JP4273096B2 - システム、コンピュータ、及びそれらの制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷に係るデータを処理するための技術に関するものである。
関するものである。
領収書や証券、証明書には、簡単に複写されることがないように、複写すると文字や画像が浮かび上がる特殊な模様が背景に印刷されている場合がある。この特殊な模様は一般に偽造抑止地紋と呼ばれ、複写によって原本が容易に複製できないような仕掛けを施し、心理的にではあるが、原本の複写を抑止する効果を実現している。
偽造抑止地紋では、複写後にドットが残る領域と複写後にドットが消える領域の同じ濃度を持つ2つの領域からなっている。この2つの領域はほぼ同じ濃度であり、マクロ的には、一見すると「複写物」などの文字や画像が隠れていることが分からないが、ミクロ的にはそれぞれ異なる特性を持っている。この隠された文字や画像を潜像と呼ぶこととする。
例えば、複写後にドットが残る領域(潜像部と呼ぶ)は各々のドットが集中した固まりのドットで構成し、複写後にドットが消える領域(背景部と呼ぶ)は各々のドットが分散したドットで構成することで、このような濃度がほぼ同じでそれぞれ特性が異なるふたつの領域を作り出すことが出来る。
集中したドットや分散したドットは、画像処理的には、異なる線数の網点を用いた網点処理や異なる特徴のディザマトリクスを用いたディザ処理により生成できる。
一般に複写機には、複写原稿の微小なドットを読み取る入力解像度や微小なドットを再現する出力解像度に依存した画像再現能力の限界が存在する。従って、複写機の画像再現能力の限界を超えた孤立した微小なドットが原稿中に存在すると、複写物では微小なドットを完全には再現できず、孤立した微小なドットの部分が抜け落ちてしまう。
従って、偽造抑止地紋の背景部が複写機で再現できるドットの限界を超えるように作成されている場合、複写によって偽造抑止地紋の大きなドット(集中したドット)は再現できるが、小さなドット(分散したドット)は再現出来ず、隠されていた画像(潜像)が浮かび上がる現象が起きる。また、複写により分散したドットは完全に消えなくとも、集中したドットと比較して明らかに複写後の濃度差が違う場合でも、隠された画像(潜像)が浮かび上がる。
また、偽造抑止地紋では、隠されている文字や画像(潜像)をより判別しにくくする「カモフラージュ」という技術も良く知られている。
カモフラージュは、潜像部や背景部とは濃度を異ならせた模様を偽造抑止地紋画像全体に配置する方法であり、一見、マクロ的には、潜像部や背景部とは異なる濃度のカモフラージュ模様が目立ち、潜像が更に目立たなくなる効果がある。
またカモフラージュ模様なしの偽造抑止地紋に比べて、カモフラージュ模様が存在する偽造抑止地紋は、印刷物に装飾的な印象を与える効果もある。
カモフラージュ模様は、複写後に潜像を容易に判別できるようにする為に、複写後にはカモフラージュ模様内部のドットはできるだけ消失することが望ましい。最も簡単な実装の場合、カモフラージュはカモフラージュ模様に相当する箇所でドットを打たないことで実現できる。
以上が偽造抑止地紋の概要である(特許文献1を参照)。
従来、印刷用紙メーカーが予め専用紙に「複写物」などの文字や画像(潜像)を含む地紋を印刷し、複写防止用紙として販売していた。そして、官公庁や企業は複写防止用紙を購入し、原本性を保証したい文書を複写防止用紙の上に印刷することで、印刷物の複写を抑止していた。
しかし、従来の複写防止用紙は、印刷用紙メーカーが専用紙に地紋をプレプリントして作成している為、専用紙を用いるコスト、プレプリント紙を必要枚数以上に準備することで生じるコストなど、コスト面でデメリットが存在した。
しかし、近年、ソフトウェア的に偽造抑止地紋画像を作成し、レーザプリンタで背景に偽造抑止地紋が配置された文書を出力する技術(プリンタによるオンデマンド地紋出力法と呼ぶこととする)が実現されている。
プリンタによるオンデマンド地紋出力法では、普通紙を用いて背景に偽造抑止地紋が配置された文書を印刷できる為、必要な時に必要な枚数だけ背景に偽造抑止地紋が配置された文書を印刷することが出来る。従って、従来のように複写防止用紙を必要以上に準備しておく必要が無い。従って、プリンタによるオンデマンド地紋出力法では、従来の複写防止用紙を用いた文書の複写抑止方式と比べ、用紙に対するコストを大幅に削減することが出来る。
特開2001−197297号公報
偽造抑止地紋によると、複写後に浮き上がる文様によって、コピー物とオリジナル物とを区別することができる。これにより、コピー物が不正に利用されることを防ぐことができるので、複写を心理的に抑止する効果が期待出来る。背景技術で説明したように、プリンタによるオンデマンド地紋出力法ではこの偽造抑止地紋を簡単に、低コストで生成できる点が優れている。
また、e-文書法施行をきっかけに文書のセキュリティに対する要求が今以上に高まってくる。地紋についても例外でなく、不正抑止力、不正追跡力、原本性保証の信憑性を更に高める対策が望まれている。
本発明は以上の問題に鑑みてなされたものであり、地紋を用いた印刷において、状況に応じて用いる地紋を制御するための技術を提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明のシステムの制御方法は以下の構成を備える。
即ち、複写すると可視可能なパターンが形成されるように潜像パターンと背景パターンとを含む第1の地紋画像を生成するか、背景パターンを含まず潜像パターンを含む第2の地紋画像を生成するかを、ユーザ情報に基づいて決定する決定工程と、
前記決定工程で、前記第1の地紋画像を生成すると決定された場合には、印刷対象の画像と合成するための、前記第1の地紋画像を前記印刷対象の画像と合成する前に生成し、
前記決定工程で、前記第2の地紋画像を生成すると決定された場合には、印刷対象の画像と合成するための、前記第2の地紋画像を前記印刷対象の画像と合成する前に生成する生成工程と、
前記生成工程で生成された地紋画像と印刷対象の画像とを合成する合成工程と、
前記合成工程で得られる合成データを印刷する印刷工程と
を有し、
前記生成工程では、前記潜像パターンを予め決められたサイズの領域内に重複することなく繰り返し張り付けることで、前記第2の地紋画像を生成することを特徴とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明のコンピュータの制御方法は以下の構成を備える。
即ち、複写すると可視可能なパターンが形成されるように潜像パターンと背景パターンとを含む第1の地紋画像を生成するか、背景パターンを含まず潜像パターンを含む第2の地紋画像を生成するかを、ユーザ情報に基づいて決定する決定工程と、
前記決定工程で、前記第1の地紋画像を生成すると決定された場合には、印刷対象の画像と合成するための、前記第1の地紋画像を前記印刷対象の画像と合成する前に生成し、
前記決定工程で、前記第2の地紋画像を生成すると決定された場合には、印刷対象の画像と合成するための、前記第2の地紋画像を前記印刷対象の画像と合成する前に生成する生成工程と、
前記生成工程で生成された地紋画像を含む印刷データを印刷装置に出力する出力工程と を有し、
前記生成工程では、前記潜像パターンを予め決められたサイズの領域内に重複することなく繰り返し張り付けることで、前記第2の地紋画像を生成することを特徴とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明のシステムは以下の構成を備える。
即ち、複写すると可視可能なパターンが形成されるように潜像パターンと背景パターンとを含む第1の地紋画像を生成するか、背景パターンを含まず潜像パターンを含む第2の地紋画像を生成するかを、ユーザ情報に基づいて決定する決定手段と、
前記決定手段で、前記第1の地紋画像を生成すると決定された場合には、印刷対象の画像と合成するための、前記第1の地紋画像を前記印刷対象の画像と合成する前に生成し、
前記決定手段で、前記第2の地紋画像を生成すると決定された場合には、印刷対象の画像と合成するための、前記第2の地紋画像を前記印刷対象の画像と合成する前に生成する生成手段と、
前記生成手段で生成された地紋画像と印刷対象の画像とを合成する合成手段と、
前記合成手段で得られる合成データを印刷する印刷手段と
を有し、
前記生成手段は、前記潜像パターンを予め決められたサイズの領域内に重複することなく繰り返し張り付けることで、前記第2の地紋画像を生成することを特徴とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明のコンピュータは以下の構成を備える。
即ち、複写すると可視可能なパターンが形成されるように潜像パターンと背景パターンとを含む第1の地紋画像を生成するか、背景パターンを含まず潜像パターンを含む第2の地紋画像を生成するかを、ユーザ情報に基づいて決定する決定手段と、
前記決定手段で、前記第1の地紋画像を生成すると決定された場合には、印刷対象の画像と合成するための、前記第1の地紋画像を前記印刷対象の画像と合成する前に生成し、
前記決定手段で、前記第2の地紋画像を生成すると決定された場合には、印刷対象の画像と合成するための、前記第2の地紋画像を前記印刷対象の画像と合成する前に生成する生成手段と、
前記生成手段で生成された地紋画像を含む印刷データを印刷装置に出力する出力手段と
を有し、
前記生成手段は、前記潜像パターンを予め決められたサイズの領域内に重複することなく繰り返し張り付けることで、前記第2の地紋画像を生成することを特徴とする。
本発明の構成により、地紋を用いた印刷において、状況に応じて用いる地紋を制御することができる。
また、カムフラージュパターンをユーザに応じて異ならせるので、地紋を一見すれば印刷を指示したユーザが特定でき、高度な不正の抑止、禁止、追跡効果を奏することができる。
以下添付図面を参照して、本発明を好適な実施形態に従って詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、印刷対象の画像と地紋パターンとを合成した画像に基づく印刷を行うための、本実施形態に係るシステムの機能構成を示すブロック図である。同図に示す如く、本実施形態に係るシステムはコンピュータ100とプリンタ108とで構成されている。
先ず、コンピュータ100について説明する。コンピュータ100は同図に示す如く、認証部101、条件判定部102、画像選択部103、画像蓄積部104、地紋画像生成部105、合成部106、印刷データ処理部107により構成されている。なお、本実施形態では、コンピュータ100を構成するこれら各部は全て専用のハードウェアでもって構成されているものとして説明するが、部分的にソフトウェアでもって構成するようにしても良い。
認証部101は、本コンピュータ100の操作者(ユーザ)に係る情報(ユーザ情報)を取得し、取得したユーザ情報を用いてこのユーザを特定し、特定したユーザに固有の情報(ユーザ固有情報)を条件判定部102に出力する処理を行う。
ユーザ情報としては、例えば、パスワードやユーザ名等、予めユーザに割り当てられた情報や、虹彩、指紋等の生体情報などが考えられる。また、認証部101によるユーザ情報の取得形態としては特に限定するものではないが、例えば、磁気式カードにユーザ情報を記録させておき、カードリーダによってこのユーザ情報を読み取ることで取得するようにしても良いし、本コンピュータ100の操作者がキーボードなどの情報入力インターフェースを用いて入力したユーザ情報を取得するようにしても良い。ユーザ固有情報としては、例えば、ユーザIDなどが考えられる。
よって、認証部101は、例えば、予めユーザ毎に、ユーザ情報と、このユーザ情報に対応するユーザ固有情報とを関連付けて保持しており、ユーザ情報を取得すると、取得したユーザ情報に関連付けられて保持されているユーザ固有情報を特定する。そして特定したユーザ固有情報を条件判定部102に出力する。
なお、認証部101によるこのような一連の処理、即ち、ユーザ情報を取得すると、取得したユーザ情報に対応するユーザ固有情報を出力するといった一連のユーザ認識処理については周知の技術であるので、これ以上の説明は省略する。
条件判定部102は、印刷対象の画像と合成する地紋パターンを、認証部101から受けたユーザ固有情報に基づいて決定する処理を行う。本実施形態では地紋パターンの種類を2つとする。即ち一方を第1の地紋パターン、他方を第2の地紋パターンとする。第1,2の地紋パターンのそれぞれについては後述する。従って、条件判定部102は、認証部101から受けたユーザ固有情報に基づいて、印刷対象の画像と合成する地紋パターンを第1の地紋パターン、第2の地紋パターンの何れかから選択する処理を行う。
そのために、条件判定部102には、ユーザ毎に、第1の地紋パターン(若しくは第2の地紋パターン)が使用される条件(地紋印刷条件)が入力される。
例えば、第1の地紋パターンを用いた印刷の枚数をユーザ毎に制限したい場合、例えば、地紋印刷条件は、『第1の地紋パターンを用いた印刷が許可される枚数を、Aさんの場合には「5」、Bさんの場合には「3」とする(例1)』となる。
また、第1の地紋パターンを用いた印刷を部門毎に制限したい場合、例えば、地紋印刷条件は、『第1の地紋パターンを用いた印刷を、営業部の場合には許可し、企画部の場合には許可しない(例2)』となる。
以上のような地紋印刷条件は予め条件判定部102が保持しておいても良いし、印刷要求を受けるたびに外部から取得するようにしても良い。
従って、上記例1の場合、条件判定部102は、Aさん、Bさんのそれぞれが過去に第1の地紋パターンを用いた印刷を行った枚数を保持しており、認証部101から受けたユーザ固有情報がAさんの場合、Aさんが過去に第1の地紋パターンを用いた印刷を行った枚数が「5」以下の場合には第1の地紋パターン、「5」よりも多い場合には第2の地紋パターンを用いると決定する。尚、用いる地紋パターンを決定するための処理は、認証部101から受けたユーザ固有情報がBさんの場合であっても同様にして行う。
また、上記例2の場合、条件判定部102は、それぞれのユーザの属している部門を示すデータを保持しており、認証部101から受けたユーザ固有情報が営業部に属しているユーザである場合には第1の地紋パターン、企画部に属しているユーザである場合には第2の地紋パターンを用いると決定する。
そして条件判定部102は、以上のようにして決定した「用いる地紋パターン」を画像選択部103に通知する。画像選択部103は、条件判定部102から受けた通知に応じて、潜像パターン、背景パターンの両方、若しくは潜像パターンのみを画像蓄積部104から読み出して地紋画像生成部105に出力する。
ここで、潜像パターン、背景パターンについて説明する。潜像パターンとは、複写した場合に「複写」や「COPY」などの文字を示すドットが残る領域用のドットが集中したパターンである。換言すれば、複写すると可視可能なパターンとして形成されるよう構成されたパターンである。一方、背景パターンとは、複写した場合にドットが消える領域用のドットが分散したパターンである。換言すれば、複写すると可視不可能なパターンとして形成されるよう構成されたパターンである。
従って、画像蓄積部104には、このような潜像パターンの画像データ、背景パターンの画像データが格納されており、画像選択部103は、条件判定部102から「第1の地紋パターンを用いる」旨の通知を受けると、潜像パターンと背景パターンとを画像蓄積部104から読み出して地紋画像生成部105に出力するし、条件判定部102から「第2の地紋パターンを用いる」旨の通知を受けると、潜像パターンのみを画像蓄積部104から読み出して地紋画像生成部105に出力する。
なお、画像蓄積部104に潜像パターン、背景パターンに加え、上記カムフラージュパターンの画像データを格納しておき、条件判定部102から「第1の地紋パターンを用いる」旨の通知を受けた場合には、潜像パターン、背景パターンに加え、上記カムフラージュパターンの画像データを画像蓄積部104から読み出して地紋画像生成部105に出力するようにしても良い。
地紋画像生成部105は、画像選択部103から出力された画像データを用いて地紋パターンを作成する。地紋画像生成部105は画像選択部103から潜像パターン、及び背景パターンを受けると、それぞれのパターンの画像を予め決められたサイズの領域内に重複することなく繰り返し張り付けることで、1枚の第1の地紋パターンを生成する。なお、画像選択部103から潜像パターン、背景パターンに加え、上記カムフラージュパターンも受けた場合には、地紋画像生成部105は、潜像パターン、背景パターン、カムフラージュパターンのパターンの画像を予め決められたサイズの領域内に重複することなく繰り返し張り付けることで、1枚の第1の地紋パターンを生成する。
一方、地紋画像生成部105は画像選択部103から潜像パターンのみを受けると、受けた潜像パターンの画像を予め決められたサイズの領域内に繰り返し張り付けることで、1枚の第2の地紋パターンを生成する。
そして地紋画像生成部105は生成した地紋パターン(第1の地紋パターン、若しくは第2の地紋パターン)の画像データを合成部106に出力する。
合成部106には、印刷対象の画像データ(例えば原稿画像データ)が入力されるので、合成部106は、この印刷対象の画像と地紋画像生成部105から出力された地紋パターンの画像とを合成して合成データを作成し、作成した合成データは印刷データ処理部107に出力する。
印刷データ処理部107は、合成部106から受けた合成データを描画情報として受け、これを逐次印刷コマンドへと変換していく。このとき、必要に応じてカラーマッチング処理やRGB−CMYK変換、ハーフトーン処理などの画像処理を実行する。そして、印刷データ処理部107は、プリンタ108で解釈可能なデータ形式(例えば、ページ記述言語で記述されたデータ形式や印刷ビットマップに展開されたデータ形式)を印刷データとして後段のプリンタ108に出力する。
以上がコンピュータ100が行う処理である。次に、プリンタ108について説明する。プリンタ108としては、例えばインクジェットプリンタ、レーザビームプリンタ、熱転写型プリンタ、ドットインパクトプリンタなどが挙げられる。プリンタ108は、印刷データ処理部107から出力された印刷データに基づいて印刷処理を行う。即ち、紙などの記録媒体上に第1の地紋パターン、若しくは第2の地紋パターンが合成された印刷対象の画像(例えば原稿画像)が印刷される。
以上説明した処理を行うことで、例えば上記例1の場合、Aさんが過去に第1の地紋パターンを用いた印刷を行った枚数が「5」以下の場合には第1の地紋パターンを合成した印刷対象の画像、「5」よりも多い場合には第2の地紋パターンを用いた印刷対象の画像が印刷されることになる。
ここで上述の通り、第1の地紋パターンは、潜像パターンと背景パターンとで構成されているので(更に上記カムフラージュパターンが加わっても以下の説明の本質は変わらない)、印刷物上における潜像パターンは不可視(完全に不可視というわけではなく認知し難いというレベル)であって、この印刷物を複写すると初めてこの潜像パターンは可視パターンとなる。即ち、「Aさんが第1の地紋パターンを用いた印刷を行うことのできる枚数が「5」以下」という印刷条件が満たされていれば、印刷物上における潜像パターンは不可視パターンとして印刷され、印刷物として利用できる。
一方、上述の通り、第2の地紋パターンは、潜像パターンのみで構成されているので、印刷物上における潜像パターンは可視である。即ち、「Aさんが第1の地紋パターンを用いた印刷を行うことのできる枚数が「5」以下」という印刷条件が満たされていなければ、印刷物上における潜像パターンは可視パターンとして印刷され、印刷物として利用できない。
このように、印刷物に地紋パターンを印刷する場合において、印刷条件を満たしているか否かに応じて、地紋パターンを切り替えることができるので、印刷物に対するセキュリティを従来よりも高めることができる。
なお、条件判定部102における処理内容には様々なものが考えられ、例えば上記例1を応用し、Aさんに対しては2枚までならテスト印刷や自分保管用の為に第1の地紋パターンを用いた印刷を許可し、これに加えて5枚までなら如何なる用途であっても第1の地紋パターンを用いた印刷を許可し、5枚目以降については第1の地紋パターンを用いた印刷は許可しないが第2の地紋パターンを用いた印刷は許可し、8枚目以降については印刷そのものを許可しないという判断処理を行うようにしても良い。
また、本実施形態では、用いる地紋パターンを得るためには、条件判定部102によって第1の地紋パターン、第2の地紋パターンのうち何れを用いるのかを決定した後で、決定した方の地紋パターンを生成するために必要なデータを画像選択部103により画像蓄積部104から読み出し、読み出したデータを用いて決定した方の地紋パターンを地紋画像生成部105により生成していた。
しかし処理効率の観点から、以下のような変形例も考え得る。即ち、第1の地紋パターン、第2の地紋パターンを予め作成して画像蓄積部104に格納しておき、画像選択部103は条件判定部102によって決定した方の地紋パターンを画像蓄積部104から読み出す。この場合、地紋画像生成部105は省略することができ、画像選択部103により読み出された地紋パターンのデータは合成部106に出力されることになる。
図5は、コンピュータ100が行う処理のフローチャートである。なお、同図に示した各ステップにおける処理の詳細については上述の通りであるので、ここでは簡単に説明する。
先ず、認証部101は、外部から入力されたユーザ情報を取得し(ステップS501)、取得したユーザ情報に対応するユーザ固有情報を特定することで、ユーザを特定する処理を行う(ステップS502)。なお、特定したユーザ固有情報は、条件判定部102に出力する。
条件判定部102は、認証部101から受けたユーザ固有情報に基づいて、このユーザが印刷に用いる地紋パターンを決定する処理を行う(ステップS503)。
その結果、第1の地紋パターンを用いると決定した場合には処理をステップS504に進め、画像選択部103は画像蓄積部104から潜像パターンと背景パターンとを読み出して地紋画像生成部105に出力し、地紋画像生成部105は受けた潜像パターンと背景パターンとを用いて第1の地紋パターンの画像を生成する(ステップS504)。なお、上述の通り、第1の地紋パターンを生成する際には、潜像パターン、背景パターンに加えてカムフラージュパターンを用いても良い。
一方、第2の地紋パターンを用いると決定した場合には処理をステップS505に進め、画像選択部103は画像蓄積部104から潜像パターンを読み出して地紋画像生成部105に出力し、地紋画像生成部105は受けた潜像パターンを用いて第2の地紋パターンの画像を生成する(ステップS505)。
次に、合成部106は、外部から入力された印刷対象の画像データを取得し、取得した画像データと、地紋画像生成部105によってステップS504,若しくはステップS505で生成された地紋パターンの画像とを合成し、合成データを生成する(ステップS507)。そして印刷データ処理部107は、ステップS507で合成部106によって生成された合成データに対して上記各種の画像処理を含む様々な処理を行い、処理後のデータ(印刷データ)をプリンタ108に対して出力する(ステップS508)。
[第2の実施形態]
本実施形態では、第1の地紋パターンを生成する際にはカムフラージュパターンを用いるのであるが、このカムフラージュパターンをユーザ毎に異ならせる。これにより、印刷物に印刷されているカムフラージュパターンによって、どのユーザがこの印刷物の印刷を指示したのかを特定することができ、例えば、このような印刷物が不正に印刷された場合に、この印刷物に印刷されたカムフラージュパターンを見れば、この印刷指示を行ったユーザを特定することができる。
以下、本実施形態についてより具体的に説明するために、上記例2において営業部には営業1課と営業2課とが存在する、とする。
このような例を用いて、第1の地紋パターンを用いた印刷を行う場合、この第1の地紋パターンを生成する際に用いるカムフラージュパターンをユーザ毎に異ならせる処理について説明する。なお、本実施形態に係るシステムは、図1に示した構成と同じである。
先ず、第1の実施形態と同様、認証部101にはユーザ情報が入力されるので、認証部101は、このユーザ情報に対応するユーザ固有情報を条件判定部102に入力する。条件判定部102は、それぞれのユーザの属している部門を示すデータを保持しており、認証部101から受けたユーザ固有情報が営業部(営業1課、若しくは営業2課)に属しているユーザである場合には第1の地紋パターン、企画部に属しているユーザである場合には第2の地紋パターンを用いると決定する。また、本実施形態では条件判定部102は更に、認証部101から受けたユーザ固有情報が営業1課に属しているユーザである場合には第1のカムフラージュパターン、営業2課に属しているユーザである場合には第2のカムフラージュパターンを用いると決定する。
ここで以下の説明では、第1のカムフラージュパターンは図4(a)に示す唐草のものとし、第2のカムフラージュパターンは図4(b)に示す扇形のものとするが、それぞれのカムフラージュパターンが如何なる模様のものであっても良いことはいうまでもない。図4は、第1,2のカムフラージュパターンを示す図である。
このような第1のカムフラージュパターン、第2のカムフラージュパターンのデータは画像蓄積部104に格納されている。
条件判定部102は、用いる地紋パターン、そして必要であれば用いるカムフラージュパターンを画像選択部103に通知する。画像選択部103は、条件判定部102から「第1の地紋パターン、及び第1のカムフラージュパターンを用いる」という通知を受けると、(潜像パターン、背景パターン、第1のカムフラージュパターン)のセットを画像蓄積部104から読み出して地紋画像生成部105に出力するし、条件判定部102から「第1の地紋パターン、及び第2のカムフラージュパターンを用いる」という通知を受けると、(潜像パターン、背景パターン、第2のカムフラージュパターン)のセットを画像蓄積部104から読み出して地紋画像生成部105に出力するし、条件判定部102から「第2の地紋パターンを用いる」旨の通知を受けると、潜像パターンのみを画像蓄積部104から読み出して地紋画像生成部105に出力する。
そして地紋画像生成部105は、(潜像パターン、背景パターン、第1のカムフラージュパターン)のセットを受けた場合には、それぞれのパターンの画像を予め決められたサイズの領域内に重複することなく繰り返し張り付けることで、1枚の第1の地紋パターンを生成する。
また、地紋画像生成部105は、(潜像パターン、背景パターン、第2のカムフラージュパターン)のセットを受けた場合には、それぞれのパターンの画像を予め決められたサイズの領域内に重複することなく繰り返し張り付けることで、1枚の第1の地紋パターンを生成する。
一方、地紋画像生成部105は画像選択部103から潜像パターンのみを受けると、受けた潜像パターンの画像を予め決められたサイズの領域内に繰り返し張り付けることで、1枚の第2の地紋パターンを生成する。
以降の処理については基本的には第1の実施形態と同じである。
[第3の実施形態]
第1の実施形態では、図1に示したシステムにおけるコンピュータ100を構成する各部はハードウェアでもって構成されているものとして説明した。即ち、第1の実施形態では、コンピュータ100とは、プリンタ108に対して印刷データを提供するための専用ハードウェアであった。しかし、コンピュータ100として一般のPC(パーソナルコンピュータ)やWS(ワークステーション)等を用いることも可能である。
図3は、このようなPCやWS等でもって構成されたコンピュータ100のハードウェア構成を示すブロック図である。
301はCPUで、RAM302やROM303に格納されているプログラムやデータを用いてコンピュータ100全体の制御を行ったり、図1に示した認証部101、条件判定部102、画像選択部103、地紋画像生成部105、合成部106、印刷データ処理部107の各部として機能する。
302はRAMで、外部記憶装置308からロードされたプログラムやデータを一時的に記憶するためのエリア、操作入力デバイス306から入力された指示データを一時的に記憶するためのエリア、他のコンピュータシステム314からダウンロードしたプログラムやデータを一時的に記憶するためのエリア、CPU301が各種の処理を実行する際に用いるワークエリア等、各種のエリアを適宜提供することができる。
また、図1に示した認証部101、条件判定部102、画像選択部103、地紋画像生成部105、合成部106、印刷データ処理部107の各部において「データを保持する」機能についてはその一部若しくは全部をRAM302若しくは後述する外部記憶装置308が有するようにしても良い。
303はROMで、設定データやブートプログラムなどを格納する。
304はディスプレイ制御装置で、CPU301による処理結果を画像や文字などでもってディスプレイ305の表示画面上に表示するための制御処理を行う。
305はディスプレイで、CRTや液晶画面などでもって構成することができ、CPU301による処理結果を画像や文字などでもって表示する。
306は操作入力デバイスで、キーボードやマウスなどでもって構成されており、コンピュータ100のユーザが操作することで、各種の指示を入力することができる。例えば、上記ユーザ情報をこの操作入力デバイス306を用いて入力するようにしても良い。操作入力デバイス306はI/O307を介してバス316に接続されている。
308は外部記憶装置で、ハードディスクドライブ装置に代表される大容量情報記憶装置であって、ここにOS(オペレーティングシステム)や、上記各実施形態においてコンピュータ100が行う処理として説明したものをCPU301に実行させるためのプログラムやデータ(例えばCPU301に認証部101、条件判定部102、画像選択部103、地紋画像生成部105、合成部106、印刷データ処理部107の各部として機能させるためのプログラムやデータ)、また、上記画像蓄積部104が保持しているものとして説明した各種のデータ、また、上記各実施形態における説明で適宜必要となるデータ等を保存するものであり、これらはCPU301による制御に従って適宜RAM302にロードされる。この外部記憶装置308はI/O309を介してバス316に接続されている。
また、I/O311は、コンピュータ100をプリンタ108に接続するためのものであり、このI/O311を介してコンピュータ100はプリンタ108に対して印刷データを出力することができる。
314は他のコンピュータシステムである。315はコンピュータ100をこの他のコンピュータシステム314に接続するためのI/F(インターフェース)で、コンピュータ100はこのI/F315を介して他のコンピュータシステム314とのデータ通信を行うことができる。
316は上述の各部を繋ぐバスである。
ここで、本実施形態を含め、上記各実施形態では、図1に示したシステムは、コンピュータ100とプリンタ108の2つの別個の装置を接続することで構成されているものとして説明した。このようなシステムは単体でも機能するものであるが、このようなシステムを1つの装置の中に搭載し、複合機やコピー機などの一部を形成するようにしても良い。
また、図1に示したシステムは、どのような数のハードウェア、ソフトウェアで構成するようにしても良い。即ち、上記各実施形態ではコンピュータ100とプリンタ108の2つの装置でシステムを構成しているものとして説明しているが、例えば画像蓄積部104のみを別個の装置内に設け、その結果3つの装置でもってシステムを構成するようにしても良い。その一例を第4の実施形態にて説明する
[第4の実施形態]
本実施形態では、図1におけるコンピュータ100が行う処理を2つの装置、即ち、クライアントコンピュータ210とサーバ209とに分担させる。図2は、本実施形態に係るシステムの機能構成を示すブロック図である。同図に示す如く、本実施形態に係るシステムは、プリンタ108と、コンピュータ100が行う処理を分担するクライアントコンピュータ210、サーバ209で構成されている。なお、同図において図1と同じ部分については同じ番号を付けており、その説明は省略する。
同図に示す如く、クライアントコンピュータ210は地紋画像生成部105、合成部106、印刷データ処理部107を備え、サーバ209は認証部101、条件判定部102、画像選択部103、画像蓄積部104を備える。各部の動作については上記各実施形態と同じである。
例えば、複数のクライアントコンピュータ210がサーバ209に接続されているようなネットワーク環境において、個々のクライアントコンピュータ210側で地紋パターンを用いた印刷を行いたい場合、サーバ209側に第1の地紋パターン、第2の地紋パターン、また必要に応じてカムフラージュパターン(第1のカムフラージュパターン、第2のカムフラージュパターンというようにカムフラージュパターンに複数のパターンが必要な場合には複数種類のカムフラージュパターン)を保持させておき、クライアントコンピュータ210からサーバ209に対してユーザ情報を送信すると、サーバ209側ではこのユーザに使用させても良い地紋パターン(必要に応じてカムフラージュパターンも)を第1,2の実施形態で説明したようにして決め、決めた地紋パターンを生成するために必要なデータを画像蓄積部104から読み出してクライアントコンピュータ210に送信する。
クライアントコンピュータ210は送信されたデータを用いて第1の実施形態と同様にして地紋パターンを生成し、印刷対象の画像と合成し、画像処理を含む各種の処理を行ってプリンタ108に出力する。
このようなシステムによれば、個々のクライアントコンピュータ210側で適宜地紋パターンを用いた印刷の指示を行うことができる。
なお、本実施形態を含む上記各実施形態では印刷データ処理部107からの出力先は直接プリンタ108としているが、これに限定するものではなく、例えばプリンタ108がネットワークプリンタとして機能すべく、ネットワーク上に接続されていると共に、このネットワーク上にプリンタサーバが接続されている場合には、データ処理部107による出力先をこのプリンタサーバとするようにしても良い。
また、プリンタ108の数は1つに限定するものではなく、複数であっても良い。その場合には当然、クライアントコンピュータ210側、コンピュータ100側で印刷するプリンタを選択する必要がある。
また、本実施形態を含む上記各実施形態では、地紋パターンやカムフラージュパターンなどを結局のところユーザ毎に異ならせていたが、異ならせるカテゴリは「ユーザ」に限定するものではなく、上記部門毎や、会社毎、国毎など、異ならせるカテゴリには様々なものが考え得る。
[その他の実施形態]
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
印刷対象の画像と地紋パターンとを合成した画像に基づく印刷を行うための、本発明の第1の実施形態に係るシステムの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係るシステムの機能構成を示すブロック図である。 PCやWS等でもって構成されたコンピュータ100のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1,2のカムフラージュパターンを示す図である。 コンピュータ100が行う処理のフローチャートである。

Claims (13)

  1. 複写すると可視可能なパターンが形成されるように潜像パターンと背景パターンとを含む第1の地紋画像を生成するか、背景パターンを含まず潜像パターンを含む第2の地紋画像を生成するかを、ユーザ情報に基づいて決定する決定工程と、
    前記決定工程で、前記第1の地紋画像を生成すると決定された場合には、印刷対象の画像と合成するための、前記第1の地紋画像を前記印刷対象の画像と合成する前に生成し、
    前記決定工程で、前記第2の地紋画像を生成すると決定された場合には、印刷対象の画像と合成するための、前記第2の地紋画像を前記印刷対象の画像と合成する前に生成する生成工程と、
    前記生成工程で生成された地紋画像と印刷対象の画像とを合成する合成工程と、
    前記合成工程で得られる合成データを印刷する印刷工程と
    を有し、
    前記生成工程では、前記潜像パターンを予め決められたサイズの領域内に重複することなく繰り返し張り付けることで、前記第2の地紋画像を生成することを特徴とするシステムの制御方法。
  2. 複写すると可視可能なパターンが形成されるように潜像パターンと背景パターンとを含む第1の地紋画像を生成するか、背景パターンを含まず潜像パターンを含む第2の地紋画像を生成するかを、ユーザ情報に基づいて決定する決定工程と、
    前記決定工程で、前記第1の地紋画像を生成すると決定された場合には、印刷対象の画像と合成するための、前記第1の地紋画像を前記印刷対象の画像と合成する前に生成し、
    前記決定工程で、前記第2の地紋画像を生成すると決定された場合には、印刷対象の画像と合成するための、前記第2の地紋画像を前記印刷対象の画像と合成する前に生成する生成工程と、
    前記生成工程で生成された地紋画像を含む印刷データを印刷装置に出力する出力工程と
    を有し、
    前記生成工程では、前記潜像パターンを予め決められたサイズの領域内に重複することなく繰り返し張り付けることで、前記第2の地紋画像を生成することを特徴とするコンピュータの制御方法。
  3. 前記システムには、前記ユーザ情報に対応するユーザが、潜像パターンと背景パターンとを含む画像を用いて過去に行った印刷の枚数を示す枚数情報が保持されており、
    前記決定工程は、
    潜像パターンと背景パターンとを含む画像を用いた印刷について、前記ユーザ情報に対応するユーザに対して許可された印刷枚数を示す印刷許可枚数情報を取得する工程と、
    前記枚数情報が示す枚数が、前記印刷許可枚数情報が示す枚数以下である場合には、潜像パターンと背景パターンとを含む画像を生成すると決定し、
    前記枚数情報が示す枚数が、前記印刷許可枚数情報が示す枚数よりも多い場合には、背景パターンを含まず潜像パターンを含む画像を生成すると決定する工程と
    を有することを特徴とする請求項1に記載のシステムの制御方法。
  4. 前記潜像パターンとは、ドットが集中したパターンであるため複写された際に残り、
    前記背景パターンとは、ドットが分散したパターンであるため複写された際に消えることを特徴とする請求項1に記載のシステムの制御方法。
  5. 前記潜像パターンと背景パターンとを含む画像において、前記潜像パターンと前記背景パターンとの違いは認知し難いことを特徴とする請求項に記載のシステムの制御方法。
  6. 前記決定工程では、
    ユーザ情報に基づいて、前記潜像パターンと前記背景パターンと第1のカモフラ−ジュパターンとを含む画像を生成するか、前記潜像パターンと前記背景パターンと第2のカモフラ−ジュパターンとを含む画像を生成するか、前記背景パターンを含まず前記潜像パターンを含む画像を生成するかを決定し、
    前記第1のカモフラージュパターンと前記第2のカモフラージュパターンとは異なることを特徴とする請求項1に記載のシステムの制御方法。
  7. 複写すると可視可能なパターンが形成されるように潜像パターンと背景パターンとを含む第1の地紋画像を生成するか、背景パターンを含まず潜像パターンを含む第2の地紋画像を生成するかを、ユーザ情報に基づいて決定する決定手段と、
    前記決定手段で、前記第1の地紋画像を生成すると決定された場合には、印刷対象の画像と合成するための、前記第1の地紋画像を前記印刷対象の画像と合成する前に生成し、
    前記決定手段で、前記第2の地紋画像を生成すると決定された場合には、印刷対象の画像と合成するための、前記第2の地紋画像を前記印刷対象の画像と合成する前に生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成された地紋画像と印刷対象の画像とを合成する合成手段と、
    前記合成手段で得られる合成データを印刷する印刷手段と
    を有し、
    前記生成手段は、前記潜像パターンを予め決められたサイズの領域内に重複することなく繰り返し張り付けることで、前記第2の地紋画像を生成することを特徴とするシステム。
  8. 複写すると可視可能なパターンが形成されるように潜像パターンと背景パターンとを含む第1の地紋画像を生成するか、背景パターンを含まず潜像パターンを含む第2の地紋画像を生成するかを、ユーザ情報に基づいて決定する決定手段と、
    前記決定手段で、前記第1の地紋画像を生成すると決定された場合には、印刷対象の画像と合成するための、前記第1の地紋画像を前記印刷対象の画像と合成する前に生成し、
    前記決定手段で、前記第2の地紋画像を生成すると決定された場合には、印刷対象の画像と合成するための、前記第2の地紋画像を前記印刷対象の画像と合成する前に生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成された地紋画像を含む印刷データを印刷装置に出力する出力手段と
    を有し、
    前記生成手段は、前記潜像パターンを予め決められたサイズの領域内に重複することなく繰り返し張り付けることで、前記第2の地紋画像を生成することを特徴とするコンピュータ。
  9. 前記システムには、前記ユーザ情報に対応するユーザが、潜像パターンと背景パターンとを含む画像を用いて過去に行った印刷の枚数を示す枚数情報が保持されており、
    前記決定手段は、
    潜像パターンと背景パターンとを含む画像を用いた印刷について、前記ユーザ情報に対応するユーザに対して許可された印刷枚数を示す印刷許可枚数情報を取得する手段と、
    前記枚数情報が示す枚数が、前記印刷許可枚数情報が示す枚数以下である場合には、潜像パターンと背景パターンとを含む画像を生成すると決定し、
    前記枚数情報が示す枚数が、前記印刷許可枚数情報が示す枚数よりも多い場合には、背景パターンを含まず潜像パターンを含む画像を生成すると決定する手段と
    を有することを特徴とする請求項に記載のシステム。
  10. 前記潜像パターンとは、ドットが集中したパターンであるため複写された際に残り、
    前記背景パターンとは、ドットが分散したパターンであるため複写された際に消えることを特徴とする請求項に記載のシステム。
  11. 前記潜像パターンと背景パターンとを含む画像において、前記潜像パターンと前記背景パターンとの違いは認知し難いことを特徴とする請求項に記載のシステム。
  12. 前記決定手段は、
    ユーザ情報に基づいて、前記潜像パターンと前記背景パターンと第1のカモフラ−ジュパターンとを含む画像を生成するか、前記潜像パターンと前記背景パターンと第2のカモフラ−ジュパターンとを含む画像を生成するか、前記背景パターンを含まず前記潜像パターンを含む画像を生成するかを決定し、
    前記第1のカモフラージュパターンと前記第2のカモフラージュパターンとは異なることを特徴とする請求項に記載のシステム。
  13. コンピュータに請求項2に記載の制御方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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