JP4267794B2 - 洗車設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両を洗浄するための洗車設備、特に門形の洗車設備であり、この洗車設備は洗車位置の横両側に配置される高圧側部散水装置を具備する。高圧散水装置はそれぞれ車両を洗浄するための散水ノズルを有する。これら散水ノズルの散水角度は車両の高さに対応する高さまでの範囲を覆う。さらに洗車設備は車両の輪郭に応じて高さを調節することができる支持体を具備する。支持体には特に車両の屋根を洗浄するための洗浄ブラシが配置される。
【0002】
【従来の技術】
このような洗車設備は出願人に従来技術として公知である。この公知の洗車設備では、側部高圧管が洗車位置の両側で門形フレームの側柱に沿って延びる。各高圧管は一連の散水ノズルを有し、これら散水ノズルは最上部の散水ノズルがその散水角度でちょうど車両の屋根の縁に達するように配置される。
【0003】
散水ノズルをこのように配置することで、空中に散水してしまうこと、特に洗車設備の周りの範囲に散水して、洗車設備の部品が不必要に濡れてしまうことが回避される。洗車設備の部品が濡れることは、特に門形の洗車設備において好ましくない。なぜならば、洗車設備の部品が不必要に濡れると、洗浄段階に続く乾燥段階で不都合にも水が垂れ落ちてしまうからである。
【0004】
最近、いわゆるミニバンやオフロードカーがますます人気を集めている。これら車両の車高は通常の乗用車のそれよりも高い。このような車両、あるいは同様に車高が高いミニバスやバンを公知の洗車設備で洗浄する場合、車両の上方の範囲、すなわち乗用車の通常の高さより高い範囲を高圧で十分に予備洗浄することができない。
【0005】
そこで、車両の上方の範囲を予備洗浄することを改善するために、車高の比較的高い車両を感知すると接続される追加の側部ノズル管を使用することが提案された。この追加の側部ノズル管を作動させるためには当該側部ノズル管への流体の供給を制御することができる高圧弁が使用される。ところが、このような高圧弁は高価であり、さらに再処理した洗浄水中には不純粒子が含まれているので故障しやすい。このため必要な制御装置は技術的に複雑である。さらに、コスト上の理由から高圧ポンプを一つだけ使用すべきなので、公知の洗車設備では高圧管のノズルを最適に設計することができない。通常の乗用車を洗浄するためには車両の各側に一つのノズル管のみを使用するが、車高が比較的高い車両の場合には追加のノズル管に対しても等しいポンプ出力を適用しなければならない。このため、車高が比較的高い車両では満足な洗浄効果を得ることができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
これに対して本発明の課題は、乗用車でも車高が比較的高い車両でも技術的に簡単に良好に洗浄できる洗車設備を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、冒頭に記載した種類の洗車設備において、各側部散水装置には支持体に設けられた別の散水ノズルが付属せしめられる。別の散水ノズルは可撓性を有する流体管路を介して付属の側部散水装置と接続される。別の散水ノズルの散水角度はそれぞれ、その都度、洗浄すべき車両の上側輪郭に従って車両の側部範囲をカバーするように洗車位置に向けられる。
【0008】
本発明の解決手段によれば、洗浄すべき車両の高さに関係なく、常に全ての散水ノズルが運転されるので、種々の運転モードを切り替えるための高価な高圧弁を省くことができ、したがって技術的なコストを低く押さえることができる。
【0009】
別の散水ノズルは下降できるので、これら別の散水ノズルは洗浄すべき車両の上側輪郭または高さに最適な位置に合わせられる。その結果、車高が比較的高い車両でもその上方の範囲で常に良好な洗浄結果を得ることができる。車高が比較的低い乗用車では、別の散水ノズルの散水範囲(散水角度、散水方向)が洗車位置の横に配置されている側部散水ノズルの散水範囲の高さと重なる。しかしこのことは洗浄特性にとって支障とはならず、むしろ洗浄効果を、または屋根の縁が著しく奥まっている新しいタイプの乗用車の屋根の縁の範囲のすすぎ作業を向上させる。別の散水ノズルの高さを調節できるので、車高に最適に適合することを可能にし、またこれら散水ノズルが空中に散水してしまうことを防止する。これにより、すべての散水ノズルを高圧ノズルとして最適に設計することができる。
【0010】
好ましくは別の散水ノズルの散水範囲の上側が車両の上側輪郭まで延び、それによって車両の屋根の縁の範囲を含む車両の上側輪郭まで効果的に高圧予備洗浄するにあたり、供給された洗浄水を最適に使用することができる。
【0011】
有利な構成によれば、散水範囲の上側は水平に配置された洗浄ブラシの周縁より下方に、または洗浄ブラシの周縁に少し進入するように延びる。このような配置の構成では、洗浄ブラシの輪郭線と別の散水ノズルの散水範囲とを結合することが可能になるので、高圧予備洗浄において制御コストを低く押さえられ、洗浄すべき車両を同時に有効にすすぐことができるようになる。
【0012】
本発明の有利な構成によれば、一方または両方の側部散水装置のすべての散水ノズルには共通のポンプにより圧力がかけられる。こうすることで、圧力供給系の製造コストを低く押さえることができる。
【0013】
好ましくは別の散水ノズルは洗浄ブラシのほぼ下縁の高さに、当該洗浄ブラシから軸方向に間隔を置いて配置される。これにより、別の散水ノズルで洗浄ブラシのちょうど下側の範囲、すなわち車両の上側輪郭の範囲に届くことが特に容易に可能になる。この場合、洗浄ブラシは車両から反射された噴霧が拡散するのを抑制する働きをもつことができる。散水ノズルを洗浄ブラシの軸方向端部の横に配置することにより、特にコンパクトな構造にすることができ、しかも洗浄ブラシが別の散水ノズルの位置から動くことが妨げられることはない。
【0014】
有利な構成によれば、高さ調節可能な支持体において、洗浄ブラシの両側にそれぞれ下方に向けられた高圧管が設けられる。各高圧管はそれぞれ車両の屋根縁の範囲を洗浄するための一つの別の散水ノズルを有する。こうすることにより、別の散水ノズルを正確な高さで特に簡単に配置することができる。高圧管とその別の散水ノズルは洗浄ブラシの支持体に直接取り付けられるので、別の散水ノズルは洗浄ブラシの高さが調節されると、自動的に上側輪郭に従って正しい車高に調整される。
【0015】
支持体に設けられた散水ノズルは支持体に設けられた少なくとも一つの追加ノズルで補完される。追加ノズルの散水方向は車両の屋根を洗浄するために洗車位置にある車両の屋根の範囲に向けられることが好ましい。追加ノズルの散水範囲が洗浄ブラシに干渉することなく洗車位置にある車両の屋根に到達するように少なくとも一つの追加ノズルを支持体の任意の箇所に配置できる。
【0016】
少なくとも一つの追加ノズルの散水方向は好ましくは、洗浄ブラシと洗浄すべき車両との間の相対運動を基準として、洗浄ブラシの直前の範囲に向けられる。この配置は、洗車において特に車両の屋根を高圧ですすぐために別個に洗浄作業をすることを回避するのに特に有利である。特に有利な構成によれば、二つの別個の追加ノズルが設けられ、これら追加ノズルはそれぞれ洗浄ブラシの軸線方向の両端部の横に、支持体から突出する片持アームの一つに配置され、好ましくは洗浄ブラシの回転軸線の上方に配置される。これにより、洗浄すべき車両の屋根範囲が洗浄ブラシの直前で最初に高圧水で洗浄され、その直後にほぼ水平に延びる洗浄ブラシで洗浄されるので、車両の屋根を特に効果的に高圧ですすぐことができる。
【0017】
追加ノズルにも散水装置のポンプによって給水されることが好ましい。これにより、高圧散水装置を特に単純な構造にすることができる。
【0018】
本発明の別の有利な構成によれば、車両の両側の各側部散水装置は散水ノズルを有する垂直の高圧管を具備する。高圧管は洗車位置の横に配置される。さらにこれら高圧管から支持体に設けられた付属の別の散水ノズルまで可撓性を有する流体管路が延びる。これにより高さ調節可能な支持体に配置された別の散水ノズルと、洗車位置の横の高圧管に設けられた高さ固定の散水ノズルとの間の流体的な接続をできるだけ短くすることができ、したがって高圧領域における圧力振動が発生することを回避することができる。
【0019】
発明の有利な実施例によれば、洗車設備には洗車位置にある車両の上側輪郭を検知するための検知装置が設けられる。この検知装置は制御装置と協働して、高さ調節可能な支持体を車両の輪郭に対応する高さまで下降させ、この高さで支持体に設けられた別の散水ノズルが車両の上側輪郭の範囲に散水する。別の散水ノズルの高さ調節を、水平に延びている洗浄ブラシを調節するための支持体の高さ調節と組み合わせることにより、車高に合わせて支持体に設けられた別の散水ノズルを調節するための追加の制御コストを回避できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
各実施例は洗車設備1として形成されたそれぞれ一つの門の形をした洗車設備を示す。この洗車設備1において、洗浄すべき車両は洗浄作業の間、ほぼ固定した洗車位置Pにとどまっている。この洗車設備1では、洗浄すべき車両に水および/または洗剤を供給するための多数の散水ノズル6と、洗浄ブラシ4、5とが門形フレーム2に配置される。門形フレーム2は洗車位置の横に配置された側柱2aと洗車位置の上方に配置された横梁2bとを有する。洗浄作業中、門形フレーム2は散水ノズル6および洗浄ブラシ4、5と共に洗浄すべき車両に沿って移動する。なお、例えば通過式洗車設備または洗車ラインでのように、車両を動かすことにより洗浄ブラシおよび散水ノズルと洗浄すべき車両とを相対的に運動させてもよい。
【0021】
図1および図2に第一の実施例を、図3、図4および図5に別の実施例を示す。これら両実施例では同様な構成要素は同じ参照番号で示した。
【0022】
上述したように、洗車設備1は門形フレーム2を有する。門形フレーム2にはほぼ水平方向に延びる高さ調節可能な支持体3が配置される。支持体3を昇降させるために、門形フレーム2の互いに向き合う両側の側柱2aには適当な垂直ガイドとこれに対応する駆動装置とが設けられ、これにより車両の輪郭に応じて支持体3を制御して昇降させることができる。
【0023】
支持体3には洗浄ブラシ4が回転駆動可能に支承されている。この洗浄ブラシ4は当業者に公知の従来の構成で形成される。さらに、車両の側面を洗うために、門形フレーム2にはほぼ鉛直方向に延びる互いに向き合った洗浄ブラシ5が設けられる。
【0024】
さらに、洗車位置Pの両横側には、洗車位置Pに向けられた多数の散水ノズル6および7を有する側部散水装置が設けられる。一部の散水ノズル6は高さを固定して位置決めされ、別の散水ノズル7は車高に基づいて、特に車両の上側輪郭の高さまで下降できるように調節可能に配置される。別の散水ノズル7は水平洗浄ブラシ4が配置される高さを調節できる支持体3に設けられる。しかしながら、洗車位置Pの横に高さを調節できる別個の可動台(滑動部)または支持体に別の散水ノズル7を配置することも原理的には可能である。
【0025】
高さ固定の散水ノズル6は散水範囲(散水角度、散水方向)が図2に示したように通常の乗用車の高さに対応し、設定した一定の高さまでの範囲をカバーするように配置される。しかしながら図1に示したように、例えばミニバン、オフロードカー、バンおよびミニバスなどの、車高が比較的高い車両においては、これら散水ノズル6の有効な散水範囲は車両の屋根の縁の範囲までには達しない。
【0026】
図1に示した車両の上方側部の領域に対しては、支持体3に配置された別の散水ノズル7が用いられ、これら別の散水ノズル7の高さは洗浄すべき車両の上側輪郭に応じて調整される。図1に示したように、別の散水ノズル7の散水角度8は斜め下方に洗車位置Pに向けられる。このとき散水範囲8の下側の境界面9bは最上部の散水ノズル6の有効な散水範囲に達し、また、散水範囲8の上側の境界面9aは水平な洗浄ブラシ4の下縁の水平線まで延びる。この場合、若干の角度の誤差が生じ得るが、別の散水ノズル7によって洗浄ブラシ4内に直接散水されることは避けられる。この時、散水範囲8の上側の境界面9aは車両の上側輪郭に達する。
【0027】
図2に示したように、別の散水ノズル7が通常の乗用車の屋根縁の高さまで下降すると、別の散水ノズル7の散水範囲8は高さ固定の散水ノズル6の散水範囲と重なる。このとき、散水角度8は車両の屋根の縁の範囲に達する。図2に明示したように、別の散水ノズル7は特に屋根の縁が著しく奥まっている車体を有する車両において、散水ノズル6の洗浄効果を補助する。
【0028】
散水ノズル6および7は、共通の高圧ポンプ(図示せず)により圧力がかけられる。基本的に全ての散水ノズル6および7は同時に作動するので、個々の散水ノズルの間に高価で複雑な高圧弁を必要とせず、これにより高圧を利用する場合における構造的な問題を特に簡単に解決することができる。原理的には、個別の管路を介してこれら散水ノズルへ圧力を供給することもできる。
【0029】
図1および図2に示した実施例では、高さ固定の散水ノズル6は洗車位置Pの側方にそれぞれ一つずつ配置された鉛直方向に延びる高圧管10に設けられる。これら高圧管10はその長手軸線を中心に回転可能に支承される。図示した実施例では車両の両側にそれぞれ固有の高圧管10が側柱2aの範囲において門形フレーム2に設けられる。
【0030】
洗浄ブラシ4の軸線方向の両端部から間隔を置いて、それぞれ高さ調節可能な支持体3に下方に向けられた高圧管12が別の散水ノズル7用に設けられる。高圧管12はその下端部に散水ノズル7を有する。
両高圧管10および12は可撓性を有する流体管路11を介して互いに接続される。接続管路11は高圧領域における圧力振動を防止するためにできるだけ短く形成される。
【0031】
以下、図1および図2に示した洗車設備の運転方法を説明する。車両を洗浄するために、まず車両を洗車位置Pに移動させる。次に、車両に予備洗浄剤を吹き付ける。そしてこの洗浄剤を高圧ですすいで洗い流し、その後、好ましくは特に柔らかい洗浄ブラシを使用して機械的に洗浄する。
【0032】
高圧でのすすぎ作業のために別の散水ノズル7を車両の上側輪郭の高さとほぼ等しい高さまで下降させ、すすぎ作業中は、別の散水ノズル7をこの上側輪郭に沿って案内する。図示した実施例では、別の散水ノズル7は水平洗浄ブラシ4を支持する調節可能な水平な支持体3と共に下降せしめられる。このとき、可撓性を有する流体管路11は散水ノズル6と7との間の流体的な接続を維持しながら、問題なく無段式に高さを調節できるようにする。初めに別の散水ノズル7の高さを調節した後で、高圧ポンプ(図示せず)を作動させ、そして車両と散水ノズル6および7とを相対的に移動させ、さらに別の散水ノズル7の高さを車両の輪郭に沿って調節しつつ制御して車両をすすぐ。すすぎ作業では、通常の全高の乗用車でも車高が比較的高い車両でも、全ての粗い汚れが車両の表面から良好にすすぎ落とされる。別の散水ノズル7を追加したことにより、屋根の縁が非常に奥まっている車両においても、車両の側部の良好なすすぎ効果を得ることができる。
【0033】
図3、図4および図5に、別の実施例を示す。この実施例が第一の実施例と異なる点は車両の屋根をすすぐための追加ノズル13が追加されていることであり、この実施例は特に車両の屋根を高圧ですすぐための別個の洗浄作業を回避しようとする洗浄プログラムに適している。図3および図4のように、追加ノズル13の散水方向(散水角度、散水範囲)15は斜め下方に車両の屋根領域に向けられる。このとき、洗浄すべき車両の屋根よりも上方に追加ノズル13を十分高く配置して、少ないノズル数で良好なすすぎ効果を得ることが特に好ましい。図3および図4に示した実施例では、洗浄ブラシ4の軸線方向における両端部の横に二つの別個の追加ノズル13が設けられる。これら追加ノズル13はそれぞれ支持体3からこの支持体3の軸線に対して横断方向に突出したそれぞれ一つの片持アーム14に配置される。追加ノズル13は図3に示したように、水平の洗浄ブラシ4の回転軸線の上方に位置し、洗浄ブラシ4の外周より外側(回転半径の外部)に配置される。追加ノズル13の散水角度(方向)15は洗浄ブラシ4と洗浄すべき車両との相対的な移動方向を基準にして洗浄ブラシ4の直前の範囲に向けられ、こうすることで洗浄ブラシ4により車両の屋根をスムーズに高圧ですすぐことができるようになる。
【0034】
水平な洗浄ブラシ4の前方に追加ノズル13のための高圧管一式を設けることは技術的には可能であるが、正面が急傾斜した高い車両を洗う際は損傷を避けるために、これら高圧管をわざわざフラップ式に持ち上げる必要がある。このように高圧管を持ち上げると、高圧管に取り付けた追加ノズルの位置が自動的に変化してしまい、洗車設備の周囲に液体を噴霧してしまうことになる。さらに、これにより洗車設備の長さと、場合によっては必要な空間の長さとを拡大しなければならない。さらに、このように高圧管を洗浄ブラシの上方に配置すると、すすごうとする車両の屋根と高圧管との間隔が大きいので高い圧力を必要とする。
【0035】
これに対し、斜め前方を向いた片持アーム14の端部に追加ノズル13を配置すると、車両の屋根を効果的に高圧ですすぐために比較的低い圧力で作動し且つ空間的にコンパクトな装置が提供される。
【0036】
上述した実施例の変更例において、追加ノズル13と同様に、水平な洗浄ブラシ4を支持する支持体3とは別の高さ調節可能な固有の支持体に別の散水ノズル7を配置してもよい。なお、この支持体は必ずしも洗車位置Pの横断方向に延びている必要はない。このような支持体の高さを調節するのに、支持体3の高さ調節、すなわち水平な洗浄ブラシ4の高さ調節に用いられる輪郭に沿った制御用の装置と同じ装置を使用できる。こうすることにより、別の散水ノズル7を支持体3とは別の支持体に配置しても、検知装置および制御装置のコストを低く押さえることができる。場合によっては別の散水ノズル7を洗車位置Pの横断方向に延び且つ上下動可能に輪郭に沿って制御される乾燥ノズルに配置してもよい。
【0037】
上述の実施例により、洗車設備の高圧すすぎ作業において、少ない製造コストで非常に高い洗浄品質が実現され、次いで機械的洗浄のために特に柔らかい洗浄ブラシを使用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車高が比較的高い車両が洗車位置にある洗車設備を示す図である。
【図2】通常の全高の乗用車が洗車位置にある図1の洗車設備を示す図である。
【図3】車両の屋根を高圧ですすぐための二つの追加ノズルが支持体に配置された、図1に示した洗車設備の別の実施例を示す図である。
【図4】通常の全高の乗用車が洗車位置にある図3の洗車設備を示す図である。
【図5】図3および図4に示した洗車設備の縦断面図である。
【符号の説明】
1…洗車設備
3…支持体
4…洗車ブラシ
6…高さ固定の散水ノズル
7…別の散水ノズル
13…追加ノズル

Claims (14)

  1. 車両を洗浄するための洗車設備であって、
    洗車位置の横両側に配置される高圧側部散水装置を具備し、該高圧散水装置はそれぞれ車両を洗浄するための散水ノズルを有し、これら散水ノズルの散水角度は車両の高さに対応する高さまでの範囲を覆い、
    車両の輪郭に応じて高さ調節可能な支持体(3)を具備し、該支持体(3)には車両の屋根を洗浄するための洗浄ブラシ(4)が配置され、
    各側部散水装置において、高さ調節可能な前記支持体(3)に設けられた別の散水ノズル(7)が付属し、該別の散水ノズル(7)は可撓性を有する流体管路(11)を介して付属の前記側部散水装置と接続され、前記別の散水ノズル(7)の散水角度(8)はそれぞれ、その都度、洗浄すべき車両の上側輪郭に応じて車両の側部範囲をカバーするように洗車位置に向けられることを特徴とする洗車設備。
  2. 前記別の散水ノズル(7)の前記散水角度(8)は斜め下方に向かって洗車位置に向けられる請求項1に記載の洗車設備。
  3. 前記別の散水ノズル(7)の前記散水角度(8)の上側面(9a)が車両の上側輪郭まで延びる請求項1または2に記載の洗車設備。
  4. 前記散水角度(8)の上側面(9a)は水平に配置された前記洗浄ブラシ(4)の周縁より下方で、または該周縁に少し進入して延びる請求項1〜3のいずれか一つに記載の洗車設備。
  5. 前記散水角度(8)の上側面(9a)はほぼ水平に配置される請求項1〜4のいずれか一つに記載の洗車設備。
  6. 一方または両方の前記側部散水装置のすべての散水ノズル(7)に共通のポンプによって圧力がかけられる請求項1〜5のいずれか一つに記載の洗車設備。
  7. 前記別の散水ノズル(7)は洗浄ブラシ(4)のほぼ下縁の高さに、該洗浄ブラシ(4)から軸方向に間隔を置いて配置される請求項1〜6のいずれか一つに記載の洗車設備。
  8. 高さ調節可能な前記支持体(3)において前記洗浄ブラシ(4)の両側にそれぞれ下方に向けられた高圧管(12)が設けられ、該高圧管(12)はそれぞれ屋根縁の範囲を洗浄するための一つの前記別の散水ノズル(7)を有する請求項1〜7のいずれか一つに記載の洗車設備。
  9. 前記支持体(3)に設けられた前記散水ノズル(7)は前記支持体(3)に設けられた少なくとも一つの追加ノズル(13)で補完され、該追加ノズル(13)の散水角度(15)は車両の屋根を洗浄するために洗車位置(P)における車両の屋根範囲に向けられる請求項1〜8のいずれか一つに記載の洗車設備。
  10. 少なくとも一つの前記追加ノズル(13)の前記散水角度(15)は洗浄ブラシ(4)と洗浄すべき車両との相対運動を基準として、前記洗浄ブラシ(4)の直前の範囲に向けられる請求項9に記載の洗車設備。
  11. 前記追加ノズル(13)が個別に二つ設けられ、これら追加ノズル(13)はそれぞれ片持アーム(14)の一つに配置され、該片持アーム(4)は少なくとも一つの前記洗浄ブラシ(4)の軸方向両端部の横に、該洗浄ブラシ(4)から間隔を置いて、前記支持体(3)から突出する請求項9または10に記載の洗車設備。
  12. 前記追加ノズル(13)は散水装置のポンプによって給水される請求項9〜11のいずれか一つに記載の洗車設備。
  13. 車両の両側の各側部散水装置は前記散水ノズル(6)を有する垂直の高圧管(10)を具備し、該高圧管は洗車位置(P)の横に配置され、さらに可撓性を有する流体管路(11)がこれら高圧管(10)から前記支持体(3)に設けられた付属の前記別の散水ノズル(7)に延びる請求項1〜12のいずれか一つに記載の洗車設備。
  14. 洗車位置(P)にある車両の上側輪郭を検知するための装置を具備し、該装置は制御装置と協働して、高さ調節可能な前記支持体(3)を車両の輪郭に対応する高さまで下降させ、その高さで前記支持体(3)に設けられた前記別の散水ノズル(7)が車両の上側輪郭に沿った側部範囲に散水する請求項1〜13のいずれか一つに記載の洗車設備。
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