JP4270640B2 - パウチフィルムへの膨らみ部の形成方法、及びその形成方法による膨らみ部を備えたパウチ - Google Patents
パウチフィルムへの膨らみ部の形成方法、及びその形成方法による膨らみ部を備えたパウチ Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パウチフィルムへの膨らみ部の形成方法、及びその形成方法による膨らみ部を備えたパウチに関し、更に詳しくは、液体用パウチなどに用いられる積層フィルムに対して、例えば、パウチの注出口部や本体部分に、その開口性、保形性、或いは形態安定性などを向上させる目的で設けられる膨らみ部を、所望の形状に、且つ、安定した形状に、生産性よく形成する方法、及びその形成方法を用いて形成された所望の形状で、且つ、安定した形状の膨らみ部を備えたパウチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シャンプー、コンディショナーなど液状の内容物を密封包装し、使用時に、内容物を別の容器に移し替えて使用する詰め替え用パウチなどには、自立性があり取扱いやすく、立体容器としての特徴も一部備えているスタンディングパウチ形式のパウチが主に採用され、且つ、内容物をボトルなど口径の小さな容器にも安全に移し替えられるよう、パウチの上部の一部に狭い幅の注出口部を設けるのが一般的であった。
【0003】
しかし、このような注出口部付きのパウチは、内容物の注出に際して、注出口部の幅が狭いため、注出口部の両面のフィルムが密着しやすく、或いは注出口部が折れ曲がって開口しにくいなどの問題があった。
このような問題を解決するために、例えば、特開平7−2260号公報には、注出口部のフィルムに補強機構として加熱成形により、一本或いは複数本の線状変形を設けた袋が提案されている。
【0004】
このような線状変形の形成は、通常、一方に加熱可能な雌型または雄型を用い、もう一方にはゴムなどを用いて、両者の間にフィルムを挟んでプレスする熱プレス成形方式で行われている。
しかし、このような熱プレス成形方式は、生産性はよいが、成形されたフィルムが、加熱されたまま成形型から排出されるため、成形の戻りが大きく、型通りの成形が難しい問題があった。
この問題は、成形を行うフィルムが、パウチのフィルム、即ち、基材となる延伸フィルムにシーラント層を積層したような積層フィルムの場合、必ずしも成形に適していないため一層顕著に発生する。
【0005】
本発明者らは、先に、詰め替え用パウチなどに用いる注出口部付きのパウチに関して、その注出口部や、本体部分に、注出口部の開口性とその保形性をよくし、また、パウチの形態安定性を向上させるなどの目的で、種々の形状の膨らみ部を設けることも提案しているが、特に膨らみ部の高さ方向の形状については、パウチのフィルムが元々柔軟で剛性が比較的低いため、パウチの積み重ねなどにより、膨らみ部に圧縮する力が加わると潰されやすく、できるだけ圧縮に対する抵抗力が強く、また、一旦潰されても復元しやすい形状を採ることが好ましい。
【0006】
この点から、膨らみ部の高さ方向の形状は、その上部および側部などがフラットな面で形成される形状、即ち、膨らみ部の高さ方向の断面が台形状や大小の台形を積み重ねたような段を有する形状など、面と面との間に角部を有する形状が好ましく、それにより、リブ効果が増し、圧縮に対する抵抗性、復元性も向上させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような膨らみ部をパウチのフィルムに形成する場合、前記したような通常の熱プレス成形方式では、フィルムに成形された膨らみ部が加熱された状態のまま、成形型から排出されるので、成形の戻りが大きく、前記角部も丸みを持つ形状となり、リブ効果も低下し、膨らみ部の効果を充分に得られなくなる問題があった。
【0008】
本発明は、このような問題点を解消するためになされたものであり、その目的とするところは、パウチに使用する積層フィルムのような成形に適さないフィルムであっても、所望の形状に近く、且つ、形状安定性にも優れたパウチの膨らみ部を生産性よく形成することのできるパウチフィルムへの膨らみ部の形成方法、及びその形成方法を用いて形成された形状安定性に優れた膨らみ部を備えたパウチを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は以下の本発明により解決することができる。
即ち、請求項1に記載した発明は、パウチの積層フィルムを60〜110℃の範囲に加熱された加熱板を用いて両側から予熱した後、該積層フィルムに設ける膨らみ部の形状に対応する形状の雄型と雌型とを用いて、該雄型と雌型とのプレス成形時のクリアランスを該積層フィルムの厚さと同一に設定すると共に、該雄型と雌型の温度を20〜40℃に調節し、更に、圧空及び真空操作を併用してプレス成形し、その成形型内で冷却することを特徴とするパウチフィルムへの膨らみ部の形成方法である。
【0010】
このような膨らみ部の形成方法を採ることにより、パウチの積層フィルムを予め適する温度に加熱することができるので、成形型で加熱する必要がなく、所望の形状の膨らみ部に対応する形状の雄型と雌型との間で確実にプレス成形し、同時に型内で冷却し、固定することができる。
従って、成形後の戻りが少なく、且つ安定した形状の膨らみ部を生産性よく形成することができる。
【0011】
また、請求項1に記載した発明では、前記プレス成形の際、圧空及び真空操作を併用するパウチフィルムへの膨らみ部の形成方法としている。
【0012】
このような膨らみ部の形成方法を採ることにより、例えば、雌型側で真空操作を行い、雄型側から圧空操作を行うことにより、積層フィルムが雌型に隅々まで一層ぴったりと密着するようになり、一層雌型形状に近い膨らみ部を効率よく形成することができる。
【0013】
また、請求項1に記載した発明では、前記雄型と雌型とのプレス成形時のクリアランスが、積層フィルムの厚さと同一となるようにしたパウチフィルムへの膨らみ部の形成方法としている。
【0014】
このような膨らみ部の形成方法を採ることにより、プレス成形の際、雄型と雌型の機械的な力を一層効果的に利用できるので、一層確実に成形型に近く安定した形状の膨らみ部を形成することができる。
【0015】
また、請求項2に記載した発明は、パウチの一部に注出口部を有し、少なくとも該注出口部の積層フィルムに膨らみ部が設けられたパウチであって、該膨らみ部が、パウチの積層フィルムを60〜110℃の範囲に加熱された加熱板を用いて両側から予熱した後、該積層フィルムに設ける膨らみ部の形状に対応する形状の雄型と雌型とを用いて、該雄型と雌型とのプレス成形時のクリアランスを該積層フィルムの厚さと同一に設定すると共に、該雄型と雌型の温度を20〜40℃に調節し、更に、圧空及び真空操作を併用してプレス成形し、その成形型内で冷却する方法で形成されていることを特徴とする膨らみ部を備えたパウチからなる。
【0016】
このような構成を採ることにより、パウチの積層フィルムに設けられた膨らみ部を所望の形状で且つ安定した形状とすることができるので、少なくともパウチの注出口部が開口性とその保形性に優れたものとなり、内容物の他の容器への移し替えも安全且つ容易に行えるパウチとすることができる。
【0017】
また、請求項2に記載した発明では、前記膨らみ部が、前記雄型と雌型とによるプレス成形の際、圧空及び真空操作を併用する成形方法で形成された膨らみ部を備えたパウチとしている。
【0018】
パウチの積層フィルムに設ける膨らみ部をこのような方法で形成することにより、一層成形型に近い形状の膨らみ部を効率よく形成することができる。従って、このような構成を採ることにより、一層所望の形状に近く安定した形状の膨らみ部を備えたパウチを生産性よく提供することができる。
【0019】
また、請求項2に記載した発明では、前記膨らみ部が、前記雄型と雌型とによるプレス成形の際、雄型と雌型とのプレス成形時のクリアランスを、パウチの積層フィルムの厚さと同一とする成形方法で形成された膨らみ部を備えたパウチとしている。
【0020】
このような方法で形成されたパウチの膨らみ部は、雄型と雌型とによるプレス成形の力が一層効果的に利用されているので、雄型および雌型の形状に一層近く、且つ安定した形状となる。従って、このような構成を採ることにより、更に所望の形状に近く安定した形状の膨らみ部を備えたパウチを生産性よく提供することができる。
【0021】
請求項3に記載した発明では、前記膨らみ部を備えたパウチが、少なくともポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、PETフィルム)、ポリブチレンテレフタレートフィルム(以下、PBTフィルム)、ポリエチレンナフタレートフィルム(以下、PENフィルム)、ポリアクリロニトリルフィルム(以下、PANフィルム)、アルミニウム箔のうちのいずれかを含む積層フィルムで形成された膨らみ部を備えたパウチとしている。
【0022】
パウチの積層フィルムは、通常、少なくとも1層の基材フィルムを含む外側フィルムと、その内側に積層されるシーラント層との積層体で構成されている。
そして、基材フィルムには、各種の強度と共に耐熱性が要求されるため、二軸延伸フィルムを用いるのが一般的であり、また、シーラント層は、低温シール性に優れることが好ましく、融点もしくは軟化点の比較的低い熱接着性樹脂が用いられている。
【0023】
このような積層フィルムに膨らみ部を形成する場合、プレス成形型などの物理的な力と共に熱を利用するのが効果的であるが、熱をかけすぎるとシーラント層が溶融し、また、基材フィルム(二軸延伸フィルム)の強度が低下するため、加熱温度には限界があり、例えば加熱板などで予熱して成形する場合、加熱板の温度を110℃程度以下に調節することが好ましい。
しかし、この程度の温度では、基材フィルム(二軸延伸フィルム)にとっては必ずしも成形に充分な温度とは言えず、基材フィルム自体に、低温で成形(塑性変形)しやすい材質のフィルムを用いるか、または、低温で成形(塑性変形)可能な材料を別に積層して積層フィルムを構成することが好ましい。
【0024】
このような低温で成形(塑性変形)しやすいフィルム、または低温で成形(塑性変形)可能な材料でコスト面でも無理なく使用できるものとして、前記PETフィルム、PBTフィルム、PENフィルム、PANフィルム、そして、アルミニウム箔が適している。
従って、前記のような構成を採ることにより、パウチに用いる積層フィルムの低温成形性が向上されるため、更に、所望の形状に近く、且つ経時的にも安定した形状の膨らみ部を備えたパウチを生産性よく提供することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明のパウチフィルムへの膨らみ部の形成方法を用いて形成される膨らみ部を備えたパウチの実施の形態について説明する。
本発明において、使用するパウチのフィルムは、プラスチックを主体とする積層フィルムであり、特に限定はされず、例えば、各種液体用パウチなどに用いられている公知の積層フィルムは、いずれも使用することができる。
【0026】
只、先にも説明したように、膨らみ部の形成の容易性、即ち、所望の形状で、且つ安定した形状の膨らみ部を形成するための成形の容易さの点では、パウチの積層フィルムの構成材料により、差があり、少なくとも積層フィルムのいずれかの層に、具体的には最内層のシーラント層は別にして、その外側の層、即ち、積層フィルムの最外層または中間層に、PETフィルム、PBTフィルム、PENフィルム、PANフィルム、アルミニウム箔のうちのいずれかを含む積層フィルムを使用することが好ましい。
好ましく使用できる積層フィルムの代表的な構成例として、以下のような構成が挙げられる。
【0027】
(1) PETフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(2) PETフィルム(アルミニウムまたはシリカまたはアルミナ蒸着層)/接着剤/ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(3) ONフィルム/接着剤/(アルミニウムまたはシリカまたはアルミナ蒸着層)PETフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(4) PETフィルム/接着剤/(アルミニウムまたはシリカまたはアルミナ蒸着層)ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(5) PETフィルム(アルミニウムまたはシリカまたはアルミナ蒸着層)/接着剤/ONフィルム/接着剤/PETフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(6) PETフィルム/接着剤/一軸または二軸延伸PPフィルム/接着剤/(アルミニウムまたはシリカまたはアルミナ蒸着層)ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(7) PETフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(8) PETフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(9) ONフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(10)PETフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/PETフィルム/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(11)PETフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(12)PETフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
などが挙げられる。また、上記構成において、PETフィルムは、PBTフィルム、PENフィルム、PANフィルムに置き換えることができる。
【0028】
また、上記の構成以外にも、膨らみ部の形成適性はやや劣るが、下記のような構成の積層フィルムも使用することができる。
(13)ONフィルム/アンカーコート層/共押し出しコート層(HDPE層/L・LDPE層)(シーラント層はL・LDPE層)
(14)ONフィルム(アルミニウムまたはシリカまたはアルミナ蒸着層)/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(15)ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
上記構成の積層フィルムを用いた場合、成形後に膨らみ部の高さが若干減少するなどの成形の戻りを生じるが、その変化率が比較的安定しているため、成形型を予め調整して作製することにより、ほぼ所望の形状の膨らみ部を形成することができる。
【0029】
尚、上記において、ONフィルムは2軸延伸ナイロンフィルム、PPはポリプロピレン、L・LDPEは直鎖状低密度ポリエチレン、HDPEは高密度ポリエチレンを指すものである。
また、アンカーコートは、押し出しコーティングで樹脂を積層する際、接着性を向上させるために基材フィルム側に予めコーティングするものでプライマーコートの一種である。
【0030】
前記の積層フィルムの構成において、ONフィルム、PETフィルムは、基材フィルムとしてパウチに機械的強度や印刷適性を付与し、一軸または二軸延伸PPフィルムは、一軸延伸の場合は、開封時の引き裂き性を向上させ、二軸延伸の場合は強度を向上させるために積層され、また、アルミニウム箔、アルミニウムまたはシリカまたはアルミナ蒸着層は、ガスバリヤー性を付与するために積層され、特にアルミニウム箔は、積層フィルムの低温成形性を向上させる効果も有している。
また、シーラント層としては、L・LDPEフィルムを例として挙げたが、L・LDPEフィルムは、ヒートシールの安定性や耐内容物性、例えば界面活性剤に対する耐ストレスクラッキング性などに優れているので、このような性能を必要とする内容物の包装用に適している。
【0031】
シーラント層には上記のほか、充填される内容物に応じて、CPPフィルム(無延伸ポリプロピレンフィルム)、或いは、エチレン・αオレフィン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、ポリエステル系樹脂なども適宜選択して使用することができる。
【0032】
特に、エチレン・αオレフィン共重合体でメタロセン系触媒などシングルサイト触媒を用いて重合したものは、分子量分布の幅が狭く、共重合比も安定しているため、低温ヒートシール性や、熱間シール性に優れており、スタンディングパウチのようなヒートシール部にフィルムの重なりの差による段差のあるパウチのシーラント層には、シール抜けによるピンホールの発生を防止できる点で適している。
更に、前記共重合体にオレフィン系エラストマーをブレンドしたものを用いることにより、シーラント層の熱流動性が改善され、前記段差によるピンホールの発生も一層効果的に防止することができる。
【0033】
以上のような積層フィルムを用いて作製する本発明のパウチは、その一部に注出口部を有し、少なくともその注出口部に、開口性とその保形性をよくするための膨らみ部を設けたものである。
従って、パウチ本体部の形状は、特に限定されず、三方シール形式、四方シール形式などの平パウチでもよく、自立性を備えたスタンディングパウチ形式のパウチであってもよい。
【0034】
また、パウチの積層フィルムに設ける膨らみ部についても、注出口部に設けて、その開口性と保形性をよくすることが最大の目的であるが、更に、注出口部から、パウチ本体の中心部、または下部にかけて設けることができ、それにより内容物の注出口部への流動を容易にし、また、パウチの形態安定性、外観を向上させることができる。
【0035】
【実施例】
以下に、図面を用いて本発明を具体的に説明する。
図1は、本発明のパウチフィルムへの膨らみ部の形成方法を用いて形成された膨らみ部を備えたパウチの一実施例の構成を示す正面図である。
このような膨らみ部を備えたパウチは、詰め替え用パウチとして好適に使用できるものであり、本発明のパウチフィルムへの膨らみ部の形成方法は、このようなパウチの膨らみ部の形成に好適に適用できるものである。
【0036】
また、図2および図3の(イ)、(ロ)は、それぞれ図1に示した膨らみ部を備えたパウチのA−A線断面図であり、それぞれパウチの積層フィルムに設けられた膨らみ部の断面形状の一例を示す図である。
【0037】
図1において、膨らみ部を備えたパウチ(詰め替え用パウチ)100は、その本体部分がスタンディングパウチ形式に製袋されている。即ち、底部が、前後両側の壁面フィルム(積層フィルム1、1′)の間に、底面フィルムを内側に折り込んでなるガセット部2を有する形式に形成されると共に、該ガセット部2が船底形の底部シール部3でヒートシールされて形成されている。
【0038】
そして、胴部が、前後両側の壁面フィルム(積層フィルム1、1′)の両側端縁部を胴部シール部4、4でヒートシールして形成され、また、パウチ100の上部のコーナー部に、外周が注出口部シール部5でヒートシールされ、且つ、両側が切り欠かれてなる斜め上方に突出する形状の注出口部6が設けられると共に、パウチの積層フィルムに、パウチ100の注出口部6からパウチの中心部近傍を通り下部に至る図示した形状の膨らみ部Sが設けられて構成されている。
【0039】
尚、上記膨らみ部Sは、製袋の前段階、即ち、少なくとも胴部のヒートシールの前に形成することが好ましく、その高さ方向の断面形状は、A−A線断面図を図2および図3の(イ)、(ロ)に示したような形状に形成することができる。
【0040】
即ち、図2の(イ)、(ロ)は、それぞれ図1に示した膨らみ部を備えたパウチ(詰め替え用パウチ)100のA−A線断面図であり、パウチの積層フィルムに設けられた膨らみ部Sの断面形状の一例を示す図である。
(イ)は、片側(前面側)の積層フィルム1のみに膨らみ部Sを設けた場合の断面図で、(ロ)は、前後両側の積層フィルム1、1′に対称形に膨らみ部Sを設けた場合の断面図であり、膨らみ部Sの外形が台形をなす形状に形成したものである。
膨らみ部Sをこのような形状に形成することにより、外側からの圧縮力に対する抵抗力を強くすることができる。
【0041】
また、図3の(イ)、(ロ)も、それぞれ図1に示した膨らみ部を備えたパウチ100のA−A線断面図であり、膨らみ部Sの図2とは異なる断面形状の例を示したものである。
この場合も図2と同様に、(イ)は、片側(前面側)の積層フィルム1のみに膨らみ部Sを設けた場合の断面図で、(ロ)は、前後両側の積層フィルム1、1′に対称形に膨らみ部Sを設けた場合の断面図である。そして、この膨らみ部Sは、前記図2の台形の両側の斜辺、および上辺の両側に立ち上がり部を設けた形状、即ち、その外形が大小複数の台形を積み重ねた形状となるように形成したものである。
膨らみ部Sをこのような形状に形成することにより、外側からの圧縮力に対して抵抗力が強く、且つ、復元性にも優れたものとすることができる。
【0042】
以上のような膨らみ部Sの膨らみ高さは、図1に示した詰め替え用パウチ100に設けた形状の膨らみ部Sの場合、注出口部6で1.5〜3mm程度の高さが適当であり、その下の筋状の部分では0.7〜1.5mm程度の高さが適当である。
【0043】
そして、図4は、本発明のパウチフィルムへの膨らみ部の形成方法の一実施例の工程を説明する要部の概略図である。
図4に示したパウチフィルムへの膨らみ部の形成方法は、製袋前の長尺の積層フィルムに対して、連続的に膨らみ部Sを形成する工程を示したものであり、積層フィルムが、所定の送りピッチで間欠運動でフィルム流れ方向に送られるようになっており、先ず、積層フィルム1が、予熱部で60〜110℃の範囲の適宜の温度に加熱された上下の加熱板7、7′に挟まれて加熱された後、直ちに成形部に送られ、20〜40℃程度に温度調節された雌型9と雄型8との間でプレス成形と同時に冷却され、膨らみ部Sが形成されて送り出される。
【0044】
また、パウチの両側の積層フィルム1、1′に膨らみ部Sを設ける場合は、前記予熱部と成形部とを、図では省略したが上段にも同様に(但し、雌型と雄型の位置は上下逆に)設けて、積層フィルム1′にも同様に膨らみ部Sを形成し、下段の積層フィルム1と位置合わせして送り出すことができる。
従って、この後、積層フィルム1、1′を製袋工程に送り込むことにより、膨らみ部Sの形成とインラインでパウチの製袋を行うことができる。
【0045】
上記成形に際して、少なくとも積層フィルム1、1′のシーラント層に接する側の熱板7および雄型8の表面には離型性加工を施しておくことが好ましい。
また、プレス成形に際して、雄型8と雌型9には、圧空孔または真空孔を設けて、圧空、真空のいずれか一方、または両方の操作を併用することが好ましい。
更に、雄型8と雌型9とを、プレス成形時の両者のクリアランスが積層フィルム1、1′の厚さと同一になるように作製しておくことにより、一層成形型に近い膨らみ部Sを形成することができる。
【0046】
図5は、本発明のパウチフィルムへの膨らみ部の形成方法の一実施例の成形部を説明する要部の概略図である。
図5に示した成形部は、積層フィルム1に膨らみ部をプレス成形する際に、例えば、雄型8側から圧空操作を行い、雌型9側で真空操作を行えるように、雄型8に圧空孔を、また、雌型9に真空孔をそれぞれ膨らみ部の角部近傍など適宜の位置に設けて成形型を構成したものである。
【0047】
このような構成を採ることにより、積層フィルム1のプレス成形時に、矢印で示した方向に圧空および真空吸引を行うことができるので、積層フィルム1は、雌型9の表面に一層ピッタリと押しつけられ、雌型9の形状に一層近い形状の膨らみ部を形成することができる。
【0048】
次に、本発明のパウチフィルムへの膨らみ部の形成方法を用いて膨らみ部を形成した膨らみ部付きパウチの実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
(実施例1)
本発明のパウチフィルムへの膨らみ部の形成方法を用いて、図1に示した構成の膨らみ部を備えたパウチ(詰め替え用パウチ)100を、そのA−A線における膨らみ部Sの断面形状が図2の(ロ)に示した形状、即ち、前後両側の積層フィルム1、1′に、それぞれ断面が台形状の膨らみ部S、Sを両側で対称形となるように設けた構成で作製することとし、パウチの外形寸法を、幅110mm、長さ200mmとし、内容量が250ml入りの膨らみ部を備えたパウチ(詰め替え用パウチ)を下記のように作製した。
【0049】
パウチの積層フィルム1、1′には、それぞれ厚さ15μmのONフィルムの内面側に裏刷り形式で所定の印刷を行った後、その面にアルミニウムを厚さ600Åに蒸着した厚さ12μmのPETフィルムをその蒸着面を印刷面に向けてドライラミネーション法で貼り合わせ、更にそのPETフィルムの上に、厚さ130μmのL・LDPEフィルムをシーラント層としてドライラミネーション法で貼り合わせて積層フィルム1、1′を用意した。
また、パウチの製造装置として、公知のスタンディングパウチ用製袋機のフィルム供給部と、底部、胴部などのヒートシール装置との間に、上下2段に図4に示したような予熱部と成形部とを備えた成形装置をインラインに組み込んだ装置を作製した。
【0050】
上記の装置と積層フィルムを用いて、パウチの両側の積層フィルム1、1′の所定の位置に、図1、および図2の(ロ)に示した形状の膨らみ部Sをそれぞれ形成した後、上下の積層フィルム1、1′の位置合わせを行って、製袋部に供給し、その後は常法に従って、底部、胴部、注出口部のヒートシールを行い、また、注出口部の両側のトリミングを行い、次いで、胴部シール部の中間でカットして個々のパウチを切り離し、膨らみ部Sが設けられた詰め替え用パウチを作製した。
【0051】
前記膨らみ部Sの高さは、注出口部の幅の広い部分は、高さを2mmとし、その下の筋状の部分では徐々に高さを低くして、高さが1mmとなるように形成した。
また、膨らみ部Sの成形条件は、予熱部では、熱板温度を100〜110℃に調節し、積層フィルムとの接触時間は0.6秒とし、成形部では、雄型と雌型のプレス成形時のクリアランスを積層フィルムの厚さに合わせて158μmとし、圧空および真空操作を併用すると共に、雄型と雌型の温度を30〜40℃に冷却し、プレス成形時間0.6秒で成形した。
【0052】
以上のようにして作製した本発明の膨らみ部を備えたパウチ、即ち、本発明のパウチフィルムへの膨らみ部の形成方法を用いて、その膨らみ部を形成したパウチは、その膨らみ部の形状が、雌型の形状に近く、角部も明瞭な台形状に成形され、経時的にも安定していた。
【0053】
【発明の効果】
以上、詳しく説明したように、本発明によれば、パウチの積層フィルムのような、必ずしも成形に適さないフィルムに対しても、所望の形状に近く、且つ、経時安定性にも優れた膨らみ部を生産性よく形成することのできるパウチフィルムへの膨らみ部の形成方法と、その形成方法を用いて形成された所望の形状に近く、経時安定性にも優れた膨らみ部を備えたパウチを生産性よく提供できる効果を奏する。
また、本発明のパウチフィルムへの膨らみ部の形成方法を用いて注出口部付きの詰め替え用パウチに膨らみ部を設けることにより、注出口部の開口性とその保形性がよく、また、内容物の注出口部への流動性、更にはパウチの形態安定性に優れた詰め替え用パウチを生産性よく提供できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパウチフィルムへの膨らみ部の形成方法を用いて形成された膨らみ部を備えたパウチの一実施例の構成を示す正面図である。
【図2】(イ)、(ロ)は、それぞれ図1に示した膨らみ部を備えたパウチのA−A線断面図であり、パウチの積層フィルムに設けられた膨らみ部の断面形状の一例を示す図である。
(イ)は、片側(前面側)の積層フィルムのみに膨らみ部を設けた場合の断面図で、(ロ)は、前後両側の積層フィルムに対称形に膨らみ部を設けた場合の断面図である。
【図3】(イ)、(ロ)は、それぞれ図1に示した膨らみ部を備えたパウチのA−A線断面図であり、パウチの積層フィルムに設けられた膨らみ部の図2とは異なる断面形状の例を示す図である。
(イ)は、片側(前面側)の積層フィルムのみに膨らみ部を設けた場合の断面図で、(ロ)は、前後両側の積層フィルムに対称形に膨らみ部を設けた場合の断面図である。
【図4】本発明のパウチフィルムへの膨らみ部の形成方法の一実施例の工程を説明する要部の概略図である。
【図5】本発明のパウチフィルムへの膨らみ部の形成方法の一実施例の成形部を説明する要部の概略図である。
【符号の説明】
1、1′積層フィルム
2 ガセット部
3 底部シール部
4 胴部シール部
5 注出口部シール部
6 注出口部
7、7′加熱板
8 雄型
9 雌型
S 膨らみ部
100 膨らみ部を備えたパウチ(詰め替え用パウチ)
Claims (3)
- パウチを構成する最内層にシ−ラント層を有する積層フィルムを、間欠運動で流れ方向に送りながら、60〜110℃の範囲に加熱された上下の加熱板を用いて両側から予熱した後、
該積層フィルムを直ちに成形部に送り、該積層フィルムに設ける膨らみ部の形状に対応する形状の雄型と雌型とを用い、該雄型と雌型とのプレス成形時のクリアランスを該積層フィルムの厚さと同一に設定すると共に該雄型と雌型の温度を20〜40℃に調節し、更に、圧空及び真空操作を併用して、該積層フィルムを該雄型と雌型との間でプレス成形し、しかる後、その成形型内で上記のプレス成形と同時に冷却することを特徴とするパウチを構成する積層フィルムへの膨らみ部の形成方法。 - パウチの一部に注出口部を有し、少なくとも該注出口部の積層フィルムに膨らみ部が設けられたパウチであって、
該膨らみ部が、パウチを構成する最内層にシ−ラント層を有する積層フィルムを、間欠運動で流れ方向に送りながら、60〜110℃の範囲に加熱された上下の加熱板を用いて両側から予熱した後、
該積層フィルムを直ちに成形部に送り、該積層フィルムに設ける膨らみ部の形状に対応する形状の雄型と雌型とを用い、該雄型と雌型とのプレス成形時のクリアランスを該積層フィルムの厚さと同一に設定すると共に該雄型と雌型の温度を20〜40℃に調節し、更に、圧空及び真空操作を併用して、該積層フィルムを該雄型と雌型との間でプレス成形し、しかる後、その成形型内で上記のプレス成形と同時に冷却する方法で形成されていることを特徴とする膨らみ部を備えたパウチ。 - 前記膨らみ部を備えたパウチが、少なくともポリエチレンテレフタレ−トフィルム、ポリブチレンテレフタレ−トフィルム、ポリエチレンナフタレ−トフィルム、ポリアクリロニトリルフィルム、アルミニウム箔のうちのいずれかを含む積層フィルムで形成されていることを特徴とする請求項2に記載の膨らみ部を備えたパウチ。
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