JPH10284572A - ウエーハ搬送システム - Google Patents

ウエーハ搬送システム

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Publication number
JPH10284572A
JPH10284572A JP9676097A JP9676097A JPH10284572A JP H10284572 A JPH10284572 A JP H10284572A JP 9676097 A JP9676097 A JP 9676097A JP 9676097 A JP9676097 A JP 9676097A JP H10284572 A JPH10284572 A JP H10284572A
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JP
Japan
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wafer
fork
transfer
sensor
carrier
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Pending
Application number
JP9676097A
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English (en)
Inventor
Kazufumi Igari
和史 猪狩
Satoshi Makihara
智 牧原
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TOKYO AIRCRAFT INSTR CO
Tokyo Koku Keiki KK
Original Assignee
TOKYO AIRCRAFT INSTR CO
Tokyo Koku Keiki KK
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Publication date
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェーハをキャリアステーションからトラン
スファアームロボットに搭載して搬送する過程で、適正
な姿勢でトランスファアームに搭載するための各動作を
確認することによりウェーハを確実、かつ安全に搬送す
るとともに吸着によるウエーハの汚れなども解決する。 【解決手段】 C/S側では、高さ位置検出センサS5
によりキャリアカセットの搬送すべきウェーハが所定高
さ位置に設定される。また、間隙確認センサS6によ
り、ウェーハ間にT/A搬送フォーク6を挿入すべき間
隙が確保されているか否かを確認する。T/A側では、
旋回位置確認センサS1により搬送フォーク6がC/S
側に向いているかを確認し、ウエーハ位置検出センサS
2,S3の信号により搬送すべきウェーハに対し搬送フ
ォーク6が適正な位置になるように補正する。さらにウ
ェーハ姿勢検出センサS4により搬送フォーク6に搭載
されたウェーハが正常な姿勢で搭載されているかを検出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超LSIなどの製
造工程に使用される装置において、ウエーハを搬送する
ためのウエーハ搬送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のウエーハ搬送システムは、ウエー
ハを吸着して保持する機構であり、吸着部の吸着痕や空
気を吸排気するために汚れが付着し易く、また、ウエー
ハを安全に取り合いするための位置検出センサが少な
く、ウエーハの破損等の事故が発生することがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ウエ
ーハを非吸着方式で搬送するウエーハ搬送システムであ
って、ウエーハをキャリアステーションからスカラ形ト
ランスファアームロボットに搭載して搬送するシステム
において、ウエーハ面にキズ,汚れが付かないウエーハ
保持機構を設け、ウエーハの正確な位置を検出し安全な
取り合いを実施することによりウェーハを確実、かつ安
全に搬送できるようにしたウエーハ搬送システムを提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明によるウエーハ搬送システムは、多段搭載構造
のキャリアカセットに多数のウエーハを搭載して上下さ
せ、搬送すべきウエーハを所定の出し入れ高さにもたら
すキャリアステーションと、前記キャリアステーション
の搬送すべきウエーハとその下側のウエーハの間に形成
される間隙に搬送フォークを挿入し該搬送フォークに前
記搬送すべきウエーハを搭載して前記キャリアカセット
から前記搬送フォークを引出し、必要に応じて旋回する
とともに前記搬送フォークを支持する腕部を移動させる
ことにより他のキャリアステーションなどに搬送するス
カラ形トランスファアームロボットとから構成され、前
記キャリアステーションには、前記搬送すべきウエーハ
の高さ方向の位置を検出する高さ位置検出センサと、前
記搬送すべきウエーハとその下側のウエーハに形成され
る間隙が前記搬送フォークを挿入可能な高さになってい
るか否かを検出する間隙確認センサとを設け、前記スカ
ラ形トランスファアームロボットには、前記搬送フォー
クの旋回位置が前記キャリアステーションの挿入すべき
位置にあるか否かを検出する旋回位置確認センサと、前
記搬送フォークが搬送すべきウエーハの下側の間隙に挿
入され、そのウエーハ取り合い位置が適切であるか否か
を検出するウエーハ位置検出センサと、前記ウエーハ位
置検出センサの信号により適切な位置に搬送フォークが
位置付けられ、搬送すべきウエーハを取り合いし、搭載
されたウエーハの姿勢が水平であるか否かを検出するウ
エーハ姿勢検出センサとを設けて構成してある。前記搬
送フォークには複数のガイドピンを有し、ウエーハが前
記ガイドピンのテーパ部によってアライメントされ、位
置が固定されることにより搬送中の落下を防止し、前記
ガイドピンのスカート部によりウエーハは前記搬送フォ
ークに非接触の状態で搬送されるようにしてある。前記
旋回位置確認センサは、反射形センサであり、前記キャ
リアステーション側に取り付けた反射板に光を当て、そ
の反射光を感知することによって旋回位置が正常か否か
を確認するように構成することができる。前記高さ位置
検出センサおよび前記間隙確認センサは、ウエーハのエ
ッジ外側にそれぞれ相互に対面するように光を発する発
光部と受光する受光部とを設け、その光路を遮られるか
否かによってウエーハの高さ方向の位置および間隙を検
出するように構成することができる。前記ウエーハ位置
検出センサは、搬送フォークが所定量挿入されたとき、
搬送すべきウエーハのエッジの位置を検出することによ
り搬送フォークの最適位置に補正するように構成するこ
とができる。
【0005】上記構成によれば、ウエーハ面にキズ,汚
れが付くことはなく、キャリア内ウエーハの高さ方向の
正確な位置を検出することができ、ウエーハにキズを付
けることなく搬送フォークを挿入できるキャリア内ウエ
ーハ間の隙間を確認でき、搬送フォークがキャリア内に
接触しないためにキャリアの中心を向いていることを確
認することができ、搬送フォークをキャリアに挿入し安
全に取り合うための正確なウエーハ位置を検出すること
ができ、ウエーハが搬送フォーク上の適正な位置に搭載
されたかウエーハ面の水平度によって検出することがで
きる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳しく説明する。図1は、本発明によるウエ
ーハ搬送システムの実施の形態を示す図である。(a)
はキャリアステーションおよびトランスファアームロボ
ットよりなるウエーハ搬送システムの平面図,(b)は
多段搭載されたウエーハおよび搬送フォークに注目した
ウエーハ搬送システムの側面図である。図2は、図1の
ウエーハ搬送システムのT/A(トランスアームロボッ
トの略)搬送フォークを伸ばした状態を示す平面図,図
3は図2の側面図である。キャリアステーションはC/
S(キャリアステーションの略)基台21,C/S昇降
駆動部19およびC/Sセンサプレート1により構成さ
れる。キャリアカセット20はキャリアステーションに
装着される。C/S基台21に一体にC/S昇降駆動部
19が取り付けられ、C/S昇降駆動部19は内蔵する
昇降用モータ42(図5参照)によってキャリア支持ア
ーム19aとC/Sキャリアプレート2を上下に移動さ
せる。
【0007】多数のウエーハを多段搭載したキャリアカ
セット20がC/Sキャリアプレート2に搭載されてい
る。C/S昇降駆動部19の最上部には、その先端部に
高さ位置検出センサS5および間隙確認センサS6を取
り付けたC/Sセンサプレート1が固定されている。ま
た、旋回位置確認センサS1の反射板11が取り付けら
れている。
【0008】一方、トランスファアームロボットは、伸
縮用モータ40および旋回用モータ41(図5参照)を
内蔵するT/A基台5,T/A第1アーム3,T/A第
2アーム4およびT/A搬送フォーク6より構成されて
いる。T/A搬送フォーク6の端部は回転軸16により
T/A第1アーム3の一端に回転可能に取り付けられ,
さらにT/A第1アーム3の他端は回転軸17によりT
/A第2アーム4の一端に回転可能に取り付けられてい
る。T/A第2アーム4の他端はT/A基台5内の旋回
用モータ41の駆動軸に係合している回転支持部18a
に回転可能に取り付けられている。また、伸縮用モータ
40はその駆動軸が回転軸18に係合し、かつ回転支持
部18aに固定されている。旋回時は回転支持部18
a,回転軸18,伸縮モータ40がともに回転する。上
記T/A第1アーム3,T/A第2アーム4,回転軸1
8,回転支持部18aおよび伸縮モータ40により伸縮
機構が構成される。
【0009】伸縮用モータ40の回転により回転軸18
が回転し、ベルトにより回転軸17および16に伝達さ
れる。これにより図1(a)の縮んだ状態の搬送フォー
クが図2に示すように伸長し、キャリアカセット20の
ウエーハの間に挿入された状態となる。旋回用モータ4
1を駆動させることによりトランスファアームの伸縮機
構の向きを変えることができる。T/A搬送フォーク6
にはガイドピン7,8,9および10が設けられてお
り、このガイドピンの内側にウエーハが搭載される。ウ
エーハはその外縁部がガイドピン7,8,9および10
のテーパ部7b,8b,9bおよび10bによりアライ
メントされ、ガイドピンのスカート部7c,8c,9c
および10cに点接触で搭載されT/A搬送フォーク6
に接触しないように支持される。T/A搬送フォーク6
の側部には、搬送すべきウエーハに対し搬送フォーク6
の挿入位置を検出するウエーハ位置検出センサS2およ
びS3が設置されている。
【0010】図4(a)は、旋回位置確認センサS1,
図4(b)はウエーハ位置検出センサS2,S3,図4
(c)はウエーハ姿勢検出センサS4,図4(d)は高
さ位置検出センサS5,図4(e)は間隙確認センサS
6の機能を説明するための図である。(a)において、
T/A搬送フォーク6に取り付けられている旋回位置確
認センサS1は発光部より光ビームを発光する。C/S
センサプレート1に取り付けられている反射板11によ
って光が反射され受光部で受光することによって、T/
A搬送フォーク6がキャリアカセットのウエーハを搭載
するための正規の方向(図1(a)に示す方向)を向い
ていることを判断することができる。光ビームが戻って
こない場合には、正規の方向より外れているものとし
て、エラーを出力し伸縮動作しないように規制する。
【0011】(b)(i) において、T/A搬送フォーク
6は搬送すべきウエーハ28の下側の間隙に挿入され規
定量伸びて、ウエーハ28がT/A搬送フォーク6に正
常に搭載される位置より少し行き過ぎた位置まで挿入さ
れた状態を示している。当初はこの行き過ぎた位置にな
るように規定量伸びる。テーパ部7b,8b,9bおよ
び10bを有する突出部7a,8a,9aおよび10a
とスカート部7c,8c,9cおよび10cからなるガ
イドピン7,8,9および10(T/A搬送フォーク6
上のガイドピン8と10のみが見えている)は搬送フォ
ーク6の前端と後端付近に取り付けられている。
【0012】T/A搬送フォーク6が矢印6aの方向に
挿入されていき、規定量伸びる途中経路で正常に搭載さ
れる位置を越えると、ウエーハ位置検出センサS2,S
3が動作し、ウエーハ28と搬送フォーク6が適切な取
り合いができる位置に伸縮軸, 旋回軸を動作させ補正す
る。ウエーハ位置検出センサS2,S3は搬送フォーク
6の後端左右の側部にそれぞれ取り付けられ、それぞれ
発光部と受光部から構成されている。T/A搬送フォー
ク6が正常に搭載される位置を越えた時点で、ウエーハ
28の後端部により発光部の光が遮られ、動作を開始す
る。(b)(ii)は、(i) の状態のウエーハ28とT/A
搬送フォーク6を平面から見た図であり、ウエーハ中心
と搬送フォーク中心がずれている状態を示している。縮
動作により(iii) に示すように前後位置を補正し、さら
に旋回動作により(iv)に示すように上下位置を補正し
て、ウエーハ中心と搬送フォーク中心を一致させる。
【0013】図2で示す二点鎖線で示すウエーハ28
は、T/A搬送フォーク6に対しその中心位置が一致
し、適切な位置になっていることを示している。この状
態では、ウエーハ28のエッジはガイドピン7,8,9
および10のスカート部7c,8c,9cおよび10c
に載り、突出部7a,8a,9aおよび10aでエッジ
が規制され、ずれて落ちることはない。正常に搭載され
たことになる。(c)(i) は、ウエーハ28が正常に搭
載され、ウエーハ姿勢検出センサS4の発光部からの光
ビームはS4用反射板22で反射して戻っている状態を
示している。(c)(ii)はT/A搬送フォーク6に搭載
したが、ウエーハ29のエッジの一部がガイドピン7,
8に乗り上げ,エッジの他の部分がガイドピン9,10
のスカート部9c,10cから外れている状態を示して
いる。このようにS4用反射板22より光が戻ってこな
い場合には、ウエーハ29は正常に搭載されておらず、
光ビームが遮られていることを検知でき、これによりエ
ラーを出力してT/Aが縮動作をしないように規制す
る。
【0014】(d)はC/Sキャリアカセット動作中の
高さ位置検出センサS5とキャリア内のウエーハの位置
関係を示している。下降中に各ウエーハが高さ位置検出
センサS5の光軸を遮っている状態である。C/S昇降
駆動部19の昇降動作によって高さ位置検出センサS5
は、各スロットでのウエーハ検出と、ウエーハが光軸を
遮ったタイミングを検出する。これにより、ウエーハが
ない場合にはエラーが出力され、また、ウエーハがある
場合には高さ位置検出センサS5が検出したタイミング
よりキャリアプレートをT/A搬送フォーク6に対し、
最適な取り合い位置になるように移動する。(e)はウ
エーハ31とその下側のウエーハ32にT/A搬送フォ
ーク6を挿入するための間隙があるか、すなわち障害物
がないかを検知している状態を示すものである。一定の
高さ領域33をカバーするように高さ方向に幅のある光
ビームを発射し、そのビームを受光部で検知するように
構成されている。光ビームの一部でも遮られると、受光
部からは所定出力を得ることができない。
【0015】図5は、本発明によるウエーハ搬送システ
ムの制御回路の実施の形態を示すブロック図,図6Aお
よび図6Bは、図5の動作を説明するためのフローチャ
ートである。トランスファアームロボットを制御するト
ランスファアーム制御部35に旋回位置確認センサS
1,ウエーハ位置検出センサS2,S3およびウエーハ
姿勢検出センサS4が接続されている。トランスファア
ーム制御部35の制御の下に伸縮駆動用ドライバ37,
旋回駆動用ドライバ38を介して伸縮用モータ40,旋
回用モータ41が駆動される。キャリアステーションを
制御するキャリアステーション制御部36に高さ位置検
出センサS5および間隙確認センサS6が接続され、キ
ャリアステーション制御部36の制御の下に昇降駆動用
ドライバ39を介して昇降用モータ42が駆動される。
【0016】キャリアステーション制御部36は、キャ
リアカセット20を搭載した直後にキャリアカセット2
0内の全ウエーハに対しウエーハの有無と各ウエーハの
高さ位置を検出する動作を開始する。キャリアプレート
2がフルストローク下がり、この間に高さ位置検出セン
サS5が各スロットでのウエーハ検出と実際に光軸を遮
ったタイミングを検出する。そして再び上昇させ初期位
置に待機させる(ステップ(以下「S」という)60
1)。つぎに、上記サーチ動作におけるウエーハ有無検
出でウエーハを検出しなかった場合にはエラーを出力す
る。ウエーハを検出した場合には高さ位置検出センサS
5で検出したタイミングから指定されたキャリアカセッ
トのスロットまでの移動量を算出する。そして、昇降駆
動用ドライバ39によって昇降用モータ42を駆動さ
せ、キャリアプレート2をT/A搬送フォーク6に対し
最適な取り合い位置になるように移動させる(S60
2)。つぎに間隙確認センサS6により搬送すべきウエ
ーハとその下側のウエーハの間に所定の高さ領域が確保
されているか、すなわちT/A搬送フォーク6の進入範
囲にウエーハ等の障害物が存在しないことを確認する。
存在した場合にはエラー信号を出力し(S607)、メ
ンテナンスに移行することとなる。
【0017】ウエーハ等の障害物が存在しない場合に
は、その情報がトランスファアーム制御部35に伝達さ
れ、トランスファアーム制御部35は、旋回駆動用ドラ
イバ38によって旋回用モータ41を駆動し、トランス
ファアームの伸縮駆動機構を旋回させる(S604)。
そして旋回位置確認センサS1によりトランスファアー
ムの伸縮駆動機構が所定の方向すなわちキャリアステー
ション位置に旋回したか否かを確認する(S605)。
所定の方向に旋回できなかった場合にはエラー信号を出
力する(S607)。キャリアステーション位置に対し
正常な方向になった場合には、伸縮駆動用ドライバ37
によって伸縮用モータ40を回転させT/A搬送フォー
ク6を伸ばす動作を開始する(S606)。
【0018】トランスファアーム制御部35は、T/A
搬送フォーク6を規定量伸びるように制御する。T/A
搬送フォーク6は、搬送すべきウエーハの下側の間隙に
挿入され規定量伸び、ウエーハがT/A搬送フォーク6
に正常に搭載される位置より少し行き過ぎた位置まで挿
入される。ウエーハ位置検出センサS2,S3の光軸は
T/A搬送フォーク6が規定量伸びたときに、ウエーハ
の後端によって遮られ、オンすることになっている。ト
ランスファアーム制御部35はウエーハ位置検出センサ
S2,S3がオンした否かを判断し(S608)、両セ
ンサS2,S3の少なくとも1つがオフ状態の場合には
補正範囲にウエーハは存在しないとしてエラー信号を出
力する(S609)。伸び動作中に両センサS2,S3
がオンした場合にはトランスファアーム制御部35はそ
れぞれオンしたタイミングを記憶する。そしてそのタイ
ミング信号から補正量を演算し、まず伸縮軸を動作させ
左右方向を補正し、つぎに旋回軸を動作させ旋回方向を
補正する(S610)。
【0019】なお、ウエーハ位置検出センサS2,S3
は、搬送フォーク6上のウエーハの有無を検出する機能
も有する。上記動作によりT/A搬送フォーク6とウエ
ーハの中心位置は一致し、搭載すべき位置は適切な位置
関係になり、つぎにキャリアステーション制御部36は
昇降駆動用ドライバ39によって昇降用モータ42を僅
かに駆動し、キャリアカセット20を微少ストロークダ
ウンさせる(S611)。
【0020】トランスファアーム制御部35は、この情
報が伝達されると、ウエーハ姿勢検出センサS4によっ
てT/A搬送フォーク6のガイドピンの支持部7b,8
b,9bおよび10bに正常に接地したか否かを確認す
る(S612)。正常に接地しない場合にはキャリアカ
セット20を微少ストロークアップさせ、T/A搬送フ
ォーク6を縮ませエラー信号を出力する(S615,S
616,S617)。正常に接地した場合は、T/A搬
送フォーク6を縮ませ、搬送目的位置までウエーハを搬
送する(S613,S614)。以上の動作過程におい
て、S603とS604,S605の動作の順番を
入れ換えても良い。また、ウエーハ位置検出センサS
2,S3は透過型センサではなく、反射型に置き換える
こともできる。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
ウエーハを非吸着方式で搬送するウエーハ搬送システム
において、ウエーハをキャリアステーションからスカラ
形トランスファアームロボットに搭載して他のキャリア
ステーション等に搬送する過程で、ウエーハにキズ,汚
れ,破損を生じることなく、またキャリアの変形による
キャリア内ウエーハの位置のバラつきがあってもウエー
ハ位置を正確に検出するため、トランスファアームロボ
ットの搬送フォークに適正な姿勢で搭載するための各動
作を確認するので、ウェーハを他のキャリアステーショ
ンなどに確実、かつ安全に搬送できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるウエーハ搬送システムの実施の形
態を示す平面図である。
【図2】図1のウエーハ搬送システムのT/A搬送フォ
ークを伸ばした状態を示す平面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】本発明によるウエーハ搬送システムの搬送過程
における各センサの動作を説明するための図である。
【図5】本発明によるウエーハ搬送システムの制御回路
の実施の形態を示すブロック図である。
【図6A】図5の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図6B】図5の動作を説明するためのフローチャート
である。
【符号の説明】
S1…旋回位置確認センサ S2,S3…ウエーハ位置検出センサ S4…ウエーハ姿勢検出センサ S5…高さ位置検出センサ S6…間隙確認センサ 1…C/Sセンサプレート 2…C/Sキャリアプレート 3…T/A第1アーム 4…T/A第2アーム 5…T/A基台 6…T/A搬送フォーク 7,8,9,10…ガイドピン 11…反射板 12,13,14,15,28,29,30,31…ウ
エーハ 16,17,18…回転軸 19…C/S昇降駆動部 20…キャリアカセット 21…C/S基台 22…S4用反射板 35…トランスファアーム制御部 36…キャリアステーション制御部 37…伸縮駆動用ドライバ 38…旋回駆動用ドライバ 39…昇降駆動用ドライバ 40…伸縮用モータ 41…旋回用モータ 42…昇降用モータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多段搭載構造のキャリアカセットに多数
    のウエーハを搭載して上下させ、搬送すべきウエーハを
    所定の出し入れ高さにもたらすキャリアステーション
    と、前記キャリアステーションの搬送すべきウエーハと
    その下側のウエーハの間に形成される間隙に搬送フォー
    クを挿入し該搬送フォークに前記搬送すべきウエーハを
    搭載して前記キャリアカセットから前記搬送フォークを
    引出し、必要に応じて旋回するとともに前記搬送フォー
    クを支持する腕部を移動させることにより他のキャリア
    ステーションなどに搬送するスカラ形トランスファアー
    ムロボットとから構成され、 前記キャリアステーションには、 前記搬送すべきウエーハの高さ方向の位置を検出する高
    さ位置検出センサと、 前記搬送すべきウエーハとその下側のウエーハに形成さ
    れる間隙が前記搬送フォークを挿入可能な高さになって
    いるか否かを検出する間隙確認センサとを設け、 前記スカラ形トランスファアームロボットには、 前記搬送フォークの旋回位置が前記キャリアステーショ
    ンの挿入すべき位置にあるか否かを検出する旋回位置確
    認センサと、 前記搬送フォークが搬送すべきウエーハの下側の間隙に
    挿入され、そのウエーハ取り合い位置が適切であるか否
    かを検出するウエーハ位置検出センサと、 前記ウエーハ位置検出センサの信号により適切な位置に
    搬送フォークが位置付けられ、搬送すべきウエーハを取
    り合いし、搭載されたウエーハの姿勢が水平であるか否
    かを検出するウエーハ姿勢検出センサとを設けたことを
    特徴とするウエーハ搬送システム。
  2. 【請求項2】 前記搬送フォークには複数のガイドピン
    を有し、ウエーハが前記ガイドピンのテーパ部によって
    アライメントされ、位置が固定されることにより搬送中
    の落下を防止し、前記ガイドピンのスカート部によりウ
    エーハは前記搬送フォークに非接触の状態で搬送される
    ことを特徴とする請求項1記載のウエーハ搬送システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記旋回位置確認センサは、反射形セン
    サであり、前記キャリアステーション側に取り付けた反
    射板に光を当て、その反射光を感知することによって旋
    回位置が正常か否かを確認するように構成したことを特
    徴とする請求項1記載のウエーハ搬送システム。
  4. 【請求項4】 前記高さ位置検出センサおよび前記間隙
    確認センサは、ウエーハのエッジ外側にそれぞれ相互に
    対面するように光を発する発光部と受光する受光部とを
    設け、その光路を遮られるか否かによってウエーハの高
    さ方向の位置および間隙を検出するように構成したこと
    を特徴とする請求項1記載のウエーハ搬送システム。
  5. 【請求項5】 前記ウエーハ位置検出センサは、搬送フ
    ォークが所定量挿入されたとき、搬送すべきウエーハの
    エッジの位置を検出することにより搬送フォークの最適
    位置に補正するように構成したことを特徴とする請求項
    1記載のウエーハ搬送システム。
  6. 【請求項6】 前記ウエーハ姿勢検出センサは、反射型
    センサであり、搬送フォーク先端に取り付けた反射板に
    光を当て、その光路を遮るか否かによって搬送フォーク
    へ搭載されたウエーハの姿勢が水平であるか否かを検出
    するように構成したことを特徴とする請求項1記載のウ
    エーハ搬送システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100626389B1 (ko) 2005-01-10 2006-09-20 삼성전자주식회사 웨이퍼의 파손을 방지할 수 있는 웨이퍼 감지 센서부가구비된 웨이퍼 이송 장치
CN105590888A (zh) * 2014-11-07 2016-05-18 三星电子株式会社 晶片传送机器人及其控制方法和制造半导体装置的方法
CN111968927A (zh) * 2019-05-20 2020-11-20 爱思开海力士有限公司 用于处理晶片的装置以及操作其的方法

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