JP4278868B2 - デュアルバンド携帯電話における高調波除去 - Google Patents

デュアルバンド携帯電話における高調波除去 Download PDF

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Description

【0001】
(発明の技術分野)
本発明は、デュアルバンド携帯電話における高調波除去に関する。
【0002】
(発明の背景)
従来から、携帯電話は主に単一の操作周波数でのみ操作されている。図10は携帯電話の送/受信操作の実現例を示したもので、GSMの場合は約900 MHz、DCSの場合は約1800 MHz、またはPCSの場合は約1900 MHzなどの送信周波数で操作されている。アンテナ100は信号の送受信のために設けられていて、送信機/受信機切換え装置、つまり送信機/受信機スイッチ102に接続されている。送信機/受信機切換え装置102は、送信機スイッチTXと受信機スイッチRXとを備えている。受信モードでは、受信機スイッチTXは開状態で、受信機スイッチRXは閉状態である。これに反して、送信モードでは、送信機スイッチTXは閉状態で、受信機スイッチRXは開状態である。
【0003】
図10に示すように、送信モードでは、送信信号は(飽和に近い動作であるため)非線形動作を実行する電力増幅器10から出力されるため、所望の送信信号だけでなく送信信号の高調波も出力される。電力増幅器104による増幅操作後にETSI−GSM標準などの事前に決められている仕様を満たすために、電力増幅器104の出力インピーダンスを通常50 Ωのラインインピーダンスに後続の回路装置106で整合させ、さらに、高周波を低域フィルタリングする。
【0004】
しかし、デジタル移動体電話が普及するにつれ、図10に示してある回路設計ではこの要件を満たすことができなくなってきている。特に、地方では加入者数が増えつづけるにつれ、送信周波数及び関連送信チャネル数に限界があるという問題に直面している。GSMでは約900 MHzであるのに対しDCSでは約1800 MHzまたPCSでは約1900 MHzと、送信周波数を拡大して全送信帯域を拡大し、送信チャネル数を増加しているが、これは、基地局の送信範囲を縮小することで実現している。その結果、事前に指定されたエリアを完全に網羅するために必要な基地局数は増加する。実際的な観点からは、これは投資経費の増加に繋がり、実際の限界を超える。
【0005】
これに対して、上記で説明した各種の方法の技術的な利点を組み合わせる方が、有望であると思われる。特に、セルラーデュアルバンドネットワークを用意してそのネットワークにデュアルバンド携帯電話を適合させる方法、つまり、GSM周波数バンドとDCSまたはPCS(あるいはその両方)周波数バンドとを組み合わせる方法が有望である。
【0006】
図11は、デュアルバンド携帯電話の関連送/受信操作に適合させた回路設計の例で、図10に示した方法をそのまま基にしている。
【0007】
この回路では、アンテナ200は2つの送信機/受信機切換え装置202及び204に接続されている。送信機/受信機切換え装置202は、第1の周波数バンドに含まれる搬送周波数のための送信機スイッチTXaと受信機スイッチRXaとを備えている。さらに、送信機/受信機切換え装置204は、第2の周波数バンドに含まれる搬送周波数のための送信機スイッチTXbと受信機スイッチRXbとを備えている。スイッチTXa、RXa、TXb、及びRXbは、図10で説明したように、それぞれ、選択された操作周波数に従って操作される。さらに、送信パスをアンテナに接続するダイプレクサを備えている。さらに、2つの電力増幅器210と212及び関連回路装置214と216を備え、インピーダンス整合と低域フィルタリングを行う。また、2つの送信周波数のための2つの電力増幅器210と212は、複数の出力端末を備えた単一の電力増幅器で等価置換えすることもできる。
【0008】
図10に示したシングルバンド送信機/受信機出力回路をそのまま一般化する場合の利点は、両方の周波数バンドの送信ブランチを完全に分離できる点である。電力増幅器は飽和近くで操作され、その結果、両方の送信信号の高調波が生成されるが、これらは、低域フィルタTPaとTPbのサイズを適切に考慮することで減少させることができる。それにもかかわらず、これらの利点の代償として、回路はさらに複雑になる。回路装置を追加することで、制作コストが大幅に上昇するだけでなくデュアルバンド送信/受信回路のスペース要件も厳しくなり、実現のマイナス要因となっている。
【0009】
制作コストを削減しスペース要件を緩和する1つの方法は、単一の出力端末により複数の周波数バンドで送信信号を出力する電力増幅器を使用するかまたは、等価的に、各種操作モードを持つ電力増幅器を使用することである。例えば、約900 MHzの送信周波数のGSMと約1800 MHzの送信周波数のDCSとを組み合わせる場合、各出力電力は約3 Wと1.5 Wになる。
【0010】
しかし、図10及び11で説明したように電力増幅器の操作は飽和近くであるため、第1の操作モードでは、約1800 MHz、約2700 MHzなどの高調波が生成され、さらに、第2の操作モードでは約3600 MHzなどの高調波が生成される。この場合、通常は、1次調波及び2次調波が主な高調波となる。
【0011】
例えば900 MHzの第1の送信周波数で操作すると、送信信号の第1の高調波(1800 MHz)は、第2の送信ブランチの低域フィルタTPbでは除去されない。さらに、第2の送信ブランチで開状態の送信スイッチTXbにおいてもアンテナからは完全に分離されていないため、実際の送信信号がアンテナにより放射されるだけでなく、第2の高送信周波数についても活性化されていない送信ブランチを介し第1の高調波が放射される。この状態が、事前に定義されている基準の限界を超えて発生する。一般的に、第1の低送信周波数の高調波が第2の高送信周波数より低いかまたはそれと一致する場合、複数の周波数バンドにおける電力増幅器出力送信信号でこの問題が発生する。
【0012】
したがって、本発明の目的は、1つの出力端末により各種周波数バンドで送信信号を出力する電力増幅器により、デュアルバンド携帯電話の高調波を効果的に除去することである。
【0013】
本発明によれば、この目的は、デュアルバンド移動体無線装置の電力増幅器出力回路であって、移動体無線装置のアンテナを介して第1の周波数バンドで第1の送信/受信信号を送受信する第1の送信機/受信機切換え手段と、移動体無線装置のアンテナを介して第1の周波数バンドより高い第2の周波数で第2の送信/受信信号を送受信する第2の送信機/受信機切換え手段とを備え、切換え手段は電力増幅器に選択的に接続し、第1及び第2の送信機/受信機切換え手段により送信信号を増幅し、インピーダンス変換手段を設け、第1の送信信号の送信時に、第2の送信機/受信機切換え手段のターンオフインピーダンスを、第1の周波数バンドの中心周波数の高調波に同調するバンドストップ特性に変換することを特徴とする電力増幅器出力回路で達成する。
【0014】
本発明によれば、切換え可能なバンドストップは、第2の周波数バンドの送信ブランチへ電力増幅器を選択的に接続する切換え装置と、第2の送信機/受信機切換え装置と、その中間に接続されているインピーダンス変換手段のそれぞれ3つの部分で構成されている。3つのすべての構成要素が、切換え可能バンドストップフィルタを構成する。2つの切換え装置は、これ以外に、重要な必須機能を実行している。インピーダンス変換手段だけが、バンドストップ動作を実現するためにだけ提供されている。
【0015】
第1の周波数バンドで送信信号を増幅するとき、第2の送信ブランチの切換え手段は開回路になる。さらに、インピーダンス変換手段は、第2の送信機/受信機切換え手段のターンオフインピーダンスを変換して短絡にする。これにより、第2の送信ブランチにおけるインピーダンス送信ステップにより、(実際的な観点から)高調波の殆どすべての反射を除去できる。
【0016】
総体的に考えると、電力増幅器出力回路内の回路装置にインピーダンス変換に応答して多機能性を持たせるという考えは、電力増幅器出力回路に各種機能部をオーバーラップ、つまり、インターリーブして提供することになる。これにより、高調波を所望通りにフィルタすることができ、しかも、追加経費はほとんどかからない。
【0017】
本発明の好ましい実施例によれば、インピーダンス変換手段は、第1の周波数バンドの中心周波数の2倍に同調する4分の1ライン、または等価的にλ/4ラインである。
【0018】
λ/4ラインは回路基板上でマイクロストリップラインまたはストリップラインの形式で簡単に作成できるため、現行の回路設計をわずかに修正するだけで済む。
【0019】
本発明のさらに別の好ましい実施例によれば、切換え手段は各送信ブランチで、それぞれ、PINタイプのダイオードを備えている。さらに、第2の送信機/受信機切換え手段に、送信機スイッチとしてPINタイプのダイオードをさらに備える。
【0020】
したがって、第2の周波数バンドで送信時に、第2に送信ブランチにはPINタイプの複数のダイオードが直列で構成される。構成が直列であるため、第2の送信ブランチを介して送信するときだけ、これらのダイオードにバイアスをかける必要がある。これは非常に簡単に行うことができる。それは、PINタイプのすべてのダイオードには同じバイアス電流が流れているため、このバイアス電流を単一の切換えトランジスタだけで制御できるからである。さらに、1つの電源だけでこのバイアス電流を出力する。したがって本発明では、この電源を電力増幅器のドレイン電源としても使用できる。
【0021】
PINタイプのダイオードの直列構成は、送信信号の高周波数構成要素とバイアス電流の電源を分離するために誘導性素子が必要であるという点からも有利である。この誘導性素子は、送信信号の高周波数構成要素の開回路およびバイアス電流の短絡として動作する。誘導性素子または回路構成の制作にはコストがかかるので、PINタイプのダイオードを1つの誘導性素子にまとめて提供して分離を実現できれば、制作コストは低減する。
【0022】
本発明の別の好ましい実施例では、第2の送信機/受信機切換え装置の送信機スイッチの下流に、分巻構成の切換え可能ノッチフィルタがある。この切換え可能ノッチフィルタは、PINタイプのダイオードを介してグラウンドに接続されるコンデンサを備えている。
【0023】
これにより、高調波の減少はさらに改善される。切換え可能ノッチフィルタのコンデンサ、及び有効状態のPINタイプの関連ダイオードの寄生誘導性素子が直列共振回路を構成し、第1の送信信号の送信時に高調波をフィルタする。したがって、この操作モードだけでフィルタリング動作をさらに改善させるためには、ノッチフィルタを切り換えるか、または等価的に、PINタイプのダイオードに電流を供給する必要がある。
【0024】
本発明のさらに別の好ましい実施例では、電力増幅器の出力側にインピーダンス整合回路を設ける。また、切換え手段のPINタイプのダイオードの下流にさらにインピーダンス整合回路を設け、各送信ブランチで関連するインピーダンス整合をさらに実施する。
【0025】
このようにインピーダンス整合を1ステップずつ行うことで、電力増幅器の出力インピーダンスと、各種周波数バンドと送信電力に指定した負荷インピーダンスとの整合を同時にできる。
【0026】
図1は、本発明によるデュアルバンド携帯電話の電力増幅器出力回路の基本構成を示している。
【0027】
図1に示すように、電力増幅器10は、第1のインピーダンス整合回路14へ出力端末12で接続されている。第1のインピーダンス整合回路14の出力には、第1のインピーダンス整合回路14を第1の送信ブランチへ接続する第1のスイッチ16が設けられている。第1の送信ブランチは、第2のインピーダンス整合回路18、第1の低域フィルタ20、及び第1の送信機/受信機切換え装置22を有する直列構成を備えている。第1の直列構成は、第1の周波数バンドで操作される。送信/受信操作間のスイッチとして、第1の送信機/受信機切換え装置22は、第1の送信機スイッチ24と第1の受信機スイッチ26とを備えている。
【0028】
図1に示すように、第1のインピーダンス整合回路14の出力には、第1のインピーダンス整合回路14を第2の送信ブランチへ接続する第2のスイッチ28も接続されている。第2の送信ブランチは、第3のインピーダンス整合回路30、第2の低域フィルタ32、及び第2の送信機/受信機切換え装置34を有する直列構成を備えている。この第2の直列構成は、第2の周波数バンドで操作される。送信/受信操作のスイッチとして、第2の送信機/受信機切換え装置34は、第2の送信機スイッチ36と第2の受信機スイッチ38とを備えている。
【0029】
第1の送信機スイッチ24と第1の受信機スイッチ26との間のセンタタップ、及び第2の送信機スイッチ36と第2の受信機スイッチ38との間のセンタタップは、ダイプレクサ40へ接続されていて、各送信/受信パスの損失を発生させることなくアンテナ42へ接続するようにしている。
【0030】
第1の操作モードでは、電力増幅器10は第1の周波数バンド、または等価的に、第1の送信周波数f1で、送信信号を出力する。この操作モードでは、第1のスイッチ16は閉状態で、第2のスイッチ28は開状態である。第1のインピーダンス整合回路14と第2のインピーダンス整合回路18は、第1の送信周波数と送信電力とに必要な負荷インピーダンスと、電力増幅器10の出力インピーダンスとの間で、最適な整合を行う。電力増幅器10は飽和近くで操作されるため、周波数がf1の実送信信号だけでなく、高調波2*f1、3*f1なども出力する。これらの不要な高調波は、第1の低域パスフィルタ20で除去される。その後、フィルタ送信信号は閉状態の第1の送信機スイッチ24を介してアンテナ24へ出力される。
【0031】
さらに、第2の操作モードでは、電力増幅器10は第2の周波数バンドまたは等価的に、第2の送信周波数f2で送信信号を出力する。この操作モードでは、第1のスイッチ16は開状態で、第2のスイッチ28は閉状態である。
【0032】
この場合、第1のインピーダンス整合回路14と第3のインピーダンス整合回路30は、電力増幅器10の出力インピーダンスと、第2の送信周波数と送信電力とに必要な負荷インピーダンスとの間で最適な整合を行う。この場合も不要な高調波2*f2、3*f2などが生成されるが、これらは第2の低域フィルタにより除去され、送信信号は閉状態の第2の送信機スイッチ36を介してアンテナ42へ出力される。
【0033】
第1のスイッチ16と第2のスイッチ28とが理想的な動作を行う場合、単一の出力を持つ電力増幅器10による2つの周波数バンドの送信信号と出力は完全に実現される。
【0034】
しかし、図2に示すように、開状態及び閉状態のこれらのスイッチの等価回路図を参照すると、例えば、実際に使用されているPINタイプのダイオードについては、スイッチの状態は理想的ではない。スイッチの開状態における減少は限られていて、周波数が高くなると減少幅も少なくなる。PINタイプのダイオードの場合、減少範囲は900 MHzで25 dB、1800 MHzで10 dBである。
【0035】
図3は、図1に示した電力増幅器出力回路の操作における理想的でない動作の結果を示したものである。電力増幅器10が第2の周波数f2の送信信号を出力する場合、関連高調波は第1の低域フィルタ20により完全に除去される。逆に、第1の操作モードであって、電力増幅器10が周波数f1の送信信号を出力する場合、2*f1>f2、2*f1=f2及び2*f1<f2など、特に第1の高調波について様々なケースが考えられる。
【0036】
最初のケースでは、第1の周波数f1で電力増幅器10の操作時に、第1及びそれ以降の高調波2*f1、3*f1、...は第2の送信ブランチの第2の低域フィルタ32により除去され、したがって、アンテナ42により放射されない。したがって、送信信号自身は、たかだか、第2のスイッチ28が開状態で第2の送信機スイッチ36が開状態のときに、図1に示すサイドブランチ44によりアンテナ42に届くだけである。
【0037】
しかし、約900 MHzのGSMと約1800 MHzのDCSとのデュアルバンド操作など、2*f1=f2の第2のケースではこのことは当てはまらない。この場合、第1の送信信号の第1の高調波は、第2の送信ブランチにおける第2の低域フィルタ32により除去されず、したがって、アンテナ42に届いてしまう。図3に示すように、約900 MHzのGSMと約1900 MHzのPCSとのデュアルバンド操作では、同じことが第3のケース2*f1<f2で当てはまる。したがって、各種送信周波数の標準に規定されている高調波の除去限界値は、もはや満たされない。
【0038】
図4は、図3で説明した各種ケースを考慮した、本発明による電力増幅器出力回路の解決方法の考え方を示したものである。この図では、図1に示した回路構成要素と同じ機能を有する回路構成要素には、同じ参照番号を使用している。
【0039】
本発明では、第1の操作モードで、第2の送信ブランチにバンドストップフィルタ46を挿入し、第1の送信周波数f1の高調波に合わせてこのフィルターを同調させる。その結果、図1で説明した電力増幅器出力回路の機能は意図的に拡張され、第1の操作モードでは、第2の送信ブランチにおいて送信周波数f1による第1の高調波は減少する。この方法は、実際的な面からも問題ない。
【0040】
以下で説明するように、本発明では、バンドストップフィルタを専用の独立回路では実現していない。独立回路ではなく、第2のスイッチ28及び第2の送信機スイッチ36など、すでに利用されている回路構成要素をバンドストップ特性を実現するように組み込んである。これにより、使用構成要素が多機能を実行できるようにし、また、各種回路要素をインターリーブ形式で実現している。その一方で、必要な回路は簡素化され、制作コストも低減している。
【0041】
図5は、本発明による電力増幅器出力回路の模式図を使用し、本発明による考え方の実現方法を示したものである。この図でも、図1に示した回路構成要素と同じ機能を有する回路構成要素には同じ参照番号が付けてある。
【0042】
図1に示す回路構造と異なり、第2の送信機/受信機切換え装置34の上流に、インピーダンス変換装置48が備わっている。これは、第2の送信機/受信機切換え装置34のターンオフインピーダンスを、第1の高調波2*f1の短絡インピーダンスに変換するものである。
【0043】
図5に示す電力増幅器出力回路の操作の場合、第1の操作モードでは、最終的に第2の低域フィルタ32により除去されない第1の送信周波数f1の第1の高調波がインピーダンス変換により2*f1で短絡になることは重要である。さらに、開状態の第2のスイッチ28は、開回路になる。第1の送信周波数の第1の高調波2*f1について特にこのようにインピーダンスが転換されるため、第2の送信ブランチの入力側で、この高調波2*f1について必要な反射が行われる。
【0044】
図5に示すように、周波数バンド選択及びインピーダンス整合、高調波の切換え可能バンドストップフィルタ、及び送信機/受信機切換え装置を機能単位としてインターリーブ方式で備え、それにより、特定の回路構成要素が二重の機能を持つようにしている。これは、第2の低域フィルタ32の場所に関係なく当てはまる。つまり、このフィルタが第2の送信機スイッチ36の直後に設けられている場合でも、センタタップ(第2の送信機スイッチ36と第2の受信機スイッチ38との間)とダイプレクサ40との間の回路ブランチに設けられている場合でも当てはまる。
【0045】
図6は、図5に示した本発明による電力増幅器出力回路の模式図を基に実際に設計した回路である。第1のスイッチ16はPINタイプ50の第1のダイオードで実現し、第2のスイッチ28はPINタイプ52の第2のダイオードで実現している。第1のインピーダンス整合回路は、第1のコンデンサ54(グラウンドと、電力増幅器10の出力をPINタイプ50の第1のダイオードに接続している回線56との間に接続されている)とPINタイプ52の第2のダイオードとで、それぞれ構成されている。電力増幅器10のドレイン電源は、高調波範囲の信号をブロックするために設けられている第1の誘導性素子58により実現している。
【0046】
さらに、第2のインピーダンス整合回路18は、PINタイプ50の第1のダイオードの陰極とグラウンド間に接続されている第2のコンデンサ60により実現されている。さらに、第3のインピーダンス整合回路は、PINタイプ52の第2のダイオードの陰極とグラウンド間に接続されている第3のコンデンサ62により実現されている。
【0047】
また、図6に示すように、インピーダンス変換装置48としてλ/4ラインを設け、第1の送信周波数の第1の高調波2*f1に同調させている。通常は、(λ/4+n*λ/2、n=1、2、...)ラインを設けてもよい。また、インピーダンス変換は、ディスクリート回路構成要素で実現している回路(図示していない)で実行してもよい。
【0048】
また、図6に示すように、第2の送信スイッチ36は、PINタイプ66の第3のダイオードで実現する。PINタイプ66の第3のダイオードに並列に、第2の誘導性素子70と第4のコンデンサ72とを備えた直列構成を接続する。
【0049】
動作面から説明すると、PINタイプ66の第3のダイオードのターンオフインピーダンスは、第1の操作モードの第1の送信周波数に同調するλ/4ライン64を介して、第1の送信周波数の第1の高調波2*f1の短絡に変わる。これにより、操作モードを分離することができる。PINタイプ52の第2のダイオード、PINタイプ66の第3のダイオード、及び第1のλ/4ライン64は、第1の送信周波数の第1の高調波2*f1のバンドストップフィルタを構成し、事前に定義されている仕様を満している。
【0050】
さらに、第2の誘導性素子70を第3のダイオード66と並列接続し、さらに並列共振回路を設け、第2の送信機スイッチ36のターンオフインピーダンスを増加させる。これにより、λ/4ライン64によるバンドストップ特性は改善される。ここでは、第4のコンデンサ72を設け、DC成分を分離する。
【0051】
本発明による電力増幅器出力回路の操作では、第2の操作モードにおいて、PINタイプ52の第2のダイオードとPINタイプ66の第3のダイオードとを直列に接続することも重要である。この直列構成により、PINタイプ52と66のこれらのダイオードのバイアスは、それぞれ、第2の送信ブランチを介する送信時にだけ必要になる。これは、PINタイプ52と66の両方のダイオードを介して同じバイアス電流がそれぞれ流れているため、実現は極めて容易である。したがって、このバイアス電流を1つの切換えトランジスタ(図示していない)で制御する必要がある。
【0052】
さらに、このバイアス電流を供給するために、必要な電源は1つでよい(図示していない)。本発明によれば、この電源は電力増幅器10のドレイン電源としても使用できる。
【0053】
また、図6に示すように、本発明の別の好ましい実施例では、PINタイプ66の第3のダイオードの下流に、切換え可能ノッチフィルタ74を設ける。直列に接続している切換え可能ノッチフィルタ74とダイプレクサ40との間に、第2の低域フィルタ32を設ける。切換え可能ノッチフィルタ74は、PINタイプ78の第4のダイオードを介してグラウンドに接続している第5のコンデンサ76を備えている。
【0054】
これにより、第1の操作モードにおける第1の高調波2*f1の減少は、さらに改善される。切換えノッチフィルタ74の第4のコンデンサ76とPINタイプ78の第4のダイオードの寄生静止状態とで、第1の送信周波数の第1の高調波2*f1に同調した直列共振回路を構成している。これにより、第1の操作モードにおけるフィルタ特性は、第2の送信ブランチでは大幅に改善される。
【0055】
図6は、第2の受信スイッチ38の好ましい実現方法も示している。第2のλ/4ライン80は、第2の操作モードの受信の信号パス上にある。通常、(λ/4+n*λ/2、n=1、2、...)ラインも使用できる。第2のλ/4ライン80の端のうちアンテナ42の反対側の端では、PINタイプ82の第5のダイオードと第6のコンデンサ86とで構成されるグラウンドへの直列回路が分岐している。
【0056】
第6のコンデンサを設けてDC成分を分離しているが、PINタイプ82の第5のダイオードのターンオン及びターンオフインピーダンスは、第2のλ/4ライン80を介し、第2の操作モードの受信のための信号パス上の開回路または短絡インピーダンスのいずれかに変換される。この回路構成により、本発明による電力増幅器出力回路に容易に組み込むことができ、また、第1の受信スイッチ26へも簡単に適用できる。
【0057】
図7は、マイクロストリップテクノロジにおけるλ/4ライン64と80のそれぞれの実現方法として可能な方法を示したものである。ここでは、マイクロストリップライン88を、誘導体90の上にλ/4ラインとして設ける。誘導体90を、基板層の金属被膜グラウンド面92の上に設ける。
【0058】
図8は、ストリップラインテクノロジにおけるλ/4ライン64と80の別の実現方法を示したものである。この実現方法では、ストリップライン要素94を上部基板層金属被膜95と下部基板層金属被膜96との間に設け、また、誘導体97により上部及び下部基板層金属被膜95及び96から、それぞれ、分離させる。
【0059】
図9に示すように、図7及び8によるλ/4ライン64と80を実現する場合、これらを組み合わせると有利で、その結果、電力増幅器出力回路の現行のレイアウト修正は、最小で済む。特に、第2の送信機スイッチのターンオフインピーダンスを変換するためのλ/4ライン64は、他の回路構成要素の既存の設置場所を修正せずに、複数層で実現できる。
【0060】
デュアルバンド携帯電話について本発明は説明してきたが、複数の周波数バンドの無線通信が使用されている任意の移動体通信でも使用できることは容易に理解できる。さらに、様々な実施例について説明している本発明の機能は、何ら制限を加えることなくお互いに自由に組み合せることができる。
【図面の簡単な説明】
以下に、添付した図面を参照して本発明の詳細な実施例を説明する。
【図1】 電力増幅器が1つの出力端末を介して複数の周波数バンドで送信信号を出力するデュアルバンド携帯電話の電力増幅器出力回路の基本構造を示す図である。
【図2】 図1に示すスイッチの開状態及び閉状態を示す等価回路図である。
【図3】 デュアルバンド携帯電話における各種送信周波数と関連の高調波とを示す図である。
【図4】 本発明による電力増幅器出力回路の基本構造を示す図である。
【図5】 本発明によるインピーダンス変換機能を備えた電力増幅器出力回路の模式図である。
【図6】 本発明による電力増幅器出力回路を実現したものを示す回路図である。
【図7】 マイクロストリップテクノロジにおけるλ/4ラインの形式の本発明によるインピーダンス変換装置を実現したものを示す図である。
【図8】 ストリップラインテクノロジにおけるλ/4ラインとして本発明によるインピーダンス変換装置を実現したものを示す図である。
【図9】 マイクロストリップとストリップラインテクノロジをそれぞれ組み合わせたλ/4ラインとしての本発明によるインピーダンス変換装置を実現したものを示す図である。
【図10】 単一バンド携帯電話の電力増幅器出力回路の模式図である。
【図11】 2つの電力増幅器を備えたデュアルバンド携帯電話の電力増幅器出力回路の模式図である。

Claims (20)

  1. デュアルバンド移動体無線装置の電力増幅器出力回路であって、
    a)前記移動体無線装置のアンテナに接続され、前記アンテナを介して第1の周波数バンドで第1の送信/受信信号を送受信する第1の送信機/受信機切換え手段と
    b)前記アンテナに接続され、前記アンテナを介して前記第1の周波数バンドより高い第2の周波数バンドで第2の送信/受信信号を送受信する第2の送信機/受信機切換え手段と
    c)送信信号を増幅する電力増幅器を前記第1及び第2の送信機/受信機切換え手段にそれぞれ選択的に接続する第1の切換え手段および第2の切換え手段と、
    d)前記第2の切換え手段と前記第2の送信機/受信機切換え手段との間に設けられたインピーダンス変換手段とを備え、
    前記第2の送信機/受信機切換え手段は、送信モードで有効になる第3の切換え手段、および受信モードで有効になる第4の切換え手段を備え、
    前記インピーダンス変換手段は、第1の送信信号の送信時に、前記第2の切換え手段側からみた前記第2の送信機/受信機切換え手段のターンオフインピーダンスを、前記第2の切換え手段、前記第3の切換え手段、および前記インピーダンス変換手段の3つを総合して第1の周波数バンドの中心周波数(f1)の2次高調波に同調するバンドストップ特性を有するように、第1の高調波2*f1の短絡インピーダンスに変換することを特徴とする電力増幅器出力回路。
  2. 請求項1に記載の電力増幅器出力回路であって、前記インピーダンス変換手段を第1のλ/4+n*λ/2(n=0、1、・・・)ラインとして設け、前記第1の周波数バンドの中心周波数の2倍(2*f1)に同調させることを特徴とする電力増幅器出力回路。
  3. 請求項1または2に記載の電力増幅器出力回路であって、前記第1の切換え手段は前記電力増幅器の出力と前記第1の送信機/受信機切換え手段との間に接続して設けられ前記第2の切換え手段は、前記電力増幅器の出力と前記第2の送信機/受信機切換え手段との間に接続し設けられたことを特徴とする電力増幅器出力回路。
  4. 請求項1からのいずれかに記載の電力増幅器出力回路であって、前記電力増幅器と前記第1の切換え手段および前記第2の切換え手段との間に第1のインピーダンス整合回路を設けることを特徴とする電力増幅器出力回路。
  5. 請求項3または4に記載の電力増幅器出力回路であって、前記第1の切換え手段と前記第1の送信機/受信機切換え手段との間に第2のインピーダンス整合回路を設けることを特徴とする電力増幅器出力回路。
  6. 請求項3からのいずれかに記載の電力増幅器出力回路であって、前記第2の切換え手段と前記第2の送信機/受信機切換え手段との間に第3のインピーダンス整合回路を備えることを特徴とする電力増幅器出力回路。
  7. 請求項3に記載の電力増幅器出力回路であって、前記第1の切換え手段、前記第2の切換え手段、及び前記第3の切換え手段のいずれかが、PINタイプの第1のダイオード、PINタイプの第2のダイオード、及びPINタイプの第3のダイオードのいずれかとして、備わっていることを特徴とする電力増幅器出力回路。
  8. 請求項に記載の電力増幅器出力回路であって、前記第3の切換え手段は、前記第3のダイオードに並列に、誘導性素子とコンデンサとを備えた直列構成を接続することを特徴とする電力増幅器出力回路。
  9. 請求項4からのいずれかに記載の電力増幅器出力回路であって、前記第3の切換え手段と前記アンテナとの間にノッチフィルタを備えることを特徴とする電力増幅器出力回路。
  10. 請求項に記載の電力増幅器出力回路であって、前記ノッチフィルタは、PINタイプの第4のダイオードを介してグラウンドに接続するコンデンサを備えることを特徴とする電力増幅器出力回路。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載の電力増幅器出力回路であって、前記アンテナと前記第2の切換え手段との間に、カットオフ周波数が第2の周波数バンドにより決定される低域フィルタを備えることを特徴とする電力増幅器出力回路。
  12. 請求項に記載の電力増幅器出力回路であって、前記第1のインピーダンス整合回路における前記電力増幅器の出力とグラウンドとの間に接続されている第1のコンデンサ、前記第2のインピーダンス整合回路における第1のダイオードの陰極とグラウンドとの間に接続されている第2のコンデンサ、及び前記第3のインピーダンス整合回路における第2のダイオードの陰極とグラウンドとの間に接続されている第3のコンデンサを少なくともいずれか1つを備えることを特徴とする電力増幅器出力回路。
  13. 請求項に記載の電力増幅器出力回路であって、前記第4の切換え手段として、第2の受信信号を送信するためにライン上に、グラウンドに分岐するPINタイプの第5のダイオードをアンテナの反対側の端に設けるようにようにして、第2のλ/4+n*λ/2(n=0、1、・・・)ラインを設けることを特徴とする電力増幅器出力回路。
  14. 請求項2に記載の電力増幅器出力回路であって、前記第1のλ/4+n*λ/2(n=0、1、・・・)ラインを、少なくとも1つの回路基板層で、少なくとも1つのマイクロストリップ部及び少なくとも1つのストリップライン部、あるいはそのいずれかで実現することを特徴とする電力増幅器出力回路。
  15. 請求項1に記載の電力増幅器出力回路であって、前記第2のλ/4+n*λ/2(n=0、1、・・・)ラインを、少なくとも1つの回路基板層で、少なくとも1つのマイクロストリップ部及び少なくとも1つのストリップライン部、あるいはそのいずれかで実現することを特徴とする電力増幅器出力回路。
  16. 請求項1から3のいずれかに記載の電力増幅器出力回路であって、前記第1の送信機/受信機切換え手段に送信モードで有効になる第5の切換手段と、受信モードで有効になる第の切換え手段を備えることを特徴とする電力増幅器出力回路。
  17. 請求項16に記載の電力増幅器出力回路であって、ダイプレクサを設けて前記アンテナを前記電力増幅器出力回路に連結し、その入力端末を、前記第3の切換え手段と前記第4の切換え手段との間の第1のセンタタップと、前記第5の切換え手段と前記第6の切換え手段との間の第2のセンタタップとに接続するようにしたことを特徴とする電力増幅器出力回路。
  18. 移動体無線装置のアンテナに接続され、前記アンテナを介して第1の周波数バンドで第1の送信/受信信号を送受信する第1の送信機/受信機切換え手段と前記アンテナに接続され、前記アンテナを介して第1の周波数バンドより高い第2の周波数バンドで第2の送信/受信信号を送受信する第2の送信機/受信機切換え手段と送信信号を増幅する電力増幅器を前記第1及び第2の送信機/受信機切換え手段にそれぞれ選択的に接続する第1の切換え手段および第2の切換え手段と、前記第2の切換え手段と前記第2の送信機/受信機切換え手段との間に設けられたインピーダンス変換手段と、を備え、前記第2の送信機/受信機切換え手段は、送信モードで有効になる第3の切換え手段、および受信モードで有効になる第4の切換え手段を備える電力増幅器出力回路を操作する方法であって、
    前記第1の切換え手段および前記第2の切換え手段が、電力増幅器の出力を、前記第1の送信機/受信機切換え手段または前記第2の送信機/受信機切換え手段に接続するステップと、
    前記電力増幅器の出力が前記第1の送信機/受信機切換え手段に接続された場合、前記インピーダンス変換手段が、第1の送信信号の送信時に、前記第2の切換え手段からみた前記第2の送信機/受信機切換え手段のターンオフインピーダンスを、前記第2の切換え手段、前記第3の切換え手段、および前記インピーダンス変換手段の3つを総合して第1の周波数バンドの中心周波数(f1)の2次高調波に同調するバンドストップ特性を有するように、第1の高調波2*f1の短絡インピーダンスに変換することで、前記2次高調波をバンドストップでフィルタするステップと、
    を備えたことを特徴とする方法。
  19. 請求項18に記載の電力増幅器出力回路の操作方法であって、
    さらに、前記第1の送信信号を送信時に、第2の周波数バンドの中心周波数(f2)より高周波の第1の送信信号の高調波を第2の送信/受信機切換え手段に設けられた低域パスフィルタによりフィルタするステップを備えることを特徴とする方法。
  20. 請求項18に記載の電力増幅器回路の操作方法であって、
    さらに、前記第1の送信信号の送信時に、前記第2の送信機/受信機切換え手段に設けられたノッチフィルタにより、前記第1の送信信号の第1の高調波をさらにフィルタするステップを備えることを特徴とする方法。
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