 テトラ ラバル ホールデイングス エ フイナンス ソシエテ アノニム 注出可能な食品の密封されたパッケージに膠接される開封具用のシークエンシング・ユニット
CN114455158A (zh) * 2022-01-28 2022-05-10 蔡阳光 吸嘴袋自动包装方法
CN114454566A (zh) * 2022-01-28 2022-05-10 蔡阳光 吸嘴袋封管方法及封管生产线
WO2024057901A1 (ja) * 2022-09-13 2024-03-21 株式会社フジシールインターナショナル スパウト輸送装置およびこれを備えたパウチ容器製造システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4290305B2 (ja) 袋連続供給装置
US8720667B2 (en) Product bag unloading apparatus
US6490846B2 (en) Opening arrangement for zipper-type pouches for continuous motion pouching machinery
JP4190692B2 (ja) 物品の搬送装置
KR102002791B1 (ko) 용기공급장치
US8684431B2 (en) Duplex-type product bag unloading apparatus
JP5931605B2 (ja) 容器供給装置
JP2018008726A (ja) 物品の搬送装置
KR20110098606A (ko) 별치식 포장처리장치
JP2000343625A (ja) スパウト取付装置
US6419076B1 (en) Intermittent container discharge device in continuous-filling packaging system
JP5912909B2 (ja) 袋状容器の移載装置
JP7448141B2 (ja) 底受け装置を備えた包装機
JP6026152B2 (ja) 箱詰め装置
JP2002019740A (ja) 容器包装処理システム
JP2002002622A (ja) 容器連続供給装置
JP6026150B2 (ja) 箱詰め装置
JP2001278218A (ja) 開口された空袋のリテーナへの挿入方法及び挿入装置
JP3380917B2 (ja) ボトリングシステム
JP3814141B2 (ja) パウチ充填包装装置
JP6026151B2 (ja) 箱詰め方法および箱詰め装置
JP4241249B2 (ja) 物品処理装置
JPH0446646A (ja) 缶蓋の巻締装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060905