JP4269969B2 - 情報端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、各種情報通信等に使用される携帯電話、PDA、ゲーム機器等の情報端末装置に関するものである。
以下、従来の情報端末装置について、図6により説明する。図6は、従来の情報端末装置(ここでは折畳式携帯電話)を示す正面図であり、情報端末装置を折り畳んだ状態から開いた状態を示す。
図6において、従来の情報端末装置1は、上ケース2と下ケース3とを連結部4を介して連結した本体ケース5からなる。上ケース2は、その前面に設けた略長方形状の映像表示部6と、この映像表示部6と同一面に設けた音声出力手段7a,7bとを備える。音声出力手段7a,7bは、映像表示部6の対向する2つの角部に近接して配置したスピーカとし、このスピーカの一方からステレオ音声の一方のチャンネルを再生させ、他方からステレオ音声の他方のチャンネルを再生させる。
なお、本発明に関連する先行技術文献としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2003−78601号公報
しかしながら、上記従来の構成では、情報端末装置はステレオ音声再生の際に立体音響によるリアル感、臨場感を出すことが難しいという課題があった。
すなわち、映像表示部の映像定位と音声出力手段の上下方向の音像定位が一致しないからである。音声出力手段は、映像表示部の対向する角部に近接し、映像表示部に対して対角状に対称に配置されている。このとき、音声出力手段の音像定位は、2つのスピーカを結んだ直線の中心にあり、音声出力手段同士を結ぶ直線は本体ケースの対角線と略平行である。また、映像表示部の映像定位も長方形状の画面の中心にあり、映像定位と音像定位とは一致する。ただし、これは左右両スピーカからの出力音圧レベルが等しい時のみに限定される。この限定条件下では、左右スピーカ間のちょうど中心位置に音像が定位し、映像表示部の映像定位と一致する。
ところが、現実にはスピーカが上述の条件で再生されることは非常に少ない。音声出力手段により音声データを再生したとき、時々刻々変化する音声信号は、絶えず左右スピーカに出力音圧レベル差を生じさせる。左右スピーカに出力音圧レベル差が生じた場合は、音像は画面の中心部に定位せず、左右どちらかその音圧レベルの大きい方に引っ張られ定位することになる。この左右のスピーカの音圧レベルの差異により音像に奥行きを持たせることができ、映像定位の移動に合わせて、音像定位を移動させることができる。
しかし、このように音圧レベルによって、音像定位が左右スピーカ間の直線上を移動するとき、従来の構成では、左右両スピーカを結ぶ直線が水平ではないため、高さ方向の定位が問題となる。すなわち、中心から上下どちらかにずれた分だけ、高さ方向にも音像定位が移動する。これは人間の音に対する方向感覚が、左右方向はもとより上下方向にも働くために生じるため感知される。したがって、情報端末装置の使用者に対する映像表示部の映像定位と音声出力手段の音像定位とが上下方向に一致しない。つまり、音像に対する方向感覚と映像に対する方向感覚が一致しないため、聴感上、違和感を生じる。この結果として、従来の情報端末装置はステレオ音声再生の際に立体音響による良好なリアル感、臨場感を出すことを望めない。
そこで、本発明は、ステレオ音声再生の際に立体音響による良好なリアル感、臨場感を出すことができる情報端末装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、少なくとも本体ケースと、この本体ケースの前面に設けた長方形状の映像表示部と、この映像表示部の上部および下部に設けた音声出力手段とを備え、前記音声出力手段はその外形が長方形、楕円形、トラック形のいずれかからなるスピーカであって、前記映像表示部の中心線を境に線対称の関係に配置し、その外形の長辺または長径は前記映像表示部の対向する短辺のそれぞれに近接し、本体ケースは映像表示部と音声出力手段とを有する上ケースと、この上ケースと連結部を介して折り畳み可能に結合した下ケースとを備え、前記上ケースは、前記映像表示部を縦長から横長にして使用できるように前記下ケースに対して回転可能にする回転手段を有するとともに、前記映像表示部に対する音声出力手段は、その外形の長辺または長径と短辺または短径との比は2.5以上で、その配置角度は、前記映像表示部の前面と音声出力手段の前面とが同一面に配置されている場合を0度とし、前記映像表示部の前面と音声出力手段の前面とが垂直に配置されている場合を90度としたとき、前記映像表示部の裏面に向かって0度から90度の範囲に設定したステレオ再生可能な情報端末装置としたものである。
本発明のスピーカの効果は、ステレオ音声再生の際に立体音響による良好なリアル感、臨場感を出すことができる情報端末装置を提供することである。すなわち、音声出力手段を映像表示部の中心線を境に線対称に配置するため、音声出力手段の上下方向の音像定位は、映像表示部の上下方向の映像定位と一致する。この結果として、本発明は、ステレオ音声再生の際に立体音響によるリアル感、臨場感を満足することができる。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、図面を参照しながら本発明について説明する。 図1は、本発明の説明のための情報端末装置(ここでは折畳式携帯電話)を示す正面図であり、情報端末装置を折り畳んだ状態から開いた状態を示す。
近年、携帯電話を代表とする小型端末装置の市場においては、単なる情報伝達のみの機能から、映像、音とも高品位化され、特に音については音楽の受配信等の機能が高まりつつある。この中でよりリアルに音楽を楽しめるステレオ方式への改革が求められている。本実施の形態1の情報端末装置はこの要請に応えるもので、図1に示すような構成を有する。
図1において、情報端末装置1は、上ケース2と下ケース3とを連結部4を介して連結した本体ケース5からなる。この本体ケース5を構成する上ケース2は、その前面に設けた略長方形状の映像表示部6と、この映像表示部6と同一面に設けた音声出力手段8a,8bとを備える。下ケース3は、各種スイッチ等により構成される操作部9を備える。
音声出力手段8a,8bは、その外形の長辺または長径側を映像表示部6の対向する長辺にそれぞれ近接配置し、映像表示部6の中心線6aを境に線対称となるように配置した。つまり、音声出力手段8a,8bは映像表示部6の両側に配置した。なお、音声出力手段8a,8bとして用いるスピーカは、外形がトラック形のものを用いているが、これに限られず、長方形、楕円形、トラック形のいずれかからなるスピーカであればよい。
また、音声出力手段8a,8bは、その外形の長径(長方形状の場合は長辺)と短径(長方形状の場合は短辺)との比は2.5以上とし、アスペクト比の大きなスリムスピーカを用いた。これにより、情報端末装置1の小型化を図ることができる。すなわち、スリムスピーカを用いることにより情報端末装置1は、大きな画面を持ち映像表示部6を限られたスペース内に備えることができる。この結果として、情報端末装置1の小型化を図ることができる。
以上のような構成において、ステレオ音声再生の際に、音声出力手段8a,8bから出力される音像は、映像表示部6により表示する映像と対応して、立体音響によるリアル感、臨場感を出すことができる。すなわち、人間の音に対する方向感覚は、視覚の方向感覚と同様に、左右方向はもとより上下方向にも働く。このため、映像に対応して音像をリアルにステレオ再生するためには、情報端末装置1の使用者に対して、映像表示部6の映像定位と音声出力手段8a,8bの音像定位とを一致させる必要がある。
音声出力手段8a,8bは、映像表示部6の縦方向の中心線6a(図1参照)を境に線対称に配置されている。このため、音声出力手段8a,8b同士を結ぶ直線は水平になる。したがって、音声出力手段8a,8bの音像定位は、2つのスピーカを結んだ直線の中心になる。また、映像表示部6の映像定位も長方形状の画面の中心にあり、この結果として、映像定位と音像定位とが一致する。
このように情報端末装置1の音像定位と映像定位とが一致すると、例えば、映像表示部6で再生される映像が動画であるとき、この動画の左右の動きに対応して、音声出力手段の音像を左右に移動させることができ、違和感のないステレオ音場再生が実現できる。
以上の如く、本実施の形態1の情報端末装置1は、ステレオ音声再生の際に、音声出力手段8a,8bから出力される音像定位を、映像表示部6により表示する映像定位と対応させて、立体音響によるリアル感、臨場感を出すことができる。
次に、図2を用いて、本実施の形態1の情報端末装置における、映像表示部に対する音声出力手段の配置角度について説明する。図2は、本発明の実施の形態1の情報端末装置の要部断面図(図1のA−A'面の断面図)である。
図2において、情報端末装置1は、上ケース2の前面(図2では下方)に映像表示部6を有し、その内部に映像表示部6を制御する電子回路10を有する。また、映像表示部6の両側には音声出力手段8a,8bが配置されている。
このとき、映像表示部6の前面と音声出力手段8a,8bの前面とが同一面に配置されている場合を0度とし、映像表示部6の前面と音声出力手段8a,8bの前面とが垂直に配置されている場合を90度とした場合、映像表示部6の裏面11に向かって0度から90度の範囲に設定し、互いに上ケース2の外側に向けた。
これにより、ステレオ音声再生の際に、音声出力手段8a,8bから出力される音像は、映像表示部6により表示する映像と対応して、立体音響によるリアル感、臨場感を拡大することができる。すなわち、小型化された情報端末装置1から再生された音であっても、ステレオとしての音の拡散が可能となり、サービスエリアの広い音場形成を実現することができ、臨場感を拡大することができる。この結果として、音声出力手段8a,8bから出力される音像は、映像表示部6により表示する映像と対応して、ステレオ音声再生の際に立体音響によるリアル感、臨場感を十分に満足する情報端末装置を提供することができる。
また、以上のように音声出力手段8a,8bとして用いるスピーカを上記角度により配置することで、限られた上ケース2のスペース内に、可能な限り大きな寸法の映像表示手段6を配置することができる。
なお、図3を用いて、情報端末装置を横方向にして使用する方法を以下に説明する。図3は、本実施の形態1の他の使用状態を示す正面図である。
上述したものと異なる点は、音声出力手段8a,8bの外形の長辺または長径側を映像表示部6の対向するそれぞれの短辺に近接配置した点である。音声表示手段8a,8bは、映像表示部6の中心線6bを境に線対称、つまり映像表示部6の両側に配置した。なお、音声出力手段8a,8bとして用いるスピーカは、外形がトラック形のものに限られず、長方形、楕円形、トラック形のいずれかからなるスピーカであればよい。
図3に示すように、情報端末装置1を横方向にして使用すると、上ケース2に設けた映像表示部6は、横長の略長方形状となる。この場合、映像表示部6は縦と横の比であるアスペクト比が3:4から9:16というような液晶パネル等を用いることができる。これにより、携帯電話に代表される情報端末装置の液晶パネル等にもかかわらず、テレビジョン受像機の液晶パネル等と同等のアスペクト比を実現することができる。この結果として、ステレオ音声と併せて従来にないリアル感、臨場感溢れる情報端末装置を提供することができる。
なお、本実施の形態1では、情報端末装置の例として携帯電話について示した。しかし、これに限定されるものではなく、PDAや小型のゲーム機器やナビゲーション機器、さらには小型携帯テレビやビデオカメラ装置のモニター等、幅広く応用、展開することができる。
以下、本発明の情報端末装置の上ケースを回転させた内容について詳述する。
図4(a)は、本発明における情報端末装置(ここでは折畳式携帯電話)を示す正面図であり、図4(b)は情報端末装置の上ケースを回転させた状態を示す。なお、先ほど説明と同様の構造をとるものは符号を同一にし、説明を簡略化する。
図4において、情報端末装置1は、映像表示部6と音声出力手段8a,8bとを有する上ケース2と、この上ケース2と連結部4を介して折り畳み可能に結合した下ケース3とを備える。
ここで、先ほどの説明と異なる点は、情報端末装置1の携帯時と使用時との形状を使い分けできるように構成した点である。すなわち、上ケース2が、映像表示部6を縦長から横長にして使用できるように、下ケース3に対して回転可能にする回転手段を有する。なお、回転手段としては、回転ヒンジ12を用いた。
また、音声出力手段8aは映像表示部6の上部に、音声出力手段8bは映像表示部6の下部に設けた。さらに、音声出力手段8a,8bの外形の長辺または長径は、映像表示部6の対向する短辺に近接配置し、映像表示部6の中心線6bを境に線対称とした。
このようにすることで、情報端末装置1の携帯時と使用時との形状を使い分けることができる。つまり、情報端末装置1の持ち歩き等の携帯時には図4(a)に示す折り畳んだ状態にすることができる。そして、この情報端末装置1の映像表示部6の使用時、すなわち、テレビ電話や、動画等の鑑賞を行う際には、回転ヒンジ12により上ケース2を90度回転させて映像表示部6を縦長から横長にして使用することができる。
以上のような構成において、ステレオ音声再生の際に、音声出力手段8a,8bから出力される音像は、映像表示部6により表示する映像と対応して、立体音響によるリアル感、臨場感を出すことができる。すなわち、回転ヒンジ12は、上ケース2を90度回転させて映像表示部6を縦長から横長にすることにより、使用時にアスペクト比の大きな映像表示部6とすることができる。そして、回転後の音声出力手段8a,8bは、映像表示部の縦方向の中心線6b(図4(b)参照)を境に線対称に配置されているため、アスペクト比の大きい映像表示部6の映像と音声出力手段8a,8bとの音像とが一致する。この結果として、本発明は、ステレオ音声再生の際に、音声出力手段8a,8bから出力される音像は、映像表示部6により表示するアスペクト比の大きな映像と対応して、立体音響によるリアル感、臨場感を出すことができる。
なお、本実施の形態では、情報端末装置の例として携帯電話について示した。しかし、これに限定されるものではなく、PDAや小型のゲーム機器やナビゲーション機器、さらには小型携帯テレビやビデオカメラ装置のモニター等、幅広く応用、展開することができる。
(実施の形態
以下、実施の形態を用いて、本発明の特に請求項に記載の発明について説明する。
図5は、本発明の実施の形態における情報端末装置(ここでは折畳式携帯電話)を示す正面図である。なお、実施の形態1と同様の構造をとるものは符号を同一にし、説明を簡略化する。
図5において、実施の形態1と異なる点は、上ケース2に音声出力手段13a,13b,13c,13dが設けられている点である。音声出力手段13a,13b,13c,13dの外形の長辺(長径)は、映像表示部6の対向する長辺のそれぞれに近接配置するように設けられている。すなわち、音声出力手段として上ケース2の中心線6aを境に映像表示部6の両側に2つずつ、計4つのスピーカを設けた。このとき、音声出力手段の形状はトラック形状に限られず、その外形が長方形、楕円形、トラック形のいずれかからなるスピーカであればよい。
これにより、ステレオ音声再生の際に、音声出力手段13a,13b,13cから出力される音像は、映像表示部6により表示する映像と対応して、立体音響によるリアル感、臨場感を出すことができる。すなわち、小型のスリムスピーカを用いても、映像表示部6の映像定位と音声出力手段13a,13b,13c,13dの音像定位とを一致させることができる。したがって、実施の形態1で示した音声出力手段8a,8b(図1参照)のような形状のスリムスピーカ(映像表示部6の長辺と同程度の長径(長辺)を持つスリムスピーカ)を用いることなく、本発明の目的である音像定位と映像定位との一致を図ることもできる。
このように情報端末装置1の音像定位と映像定位とが一致すると、例えば、映像表示部6で再生される映像が動画であるとき、この動画の上下左右の動きに対応して、音声出力手段の音像を上下左右に移動させることができ、違和感のないステレオ音場再生が実現できる。
なお、音声出力手段としてのスピーカの数は必ず4つである必要はなく、上ケース2の中心線6aを境に線対称となるように配置すれば上記目的を達成する。
また、図5では音声出力手段13a,13b,13c,13dの外形の長辺(長径)が、映像表示部6の対向する長辺のそれぞれに近接配置するように設けたものを示したが、本実施の形態の情報端末装置1はこれに限られたものではない。
すなわち、図示していないが、音声出力手段13a,13b,13c,13dの外形の長辺(長径)は、映像表示部6の対向する短辺のそれぞれに近接配置するものであってもよい。これにより、情報端末装置1を横向きにして使用した際、上ケース2に設けた映像表示部6は、横長の略長方形状となり(図3参照)、小型のスリムスピーカを用いても、情報端末装置1の映像定位と音像定位とを一致させることができる。この場合、映像表示部6に縦と横の比であるアスペクト比が3:4から9:16というような液晶パネル等を用いることができ、携帯電話に代表される情報端末装置の映像表示部にもかかわらず、テレビジョン受像機の映像表示部と同等のアスペクト比を実現することができる。この結果として、ステレオ音声と合わせて従来にないリアル感、臨場感溢れる情報端末装置を提供することができる。
また、上ケース2が、映像表示部6を縦長から横長にして使用できるように、下ケース3に対して回転可能にする回転手段(ヒンジ等)を有するものであってもよい。回転手段により横長にした場合、音声出力手段13a,13b,13c,13dの外形の長辺(長径)は、映像表示部6の対向する短辺のそれぞれに近接するように配置する。
これにより、小型のスリムスピーカを用いた場合であっても、情報端末装置1の携帯時と使用時との形状を使い分けることができる。つまり、情報端末装置1の持ち歩き等の携帯時には折り畳んだ状態にすることができる。そして、この情報端末装置1の映像表示部6の使用時、すなわち、テレビ電話や、動画等の鑑賞を行う際には、回転ヒンジ12により上ケース2を90度回転させて映像表示部6を縦長から横長にして使用することができる。
本発明は、ステレオ音声再生の際に、音声出力手段から出力される音像は、映像表示部により表示する映像と対応して、立体音響によるリアル感、臨場感を出すことができるという効果を有し、携帯電話、PDA、小型のゲーム機器、ナビゲーション機器、さらには小型携帯テレビやビデオカメラ装置のモニター等の各種情報端末装置に有用である。
本発明の実施の形態1における情報端末装置を示す正面図 本発明の実施の形態1の情報端末装置の要部断面図 本発明の実施の形態1の他の使用状態を示す正面図 本発明の実施の形態における情報端末装置を示す正面図 本発明の実施の形態における情報端末装置を示す正面図 従来の情報端末装置を示す正面図
符号の説明
1 情報端末装置
2 上ケース
3 下ケース
4 連結部
5 本体ケース
6 映像表示部
6a,6b 中心線
7a,7b 音声出力手段
8a,8b 音声出力手段
9 操作部
10 電子回路
11 裏面
12 回転ヒンジ
13a,13b,13c,13d 音声出力手段

Claims (2)

  1. 少なくとも本体ケースと、この本体ケースの前面に設けた長方形状の映像表示部と、この映像表示部の上部および下部に設けた音声出力手段とを備え、前記音声出力手段はその外形が長方形、楕円形、トラック形のいずれかからなるスピーカであって、前記映像表示部の中心線を境に線対称の関係に配置し、その外形の長辺または長径は前記映像表示部の対向する短辺のそれぞれに近接し、本体ケースは映像表示部と音声出力手段とを有する上ケースと、この上ケースと連結部を介して折り畳み可能に結合した下ケースとを備え、前記上ケースは、前記映像表示部を縦長から横長にして使用できるように前記下ケースに対して回転可能にする回転手段を有するとともに、前記映像表示部に対する音声出力手段は、その外形の長辺または長径と短辺または短径との比は2.5以上で、その配置角度は、前記映像表示部の前面と音声出力手段の前面とが同一面に配置されている場合を0度とし、前記映像表示部の前面と音声出力手段の前面とが垂直に配置されている場合を90度としたとき、前記映像表示部の裏面に向かって0度から90度の範囲に設定したステレオ再生可能な情報端末装置。
  2. 音声出力手段は映像表示部の両側にそれぞれ複数個配置した請求項1記載の情報端末装置。
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