JP4206519B2 - リニア駆動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水平方向の振動を行うリニア駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8には、従来のリニア駆動装置として、例えば、振動コンベヤ1が示されている。振動コンベヤ1は、振子機構を有した複数の支持部21によって支持された可動体としてのトラフ7と、トラフ7を振動させるための加振源であるリニアモータ16とから構成されている。そして、トラフ7内には複数の図示しない物品が点在しており、図において矢印fに示すように、左方から右方へ移送される。
【0003】
支持部21は振子機構を有しており、トラフ7の左右に対で、複数対配設されている(図においては2対示されている)。この支持部21は、底部22aを有し地上に支持された逆V字形状の支持体22と、一端が支持体22の頂点にピンP’により枢着され、他端がトラフ7の側壁にピンP”によって枢着されて揺動可能に吊下されている揺動板23とから構成されている。
【0004】
図9はリニアモータ16の拡大斜視図を、図10はリニアモータ16の作用を示す模式図を示す。リニアモータ16は、トラフ7の底面に固定されている2次側部材17と、この2次側部材17上に、車輪18aによって支持されている1次側部材18とから構成されている。2次側部材17は、水平部17aとこの両端を支持している支持部17b、17b’とから構成され、上に開口を向けたコの字形状をしている。この水平部17aの上面には、図9に示されるように、その両側部に車輪18aがガイドされて摺動する溝17aa(これはトラフ7の長手方向に延びている)が形成され、その中央には、磁性材からなる複数の歯17abが、物品の移送方向に直角に並んで配設されている。また、1次側部材18の車輪18aは図示しない軸に固定され、水平部17aと所定の空隙sを有して配設されている。従って、リニアモータ16は設置面である地上Gから離れた空中に配設されている。更に、1次側部材18は、コイル19a、19b、19cを巻回した3つの極U、V、Wを有し、この極U、V、Wには、図10に示すように、薄板状の永久磁石Mが3枚ずつ、同極が相向くように配設されている。なお、このコイル19a、19b、19cは、それぞれ120度ずつ、異なる3相交流が供給されている。
【0005】
また、1次側部材18には、2次側部材17に対する1次側部材18の相対的位置を検出するために、磁気センサを備えたインクリメンタル型のエンコーダEmが設けられている。そして、2次側部材17には、磁化されたスケールEsが設けられており、1次側部材18が2次側部材17上を移動すると、移動距離に相当するパルス信号が得られ、このパルス信号のカウント数から、1次側部材18の2次側部材17に対する位置の変位量が求められる。また、2次側部材17の水平部17a上の両端部にはリミットセンサ20a、20bがそれぞれ設けられている。
【0006】
従来の振動コンベヤ1は以上のように構成されるが、次にこの作用について説明する。なお、リニアモータ16は高力密度リニアモータであり、この原理は、例えば、神鋼電機技報告の128号vol.36,No2(1991)の第86〜93頁に記載されているので、ここでは、その作用については図10を参照してごく簡単に説明する。
【0007】
例えば、極Uのコイル19aに、図10に示す方向に電流を流すと、この電流によって下向きの磁束が発生する。そのため極Uにおいて、永久磁石Mによって発生している下向きの磁束は強められ、それと逆向きの磁束は打ち消される。このとき、極V、Wは、極Uに対してそれぞれ120度、240度位相がずれているため、コイル19b、19cは図10に示される方向に電流が流れる。そのため、極V、Wにおいては永久磁石Mによって発生している上向きの磁束は強められ、それと逆向きの磁束は打ち消されることになる。従って、極U、V、Wにおいて、図10に示すような磁力線が発生し、すなわち磁気吸引力が2次側部材17の歯17abと1次側部材18の極U、V、Wとの間で発生し、1次側部材18が左方に移動する。
【0008】
すなわち、リニアモータ16のコイル19a、19b、19cに、それぞれ位相差が120度ずつずれた交流電流を流すと、上述した作用により、極U、V、Wの順番で、代わる代わるに磁気吸引力が、歯17abと極U、V、Wとの間で発生し、これにより1次側部材18が左方に移動する。このとき、1次側部材18は車輪18aを介して2次側部材17上を摺動するため、この1次側部材18の反力を2次側部材17の水平部17aが受ける。従って、2次側部材17は、1次側部材18の移動方向と反対側の右方に力が作用する。すなわち、2次側部材17が取り付けられているトラフ7も、右方へと加速する。なお、このときには、トラフ7がゆっくりと加速するように、すなわちこれに反力を与える1次側部材18がゆっくり加速されるように、コイル19a、19b、19cの電流を調節する。
【0009】
次に、極U、V、Wに与えるコイル19a、19b、19cに、逆向きに電流を与える。すなわち、極W、V、Uの順番で、代わる代わるに磁気吸引力が、2次側部材17の歯17abと1次側部材18の極U、V、Wとの間で発生する。この磁気吸引力により1次側部材18は右方に移動する。このときも、2次側部材17の水平部17aが1次側部材18の反力を受けるため、2次側部材17が取り付けられているトラフ7は、1次側部材18の移動方向と反対側の左方に移動する。このときには、トラフ7を物品の静止摩擦力に打ち勝つ力で左方に加速する(物品に対してトラフ7のみが後退する)よう、1次側部材18を素早く加速できるように、コイル19a、19b、19cの電流を調節する。
【0010】
以上の一連の動作を繰り返すことで、すなわち、トラフ7が物品の移送方向と同じ方向に移動する際には、ゆっくりと、移動方向と反対側に移動する際には、トラフ7のみが後退するようにして、振動コンベア1は振動し、トラフ7上の物品を右方へと移送する。このとき支持部11は、図8において1点鎖線と2点鎖線で示されるように揺動して、トラフ7を支えている。
【0011】
リニアモータ16の駆動開始時、1次側部材18が、トラフ7の振動変位に関して中央位置、つまりトラフ7に固定されている2次側部材17の中心Cに対してずれた位置にあるまま動かしてしまうと、2次側部材17の支持部17b、17b’に衝突するおそれがあり、所定の振動が得られなくなるばかりか、騒音を発生したり、1次側部材18及び支持部17b、17b’が損傷を受けたりする。そこで、駆動開始時に、1次側部材18を、2次側部材17の中心Cに位置させるように、センタリングをする必要がある。そのためには、1次側部材18の2次側部材17に対する相対的位置を知る必要があるが、インクリメンタル型のエンコーダは、電源のON・OFFによって計数回路がリセットされるため、前に停止した位置を記憶していない。つまり、駆動開始時、1次側部材18と2次側部材17の相対的な位置関係が検出できない。そこで、次に説明するように、2次側部材17の水平部17a上の両端部に設けたリミットセンサ20a、20bを利用して、1次側部材18の駆動開始時におけるセンタリングをおこなっている。
【0012】
まず、1次側部材18を、左右どちらかの方向、例えば図8において右というように方向を設定しておいてこの方向に1次側部材18をゆっくりと低速で動かす。そして、リミットセンサ20bによって検知されるのであるが、このときの位置を基準として、ここからどのくらい中心Cに向かって動かせば1次側部材18が2次側部材17に対して中心に位置するのかという予め設定された値に基づいてエンコーダのカウントを行ない1次側部材18のコイルに流す電流を制御し1次側部材18のセンタリングを行なう。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
1次側部材18を右方向に動かす場合、図のように1次側部材18が中心Cに対して右側にずれて位置していれば、短い距離でリミットセンサ20bに到達するが、中心Cより左側に位置している場合リミットセンサ20bまでは長い距離を動かさなければならない。このとき、左端のリミットセンサ20aの方へ動かせば短い距離で済むが、上述したように、インクリメンタル型のエンコーダでは駆動開始時、1次側部材18が2次側部材17に対して左右どちらにずれて位置しているのか判別できないので、その位置に応じて1次側部材18の動かす方向を選択することができない。また、直接1次側部材18を中心Cへ向かって動かすのではなく、一度左右どちらかのリミットセンサ20a、20bの方へと動かしてからセンタリングを行なわなければならない。そして、1次側部材18は低速でゆっくりと動かすので、上述した方法では、センタリングに時間がかかり速やかに行うことができない。
【0014】
また、絶対位置を検出でき、常にその位置を記憶していることのできるアブソリュート型のエンコーダを用いれば、上述したようなことをする必要がないが、アブソリュート型のエンコーダは構造が複雑であり、バックアップの電源を必要とすることなどからコストが高くなってしまう。
【0015】
また、リニアモータ16の駆動中は、1次側部材18が中心Cを振動中心とするように、エンコーダからの位置信号に基づいて1次側部材18のコイル電流を制御して駆動させるが、長時間駆動していると、制御回路上で発生するオフセットノイズや外乱などの影響により、例えばエンコーダのカウントに誤りが生じたりして、1次側部材18の位置が、駆動開始時にセンタリングした位置から徐々にずれていき、1次側部材18が可動範囲を越えてしまい2次側部材17の支持部17b、17b’と衝突してしまう。
【0016】
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、駆動開始時にむだな動きなしに速やかに1次側又は2次側を、可動体の振動変位に関し中央位置に位置決めをすることができ、更に長時間の駆動中においても1次側又は2次側が前記中央位置を振動中心とするように振動することができるリニア駆動装置を提供することを課題とする。
【0017】
以上の課題は、可動体と、該可動体を水平方向に振動可能に支持する支持体と、前記可動体にその1次側及び2次側のうちの2次側が固定され前記可動体を加振するリニアモータとからなり、駆動開始時に、前記1次側の前記2次側に対する相対的位置を、前記可動体の振動変位に関し、中央位置に駆動させるように前記1次側又は2次側の一方に備えられたコイルに流す電流を制御するようにしたリニア駆動装置において、前記1次側に取り付けられた位置センサと、前記2次側に取り付けられ、前記位置センサのストローク中心位置から、少なくとも前記ストロークの一端部まで延在する被検出部材とを具備し、前記1次側が前記中央位置に関しどちら側に停止しているかどうかを判断し、該判断結果とは逆方向に駆動させるようにしたことを特徴とするリニア駆動装置、によって解決される。
【0018】
又は、以上の課題は、可動体と、該可動体を水平方向に振動可能に支持する支持体と、前記可動体にその1次側及び2次側のうちの2次側が固定され前記可動体を加振するリニアモータとからなり、駆動中に、前記1次側を、前記可動体の振動変位に関し、常に中央位置が振動中心になるように前記1次側を駆動するようにしたリニア駆動装置において、前記1次側に取り付けられた位置センサと、前記2次側に取り付けられ、前記位置センサのストローク中心位置から、少なくとも前記ストロークの一端部まで延在する被検出部材と、前記1次側又は前記2次側に取り付けられたエンコーダとを具備し、前記位置センサが前記ストローク中心位置を検出時に、該エンコーダのカウンタ値を0又は所定の値に校正するようにしたことを特徴とするリニア駆動装置、によって解決される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明するが、上記従来例と同様な部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0020】
本実施の形態による、リニア駆動装置としての振動コンベヤ11の側面図を図1に、リニアモータ16’の拡大斜視図を図2に示す。なお、図1及び図2は、1次側18が、2次側17の中心Cに位置している状態を示す。振動コンベヤ11は、従来例の振動コンベヤ1と同様に、振子機構を有した複数の支持部21によって支持された可動体としてのトラフ7と、トラフ7を振動させるための加振源であるリニアモータ16’とから構成されている。リニアモータ16’は従来例のリニアモータ16と同じ高力密度リニアモータの駆動原理を有するものであり、その作用も同じである。
【0021】
リニアモータ16’において、その1次側18の側面中央部には位置センサ3が取り付けられている。位置センサ3は、図3に示すように下向きコ字形状を呈しており、2つの発光素子4a、4bと、これらにそれぞれ対向して2つの受光素子5a、5bとを備えている。
【0022】
2次側17には、平板状の被検出部材2が、発光素子4a、4bと受光素子5a、5bとの間に介在させ得るようにして、取り付けられている。この被検出部材2は、一端を2次側17の中心Cに合わせて、2次側17の左端の支持部17bにまで延在している。
【0023】
そして、1次側18が、2次側17の中心Cに位置しているときのセンサ3と被検出部材2との位置関係は、図3に示すように、被検出部材2が、発光素子4aと受光素子5aとの間のみに介在するような位置関係をとる。
【0024】
なお、1次側18には従来例と同様にインクリメンタル型のエンコーダEmが設けられ、2次側17には磁化されたスケールEsが設けられている。
【0025】
本実施の形態による振動コンベヤ11は以上のように構成されるが、次にこの作用について説明する。図5は、1次側18が2次側17の中心Cに対して右側にずれて位置している状態を示す。駆動開始時、1次側18がこのような位置に停止していたとすると、位置センサ3の2対の発光、受光素子(4a、5a)、(4b、5b)はどちらも被検出部材2にふさがれておらず、つまり光の透過状態にある。このときの位置センサ3の出力信号、例えば”1”により、1次側18が2次側17の中心Cに対して右側にあると判断して、これと逆の左へと1次側18を駆動させて、図4で示される状態にセンタリングをする。
【0026】
図6は、1次側18が2次側17の中心Cに対して左側にずれて位置している状態を示す。駆動開始時、1次側18がこのような位置に停止していたとすると、位置センサ3の2対の発光、受光素子(4a、5a)、(4b、5b)は両方とも被検出部材2にふさがれており、つまり光の遮光状態にある。このときの位置センサ3の出力信号、例えば”0”により、1次側18が2次側17の中心Cに対して左側にあると判断して、これと逆の右へと1次側18を駆動させて、図4で示される状態にセンタリングをする。
【0027】
このようにして、位置センサ3の2対の発光、受光素子(4a、5a)、(4b、5b)の両方ともが、遮光されているか、透過されているかの検出に基づいて、1次側18が2次側17に対して左右どちらに位置しているか判断し、この判断結果とは逆の方向へ1次側18を駆動してセンタリングを行なう。そして、透過から遮光、あるいは遮光から透過へと切り替わった位置を、1次側18の振動中心として検出できる。これにより、駆動開始時、1次側18にむだな動きをさせることなく短時間で2次側17に対して1次側18が中央に位置するように位置決めできる。また、これを安価な光センサの追加で実現できる。
【0028】
また、駆動中は上記位置センサ3が透過から遮光、遮光から透過のどちらか一方へと切り替わる度に、あるいは両方のときに、エンコーダEmのカウンタ値を、基準値として例えば0にリセットする。これにより、1次側18が2次側17の中央位置を通過する度に、エンコーダEmの位置信号を校正することができ、長時間にわたる駆動中にエンコーダEmの位置信号のノイズ等の影響による1次側18の位置の偏りを防ぐことができる。
【0029】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0030】
例えば、以上の実施の形態では、リニアモータとして高力密度リニアモータの駆動原理を有するリニアモータ16’を使用したが、他のリニアモータ、例えば公知のリニアインダクションモータやリニアパルスモータ(例えば特許1495069号)などを用いてもよい。また、上記実施の形態では、2次側17をトラフ7に固定して、1次側18を2次側17に係合させて空中に配設したが、この配置関係を逆にしてもよい。更に、1次側及び2次側の一方をトラフに固定させ、他方を空中に配設するのではなく、他方を地上に配設してもよい。
【0031】
また、上記実施の形態では、位置センサ3は、2個の発光素子4a、4bと2個の受光素子5a、5bとを備えているとしたが、図7に示すように、1個の発光素子6と1個の受光素子8との組み合わせによる位置センサ3’としてもよい。この場合には、透過状態か遮光状態かの判断は、光の透過強度によって区別する。
【0032】
また、上記実施の形態では、発光素子と受光素子とからなる位置センサと、平板状の被検出部材との組み合わせとしたが、位置センサを、例えばホール素子等の磁気センサとし、被検出部材を磁性体としても上記実施の形態と同様な作用を得ることができる。
【0033】
また、上記実施の形態では、被検出部材2は、中心Cに一端を合わせて、2次側17の左端の支持部17bへと延在して取りつけたが、中心Cから右端の支持部17b’へと延在させて取り付けてもよい。この場合には、1次側18の2次側17に対する左右の位置と、位置センサの透過、遮光との対応関係は、上記実施の形態とは逆になる。
【0034】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のリニア駆動装置によれば、駆動開始時、1次側又は2次側を、短時間で速やかにトラフの振動変位に関して中央位置に、位置決めすることができ、更に、長時間の駆動でも1次側又は2次側に位置の偏りを生じさせることなく振動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による振動コンベヤの側面図である。
【図2】本実施の形態による振動コンベヤに用いられているリニアモータの拡大斜視図である。
【図3】図2における要部の拡大斜視図である。
【図4】図1における要部の拡大図である。
【図5】1次側が、2次側の中心に対して右側にずれて位置している状態を示す図である。
【図6】1次側が、2次側の中心に対して左側にずれて位置している状態を示す図である。
【図7】位置センサの変形例を示す図である。
【図8】従来例の振動コンベヤの側面図である。
【図9】同振動コンベヤに用いられているリニアモータの拡大斜視図である。
【図10】同振動コンベヤのリニアモータの作用を説明するための模式図である。
【符号の説明】
2 被検出部材
3 位置センサ
3’ 位置センサ
4a 発光素子
4b 発光素子
5a 受光素子
5b 受光素子
6 発光素子
7 トラフ
8 受光素子
11 振動コンベヤ
16’ リニアモータ
17 2次側
18 1次側
21 支持部
Em エンコーダ
Claims (10)
- 可動体と、該可動体を水平方向に振動可能に支持する支持体と、前記可動体にその1次側及び2次側のうちの2次側が固定され前記可動体を加振するリニアモータとからなり、駆動開始時に、前記1次側の前記2次側に対する相対的位置を、前記可動体の振動変位に関し、中央位置に駆動させるように前記1次側又は2次側の一方に備えられたコイルに流す電流を制御するようにしたリニア駆動装置において、
前記1次側に取り付けられた位置センサと、
前記2次側に取り付けられ、前記位置センサのストローク中心位置から、少なくとも前記ストロークの一端部まで延在する被検出部材と
を具備し、
前記1次側が前記中央位置に関しどちら側に停止しているかどうかを判断し、該判断結果とは逆方向に駆動させるようにしたことを特徴とするリニア駆動装置。 - 請求項1に記載のリニア駆動装置であって、
前記位置センサは、一対の発光素子と受光素子とからなり、
前記被検出部材は、平板状であり、前記発光素子と前記受光素子との間に介在させ得るようにしたことを特徴とするリニア駆動装置。 - 請求項1に記載のリニア駆動装置であって、
前記位置センサは、磁気センサであり、
前記被検出部材は、磁性体であることを特徴とするリニア駆動装置。 - 請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載のリニア駆動装置であって、
前記1次側は、前記2次側に対し移動自在に設けられていることを特徴とするリニア駆動装置。 - 請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載のリニア駆動装置であって、
前記1次側は、地上に配設されていることを特徴とするリニア駆動装置。 - 可動体と、該可動体を水平方向に振動可能に支持する支持体と、前記可動体にその1次側及び2次側のうちの2次側が固定され前記可動体を加振するリニアモータとからなり、駆動中に、前記1次側を、前記可動体の振動変位に関し、常に中央位置が振動中心になるように前記1次側を駆動するようにしたリニア駆動装置において、
前記1次側に取り付けられた位置センサと、
前記2次側に取り付けられ、前記位置センサのストローク中心位置から、少なくとも前記ストロークの一端部まで延在する被検出部材と、
前記1次側又は前記2次側に取り付けられたエンコーダと
を具備し、
前記位置センサが前記ストローク中心位置を検出時に、該エンコーダのカウンタ値を0又は所定の値に校正するようにしたことを特徴とするリニア駆動装置。 - 請求項6に記載のリニア駆動装置であって、
前記位置センサは、一対の発光素子と受光素子とからなり、
前記被検出部材は、平板状であり、前記発光素子と前記受光素子との間に介在させ得るようにしたことを特徴とするリニア駆動装置。 - 請求項6に記載のリニア駆動装置であって、
前記位置センサは、磁気センサであり、
前記被検出部材は、磁性体であることを特徴とするリニア駆動装置。 - 請求項6から請求項8のうちのいずれか一項に記載のリニア駆動装置であって、
前記1次側は、前記2次側に対し移動自在に設けられていることを特徴とするリニア駆動装置。 - 請求項6から請求項8のうちのいずれか一項に記載のリニア駆動装置であって、
前記1次側は、地上に配設されていることを特徴とするリニア駆動装置。
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CN109756159A (zh) * | 2019-02-21 | 2019-05-14 | 信利光电股份有限公司 | 一种线性马达组振动系统、控制方法及电子设备 |
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1998
- 1998-07-22 JP JP22232798A patent/JP4206519B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN109756159A (zh) * | 2019-02-21 | 2019-05-14 | 信利光电股份有限公司 | 一种线性马达组振动系统、控制方法及电子设备 |
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