JP5949741B2 - ロボットシステム及び検出方法 - Google Patents

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Description

開示の実施形態は、ロボットシステム及び検出方法に関する。
半導体ウエハや液晶といった基板の大型化や薄型化が進むことで、アライメント装置に載置した際に生じる基板の撓みが基板の径が変化するほど大きくなり、基板のエッジ検出に誤差が生じる場合がある。
そこで、レーザ平行光をラインセンサに向けて照射した場合の受光パターンからフレネル回折を解析し、ラインセンサと基板のエッジ位置との光軸間距離を求めることで基板の撓みを検出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4853968号公報
しかしながら、従来の検出方法では、フレネル回折を解析することで基板の高さを間接的に検出するため、撓みなどアライメント装置に載置された基板の載置状態を高精度に検出することが難しいという問題があった。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、基板の載置状態を高精度に検出することができるロボットシステム及び検出方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るロボットシステムは、アームと、ハンドと、検出部と、取得部とを備える。アームは、基板を載置台に搬送する。ハンドは、アームの先端部に設けられ、搬送時に基板を保持する。検出部は、ハンドに設けられ、水平面について第1の位置または第2の位置になるように位置付けられたハンドを高さ方向に移動させることによって、第1の位置及び第2の位置でそれぞれ基板を検出する。取得部は、検出部が第1の位置で検出した基板の高さと、第2の位置で検出した基板の高さに基づき、載置台での基板の載置状態に関連付ける情報を取得する。
実施形態の一態様によれば、基板の載置状態を高精度に検出することができる。
図1は、実施形態に係るロボットシステムを示す模式図である。 図2は、ロボットの構成を示す斜視図である。 図3は、ハンドの構成を示す斜視図である。 図4は、ロボットシステムの構成を示すブロック図である。 図5Aは、載置台に載置されたウエハ及びハンドの側面図である。 図5Bは、載置台に載置されたウエハ及びハンドの上面図である。 図6Aは、傾いた状態で載置台に載置されたウエハの斜視図である。 図6Bは、傾いた状態のウエハの検出結果を示す図である。 図7Aは、撓んだ状態で載置台に載置されたウエハの斜視図である。 図7Bは、撓んだ状態のウエハの検出結果を示す図である。 図8は、アライメント装置の構成を示す図である。 図9Aは、水平な状態で載置台に載置されたウエハの上面図である。 図9Bは、傾いた状態で載置台に載置されたウエハの上面図である。 図9Cは、撓んだ状態で載置台に載置されたウエハの上面図である。 図10は、検出部の他の検出例を示す図である。 図11は、ロボットシステムが実行する処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するロボットシステム及び検出方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1を用いて実施形態に係るロボットシステム1を説明する。図1は、ロボットシステム1を示す模式図である。なお、説明をわかりやすくするために、図1には、鉛直上向きを正方向とし、鉛直下向き(すなわち、「鉛直方向」)を負方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。したがって、XY平面に沿った方向は、「水平方向」を指す。かかる直交座標系は、以下の説明に用いる他の図面においても示す場合がある。
図1のロボットシステム1は、基板搬送部2と、基板供給部3と、基板処理部4と、制御部50とを備える。ロボットシステム1は、設置面100に設置される。また、基板搬送部2は、筐体10と、ロボット20と、アライメント装置26とを有する。
筐体10は、基台設置フレーム13と、フィルタユニット14と、脚具15とを有する。また、筐体10は、いわゆるEFEM(Equipment Front End Module)であり、フィルタユニット14を介してクリーンエアのダウンフローを形成する。かかるダウンフローにより、筐体10の内部は高クリーン度状態に保たれる。
基台設置フレーム13は、筐体10の底壁部である。また、脚具15は、基台設置フレーム13の下面に設置される。脚具15は、筐体10と設置面100との間に所定のクリアランスCを設けつつ、筐体10を支持する。
ロボット20は、ハンド21と、アーム部22と、基台23とを有する。基台23は、基台設置フレーム13に設置される。また、アーム部22は、基台23に対して昇降自在、かつ水平方向に旋回自在に支持される。
ハンド21は、搬送対象物である基板を保持する。本実施形態では、基板の一例としてウエハWを搬送する場合について記載するが、基板はこれに限られない。例えば、基板として液晶を搬送するようにしてもよい。なお、ロボット20の詳細については、図2を用いて後述する。
アライメント装置26は、ウエハWを載置する載置台26aを有する。載置台26aは、Z軸に平行な軸AXrまわりに回転する。アライメント装置26は、ウエハWが載置された載置台26aを回転させ、ウエハWの位置決めを行う。なお、アライメント装置26の詳細については、図8を用いて後述する。
基板供給部3は、筐体10の側面11に設けられる。また、基板供給部3は、フープ(FOUP : Front Opening Unified Pod)30と、フープオープナ(図示せず)と、かかるフープ30及びフープオープナが設置されるテーブル31とを有する。
フープ30は、複数のウエハWを高さ方向に多段に収納する。フープオープナは、フープ30の蓋体(図示せず)を開閉してウエハWを筐体10内へ取り出せるようにする。なお、フープ30及びフープオープナのセットは、テーブル31上に所定の間隔をおいて複数併設するようにしてもよい。なお、フープ30の詳細については、図10を用いて後述する。
基板処理部4は、例えば、洗浄処理や成膜処理、フォトリソグラフィ処理といった半導体製造プロセスにおける所定のプロセス処理をウエハWに対して施すプロセス処理部である。
基板処理部4は、所定のプロセス処理を行う処理装置40を有する。かかる処理装置40は、筐体10の側面12に、例えばロボット20を挟んで基板供給部3と対向するように配置される。
なお、図1では基板供給部3と処理装置40とが対向するように配置される場合について説明したが、基板供給部3と処理装置40との配置関係はこれに限定されない。例えば、基板供給部3と処理装置40とが同一の側面に配置されてもよく、あるいは、隣接する2つの側面にそれぞれ配置されてもよい。
制御部50は、筐体10の外部に設けられる。図1の例では、制御部50は、設置面100上に設置される。制御部50は、ロボット20及びアライメント装置26とケーブル(図示せず)で接続されている。
制御部50は、ケーブルで接続された各種装置の動作を制御する。制御部50は、演算処理部や記憶部等を有する。なお、制御部50の詳細については、図4を用いて後述する。
なお、図1では、筐体10の外部に制御部50を設けているが、筐体10の内部に設けてもよい。また、ロボット20、アライメント装置26のそれぞれを制御する制御部を個別に設けるようにしてもよい。
この場合、各制御部を筐体10の外部に設けてもよく、筐体10の内部に設けてもよい。あるいは、ロボット20の内部、アライメント装置26の内部にそれぞれ個別に各制御部を設けるようにしてもよい。
制御部50は、例えばロボット20の動作を制御する。具体的には、制御部50は、あらかじめ記憶している教示データに基づいてロボット20の動作を制御する。あるいは、制御部50がロボット20を制御するたびに、図示しない上位装置から教示データを取得するようにしてもよい。この場合、上位装置がロボット20(及びロボット20の各構成要素)の状態を随時監視するようにしてもよい。
ロボット20は、制御部50の指示にしたがって昇降動作や旋回動作を行い、フープ30に格納されているウエハWを取り出す。ロボット20は、フープ30から取り出したウエハWをアライメント装置26の載置台26aに載置する。
制御部50は、ウエハWの載置状態を取得する。なお、載置状態を取得する方法については、図5A及び図5Bを用いて後述する。
アライメント装置26は、制御部50の指示にしたがって載置台26aを回転させ、ウエハWの位置決めを行う。ロボット20は、位置決めされたウエハWを処理装置40へ搬入する。処理装置40は、搬入されたウエハWに所定のプロセス処理を施す。
上記したプロセス処理が完了すると、ロボット20は、処理装置40からウエハWを取り出し、フープ30へ収納する。このように、ロボットシステム1は、フープ30に収納されたウエハWに所定のプロセス処理を施し、再びフープ30へ収納する。
次に、本実施形態に係るロボット20の構成について説明する。図2は、ロボット20の構成を示す斜視図である。ロボット20は、ハンド21と、アーム部22と、基台23とを有する。
アーム部22は、昇降部22a、第1関節部22b、第1アーム22c、第2関節部22d、第2アーム22e及び第3関節部22fを有する。また、基台23は、ロボット20のベース部である。
昇降部22aは、基台23に設けられ、アーム部22を鉛直方向(Z軸方向)に沿って昇降させる(図2の両矢印a0参照)。第1関節部22bは、昇降部22aに連結される。また、第1関節部22bは、軸a1まわりに回転する(図2の軸a1まわりの両矢印参照)。第1アーム22cは、第1関節部22bに連結される。これにより、第1アーム22cは、軸a1まわりに回転する。
第2関節部22dは、第1アーム22cに連結される。また、第2関節部22dは、軸a2まわりに回転する(図2の軸a2まわりの両矢印参照)。第2アーム22eは、第2関節部22dに連結される。これにより、第2アーム22eは、軸a2まわりに回転する。
第3関節部22fは、第2アーム22eに連結される。また、第3関節部22fは、軸a3まわりに回転する(図2の軸a3まわりの両矢印参照)。
ハンド21は、ウエハW(図1参照)を保持するエンドエフェクタである。また、ハンド21は、第3関節部22fに連結される。これにより、ハンド21は、軸a3まわりに回転する。
なお、ロボット20には、モータなどの駆動源(図示せず)が搭載されている。ロボット20は、制御部50からの指示に基づいてかかる駆動源を駆動し、昇降部22aを昇降させる昇降動作や、各関節部22b、22d及び22fを回転させる旋回動作等を行う。
続いて、図3を用いて、本実施形態に係るハンド21の詳細について説明する。図3は、ハンド21の構成を示す斜視図である。ハンド21は、プレート支持部21aと、プレート21bと、係止部21cと、検出部60とを有する。なお、図3では、ハンド21に保持されるウエハWを点線で示している。
プレート支持部21aは、第3関節部22fに連結され、プレート21bを支持する。プレート21bは、先端側が二股に分かれた形状を有する。なお、図3では、二股のプレート21bを例示しているが、プレート21bの形状はこれに限られない。
係止部21cは、ハンド21がウエハWを保持するときに、かかるウエハWを係止する部材である。図3では、係止部21cは、プレート21bの二股に分かれた先端部それぞれ及び二股の基部の3カ所にそれぞれ設けられる。
これにより、ハンド21は、3点でウエハWを係止して保持する。なお、係止部21cの個数及び設置箇所は、図3の例に限定されない。例えば、係止部21cを4個以上設けてもよい。
検出部60は、投光部60a及び受光部60bを有する光学センサである。図3では、投光部60aは、プレート21bの二股に分かれた先端部の一方に設けられる。また受光部60bは、プレート21bの先端部の他方に設けられる。
投光部60a及び受光部60bは互いに対向するように設けられる。検出部60は、投光部60aが投光した光を受光部60bが受光するか否かによって、投光部60a及び受光部60bの間にウエハWが存在するか否かを検出する。図3には、投光部60aから投光される光の軌跡を検出線Lとして示している。
なお、検出部60は、後述する第1〜第3の位置M1〜M3におけるウエハWの有無を検出できるものであればよく、設置場所、センサの種類は上述したものに限定されない。
次に、図4を用いて、本実施形態に係るロボットシステム1の構成について説明する。図4は、本実施形態に係るロボットシステム1の構成を示すブロック図である。なお、図4では、ロボットシステム1の説明に必要な構成要素のみを示しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。また、図4の説明では、主として制御部50の構成について説明することとし、すでに図1で示した構成要素については説明を簡略化する場合がある。
制御部50は、検出制御部51と、ロボット制御部52と、取得部53と、記憶部54とを有する。
検出制御部51は、検出部60を制御する。具体的には、検出制御部51は、取得部53からの指示に基づき、光を投光するよう投光部60a(図3参照)を制御する。また、検出制御部51は、投光部60aが光を投光している間、受光部60b(図3参照)から検出結果を受け取る。検出制御部51は、受光部60bから受け取った検出結果を取得部53へ通知する。
ロボット制御部52は、ロボット20を制御する。具体的には、ロボット制御部52は、取得部53からの指示に基づき、ロボット20に搭載された駆動源を駆動し、ロボット20に昇降動作や旋回動作等を行わせる。
このようにロボット20を制御することで、ロボット制御部52は、ハンド21に搭載された検出部60を所定の位置に移動させる。また、ロボット制御部52は、ハンド21の位置を取得部53へ通知する。
取得部53は、検出制御部51及びロボット制御部52を介して検出部60及びロボット20を制御することで、検出部60が水平方向における複数の位置でそれぞれ検出したウエハWの高さを得る。
取得部53は、検出部60が検出したウエハWの高さの組に基づき、載置台26aでのウエハWの載置状態を取得する。ここで、載置状態とは、ウエハWがどのような状態で載置台26aに搭載されているかを意味し、例えば、ウエハWが水平な状態、撓んだ状態、傾いた状態で載置台26aに搭載されている場合を含む。
載置状態に応じてウエハWの高さは変化する。例えばウエハWが水平な状態の場合、ウエハWの高さはほぼ変化しないのに対し、撓んだ状態の場合、ウエハWの外周部になるほどウエハWの高さが低くなる。また、撓んだ状態と傾いた状態とでは高さが変化する割合が異なる。
そこで、本実施形態では、取得部53が水平方向における複数の位置でそれぞれ検出したウエハWの高さを比較することで、ウエハWの高さの変化を検出し、載置状態を取得する。
続いて、図5A及び図5Bを用いてロボットシステム1がウエハWの載置状態を取得する方法について説明する。図5Aは、載置台26aに載置されたウエハW及びハンド21の側面図であり、図5Bは、載置台26aに載置されたウエハW及びハンド21の上面図である。なお、以下では、図5A及び図5Bをまとめて図5という場合がある。
ロボットシステム1の取得部53は、第1の位置M1及び第2の位置M2におけるウエハWの有無を検出するように、検出制御部51及びロボット制御部52を制御する。
ここで、図5を用いて第1,第2の位置M1,M2について説明する。図5Aに示すように、第1の位置M1は、載置台26aの回転軸AXrから距離L1の位置であり、第2の位置M2は、回転軸AXrから距離L2(L1>L2)の位置である。
具体的には、図5Bに示すように、第1の位置M1は、回転軸AXrから検出部60の検出線Lまでの距離がL1となる位置であり、第2の位置M2は、回転軸AXrから検出線Lまでの距離がL2となる位置である。なお、図5Bでは、回転軸AXrを通りX軸に平行な軸を軸X0、Y軸に平行な軸をY0としている。
取得部53が第1の位置M1におけるウエハWの有無を検出する動作について説明する。なお、第2の位置M2におけるウエハWの検出動作は、第1の位置M1の場合と同じであるため説明を省略する。
まず、ロボット制御部52は、検出部60が第1の位置M1に位置するようロボット20を制御する。このとき、検出部60の高さが基台設置フレーム13から所定の高さとなるように、ロボット制御部52はロボット20を制御する。
次に、ロボット制御部52は、ロボット20を制御し検出部60を上昇させる(図5A矢印参照)。なお、検出部60を所定の高さから下降させるようにしてもよい。
ロボット制御部52が検出部60を上昇させると同時に、検出制御部51は、検出部60を制御しウエハWの有無を検出させる。
続いて、図6A及び図6Bを用いて、第1,第2の位置M1,M2におけるウエハWの検出結果について説明する。図6Aは、載置台26aに載置されたウエハWの斜視図であり、図6Bは、ウエハWの検出結果を示す図である。なお、以下では、図6A及び図6Bをまとめて図6という場合がある。
まず、検出部60の詳細な動作について述べておく。検出部60は、投光部60aが投光した光を受光部60bが受光すると、検出線L上にウエハWがないとしてLow信号を出力する。受光部60bが光を受光しないと、検出線L上にウエハWがあるとしてHigh信号を出力する。
このように、ウエハWの高さの検出結果を示す検出信号はHigh信号とLow信号の2値からなるデジタル信号となる。なお、以下、第1の位置M1での検出結果を第1の検出信号S1、第2の位置M2での検出結果を第2の検出信号S2と称する。
また、ハンド21に搭載された検出部60を上昇させながらウエハWの有無を検出しているため、各検出信号がHigh信号となる検出部60の高さ、すなわちハンド21の高さがウエハWの高さとなる。
本実施形態では、各検出信号がHigh信号からLow信号へと切り替わる立ち下がり時におけるハンド21の高さをウエハWの高さとする。図6Bでは、第1の位置M1におけるウエハWの高さをD1とし、第2の位置M2におけるウエハWの高さをD2とする。
図6に示すように、ウエハWが軸X0まわりに角度θ1傾いた状態で載置される場合、第1の位置M1におけるウエハWの高さD1は、第2の位置M2におけるウエハWの高さD2より低くなる(D1<D2)。
取得部53は、第1,第2の位置M1,M2におけるウエハWの高さD1,D2を比較し、異なる高さである場合にウエハWが傾いた状態で載置されているとし、それ以外の場合にウエハWが水平な状態で載置されているとする。
あるいは、取得部53が、ウエハWの傾き量α=(D1−D2)/(L1−L2)=tanθ1を算出し、かかる傾き量αを載置状態とするようにしてもよい。
以上のように、2つの位置におけるウエハWの高さD1,D2を比較することでウエハWの載置状態として水平な状態であるか傾いた状態であるかを取得することができる。
なお、図6では各検出信号の立ち下がり時におけるハンド21の高さをウエハWの高さとしたが、例えば立ち上がり時におけるハンド21の高さをウエハWの高さにしてもよい。あるいは、立ち下がり時及び立ち上がり時におけるハンド21の高さの中点をウエハWの高さとしてもよい。
続いて、図7A及び図7Bを用いてロボットシステム1がウエハWの載置状態を取得する別の方法について説明する。図7Aは、載置台26aに載置されたウエハWの斜視図であり、図7Bは、ウエハWの検出結果を示す図である。なお、以下では、図7A及び図7Bをまとめて図7という場合がある。
図5及び図6を用いて説明した方法では2つの位置におけるウエハWの高さに基づいて載置状態を取得しているのに対し、ここでは3つの位置におけるウエハWの高さに基づいて載置状態を取得する方法について説明する。
図7Bに示すように、取得部53は、第1〜第3の位置M1〜M3におけるウエハWの有無を検出する。なお、各位置M1〜M3におけるウエハWの検出方法は図5及び図6に示す場合と同じであるため説明を省略する。
なお、第3の位置M3におけるウエハWの検出結果を第3の検出信号S3と称する。また、第3の位置M3は、載置台26aの回転軸AXrから距離L3(L3<L2<L1)の位置である。
取得部53は、各検出信号S1〜S3からウエハWの高さを取得する。図7Bでは、各位置M1〜M3におけるウエハWの高さをそれぞれD1〜D3とする。また、第1,第2の位置M1,M2間のウエハWの傾き量をα12とし、第2,第3の位置M2,M3間のウエハWの傾き量をα23とする。また、第1,第3の位置M1,M3間のウエハWの傾き量をα13とする。
図7に示すように、ウエハWが撓んだ状態で載置されている場合、ウエハWの高さD1〜D3は、高さD3が最も高く、高さD1が最も低くなる(D3>D2>D1)。
第1,第2の位置M1,M2間のウエハWの傾き量α12は、α12=(D1−D2)/(L1−L2)となる。同様に、第2,第3の位置M2,M3間のウエハWの傾き量α23は、α23=(D2−D3)/(L2−L3)、第1,第3の位置M1,M3間のウエハWの傾き量α13は、α13=(D1−D3)/(L1−L3)となる。
撓んだ状態で載置されている場合、各位置M1〜M3間のウエハWの傾き量α12,α23及びα13はそれぞれ異なる(α12≠α23≠α13)。
そこで、取得部53は、各位置M1〜M3間のウエハWの傾き量α12,α23及びα13の中から少なくとも2つの傾き量を選択して比較する。ここでは、取得部53は、傾き量α12,α23を比較し、傾き量α12,α23が異なる場合に載置状態は撓んだ状態であるとする。
また、取得部53は、載置状態が撓んだ状態でないとした場合、各位置M1,M2でのウエハWの高さD1,D2を比較する。比較した結果、高さD1,D2が異なる場合に載置状態は傾いた状態であるとする。取得部53は、ウエハWが撓んだ状態でなく、かつ傾いた状態でないとした場合に載置状態は水平な状態であるとする。
なお、ここでは取得部53が各位置M1〜M3間のウエハWの傾き量α12,α23を比較するようにしているが、第1,第3の位置M1,M3間のウエハWの傾き量α13と傾き量α12を比較するようにしてもよい。また、全ての傾き量α12,α23及びα13を比較するようにしてもよい。
また、ウエハWの高さについても同様に、高さD1,D3を比較するようにしてもよく、全ての高さD1〜D3を比較するようにしてもよい。
また、第1,第2の位置M1,M2間の距離(L1−L2)と第2,第3の位置M2,M3間の距離(L2−L3)が等しい場合、傾き量α12,α23は、高さの差(D1−D2,D2−D3)に比例する。したがって、この場合、傾き量α12,α23を比較する代わりに高さの差(D1−D2,D2−D3)を比較するようにしてもよい。
あるいは、取得部53がウエハWの高さD1〜D3を通る曲線を求め、かかる曲線の曲率から載置状態が撓んだ状態か否か判定するようにしてもよい。また、取得部53がウエハWの高さD1〜D3を通る直線を求め、かかる直線の傾きから載置状態が傾いた状態か否か判定するようにしてもよい。
または、取得部53が、かかる直線の傾きを傾き量α、かかる曲線の曲率を撓み量βとして載置状態を取得するようにしてもよい。あるいは、傾き量αをウエハWの傾き角、撓み量βを撓み角としてもよい。
あるいは、例えば予め記憶部54に、各位置M1〜M3でのウエハWの高さと載置状態とを関連づけて記憶しておき、取得部53がウエハWの高さD1〜D3に基づいて記憶部54を参照することで載置状態を取得するようにしてもよい。
この場合、載置状態と関連づける情報はウエハWの高さに限られない。例えば、各検出信号S1〜S3のHigh信号の長さと関連づけて記憶部54に記憶するようにしてもよい。
以上のように、3つの位置におけるウエハWの高さD1〜D3を比較することでウエハWの載置状態として水平な状態、傾いた状態及び撓んだ状態のいずれであるか取得することができる。
なお、ウエハWが撓んでいる場合は図7Bに示すように各検出信号S1〜S3の立ち上がり時の高さはほぼ一定であるのに対し、立ち下がり時の高さが変化する。したがって、図7Bでは各検出信号S1〜S3の立ち下がり時におけるハンド21の高さをウエハWの高さとしたが、例えば立ち下がり時及び立ち上がり時におけるハンド21の高さの中点をウエハWの高さとしてもよい。
次に、図8を用いて、アライメント装置26がウエハWの載置状態に基づいてウエハWの位置決めを行う方法について説明する。図8は、アライメント装置26の構成を示す図である。なお、図8では、アライメント装置26の説明に必要な構成要素のみを示しており、すでに説明した構成要素や一般的な構成要素についての記載を省略している。
アライメント装置26は、載置台26aと、エッジ検出部26bとを有する。エッジ検出部26bは、光源26cとラインセンサ26dとを含んでいる。
光源26cとラインセンサ26dとは、ウエハWが載置台26a上に載置された状態で、ウエハWを挟んで光源26cとラインセンサ26dとが対向するように、鉛直方向に所定の間隔を隔てて配置される。
図8に示すように、光源26cは、第2検出制御部56から入力される制御信号に基づいて発光し、ウエハWの下側からラインセンサ26dに対して平行光を照射する。
ラインセンサ26dは、例えば複数の画素(図示せず)が直線状に配列された1列の画素列を有するCCDラインセンサであり、画素毎に受光した光量に応じた電荷を蓄積する。
第2検出制御部56は、位置決め制御部58からの指示に基づいて制御信号を出力することで光源26cを制御する。また、検出処理部57は、ラインセンサ26dから各画素に蓄積された電荷を検出信号として読み出すとともに、検出信号に基づいてウエハWのエッジ位置及びウエハWに形成された欠けを検出する。
判定部55は、取得部53から入力されるウエハWの載置状態及び検出処理部57から入力されるウエハWの欠けの情報に基づき、かかる欠けが予めウエハWに形成されたノッチか否かを判定する。
また、判定部55は、判定結果及び検出処理部57から入力されるウエハWのエッジ位置に基づき、ノッチの位置情報を位置決め制御部58へ出力する。
位置決め制御部58は、ノッチの位置情報に基づいて載置台26aを回転させ、ウエハWの位置決めを行う。
次に、図9A〜図9Cを用いて、アライメント装置26がウエハWの載置状態に基づいてウエハWに形成された欠けがノッチか否かを判定する方法について説明する。図9Aは、水平な状態で載置されたウエハWの上面図であり、図9Bは、傾いた状態で載置されたウエハWの上面図である。また、図9Cは、撓んだ状態で載置されたウエハWの上面図である。
図9Aに示すように、ウエハWが水平な状態で載置台26aに載置されている場合、ウエハWはウエハ半径に等しい半径R1を有する円形状となっている。検出処理部57は、エッジ位置が大きく変化している部分をウエハWに形成された欠けとして検出する。
判定部55は、ウエハWの欠けの形状とノッチの形状とを比較し、検出した欠けがノッチであるか否かを判定する。判定部55は、ノッチであると判定された欠けの位置情報を位置決め制御部58へ出力する。
ここで、図9Bに示すように、ウエハWが傾いた状態で載置台26aに載置されている場合、ウエハWは鉛直方向からみて長径R1、短径R2(R1>R2)を有する楕円形状にみえる。
また、図9Cに示すように、ウエハWが撓んだ状態で載置台26aに載置されている場合、ウエハWは鉛直方向からみてウエハ半径より小さい半径R2(R1>R2)を有する円形状にみえる。
このように、ウエハWの載置状態に応じて検出処理部57が検出するエッジ位置が異なる。したがって、検出した欠け及びノッチの形状を単純に比較すると、ウエハWの載置状態によっては誤ってノッチを判定してしまう恐れがある。
そこで、判定部55は、取得部53から入力された載置状態に基づいて欠け及びノッチの形状を比較することで、ノッチの誤判定を抑制する。具体的には、判定部55は、欠けの形状を載置状態に基づいて補正する。
判定部55は、補正した欠けの形状とノッチの形状とを比較することで、かかる欠けがノッチであるか否かを判定する。
また、判定部55は、エッジ位置を載置状態に応じて補正し、補正したエッジ位置を位置決め制御部58へ出力するようにしてもよい。
また、ここでは、欠けの形状を載置状態に基づいて補正しているが、ノッチの形状を補正するようにしてもよい。あるいは、検出処理部57が取得部53から載置状態を受け取り、エッジ位置を補正し、補正したエッジ位置に基づいて欠けを検出するようにしてもよい。
以上のように、ウエハWの載置状態に基づいてノッチの判定を行うことで、ノッチを精度よく検出することができる。また、載置状態に基づいてウエハWの位置決めを行うことで、ウエハWの位置決めの精度を向上させることができる。
ところで、上述してきた実施形態では、検出部60がウエハWの高さを検出する場合について説明したが、検出部60が他の検出対象を検出するようにしてもよい。以下、図10を用いて、検出部60がフープ30に収納されたウエハWの収納状態を検出する場合について説明する。図10は、検出部60の他の検出例を示す図である。
図10に示すように、基板供給部3はフープ30を有する。フープ30は、ウエハWを例えば水平方向に保持する溝部311を有する。また、フープ30は、複数のウエハWをZ軸方向に多段に収納することができる。
ロボット20(図2参照)は、ハンド21の先端を所定の位置でZ軸方向に走査させる。そして、検出部60は、検出線LがウエハWの周縁部に遮られるか否かによってウエハWの有無を検出する。すなわち、検出部60は、フープ30内に収容されたウエハWの位置や数を検出する、いわゆるマッピング操作を行うマッピングセンサとしても機能する。
このように、検出部60を用いて、ウエハWの高さ検出だけでなくマッピング操作を行うようにしてもよい。ウエハWの高さを検出する検出部60をマッピングセンサとして用いることで、ロボットシステム1が検出部60とは別にマッピングセンサを備える必要がなくなる。これにより、ロボットシステム1の設備コストを低減することができる。
次に、実施形態にかかるロボットシステム1が実行する処理手順について図11を用いて説明する。図11は、ロボットシステム1が実行する処理手順を示すフローチャートである。なお、図11には、2つの位置におけるウエハWの高さに基づいて載置状態を取得する場合を示している。
図11に示すように、検出部60が第1の位置M1に移動する(ステップS101)。次に、検出部60は第1の位置M1でウエハWを検出する(ステップS102)。具体的には、ロボット20がハンド21を上昇させている間、検出部60がウエハWの有無を検出する。
続いて、検出部60は第2の位置M2に移動し(ステップS103)、検出部60は第2の位置M2でウエハWを検出する(ステップS104)。
次に、取得部53は、ステップS102及びステップS104の検出結果に基づき、ウエハWの載置状態を取得する(ステップS105)。具体的には、取得部53は、ステップS102及びステップS104の検出結果からウエハWの高さD1,D2を取得し、かかる高さD1,D2を比較することで、載置状態が傾いた状態か水平な状態かを取得する。
なお、図11では、2つの位置におけるウエハWの高さに基づいて載置状態を取得する場合について説明した。3つの位置におけるウエハWの高さに基づいて載置状態を取得する場合は、例えば図11の処理に第3の位置でウエハWを検出するステップを追加すればよい。
上述してきたように、実施形態に係るロボットシステムは、アームと、ハンドと、検出部と、取得部とを備える。検出部が検出した複数の位置における基板の高さに基づき、取得部が基板の載置状態を取得する。
したがって、実施形態に係るロボットシステムによれば、基板の載置状態を高精度に検出することができる。
また、本実施形態では、アライメント装置26の載置台26aに載置された状態でウエハWの載置状態を取得しているが、フープ30に収納されたウエハWの高さを検出することで載置状態を取得するようにしてもよい。あるいは、アライメント装置26とは別に載置台を設け、かかる載置台に載置されたウエハWの高さを検出するようにしてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細及び代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲及びその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 ロボットシステム
2 基板搬送部
3 基板供給部
4 基板処理部
20 ロボット
21 ハンド
22 アーム部
26 アライメント装置
26a 載置台
30 フープ
50 制御部
60 検出部

Claims (6)

  1. 基板を載置台に搬送するアームと、
    前記アームの先端部に設けられ、搬送時に前記基板を保持するハンドと、
    前記ハンドに設けられ、水平面について第1の位置または第2の位置になるように位置付けられた前記ハンドを高さ方向に移動させることによって、前記第1の位置及び前記第2の位置でそれぞれ前記基板を検出する検出部と、
    前記検出部が前記第1の位置で検出した前記基板の高さと、前記第2の位置で検出した前記基板の高さに基づき、前記載置台での前記基板の載置状態に関連付ける情報を取得する取得部と
    を備えることを特徴とするロボットシステム。
  2. 前記検出部は、
    前記基板の収容容器での収容状態を検出する検出部であることを特徴とする請求項1に記載のロボットシステム。
  3. 前記載置台を回転させて前記基板の位置決めを行うアライメント装置をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のロボットシステム。
  4. 前記アライメント装置は、
    前記検出部が検出した前記基板の載置状態に基づいて前記基板のエッジ位置を補正し、前記基板の位置決めを行うことを特徴とする請求項に記載のロボットシステム。
  5. 前記アライメント装置は、
    前記基板に形成された欠けを検出する第2検出部と、
    前記検出部が検出した前記基板の載置状態に基づいて前記第2検出部が検出した欠けが予め前記基板に形成されたノッチか否か判定する判定部と
    を有することを特徴とする請求項またはに記載のロボットシステム。
  6. アームの先端部に設けられたハンドによって保持された基板を載置台に搬送する搬送工程と、
    水平面について第1の位置または第2の位置になるように位置付けられた前記ハンドを高さ方向に移動させることによって、前記ハンドに設けられた検出部が前記第1の位置及び前記第2の位置でそれぞれ前記基板を検出する検出工程と、
    前記第1の位置で検出した前記基板の高さと、前記第2の位置で検出した前記基板の高さに基づき、前記載置台での前記基板の載置状態に関連付ける情報を取得する取得工程と
    を含むことを特徴とする検出方法。
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