JP2001043763A - 可動接点及びこの可動接点を用いたスイッチ装置 - Google Patents

可動接点及びこの可動接点を用いたスイッチ装置

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JP2001043763A
JP2001043763A JP11218714A JP21871499A JP2001043763A JP 2001043763 A JP2001043763 A JP 2001043763A JP 11218714 A JP11218714 A JP 11218714A JP 21871499 A JP21871499 A JP 21871499A JP 2001043763 A JP2001043763 A JP 2001043763A
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Katsuichi Oba
克一 大場
Sachiko Honma
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Alps Electric Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/26Snap-action arrangements depending upon deformation of elastic members
    • H01H13/48Snap-action arrangements depending upon deformation of elastic members using buckling of disc springs
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/06Contacts characterised by the shape or structure of the contact-making surface, e.g. grooved
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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    • H01H1/12Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage
    • H01H1/14Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting
    • H01H1/24Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with resilient mounting
    • H01H1/26Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with resilient mounting with spring blade support

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 可動接点と第一の固定接点との接触を良好に
し、信頼性を高めること。 【解決手段】 変形可能なバネ性を有するドーム状の金
属板からなり、頂部には前記ドーム状内部に突出し、固
定接点と接離可能で、該固定接点と複数の接触点を持つ
接触部1bを備えたことを特徴とする可動接点1を用い
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の薄型操
作パネル等に用いられる可動接点及びこの可動接点を用
いたスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パネルスイッチを例にして、従来の可動
接点及びこの可動接点を用いたスイッチ装置を図15か
ら図18に基づいて説明すると、図15は、従来の可動
接点の拡大平面図であり、図16は、図15の16−1
6線における断面図であり、図17は、従来のスイッチ
装置の要部断面図であり、図18は、従来のスイッチ装
置の構成を示す要部の分解斜視図である。
【0003】図15,図16に示すように、可動接点3
1は、バネ性を有するドーム状の薄板の金属板からな
り、その頂部にはすり鉢状に一個の凸部32が、ドーム
状内部に突出するように形成されている。そして、凸部
32は、頂部からのドーム状内部方向への押圧力に対し
て、変位可能になっており、従来の可動接点31は、以
下のようにパネルスイッチ等のスイッチ装置の可動接点
に用いられる。
【0004】図17,図18に示すように、大版からな
る絶縁基板33は、ポリイミドフィルム等のフレキシブ
ル基板からなり、その表面には、銅箔からなる第一の固
定接点34aと第二の固定接点34bが、エッチングに
て形成されている。そして、可動接点31は、頂部の凸
部32が第一の固定接点34aに対向すると共に、その
下部周縁が第二の固定接点34bに常時接触した状態
で、絶縁基板33の表面に載置された状態となってい
る。
【0005】略矩形状の粘着シート35は、下面に粘着
材の層を配した若干の伸縮性を有するフィルム材で構成
され、可動接点31を覆うようにして、可動接点31の
上面と、それに続いて絶縁基板33の表面に貼着するこ
とで、可動接点31を絶縁基板33に固定している。そ
して、このように構成された絶縁基板33は、携帯電話
機等の電子機器のケース36内に収納される。
【0006】押しボタン37は、下面略中央に、下方に
突出する押圧部37aを有し、押しボタン37は、ケー
ス36に形成された穴36aに上下に移動可能に保持さ
れており、そして、この時、押圧部37aは、粘着シー
ト35の中央を介して、可動接点31の頂部に当接して
いる。
【0007】次に従来のスイッチ装置の動作について説
明する。押しボタン37を上方より押圧操作すると、押
圧部37aが下方に動作し、粘着シート35を介して、
可動接点31の上面部が凹状に変形する。そして、凸部
32の先端の一点が第一の固定接点34aと接触するこ
とにより、第一の固定接点34aと第二の固定接点34
b間を一点接触によりON状態にする。そして、押しボ
タン37への押圧力を解除すると凸部32の先端が、第
一の固定接点34aから離れ、第一の固定接点34aと
第二の固定接点34b間をOFF状態にする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の可動接
点は、可動接点31の接触部である凸部32が1個であ
り、これによって固定接点34aへの接触が一点接触と
なるため、接触の信頼性に乏しいという問題がある。即
ち、この可動接点を用いた従来のスイッチ装置では、可
動接点31の接触部である凸部32が1個であり、第一
の固定接点34aと接触する部分が一点しかないため、
従来のスイッチ装置を組み立てる時に第一の固定接点3
4aに付着するゴミ、異物により、凸部32と第一の固
定接点34aとの間で接触不良を起こし、信頼性に欠け
るという問題があった。本発明は、可動接点と第一の固
定接点との接触を良好にし、信頼性を高めることをその
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為の
第一の手段として、変形可能なバネ性を有するドーム状
の金属板からなり、頂部には前記ドーム状内部に突出
し、固定接点と接離可能で、該固定接点との複数の接触
点を持つ接触部を備えたことを特徴とする可動接点を用
いた。
【0010】第二の解決手段として、前記頂部に孔が設
けられ、該孔の周縁を前記ドーム状内部に突出させて前
記接触部を設ける構成とした。
【0011】第三の解決手段として、前記接触部は略円
形、又は多角形の略筒状の突出部で構成した。
【0012】第四の解決手段として、前記接触部は前記
孔の周縁の一部を突出して形成した。
【0013】第五の解決手段として、前記接触部は、前
記頂部において、内部に複数個へこませて形成された複
数個の凸部で構成した。
【0014】第六の解決手段として、ドーム状の前記金
属板の頂部を粘着して保持する粘着シートと、前記粘着
シートに貼り付けられ、前記金属板の下端部を保護する
シート状のセパレータで保持された構成とした。
【0015】第七の解決手段として、前記粘着フィルム
と、前記セパレータのうちいずれか一方が透明であり、
いずれか他方が不透明である構成とした。
【0016】第八の解決手段として、可動接点と、凹部
を有する絶縁材からなる筐体と、前記凹部に設けられた
固定接点を有すると共に、前記凹部には前記可動接点を
収納し、該可動接点を押圧した時、前記可動接点が変形
して、前記接触部が前記固定接点と複数の接触点で接触
することを特徴とするスイッチ装置を設けた。
【0017】第九の解決手段として、前記セパレータを
剥がして前記可動接点を前記固定接点に対向させた状態
で、前記粘着フィルムを前記絶縁基板に貼着して構成
し、前記接触部が前記固定接点と複数の接触点で接触す
ることを特徴とするスイッチ装置を設けた。
【0018】第十の解決手段として、前記絶縁基板の表
面に設けられた金属箔がエッチングされて、前記固定接
点を形成した。
【0019】第十一の解決手段として、前記絶縁基板
は、硬い絶縁材で形成した。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の可動接点及びこの可動接
点を用いたスイッチ装置について図1から図14に基づ
いて説明すると、図1は、本発明の第一の実施の形態に
係る可動接点の拡大平面図であり、図2は、図1の2−
2線における断面図であり、図3は、第二の実施の形態
に係る可動接点の断面図であり、図4は、本発明の第三
の実施の形態に係る可動接点の拡大平面図であり、図5
は、図4の5−5線における断面図であり、図6は、本
発明の第四の実施の形態に係る可動接点の拡大平面図で
あり、図7は、図6の7−7線における断面図である。
【0021】また、図8は、本発明の第五の実施の形態
に係る可動接点の斜視図であり、図9は、図8の9−9
線における断面図であり、図10は、本発明の第一の実
施の形態に係るスイッチ装置の斜視図であり、図11
は、同じく筐体の平面図であり、図12は、図10の1
2−12線における断面図であり、図13は、本発明の
第二の実施の形態に係るスイッチ装置の要部断面図であ
り、図14は、同じく構成を示す分解斜視図である。
【0022】図1、図2に示すように、第一の実施の形
態に係る可動接点1は、洋白やりん青銅等のバネ性を有
するドーム状の薄板の金属板からなり、その頂部には円
形の孔1aが設けられ、孔1aの周縁を絞り加工により
ドーム状内部に突出させて、略円筒状(先端側の径が小
さいメガフォン形状を含む)の接触部1bが形成されて
いる。なお、この接触部1bは、円筒状以外に多角形状
のものでもよい。そして、可動接点1は、頂部からのド
ーム状内部方向への押圧力に対して、変形可能になって
いる。また、図3は、本発明の可動接点1の第二の実施
の形態を示し、絞り加工された接触部1bの周縁にテー
パー部を形成し、エッジ1cを設けたものである。そし
て、接触部1bの円環状をした先端が全て接触点として
機能するため、接触点を無数(複数)備えていることに
なる。
【0023】図4、図5は、本発明の可動接点1の第三
の実施の形態を示し、頂部には四角形の孔2が設けられ
ており、孔2の周縁の一部、即ち、各一辺の中央付近に
は接触部2aがドーム状内部方向に突出して形成されて
いる。その他は、第一の実施の形態と同じなのでここで
は説明を省略する。
【0024】図6,図7は、本発明の可動接点1の第四
の実施の形態を示し、頂部に複数個のすり鉢状の凸部3
をドーム状内部に突出して、接触部を構成したものであ
り、この各凸部3は円周上に等間隔に形成されている。
その他は、第一の実施の形態と同じなのでここでは説明
を省略する。
【0025】図8、図9は、本発明の可動接点1の第五
の実施の形態を示し、本発明の上記第一から第四の実施
の形態に係る複数個の可動接点1が、その頂部を下面に
粘着材の層を配した若干の伸縮性(可撓性)を有するポ
リエステルフィルム等のフィルム材からなる粘着シート
4によって粘着されて保持され、一方その下端部は、粘
着シート4と略同形状、即ちシート状であるフィルム
材、あるいは紙材からなるセパレータ5により保護さ
れ、可動接点集合部材6を構成している。そして、この
ように構成された可動接点集合部材6は、粘着シート4
からセパレータ5を剥がすと、剥がれた部分に粘着シー
ト4の粘着部分が露出して、粘着シート4を貼着できる
ようになっている。この時、粘着シート4とセパレータ
5の一方が透明であり、他方を不透明として、可動接点
1の位置や異物の存在が透けて黙視できる状態になって
いる。また、セパレータ5が透明の時は可動接点1の内
部が透けて黙視できる状態となっている。
【0026】そして、本発明の第一から第四の実施の形
態に係る可動接点1は、以下の様にスイッチ装置に用い
られる。即ち、図10から図12は、本発明の第一の実
施の形態に係るスイッチ装置を示し、このスイッチ装置
の実施の形態を図10から図12に基づいて説明する
と、略直方体状の絶縁材からなる筐体7には、その上面
の中央に円筒状の凹部7aが形成されている。そして、
筐体7には第一の固定接点8a、第二の固定接点8bが
埋設されて、第一、第二の固定接点8a、8bが凹部7
aの底部に露出した状態で、その端子8c、8dがそれ
ぞれ外方へ延出している。
【0027】そして、本発明の第一の実施の形態におけ
る可動接点1は、円筒状の接触部1bが第一の固定接点
8aと対向すると共に、その下部周縁が第二の固定接点
8bに常時接触した状態で凹部7aに収納され、凹部7
aの底面に載置された状態となっている。
【0028】略矩形状の蓋部9は若干の伸縮性を有する
シートであり、筐体7の上面に塗布された接着材等によ
り、筐体7の上面に貼り付けられて、凹部7aを塞いで
いる。
【0029】次に本発明の第一の実施の形態におけるス
イッチ装置の動作について説明すると、図12に示すよ
うに、押しボタン等の所望の手段により押圧力を上方か
ら加えると、図中の矢印の方向に力が加わり、蓋部9を
介して、可動接点1の上面部が凹状に変形する。そし
て、頂部に形成された筒状の接触部1bの下部全体が、
第一の固定接点8aに環状にわたって、即ち、複数の接
触点で接触した状態となり、第一の固定接点8aと第二
の固定接点8b間をON状態にする。そして、押圧力を
解除すると筒状の接触部1bが、第一の固定接点8aか
ら離れ、第一の固定接点8aと第二の固定接点8b間を
OFF状態にする。
【0030】また、本発明の第一の実施の形態に係るス
イッチ装置に第二の実施の形態に係る可動接点1を用い
た場合、押圧力を上方から加えると、エッジ1cの下方
全体が第一の固定接点8aに環状にわたって、即ち、複
数の接触点で接触した状態となる。また、本発明の第一
の実施の形態に係るスイッチ装置に第三の実施の形態に
係る可動接点1を用いた場合、押圧力を上方から加える
と、突出して形成された接触部2aのそれぞれが、第一
の固定接点8aに接触した状態、即ち、複数の接触点で
接触した状態となる。また、本発明の第一の実施の形態
に係るスイッチ装置に第四の実施の形態に係る可動接点
1を用いた場合、押圧力を上方から加えると、複数個の
凸部3の頂点のそれぞれが、第一の固定接点8aと接触
した状態、即ち、複数の接触点で接触した状態となる。
【0031】また、図13,図14は、本発明の第二の
実施の形態に係るスイッチ装置を示し、この実施の形態
のスイッチ装置は、第五の実施の形態に係る可動接点集
合部材6を使用したものである。図13,図14に示す
ように、大版からなる絶縁基板10は、ポリイミドフィ
ルム等のフレキシブル基板からなり、その表面には、銅
箔からなる第一の固定接点11aと第二の固定接点11
bが、エッチングにて形成されている。また、第二の固
定接点11bの近傍には、上下に貫通する孔12が形成
されている。そして、本発明の第五の実施の形態に係る
可動接点1は、略円筒状の接触部1bが第一の固定接点
11aに対向すると共に、その下部周縁が第二の固定接
点11bに常時接触する状態で、絶縁基板10の表面に
載置された状態となっている。
【0032】粘着シート4は、可動接点1を覆うように
して、可動接点1の上面と、それに続いて絶縁基板10
の表面に貼着することで、可動接点1を絶縁基板10に
固定している。そして、このように構成された絶縁基板
10は、携帯電話機等の電子機器のケース13内に収納
される。
【0033】押しボタン14は、下面略中央に、下方に
突出する押圧部14aを有し、押しボタン14は、ケー
ス13に形成された穴13aに上下に移動可能に保持さ
れており、そして、この時、押圧部14aは、粘着シー
ト4の中央を介して、可動接点1の頂部に当接してい
る。
【0034】次に本発明の第二の実施の形態のスイッチ
装置の動作について説明する。押しボタン14を上方よ
り押圧操作すると、押圧部14aが下方に動作し、図中
の矢印の方向に力が加わり、粘着シート4を介して、可
動接点1の上面部が凹状に変形する。そして、頂部に形
成された筒状の接触部1bの下部全体が、第一の固定接
点11aに環状にわたって、即ち、複数の接触点で接触
した状態となり、第一の固定接点11aと第二の固定接
点11b間をON状態にする。そして、押圧力を解除す
ると筒状の接触部1bが、第一の固定接点11aから離
れ、第一の固定接点11aと第二の固定接点11b間を
OFF状態にする。また、第二の固定接点11bの近傍
に上下に貫通する孔12が形成されているため、押しボ
タン14の押圧時に可動接点1内の空気が外へ逃げるよ
うになっている。
【0035】また、本発明の第二の実施の形態における
スイッチ装置の組立方法について説明すると、可動接点
1を絶縁基板10に固定する際に、まず、可動接点集合
部材6からセパレータ5を剥がす。そして、絶縁基板1
0に粘着シート4の粘着層により貼着して、可動接点1
を取り付ける。次に、それを押しボタン14を保持して
いるケース13に装着して、スイッチ装置として完成す
る。
【0036】また、本発明の第二の実施の形態に係るス
イッチ装置には、第二から第四の実施の形態に係る可動
接点1を使用した可動接点集合部材6を利用しても良
い。
【0037】本発明は、上記の実施の形態に限られない
ことは言うまでもなく、絶縁基板4には、紙フェノール
基板や、ガラス入りエポキシ樹脂等の硬い絶縁材を用い
ても良い。
【0038】
【発明の効果】本発明の可動接点は、固定接点と接離可
能で、固定接点の複数の接触点を持つ接触部を備えたた
め、接触が安定した信頼性の高い可動接点を提供するこ
とができる。
【0039】また、孔の周縁をドーム状内部に突出させ
て接触部を設けたため、異物(ごみ)があっても接触不
良を起こしにくく、信頼性の高い可動接点を提供するこ
とができる。
【0040】また、接触部は略円形、又は多角形の略筒
状の突出部で構成したため、可動接点が第一の固定接点
と広範囲で、無数に接触するので、より接触の良好な可
動接点を提供することができる。
【0041】接触部は前記孔の周縁の一部を突出して形
成したため、突起が複数あるのでゴミに強く、また突起
を比較的先鋭にすることができるので一層ゴミに強いと
共に、より接触の良好な可動接点を提供することができ
る。
【0042】接触部は、前記頂部において、内部に複数
個へこませて形成された複数個の凸部で構成したため、
複数個の凸部が接触点になるのでゴミに強いと共に、接
触の良好な可動接点を提供することができる。
【0043】可動接点は、粘着シートとシート状のセパ
レータで保持されたため、可動接点へのゴミの流入がな
い運搬が可能な可動接点を提供することができる。ま
た、セパレータを剥がすと多数の可動接点の基板(固定
接点)への取り付けができ、組立性の良好な可動接点を
提供できる。
【0044】粘着フィルムとセパレータのうちいずれか
一方が透明のフィルムであり、いずれか他方が不透明で
あるため、可動接点の位置ずれや異物の存在が容易に黙
視できると共に、セパレータが透明のときは可動接点内
部に付着したゴミを黙視にて確認することができるの
で、信頼性の高い可動接点を提供することができる。
【0045】絶縁材からなる筐体の凹部に可動接点を収
納し、可動接点を押圧した時、可動接点が変形して、接
触部が固定接点と複数の接触点で接触するスイッチ装置
としたため、ゴミに強いと共に接触が良好で、信頼性の
高いスイッチ装置を提供することができる。
【0046】セパレータを剥がして可動接点を固定接点
に対向させた状態で、粘着フィルムを絶縁基板に貼着し
て構成し、接触部が固定接点と複数の接触点で接触する
スイッチ装置としたため、ゴミの流入が少なく、接触が
良好で、信頼性の高いスイッチ装置を提供することがで
きる。
【0047】絶縁基板の表面に設けられた金属箔がエッ
チングされて、固定接点を形成すると、固定接点が絶縁
基板に対してフラットになるため、小さなゴミでも接触
不良を起こしやすい構成となるが、このように一般的に
ゴミに弱い構成の固定接点を用いても、可動接点が複数
の接触点を有することから、ゴミに強いスイッチ装置を
提供することができる。
【0048】絶縁基板は、硬い絶縁材で形成したため、
絶縁基板をプレス加工等で所定の形状とする際に小さな
異物(ゴミ)が発生しやすく、そのゴミが接点間に入り
込んで接触不良を起こす心配が通常つきまとうが、可動
接点が固定接点との複数の接触点を備えているため、硬
い絶縁基板を用いてもゴミに強いスイッチ装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係る可動接点の拡
大平面図。
【図2】図1の2−2線における断面図。
【図3】本発明の第二の実施の形態に係る可動接点の断
面図。
【図4】本発明の第三の実施の形態に係る可動接点の拡
大平面図。
【図5】図4の5−5線における断面図。
【図6】本発明の第四の実施の形態に係る可動接点の拡
大平面図。
【図7】図6の7−7線における断面図。
【図8】本発明の第五の実施の形態に係る可動接点の斜
視図。
【図9】図8の9−9線における断面図。
【図10】本発明の第一の実施の形態に係るスイッチ装
置の斜視図。
【図11】本発明の第一の実施の形態に係る筐体の平面
図。
【図12】図10の12−12線における断面図。
【図13】本発明の第二の実施の形態に係るスイッチ装
置の要部断面図。
【図14】本発明の第二の実施の形態に係るスイッチ装
置の構成を示す分解斜視図。
【図15】従来の可動接点の拡大平面図。
【図16】図15の16−16線における断面図。
【図17】従来のスイッチ装置の要部断面図。
【図18】従来のスイッチ装置の構成を示す要部の分解
斜視図。
【符号の説明】
1 可動接点 1a 孔 1b 接触部 1c エッジ 2 孔 2a 接触部 3 凸部 4 粘着シート 5 セパレータ 6 可動接点集合部材 7 筐体 8a 第一の固定接点 8b 第二の固定接点 9 蓋部 10 絶縁基板 11a 第一の固定接点 11b 第二の固定接点 12 孔 13 ケース 14 押しボタン

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変形可能なバネ性を有するドーム状の金
    属板からなり、頂部には前記ドーム状内部に突出し、固
    定接点と接離可能で、該固定接点との複数の接触点を持
    つ接触部を備えたことを特徴とする可動接点。
  2. 【請求項2】 前記頂部に孔が設けられ、該孔の周縁を
    前記ドーム状内部に突出させて前記接触部を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の可動接点。
  3. 【請求項3】 前記接触部は略円形、又は多角形の略筒
    状の突出部で構成したことを特徴とする請求項2記載の
    可動接点。
  4. 【請求項4】 前記接触部は前記孔の周縁の一部を突出
    して形成したことを特徴とする請求項2記載の可動接
    点。
  5. 【請求項5】 前記接触部は、前記頂部において、内部
    に複数個へこませて形成された複数個の凸部で構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の可動接点。
  6. 【請求項6】 ドーム状の前記金属板の頂部を粘着して
    保持する粘着シートと、前記粘着シートに貼り付けら
    れ、前記金属板の下端部を保護するシート状のセパレー
    タで保持されたことを特徴とする請求項1から5いずれ
    か記載の可動接点。
  7. 【請求項7】 前記粘着フィルムと、前記セパレータの
    うちいずれか一方が透明であり、いずれか他方が不透明
    であることを特徴とする請求項6記載の可動接点。
  8. 【請求項8】 前記請求項1から5いずれか記載の可動
    接点と、凹部を有する絶縁材からなる筐体と、前記凹部
    に設けられた固定接点を有すると共に、前記凹部には前
    記可動接点を収納し、該可動接点を押圧した時、前記可
    動接点が変形して、前記接触部が前記固定接点と複数の
    接触点で接触することを特徴とするスイッチ装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項6,又は7記載の可動接点
    と、絶縁基板と、該絶縁基板の表面に形成された固定接
    点を備え、前記セパレータを剥がして前記可動接点を前
    記固定接点に対向させた状態で、前記粘着フィルムを前
    記絶縁基板に貼着して構成し、前記接触部が前記固定接
    点と複数の接触点で接触することを特徴とするスイッチ
    装置。
  10. 【請求項10】 前記絶縁基板の表面に設けられた金属
    箔がエッチングされて、前記固定接点を形成したことを
    特徴とする請求項9記載のスイッチ装置。
  11. 【請求項11】 前記絶縁基板は、硬い絶縁材で形成し
    たことを特徴とする請求項9記載のスイッチ装置。
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