JP2808199B2 - ウエハ搬送装置 - Google Patents

ウエハ搬送装置

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JP2808199B2
JP2808199B2 JP3208931A JP20893191A JP2808199B2 JP 2808199 B2 JP2808199 B2 JP 2808199B2 JP 3208931 A JP3208931 A JP 3208931A JP 20893191 A JP20893191 A JP 20893191A JP 2808199 B2 JP2808199 B2 JP 2808199B2
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wafer
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transfer device
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tilt
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勝利 夏堀
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体露光装置等にお
いて、ウエハを保持するキャリアからウエハを取り出し
たり収納するための搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2(a)(b)は従来のウエハ搬送装
置の一例を示す。発光素子4から光ビ−ムLをキャリア
載置台7の平面に対し平行に入射し、これを受光素子5
で検知する。キャリア載置台7を上下に駆動することに
より、ウエハ1がビ−ムを遮光し、図2(b)のような
信号が受光素子5に検出される。
【0003】図2(b)の信号に対し、一定のスライス
レベルを設定することにより、ウエハ1(A、B)の位
置A1、A2、B1、B2と間隔(B1−A2)を求め
ることが出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、次のような欠点があった。即ち、図3のように
ウエハ1が傾いていた場合、ウエハ間隔はT1と検出さ
れる。ハンド3の挿入位置での間隔はT2であるがウエ
ハの傾き方向が分からないためこのT2を計算できなか
った。ハンド3をウエハ間に挿入するためには、図3に
おいて、 T1≧T3 である必要がある。このT3は、ハンド3の挿入可能間
隔であり、 T3=TH+2×TC である。ここでTHはハンド3の厚み、TCはハンド3と
ウエハ1との干渉を防ぐためのクリアランスである。T
2はウエハ傾き量をT4 ,T5とすると、 T2=T1+T4+T5 となる。
【0005】ウエハ傾き量T4 ,T5が大きくT2>T3
>T1となったウエハの場合は、T2を計算できないため
に、ハンド3を挿入できず、キャリアからウエハを取り
出すことができなかった。
【0006】本発明は、上記従来技術の欠点に鑑みなさ
れたものであって、キャリア内でウエハが傾いて収納さ
れている場合であっても、ハンド挿入位置でのウエハ間
隔を正確に検出しウエハを確実に取出し可能とするウエ
ハ搬送装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】前記目的を達
成するため、本発明のウエハ搬送装置は、複数枚のウエ
ハを間隔を隔てて並列に保持するキャリアと、該キャリ
アに対しウエハを収納および取出すためのウエハ搬出入
手段と、キャリアの両側に配置した2対の発光素子およ
び受光素子を含むウエハ検出手段と、該ウエハ検出手段
と該キャリアとを相対移動させる手段と、該ウエハ検出
手段からの出力によりウエハの収納姿勢状態を計算し判
断する演算手段とを具備し、前記2対のウエハ検出手段
の各発光素子からのビームの一方が基準面に対し(+)
方向に傾斜したビーム方向を有し他方が(−)方向に傾
斜したビーム方向を有するように該検出手段が配置さ
れ、前記演算手段は前記ウエハ検出手段と前記キャリア
とを相対移動させた時の前記2つの受光素子の出力信号
から収納するウエハの傾き量及び傾き方向を求めること
を特徴とする。これによりキャリア内でいかなるウエハ
の傾きがあってもウエハの傾き量、傾き方向を検出し、
ハンドの挿入位置でのウエハ間隔を正確に求めることが
できる。
【0008】
【実施例】図1に、本発明の実施例を示す。
【0009】同図において、1(A、B、C)はウエハ
である。2はウエハを収納するキャリアであり、7はキ
ャリア載置台である。3はウエハ1を搬出入するための
ハンド、4は半導体レーザなどの発光素子、5はフォト
センサなどの受光素子、6、8はピンホ−ルである。
【0010】発光素子4aからの光ビ−ムは、キャリア
台7に対し傾き+θ、発光素子4bからの光ビ−ムは傾
き−θ(時計方向を+)に配置されている。
【0011】キャリア台7を上から下へ駆動すると、図
1(b)に示す信号が得られる。これより、ウエハの傾
き量、傾き方向を求めることができる。
【0012】受光素子(センサ)5a、5bの出力信号
よりウエハの遮光の幅を計算し、同じウエハについてセ
ンサ5a、5bより得られた幅を比較し、大きい方がそ
のビ−ムに対し角度を持っていることになる。これをウ
エハA、B、Cを例にとり説明する。 (1)(A2−A1)=(A2’−A1’)であるから
ウエハAは水平である。 (2)(B2−B1)>(B2’−B1’)であるから
ウエハBは(P)側に下がっている。このとき角度α
は、tan-1 [{(B2−B1)−W H}/d1 ]とな
る。ここでWHは水平ウエハでの遮光幅、d1は、ビ−ム
位置でのウエハ の幅である。 (3)(C2−C1)<(C2’−C1’)であるか
ら、ウエハCは(P)側で上がっている。このとき角度
βは、tan-1 [{(C2’−C1’)−WH}/
1]となる。
【0013】次に、光ビームの角度θは次のように設定
する。
【0014】φ°<θ<θmax ここでθmaxは、光ビームがキャリア内のウエハ間を通
過できる最大の角度である。図4で説明する。同図にお
いて、1はウエハである。キャリア内でのウエハの傾き
量の最大値をh1、キャリアのウエハ間隔のピッチをh
p、ウエハの厚みをWt、ビーム位置でのウエハの幅を
1、光ビーム径をφSとすると、 となる。
【0015】例えば、直径150mm、厚さ0.70m
mのウエハで使用するキャリアのピッチが4.76m
m、ウエハの傾き量の最大値を2mmで光ビームはφS
=0.60でウエハ中心を通るとすると、 となる。
【0016】次にウエハ間隔は、前記のウエハ傾き量、
傾き方向とハンド挿入位置d2より計算により求めるこ
とができる。
【0017】図3について説明する。
【0018】ウエハBは(P)側に下がっており、ウエ
ハCは(P)側で上がっているものが分かっている。ウ
エハBの傾き量T5 、ウエハCの傾き量T4はそれぞ
れ、 となる。
【0019】また、T1は、T1=C1−B2であるか
ら、ウエハ間隔T2は、T2=T1+T4+T5で計算でき
る。
【0020】次に、図1において、ウエハCを搬送する
時の動作を図5のフローチャートにて説明する。
【0021】まず、キャリア台7を上から下へ駆動し、
ウエハの存在とウエハの傾き量、傾き方向を求める(ス
テップ11)。そして、そのデータよりウエハCとBの
間隔を計算し(ステップ12)、ハンドの挿入可能間隔
3と比較し(ステップ13)、不可能な時には、動作
を停止する(ステップ14)。可能な時には、キャリア
台7をウエハCとハンド3が一定のクリアランスをもつ
ような位置へ駆動する(ステップ15)。
【0022】次に、ハンド3を挿入して図示していない
ハンド3の上下駆動手段にて上がりウエハCを吸着する
(ステップ16)。吸着の確認がとれたところで、キャ
リアからウエハを取り出し搬送を行うものである(ステ
ップ17)。
【0023】ここで、ウエハCとハンド3との位置関係
について図3と図6で説明する。
【0024】まず、図6においてウエハ1をキャリア台
に対し水平に置き、キャリア台7を上から下へ駆動させ
た時に光ビームA、Bは同時に遮光となるものとし、そ
の位置からハンド3とのクリアランスTCを保つ位置ま
での距離hcを予め測定しておく。
【0025】図3のウエハCをハンド3との一定のクリ
アランスを保つ位置へ設定するには(hc+T4)だ
け、キャリア台7を駆動すればよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、2対の発光、受光
部を設け、ウエハの傾き量、傾き方向、ウエハとウエハ
間の間隔を検出することによりキャリア内のウエハの傾
き状態を正確に検出しウエハを確実に取出すことが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の実施例に係わるウエハ搬送
装置の概略構成図、(b)はそのウエハ位置とフォトセ
ンサ出力との関係を示すグラフである。
【図2】 (a)は従来のウエハ搬送装置の概略構成
図、(b)はそのウエハ位置とフォトセンサ出力との関
係を示すグラフである。
【図3】 従来技術の問題点の説明図である。
【図4】 光ビームの角度θの設定を説明する図であ
る。
【図5】 ウエハを搬送するフローチャートである。
【図6】 ウエハとハンドの位置関係を示す図である。
【符号の説明】
1;ウエハ、2;キャリア、3;ハンド、4a、4b;
発光素子、5a、5b;受光素子、7;キャリア載置
台。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のウエハを間隔を隔てて並列に保
    持するキャリアと、該キャリアに対しウエハを収納およ
    び取出すためのウエハ搬出入手段と、キャリアの両側に
    配置した2対の発光素子および受光素子を含むウエハ検
    出手段と、該ウエハ検出手段と該キャリアとを相対移動
    させる手段と、該ウエハ検出手段からの出力によりウエ
    ハの収納姿勢状態を計算し判断する演算手段とを具備
    し、前記2対のウエハ検出手段の各発光素子からのビー
    ムの一方が基準面に対し(+)方向に傾斜したビーム方
    向を有し他方が(−)方向に傾斜したビーム方向を有す
    るように該検出手段が配置され、前記演算手段は前記ウ
    エハ検出手段と前記キャリアとを相対移動させた時の前
    記2つの受光素子の出力信号から収納するウエハの傾き
    量及び傾き方向を求めることを特徴とするウエハ搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記基準面は、キャリアを搭載するキャ
    リア搭載台のキャリア搭載面であることを特徴とする請
    求項1記載のウエハ搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記2つのビーム方向は、基準面に対し
    それぞれ(+)方向および(−)方向に等しい角度だけ
    傾斜したことを特徴とする請求項1又は2記載のウエハ
    搬送装置。
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JPS6359328U (ja) * 1986-10-03 1988-04-20
JPH0533010Y2 (ja) * 1987-02-26 1993-08-23
JPH0286144A (ja) * 1988-09-22 1990-03-27 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置における基板装着姿勢検出装置

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