JP2010218911A - スイッチ用可動接点およびスイッチ装置 - Google Patents

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【課題】反転時のクリック感触を明確にすると共に、押圧位置が中心から外れた場合の固定接点との接触性を向上させることができるスイッチ用可動接点およびスイッチ装置を提供すること。
【解決手段】押圧により反転可能なドーム部16と、ドーム部16の中心を囲うようにドーム部16から外部に向けて突出する環状突部17とを有し、環状突部17は、ドーム部16の中心から半径方向の外側に位置する外周面17aがドーム部16から略直角に立ち上がるように形成され、環状突部17の周辺の剛性を高めるように構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、スイッチ用可動接点およびスイッチ装置に関し、特に、携帯電話などの小型の電子機器に組み込まれるスイッチ用可動接点およびスイッチ装置に関する。
従来、スイッチ装置に用いられるスイッチ用可動接点として、ドーム状に形成されたドーム部に突部が形成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このスイッチ用可動接点は、ドーム部の中央にドーム内に向けて凹状に湾曲した内方突部が形成されると共に、内方突部の周囲にドーム外に向けて凸状に湾曲した環状の外方突部が形成されている。そして、スイッチ用可動接点に荷重が加えられると、ドーム外に突出した外方突部を介してドーム内に突出した内方突部に荷重が集中され、内方突部が下方に位置する固定接点に強く接触される。
特開2004−55235号公報
しかしながら、上記したような従来のスイッチ用可動接点においては、凹凸状の曲面を形成するように内方突部および外方突部が設けられているため、反転時の剛性が十分に得られず、反転時のクリック感触が明確にならないおそれがあった。すなわち、スイッチ用可動接点は、半径方向の外側から中心に向かって徐々に撓むことによって変位するため、剛性の低い外方突部の湾曲部分も撓み、その分の反転動作が緩やかになっていた。
また、従来のスイッチ用可動接点においては、中心から外れた位置が押圧された場合に、反転形状が悪くなり、スイッチ用可動接点の中央部分と固定接点との接触性が悪化するおそれがあった。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、反転時のクリック感触を明確にすると共に、押圧位置が中心から外れた場合の固定接点との接触性を向上させることができるスイッチ用可動接点およびスイッチ装置を提供することを目的とする。
本発明のスイッチ用可動接点は、押圧により反転可能なドーム部と、前記ドーム部の中心を囲うように前記ドーム部から突出する突部とを有し、前記突部は、前記ドーム部の中心から半径方向の外側に位置する外側面が、前記ドーム部から略直角に立ち上がることを特徴とする。
この構成によれば、ドーム部の中心から半径方向の外側に位置する突部の外側面が略直角に立ち上がっているため、突部の外側面の周辺の剛性を高めることができる。よって、反転時にドーム部が半径方向の外側から中心に向かって徐々に撓むのが突部の外側面の周辺において抑制されるため、反転動作を鋭くして、クリック感触を明確にすることができる。また、突部と突部に囲まれた部分が撓むことなく一体的に反転するため、中心から外れた位置が押圧された場合でも、良好な反転形状を得ることができ、固定接点との接触性を向上させることができる。
また本発明は、上記スイッチ用可動接点において、前記突部は、前記ドーム部の中心から半径方向の内側に位置する内側面が、前記ドーム部から略直角に立ち上がることを特徴とする。
この構成によれば、突部の周辺部分の剛性をさらに高めて、クリック感触をより明確にすることができる。
また本発明は、上記スイッチ用可動接点において、前記突部を環状に突出させて形成することができる。
また本発明は、上記スイッチ用可動接点において、前記突部は、前記ドーム部の外部に突出し、前記突部の突出端面は、略平坦に形成され、前記ドーム部を反転させる操作部材により押圧されることを特徴とする。
この構成によれば、操作部材の押圧面が平坦に形成されている場合に、操作部材との接触面積を広くとることができる。
また本発明は、上記スイッチ用可動接点において、前記ドーム部の前記突部に囲まれた部分から前記ドーム部の内部に向けて突出した複数の突起部を有することを特徴とする。
この構成によれば、ドーム部の反転時に接触される固定接点の一部に塵埃が付着していても、いずれかの突起部が固定接点に接触されるため、固定接点との接触性を向上させることができる。
また本発明は、上記スイッチ用可動接点において、前記ドーム部の前記突部に囲まれた部分が略平坦に形成され、前記複数の突起部の突出長が略同一であることを特徴とする。
この構成によれば、複数の突起部の突出端が固定接点に対して平行な水平面内に位置した状態で、固定接点に対して平行に離間/接近されるため、固定接点との接触性をさらに向上させることができる。
また本発明は、上記スイッチ用可動接点において、前記突部は、ハーフパンチ加工により形成されることを特徴とする。
この構成によれば、突部の側面に丸みを付けることなく、ドーム部から略直角に立ち上げることができる。
本発明のスイッチ装置は、上記したスイッチ用可動接点と、前記スイッチ用可動接点が配置され、前記ドーム部に離接される固定接点を有するスイッチ基台とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、スイッチ押圧時のクリック感触を明確にすると共に、スイッチの切り換えを確実に行うことができる。
本発明によれば、反転時のクリック感触を明確にすると共に、押圧位置が中心から外れた場合の固定接点との接触性を向上させることができる。
本発明に係るスイッチ用可動接点の実施の形態を示す図であり、スイッチ装置の斜視図である。 本発明に係るスイッチ用可動接点の実施の形態を示す図であり、スイッチ装置の分解斜視図である。 本発明に係るスイッチ用可動接点の実施の形態を示す図であり、可動接点の平面図である。 本発明に係るスイッチ用可動接点の実施の形態を示す図であり、可動接点の反転動作の説明図である。 本発明に係るスイッチ用可動接点の実施の形態を示す図であり、可動接点の荷重−変位曲線を示す図である。 本発明に係るスイッチ用可動接点の実施の形態を示す図であり、可動接点の中心から外れた位置を押圧された場合の反転状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、本発明を携帯電話に組み込まれるスイッチ装置に適用する場合について説明する。しかしながら、本実施の形態に係る可動接点の適用対象については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。
図1および図2を参照して、スイッチ装置の全体構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るスイッチ装置の斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係るスイッチ装置の分解斜視図である。
図1および図2に示すように、本実施の形態に係るスイッチ装置1は、図示しない携帯電話の筐体内に組み込まれるものであり、複数の固定接点5を有する回路基板2と、回路基板2の各固定接点5に配置される複数の可動接点3と、各可動接点3を保持する保持シート4から構成されている。また、携帯電話の筐体には、回路基板2に対向するように図示しない操作パネルが設けられており、この操作パネルには固定接点5のそれぞれに対向するように複数の操作キー9(図4参照)が配置されている。
回路基板2は、絶縁性材料により上面視略矩形の板状に形成されており、上面には複数の固定接点5および図示しない導体パターンが形成されている。複数の固定接点5は、それぞれ環状の周辺固定接点7と、周辺固定接点7の中央に位置する円形状の中央固定接点8とから構成され、周辺固定接点7および中央固定接点8は導体パターンを介して図示しない制御部に接続されている。
各可動接点3は、例えば導電性のある金属板などの導電性材料によりドーム状に形成された反転バネであり、膨出方向を上方に向けて周辺固定接点7上に載置される。各可動接点3の中央部は、中央固定接点8の真上に位置しており、各可動接点3の反転時に中央固定接点8と接触可能に構成されている。したがって、各可動接点3が押圧操作により反転すると、中央固定接点8と周辺固定接点7とが各可動接点3を介して導通する。なお、可動接点3の詳細構成については後述する。
保持シート4は、絶縁性材料により上面視矩形のフィルム状に形成されており、複数の固定接点5に対応する位置に上方に向かってドーム状に膨出する複数の膨出部11が形成されている。各膨出部11の下面は、各可動接点3の曲率に近い曲率で窪んでおり、この窪みに可動接点3が保持される。また、保持シート4の下面には、全体的に接着剤が塗布されており、この接着剤により可動接点3を保持した状態で回路基板2の上面に貼着される。
このように、保持シート4の各膨出部11に各可動接点3が保持された状態で、回路基板2に貼着されるため、各可動接点3が固定接点5に対して前後左右に位置決めされると共に、保持シート4に可動接点3が被覆されて塵埃等の侵入が防止される。
図3を参照して、可動接点について詳細に説明する。図3は、本発明の実施の形態に係る可動接点の平面図であり、(a)は上面図、(b)はA−A線に沿う断面図である。
図3に示すように、可動接点3は、外周縁部から所定の角度で半径方向の内側に向かって立ち上がるスカート部15と、スカート部15に連なりドーム状に膨出したドーム部16とを有している。ドーム部16の中心から半径方向に離間した位置には、ドーム部16の中心を囲むように上方に突出した環状突部17が形成され、ドーム部16の環状突部17に囲まれた円形領域19には、ドーム内に向けて突出する複数の突起部18(本実施形態においては3つ)が形成されている。
環状突部17は、ハーフパンチ加工によりドーム部16の厚みを超えない厚み、より具体的には、ドーム部16の厚みの略4分の3となるような厚みで突出され、外周面17aおよび内周面17bがドーム部16の上面から略直角に立ち上がるように形成されている。このように、環状突部17の外周面17aおよび内周面17bが湾曲したドーム部16の上面から略直角に立ち上がるため、環状突部17の周辺における撓みに対する剛性が高まり、反転時のクリック感触が調整される。
また、環状突部17は、ハーフパンチ加工により形成されているため、立ち上がり部分においてドーム部16との間に丸みを形成することなく、外周面17aおよび内周面17bをドーム部16の上面から略直角に立ち上げることが可能となる。環状突部17の突出端面は、操作キー9に押圧される部分であり、操作キー9の押圧面と同様に平坦に形成され、操作キー9との接触面積が広くとられている。
複数の突起部18は、ドーム部16の中心を囲むように3箇所に形成されており、ドーム部16の反転時に中央固定接点8に接触可能に構成されている。このように、可動接点3は、中央固定接点8に対して3点で接触されるため、中央固定接点8上に塵埃等が付着した場合であっても、確実に中央固定接点8に接触することが可能となる。
この場合、環状突部17に囲まれた円形領域19は平坦に形成され、この平坦に形成された円形領域19からの各突起部18の突出長が同一に形成されているため、各突起部18の突出端は中央固定接点8に平行な水平面内に位置される。よって、複数の突起部18の突出端が、中央固定接点8に対して平行に離間/接近されるので、可動接点3と中央固定接点8との接触性が向上される。
図4および図5を参照して、可動接点の反転動作について説明する。図4は、本発明の実施の形態に係る可動接点の反転動作の説明図である。図5は、本発明の実施の形態に係る可動接点の荷重−変位曲線を示す図である。なお、図5においては、実線W1が本実施の形態に係る可動接点の荷重−変位曲線であり、破線W2が本実施の形態における可動接点から環状突部を除いた比較例に係る可動接点の荷重−変位曲線である。
図4(a)に示すように、操作キー9に押圧されていない初期状態においては、可動接点3の弾性力により保持シート4を介して操作キー9が上方に持ち上げられている。この場合、可動接点3の外周縁部が周辺固定接点7に接触し、複数の突起部18が中央固定接点8から離間している。この初期状態から操作キー9が押圧されると、ドーム部16の半径方向の外側から中心に向かって徐々に撓み始め、環状突部17の周辺部分において撓みが抑制される。
さらに、可動接点3に加わる荷重が大きくなり所定の荷重以上になると、図4(b)に示すように可動接点3が反転する。この場合、環状突部17および円形領域19は、撓むことなく一体的に反転する。可動接点3が反転すると、複数の突起部18が中央固定接点8に接触され、中央固定接点8と周辺固定接点7とが可動接点3を介して導通される。
次に、図4に示す反転動作を図5の荷重−変位曲線を参照して説明する。実線W1に示すように、本実施の形態に係る可動接点3の場合、操作キー9が押圧されると、可動接点3に加わる荷重が徐々に増加して、変位S1でピーク荷重Pmaxが得られる。さらに、操作キー9が押圧されると可動接点3が反転して可動接点3に加わる荷重が減少し、変位S2でボトム荷重Pminが得られる。
一方、破線W2に示すように、比較例に係る可動接点の場合、実線W1よりも緩やかな曲線を描き、変位S1よりも大きな変位S3でピーク荷重Pmaxが得られ、変位S2よりも大きな変位S4でボトム荷重Pminが得られる。この場合、本実施の形態に係る可動接点3のピーク荷重Pmaxまでの変位量が比較例に係る可動接点のピーク荷重Pmaxまでの変位量よりも小さく、本実施の形態に係る可動接点3の反転時の変位量を示す変位S1と変位S2の差分が、比較例に係る可動接点の反転時の変位量を示す変位S3と変位S4との差分よりも小さくなっている。
このように、本実施の形態に係る可動接点3を用いた場合、比較例に係る可動接点を用いた場合よりも、ピーク荷重Pmaxまでの荷重上昇を早くなり、短い変位量の間で反転するため、可動接点3の反転が鋭く、明確なクリック感触を得ることが可能となる。
これは、本実施の形態に係る可動接点3に形成された環状突部17の外周面17aおよび内周面17bが、ドーム部16の表面から略直角に立ち上げられたため、環状突部17の周辺部分の剛性が高くなり、環状突部17および環状突部17に囲まれた円形領域19が撓むことなく一体的に反転するためである。特に、可動接点3は、半径方向の外側から中心に向かって徐々に撓み始めるため、環状突部17の外周面17aをドーム部16の表面に対し略直角したことで、可動接点3の撓みに対する剛性を大きく高めている。したがって、略直角とは、厳密に直角である必要はなく、環状突部17の周辺部分の剛性が高くなり、環状突部17および円形領域19が撓むことなく一体的に反転させる角度であればよい。
上記したように、環状突部17および円形領域19が部分的に撓むことなく一体的に反転するため、図6に示すように、可動接点3の中心に対して操作キー9が位置ズレした状態で押圧操作が行われても、可動接点3の良好な反転形状が得られる。このとき、可動接点3は、複数の突起部18の突出端を中央固定接点8に対して平行な水平面内に位置させた状態で中央固定接点8に接近させるため、中央固定接点8との接触性が向上される。
以上のように、本実施の形態に係る可動接点3によれば、ドーム部16の中心から半径方向の外側に位置する環状突部17の外周面17aが略直角に立ち上がっているため、環状突部17の外周面17aの周辺の剛性を高めることが可能となる。よって、ドーム部16が半径方向の外側から中心に向かって徐々に撓んで変位するのが環状突部17の外周面17aの周辺において抑制されるため、反転動作を鋭くして、クリック感触を明確にすることが可能となる。また、環状突部17と円形領域19が部分的に撓むことなく一体的に反転するため、ドーム部16の中心から外れた位置が押圧された場合でも、良好な反転形状を得ることができ、中央固定接点8との接触性を向上させることが可能となる。
なお、上記した実施の形態においては、突部を環状に形成する構成としたが、この構成に限定されるものではない。可動接点の剛性を高めて、可動接点の中央部分を部分的に撓ませることなく一体的に変位させると共に、鋭いクリック感触が得られる構成であればどのような構成であってもよく、例えば、可動接点の中心を囲う環状領域に円弧状の突部を形成する構成としてもよい。
また、上記した実施の形態においては、環状突部の外周面および内周面の両方ともドーム部の上面から略直角に立ち上がる構成としたが、少なくとも環状突部の外周面のみが略直角に立ち上がる構成としてもよい。
また、上記した実施の形態においては、環状突部の周面全体がドーム部の上面から略直角に立ち上がる構成としたが、少なくとも環状突部の周面の一部がドーム部の上面に対して略直角であればよく、例えば、環状突部の周面の下半部だけがドーム部の上面に対して略直角であってもよい。
また、上記した実施の形態においては、環状突部のドーム部の上面から上方(ドーム部の外部)に突出する構成としたが、ドーム部の下面から下方(ドーム部の内部)に突出させる構成としてもよい。このような構成にしても、本実施の形態と同様な効果を得ることが可能である。
また、上記した実施の形態においては、環状突部の突出端面が略平坦に形成される構成としたが、この構成に限定されるものではない。操作キーからの荷重を可動接点に伝達可能な程度に接触面積を得られるものであればよく、環状突部の先端の形状はどのような形状でもよい。
また、上記した実施の形態においては、可動接点に中央固定接点に接触する複数の突起部を設ける構成としたが、この構成に限定されるものではない。可動接点に突起部を設けない構成としてもよいし、一つの突起部を設ける構成としてもよい。
また、上記した実施の形態においては、ハーフパンチ加工により環状突部を突出させる構成としたが、環状突部をドーム部から略直角に立ち上げ可能な加工法であれば、この構成に限定されるものではない。
また、上記した実施の形態においては、保持シートにより回路基板に可動接点が保持されたスイッチ装置を例示して説明したが、この構成に限定されるものではない。本発明に係る可動接点を用いるスイッチ装置であれば、どのような構成でもよい。
また、今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であってこの実施の形態に制限されるものではない。本発明の範囲は、上記した実施の形態のみの説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
以上説明したように、本発明は、反転時のクリック感触を明確にすると共に、押圧位置が中心から外れた場合の固定接点との接触性を向上させることができるという効果を有し、特に、携帯電話などの小型の電子機器に組み込まれるスイッチ用可動接点およびスイッチ装置に有用である。
1 スイッチ装置
2 回路基板(スイッチ基台)
3 可動接点(スイッチ用可動接点)
4 保持シート
5 固定接点
7 周辺固定接点
8 中央固定接点
9 操作キー(操作部材)
11 膨出部
15 スカート部
16 ドーム部
17 環状突部(突部)
17a 外周面(外側面)
17b 内周面(内側面)
18 突起部
19 円形領域

Claims (8)

  1. 押圧により反転可能なドーム部と、
    前記ドーム部の中心を囲うように前記ドーム部から突出する突部とを有し、
    前記突部は、前記ドーム部の中心から半径方向の外側に位置する外側面が、前記ドーム部から略直角に立ち上がることを特徴とするスイッチ用可動接点。
  2. 前記突部は、前記ドーム部の中心から半径方向の内側に位置する内側面が、前記ドーム部から略直角に立ち上がることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ用可動接点。
  3. 前記突部が環状に突出したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスイッチ用可動接点。
  4. 前記突部は、前記ドーム部の外部に突出し、
    前記突部の突出端面は、略平坦に形成され、前記ドーム部を反転させる操作部材により押圧されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のスイッチ用可動接点。
  5. 前記ドーム部の前記突部に囲まれた部分から前記ドーム部の内部に向けて突出した複数の突起部を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のスイッチ用可動接点。
  6. 前記ドーム部の前記突部に囲まれた部分が略平坦に形成され、前記複数の突起部の突出長が略同一であることを特徴とする請求項5に記載のスイッチ用可動接点。
  7. 前記突部は、ハーフパンチ加工により形成されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のスイッチ用可動接点。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載のスイッチ用可動接点と、前記スイッチ用可動接点が配置され、前記ドーム部に離接される固定接点を有するスイッチ基台とを備えたことを特徴とするスイッチ装置。
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