JP2016134526A - 移載装置および移載方法 - Google Patents
移載装置および移載方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016134526A JP2016134526A JP2015008786A JP2015008786A JP2016134526A JP 2016134526 A JP2016134526 A JP 2016134526A JP 2015008786 A JP2015008786 A JP 2015008786A JP 2015008786 A JP2015008786 A JP 2015008786A JP 2016134526 A JP2016134526 A JP 2016134526A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- wafer
- detecting
- transfer
- taken out
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
【解決手段】移載装置10は、板状部材WFの面に交差する方向に当該板状部材WFを段積み可能な収納手段CTから当該板状部材WFを取り出す搬送手段20と、搬送手段20で取り出される板状部材WFの位置を検出可能な検出手段30とを備え、検出手段30は、段積み方向に移動して搬送手段20によって収納手段CTから取り出される板状部材WFに近接して当該板状部材WFにおける面方向の位置を検出可能な面方向検出手段33を有している。
【選択図】図1
Description
本発明の移載装置では、前記搬送手段は、当該搬送手段の取出動作によって前記板状部材が前記収納手段から完全に取り出されるまでの完全取出区間において、前記板状部材の面内で当該板状部材を所定角度回転させることが好ましい。
また、段積み方向検出手段を備えることで、板状部材が存在しない段に対して搬送手段が板状部材を取り出しに行く動作を行わせないようにすることができ、単位時間当たりの処理能力を向上させることができる。
さらに、完全取出区間で板状部材を所定角度回転させて当該板状部材の位置を検出する場合には、板状部材の取出動作中に当該板状部材に設けられた不規則部位を検出されない位置に配置して当該板状部材の位置を検出することができ、板状部材の位置を正確に認識することができる。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行なD1方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向であって図1中紙面に直交する手前方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の矢印方向で「後」がその逆方向とする。
本実施形態の場合、ウエハWFは、所定の直径を有する規則部としての円周部と、当該円周部の一部に不規則部位としてのオリエンテーションフラット(以下、単に「オリフラ」という)OFが設けられ、当該オリフラOFが後側に配置されるようにカセットCT内に収納されている。
先ず、各部材が初期位置に配置された図1(A)中実線で示す状態の移載装置10に対し、作業者が操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない入力手段を介してウエハWFの円周部の直径寸法を入力した後、自動運転開始の信号を入力する。その後、作業者または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段がウエハWFが収納されたカセットCTを載置台40上に載置する。すると、検出手段30が直動モータ31を駆動し、図1(A)中二点鎖線で示すように、段積み方向検出手段34をカセットCTの上部まで移動させ、この移動中において当該段積み方向検出手段34がウエハWFの段積み方向の位置を検出する。
ここで、完全取出区間EAとは、カセットCTからウエハWFを取り出すために必要な最小限の動作範囲とする。本実施形態の場合の完全取出区間EAは、図2(D)に示すように、カセットCTの開口部CT1から、当該カセットCTに収められているウエハWFにおける開口部CT1の反対側の端部までの距離間隔ECと、ウエハWFにおける面方向の最大距離間隔EW(ウエハWFにおける円周部の直径)と、カセットCTから取り出したウエハWFを上下左右等の後方向の成分を含まないいずれの方向に移動させても、当該ウエハWFがカセットCTに接触しない安全距離EMとを足した距離間隔とする。なお、安全距離EMは、カセットCT内でのウエハWFの遊びを考慮して、当該ウエハWFの面方向の最大距離の30%以内が好ましく、ウエハWFの最大距離の20%以内がさらに好ましいが、特に限定されることはない。
搬送手段20は、ウエハWFを回転させなくてもよい。
保持アーム22は、磁着、接着、静電チャック等でウエハWFを保持する構成としてもよいし、検出手段30での検出が阻害されない位置でウエハWFを把持する構成としてもよい。
保持アーム22の形状は、I型、Y型、丸型等何ら実施形態の形状のものに限定されない。
搬送手段20は、完全取出区間EA内でウエハWFを回転させるとき、当該ウエハWFの取出動作を一旦停止させてもよいし、一旦停止させなくてもよい。
搬送手段20は、カセットCTに対して下方から上方に向けてウエハWFを取り出したり、カセットCTのランダムな位置からウエハWFを取り出したりしてもよい。
搬送手段20は、ウエハWFの中心位置WC1とWC2との検証を行わずに、いずれか一方をウエハWFの中心位置WCの位置として決定してもよい。
搬送手段20は、ウエハWFの中心位置の検証の結果、検証NGだった場合、当該ウエハWFの搬送を取り止めたり、音や光等の告知手段によって作業者に知らせたりしてもよい。
検出手段30は、投受光型のセンサ、反射型のセンサ、リミットスイッチ等の接触型のセンサ音波センサ、電磁波センサ等を採用でき、何ら限定されることはない。
段積み方向検出手段34はなくてもよい。
ウエハWFに形成されたオリフラOFやノッチ等の不規則部位を検出可能な光学センサや撮像手段等の不規則部位検出手段を設け、当該不規則部位検出手段で検出した不規則部位を検出手段30が検出しないように、搬送手段20が多関節ロボット21を駆動し、所定の位置を中心としてウエハWFを所定角度θ1回転させてもよい。
安全距離EMは、ウエハWFの面方向の最大距離の20%以上でもよいし、20%以下でもよい。
収納手段は、板状部材がその表裏面をZ軸に沿うように縦置きで収納される構成でもよく、Z軸に対して傾斜して収納される構成であってもよい。
収納手段は、ウエハWFを1体だけ収納できるものでもよいし、複数体収納できるものでもよい。
収納手段は、段ボール箱や木箱等のその他容器等であってもよく、何ら限定されるものではない。
移載装置10は、カセットCTから取り出したウエハWFを作業テーブル50以外の位置に位置決めして載置するものでもよいし、カセットCTは、載置台40上に載置されなくてもよい。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限り何ら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、搬送手段は、板状部材の面に交差する方向に当該板状部材を段積み可能な収納手段から当該板状部材を取り出すものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであれば何ら限定されることはない(他の手段および工程についての説明は省略する)。
20 搬送手段
30 検出手段
33 面方向検出手段
34 段積み方向検出手段
CT カセット(収納手段)
EA 完全取出区間
WF ウエハ(板状部材)
Claims (4)
- 板状部材の面に交差する方向に当該板状部材を段積み可能な収納手段から当該板状部材を取り出す搬送手段と、
前記搬送手段で取り出される板状部材の位置を検出可能な検出手段とを備え、
前記検出手段は、前記段積み方向に移動して前記搬送手段によって前記収納手段から取り出される板状部材に近接して当該板状部材における面方向の位置を検出可能な面方向検出手段を有することを特徴とする移載装置。 - 前記検出手段は、前記収納手段に収納された板状部材における前記段積み方向の位置を検出可能な段積み方向検出手段を有することを特徴とする請求項1に記載の移載装置。
- 前記搬送手段は、当該搬送手段の取出動作によって前記板状部材が前記収納手段から完全に取り出されるまでの完全取出区間において、前記板状部材の面内で当該板状部材を所定角度回転させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移載装置。
- 板状部材の面に交差する方向に当該板状部材を段積み可能な収納手段から当該板状部材を取り出す工程と、
前記段積み方向に検出手段を移動させて前記収納手段から取り出される板状部材に近接させる工程と、
取り出される板状部材の位置を前記検出手段にて検出する工程とを備えることを特徴とする移載方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015008786A JP2016134526A (ja) | 2015-01-20 | 2015-01-20 | 移載装置および移載方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015008786A JP2016134526A (ja) | 2015-01-20 | 2015-01-20 | 移載装置および移載方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016134526A true JP2016134526A (ja) | 2016-07-25 |
Family
ID=56464505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015008786A Pending JP2016134526A (ja) | 2015-01-20 | 2015-01-20 | 移載装置および移載方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016134526A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016197897A (ja) * | 2012-10-12 | 2016-11-24 | エレクトロニクス アンド テレコミュニケーションズ リサーチ インスチチュートElectronics And Telecommunications Research Institute | 映像の符号化/復号化方法及びそれを利用する装置 |
WO2022259948A1 (ja) * | 2021-06-10 | 2022-12-15 | 川崎重工業株式会社 | 搬送システム及び判定方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06177230A (ja) * | 1992-12-09 | 1994-06-24 | Nippon Bio Ratsudo Lab Kk | 非接触型位置決め搬送装置 |
JP2000040735A (ja) * | 1998-07-24 | 2000-02-08 | Mecs Corp | 基板搬送装置 |
JP2003254738A (ja) * | 2002-02-28 | 2003-09-10 | Olympus Optical Co Ltd | ウエハ芯出し装置及び方法並びにプログラム |
WO2003101677A1 (fr) * | 2002-05-30 | 2003-12-11 | Rorze Corporation | Procede d'apprentissage de position de reference automatique, procede de positionnement automatique, procede de port automatique d'objet en forme de disque, dispositif d'apprentissage de position de reference automatique, dispositif de positionnement automatique, dispositif de port automatique d'objet en forme de disque ass |
JP2004193344A (ja) * | 2002-12-11 | 2004-07-08 | Tokyo Electron Ltd | 基板搬送装置及び基板搬送方法 |
JP2004196438A (ja) * | 2002-12-16 | 2004-07-15 | Mitsubishi Electric Corp | 搬送用ロボット |
JP2004214462A (ja) * | 2003-01-06 | 2004-07-29 | Tokyo Electron Ltd | 基板検出方法及び装置並びに基板処理装置 |
-
2015
- 2015-01-20 JP JP2015008786A patent/JP2016134526A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06177230A (ja) * | 1992-12-09 | 1994-06-24 | Nippon Bio Ratsudo Lab Kk | 非接触型位置決め搬送装置 |
JP2000040735A (ja) * | 1998-07-24 | 2000-02-08 | Mecs Corp | 基板搬送装置 |
JP2003254738A (ja) * | 2002-02-28 | 2003-09-10 | Olympus Optical Co Ltd | ウエハ芯出し装置及び方法並びにプログラム |
WO2003101677A1 (fr) * | 2002-05-30 | 2003-12-11 | Rorze Corporation | Procede d'apprentissage de position de reference automatique, procede de positionnement automatique, procede de port automatique d'objet en forme de disque, dispositif d'apprentissage de position de reference automatique, dispositif de positionnement automatique, dispositif de port automatique d'objet en forme de disque ass |
JP2004193344A (ja) * | 2002-12-11 | 2004-07-08 | Tokyo Electron Ltd | 基板搬送装置及び基板搬送方法 |
JP2004196438A (ja) * | 2002-12-16 | 2004-07-15 | Mitsubishi Electric Corp | 搬送用ロボット |
JP2004214462A (ja) * | 2003-01-06 | 2004-07-29 | Tokyo Electron Ltd | 基板検出方法及び装置並びに基板処理装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016197897A (ja) * | 2012-10-12 | 2016-11-24 | エレクトロニクス アンド テレコミュニケーションズ リサーチ インスチチュートElectronics And Telecommunications Research Institute | 映像の符号化/復号化方法及びそれを利用する装置 |
JP2016197895A (ja) * | 2012-10-12 | 2016-11-24 | エレクトロニクス アンド テレコミュニケーションズ リサーチ インスチチュートElectronics And Telecommunications Research Institute | 映像の符号化/復号化方法及びそれを利用する装置 |
JP2016197898A (ja) * | 2012-10-12 | 2016-11-24 | エレクトロニクス アンド テレコミュニケーションズ リサーチ インスチチュートElectronics And Telecommunications Research Institute | 映像の符号化/復号化方法及びそれを利用する装置 |
WO2022259948A1 (ja) * | 2021-06-10 | 2022-12-15 | 川崎重工業株式会社 | 搬送システム及び判定方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100640105B1 (ko) | 무인운반차, 무인운반차시스템 및 웨이퍼운반방법 | |
JP6545519B2 (ja) | 基板搬送ロボットおよび基板検出方法 | |
KR101300959B1 (ko) | 판유리 절단설비 | |
JP2008300609A (ja) | ウェハのアライメント装置、それを備えた搬送装置、半導体製造装置 | |
TW201935600A (zh) | 物品取放裝置及其方法 | |
JP2015036343A (ja) | 容器の保持アームと反転移送装置 | |
TW201616259A (zh) | 加工裝置 | |
JP2016134526A (ja) | 移載装置および移載方法 | |
JP5728770B2 (ja) | 基板処理装置、基板処理方法、ならびに、プログラム | |
JP2010165998A (ja) | 円盤状物把持装置並びに搬送機、移載装置及び搬送方法。 | |
JP6468856B2 (ja) | 移載装置 | |
WO2018147016A1 (ja) | 搬送システム | |
JP2016134525A (ja) | 移載装置および移載方法 | |
JP2009059930A (ja) | オープンカセットロードポート | |
JP4687120B2 (ja) | 物品整列装置 | |
JP2012023302A (ja) | ウエハ並べ替え装置 | |
JP5479948B2 (ja) | 搬送機構 | |
JP3814159B2 (ja) | 無人搬送車 | |
JP3873983B2 (ja) | マイクロプレートの供給装置 | |
JP6592261B2 (ja) | 搬送装置および搬送方法 | |
JP6466160B2 (ja) | カセットステージ | |
JPH1120948A (ja) | ワーク搬送制御装置 | |
JP7285084B2 (ja) | ケース支持装置およびケース支持方法 | |
JP2016178241A (ja) | 搬送装置および搬送方法 | |
TWI836448B (zh) | 收放板裝置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180717 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180712 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180912 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190108 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190723 |