JP4279129B2 - 可動接点付シート及びこれを用いた押釦スイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、各種電子機器の操作用スイッチとして使用される押釦スイッチの構造に係り、特に押圧されることによりドーム状の膨出部が反転して接点の接離を行なう可動接点付シート及び押釦スイッチの構造に関する。
従来の可動接点付シート及び押釦スイッチの構造としては、円形ドーム状の複数の可動接点を粘着シートに貼付けた可動接点付シートを基板上に配置したシートタイプの押釦スイッチの構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来の可動接点付シート及び押釦スイッチの構造を図7、図8に示す。図7は従来の可動接点付シートの分解斜視図、図8は従来の可動接点付シートを用いた押釦スイッチの要部断面図である。
図において、複数個の可動接点51は、ステンレス材やリン青銅等のバネ性を有する円形ドーム状の薄板の金属からなり、頂部からの押圧力に対して変位可能になっている。そして、可動接点51は、ドーム状内に貫通する孔が存在せず、その中央部にはドーム状内に突出して形成された接点部51aを有している。
粘着シート52は、ポリエステル樹脂等のフィルム材からなり、可撓性を有するシート状のシート部53と、このシート部53に設けられた複数個の孔52aと、この孔52aを除くシート部53の下面に形成された非粘着部からなる気道部55を除く部分に設けられた粘着剤54とから構成されている。
気道部55は、粘着剤54をシート部53の下面にスクリーン印刷することによって形成されており、その少なくとも一端が、粘着シート52の孔52a、又は粘着シート52の外周端縁52bに位置する気道口56に繋がっている。そして、可動接点51は、上面が粘着シート52の粘着剤54に貼着され、可動接点51の上面、および可動接点51の端部51bの少なくとも一部が気道部55上に載置された状態で貼着されている。
セパレータ57は、粘着シート52と略同形状のポリエステルフィルムからなり、その上下面に貫通して形成された複数個の孔57aを有している。また、セパレータ57は、粘着シート52の粘着剤54によって、粘着シート52の孔52aと孔57aが対向し、重なり合うように、粘着シート52の下面に貼着されている。そして、このセパレータ57は、粘着シート52とで可動接点51を挟持すると共に、可動接点51の下面を保護することによって、可動接点付シート58を構成している。
粘着シート52の孔52aは、図示せぬ発光ダイオード(LED)等の発光素子を露出させるための孔であり、可動接点51を押圧操作する操作体(図示せず)を、シート部53で光を効率よく反射させて照光できる。
図8は押釦スイッチを示し、絶縁基板59は、ポリイミドフィルム等のフレキシブル基板からなり、その表面には、銅箔からなる円形をした第一の固定接点59aと、この第一の固定接点59aを取り囲む略C字状をした第二の固定接点59bがエッチングにて形成されている。
そして、可動接点付シート58の粘着シート52の下面に貼着されたセパレータ57を剥がすことにより、粘着シート52の粘着剤54を露出させ、可動接点51の端部51bを第二の固定接点59bに対向させて、粘着シート52が絶縁基板59の上面に貼着される。この時、可動接点51は、端部51bの周縁が第二の固定接点59bに常時接触する状態で、絶縁基板59の表面に載置された状態となる。
特開2001−160334号公報
しかしながら、上述した従来の可動接点付シート及び押釦スイッチの構造においては、可動接点の小型化や、可動接点の配置の狭ピッチ化によるシートタイプの押釦スイッチ全体の小型化のために、より小径サイズの円形ドーム状の可動接点を用いると、その分、膨出部の高さが低くなるため、膨出部が反転するまでの移動量が小さくなり、所望の操作フィーリングを得ることができないという問題があった。
したがって、本発明では上述した問題点を解決し、所望の操作ストロークを確保しつつ小型化が可能で、操作フィーリングの良好な可動接点付シート及びこれを用いた押釦スイッチを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明では第1の解決手段として、ドーム状をなす可動接点と、この可動接点を収容可能な収容孔を有する第1のシートと、裏面に粘着部を有しこの粘着部で前記可動接点の一部を保持すると共に、前記第1のシートの収容孔の上面を塞ぐ第2のシートとを備え、前記可動接点は、下端周縁部から所定の角度で立ち上がるスカート部と、このスカート部に連続する反転可能なドーム状の膨出部とを備え、前記可動接点において第1の方向に対向する両側面部を当該両側面部に開口部が形成されるように切り欠いて前記第1の方向と直交する第2の方向に長尺状に形成され、前記可動接点において第2の方向の両側面部にそれぞれ延在する前記スカート部が、前記ドーム状の膨出部の膨出方向に凸であって、当該膨出部の頂点を中心とした円弧の軌跡よりも大きな円弧で形成され、前記第1のシートの収容孔は、幅広部と幅狭部とからなる長尺状に形成され、前記可動接点の幅狭に形成された前記第1の方向の両側面部を、前記収容孔の幅狭部に対応させて、前記可動接点を前記収容孔に収容し、前記可動接点を固定接点上に載置した際に、前記可動接点は、第2の方向の一方の側面部に延在するスカート部の下端周縁部であって、前記膨出部の膨出方向に凸な円弧の両端部の2点と、第2の方向の他方の側面部に延在するスカート部の下端周縁部であって、前記膨出部の膨出方向に凸な円弧の両端部の2点とが、前記固定接点と接触し、前記スカート部の下端周縁部であって、前記両端部以外が前記固定接点の上面から浮いている構成とした。
また、第2の解決手段として、前記収容孔の内壁と前記可動接点の外周との間には所定の空隙を設け、この空隙を、前記収容孔の幅広部の内壁と対向する前記可動接点の外周との空隙に対して、前記収容孔の幅狭部の内壁と対向する前記可動接点の外周との空隙の方を大きく形成した構成とした。
また、第3の解決手段として、前記第1のシートに、前記収容孔を複数個形成し、これらの収容孔に前記可動接点を複数個収容すると共に、隣接する前記収容孔の幅狭部同士、及び隣接する前記可動接点の幅狭部同士を互いに対向させて複数組み配列した構成とした。
また、第4の解決手段として、前記第1のシートの裏面に粘着部を設け、この粘着部に剥離シートを剥離可能に覆着した構成とした。
また、第5の解決手段として、前記第1のシートには、隣接する前記収容孔同士の内壁間に空気流路用の連結溝を形成し、前記収容孔及び前記連結溝の上面側を前記第2のシートで覆うと共に、下面側には、前記収容孔及び前記連結溝の下面側を覆う保護シートを設けた構成とした。
また、第6の解決手段として、前記連結溝の連結方向を、前記収容孔に収容された前記可動接点の長尺方向に沿って設けた構成とした。
また、第1乃至第6の解決手段の何れかに記載の可動接点付シートと、この可動接点付シートに収容された前記可動接点の下端周縁部が載置される周辺固定接点と、この周辺固定接点に隣接して配設され、前記可動接点のドーム状膨出部の頂部下面が接離可能に対向して配置された中央固定接点と、前記周辺固定接点及び前記中央固定接点が配設された絶縁基板とを備えた構成とした。
上述したように、本発明の可動接点付シートは、ドーム状の膨出部を有し、膨出部の下端周縁部の対向する一方の両側面部が切り欠かれて長尺状に形成された可動接点と、可動接点を収容可能な収容孔を有する第1のシートと、裏面に粘着部を有しこの粘着部で可動接点の一部を保持すると共に、第1のシートの収容孔の上面を塞ぐ第2のシートとを備え、第1のシートの収容孔を、幅広部と幅狭部とからなる長尺状に形成し、可動接点の幅狭に形成された両側面部を、収容孔の幅狭部に対応させて可動接点を収容孔に収容したことから、ドーム状の膨出部を有する長尺状に形成された可動接点を、第1のシートの収容孔の幅狭部に対応させて収容したので、ドーム状の膨出部が反転する際の操作ストロークを大きく設定できると共に、小型化が可能となり、良好なフィーリングが得られる。
また、収容孔の内壁と可動接点の外周との間には所定の空隙を設け、この空隙を、収容孔の幅広部の内壁と対向する可動接点の外周との空隙に対して、収容孔の幅狭部の内壁と対向する可動接点の外周との空隙の方を大きく形成したことから、収容孔の幅狭部の内壁と可動接点の外周との空隙が大きいため、第2シートの第1シートとの粘着部を可動接点の幅狭方向の外周から遠ざけることができるので、第2シートの粘着による可動接点の拘束を緩和して、より確実な反転動作が可能となる。
また、第1のシートに、収容孔を複数個形成し、これらの収容孔に可動接点を複数個収容すると共に、隣接する収容孔の幅狭部同士、及び隣接する可動接点の幅狭部同士を互いに対向させて複数組み配列したことから、多数の可動接点を第1のシートに一体に保持できると共に、配列のキーピッチを狭くすることが可能となる。
また、第1のシートの裏面に粘着部を設け、この粘着部に剥離シートを剥離可能に覆着したことから、可動接点付シートの絶縁基板への組立及び取り扱いが容易となり、粘着部への塵埃の付着を防止できる。
また、第1のシートには、隣接する収容孔同士の内壁間に空気流路用の連結溝を形成し、収容孔及び連結溝の上面側を第2のシートで覆うと共に、下面側には、収容孔及び連結溝の下面側を覆う保護シートを設けたことから、可動接点が反転する際、ドーム状の膨出部内に滞在した空気が、連結溝を介して隣接する収容孔に移動するので、収容孔や連結溝の上下をシートで塞ぐことが可能となり、外部からの塵埃の侵入を防止できる。
また、連結溝の連結方向を、収容孔に収容された可動接点の長尺方向に沿って設けたことから、可動接点の反転時に、可動接点の幅狭部近傍の第2のシートの粘着部が、絶縁基板に付着することがなく、確実な復帰が得られると共に、粘着材が接点内部に入り込むのを防止できる。
また、可動接点は、下端周縁部から所定の角度で立ち上がるスカート部と、スカート部に連続する反転可能なドーム状の膨出部とを備え、スカート部の下端周縁部を、スカート部に連続するドーム状の膨出部の中心によって形成される円弧よりも大きな円弧で形成し、この下端周縁部の円弧の両端部を絶縁基板の固定接点上に載置するようにしたことから、円弧の両端部によってスカート部の下端周縁部を固定接点面から浮かすことができるので、ストロークを更に大きくできる。また、可動接点の設置を安定して行なえる。
また、第1乃至第7の解決手段の何れかに記載の可動接点付シートと、可動接点付シートに収容された可動接点の下端周縁部が載置される周辺固定接点と、周辺固定接点に隣接して配設され、可動接点のドーム状膨出部の頂部下面が接離可能に対向して配置された中央固定接点と、周辺固定接点及び中央固定接点が配設された絶縁基板とを備えたことから、信頼性を高め、所望のストロークを確保しつつ小型化が可能な押釦スイッチを提供できる。
以下、本発明の可動接点付シート及び押釦スイッチの実施形態を図1乃至図6に示す。図1は本発明の可動接点付シートの平面図、図2は可動接点付シートの収容孔部分の要部説明図、図3は可動接点の平面図、図4は可動接点付シートの要部断面図、図5は可動接点付シートを用いた押釦スイッチの長手方向の要部断面図、図6は可動接点付シートを用いた押釦スイッチの短手方向の要部断面図である。
図1乃至図4において、第1のシート1は、ポリエステル樹脂等のフィルム材で略長方形状に形成されており、その長手方向及び短手方向には、上下に貫通する収容孔1aが縦横に複数個配列されている。また、この収容孔1aは、幅広部(図2にL1で示す)と幅狭部(図2にL2で示す)とからなる長尺状の小判型に形成されており、この長尺方向、及びこれと直交する方向に隣接する収容孔1aの幅広部、及び幅狭部同士が、互いに対向した状態で縦横に複数個配列されている。
また、前記第1のシート1には、隣接する前記収容孔1a同士の内壁間に空気流路用の連結溝1bが形成されている。この連結溝1bは、前記収容孔1aと同じく上下に貫通されており、長尺方向に隣接する収容孔1aの幅広部同士が対向する間に形成されている。また、後述する可動接点3が前記収容孔1aに収容された場合に、この可動接点3の長尺方向に沿って設けられている。また、前記第1のシート1の裏面には、接着剤が塗布された粘着部2が設けられている。
前記第1のシート1の収容孔1aには、可動接点3が収容されている。この可動接点3は、導電性の薄板金属板からなり、中央に反転可能な膨出部を有するドーム状に形成されている。すなわち、可動接点3は、後述する固定接点7の周辺固定接点7b上へ載置される下端周縁部3aと、この下端周縁部3aから所定の角度で立ち上がるスカート部3bと、このスカート部3bに連続する反転可能なドーム状の膨出部3cとを備えている。
また、前記スカート部3bは、可動接点3の対向する一方の両側面部が平行に切り欠かれることにより、両側面部に開口部3dを有する長尺状に形成されており、前記下端周縁部3aは前記膨出部3cを挟んで対向する位置に一対それぞれ形成されたものとなっている。また、前記下端周縁部3aの外周を構成する円中心と、前記スカート部3bに連続するドーム状の膨出部3cの頂部とは互いに異なるように形成されており、下端周縁部3aの外周円の大きさは、スカート部3bに連続するドーム状の膨出部3cの中心によって形成される外周円の大きさに比べて大きな円弧となるように形成されている。
また、前記スカート部3bの下端周縁部3aの円弧の両端部は、スカート部3bがドーム状の膨出部3cの頂部を中心とした円弧の軌跡に対して、大きな円弧となるように形成されていることから、この両端部は外方に膨らんで形成されており、この両端部が後述する固定接点7の周辺固定接点7b上に載置されて接続される当接部3eとなっている。
また、ドーム状の膨出部3cの裏面には、ドーム中央をさけて複数の突起部が仮想環状線上に独立して設けられており、接点部3fを形成している。これら接点部3fによって囲まれたドーム頂部が撓むように外部から押圧することで何れかの接点部に異物が仮に挟まっても他の接点部が中央固定接点7aと接触することが可能となる。
上記構成の可動接点3は、固定接点7上に載置された際、前記当接部3eが周辺固定接点7bに当接され、スカート部3bに連続するドーム状の膨出部3cが中央固定接点7aと離間された状態で対向されて配置されるものとなる。この時、可動接点3はスカート部3bの両側面部が平行に切り欠かれて長尺状に形成されているが、スカート部3b及びこれに連続するドーム状の膨出部3cは長尺方向の長さを基準にして外周円の大きさが形成されている。また、前記スカート部3bの下端周縁部3aの円弧の両端部には、外方に膨らんだ当接部3eが形成されている。
このように、可動接点3を、両側面部に開口部3dを設けた長尺状に形成したので、スカート部3bおよび連接するドーム状の膨出部3cを大径に形成できるので、所望のストロークを確保しつつ小型化が可能な可動接点3を提供できるものとなっている。また、複数の突起部からなる接点部3fを形成しつつ、所望のストロークも確保でき、接触信頼性の高い可動接点を提供できる。また、可動接点3を収容する前記第1のシート1の収容部1aを、可動接点3の外形に合わせて長尺状の小判型に形成できるため、収容部1aを幅狭部方向に配列する配列ピッチを小さく形成できるので、可動接点付シートの小型化が可能となっている。
尚、上記実施例では、可動接点3の開口部3dを平行に切り欠いた形状としたもので説明したが、これに代えて弧状に切り欠いても良く、この場合であっても開口部3d側が幅狭な長尺状形成することができる。
また、前記収容孔1aの内壁と前記可動接点3の外周との間には所定の空隙が維持されて形成されている。この空隙は、前記収容孔1aの幅広部の内壁と前記可動接点3の幅広部の外周との空隙(図2にS1で示す)に比べて、前記収容孔1aの幅狭部の内壁と前記可動接点3の幅狭部の外周との空隙(図2にS2で示す)の方が大きく(S1<S2)なるように形成されている。
また、スカート部3bの下端周縁部3aを、スカート部3bに連続するドーム状の膨出部3cの中心によって形成される円弧よりも大きな円弧で形成し、下端周縁部3aの円弧の両端部に膨らんで設けられた当接部3eを周辺固定接点7b上に載置するようにしたことから、この円弧の両端部の当接部3eによってスカート部3bの下端周縁部3aを周辺固定接点面7bの上面から浮かすことができ、この分ストロークを更に大きくできるので、可動接点3の設置を安定して行なえるものとなる。
第2のシート4は、同じくポリエステル樹脂等のフィルム材で前記第1のシート1と同様に略長方形状に形成されている。この第2のシート4には、裏面に接着剤が塗布された粘着部4aが形成されており、この粘着部4aで、前記可動接点3のドーム状の膨出部3c上面を保持すると共に、前記第1のシート1の収容孔1aの上面を塞いだ状態で前記第1のシート1の上面側に貼着されている。
また、前記第1のシート1の接着剤が塗布された粘着部2側(下面側)には、同じくポリエステル樹脂等のフィルム材で形成された剥離シート5が貼着されている。この剥離シート5は、前記可動接点3が後述する絶縁基板6の固定接点7上に載置されるまでの搬送や組立の間、前記可動接点3を保護するものとなっている。上述したように、可動接点付シートが構成されている。
このように、前記可動接点3を、隣接する開口部3d同士を対向させて横長状にして、前記第1のシート1の収容孔1aに複数個収容することで可動接点付シートの狭ピッチ化が可能となっている。また、第1のシート1の下面側が、前記保護用の剥離シート5で覆われていることから、搬送や準備の取扱い及び組立を簡単にでき、作業性が向上されるものとなっている。
本実施例では、前記剥離シート5を、可動接点付シートの搬送、組立時のキャリアテープとして使用しており、剥離シート5の長手方向の対向する両側部には、自動機のガイドピン用の孔5aが形成されている。
尚、組立工程の都合上、前記第1のシート1に貫通孔からなる収容孔1a及び連結溝1bを形成する際に、前記剥離シート5に第1のシート1を貼着した後、同時に収容孔1a及び連結溝1bを打ち抜き形成することも可能で、このようにした場合には、この剥離シート5にも貫通孔が形成されるものとなるが、この場合には、前記収容孔1aに前記可動接点3を収容した後、剥離シート5の下面側にこれら貫通孔を塞ぐ保護シート(図示せず)を設けるようにすれば良い。
この保護シートを設けることにより、前記収容孔1aや連結溝1bからなる貫通孔の上下をシートで塞ぐことが可能となり、外部からの塵埃の侵入を防止できるものとなる。また、この保護シートは前記剥離シート5と共に可動接点付シートの絶縁基板6への組立時に前記第1のシート1から剥離されるものとなっている。
また、前記第2のシート4は、前記第1のシート1と同様に略長方形状の1枚シートで形成するようにしたが、代わりに、複数個の小片からなる個別シート(図示せず)で各々形成して、この個別シートにより、個々に前記第1のシート1の収容部1aに収容された可動接点3の上面を保持すると共に、前記収容孔1aの上面を塞いだ状態で、個々に前記第1のシート1の上面側に貼付けるようにしても良い。
上記構成の可動接点付シートは、前記第1のシート1の収容孔1aを、幅広部と幅狭部とからなる長尺状に形成して、前記可動接点3の幅狭に形成された両側面部を、前記収容孔1aの幅狭部に対応させて前記可動接点3を収容孔1aに収容するようになっており、ドーム状の膨出部3cを有する長尺状に形成された前記可動接点3を、前記第1のシート1の収容孔1aの幅狭部に対応させて収容したので、ドーム状の膨出部3cが反転する際の操作ストロークを大きく設定できると共に、小型化が可能となり、良好なフィーリングが得られるものとなっている。すなわち、可動接点3を幅狭に形成された両側面部の間隔と同じ直径のドーム状可動接点としたものに比べ、膨出部の高さを高くでき、その分操作ストロークを大きく確保することが可能となる。
図5及び図6は、可動接点付シートを用いた押釦スイッチの構成を示しており、基台となる絶縁基板6は、フェノール樹脂などの積層板から形成され、この絶縁基板6の上面には、カーボンあるいは銀箔などの導電性の材料で印刷された固定接点7が形成されている。この固定接点7は、中央に設けられた中央固定接点7aと、この中央固定接点7aを挟んで両側に対向して配設された周辺固定接点7bとから構成されている。
尚、周辺固定接点7bは一対対向して配置しても、櫛歯状もしくは環状に連結して配置しても良い。また、周辺固定接点7bは一対対向せずに一ヶ所だけに配置するようにしても良い。
前記絶縁基板6上に、上述した可動接点付シートが載置される際には、前記剥離シート5が前記第1のシート1の粘着部2側(下面側)から剥離され、第1のシート1の粘着部2によって第1のシート1が絶縁基板6に貼着されるものとなる。この時、前記可動接点3の当接部3eが、前記周辺固定接点7bに当接されると共に、ドーム状の膨出部3c裏面の複数の突起部からなる接点部3fが、前記中央固定接点7aと離間された状態で対向されて配置されるものとなる。
上記構成の押釦スイッチの動作を説明すると、図5及び図6に示す初期の状態では両固定接点間7a、7bは非導通でスイッチはオフ状態となっている。ここで、図示しない電子機器などの操作部で第2のシート4の上面側が押圧されると、可動接点3のドーム上の膨出部3cが下側に押されて反転するものとなり、この反転によって膨出部3cの下面側の接点部3fが対向して配置された中央固定接点7aと接触して、可動接点3を介して中央固定接点7aと周辺固定接点7bとが電気的に導通されオン状態となり信号が出力されるものとなる。
尚、上記電子機器の操作部は、接点部3fで囲まれたドーム部を撓ませながら押圧できるような押圧部を設けたものである。操作部はラバーシートに押圧突起を設けたものが好ましく、この場合は、多少のずれがあってもラバーシートの押圧突起が変形しながら前記ドーム部を撓ませることができる。これにより、接点部3fを確実に中央固定接点7bに当接させることができる。
この時、収容孔1a内に滞在していた空気は、可動接点3の反転に伴い、前記連結溝1bを介して、連結された隣接する他の収容孔1aへと流出するものとなる。このため、可動接点3が反転する際の動作を阻害する虞がなく、良好な反転動作が得られるものとなっている。
この場合は、反転によって移動する空気が、隣接する収容孔1aに流入するだけなので、第1及び第2のシート1、4外部からの接点内への異物の侵入を防止できる。尚、良好な反転動作を得る手段としては、連結溝1bに代えて、第2のシート4又は絶縁基板6に収容孔1aと連通する空気孔を設けることも可能である。
また、この場合、前記収容孔1aの内壁と可動接点3の外周との間には所定の空隙を設けるようにしてあり、この空隙は、前記収容孔1aの幅広部の内壁と可動接点3の外周との空隙S1に対して、収容孔1aの幅狭部の内壁と可動接点3の外周との空隙S2の方が大きくなるように形成してある。このように、前記収容孔1aの幅狭部の内壁と可動接点3の外周との空隙S2を大きくすることにより、前記第2シート4の第1シート1との粘着部4aを可動接点3の幅狭方向の外周から遠ざけることができるので、第2シート4の粘着による可動接点3の拘束を緩和して、より確実な反転動作が可能となっている。
次に、上記状態から、前記第2のシート4の押圧が解除されると、可動接点3が自身のばね力で上方向へ反転し、この反転によって膨出部3cの下面側の接点部が中央固定接点7aから離間して、中央固定接点7aと周辺固定接点7bとが電気的に遮断されオフ状態となる。
この時、前記収容孔1a間を連結する前記連結溝1bの連結方向を、収容孔1aに収容された可動接点3の長尺方向に沿って設けるようにしてあるので、可動接点3の反転時に、可動接点3の幅狭部近傍の第2のシート4の粘着部4aが、絶縁基板6に付着することがなく、確実な復帰が得られると共に、粘着材4aが接点内部に入り込むのを防止できる。
このように、上記可動接点3が収容された可動接点付シートを、可動接点3の下端周縁部3aの当接部3eと接触する周辺固定接点7bと、可動接点3のドーム状の膨出部3cの下面側と対向する中央固定接点7aとが配設された絶縁基板6上に載置することにより、簡単にシートタイプの押釦スイッチの構成が得られ、上記構成とすることにより信頼性を高め、所望のストロークを確保しつつ小型化が可能な押釦スイッチを提供できる。
本発明の一実施例である可動接点付シートを示す平面図である。 本発明の可動接点付シートの収容孔部分を示す要部説明図である。 本発明の可動接点を示す平面図である。 本発明の可動接点付シートを示す要部断面図である。 本発明の可動接点付シートを用いた押釦スイッチを示す長手方向の要部断面図である。 本発明の可動接点付シートを用いた押釦スイッチを示す短手方向の要部断面図である。 従来の可動接点付シートを示す分解斜視図である。 従来の可動接点付シートを用いた押釦スイッチを示す要部断面図である。
符号の説明
1:第1のシート
1a:周要部
1b:連結溝
2:粘着部
3:可動接点
3a:下端周縁部
3b:スカート部
3c:膨出部
3d:開口部
3e:当接部
3f:接点部
4:第2のシート
4a:粘着部
5:剥離シート
5a:孔
6:絶縁基板
7:固定接点
7a:中央固定接点
7b:周辺固定接点

Claims (7)

  1. ドーム状をなす可動接点と、この可動接点を収容可能な収容孔を有する第1のシートと、裏面に粘着部を有しこの粘着部で前記可動接点の一部を保持すると共に、前記第1のシートの収容孔の上面を塞ぐ第2のシートとを備え、
    前記可動接点は、下端周縁部から所定の角度で立ち上がるスカート部と、このスカート部に連続する反転可能なドーム状の膨出部とを備え、前記可動接点において第1の方向に対向する両側面部を当該両側面部に開口部が形成されるように切り欠いて前記第1の方向と直交する第2の方向に長尺状に形成され、
    前記可動接点において第2の方向の両側面部にそれぞれ延在する前記スカート部が、前記ドーム状の膨出部の膨出方向に凸であって、当該膨出部の頂点を中心とした円弧の軌跡よりも大きな円弧で形成され、
    前記第1のシートの収容孔は、幅広部と幅狭部とからなる長尺状に形成され、前記可動接点の幅狭に形成された前記第1の方向の両側面部を、前記収容孔の幅狭部に対応させて、前記可動接点を前記収容孔に収容し、
    前記可動接点を固定接点上に載置した際に、前記可動接点は、第2の方向の一方の側面部に延在するスカート部の下端周縁部であって、前記膨出部の膨出方向に凸な円弧の両端部の2点と、第2の方向の他方の側面部に延在するスカート部の下端周縁部であって、前記膨出部の膨出方向に凸な円弧の両端部の2点とが、前記固定接点と接触し、前記スカート部の下端周縁部であって、前記両端部以外が前記固定接点の上面から浮いている、ことを特徴とする可動接点付シート。
  2. 前記収容孔の内壁と前記可動接点の外周との間には所定の空隙を設け、この空隙を、前記収容孔の幅広部の内壁と対向する前記可動接点の外周との空隙に対して、前記収容孔の幅狭部の内壁と対向する前記可動接点の外周との空隙の方を大きく形成したことを特徴とする請求項1記載の可動接点付シート。
  3. 前記第1のシートに、前記収容孔を複数個形成し、これらの収容孔に前記可動接点を複数個収容すると共に、隣接する前記収容孔の幅狭部同士、及び隣接する前記可動接点の幅狭部同士を互いに対向させて複数組み配列したことを特徴とする請求項1、又は2記載の可動接点付シート。
  4. 前記第1のシートの裏面に粘着部を設け、この粘着部に剥離シートを剥離可能に覆着したことを特徴とする請求項3記載の可動接点付シート。
  5. 前記第1のシートには、隣接する前記収容孔同士の内壁間に空気流路用の連結溝を形成し、前記収容孔及び前記連結溝の上面側を前記第2のシートで覆うと共に、下面側には、前記収容孔及び前記連結溝の下面側を覆う保護シートを設けたことを特徴とする請求項4記載の可動接点付シート。
  6. 前記連結溝の連結方向を、前記収容孔に収容された前記可動接点の長尺方向に沿って設けたことを特徴とする請求項5記載の可動接点付シート。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の可動接点付シートと、この可動接点付シートに収容された前記可動接点の下端周縁部が載置される周辺固定接点と、この周辺固定接点に隣接して配設され、前記可動接点のドーム状膨出部の頂部下面が接離可能に対向して配置された中央固定接点と、前記周辺固定接点及び前記中央固定接点が配設された絶縁基板とを備えたことを特徴とする押釦スイッチ。
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