JP4276440B2 - 基板検出方法及び装置並びに基板処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カセット内の各段における基板の有無と基板の位置を検出することのできる基板検出方法、及び、その方法の実施に使用する基板検出装置、並びに、該基板検出装置を有する基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば半導体デバイスの製造プロセスにおいては、多数の被処理体である基板(例えば半導体ウエハ)を多段に収容したカセットから1枚ずつ基板を取り出して処理室に搬送するために、カセット内の各段における基板の有無を検出することが行われている。この検出を行う装置(一般にマッピング装置とも呼ばれている)の一例として、従来、透過型光センサを用いて基板を検出するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図9は特許文献1に記載された従来の基板検出装置(マッピング装置)20の概略構成を示す平面図、図10は同側面図である。この基板検出装置20は、基板搬送ロボット30に搭載されており、水平方向に互いに離間した左右一対のアーム21A、21Bを有するセンサ支持体21と、センサ支持体21の左右のアーム21A、21B間に設けられた2組の光センサ22、23とを有する。各光センサ22、23は、左右のアーム21A、21Bのうちの一方の先端に設けられた発光器22A、23Aと、他方の先端に設けられた受光器22B、23Bの組み合わせで構成されており、1組の光センサ22はアーム21A、21Bの先端側に配置され、もう1組の光センサ23は反先端側に配置されている。
【0004】
各光センサ22、23は、発光器22A、23Aから受光器22B、23Bに向けて水平にビームを照射し、その際の受光器22B、23Bの受光信号により、ビームの進路途中の遮光物(この場合は基板)の有無を検出する。ここでは、先端側の光センサ22のビームと反先端側の光センサ23のビームは、カセットCに対するアーム21A、21Bの挿入方向、つまり、カセットCの前後方向に所定の間隔を隔てて平行に照射される。そして、先端側の光センサ22で基板Wの有無の検知を行い、反先端側の光センサ23で、基板WがカセットCから所定距離以上飛び出しているか否かの検知を行う。
【0005】
また、この基板検出装置20は、カセットCの前面の基板出入口からセンサ支持体21の左右のアーム21A、21Bの先端を挿入させて位置決めする直動アクチュエータよりなる位置決め機構24と、左右のアーム21A、21BをカセットCの内部に挿入させた状態でセンサ支持体21を上下方向に移動させることにより、ビームを上下方向に走査させる走査駆動系と、上下方向の走査位置と光センサ22、23の受光信号とによりカセットC内の各段における基板Wの有無及び所定距離以上の飛び出しを判定する制御演算装置とを有している。この場合、基板検出装置20が搬送ロボット30に搭載されていることにより、前記のセンサ支持体21を上下方向に移動させる走査駆動系は、搬送ロボット30の昇降駆動機構で兼用されている。
【0006】
この基板検出装置20でカセットC内の基板検出を行う場合は、直動アクチュエータよりなる位置決め機構24により、センサ支持体21をカセットCの方向へ移動し、センサ支持体21の左右のアーム21A、21Bの先端を基板検出のための基準位置までカセットC内に挿入して位置決めする。次に、その状態で搬送ロボット30の昇降駆動機構を動作させることにより、センサ支持体21を下降させて、センサ支持体21をカセットCの最下段へ移動させる。センサ支持体21がカセットCの最下段へ移動したら、光センサ22、23を作動させながら、センサ支持体21をカセットCの最下段から一定速度で最上段まで上昇させる。このときの走査位置の情報と光センサ22、23の信号とから各段の基板Wの有無と基板Wの飛び出しの有無を知ることができる。そして、基板搬送装置の制御部は、このような基板Wの収納情報に基づいて、カセットC内に搬送ロボット30のアームの先端のピック(基板保持部)25を進入させてカセットC内の基板Wを1枚ずつ取り出す。つまり、基板Wのある位置で且つ基板Wが飛び出してない位置にだけピック25を挿入して基板Wを取り出す。
【0007】
このように、基板の取り出しを行う搬送ロボットは、カセットから基板をピック上に受け取った後、次の場所へと基板Wを搬送する。ここで、ピックがその上面に単に基板を載せるだけのタイプである場合には、搬送ロボットのアームのスピードを上げた際に基板を落とす可能性がある。そこで、別のタイプのピックとして、ピック本体の上面に、基板のエッジ部を載せるための複数のテーパ突起を設けたものが開発されている(例えば、特許文献2参照)。
【0008】
このタイプのピックは、図11(a)、(b)に示すように、ピック本体40の上面に、基板Wの外周エッジ部が載るテーパ面41aを有した突起41を、基板Wの外周に沿って複数個突設したものである。このタイプのピックを使用した場合、各突起41が基板Wのエッジ部の位置を規制するので、搬送ロボットのアームのスピードを上げても、基板Wがピック上から滑り落ちなくなる。また、このピックの場合、テーパ付き突起41が基板Wの位置ずれ修正機能を果たすことになるので、ある程度の基板Wの位置ずれがあっても、テーパ付き突起41のテーパ面41aで基板Wを受けた段階で、基板Wの位置ずれを修正することができる。
【0009】
ただし、このピックの場合、図11(c)に示すように、テーパ面41aからエッジ部がはみ出す程度に基板Wの位置ずれがあると、基板Wが突起41に乗り上げる現象が起きてしまう可能性がある。
【0010】
【特許文献1】
特開2000−36528号公報
【特許文献2】
特開2002−26108(図5、図6)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、カセットC内の基板Wの位置は、カセットCの種類や基板Wのセッティング誤差などによって多少ともばらつきがあるのが普通である。そのため、基板の中心とピックの中心を常に一致させた状態で基板をピックアップすることは実際上は困難な場合が多い。
【0012】
そこで、この位置ずれについては、一般的には搬送ロボットでカセットから基板を受け取った後でオリエンタと呼ばれる位置合わせ機構にいったん基板を預けることにより修正する。その後で再び搬送ロボットで基板を受け取って、処理装置に搬入するようにしている。
【0013】
しかし、搬送スピードを上げるために図11に示すような落下防止機能を有するピックを使用した場合、基板とピックの位置ずれが許容範囲を超えると、図11(c)のような状態となり、高速で基板を搬送すると、基板がピックから落下するという問題が生じる。
【0014】
この点、上記従来の基板検出装置は、各段の基板の有無や所定以上の基板の飛び出しの有無については検出できるものの、基板の前後方向の正確な位置の検出まではできなかった。例えば、図9に示した基板検出装置の場合、2組の光センサ22、23のうち、前側(先端側)の光センサ22で基板Wの有無を検出し、後側(反先端側)の光センサ23で基板Wの所定以上の飛び出しを検出しているが、より細かな精度で基板の位置を検出することはできなかった。
【0015】
受け取り段階である程度の位置精度が要求される前記のテーパ突起付きピックの使用は問題があった。また、ピック上面に単に基板を載せるだけのピックの場合であっても、基板がピック上で位置ずれした状態で搬送することは信頼性等の点で好ましくない。
【0016】
本発明は、前記事情を考慮してなされたもので、カセット内の各段の基板の有無ばかりでなく、基板の前後方向(取り出し方向)の位置検出も可能であり、その検出結果を搬送ロボットのピック(基板保持部)の位置決め制御に反映させることで、位置ずれを小さくしながら基板をピックで受け取ることができるようにし、更に、位置合わせ機能を備えたテーパ突起付きピックであっても、その使用を可能にする基板検出方法、及びその方法の実施に直接使用する基板検出装置、並びに、その基板検出装置を主要部に持つ基板処理装置を提供することを目的とする。尚、基板は左右両端をカセット内のスロットや棚に預けることでカセット内に収容されているので、左右方向の基板の位置ずれは小さい。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明のうち、請求項1の発明は、上下方向に多段に各々略水平姿勢で基板を収容したカセットの内部に、その前面の基板出入口からセンサ支持体に設けた左右のアームを挿入して、前記左右のアームの一方に設けた発光器から他方に設けた受光器に向けて水平にビームを照射しながら、前記センサ支持体を上下方向に移動させることにより、前記ビームを上下方向に走査させ、その際の前記受光器によるビームの受光信号に基づいてカセット内の各段における基板の有無を検出する基板検出方法において、前記左右のアームをカセットの前後方向に一定間隔ずつ移動し、前記一定間隔をおいた前後方向の複数の位置で上下方向のビームの走査を行うことにより、そのビームの走査位置ごとの受光信号に基づいてカセット内の各段における基板の有無と基板の先端の位置を検出することを特徴とする。
【0018】
請求項2の発明は、水平方向に互いに離間した左右一対のアームを有するセンサ支持体と、前記左右のアームのうちの一方の先端に設けられた発光器及び他方の先端に設けられた受光器の組み合わせにより構成され、発光器から受光器に向けて水平に照射されたビームの受光信号によりビームの進路途中の遮光物の有無を検出する光センサと、多数の基板を各々水平姿勢で上下方向に多段に整列させた状態で収納保持するカセットの内部に、カセットの前面の基板出入口から前記センサ支持体の左右アームの先端を挿入させることで、前記発光器と受光器を前記水平姿勢で保持された基板の先端の左右両側に位置決めし、且つ、センサ支持体の前後方向位置を調節することで、発光器から受光器に向けて照射されるビームのカセット前後方向における位置を制御可能な前後駆動系と、カセットの内部に前記左右のアームを挿入した状態で前記センサ支持体を上下方向に移動させることにより、発光器から受光器に向けて照射されるビームを上下方向に走査させる上下駆動系と、前記前後駆動系及び上下駆動系を制御してビームの位置を一定間隔で前後方向にずらしながら各位置で上下方向の走査を行うことにより、ビームの上下方向の各位置と前後方向の各位置における受光信号を取得し、その取得したデータによりカセット内の各段における基板の有無と基板の先端の位置を割り出す制御演算装置とを備えていることを特徴とする。
【0019】
請求項3の発明は、前記左右のアームの前後方向の移動間隔が位置検出許容誤差の2倍以内に設定されていることを特徴とする。
【0020】
請求項4の発明は、前記発光器と受光器の組で構成される光センサを、前記左右のアームの前後方向に複数組配設することで、複数本の前記ビームを一定間隔で同時に照射可能とし、各光センサにおいてビームを同時照射しながら上下方向にビームを走査させるビーム走査を、前記左右のアームをカセットの前後方向に所定の間隔でずらした複数の位置で行うことにより、各ビームの走査位置ごとの受光信号に基づいてカセット内の各段における基板の有無と基板の先端の位置を検出するように構成したことを特徴とする。
【0021】
請求項5の発明は、前記同時照射するビームのカセット前後方向における間隔を位置検出許容誤差の2倍以内に設定し、その間隔をAとし、前記同時照射するビームの本数をNとした場合、前記左右のアームをカセット前後方向にずらす間隔Bが、B=A×Nに設定されていることを特徴とする。
【0022】
請求項6の発明は、前記同時照射するビームのカセット前後方向における間隔をAとした場合、前記左右のアームをカセットの前後方向にずらす間隔Bが、前記Aの2以上の整数分の1の値で且つ位置検出許容誤差の2倍以内の値に設定されていることを特徴とする。
【0024】
請求項7の発明は、請求項2に係る基板検出装置と、カセット内の基板を取り出して他の場所へ搬送する搬送ロボットとを有し、前記制御演算装置が、前記基板検出装置の検出結果に基づいてカセット内の基板を受け取りに行く位置を補正する手段を有していることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を添付図面に基いて詳述する。
【0026】
<第1実施形態>
図1〜図3を用いて第1実施形態の基板検出方法及び基板検出装置について説明する。図1は第1実施形態の基板検出方法の説明図であり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。また、図2は基板検出装置を備えた搬送ロボットの概略平面図、図3は同概略側面図である。
【0027】
図2、図3に示すように、この実施形態の基板検出装置50は、搬送ロボット60上に搭載されており、水平方向に互いに離間した左右一対のアーム51A、51Bを有するセンサ支持体51と、左右のアーム51A、51Bのうちの一方の先端に設けられた発光器52A及び他方の先端に設けられた受光器52Bの組み合わせによって構成された光センサ52とを備えている。光センサ52は、発光器52Aから受光器52Bに向けて水平にビームHを照射し、その際の受光器52Bの受光信号により、ビームHの進路途中の遮光物(この場合は基板W)の有無を検出するものである。なお、図1(a)においては、センサ支持体51が上方位置にある場合と下方位置にある場合をダブって示してある。
【0028】
図1に概略を示すように、カセットCの内部には、カセットCの両内側壁に形成された溝(図示略)に左右両端を挿入することで、多数の基板Wが各々水平姿勢で上下方向に多段に整列させられた状態で収納保持されている。基板検出装置50は、このカセットCの内部に、カセットCの前面の基板出入口Caからセンサ支持体51の左右のアーム51A、51Bの先端を挿入させることで、光センサ52の発光器52Aと受光器52Bを基板Wの先端の左右両側に位置決めし、且つ、センサ支持体51の前後方向位置を調節することで、発光器52Aから受光器52Bに向けて照射されるビームHのカセットC前後方向における位置を制御可能な前後駆動系56(図1では便宜的に矢印で示してある)と、カセットCの内部に左右のアーム51A、51Bを挿入した状態でセンサ支持体51を上下方向に移動させることにより、前記ビームHを上下方向に走査させる上下駆動系57(図1では便宜的に矢印で示してある)と、前後駆動系56及び上下駆動系57を制御してビームHの位置を一定間隔Pで前後方向にずらしながら各位置で上下方向の走査を行うことにより、ビームHの上下方向の各位置と前後方向の各位置における受光信号を取得し、その取得したデータによりカセットC内の各段における基板Wの有無と基板Wの先端の位置を割り出す制御演算装置70とを備えている。
【0029】
この場合、前後駆動系56は、搬送ロボット60に搭載された直動アクチュエータ56Aで構成されており、この直動アクチュエータ56Aの直線的に前後する移動台56Bの先端に、基板検出装置50のセンサ支持体51が取り付けられている。また、基板検出装置50の上下駆動系57は、搬送ロボット60の昇降駆動機構61(図3において便宜的に矢印で示す)によって兼用されている。搬送ロボット60の上部には多関節型のアーム62が設けられており、このアーム62の先端に基板Wを保持するためのピック63が取り付けられている。
【0030】
次に基板検出方法について図1を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、動作の「前側(前方)」とは、カセットから基板Wが取り出される方向をいう。
【0031】
カセットC内の各段における基板Wの有無及び位置を検出するには、まず、カセットCの正面に搬送ロボット60(図2、図3参照)を移動し、前後駆動系56を動作させることにより、カセットCの内部に、その前面の基板出入口Caから、センサ支持体51に設けた左右のアーム51A、51Bを挿入させる。そして、左右のアーム51A、51Bの先端(厳密にはビームHの照射位置)を、カセットC内に多段に整列された基板Wの左右両側における前後方向の基準位置(基板有無検出位置)に位置決めする。ここでは、基準位置を、基板Wの先端の最小突出予想位置から所定距離(例えば、1mm)だけ奥側の位置に設定してある。
【0032】
この状態でセンサ支持体51のアーム51A、51Bの高さを、最下段の基板収納位置の更に下側(最上段の基板収納位置の上側でも可)の位置に設定する。その最下位置に光センサ52を位置させたら、その位置で光センサ52を動作させて水平にビームHを照射しながら、センサ支持体51を上方に移動させることにより、ビームHを上方に走査させる。次に、その第1回目の上向きの走査(S1)が終わったら、左右のアーム51A、51B前方に一定間隔Pだけずらした上で、その位置で折り返しの下向きの第2回目の走査(S2)を行う。そして、ビームHの位置を所定ピッチPずつ後側にずらしながら、各位置で上下方向の走査(S3〜S5)を繰り返すことにより、そのビームHの走査位置に対応付けられた受光信号を収集する。そして、全走査が終了したら、収集したデータに基づいてカセットC内の各段における基板Wの有無と基板Wの先端の位置を割り出す。
【0033】
制御演算装置による「基板Wの有無と先端位置の割り出し」は次にように行われる。第1走査S1は、基板Wの先端の最小突出予想位置から所定距離だけ奥側に入った位置で行われるので、ビームHの走査経路途中に基板Wがあれば必ず受光器52Bから「基板有り」の信号が出力され、基板Wがなければ「基板無し」の信号が出力される。従って、これらの信号の違いから、各段の基板Wの有無が検出される。
【0034】
次に、各走査S1〜S5の間隔は一定値Pであるから、引き続いての走査S2〜S5により、間隔Pごとのどの走査間に基板Wの先端が位置しているかが分かる。例えば、図1(b)の下から3番面の基板W3についてみると、第2走査S2では「基板有り」と判定されるものの、第3走査S3では「基板無し」と判定される。従って、両方の判定値により、第2走査S2と第3走査S3の間に基板Wの先端が位置することが分かる。このようにして、全段の基板Wの先端位置を割り出すことができる。但し、第5走査S5でも「基板有り」と判定された場合は、基板が規定以上に飛び出していると判定することができるが、その先端位置を割り出すことはできない。
【0035】
この場合、演算制御装置70は、第2走査S2と、第3走査S3の丁度中間の位置を上記基板W3の先端位置として割り出す。また、基板Wの半径は既知の値である。従って、その先端位置のデータから、各基板Wの前後方向の中心位置を正確に割り出すことができ、搬送ロボット60のピック63の中心を基板Wの中心に正確に位置決めすることが可能となる。このため、前述の位置合わせ機能を持つピックを使用した場合にも、ピックの基準位置で基板Wを保持することができるので、ずれ落ちの心配なく搬送を行うことができるようになる。上記の各基板Wの前後方向の中心位置の割り出しは、以下の実施例でも同様である。
【0036】
なお、左右のアーム51A、51Bの前後方向の移動間隔、つまり、走査位置の移動間隔Pは、予め規定される位置検出許容誤差の2倍の値に設定する。ここで、「位置検出許容誤差」とは、本発明により割り出される基板の先端位置と基板の実際の先端位置との誤差であって、その後の基板の搬送に対して悪影響を与えない誤差の最大値である。例えば、位置検出許容誤差が0.5mmの場合、P=1.0mmに設定する。そうすることで、位置検出許容誤差を超える基板の位置ずれを確実に、しかも効率良く検出することができる。但し、移動間隔Pの値は位置検出許容誤差の2倍以内であれば、位置検出許容誤差を超える基板の位置ずれを確実に検出できる。また、ある走査、例えばS4で全ての段について「基板無し」を検出した場合は、その後の走査は中止される。これによりスループットが向上する。このことは、以下の実施例でも同様である。
【0037】
この基板検出装置50を備えた搬送ロボット60は、例えば、半導体製造プロセスに使用する基板処理装置の搬送手段として適用することができる。そうした場合、搬送ロボットの制御装置60が、基板検出装置50の検出結果に基づいてカセットC内の基板Wを受け取りに行く位置を自動的に補正することにより、基板Wをピック63の適正位置で受け取って処理装置に向けて搬送することができる。従って、多少の基板の位置ずれがあってもそれを補償する機能を持ったピック(例えば前述のテーパ突起付きピック)を使用することにより、基板Wをオリエンタ等の位置合わせ装置を経由せずとも、ほとんど位置ずれなく処理装置に搬送することも可能となる。
【0038】
<第2実施形態>
次に本発明の第2実施形態の基板検出方法及び基板検出装置を図4を用いて説明する。本実施形態において、図1の実施形態と同一部分は同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明を加える。本実施形態の基板検出方法では、発光器52Aと受光器52Bの組で構成される光センサ52を、少なくとも3組以上配設した構造の基板検出装置50Bを使用する。即ちこの基板検出装置50Bでは、光センサ52を構成する発光器52A及び受光器52Bを、センサ支持体51の左右のアーム51A、51Bに、前後方向に等しい間隔Aで5組配設し、それにより、5本のビームHを位置検出許容誤差の2倍である一定間隔Aで同時に照射可能としている。
【0039】
そして、各光センサ52においてビームHを同時照射しながら、上下方向にビームHを走査させることにより、走査位置における各ビームHごとの受光信号に基づいて、カセットC内の各段における基板Wの有無と基板Wの先端の位置を検出している。この場合、1回のセンサ支持体51の上下移動により、等間隔で5本のビームHの走査S1〜S5を同時に行うことができる。従って、第1実施形態と同じ原理で、全段の基板Wの有無及び基板Wの先端位置を割り出すことができる。このように、複数個の光センサ52を配することにより、一度に多くのポイントで走査できるので、検出時間の短縮が可能となる。なお、複数の光センサ52を設ける間隔Aは位置検出許容誤差の2倍以内の値であれば、位置検出許容誤差を超える基板の位置ずれを確実に検出できる。但し、Aを位置検出許容誤差の2倍の値に設定することで最も効率の良い検出が可能となる。
【0040】
<第3実施形態>
次に本発明の第3実施形態の基板検出方法及び基板検出装置を図5を用いて説明する。本実施形態において、図1及び図4の実施形態と同一部分は同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明を加える。本実施形態の基板検出方法では、発光器52Aと受光器52Bの組で構成される光センサ52を、予定合計走査数(本例では予定合計走査数6)の複数分の1の複数個(本例では1/2の3個)配設した基板検出装置50Cを使用する。即ち、この基板検出装置50Cでは、光センサ52を構成する発光器52A及び受光器52Bを、センサ支持体51の左右のアーム51A、51Bに、前後方向に等しい間隔Aで3組配設し、それにより、3本のビームHを位置検出許容誤差に等しい一定の間隔Aで同時に照射可能としている。
【0041】
そして、各光センサ52においてビームHを同時照射しながら上下方向に3本のビームHを走査させるビーム走査工程を、左右のアーム51A、51BをカセットCの前後方向に距離B(B=A×3)だけずらした複数(本例では2つ)の位置で行うことにより、各ビームHの走査位置ごとの受光信号に基づいてカセットC内の各段における基板Wの有無と基板Wの先端の位置を検出するようにしている。
【0042】
この場合、2回のセンサ支持体51の上下移動により、等間隔で6本のビームHの走査S1〜S6を行うことができる。従って、第1実施形態及び第2実施形態と同じ原理で、全段の基板Wの有無及び基板Wの先端位置を割り出すことができる。このように、6本の走査S1〜S6を行う場合にも、3個の光センサ52を位置検出許容誤差の2倍である一定の間隔Aで配することにより、実際にセンサ支持体51を移動する回数を第1実施例の方式と比較して3分の1に減らすことができるので、検出時間の短縮が可能となる。なお、光センサ52を設ける個数は2組以上であればよく、また、走査する回数も2回に限定されることなく、それ以上に設定してよい。但し、光センサ52の間隔をAとし、同時照射するビームHの本数をN本とした場合、左右のアーム51A、51Bをカセット前後方向にずらす間隔Bを、B=A×Nに設定するのが、データ処理する上での効率も良くなるので好ましい。
【0043】
例えば、上記のように合計6本の走査を行う場合、間隔Aで配置した2組の光センサ52でそれを行うには、アーム51A、51Bを間隔B(A×2)ずつ2回ずらして全3回の走査を行う必要がある。このように奇数回の走査とする場合は、センサ支持体51を初期ポジションに戻すために更に1回余分の上下動作を行わなけらればならない場合もあるので、検出時間の短縮を重点に置く場合は、前記のように往復1回の操作で済むようにするのが好ましい。なお、この場合も複数の光センサ52を設ける間隔Aは位置検出許容誤差の2倍以内の値であれば、位置検出許容誤差を超える基板の位置ずれを確実に検出できる。但し、Aを位置検出許容誤差の2倍の値に設定することで最も効率の良い検出が可能となる。
【0044】
図6は3個の光センサ52(受光器52B)を取り付けたアーム51Bの構成例を示している。複数個の光センサ52を小さな間隔Aで取り付ける場合、スペース上の問題で取り付けが困難となるので、光センサ52をずらしながら取り付けることで、小さな間隔Aを保っている。また、図7に示す例では、光センサ52(受光器52B)を千鳥配置とすることにより、間隔Aを小さく保っている。この場合、高さ方向にセンサ52の位置がずれるが、制御演算装置側で位置の変換を行う。また、光センサ52の取り付け間隔を広くするために、次の第4実施形態のような方法を採ることもできる。
【0045】
<第4実施形態>
前記第3実施形態では、光センサ52の間隔Aを位置検出許容誤差の2倍の値に設定した場合を説明したが、この第4実施形態で使用する基板検出装置50Dでは、光センサ52の取付間隔Aを位置検出許容誤差の2n倍(nは2以上の整数。図示例では4倍)とし、アーム51A、51Bを前後方向にずらす間隔Bを、位置検出許容誤差の2倍の値に設定している。この実施形態の基板検出方法では、各光センサ52においてビームHを同時照射しながら上下方向に3本のビームHを走査させるビーム走査工程を、左右のアーム51A、51BをカセットCの前後方向に距離B(B=A/2)ずつずらした複数(本例では2つ)の位置で行うことにより、各ビームHの走査位置ごとの受光信号に基づいてカセットC内の各段における基板Wの有無と基板Wの先端の位置を検出するようにしている。
【0046】
この場合、2回のセンサ支持体51の上下移動により、等間隔で6本のビームHの走査S1〜S6を行うことができる。従って、第1実施形態〜第3実施形態と同じ原理で、全段の基板Wの有無及び基板Wの先端位置を割り出すことができる。このように、6本の走査S1〜S6を行う場合にも、3個の光センサ52を位置検出許容誤差の4倍の間隔Aで配することにより、実際にセンサ支持体51を移動する回数を第1実施例の方式と比較して3分の1に減らすことができるので、検出時間の短縮が可能となる。この場合も、光センサ52を設ける個数は2組以上であればよく、また走査する回数も2回に限定されることなく、それ以上に設定してよい。但し、光センサ52の間隔をAとし、左右のアーム51A、51Bのずらし間隔をBとした場合、BはAの2以上の整数分の1の値で且つ位置検出許容誤差の2倍以内の値に設定するのがよい。
【0047】
例えば、上記のように合計で6本の走査S1〜S6を行う場合、2組の光センサ52でそれを行うには、アーム51A、51Bを間隔Bずつ2回ずらして3回の走査を行う必要がある。従って、Bを位置検出許容誤差と等しい値に設定する場合には、「A=B×3」とする必要がある。なお、第2〜第4実施形態のように複数の光センサ52を同時に使用する場合は、センサ間の光の干渉防止のために次のようにすることが望ましい。(a)隣接するセンサが同時に光を発しないように僅かにタイミングをずらして発光させる。即ち、基板の厚さ分をスキャンする間に全センサが光を発する程度の僅かなタイミングのずれを持たせながら発光させる。例えば、タイミングをずらす時間は1/1000秒程度とする。この値は、機械的な1枚の基板のビーム通過時間に比べてかなり速い時間である。(b)各光センサの発光波長を変え、受光側に波長選択フィルタを入れておき、各発光器からの光を区別しながら受光する。
【0048】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更等が可能である。例えば、前記の基板は半導体ウェハ以外にLCD基板やガラス基板等であってもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
【0050】
(1)請求項1の発明によれば、上下方向に多段に各々略水平姿勢で基板を収容したカセットの内部に、その前面の基板出入口からセンサ支持体に設けた左右のアームを挿入して、前記左右のアームの一方に設けた発光器から他方に設けた受光器に向けて水平にビームを照射しながら、前記センサ支持体を上下方向に移動させることにより、前記ビームを上下方向に走査させ、その際の前記受光器によるビームの受光信号に基づいてカセット内の各段における基板の有無を検出する基板検出方法において、左右のアームをカセットの前後方向に一定間隔ずつ移動し、前記一定間隔をおいた前後方向の複数の位置で上下方向のビームの走査を行うことにより、そのビームの走査位置ごとの受光信号に基づいてカセット内の各段における基板の有無と基板の先端の位置を検出するので、その検出結果を搬送ロボットのピック(基板保持部)の位置決め制御に反映させることで、常に基板中心を目標にしてピックの挿入が可能となり、位置ずれを小さくしながら基板をピックで受け取ることができる。
【0051】
(2)請求項2の発明によれば、水平方向に互いに離間した左右一対のアームを有するセンサ支持体と、前記左右のアームのうちの一方の先端に設けられた発光器及び他方の先端に設けられた受光器の組み合わせにより構成され、発光器から受光器に向けて水平に照射されたビームの受光信号によりビームの進路途中の遮光物の有無を検出する光センサと、多数の基板を各々水平姿勢で上下方向に多段に整列させた状態で収納保持するカセットの内部に、カセットの前面の基板出入口から前記センサ支持体の左右アームの先端を挿入させることで、前記発光器と受光器を前記水平姿勢で保持された基板の先端の左右両側に位置決めし、且つ、センサ支持体の前後方向位置を調節することで、発光器から受光器に向けて照射されるビームのカセット前後方向における位置を制御可能な前後駆動系と、カセットの内部に前記左右のアームを挿入した状態で前記センサ支持体を上下方向に移動させることにより、発光器から受光器に向けて照射されるビームを上下方向に走査させる上下駆動系と、前記前後駆動系及び上下駆動系を制御してビームの位置を一定間隔で前後方向にずらしながら各位置で上下方向の走査を行うことにより、ビームの上下方向の各位置と前後方向の各位置における受光信号を取得し、その取得したデータによりカセット内の各段における基板の有無と基板の先端の位置を割り出す制御演算装置と、を備えているので、検出結果を搬送ロボットのピック(基板保持部)の位置決め制御に反映させることで、常に基板中心を目標にしてピックの挿入が可能となり、位置ずれを小さくしながら基板をピックで受け取ることができる。
【0052】
(3)請求項3の発明によれば、前記左右のアームの前後方向の移動間隔を位置検出許容誤差の2倍以内に設定するので、正確に且つ効率良く基板の位置を検出することができる。
【0053】
(4)請求項4の発明によれば、上下方向に多段に各々略水平姿勢で基板を収容したカセットの内部に、その前面の基板出入口からセンサ支持体に設けた左右のアームを挿入して、左右のアームを基板の左右両側におけるカセット前後方向の基準位置に位置決めし、その状態で前記左右のアームの一方に設けた発光器から他方に設けた受光器に向けて水平にビームを照射しながら、前記センサ支持体を上下方向に移動させることにより、前記ビームを上下方向に走査させ、その際の前記受光器によるビームの受光信号に基づいてカセット内の各段における基板の有無を検出する基板検出装置において、前記発光器と受光器の組で構成される光センサを、前記左右のアームの前後方向に複数組配設することで、複数本の前記ビームを一定間隔で同時に照射可能とし、各光センサにおいてビームを同時照射しながら上下方向にビームを走査させるビーム走査を、前記左右のアームをカセットの前後方向に所定の間隔でずらした複数の位置で行うことにより、各ビームの走査位置ごとの受光信号に基づいてカセット内の各段における基板の有無と基板の先端の位置を検出するように構成したので、その検出結果を搬送ロボットのピック(基板保持部)の位置決め制御に反映させることで、常に基板中心を目標にしてピックの挿入が可能となり、位置ずれを小さくしながら基板をピックで受け取ることができる。また、少ない回数のセンサ支持体の上下移動により多くのポイントで走査できるので、光センサの個数をあまり増やすことなく、検出時間の短縮を図ることができる。
【0054】
(5)請求項5の発明によれば、前記同時照射するビームのカセット前後方向における間隔を位置検出許容誤差の2倍以内に設定し、その間隔をAとし、前記同時照射するビームの本数をNとした場合、前記左右のアームをカセット前後方向にずらす間隔Bを、B=A×Nに設定するので、光センサを間隔を詰めて配置することができる。
【0055】
(6)請求項6の発明によれば、前記同時照射するビームのカセット前後方向における間隔をAとした場合、前記左右のアームをカセットの前後方向にずらす間隔Bを、前記Aの2以上の整数分の1の値で且つ位置検出許容誤差の2倍以内の値に設定するので、光センサを間隔を開けて配置することができる。
【0057】
(7)請求項7の発明によれば、請求項2に係る基板検出装置と、カセット内の基板を取り出して他の場所へ搬送する搬送ロボットとを有し、前記制御演算装置が、前記基板検出装置の検出結果に基づいてカセット内の基板を受け取りに行く位置を補正する手段を有しているので、基板検出装置の検出結果に応じて搬送ロボットを制御することにより、常に適正な位置で基板をピックアップすることができる。従って、基板の位置合わせ装置(オリエンタ)の省略を図ることも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の基板検出方法及び装置の概略説明図で、(a)は斜視図、(b)は側面図でる。
【図2】本発明の第1実施形態の基板検出装置を搭載した搬送ロボットの概略構成を示す平面図である。
【図3】本発明の第1実施形態の基板検出装置を搭載した搬送ロボットの概略構成を示す側面図である。
【図4】本発明の第2実施形態の基板検出方法の概略説明図で、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
【図5】本発明の第3実施形態の基板検出方法の概略説明図で、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
【図6】本発明の第3実施形態の方法を実施する場合の光センサの取付例を示す平面図である。
【図7】本発明の第3実施形態の方法を実施する場合の光センサの取付けの他の例を示す側面図である。
【図8】本発明の第4実施形態の基板検出方法の概略説明図で、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
【図9】従来の基板検出装置の概略構成を示す平面図である。
【図10】図9の基板検出装置の側面図である。
【図11】従来の基板位置合わせ機能を備えたピック(搬送ロボットの基板保持部)の構成図で、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は不正な状態で基板が載った場合を示す側面図である。
【符号の説明】
50,50B,50C,50D 基板検出装置
51 センサ支持体
51A,51B 左右のアーム
52 光センサ
52A 発光器
52B 受光器
56 前後駆動系
57 上下駆動系
60 搬送ロボット
70 制御演算装置
H ビーム
C カセット
Ca 前面出入口
W 基板
Claims (7)
- 上下方向に多段に各々略水平姿勢で基板を収容したカセットの内部に、その前面の基板出入口からセンサ支持体に設けた左右のアームを挿入して、前記左右のアームの一方に設けた発光器から他方に設けた受光器に向けて水平にビームを照射しながら、前記センサ支持体を上下方向に移動させることにより、前記ビームを上下方向に走査させ、その際の前記受光器によるビームの受光信号に基づいてカセット内の各段における基板の有無を検出する基板検出方法において、前記左右のアームをカセットの前後方向に一定間隔ずつ移動し、前記一定間隔をおいた前後方向の複数の位置で上下方向のビームの走査を行うことにより、そのビームの走査位置ごとの受光信号に基づいてカセット内の各段における基板の有無と基板の先端の位置を検出することを特徴とする基板検出方法。
- 水平方向に互いに離間した左右一対のアームを有するセンサ支持体と、前記左右のアームのうちの一方の先端に設けられた発光器及び他方の先端に設けられた受光器の組み合わせにより構成され、発光器から受光器に向けて水平に照射されたビームの受光信号によりビームの進路途中の遮光物の有無を検出する光センサと、多数の基板を各々水平姿勢で上下方向に多段に整列させた状態で収納保持するカセットの内部に、カセットの前面の基板出入口から前記センサ支持体の左右アームの先端を挿入させることで、前記発光器と受光器を前記水平姿勢で保持された基板の先端の左右両側に位置決めし、且つ、センサ支持体の前後方向位置を調節することで、発光器から受光器に向けて照射されるビームのカセット前後方向における位置を制御可能な前後駆動系と、カセットの内部に前記左右のアームを挿入した状態で前記センサ支持体を上下方向に移動させることにより、発光器から受光器に向けて照射されるビームを上下方向に走査させる上下駆動系と、前記前後駆動系及び上下駆動系を制御してビームの位置を一定間隔で前後方向にずらしながら各位置で上下方向の走査を行うことにより、ビームの上下方向の各位置と前後方向の各位置における受光信号を取得し、その取得したデータによりカセット内の各段における基板の有無と基板の先端の位置を割り出す制御演算装置とを備えていることを特徴とする基板検出装置。
- 前記左右のアームの前後方向の移動間隔が位置検出許容誤差の2倍以内に設定されていることを特徴とする請求項2記載の基板検出装置。
- 前記発光器と受光器の組で構成される光センサを、前記左右のアームの前後方向に複数組配設することで、複数本の前記ビームを一定間隔で同時に照射可能とし、各光センサにおいてビームを同時照射しながら上下方向にビームを走査させるビーム走査を、前記左右のアームをカセットの前後方向に所定の間隔でずらした複数の位置で行うことにより、各ビームの走査位置ごとの受光信号に基づいてカセット内の各段における基板の有無と基板の先端の位置を検出するように構成したことを特徴とする請求項2記載の基板検出装置。
- 前記同時照射するビームのカセット前後方向における間隔を位置検出許容誤差の2倍以内に設定し、その間隔をAとし、前記同時照射するビームの本数をNとした場合、前記左右のアームをカセット前後方向にずらす間隔Bが、B=A×Nに設定されていることを特徴とする請求項4記載の基板検出装置。
- 前記同時照射するビームのカセット前後方向における間隔をAとした場合、前記左右のアームをカセットの前後方向にずらす間隔Bが、前記Aの2以上の整数分の1の値で且つ位置検出許容誤差の2倍以内の値に設定されていることを特徴とする請求項4記載の基板検出装置。
- 請求項2に係る基板検出装置と、カセット内の基板を取り出して他の場所へ搬送する搬送ロボットとを有し、前記制御演算装置が、前記基板検出装置の検出結果に基づいてカセ ット内の基板を受け取りに行く位置を補正する手段を有していることを特徴とする基板処理装置。
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