JP6754771B2 - エンドエフェクタ位置推定を実行するロボット適応型配置システム - Google Patents

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Description

例示的かつ非限定的な実施形態は概してロボットに関し、より詳細には、ロボット動作制御に関する。
背景技術の簡単な説明
半導体加工システムは、ロボットマニピュレータを1つ以上利用して、シリコンウェハ(基板と称する)をプロセスモジュール、計測台、ロードロックまたはその他の適切な箇所に正確に搬送する。基板は、ロボットにより把持される位置に正確に配置されない場合がある(初期位置ズレ)。さらに、ロボットエンドエフェクタは通常、ロボットエンドエフェクタ上の基板を機械的に中心に寄せる手段を有さない。そのため、ロボットが動作中に基板のエッジを検出する外部センサが利用されることも多い。当該センサは、ロボットの動作を調整して、しかる後に初期位置ズレにかかわらず、基板を正確に搬送(配置)するために制御システムによって使用されうる。
このため、制御システムは通常、センサにより基板のエッジが検出されるとロボット軸(モータ、関節)の位置を取得し、そのデータを基板の想定される半径と、センサの座標を利用して、(1)基板の偏心を求め、その情報を使用して、配置動作の仕上げに当該偏心を補正するか、(2)基板の初期位置ズレにかかわらず基板を正確に配置するように、ロボット動作の終点を直接調整する。前者の調整は、適応型配置システム(Adaptive Placement System:APS)と呼ばれるものである。
APSの精度は、ロボットマニピュレータのベルト駆動装置における構造的可撓性や位置決め誤差のような機械的欠陥により損なわれうる。当該欠陥により、ロボット軸(モータ、関節)の取得位置と、対応するロボットエンドエフェクタの対応する実際の位置との関係が歪められる場合があるのである。典型的な構造的可撓性としては、張力により伸びてしまう傾向にある、ロボットの駆動部の可撓性を有するフレームや、(捻じれおよび曲げに対する)可撓性を有する駆動軸、可撓性を有するリンク、可撓性を有する関節、弾性ベルトおよびバンド等が該当する。ベルト駆動装置における位置決め誤差は、ベルトとプーリ歯との噛合誤差に起因するヒステリシスにより生じうる。
APSの精度は、ロボット動作環境の温度変化に影響されうる。温度変化により、ロボット構成要素、ロボットが取り付けられる構造フレーム、基板の搬送先である台に熱膨張や熱収縮が生じる。温度変化は一定でなく、システムの構成要素の温度は様々となり、相対的膨張または収縮量も様々となりうる。さらに温度は経時的に変化し、システム内のそれぞれの部位で変化率が異なる場合もありうる。このような熱変形により、ロボットによるそのエンドエフェクタの位置の計算が不正確になる。このエンドエフェクタの位置の計算は、モータ位置を入力とし、ロボットの幾何学的形状についての予めプログラムされた情報を利用する。ロボットの幾何学的形状が熱の影響で歪められると、この計算は不正確になる。これはシステムに2つの影響を及ぼす。幾何学的形状の不正確であると、システムがエンドエフェクタを想定され所望される位置に配置する能力に悪影響が及ぶ。さらに、APSを利用したシステムでは、モータの位置が、APSセンサの接触により取得され、そのデータを利用してエンドエフェクタ上のウェハの位置が計算される。このAPS位置取得データは、ロボットの幾何学的形状の不正確なモデルの悪影響を受け、基板配置が一層不正確になってしまう。
摘要
以下の摘要は例示のために記載されるものであり、請求項の範囲を限定するものではない。
一態様による例示的方法は、ロボットの少なくとも1つのモータへのコマンド送信に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボットの動作中に当該ロボットの少なくとも1つの部材についての変位を推定することと、前記推定された変位に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボットのエンドエフェクタの計算されたエンドエフェクタ座標を求めることと、前記計算されたエンドエフェクタ座標に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボット上の基板を所望の位置に配置するために前記ロボットの動作を調整することと、を含む。
別の態様による例示的実施形態は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つの非一時的メモリと、を備える装置であって、前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサと共に、ロボットの少なくとも1つのモータへのコマンド送信に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボットの動作中に当該ロボットの少なくとも1つの部材についての変位を推定することと、前記推定された変位に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボットのエンドエフェクタの計算されたエンドエフェクタ座標を求めることと、前記計算されたエンドエフェクタ座標に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボット上の基板を所望の位置に配置するために前記ロボットの動作を調整することと、を前記装置に実行させるように構成される装置として提供される。
別の態様による例示的実施形態は、操作を実行するために機械によって実行可能な命令のプログラムを有形に具現化する、前記機械によって可読の非一時的プログラム記憶装置であって、前記操作は、ロボットの少なくとも1つのモータへのコマンド送信に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボットの動作中に当該ロボットの少なくとも1つの部材についての変位を推定することと、前記推定された変位に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボットのエンドエフェクタの計算されたエンドエフェクタ座標を求めることと、前記計算されたエンドエフェクタ座標に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボット上の基板を所望の位置に配置するために前記ロボットの動作を調整することと、を含むプログラム記憶装置として提供される。
上述の態様およびその他の特徴は、添付の図面を参照して以下に説明される。
例示的装置を示す図である。
例示的システムを示す図である。
例示的装置を示す図である。
例示的装置を示す図である。
例示的装置を示す図である。
例示的装置を示す図である。
例示的装置を示す図である。
例示的システムを示す図である。
例示的システムを示す図である。
例示的システムを示す図である。
例示的システムを示す図である。
例示的システムを示す図である。
例示的システムを示す図である。 例示的システムを示す図である。 例示的システムを示す図である。
例示的装置を示す図である。
例示的装置を示す図である。
例示的装置を示す図である。
例示的装置を示す図である。
例示的装置を示す図である。
例示的コントローラを示す図である。
実施例の詳細説明
図1は、基板搬送装置またはロボットシステム100を有する例示的基板処理装置の平面概略図である。本発明は、図示の実施形態を参照に説明するが、本発明は多数の別実施形態で実現できることが理解されよう。さらに、任意の好適な寸法、形状、材料または要素の種類を採用できる。
典型的な構造的可撓性としては、張力により伸びてしまう傾向にある、ロボットの駆動部の可撓性を有するフレームや、(捻じれおよび曲げに対する)可撓性を有する駆動軸、可撓性を有するリンク、可撓性を有する関節、弾性ベルトおよびバンド等が該当する。ベルト駆動装置における位置決め誤差は、ベルトとプーリ歯との噛合誤差に起因するヒステリシスにより生じうる。これらは、ロボットの動作に応じた形状記憶のような現象があることが認められた。したがって、本明細書記載の特徴は、この現象を利用してもしなくてもよい。
ロボットの動作中、構造的可撓性、ベルト駆動装置における位置決め誤差、その他機械的欠陥により、実際のエンドエフェクタ位置と、剛体運動モデルにより取得されたロボット軸(モータ、関節)位置に基づき従来の計算方法で得られたエンドエフェクタ位置との間に齟齬が生じうる。このような齟齬により、各種センサ較正や偏心修正ルーチンへの入力値に誤差が生じ、APSの性能に悪影響を及ぼす。
ロボットが反復動作を行う場合(すなわち、ロボットが同じ速度プロファイルで同じ動作軌跡をなぞる場合)、構造的可撓性やその他機械的欠陥の影響は些細なもので、限定的で、較正処理により低減されうる。較正処理の最大の目的は、センサ位置を求め、そのレイテンシやヒステリシス特性を推定することである。しかし、ロボットは反復動作を行わない場合もある(ロボットが略一定の動作軌跡を辿るが、例えば加速度や速度設定が異なるため、動作プロファイルが変動する場合も含む)。あるいは、構造的可撓性やその他機械的欠陥の影響が大きい場合もある(例えばロボットアームのサイズ増または基板のサイズおよび重量増による)。この場合、APSの所望の精度を担保するため、構造的可撓性の影響を、適切に処理する必要がある。
本開示には以下の2つの主要特徴が記載される。(1)可撓性に基づくダイナミクス、ベルト駆動装置における位置決め誤差、ロボットのその他機械的欠陥を考慮し、その影響を低減する位置取得機構。(2)この位置取得機構を利用した適応型配置システム。本開示はさらに、ロボットの制御ソフトウェアが、ロボットが基板を配置するために伸張する際の熱変形量を推定できるように、APSセンサと相互作用するように設計されたロボットエンドエフェクタの機械的修正についても述べる。
図1に、半導体加工システム用の二軸ロボットアーム100の一例を簡略的に図示する。さらに、図17に示すように、ロボット100のアームが、コントローラ10に接続されるか、コントローラ10を構成要素として含む。本例では、コントローラ10はプロセッサ12およびメモリ14を有する。メモリ14は、以下に詳述するようにロボット100を制御するように構成されたソフトウェア16を有する。アーム100は、第1のリンク102と、第2のリンク104と、第3のリンク106とから成る。電気モータにより第1のリンクを作動してもよい。別の電気モータにより、1:1ベルト駆動装置108を介して第2のリンクを作動してもよい。別のベルト構成110を利用して、2つの第1のリンク102、104の位置にかかわらず、第3のリンク106の径方向の向きを維持するようにしてもよい。これは、第1のリンクに内蔵されたプーリと、第3のリンクに接続されたプーリとを1:2の比率にすることにより実現されうる。第3のリンク106は、基板112を搬送するエンドエフェクタを形成してもよい。図1では、基板112がロボットエンドエフェクタの公称位置に正しく配置された状態を示している。ロボット駆動システムの一例が、2014年5月6日に発行された米国特許第8,716,909号(発明の名称「放熱固定子を有するロボット(Robot with Heat Dissipating Stator)」)に開示されており、同出願は、参照することによりその全体が本願に組み込まれる。ロボット駆動システムのさらに別の一例が、2015年10月6日に発行された米国特許第9,149,936号(発明の名称「不等リンク長を有するアームを有するロボット(Robot with Unequal Link Length Arms)」)に開示されており、同出願は、参照することによりその全体が本願に組み込まれる。
図1に示す例示的アーム100は、概して水平面上で動作するが、アーム全体を垂直方向に移動するよう、さらに別の電気機械構成を追加してもよい。
図1に示す例示的アームは、所与の水平面において、第1のリンクの角度θlnk1116と、第2のリンクの角度θlnk2118により定義される特定の配置をとっている。エンドエフェクタの中心位置(ロボットに搬送される基板の公称位置に対応するエンドエフェクタ基準点)120は、直交座標系におけるXY座標または、極座標系における動径座標Rおよび角座標Tで表されてもよい。図1に示す例示的アームが、機械的欠陥を伴わないとすると、エンドエフェクタの中心位置X、Yと、ここではそれに対して独立的ではないエンドエフェクタの向きθ122は、以下の式で計算されうる。
式中、lは第1のリンクの関節間長さを示し、lは第2のリンクの関節間長さを示し、lはエンドエフェクタの回動点とエンドエフェクタの中心との距離を示す。
1つのモータ/エンコーダ構成(モータ1)が第1のリンクに直接接続され、別のモータ/エンコーダ構成(モータ2)がアームの第2のリンクを駆動するプーリに直接取り付けられ、さらにアームが機械的欠陥を伴わないとすると、測定された軸座標(モータ座標)とエンドエフェクタ座標との運動学的関係(順運動学)を表すように、以下のとおりに式(1)を書き換えることができる。
式中、θmtr1はモータ1の角度位置を示し、θmtr2はモータ2の角度位置を示す。通常、位置θmtr1およびθmtr2はロボットアームの動作制御性を向上するよう、リアルタイムで測定される。
APS式半導体加工システムでロボットが動作する場合、基板の先端および基端側を検出できる1つ以上の外部センサを通じて、アームにより基板を動かしてもよい。同時に、制御システムは、センサが基板の端を検出する時にロボット軸(モータ)の位置を取得し、取得した位置を式(2)により、対応するエンドエフェクタの中心位置に変換してもよい。このようにして得られたデータと、基板の公称(想定)半径およびセンサの座標を利用して、(1)基板の偏心を求め、その情報を使用して、配置動作の仕上げに当該偏心を補正するか、(2)基板の初期位置ズレにかかわらず正確に基板を配置するように、ロボット動作の終点を直接調整してもよい。ロボット動作の終点調整は、ロボットの現在の軌跡を修正することによるオンザフライ式、または現在の軌跡が完了した後に追加で移動することにより行われてもよい。好適なAPSシステムおよび装置が、2015年11月24日に発行された米国特許第9,196,518号(発明の名称「適応型配置システムおよび方法(Adaptive Placement System and Method)」)に開示されており、同出願は、参照することによりその全体が本願に組み込まれる。好適なAPSシステムおよび装置の別の例が、2014年6月4日に出願された米国特許出願第13/295,419号(発明の名称「ロボット、適応型配置システムおよび方法(Robot and Adaptive Placement System and Method)」)に開示されており、同出願は、参照することによりその全体が本願に組み込まれる。
上述の処理を、図2のブロック図160で示す。図中、
は指令関節位置のベクトルを示し、
はトルクベクトルを示し、
は測定関節位置のベクトルを示し、Tはトリガイベントjを示し、tはイベントTの時刻を示し、
は時刻tにおける測定関節位置のベクトルを示し、

に基づいて計算されたエンドエフェクタ座標のベクトルを示し、DはAPSアルゴリズムが利用する定数データ(例えば基板の公称半径またはセンサの座標)を示し、
はロボット動作の終点の調整後の座標のベクトルを示し、tは時間を示す。通常、ベクトル
は、一般化された座標(距離および角度を含む)として扱われ、ベクトル
は一般化された力(力およびトルク)のベクトルと解されるべきである。図2のシステムは、制御則162と、ロボット164と、取得機構166と、順運動学168と、APSアルゴリズム170と、フィードバックループ172とを有する。
図1の例示的ロボットアーム100では、上述の位置およびトルクベクトルは以下のとおりに定義される。

または
。式中、θcmdiおよびτはそれぞれ、モータiの指令位置およびモータiのトルクを示し、i=1,2である。
図2における順運動学ブロック168は、取得された関節位置の対応するエンドエフェクタ座標への変換を表す。図1に示す例示的ロボットアームでは、式(2)がこれに該当する。APSアルゴリズムブロック170は、ロボット動作終点の調整後の座標の計算を示す。
ロボットが構造的可撓性、ベルト駆動装置における位置決め誤差、またはその他機械的欠陥を伴う場合、APSアルゴリズムで使用される計算されたエンドエフェクタ座標
は、ロボットエンドエフェクタの実際の位置を正確に表していない場合があり、APSの性能が低下してしまう。この場合、後段で詳述するように、可撓性の影響を考慮する必要がある。
図3は、長手方向弾性ベルト202、204を有する例示的二軸ロボットアーム200を簡略的に示す図である。図では2組のベルトが示されているが、本開示はより多くのまたは少ないベルト、あるいはより多くのまたは少ない弾性部材を有する駆動構成に適用できる。図では2つのリンク(上腕206および前腕208)と、3つの回転関節212、214、216を有する1つのエンドエフェクタ210が示されているが、同様または異なるリンク長で、リンク、回転関節、またはエンドエフェクタはより多く設けられても少なく設けられてもよい。例えば、本開示は国際公開日が2014年7月24日のWO2014/113364A1(発明の名称「不等リンク長を有するアームを有するロボット(Robot Having Arm With Unequal Link Lengths)」)に開示された駆動装置およびアームについて適用可能であり、同出願は、参照することによりその全体が本願に組み込まれる。別の態様では、任意の好適なアームおよび駆動装置が設けられてもよい。ベルト構成の各枝系におけるばね状記号で、ベルト202、204の長手方向可撓性を示す。図3では、2つのベルト構成のそれぞれの2つの枝系の力が均衡する均衡位置にアーム200があり、基板220がロボットエンドエフェクタ210の公称位置に正しく配置されているように図示されている。
図3の例示的ロボットアームが動くと、ベルト構成を介して伝達した力により、図4に示すようにベルトが長手方向に延びてしまう場合がある。その結果、ロボットアームの第2および第3リンクの角度位置に誤差が生じてしまう。当該誤差により、順運動学式(2)は不正確になってしまい、以下のとおりに書き直す必要がありうる。
式中、Δ222は第2のリンクの角度位置の誤差を示し、Δ224は第3のリンクの角度位置の誤差を示す。結果として生じるロボットエンドエフェクタ座標における誤差を、図4において
ΔX226とΔY228で示す。
図5A、図5Bに示すように、上述の誤差は、APS性能に影響するものである。例として、単一のセンサ240によるAPSの場合を考える。この場合、ロボット200がセンサに基づいて基板を動かすと、センサ240は、図5Aに示すように基板220の先端242を検出してしまい、図5Bに示すように基板220の後端244を検出してしまう場合がある。図5A、5Bにおいて、実線は長手方向弾性ベルトを有する図3の例示的アーム200を示し、点線は従来の順運動学式(2)で表されるアームの理想的な状態を示す。図5Aおよび5Bに示す2つの検出イベントを利用して、基板220の外周上に存在すると考えられる、(通常、ロボットエンドエフェクタに関連付けられた座標系における)2つのそれぞれ異なる点を定義できる。基板220のサイズ(半径または直径)が分かれば、これら2点を利用して、図5Cに示すようにロボットエンドエフェクタ上の基板の位置を決定できる。
図5Cは、図5Aおよび5Bに示す検出イベントに基づいて、APSアルゴリズムが計算したロボットエンドエフェクタ上の基板220の位置を示す。実線円250は、ベルトの長手方向可撓性の影響を適切に推定した上で、APSアルゴリズムが計算した基板の位置を示す。点1は、図5Aに示す検出イベントによりセンサが検出した基板の外周上の点(先端)を示し、点2は、図5Bに示す検出イベントによりセンサが検出した基板の外周上の点(後端)を示す。同様に点線円は、ベルトの長手方向可撓性の影響を考慮せずに、従来の運動力学式(2)により表されたアームの理想的な状態によりAPSアルゴリズムが計算した、ロボットエンドエフェクタ上の基板の位置を示す。点3は、図5Aに示す検出イベントによりセンサが検出した基板の外周上の点(先端)を示し、点4は、図5Bに示す検出イベントによりセンサが検出した基板の外周上の点(後端)を示す。
図5Cのベクトル
に示すように、長手方向弾性ベルトに起因する運動学誤差により、ロボットエンドエフェクタ上の基板の実際の位置(実線)と、従来の順運動学式に基づいて得られた位置(点線)との間に齟齬が生じることが認められた。これが直接的な原因となって、ロボットにより搬送された基板が不正確に配置される。
エンドエフェクタ位置予測によるAPS
上述の誤差の、APSの精度に対する影響をなくするまたは低減するため、当該誤差を考慮するために推定アルゴリズムを利用して、図6のブロック図300に示すように位置取得機構を変更してもよい。図6に示すように、推定アルゴリズム302がロボットエンドエフェクタの推定座標を定期的に計算し、取得機構がAPSのセンサにより基板の端が検出された際にロボットエンドエフェクタの推定座標を取得してもよい。このようにして得られたデータと、基板の公称(想定)半径およびセンサの座標を利用して、(1)基板の偏心を求め、その情報を使用して、配置動作の仕上げに当該偏心を補正するか、(2)基板の初期位置ズレにかかわらず基板を正確に配置するように、ロボット動作の終点を直接調整するようにしてもよい。ロボット動作の終点調整は、ロボットの現在の軌跡を修正することで、ロボットが動作を終了する際に実行するか、または現在の軌跡が完了した後に追加で移動することにより行われてもよい。
図6のブロック図300に示すように、推定アルゴリズム302は、(典型的には、例えば位置エンコーダを利用して、直接測定される)モータ位置304、(例えばタコメータを使用して、直接測定するか、モータ位置データから計算される)モータ速度304、(典型的には速度または位置データから計算される)モータ加速度304、およびモータによるトルク306(あるいはモータ電流、電圧、またはPWMデューティーサイクル等のモータトルクに相当する値)を利用してもよい。推定アルゴリズムは上記入力値を利用して、ロボットエンドエフェクタの推定座標を略連続的または適切な頻度にて定期的に計算してもよい。当該頻度の例としては、モータ位置測定頻度、または制御則が実行される頻度が挙げられる。
図6のブロック図における推定アルゴリズム302は、ロボットのダイナミックモデルや、状態観測器、あるいはロボットで使用可能なセンサにより直接測定不能なロボットエンドエフェクタ位置の構造的可撓性の影響を推定できるその他任意の適切な技術を利用してもよい。推定アルゴリズムは、ベルト駆動モデルを利用してベルト位置決め誤差の影響を推定してもよく、さらにその他の適切な方法によりその他の各種機械的欠陥の影響を推定してもよい。以下にいくつかの非限定的な例を示す。
ダイナミックモデルを利用した可撓性の影響の推定
図4の例示的ロボットアームでは、前腕ベルト駆動装置の長手方向可撓性に起因する第2のリンク(前腕)の角度位置の誤差222は、ロボットアームのダイナミックモデルを直接利用して推定できる。
ベルト駆動装置プーリのような、モータ2の回転部材に強固に結合されたあらゆる回転部材を含むモータ2の回転部材の慣性モーメントが無視できれば、アームの第2リンクを作動させる、ベルト装置を介して送られる力は、モータ2によるトルクから直接決定できる。そのため、ベルトの長手方向可撓性の第2のリンクの角度位置に対する影響は、以下の式から決定できる。
式中、τはモータ2が生成するトルクを示し、kは例示的ロボットアームの第2のリンクを作動させるベルト装置の長手方向の剛性を示し、rは例示的ロボットアームの第2のリンクを作動させるベルト装置のプーリ半径を示す。
モータ2の回転部材に強固に結合されたあらゆる回転部材を含むモータ2の回転部材の慣性モーメントが無視できない場合や、これら部材の回転が摩擦により妨げられる場合もある。このような現象が存在することも、τから直接その影響を減ずることで、考慮できる。

をそれぞれモータ2の角加速度と角速度であるとすると、I2はモータ2の回転部材の慣性モーメントを示し、b2はモータ2アセンブリの摩擦係数を示し、動作中の力の均衡は以下のとおり表すことができる。
ベルトの長手方向可撓性の、第2のリンクの角度位置に対する影響は、以下のとおりとなる。
状態観測器による、可撓性の影響の推定
再び図3の例示的ロボットアームを参照して、ロボットの可撓性が、主に手首部ベルト駆動装置の長手方向可撓性による可撓性変形によるものであれば、当該可撓性による第3のリンク(エンドエフェクタ)の角度位置の誤差224は、低減次元状態観測器で推定できる。
ベルト位置決め誤差の影響の推定
モータ位置と、半導体加工システムのロボットのエンドエフェクタ座標との間の関係を歪める可能性のあるさらに別の現象として、ベルト駆動装置の位置決め誤差がある。図3に示す例示的ロボットアームを参照にすると、ベルト位置決め誤差は、第2のリンクの角度位置の誤差Δ、第3のリンクの角度位置の誤差Δ、ひいてはロボットエンドエフェクタ座標の誤差ΔXおよびΔYを生じるさらに別の要因となる。
同期(歯付き)ベルト駆動装置を例にすると、ベルトとプーリ歯との噛合における偏りが、当該ベルト駆動システムにおける位置決め誤差の最もつながりやすい主因となる。これは、ロボットの過去の動作に応じた形状記憶のような現象となる。噛合変位の主因としては、ベルトとプーリ歯との間の間隙や、ベルト−プーリ接触領域における摩擦である。間隙によりベルト歯のプーリ溝の壁間での移動が生じ、摩擦により残留接触圧や、歯の変形が生じる。このようにして生じるベルト位置決め誤差を推定できる。
なお、ベルト位置決め誤差は平ベルトや金属製バンドのような、半導体加工システムのロボットで一般的に使用されるその他の種類のベルト構成でも生じうる。上述の位置決め誤差の例示的推定方法は、これら歯のないベルト駆動装置にも適用可能である。例えば、歯のないベルト駆動システムにおけるベルト−プーリの相互作用の連続的性質を考慮するために、同期(歯付き)ベルト装置の限定的状況として扱うことができる。
補助センサを使用した可撓性の影響の直接的測定
APS測定を含むロボット動作中に構造における可撓性を直接測定するように設計された、追加のセンサを構造に追加することで、ロボットアームシステムをさらに補強してもよい。当該センサの例としては、歪みゲージや、加速度計が挙げられる。センサはロボットの任意の適切な位置に取り付けられてもよい。取り付け位置の例としては、任意のリンクの外側、内側、プーリ上、またはベルト上が挙げられる。
さらに、非接触技術により構造に取り付けられることなく測定を行う追加のセンサで、ロボットアームシステムを補強してもよい。非接触センサも、APS測定を含むロボット動作中に構造における可撓性を直接測定するように設計される。例えば当該センサは、レーザー干渉計、レーザー距離センサ、容量センサ、温度センサ、光学センサ、またはカメラ(例えば1次元または2次元CCDアレイ)であってもよい。非接触センサは、ロボットシステム(ワークスペース)内に設けられ、任意のリンクの頂部、底部、または側部や、任意の適切なその他の露出面のような、ロボットアームの任意の好適な点で測定するようにしてもよい。
本項に記載のセンサを、前述の1つ以上の推定アルゴリズムと協働で使用してもよい。推定アルゴリズムは、補助センサからのデータのみ、または補助センサからのデータを一般化位置や一般化力の測定値を含む、ロボット制御システムから取得可能なデータともに使用するように実施できる。
図6のブロック図に示される方法の別の例として、取得機構をモータ位置およびトルクに直接適用してもよく、取得されたこれらの値を、推定アルゴリズムへの入力値としてもよい。詳細は図7を参照のこと。
図6のブロック図に示される方法の別の例として、構造的可撓性、ベルト位置決め誤差、およびその他の欠陥を考慮しない従来の順運動学式を使用してエンドエフェクタ座標を計算して、その後当該座標をAPSアルゴリズムでの使用前にこれらの現象の影響に対して修正してもよい。場合によっては、取得機構から取得された適切な変数の瞬時値に厳格に基づく計算により、修正が実行されてもよい。欠陥の影響が履歴データに依存するような場合は、正確な結果を得るためには定期的に様々な変数を処理する必要がありうる。これら別実施形態の詳細については、図7から11を参照されたい。一例として、図7のブロック図350は、取得機構354の直後に、推定アルゴリズム352が設けられた例を示す。別の例として、図8のブロック図360は、推定アルゴリズム362が取得機構364の直前に設けられ、順運動学366が取得機構364の上流に設けられたさらに別の例を示す。同様に、図9、10、11はそれぞれ、代替的ブロック図380、390、410を示す。
図6のブロック図に示す別の方法では、取得機構をモータ位置
およびトルク
に直接適用され、その結果取得された値
および
を、図7に示すように推定アルゴリズムへの入力値としてもよい。
さらに別の例として、構造的可撓性、ベルト位置決め誤差、およびその他の欠陥を考慮しない従来の順運動学式を使用してエンドエフェクタ座標を計算して、その後当該座標をAPSアルゴリズムでの使用前にこれらの現象の影響に対して修正してもよい。場合によっては、取得機構から取得された適切な変数の瞬時値に厳格に基づく計算により、修正が実行されてもよい。欠陥の影響が履歴データに依存するような場合は、正確な結果を得るためには定期的に様々な変数を処理する必要がありうる。
例えば、図8のシステム360に示すように、構造的可撓性、ベルト位置決め誤差、およびその他の欠陥を考慮しない従来の順運動学式366によりモータ位置
を処理し、理想的なエンドエフェクタ座標
を取得してもよい。この理想的なエンドエフェクタ座標
とモータトルク
とが推定アルゴリズム362への入力値となり、この推定アルゴリズム362が推定エンドエフェクタ座標
を計算してもよい。取得機構364により求められた推定エンドエフェクタ座標
の値
を、APSアルゴリズム368への入力値としてもよい。
図8に示す例の代替案として、図9のブロック図380に示すように、取得機構382を理想的なエンドエフェクタ座標
とモータトルク
とに適用してもよい。それにより得られた取得値
および
を推定アルゴリズム384により処理して、対応する推定エンドエフェクタ座標
を求め、この座標をAPSアルゴリズム386への入力値としてもよい。
図8の例のさらに別の代替案として、図10のブロック図390に示すように、取得機構392をモータ位置
およびモータトルク
に直接適用してもよい。モータ位置
の取得値
を従来の順運動学式394により、対応する理想的なエンドエフェクタ座標
に変換して、それと共にモータトルク
の取得値
を推定アルゴリズム396に入力し、これにより対応する推定エンドエフェクタ座標
を生成してもよい。最後に、推定エンドエフェクタ座標
を、APSアルゴリズム398への入力値としてもよい。
さらに別の例として、図11Aのシステム410では、構造的可撓性、ベルト位置決め誤差、その他の欠陥を考慮しない従来の順運動学式412により、モータ位置
を処理して、理想的なエンドエフェクタ座標
を取得してもよい。さらに、推定アルゴリズム414でモータ位置
およびモータトルク
を使用して修正値
を生成し、これを理想的なエンドエフェクタ座標
に適用して、構造的可撓性、ベルト位置決め誤差、およびその他の欠陥に対する補正を行ってもよい。これを図11の「運動学修正」ブロック416として示す。修正後のエンドエフェクタ座標
は、取得機構418を介してAPSアルゴリズム420に供給されてもよい。
図11Bに示すシステム430は、図11Aの例の代替案を示す。ここで、位置取得機構432を理想的なエンドエフェクタ座標
と修正値
に適用して、得られた値
および
を使用して対応するエンドエフェクタ座標修正値
を計算して、これをAPSアルゴリズム434に供給してもよい。
図11Aに示す例のさらに別の代替案として、図11Cのブロック図440に示すように、取得機構442を直接モータ位置
およびモータトルク
に適用してもよい。こうして得られたモータ位置
の値
を、従来の順運動学式444により対応する理想的なエンドエフェクタ座標
に変換してもよい。さらに、取得値
および
を使用し、対応する修正値
を計算して、これを対応する理想的なエンドエフェクタ座標
に適用して、対応する推定エンドエフェクタ座標
を計算してもよい。最後に、この値
をAPSアルゴリズム446供給してもよい。
例えば、再び図3の例示的ロボットアームを参照すると、前腕ベルト駆動装置の長手方向可撓性に対応する可撓性ダイナミクスが、ロボットにおける主要な可撓性である場合、エンドエフェクタの実際の座標を以下の式から推定できる。
ここで、以下の式が成り立つ。
式中、Δ(t)は第2のリンクの角度位置の誤差を示し、τ(t)はモータ2が生成したトルクを示し、これらは取得イベントjの時刻tにおけるものである。kは例示的ロボットアームの第2のリンクを作動させるベルト装置の長手方向の剛性を示し、rは例示的ロボットアームの第2のリンクを作動させるベルト装置のプーリ半径を示す。Tcorrected(t)はロボットエンドエフェクタの修正後角座標を示し、T(t)は従来の順運動学式で計算されたエンドエフェクタの角座標を示し、Rcorrected(t)はロボットエンドエフェクタの修正後動径座標を示し、R(t)は従来の順運動学式で計算されたエンドエフェクタの動径座標を示し、これらはすべて取得イベントjの時刻tにおけるものである。さらに、lはロボットアームの第1および第2のリンクの関節間長さ(この特定の例では、これら2つのリンクは同じ長さとする)を示し、lはエンドエフェクタの回動支点と、エンドエフェクタの中心との距離を示す。
図6のブロック図の推定アルゴリズム(さらに、前述したその関連例)は、図3の例示的アームに限定されるものではなく、ロボットの軸数や、ロボットアームの機構の種類に関係なく、ロボットエンドエフェクタの座標を推定するように設計されてもよい。さらに本技術を複数のエンドエフェクタを備えるロボットに適用されるよう拡張されてもよい。
推定アルゴリズムにより、測定されたロボット軸位置と、ロボットエンドエフェクタの座標との間の関係を歪めうる、特に直接測定できないような、その他様々な機械的欠陥や物理現象の影響を推定してもよい。この例として、ギアボックスの可撓性や、ギアボックス内の噛合誤差や、ロボット関節の可撓性や、ロボット関節の間隙や、摩擦、温度(温度差、温度変化による部材の拡縮)の影響が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
推定アルゴリズムはさらに、ロボットエンドエフェクタの速度(エンドエフェクタ速度の並進成分や角度成分の大きさや方向を含む)の推定にも使用できる。この情報は、APSの一部としての各種較正および補正アルゴリズムに使用されてもよい。
図6のブロック図のAPSアルゴリズムの例として、センサレイテンシ補正、センサヒステリシス補正、基板破損検出、基板によってはその周囲に存在しうる位置合わせ基準の検出等の各種較正および補正アルゴリズムが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
図12は、ロボット450(本例ではスカラ型)を示す。ロボット450がエンドエフェクタ454上の基板452を担持する台まで伸張する際、APSセンサ456、458はウェハの端部に接触し、その時にロボット位置を取得することで、APSによる台配置修正計算が可能となる。図12では、さらに三角形フラグ460、462がエンドエフェクタに取り付けられている。これらは、基板に近ければ近い方がよいが、それ以外の配置も可能である。フラグ460、462は、台までの伸張中にAPSセンサの遷移をさらに生じさせるように配置される。当該さらなるAPSセンサ遷移により取得されたロボット位置は、その時点の熱変形量の推定に使用されてもよい。公称幾何学的配置が正確に分かっている、既知の温度状態において、システムがAPSの較正を行うものとする。フラグ460、462は三角形状として図示されているが、エンドエフェクタ中心またはエンドエフェクタ、アーム、その他の任意の好適な基準位置に対して、エンドエフェクタの実際の位置を、既知または較正されたセンサ位置および既知または較正されたフラグ位置と合わせて、センサと協働で求めるように、好適な形状を有してもよい。フラグ460、462は熱変形の検出、修正のために使用されるように記載したが、別の態様では、別の目的のため、センサをフラグ460、462協働させ、フラグ/センサ切替えによる、エンコーダ取得位置を使用してもよい。例えば、上述の推定アルゴリズムの作用に代えてまたは加えて、エンドエフェクタの実際の位置を検出や、その他の適切な用途に利用してもよい。
熱変形の一形態として、エンドエフェクタの温度上昇により、ロボットの径方向位置が伸張してしまう場合がある。この場合、図13に示すように、APS切替えは、非変形状態482に対する変形状態480により、伸張動作において若干早く生じる。エンドエフェクタ上のフラグに対応したセンサ切替えを利用して、径方向の熱変形量を推定できる。これは、公称温度で実行された較正処理中に取得された径方向位置を、基板を配置するための現在の伸張動作中に取得された径方向位置に対して直接比較することで実現される。温度上昇に伴いエンドエフェクタが径方向に広がる場合、フラグの先端での切替え中に取得された径方向位置は、通常よりも早くセンサが接触することにより、値が小さくなる。
熱変形の別形態として、図14に示す非変形状態512に対する変形状態510のように、ロボットの接線位置が前腕リンクの温度上昇によりずれてしまう場合がある。この場合、フラグの先端切替えは変わらないが、後端切替えは、一方で早くなり、他方で遅くなる。通常のAPSセンサ位置取得機構によってロボットが動作中に実行されるこれら測定により、熱変形による接線誤差量の計算や、ロボットの実際のリンク長の推定が可能である。
先端および後端からのそれぞれのエンドエフェクタフラグAPSセンサ切替えデータを組み合わせることで、径方向、接線方向変形の組合せを推定できる。非変形状態532に対して変形状態530を示す図15にこの例を示す。
エンドエフェクタの向きを変化させうる熱変形もこの方法で検出できる。非変形状態552に対する変形状態550を示す図16を参照されたい。この場合、先端切替えが反対方向に経時的に移ることで、フラグによるすべてのAPSセンサ切替えが変化する。
概して、径方向、接線方向、および回転軸における熱変形は、同時に生じたとしてもそれぞれの大きさは区別可能である。したがって、ロボットの幾何学的形状(例えばリンク長)の歪みは、使用されるロボットの種類毎に特有の数式で計算または推定できる。更新された幾何学的形状を運動学計算に使用でき、基板配置の精度を向上できる。
開示されている一態様によると、ロボットの少なくとも1つのモータへのコマンド送信に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボットの動作中に当該ロボットの少なくとも1つの部材についての変位を推定することと、前記推定された変位に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボットのエンドエフェクタの計算されたエンドエフェクタ座標を求めることと、前記計算されたエンドエフェクタ座標に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボット上の基板を所望の位置に配置するために前記ロボットの動作を調整することと、を含む方法が提供される。
開示されている別の態様によると、前記コマンド送信は、所定のトルクベクトルを生成するための、前記少なくとも1つのモータへのコマンドトルク送信を含む、方法が提供される。
開示されている別の態様によると、前記ロボットの前記少なくとも1つの部材についての前記推定された変位は、前記ロボットの駆動部の可撓性フレーム部材と、前記少なくとも1つのモータの可撓性駆動軸と、前記ロボットのアームの可撓性リンクと、前記ロボットの前記アームのリンク間の可撓性関節と、前記ロボットの前記アームの弾性ベルトまたはバンドと、の内の少なくとも1つを含む、方法が提供される。
開示されている別の態様によると、前記推定することは、ダイナミックモデリングによる可撓性の影響の推定と、状態観測器による可撓性の影響の推定と、ベルト位置決め誤差の影響の推定と、少なくとも1つの補助センサを使用した、可撓性の影響の直接的な測定と、の内の少なくとも1つを含む、方法が提供される。
開示されている別の態様によると、前記変位を推定することは、前記ロボットの部位と、前記ロボットにより搬送される基板と、の内の少なくとも一方に対する、少なくとも1つのセンサからの位置情報に少なくとも部分的に基づく、方法が提供される。
開示されている別の態様によると、前記ロボットの動作を調整することは、前記計算されたエンドエフェクタ座標と、前記少なくとも1つのセンサからの前記位置情報との組合せに基づく、方法が提供される。
開示されている別の態様によると、前記ロボットの動作を調整することは、前記エンドエフェクタの順運動学判定にさらに基づき、これにより前記ロボットの前記少なくとも1つのモータを駆動するために使用される調整されたエンドエフェクタ座標を求めるために、適応型配置システム(APS)に修正推定エンドエフェクタ座標を提供する、方法が提供される。
開示されている別の態様によると、前記ロボットの動作を調整することは、前記ロボットの前記少なくとも1つのモータを駆動するために使用される調整されたエンドエフェクタ座標を求めるために、適応型配置システム(APS)に前記計算されたエンドエフェクタ座標を提供することを含む、方法が提供される。
開示されている別の態様によると、前記計算されたエンドエフェクタ座標は、ロボット位置検知システムおよび/または基板位置検知システムに提供され、これにより前記ロボットの前記少なくとも1つのモータを駆動するために使用される調整されたエンドエフェクタ座標を求めるために、適応型配置システム(APS)に修正推定エンドエフェクタ座標を提供する、方法が提供される。
開示されている別の態様によると、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つの非一時的メモリと、を備える装置であって、前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサと共に、ロボットの少なくとも1つのモータへのコマンド送信に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボットの動作中に当該ロボットの少なくとも1つの部材についての変位を推定することと、前記推定された変位に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボットのエンドエフェクタの計算されたエンドエフェクタ座標を求めることと、前記計算されたエンドエフェクタ座標に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボット上の基板を所望の位置に配置するために前記ロボットの動作を調整することと、を前記装置に実行させるように構成される装置が提供される。
開示されている別の態様によると、前記コマンド送信は、所定のトルクベクトルを生成するための、前記少なくとも1つのモータへのコマンドトルク送信を含む、装置が提供される。
開示されている別の態様によると、前記ロボットの前記少なくとも1つの部材についての前記推定された変位は、前記ロボットの駆動部の可撓性フレーム部材と、前記少なくとも1つのモータの可撓性駆動軸と、前記ロボットのアームの可撓性リンクと、前記ロボットの前記アームのリンク間の可撓性関節と、前記ロボットの前記アームの弾性ベルトまたはバンドと、の内の少なくとも1つを含む、装置が提供される。
開示されている別の態様によると、前記推定することは、ダイナミックモデリングによる可撓性の影響の推定と、状態観測器による可撓性の影響の推定と、ベルト位置決め誤差の影響の推定と、少なくとも1つの補助センサを使用した、可撓性の影響の直接的な測定と、の内の少なくとも1つを含む、装置が提供される。
開示されている別の態様によると、前記変位を推定することは、前記ロボットの部位と、前記ロボットにより搬送される基板と、の内の少なくとも一方に対する、少なくとも1つのセンサからの位置情報に少なくとも部分的に基づく、装置が提供される。
開示されている別の態様によると、前記ロボットの動作を調整することは、前記計算されたエンドエフェクタ座標と、前記少なくとも1つのセンサからの前記位置情報との組合せに基づく、装置が提供される。
開示されている別の態様によると、前記ロボットの動作を調整することは、前記エンドエフェクタの順運動学判定にさらに基づき、これにより前記ロボットの前記少なくとも1つのモータを駆動するために使用される調整されたエンドエフェクタ座標を求めるために、適応型配置システム(APS)に修正推定エンドエフェクタ座標を提供する、装置が提供される。
開示されている別の態様によると、前記ロボットの動作を調整することは、前記ロボットの前記少なくとも1つのモータを駆動するために使用される調整されたエンドエフェクタ座標を求めるために、適応型配置システム(APS)に前記計算されたエンドエフェクタ座標を提供することを含む、装置が提供される。
開示されている別の態様によると、前記計算されたエンドエフェクタ座標は、ロボット位置検知システムおよび/または基板位置検知システムに提供され、これにより前記ロボットの前記少なくとも1つのモータを駆動するために使用される調整されたエンドエフェクタ座標を求めるために、適応型配置システム(APS)に修正推定エンドエフェクタ座標を提供する、装置が提供される。
開示されている別の態様によると、操作を実行するために機械によって実行可能な命令のプログラムを有形に具現化する、前記機械によって可読の非一時的プログラム記憶装置であって、前記操作は、ロボットの少なくとも1つのモータへのコマンド送信に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボットの動作中に当該ロボットの少なくとも1つの部材についての変位を推定することと、前記推定された変位に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボットのエンドエフェクタの計算されたエンドエフェクタ座標を求めることと、前記計算されたエンドエフェクタ座標に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボット上の基板を所望の位置に配置するために前記ロボットの動作を調整することと、を含むプログラム記憶装置が提供される。
別の例示的実施形態によると、ロボットの少なくとも1つのモータへのコマンド送信に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボットの動作中に当該ロボットの少なくとも1つの部材についての変位を推定する手段と、前記推定された変位に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボットのエンドエフェクタの計算されたエンドエフェクタ座標を求める手段と、前記計算されたエンドエフェクタ座標に少なくとも部分的に基づいて、前記ロボット上の基板を所望の位置に配置するために前記ロボットの動作を調整する手段と、を備える装置が提供されてもよい。
1つ以上のコンピュータ可読媒体の任意の組合せがメモリとして利用されてもよい。このコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体または非一時的コンピュータ可読記憶媒体であってもよい。非一時的コンピュータ可読記憶媒体には伝搬信号は含まれず、例えば、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、または半導体システム、装置、またはデバイス、あるいはこれらの任意の好適な組合せであってもよいが、これらに限定されるものではない。コンピュータ可読記憶媒体のより特定的な例としては、以下に網羅されるものではないが、1つ以上のワイヤを有する電気的接続、携帯用コンピュータディスケット、ハードディスク、RAM、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory、またはフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯用CD−ROM、光学的記憶装置、磁気的記憶装置、あるいはこれらの任意の適当な組合せが挙げられる。
なお、前述した説明は単なる例に過ぎないことが理解されよう。種々の変更および修正を当業者が考えることができる。例えば、種々の従属請求項に記載の特徴は、任意の適当な組合せで互いに組み合わせることができる。加えて、前述した様々な実施形態の特徴を選択的に組み合わせて新たな実施形態とすることも可能である。したがって、上述の説明は、添付の特許請求の範囲に該当するこれらすべての変更、修正、変形を包含するものとされる。

Claims (20)

  1. ロボットのエンドエフェクタに載置される基板が少なくとも一つのセンサを通過する際に、前記少なくとも一つのセンサによって前記基板を検知することと;
    前記基板が前記少なくとも一つのセンサを通過することを前記少なくとも一つのセンサが検知する際に、コントローラによって、前記エンドエフェクタのモデルエンドエフェクタ座標を計算することと;
    適応型配置システムを提供することと;
    を含む方法であって、前記適応型配置システムは、前記少なくとも一つのセンサによる前記基板の検知を利用すると共に、前記計算されたモデルエンドエフェクタ座標を利用して、前記基板を所望の位置に移動するように制御するように構成され、前記方法は更に、
    前記コントローラによって、前記ロボットの動作中に当該ロボットの少なくとも1つの部材についての変位を推定することと;
    前記コントローラによって、前記推定された変位に基づいて、前記ロボットの前記エンドエフェクタの推定エンドエフェクタ座標を求めることと;
    前記推定エンドエフェクタ座標に基づいて、前記コントローラによって、少なくとも一つの信号を生成することと;
    前記コントローラによって生成された前記少なくとも一つの信号と、前記少なくとも一つのセンサによる前記基板の検知と、前記計算されたモデルエンドエフェクタ座標とに基づいて、前記適応型配置システムによって、前記基板を前記所望の位置に配置するために前記ロボットの動作を調整することと、
    を含む方法。
  2. 前記変位を推定することは、前記ロボットの少なくとも一つのモータへのコマンド送信に基づき、
    前記コマンド送信は、所定のトルクベクトルを生成するための、前記少なくとも1つのモータへのコマンドトルク送信を含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記ロボットの前記少なくとも1つの部材は、
    前記ロボットの駆動部の可撓性フレーム部材と、
    前記少なくとも1つのモータの可撓性駆動軸と、
    前記ロボットのアームの可撓性リンクと、
    前記ロボットの前記アームのリンク間の可撓性関節と、
    前記ロボットの前記アームの弾性ベルトまたはバンドと、
    の内の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記推定することは、
    ダイナミックモデリングによる可撓性の影響の推定と、
    状態観測器による可撓性の影響の推定と、
    ベルト位置決め誤差の影響の推定と、
    少なくとも1つの補助センサを使用した、可撓性の影響の直接的な測定と、
    の内の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記変位を推定することは、
    前記ロボットの部位と、
    前記ロボットにより搬送される基板と、
    の内の少なくとも一方に対する、少なくとも1つのセンサからの位置情報に基づく、請求項1に記載の方法。
  6. 前記エンドエフェクタは、前記ロボットのアーム構成に回動可能に取り付けられており、前記アーム構成は前記ロボットの駆動部に接続されて該駆動部により駆動される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ロボットの動作を調整することは、前記エンドエフェクタの順運動学判定にさらに基づき、これにより、前記ロボットの前記少なくとも1つのモータを駆動するために使用される調整されたエンドエフェクタ座標を求めるために、前記適応型配置システムに修正推定エンドエフェクタ座標が提供される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記ロボットの動作を調整することは、前記ロボットの前記少なくとも1つのモータを駆動するために使用される調整されたエンドエフェクタ座標を求めるために、前記適応型配置システムに前記推定エンドエフェクタ座標を提供することを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記推定エンドエフェクタ座標は、ロボット位置検知システムおよび/または基板位置検知システムに提供され、これにより、前記ロボットの前記少なくとも1つのモータを駆動するために使用される調整されたエンドエフェクタ座標を求めるために、前記適応型配置システムに修正推定エンドエフェクタ座標が提供される、請求項1に記載の方法。
  10. ロボットのエンドエフェクタに載置される基板が少なくとも一つのセンサを通過する際に、前記少なくとも一つのセンサによって前記基板を検知する手段と;
    前記基板が前記少なくとも一つのセンサを通過することを前記少なくとも一つのセンサが検知する際に、前記エンドエフェクタのモデルエンドエフェクタ座標を計算する手段と;
    適応型配置システムを提供する手段と;
    を備える装置であって、前記適応型配置システムは、前記少なくとも一つのセンサによる前記基板の検知を利用すると共に、前記計算されたモデルエンドエフェクタ座標を利用して、前記基板を所望の位置に移動するように制御するように構成され、前記装置は更に、
    前記ロボットの動作中に当該ロボットの少なくとも1つの部材についての変位を推定する手段と、
    前記推定された変位に基づいて、前記ロボットの前記エンドエフェクタの推定エンドエフェクタ座標を求める手段と、
    前記推定エンドエフェクタ座標に基づいて、前記コントローラによって、少なくとも一つの信号を生成する手段と;
    を備え、前記適応型配置システムは、前記少なくとも一つの信号と、前記少なくとも一つのセンサによる前記基板の検知と、前記計算されたモデルエンドエフェクタ座標に基づいて、前記基板を前記所望の位置に配置するために前記ロボットの動作を調整するように構成される、装置。
  11. 前記変位を推定することは、前記ロボットの少なくとも一つのモータへのコマンド送信に基づき、
    前記コマンド送信は、所定のトルクベクトルを生成するための、前記少なくとも1つのモータへのコマンドトルク送信を含む、
    請求項10に記載の装置。
  12. 前記ロボットの前記少なくとも1つの部材は、
    前記ロボットの駆動部の可撓性フレーム部材と、
    前記少なくとも1つのモータの可撓性駆動軸と、
    前記ロボットのアームの可撓性リンクと、
    前記ロボットの前記アームのリンク間の可撓性関節と、
    前記ロボットの前記アームの弾性ベルトまたはバンドと、
    の内の少なくとも1つを含む、請求項10に記載の装置。
  13. 前記推定することは、
    ダイナミックモデリングによる可撓性の影響の推定と、
    状態観測器による可撓性の影響の推定と、
    ベルト位置決め誤差の影響の推定と、
    少なくとも1つの補助センサを使用した、可撓性の影響の直接的な測定と、
    の内の少なくとも1つを含む、請求項10に記載の装置。
  14. 前記変位を推定することは、
    前記ロボットの部位と、
    前記ロボットにより搬送される基板と、
    の内の少なくとも一方に対する、少なくとも1つのセンサからの位置情報に基づく、請求項10に記載の装置。
  15. 前記エンドエフェクタは、前記ロボットのアーム構成に回動可能に取り付けられており、前記アーム構成は前記ロボットの駆動部に接続されて該駆動部により駆動される、請求項10に記載の装置。
  16. 前記ロボットの動作を調整することは、前記エンドエフェクタの順運動学判定にさらに基づき、これにより、前記ロボットの前記少なくとも1つのモータを駆動するために使用される調整されたエンドエフェクタ座標を求めるために、前記適応型配置システムに修正推定エンドエフェクタ座標が提供される、請求項10に記載の装置。
  17. 前記ロボットの動作を調整することは、前記ロボットの前記少なくとも1つのモータを駆動するために使用される調整されたエンドエフェクタ座標を求めるために、前記適応型配置システムに前記推定エンドエフェクタ座標を提供することを含む、請求項10に記載の装置。
  18. 前記推定エンドエフェクタ座標は、ロボット位置検知システムおよび/または基板位置検知システムに提供され、これにより、前記ロボットの前記少なくとも1つのモータを駆動するために使用される調整されたエンドエフェクタ座標を求めるために、前記適応型配置システムに修正推定エンドエフェクタ座標が提供される、請求項10に記載の装置。
  19. 処理手段及び記憶手段を備える装置であって、前記記憶手段はプログラム命令を格納し、前記プログラム命令は、前記処理手段に実行されると、前記装置に、請求項1から9のいずれかに記載の方法を遂行させるように構成される、装置。
  20. 装置の処理手段に実行されると、前記装置に、請求項1から9のいずれかに記載の方法を遂行させるように構成されるプログラム命令を備える、コンピュータプログラム。
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