JP4288724B2 - 長尺振動コンベヤ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は長尺振動コンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
図7には、従来例の振動コンベヤ1の斜視図が示されており、図8は、その正面図である。振動コンベヤ1は、リンク機構を有した複数(図においては2つ示されている)の支持体11によって支持されたトラフ7と、このトラフ7に取り付けられて、トラフ7を振動させるための加振源であるリニアモータ16とから構成されている。そして、トラフ7内には複数の図示しない物品が点在しており、これら図7、図8において矢印fに示すように、左方から右方へ移送される。なお、図7のトラフ7は、リンク機構を有した支持体11及びリニアモータ16の構造が明示されるように、一点鎖線で示している。
【0003】
支持体11は、2つの支持部12、12’と、トラフ7の底面にヒンジ部Jにより上端部13aが回動可能に固着されている可動部13と、2つの連接部14とから構成されている。支持部12、12’は、逆L字形状をしており、その底部12b、12b’が設置面Gに設置されている。支持部12、12’の水平端部12a、12a’は、連接部14の一方の端部14a、14a’と整合し、ここにピンPを挿通して、ヒンジ部H、H’を構成している。他方、可動部13は、逆T字形状をしており、その水平端部13b、13b’は、連接部14の他方の端部14b、14b’と整合し、ヒンジ部I、I’を形成している。すなわち、ヒンジ部H、H’、I、I’が回動することにより、可動部13は、図8において右方に一点鎖線及び2点鎖線で示されているように左右に揺動し、その水平部13aが図の左右方向に移動可能となっている。従って、この可動部13の水平部13aが底面に接続されているれているトラフ7は、物品の移送方向に揺動可能に支持されている。
【0004】
本従来例のリニアモータ16は、図8に示されるように、トラフ7の底面に固着されている2次側部材17と、この2次側部材17上に、車輪18aによって支持されている1次側部材18とから構成されている。2次側部材17は、水平部17aとこの両端を支持している支持部17b、17b’とから構成され、上に開口を向けたコの字形状をしている。この水平部17aの上面には、図7に示されるように、その両側部に車輪18aがガイドされて摺動する溝17aa(これはトラフ7の長手方向に延びている)が形成され、その中央には、磁性材でなる複数の歯17abが、物品の移送方向に直角に並んで配設されている。また、図9は、この拡大図であるが、リニアモータ16の1次側部材18の車輪18aは図示しない軸に固定され、水平部17aと所定の空隙を有して配設されている。更に、1次側部材18は、コイル19a、19b、19cを巻回した3つの極U、V、Wを有し、この極U、V、Wには、図10に示すように、薄板状の永久磁石Mが3枚ずつ、同極が相向くように配設されている。なお、このコイル19a、19b、19cは、それぞれ120度ずつ、異なる3相交流が供給されている。更に、1次側部材18には、図9に示すように、ブロック形状をした慣性体30が取付部材20を介して固着されている。すなわち、1次側部材18は、設置面Gから離れた空中に配設されている。
【0005】
本従来例の振動コンベヤ1は、以上のように構成されるが、次に、この作用について説明する。なお、本従来例のリニアモータは、高力密度リニアモータであり、この原理は、例えば、神鋼電機技報の128号vol.36,No2(1991)の第86〜93頁に記載されているので、ここでは、その作用については図10を参照してごく簡単に説明する。
【0006】
例えば、極Uのコイル19aに、図10に示す方向に電流を流すと、この電流によって下向きの磁極が発生する。そのため極Uにおいて、永久磁石Mによって発生している下向きの磁極は強められ、それと逆向きの磁極は打ち消される。このとき、極V、Wは、極Uに対してそれぞれ120度、240度位相がずれているため、コイル19b、19cは図10に示される方向に電流が流れる。そのため、極V、Wにおいては永久磁石Mによって発生している上向きの磁極は強められ、それと逆向きの磁極は打ち消されることになる。従って、極U、V、Wにおいて、図10に示すような磁力線が発生し、すなわち磁気吸引力が2次側部材17の歯17abと1次側部材18の極U、V、Wとの間で発生し、1次側部材18が左方に移動する。
【0007】
すなわち、リニアモータ16のコイル19a、19b、19cに、それぞれ位相差が120度ずつずれた交流電流を流すと、上述した作用により、極U、V、Wの順番で、代わる代わるに磁気吸引力が、歯17abと極U、V、Wとの間で発生し、これにより1次側部材18が左方に移動する。このとき、1次側部材18は車輪18aを介して2次側部材17上を摺動するため、この1次側部材18の反力を2次側部材17の水平部17aが受ける。従って、2次側部材17は、1次側部材18の移動方向と反対側の右方に移動する。すなわち、2次側部材17が取り付けられているトラフ7も、右方へと移動する。なお、このときには、トラフ7がゆっくりと移動するように、すなわちこれに反力を与える1次側部材18がゆっくり移動するように、コイル19a、19b、19cの電流を調節する。また、このとき、すべての支持体11は、図8において2点鎖線で示されるように揺動して、トラフ7を支えている。
【0008】
次に、極U、V、Wに与えるコイル19a、19b、19cに、逆向きに電流を与える。すなわち、極W、V、Uの順番で、代わる代わるに磁気吸引力が、2次側部材17の歯17abと1次側部材18の極U、V、Wとの間で発生する。この磁気吸引力により1次側部材18は右方に移動する。このときも、2次側部材17の水平部17aが1次側部材18の反力を受けるため、2次側部材17が取り付けられているトラフ7は、1次側部材18の移動方向と反対側の左方に移動する。このときには、トラフ7を物品の静止摩擦力に打ち勝つ力で左方に移動する(物品に対してトラフ7のみが後退する)よう、1次側部材18を素早く移動できるように、コイル19a、19b、19cの電流を調節する。
【0009】
以上の一連の動作を繰り返すことで、すなわち、トラフ7が物品の移送方向と同じ方向に移動する際には、ゆっくりと、移動方向と反対側に移動する際には、トラフ7のみが後退するようにして、本従来例の振動コンベア1は振動し、トラフ7上の物品を右方へと移送する。
【0010】
本従来例では、振動コンベヤ1を水平振動させる駆動源として、リニアモータ16を用いたので、任意の推力波形を発生することができ、任意の振動波形を得ることができる。そのため、効率よくトラフ7上の物品を搬送することができ、また進行方向の切換え、搬送速度の調節などを、複雑な構成なしに、容易に行うことができる。また、ギアなどを用いない磁気吸引力により、振動コンベヤ1を振動させているので、振動コンベヤ1からの騒音が、ほとんど生じない。更に、本従来例の振動コンベヤ1では、リニアモータ16の2次側である1次側部材18の移動によって生じる反力を用いて、振動コンベヤ1を振動させている。そのため、リニアモータ16の2次側が可動することによって生じる反力が、リニアモータ16を介して、その設置面に伝わることはない。なお、本従来例では、1次側部材18には、慣性体30が固着されているので、リニアモータ16で発生した推力による1次側部材18のトラフの振動方向と反対側の方向への移動は小さく、1次側部材18が2次側部材17の支持部17b、17b’にすぐに当接して、振動コンベヤ1を水平振動できなくなるということもない。
【0011】
然るに、上記従来例においては、トラフ7の長さは小さいので一つのリニアモータ16’により、充分に所望の振巾を得ることができるのであるが、更にトラフ7が長尺となれば、当然のことながら、リニアモータ16’への負荷が大きくなる。すなわち、二次側部材17、一次側部材18も大型化し、また一次側部材がコイル19a乃至19cを内蔵しているが、これらを巻装させているコアと共にその重量を大きくする。このような大型の、重いリニアモータ16’を長尺のトラフ7の例えば中央部に取り付けたとすれば、ここにトラフに対して大きな負荷がかかることになり、トラフ7は本来薄い板でなり、このためにトラフ7の上述のような前後動のときに、これが大きな慣性を持ち、トラフ7の特に底壁部に亀裂を生じることもあるであろう。これを避けるために、トラフ7の板厚を大きくしては、更に長尺であるが故に更に大きな負荷となり、リニアモータ16’の容量を更に増大させねばならない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、長尺のトラフに対しても、トラフの板厚を増大せずとも、所望の振動を行わせることができる長尺振動コンベヤを提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
以上の課題は、長尺の1つのトラフと、前記トラフを水平方向に振動可能に支持する支持手段と、駆動指令を受け、前記トラフに該駆動指令に基づいて前記水平方向への加振力を与える複数のリニアモータとを備え、前記支持手段は、等間隔で前記トラフを支持する複数の支持体を有し、前記リニアモータは、その1次側又は2次側のいずれか一方が前記トラフに固定され、かつ該トラフに固定された前記1次側又は2次側のいずれか一方同士が等間隔で、かつ隣り合う前記支持体間に配置されており、前記駆動指令は、前記リニアモータにそれぞれを同期して与えられることを特徴とする長尺振動コンベヤ、によって解決される。
【0014】
また以上の課題は、長尺のトラフと、該トラフを振動可能に支持する支持手段と、前記トラフを加振するリニアモータ手段とを備え、前記リニアモータに駆動指令を与えて前記トラフに該駆動指令に基づいた加振力を与えるようにした長尺振動コンベヤにおいて、前記リニアモータ手段を複数のリニアモータに分割し、該リニアモータの何れか一つに前記駆動指令として位置指令、速度指令及び加速度指令の何れかを与えるようにし、前記何れか一つのリニアモータの1次側及び2次側の一方の他方に対する相対速度を検出し、該相対速度を速度指令として他の一つのリニアモータに供給し、次いで、該他の一つのリニアモータの1次側及び2次側の一方の他方に対する相対速度を検出し、該相対速度を速度指令として更に他の一つのリニアモータに供給するようにして順次、他のリニアモータに速度指令として供給するようにしたことを特徴とする長尺振動コンベヤ、によって解決される。
【0015】
また以上の課題は、長尺のトラフと、該トラフを振動可能に支持する支持手段と、前記トラフを加振するリニアモータ手段とを備え、前記リニアモータ手段に駆動指令を与えて前記トラフに該駆動指令に基づいた加振力を与えるようにした長尺振動コンベヤにおいて、前記リニアモータ手段を複数のリニアモータに分割し、該リニアモータの1次側及び2次側の一方の他方に対する相対的位置の時間微分して得られる速度を速度指令として、他の一つのリニアモータに供給し、該リニアモータの1次側及び2次側の一方の他方に対する相対的速度の時間微分により得られる加速度を指令として更に他の一つのリニアモータに供給するようにしたことを特徴とする長尺振動コンベヤ、によって解決される。
【0016】
また以上の課題は、長尺の1つのトラフと、前記トラフを水平方向に振動可能に支持する支持手段と、駆動指令を受けて前記トラフに該駆動指令に基づいて前記水平方向への加振力を与える複数のリニアモータとを備え、前記支持手段は、等間隔で前記トラフを支持する複数の支持体を有し、前記リニアモータは、その1次側又は2次側のいずれか一方が前記トラフに固定され、かつ該トラフに固定された前記1次側又は2次側のいずれか一方同士が等間隔で、かつ隣り合う前記支持体間に配置されており、前記駆動指令は、前記リニアモータの何れかに位置指令、速度指令、加速度指令の何れかを駆動指令として供給し、該リニアモータの電流を検出して、これを他の何れかのリニアモータに駆動指令として供給し、次いでこのリニアモータの電流を検出して、他の何れかのリニアモータに駆動指令として供給し、以下同様にして、順次、他のリニアモータに該駆動指令を供給するようにしたことを特徴とする長尺振動コンベヤ、によって解決される。
【0017】
また以上の課題は、長尺の1つのトラフと、前記トラフを水平方向に振動可能に支持する支持手段と、駆動指令を受けて前記トラフに該駆動指令に基づいて前記水平方向への加振力を与える複数のリニアモータとを備え、前記支持手段は、等間隔で前記トラフを支持する複数の支持体を有し、前記リニアモータは、その1次側又は2次側のいずれか一方が前記トラフに固定され、かつ該トラフに固定された前記1次側又は2次側のいずれか一方同士が等間隔で、かつ隣り合う前記支持体間に配置されており、前記駆動指令は、前記リニアモータの何れかに位置指令、速度指令及び加速度指令の何れかを駆動指令として供給し、該リニアモータの1次側又は2次側の加速度を駆動指令として他のリニアモータに供給し、以下、順次、リニアモータの加速度を駆動指令として他のリニアモータに供給していくようにしたことを特徴とする長尺振動コンベヤ、によって解決される。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施の形態を示すが、従来例に対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0019】
すなわち、本実施の形態によれば、トラフ51は長尺であり、等間隔で複数の支持体11により地上に支持される。この働きは従来例と同様である。更にリニアモータ手段は複数のリニアモータL1 、L2 、L3 、・・・とから成り、従来例と同一の構造を有するが、それぞれの一次側のコイルC1 、C2 、C3、・・・に対する駆動指令は以下のように行なわれる。
【0020】
速度指令供給源Aから所定の速度指令(鋸歯状波)が比較器P1 に供給され、他方の入力端子には、エンコーダEMの一次側の二次側に対する相対位置を表す信号を微分器S1 に供給し、速度信号として比較器P1 に供給する。ここで速度指令値と実際の速度との比較が行われ、その差がゲインK1 なる増巾器により増巾されて、一次側のコイルC1 に供給される。すなわち、一次側の二次側に対する相対速度を所定の速度指令値に一致するように制御される。
【0021】
更に同じ速度指令供給源Aから、同じ速度指令が次の比較器P2 に供給される。第2のリニアモータL2 の一次側に固定されたエンコーダEMの一次側の二次側に対する相対的位置を表す信号が微分器S2 に供給され、これにより速度信号として比較器P2 に供給される。この差はゲインK2 なる増巾器に供給されてその増巾出力が一次側のコイルC2 に供給される。すなわち、第1のリニアモータL1 のコイルC1 と、第2のリニアモータL2 の一次側のコイルC2 とは、同期した速度指令が供給される。よってトラフ51は長尺であるが、同期した速度指令により、その振動にひずみを生じることなく、円滑に図示しない物品を右方へと移送させることができる。
【0022】
更に速度指令供給源Aから、第3のリニアモータL3 の比較器P3 に供給され、この第3のリニアモータL3 の一次側に取り付けたエンコーダEMの一次側の二次側に対する相対的位置を表す信号を微分器S3 に供給し、これにより微分されて速度信号となし、比較器P3 に供給されて速度指令との差がとられ、ゲインK3 なる増巾器で増巾されて一次側のコイルC3 に供給される。このリニアモータL3 においても、他のリニアモータL1 、L2 と同様に同期した速度指令が供給されているので、長尺のトラフ51にかかわらず、均一な振動を行なわせることができる。以下同様に、第4、第5、・・・のリニアモータがトラフ51の長さに応じて取り付けられているが、いかにトラフ51が長かろうとその板厚を短尺の場合と比べて特に大きくせずとも、均一に振動させることができる。
【0023】
図2は本発明の第2の実施の形態を示すが、図において上記実施の形態及び従来例に対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0024】
すなわち本実施の形態によれば、速度指令源Aから第1の実施の形態と同様な鋸歯状の速度指令が第1の比較器P1 に供給される。他方、第1のリニアモータL1 の一次側の二次側に対する相対的位置は、エンコーダEMで検出され、この出力は微分器S1 で微分されて、第1の比較器P1 に供給される。速度指令値との差はゲインK1 なる増巾器で増巾されて、一次側のコイルC1 に供給される。よって第1のリニアモータL1 はトラフ51に対し、所定の相対速度で駆動させる力を発生させる。
【0025】
次に、第2のリニアモータL2 については、第1のリニアモータL1 の一次側の位置信号を、上述のように微分して速度信号に変えられるのであるが、これはそのまま第2の比較器P2 に供給される。第2のリニアモータL2 の一次側に取り付けたエンコーダEMの出力は微分器S2 で微分されて速度信号となし、第2の比較器P2 で第1のリニアモータL1 の速度信号と比較され、その差がゲインK2 なる増巾器で増巾されて、第2のリニアモータL2 のコイルC2 に供給される。
【0026】
同様にして第3のリニアモータL3 のコイルC3 にも、第2のリニアモータL2 の一次側の位置信号を微分することによって得られる速度信号と、自分の一次側の位置信号を微分して得られる速度信号と比較して、この差がゲインK3 なる増巾器で増巾されて、第3のリニアモータL3 のコイルC3 に供給される。以下同様にして第4、第5のリニアモータのコイルC4 、C5 、・・・に、上流側のリニアモータの一次側の速度信号に同期した信号が、駆動指令として与えられるので、すべてリニアモータL1 、L2 、L3 、・・・は同期した駆動指令を一次側に供給し、トラフ51は長尺であるにもかかわらず、各点において同期した駆動力を供給されるので板厚が小さくとも、二次振動を生じることもなく、円滑に物品を図において右方へと移送させることができる。
【0027】
図3は本発明の第3の実施の形態を示すが、上記実施の形態及び従来例に対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0028】
すなわち本実施の形態によれば、位置指令供給源Pから、所定の位置指令値が第1の比較器P1 に供給される。第1のリニアモータL1 の一次側の位置信号を表すエンコーダEMの出力がこの第1の比較器P1 に供給され、その差がゲインK1 なる増巾器で増巾されて、第1のリニアモータL1 のコイルC1 に供給される。第1の比較器P1 に供給される位置信号は、微分器S1 で微分されて、第2の比較器P2 の一方の入力端子に供給される。他方、第2のリニアモータL2 の位置を表す信号がエンコーダEMから微分器Sに供給され、この出力すなわち速度信号が、比較器P2 により比較されてゲインK2 なる増巾器で増巾されて第2のリニアモータL2 の一次側のコイルCに供給される。次いで、微分器S2 の出力は微分器S3 に供給され更に微分されて、その出力すなわち加速度信号となして、第3の比較器P3 に供給される。他方、第3のリニアモータL3 を取り付けているトラフ部分における一次側の位置信号はエンコーダEMにより検出され、この出力は微分器S4 、S5 により2回微分されて加速度となし、比較器P3 で上述の微分器S3 の出力と比較されて、この差がゲインK3 なる増巾器で増巾されて、リニアモータL3 の一次側に供給される。
【0029】
本実施の形態によれば、第1のリニアモータL1 に対しては位置指令が供給され、第2のリニアモータL2 に対しては位置信号を微分して得られる速度信号が供給され、第3のリニアモータL3 に対しては更に上述の速度信号を微分して得られる加速度信号が駆動指令として与えられる。これにより位置指令及び速度指令にそれぞれ直流分が加わっていたとしても、これを微分することにより、これが抹消されることができるので、正確に長尺のトラフ51の各部分に対して同期した駆動指令を与えて、二次振動を起こさせることなく、物品を円滑に搬送させることができる。
【0030】
図4は本発明の第4の実施の形態を示し、上述の実施の形態及び従来例に対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0031】
速度指令供給源Aから所定の速度指令が第1の比較器P1 に供給される。他方の入力端子には、第1のリニアモータL1 の一次側に固定されたエンコーダEMの出力を微分することにより得られる速度指令が供給され、この差がゲインK1 で増巾されて、一次側のコイルに供給される。次いで、この第1のリニアモータL1 のコイルC1 の電流信号が第2の比較器P2 の一方の入力端子に供給され、この第2のリニアモータL2 の一次側のコイルC2 の電流信号が、この比較器P2 に供給され、その差がゲインK2 なる増巾器において増巾されて、第2のリニアモータL2 のコイルC2 に供給される。以下同様にして、第2のリニアモータL2 の一次側のコイルC2 の電流信号が第3のリニアモータL3 に対する比較器P3 の一方の入力端子に供給され、この他方の入力端子には第3のリニアモータL3 の一次側のコイルC3 の電流がそのまま与えられ、この差がゲインK3 なる増巾器で増巾されて、コイルC3 に供給される。以下同様に上流側のリニアモータの一次側のコイルの電流がそのまま自分の一次側の電流と比較して、上流側の電流、すなわち速度指令と同期して、駆動力を受けることができ、トラフ51は長尺にもかかわらず、均一な所望の振動を行なうことができる。なお、本実施の形態によれば、各コイルを下流側の比較器にそのまま供給すればよいので、その回路構成は非常に簡単である。
【0032】
図5は本発明の第5の実施の形態を示し、上記実施の形態及び従来例に対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0033】
すなわち、本実施の形態によれば、速度指令供給源Aから所定の速度指令が第1の比較器P1 に供給され、他方の入力端子には、第1のリニアモータL1 の一次側に取り付けたエンコーダEMの出力を微分器S1 で微分してなる速度信号が供給され、この差がゲインK1 なる増巾器で増巾されて、一次側のコイルC1 に供給される。第1のリニアモータL1 の速度を表す信号は、微分器S2 に供給され加速度信号となし、この他方の入力端子には、第2のリニアモータL2 の一次側の位置を表す信号を微分器S3 、S4 により2回微分して得られる加速度信号が供給され、この差がゲインK2 なる増巾器で増巾されて、二次側のコイルC2 に供給される。以下同様にして、第3のリニアモータL3 、L4 、・・・に対して駆動指令が与えられる。
【0034】
本実施の形態においても、速度指令供給源Aから供給される速度指令と同期した駆動指令が与えられ、かつまた速度指令に直流分が含まれていたとしても、第2のリニアモータL2 に対しては微分により打ち消されるので、この影響を受けず、トラフ7は円滑な振動を行なうことができる。
【0035】
図6は本発明の第6の実施の形態を示し、上記実施の形態及び従来例に対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0036】
すなわち、本実施の形態によれば、速度指令供給源Aから第1の比較器P1 に所定の速度指令が供給される。他方の入力端子には、エンコーダEM’の出力が供給されるのであるが、本実施の形態によれば、リニアモータL1 ’ではその一次側すなわちコイルC10を内蔵するケーシング61は地上に固定され、これとわずかな間隙(図をわかり易くするために大きく示されている。)で二次側部材62の磁極62aと対向している。エンコーダEM’は二次側62が振動することにより、その相対的な位置を読み出す。以下、下流側のリニアモータL1 、L2 ’及びL3 ’においても同様である。
【0037】
エンコーダEM’の相対的位置を表す信号を微分器S1 により微分することにより、第1の比較器P1 の他方の入力端子に供給される速度指令との差をゲインK1 なる増巾器で増巾して、地上に固定されている一次側61のコイルC10に供給される。すなわち、トラフ51のこの部分において、速度指令に対応する駆動力を受けて、所定の速度信号(実施の形態では鋸歯状波)を行なう。速度指令供給源Aからの速度指令は第2の比較器P2 に供給され、この他方の入力端子には、第2のリニアモータL2 ’の一次側61に取り付けたエンコーダEM’の相対的位置を表す信号を微分器Sにより微分することにより得られる速度信号が供給される。この差がゲインK2 なる増巾器で比較されて、一次側のコイルC11に供給される。以下同様にして第3のリニアモータL3 ’に対しても同一の速度指令と自分の一次側の二次側に対する相対的速度信号を供給して、この差が増巾されて一次側のコイルC12に供給される。以下同様にして同じ速度指令を比較器で受けて、地上に固定された一次側の二次側に対す位置信号を微分して得られる速度信号と比較して、これらリニアモータL1 ’、L2 ’、L3 ’、・・・は同期した駆動力を受けて、トラフ51は長尺であるにもかかわらず、円滑に物品を搬送させることができる。
【0038】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0039】
例えば以上の実施の形態においては、トラフ51を前後に振動可能に支持体11により支持させたが、支持体の構造はこれに限定されることなく、公知の支持体が適用可能である。
【0040】
また以上の実施の形態では、一次側の二次側に対する相対的位置をエンコーダEM’で検出するようにしたが、検出体はこれに限ることなく、光学的手段又は磁気的手段により検出するようにしてもよい。
【0041】
また第1の実施の形態においては、速度指令供給源Aから所定の速度指令を第1、第2、第3、・・・のリニアモータL1 、L2 、L3 ・・・に供給するようにしたが、この速度指令に変えて、位置指令又は加速度指令を供給するようにしてもよい。
【0042】
図2に示す第2の実施の形態においても同様であり、速度指令供給源Aから速度指令を第1のリニアモータに供給するようにしているが、これに変えて位置指令又は加速度指令を供給するようにしてもよい。
【0043】
また第3の実施の形態においては、位置指令供給源Aから位置指令を第1のリニアモータL1 に駆動指令として供給し、以下微分することによって速度指令及び加速度指令としたが、更に第4、第5・・・のリニアモータに対し、第4、第5・・・の駆動指令として、この位置指令、速度指令及び加速度指令を同じサイクルで供給するようにしてもよい。
【0044】
また第6の実施の形態においては、一次側61を地上に固定し、二次側をトラフ51に固定させるようにしたが、これを逆にしてもよい。すなわちトラフ51側に一次側61を固定し、二次側62を地上に固定させるようにしてもよい。他の実施の形態においても同様である。
【0045】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の長尺振動コンベヤによれば、トラフが長尺であっても、トラフに二次振動を行なわせることなく、またトラフの重量をいたずらに大とすることなく、物品を円滑に移送させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による長尺振動コンベヤ及びその制御回路を共に示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態による長尺振動コンベヤ及びその制御回路を共に示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態による長尺振動コンベヤ及びその制御回路を共に示すブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態による長尺振動コンベヤ及びその制御回路を共に示すブロック図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態による長尺振動コンベヤ及びその制御回路を共に示すブロック図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態による長尺振動コンベヤ及びその制御回路を共に示すブロック図である。
【図7】従来例の振動コンベヤの斜視図である。
【図8】従来例の振動コンベヤの側面図である。
【図9】同要部の拡大斜断図である
【図10】同作用を説明する模式図である。
【符号の説明】
11 支持体
51 トラフ
1 コイル
2 コイル
3 コイル
1 リニアモータ
2 リニアモータ
3 リニアモータ
EM エンコーダ

Claims (6)

  1. 長尺の1つのトラフと、
    前記トラフを水平方向に振動可能に支持する支持手段と、
    駆動指令を受け、前記トラフに該駆動指令に基づいて前記水平方向への加振力を与える複数のリニアモータと
    を備え、
    前記支持手段は、等間隔で前記トラフを支持する複数の支持体を有し、
    前記リニアモータは、その1次側又は2次側のいずれか一方が前記トラフに固定され、かつ該トラフに固定された前記1次側又は2次側のいずれか一方同士が等間隔で、かつ隣り合う前記支持体間に配置されており、
    前記駆動指令は、前記リニアモータにそれぞれを同期して与えられることを特徴とする長尺振動コンベヤ。
  2. 請求項1に記載の長尺振動コンベヤであって、
    前記駆動指令は、位置指令、速度指令及び加速度の何れかであることを特徴とする長尺振動コンベヤ。
  3. 長尺のトラフと、該トラフを振動可能に支持する支持手段と、前記トラフを加振するリニアモータ手段とを備え、前記リニアモータに駆動指令を与えて前記トラフに該駆動指令に基づいた加振力を与えるようにした長尺振動コンベヤにおいて、前記リニアモータ手段を複数のリニアモータに分割し、該リニアモータの何れか一つに前記駆動指令として位置指令、速度指令及び加速度指令の何れかを与えるようにし、前記何れか一つのリニアモータの1次側及び2次側の一方の他方に対する相対速度を検出し、該相対速度を速度指令として他の一つのリニアモータに供給し、次いで、該他の一つのリニアモータの1次側及び2次側の一方の他方に対する相対速度を検出し、該相対速度を速度指令として更に他の一つのリニアモータに供給するようにして順次、他のリニアモータに速度指令として供給するようにしたことを特徴とする長尺振動コンベヤ。
  4. 長尺のトラフと、該トラフを振動可能に支持する支持手段と、前記トラフを加振するリニアモータ手段とを備え、前記リニアモータ手段に駆動指令を与えて前記トラフに該駆動指令に基づいた加振力を与えるようにした長尺振動コンベヤにおいて、前記リニアモータ手段を複数のリニアモータに分割し、該リニアモータの1次側及び2次側の一方の他方に対する相対的位置の時間微分して得られる速度を速度指令として、他の一つのリニアモータに供給し、該リニアモータの1次側及び2次側の一方の他方に対する相対的速度の時間微分により得られる加速度を指令として更に他の一つのリニアモータに供給するようにしたことを特徴とする長尺振動コンベヤ。
  5. 長尺の1つのトラフと、
    前記トラフを水平方向に振動可能に支持する支持手段と、
    駆動指令を受けて前記トラフに該駆動指令に基づいて前記水平方向への加振力を与える複数のリニアモータと
    を備え、
    前記支持手段は、等間隔で前記トラフを支持する複数の支持体を有し、
    前記リニアモータは、その1次側又は2次側のいずれか一方が前記トラフに固定され、かつ該トラフに固定された前記1次側又は2次側のいずれか一方同士が等間隔で、かつ隣り合う前記支持体間に配置されており、
    前記駆動指令は、前記リニアモータの何れかに位置指令、速度指令、加速度指令の何れかを駆動指令として供給し、該リニアモータの電流を検出して、これを他の何れかのリニアモータに駆動指令として供給し、次いでこのリニアモータの電流を検出して、他の何れかのリニアモータに駆動指令として供給し、以下同様にして、順次、他のリニアモータに該駆動指令を供給するようにしたことを特徴とする長尺振動コンベヤ。
  6. 長尺の1つのトラフと、
    前記トラフを水平方向に振動可能に支持する支持手段と、
    駆動指令を受けて前記トラフに該駆動指令に基づいて前記水平方向への加振力を与える複数のリニアモータと
    を備え、
    前記支持手段は、等間隔で前記トラフを支持する複数の支持体を有し、
    前記リニアモータは、その1次側又は2次側のいずれか一方が前記トラフに固定され、かつ該トラフに固定された前記1次側又は2次側のいずれか一方同士が等間隔で、かつ隣り合う前記支持体間に配置されており、
    前記駆動指令は、前記リニアモータの何れかに位置指令、速度指令及び加速度指令の何れかを駆動指令として供給し、該リニアモータの1次側又は2次側の加速度を駆動指令として他のリニアモータに供給し、以下、順次、リニアモータの加速度を駆動指令として他のリニアモータに供給していくようにしたことを特徴とする長尺振動コンベヤ。
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