JPH10243489A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

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JPH10243489A
JPH10243489A JP9046703A JP4670397A JPH10243489A JP H10243489 A JPH10243489 A JP H10243489A JP 9046703 A JP9046703 A JP 9046703A JP 4670397 A JP4670397 A JP 4670397A JP H10243489 A JPH10243489 A JP H10243489A
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JP
Japan
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main body
speaker
display device
display
screen
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Application number
JP9046703A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Shibata
裕喜 柴田
Kenichi Hisamatsu
健一 久松
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、音響システム一体型のコンピュータ
システムに於いて、動画、静止画等の表示出力時に、表
示する画像情報の画面サイズに合わせてディスプレイ画
面の不要な表示領域を左右のスピーカでマスクし、ディ
スプレイ画面の非表示領域部分に生じるちらつき等の画
面ノイズを見掛上除去し、これによりノイズの混在しな
い安定した画像を得ることのできるようにしたことを特
徴とする。 【解決手段】制御部(CONT)80は、フラットパネ
ルディスプレイ(DISP)11のディスプレイ画面
(アスペクト比16:9)上に表示する画面のサイズを
認識し、そのサイズに合わせてスピーカ位置制御信号を
ドライバ回路(DRV)82に送出する。ドライバ回路
(DRV)82はスピーカ位置制御信号をもとにスピー
カ位置駆動信号を生成し、駆動モータ(M)83を駆動
制御して、左右のスピーカ(SP)12,12を移動制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画、静止画等、
画像情報の再生及び表示機能とステレオサウンド出力機
能とを備えたデータコンピュータシステムに関する。
又、本発明は、フラットパネルディスプレイ及び当該デ
ィスプレイを表示デバイスとしてアクセスするデータ処
理装置を単一の箱形筐体に収めた本体と、上記データ処
理装置により出力制御される2組のラウドスピーカ、及
び当該ラウドスピーカを内蔵した2組のスピーカボック
スとを備えたコンピュータシステムに関する。
【0002】又、本発明は、アスペクト比の異なる複数
種の画面構成による動画、静止画等の再生及び表示機能
とサウンド出力機能とを備えたコンピュータシステムに
関する。
【0003】
【従来の技術】近年、デスクトップタイプのパーソナル
コンピュータシステムに於いては、オーディオビジュア
ル機能を拡充するため、システム本体にステレオサウン
ドスピーカを組み込んだものも出現している。
【0004】しかしながら、従来のこの種コンピュータ
システムに於いては、小型小出力ののスピーカがシステ
ム本体内の空きスペースに固定して設けられており、従
って使用用途等によってスピーカ位置を変更したい等の
要求に応えることができず、又、音響効果の配慮が十分
になされていないことからオーディオ機器に比して音響
特性も悪いという問題があった。
【0005】特に近年では、DVDメディア等を考慮し
たコンピュータ環境下でのオーディオビジュアル機能を
含む複合化システムが要求され、更に、画像特性、音響
特性等に十分な配慮がなされた複合化システムが要求さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のオーディオビジュアル機能を考慮したコンピュータシ
ステムに於いては、小型小出力ののスピーカがシステム
本体内の空きスペースに固定して設けられている程度で
あり、従って使用用途等によってスピーカ位置を変更し
たい等の要求に応えることができず、又、音響効果の配
慮が十分になされていないことからオーディオ機器に比
して音響特性も悪いという問題があった。
【0007】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
使用環境、設置環境等に応じて任意のオーディオビジュ
アル環境設定が容易に行なえるオーディオビジュアル機
能を備えたコンピュータシステムを提供することを目的
とする。
【0008】又、本発明は、音響システム一体型のコン
ピュータシステムに於いて、ステレオサウンドスピーカ
の設置位置を任意に設定できるようにして、システムの
設置場所、使用目的等、使用環境に応じ種々の条件に適
応したスピーカ配置を容易に可能としたコンピュータシ
ステムを提供することを目的とする。
【0009】又、本発明は、音響システム一体型のコン
ピュータシステムに於いて、動画、静止画等の画像表示
出力時に、表示する画像情報の画面サイズに合わせてデ
ィスプレイ画面の不要な表示領域をマスクして、ディス
プレイ画面の非表示領域部分に生じる、ちらつき等の画
面ノイズを見掛上除去し、これによりノイズの混在しな
い安定した画像を得ることのできるコンピュータシステ
ムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、音響システム
一体型のコンピュータシステムに於いて、システム本体
とスピーカとの間に、スピーカの設置位置を任意に設定
できる機構を介在して、システムの設置場所、使用目的
等、使用環境に応じ種々の条件に適応したスピーカ配置
を容易に可能としたことを特徴とする。
【0011】又、本発明は、音響システム一体型のコン
ピュータシステムに於いて、動画、静止画等の画像表示
出力時に、表示する画像情報の画面サイズに合わせてデ
ィスプレイ画面の不要な表示領域を左右のスピーカでマ
スクして、ディスプレイ画面の非表示領域部分に生じ
る、ちらつき等の画面ノイズを見掛上除去し、これによ
りノイズの混在しない安定した画像を得ることのできる
ようにしたことを特徴とする。
【0012】即ち、本発明は、音響システム一体型のコ
ンピュータシステムに於いて、表示デバイスとなる、例
えばフラットパネルディスプレイ、及び当該フラットパ
ネルディスプレイをアクセスするデータ処理装置を単一
の箱形筐体に収めた本体と、上記データ処理装置により
出力制御される2組のラウドスピーカ、及び当該ラウド
スピーカを内蔵した2組のスピーカボックスと、上記各
スピーカボックスを上記本体の前面で、本体の幅方向中
心に寄せた基準位置と、側面より突出した第1の使用位
置と、本体の上面より突出した第2の使用位置とに移動
可能に上記本体に支持する支持機構とを具備してなるこ
とを特徴とする。
【0013】又、本発明は、音響システム一体型のコン
ピュータシステムに於いて、表示デバイスとなる、例え
ばフラットパネルディスプレイ、及び当該フラットパネ
ルディスプレイをアクセスするデータ処理装置を単一の
箱形筐体に収めた本体と、上記データ処理装置により出
力制御される2組のラウドスピーカ、及び当該ラウドス
ピーカを内蔵した2組のスピーカボックスと、上記各ス
ピーカボックスを上記本体の前面で、本体の幅方向中心
に寄せた基準位置と、側面より突出した第1の使用位置
と、本体の上面より突出した第2の使用位置とに移動可
能に上記本体に支持し、第2の使用位置にあるとき手前
側に回動可能に支持する支持機構とを具備してなること
を特徴とする。
【0014】又、本発明は、標準画面より幅広のワイド
画面に合わせた表示画面構成の表示デバイス(例えばフ
ラットパネルディスプレイ)を具備するコンピュータシ
ステムであって、上記フラットパネルディスプレイ及び
当該ディスプレイを表示デバイスとしてアクセスするデ
ータ処理装置を単一の箱形筐体に収めた本体と、上記デ
ータ処理装置により出力制御される2組のラウドスピー
カ、及び当該ラウドスピーカを内蔵した2組のスピーカ
ボックスと、上記各スピーカボックスを上記本体の前面
で、ディスプレイ画面の少なくとも一部側面を覆う本体
の幅方向中心に寄せた基準位置と、ディスプレイ画面を
覆わない本体側面より突出した位置とに移動可能に上記
本体に支持する支持機構と、上記フラットパネルディス
プレイに表示される表示出力画面のアスペクト比を認識
する手段と、上記認識したアスペクト比に合わせて上記
各スピーカボックスを移動制御する駆動機構とを具備し
てなることを特徴とする。
【0015】又、本発明は、表示デバイスを備えたコン
ピュータシステムであって、上記表示デバイスをアクセ
スするデータ処理装置と、上記表示デバイスの左右の各
近傍である第1の位置とこの第1の位置より上記表示デ
バイスから離れた第2の位置との間で移動可能で上記デ
ータ処理装置により出力制御される左右のスピーカと、
上記スピーカから出力されるサウンド情報が臨場感のあ
るものか否かを判断する手段と、上記判断手段にてサウ
ンド情報が臨場感のあるものと判断した場合に上記スピ
ーカを上記第2の位置に移動し、臨場感のあるものでな
いと判断した場合に上記スピーカを上記第1の位置に移
動する手段とを具備してなることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を説明する。先ず図1乃至図7を参照して本発明の
第1実施形態を説明する。この第1実施形態では、音響
システム一体型のコンピュータシステムに於いて、ステ
レオサウンドスピーカを使用環境等に応じて任意の位置
に設定できるようにしたことを特徴とする。
【0017】図1乃至図7はそれぞれ本発明の第1実施
形態によるコンピュータシステムの構成を示す図であ
り、図1は第1の使用形態を説明するためのシステム状
態遷移を示す図、図2は第2の使用形態を説明するため
のシステム状態遷移を示す図、図3は第3の使用形態を
説明するためのシステム状態遷移を示す図、図4は上記
第3の使用形態に於ける要部の構成を示す図、図5乃至
図7はそれぞれ上記第1、第2実施形態に於ける要部の
構成を示す図である。
【0018】図に於いて、10は音響システム一体型コ
ンピュータシステムの本体(システム本体と称す)であ
り、箱形筐体を用いて構成される。このシステム本体1
0は、前面のほぼ中央部に、アスペクト比16:9のワ
イド画面に合わせた表示画面構成のフラットパネルディ
スプレイ11が設けられる。又、前面の他の部分には、
音声入力のためのマイクロフォン13、電話回線を利用
したハンドヘルドホン14、及び映像入力のためのビデ
オカメラ17等が取り外し可能に設けられ、更に、動画
再生が可能なディスクドライブ15、出し入れ自在なキ
ーボード16等が設けられる。
【0019】12はシステム本体10の前面部にその面
方向に移動可能に取り付けられたラウドスピーカ内蔵の
スピーカボックスであり、ここでは単にスピーカと称し
ている。このスピーカ12は、左右で対をなし、それぞ
れ図5乃至図7に示すような支持機構により移動可能に
システム本体10の前面に取り付けられる。
【0020】このスピーカ12,12の移動状態遷移を
図1及び図2に示している。図1は第1の使用形態を説
明するためのシステム状態遷移を示す図である。この使
用形態では、図1(a)に示す、システム本体10の幅
方向中心に寄せた基準位置と、同図(b)に示す、ディ
スプレイ画面を覆わないシステム本体10の側面より突
出した位置との移動を可能にする。
【0021】図2は第2の使用形態を説明するためのシ
ステム状態遷移を示す図である。この使用形態では、図
2(a)に示す、システム本体10の幅方向中心に寄せ
た基準位置と、同図(b)に示す、ディスプレイ画面を
覆わないシステム本体10の上面より突出した位置との
移動を可能にする。
【0022】又、上記第2の使用形態では、図3に示す
ように、互いに向い合う方向に回動可能に支持される。
上記した第1,第2の使用形態によるスピーカ12,1
2の支持機構と、第2の使用形態によるスピーカ12,
12の回動機構を図4乃至図7を参照して説明する。
【0023】図4乃至図7に於いて、21はスピーカ1
2の背面に設けられたガイド機構、22はシステム本体
10の前面に設けられ、スピーカ12のガイド機構21
に嵌合して、スピーカ12を移動可能に支持するシリン
ダ状の係合片である。
【0024】スピーカ12が図1(a)及び図2(a)
に示す、システム本体10の幅方向中心に寄せた基準位
置にあるときの、スピーカ12に設けられたガイド機構
21と、システム本体10の前面に設けられた3つの係
合片22との位置関係を図5に示している。この状態で
は、スピーカ12がシステム本体10の側面より突出し
ていない。
【0025】又、スピーカ12が図2(b)に示す、シ
ステム本体10の上面より突出した状態にあるときの、
スピーカ12に設けられたガイド機構21と、システム
本体10の前面に設けられた3つの係合片22との位置
関係を図6に示している。
【0026】又、スピーカ12が図1(b)に示す、シ
ステム本体10の側面より突出した状態にあるときの、
スピーカ12に設けられたガイド機構21と、システム
本体10の前面に設けられた3つの係合片22との位置
関係を図7に示している。
【0027】この図7に示す状態では、システム本体1
0の前面に設けられた3つの係合片22のうち、その一
つの係合片22の係合が解かれ、上下二つの係合片22
によって、スピーカ12が図3及び図4に示すように、
前方向(スピーカ相互が向い合う方向)に回動可能に支
持される。
【0028】尚、ここではスピーカ12を移動させるた
めの駆動機構について特に言及しないが、例えばシステ
ム本体10の内部より一部が延出してスピーカ12に係
合する回動レバー及びこの回動レバーを駆動する駆動機
構等により電動駆動制御することができる。
【0029】上記したように本発明の第1実施形態によ
れば、音響システム一体型のコンピュータシステムに於
いて、ステレオサウンドスピーカを使用環境等に応じて
任意の位置に設定できる。
【0030】次に、図8及び図9を参照して本発明の第
2実施形態を説明する。この第2実施形態では、音響シ
ステム一体型のコンピュータシステムに於いて、ステレ
オサウンドスピーカを表示する画面のサイズに応じ自動
的に横方向に移動制御して、ディスプレイ画面を幅方向
の有効表示領域のみを残し、両サイドの非表示領域をス
ピーカで隠すことにより、ディスプレイ画面上のちらつ
きノイズ等を除去する構成としたものである。
【0031】図8は上記した機能を実現する構成部分を
示すシステムブロック図であり、上記した図1乃至図7
に示す部分と同一部分に同一符号を付している。図8に
於いて、80はシステム本体10に内蔵されるマイクロ
プロセッサ構成による制御部(CONT)であり、マイ
クロフォン(MIC)13、ハンドヘルドホン14の通
信ポート85、ディスクドライブ(DVD)15、キー
ボード(KB)16、ビデオカメラ(VC)17、テレ
ビジョン信号(TV)の入力ポート86等を入出力制御
対象とする。
【0032】又、この制御部(CONT)80は、フラ
ットパネルディスプレイ(DISP)11のディスプレ
イ画面(アスペクト比16:9)上に表示する画面(表
示出力画面)のサイズを認識し、そのサイズに合わせて
スピーカ位置制御信号を出力する機能をもつ。
【0033】81は上記制御部(CONT)80の制御
の下に、マイクロフォン(MIC)13、ハンドヘルド
ホン14、ディスクドライブ(DVD)15等から受け
た音声情報を再生出力するための音声増幅器(AMP)
であり、ここでは左右の各スピーカ(SP)12,12
に対応して設けられる。
【0034】82は上記制御部(CONT)80より受
けたスピーカ位置制御信号をもとにスピーカ位置駆動信
号を生成するドライバ回路(DRV)である。83はド
ライバ回路(DRV)82より出力されるスピーカ位置
駆動信号に従い左右の各スピーカ(SP)12,12を
図9に示す方向に移動制御する駆動モータ(M)であ
る。
【0035】84はフラットパネルディスプレイ11が
設けられたシステム本体10の背前面に於いて左右の各
スピーカ(SP)12,12を図9(a),(b)に示
す方向に移動可能に支持する支持機構であり、例えば図
5乃至図7に示すようなガイド機構(21)と係合片
(22)により実現される。
【0036】図9は上記第2実施形態の状態遷移を示す
図であり、図(a)はフラットパネルディスプレイ(D
ISP)11のディスプレイ画面(アスペクト比16:
9)上に表示する画面(表示出力画面)のサイズがアス
ペクト比4:3の標準画面構成であるとき、上記制御部
(CONT)80によって位置制御される左右の各スピ
ーカ(SP)12,12の位置状態を示し、図(b)は
フラットパネルディスプレイ(DISP)11のディス
プレイ画面上に表示する画面(表示出力画面)のサイズ
がアスペクト比16:9のワイド画面構成であるとき、
上記制御部(CONT)80によって位置制御される左
右の各スピーカ(SP)12,12の位置状態を示して
いる。
【0037】上記図(a)の状態では、フラットパネル
ディスプレイ(DISP)11のディスプレイ画面(ア
スペクト比16:9)の両サイドが各スピーカ(SP)
12,12によって隠され、アスペクト比4:3の有効
表示部分のみが露出する。又、上記図(b)の状態で
は、フラットパネルディスプレイ(DISP)11のデ
ィスプレイ画面(アスペクト比16:9)がスピーカ
(SP)12,12によって隠されず、全て露出する。
【0038】上記構成に於いて、制御部(CONT)8
0は、フラットパネルディスプレイ(DISP)11の
ディスプレイ画面(アスペクト比16:9)上に表示す
る画面(表示出力画面)のサイズを認識し、そのサイズ
に合わせてスピーカ位置制御信号をドライバ回路(DR
V)82に送出する。
【0039】ドライバ回路(DRV)82は制御部(C
ONT)80より受けたスピーカ位置制御信号をもとに
スピーカ位置駆動信号を生成し、駆動モータ(M)83
を駆動制御して、左右のスピーカ(SP)12,12を
上記図9(a)に示す位置、又は同図(b)に示す位置
に移動制御する。
【0040】これにより、表示する画面がアスペクト比
16:9のワイド画面であるときは、それに合わせてフ
ラットパネルディスプレイ(DISP)11の全てのデ
ィスプレイ画面領域を用いたアスペクト比16:9のワ
イド画面による映像を目視でき、表示する画面がアスペ
クト比4:3の標準画面であるときは、それに合わせて
フラットパネルディスプレイ(DISP)11の両サイ
ドが隠れてちらつきノイズのない安定した見易い映像を
目視できる。更に、各スピーカ本体が音響効果を考慮し
たスピーカボックスに個別に内蔵されることから音響効
果の高いサウンドが得られる。
【0041】又、上記した第2実施形態の変形例とし
て、表示情報のアスペクト比に代わり、音響効果の出力
状態を認識してスピーカ12,12を移動制御する機能
を実現することも可能である。
【0042】この際は、制御部(CONT)80が、デ
ィスクドライブ(DVD)15、又はテレビジョン放
送、又はその他の音源によるサウンド情報が、臨場感の
あるものか否かを判断し、サウンド情報が臨場感のある
ものと判断した場合に上記第2実施形態によるスピーカ
の移動制御と同様の移動制御で、左右のスピーカ(S
P)12,12を表示デバイス(DISP11)から離
れた位置に移動し、臨場感のあるものでないと判断した
場合に上記スピーカ(SP)12,12を表示デバイス
の左右の各近傍位置に移動する。
【0043】このようなスピーカの位置制御により、音
響効果をより高めることができる。尚、上記した第1実
施形態に於いては、スピーカ12,12を移動可能に支
持する機構に、シリンダ状の係合片22と、図4乃至図
7に示すガイド機構を用いたが、これに限るものでな
く、他のスライド機構等を用いて実現してもよい。又、
音響システム一体型コンピュータシステムの機能構成、
システム構成等についても上記した実施形態に止まら
ず、例えば赤外線通信機能、ディスク以外の情報提供媒
体のアクセス機能等を備えることも可能である。又、ス
ピーカ12,12を位置制御する手段として、例えばマ
イクロフォン13に入力された音声を音声認識して、そ
の認識結果をもとに左右のスピーカ12,12を任意の
位置に移動制御することも可能である。又、獅子した実
施形態では表示デバイスにフラットパネルディスプレイ
(DISP)を適用したが、これに限らず、例えばCR
Tディスプレイ等、他の表示装置であってもよい。
【0044】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、音
響システム一体型のコンピュータシステムに於いて、ス
テレオサウンドスピーカの設置位置を任意に設定できる
ことから、システムの設置場所、使用目的等、使用環境
に応じ種々の条件に適応したスピーカの配置が容易に可
能となる。
【0045】又、動画、静止画等の画像表示出力時に、
表示する画像情報の画面サイズに合わせてディスプレイ
画面の不要な表示領域をマスクすることから、ディスプ
レイ画面の非表示領域部分に生じるちらつき等の画面ノ
イズを見掛上除去した、ノイズの混在しない安定した画
像が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による、第1の使用形態
を説明するためのシステム状態遷移を示す図。
【図2】上記第1実施形態による、第2の使用形態を説
明するためのシステム状態遷移を示す図。
【図3】上記第1実施形態による、第3の使用形態を説
明するためのシステム状態遷移を示す図。
【図4】上記第1及び第2実施形態に於ける要部の構成
を示す図。
【図5】上記第1及び第2実施形態に於ける要部の構成
を示す図。
【図6】上記第1及び第2実施形態に於ける要部の構成
を示す図。
【図7】上記第1及び第2実施形態に於ける要部の構成
を示す図。
【図8】本発明の第2実施形態による要部のシステム構
成を示すブロック図。
【図9】上記第2実施形態によるシステムの状態遷移を
示す図。
【符号の説明】
10…音響システム一体型コンピュータシステムの本体
(システム本体)、 11…フラットパネルディスプレイ、 12…ラウドスピーカ内蔵のスピーカボックス(スピー
カ)、 13…マイクロフォン、 14…ハンドヘルドホン、 15…ディスクドライブ、 16…キーボード、 21…ガイド機構、 22…係合片、 80…マイクロプロセッサ構成による制御部(CON
T)、 81…音声増幅器(AMP)、 82…ドライバ回路(DRV)、 83…駆動モータ(M)、 84…支持機構、 85…ハンドヘルドホンの通信ポート、 86…テレビジョン信号(TV)の入力ポート。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示デバイス、及び当該表示デバイスを
    アクセスするデータ処理装置を単一の箱形筐体に収めた
    本体と、 上記データ処理装置により出力制御される2組のラウド
    スピーカ、及び当該ラウドスピーカを内蔵した2組のス
    ピーカボックスと、 上記各スピーカボックスを上記本体の前面で、本体の幅
    方向中心に寄せた基準位置と、側面より突出した第1の
    使用位置と、本体の上面より突出した第2の使用位置と
    に移動可能に上記本体に支持する支持機構とを具備して
    なることを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 表示デバイス、及び当該表示デバイスを
    アクセスするデータ処理装置を単一の箱形筐体に収めた
    本体と、 上記データ処理装置により出力制御される2組のラウド
    スピーカ、及び当該ラウドスピーカを内蔵した2組のス
    ピーカボックスと、 上記各スピーカボックスを上記本体の前面で、本体の幅
    方向中心に寄せた基準位置と、側面より突出した第1の
    使用位置と、本体の上面より突出した第2の使用位置と
    に移動可能に上記本体に支持し、第2の使用位置にある
    とき互いに向い合う方向に回動可能に支持する支持機構
    とを具備してなることを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 標準画面より幅広のワイド画面に合わせ
    た表示画面構成の表示デバイスを具備するコンピュータ
    システムであって、 上記表示デバイス、及び当該表示デバイスをアクセスす
    るデータ処理装置を単一の箱形筐体に収めた本体と、 上記データ処理装置により出力制御される2組のラウド
    スピーカ、及び当該ラウドスピーカを内蔵した2組のス
    ピーカボックスと、 上記各スピーカボックスを上記本体の前面で、上記表示
    デバイスの表示面の少なくとも一部側面を覆う本体の幅
    方向中心に寄せた基準位置と、上記表示デバイスの表示
    面を覆わない本体側面より突出した位置とに移動可能に
    上記本体に支持する支持機構と、 上記表示デバイスに表示される表示出力画面のアスペク
    ト比を認識する手段と、 上記認識したアスペクト比に合わせて上記各スピーカボ
    ックスを移動制御する駆動機構とを具備してなることを
    特徴とするコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 本体に、出し入れ自在に収納されるキー
    ボードと、画像情報の再生が可能なディスクドライブと
    を設けてなる請求項1又は2又は3記載のコンピュータ
    システム。
  5. 【請求項5】 標準画面をアスペクト比4:3とし、ワ
    イド画面を16:9とした請求項3記載のコンピュータ
    システム。
  6. 【請求項6】 表示デバイスを備えたコンピュータシス
    テムであって、 上記表示デバイスをアクセスするデータ処理装置と、 上記表示デバイスの左右の各近傍である第1の位置と、
    この第1の位置より上記表示デバイスから離れた第2の
    位置との間で移動可能で上記データ処理装置により出力
    制御される左右のスピーカと、 上記スピーカから出力されるサウンド情報が臨場感のあ
    るものか否かを判断する手段と、 上記判断手段にてサウンド情報が臨場感のあるものと判
    断した場合に上記スピーカを上記第2の位置に移動し、
    臨場感のあるものでないと判断した場合に上記スピーカ
    を上記第1の位置に移動する手段とを具備してなること
    を特徴とするコンピュータシステム。
JP9046703A 1997-02-28 1997-02-28 コンピュータシステム Pending JPH10243489A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9046703A JPH10243489A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 コンピュータシステム

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