JP4261728B2 - アシルアミノハイドロキノン類の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、写真用添加剤を始め、医薬、農薬中間体、ポリマー原料など、種々の化合物の合成中間体として有用であるアシルアミノハイドロキノン類の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ハイドロキノン核に置換基を有するハイドロキノン誘導体は、酸化防止剤、安定剤、重合禁止剤、写真用薬品などとして古くから知られ、広く実用されると同時に様々な誘導体に関して数多くの研究がなされてきた。例えば、ハイドロキノン核にアルキルアミド、ウレタン、ウレイド置換した化合物を写真用途に用いることに関しては、特公昭59−37497に記載がある。
【0003】
これらアシルアミノハイドロキノン類の合成法としては、J.Chem.Soc.,Perkin Trans 1(1999),(6),669−672やSynthesis(1995),(12),1549−1561、 特開平4−5653等に記載の方法が最も一般的に知られている。すなわち、2,5−ジメトキシアニリンなどのようにアミノハイドロキノン類のヒドロキシ基を保護した化合物をアシル化し、その後、脱保護をすることによって合成する。
【0004】
この方法においては、脱保護にBBr3やAlCl3を用いている。しかし、BBr3はコストが高く、また、安全性の点からも、工業的に製造する際の使用は困難である。また、AlCl3による脱保護は中和などの後処理工程が煩雑であり、また、生産性が悪いという問題点があった。
【0005】
これに対し、アミノハイドロキノン類を直接アシル化する方法も提案されている。
【0006】
特開昭62−103053、特開昭62−150346ではニトロハイドロキノンを還元することで、アミノハイドロキノンの塩酸塩を合成し、これをアシル化する事でアシルアミノハイドロキノン類が得られることを報告している。しかし、この方法ではニトロハイドロキノンをスズ化合物を用いて還元しており、後処理の煩雑さや廃棄物として副生するスズ化合物の問題がある。
【0007】
また、特開平4−438では、ジメトキシアニリンに臭化水素酸水溶液を作用させてアミノハイドロキノンの臭化水素酸塩を合成し、いったんこれを単離した後、アシル化する事で、アシルアミノハイドロキノン類が得られることを報告している。
【0008】
しかし、この方法では、アミノハイドロキノンの単離が煩雑である上、単離に伴う精製ロスが大きいため、全体としてのアシルアミノハイドロキノン類の収率が低く、本合成法も製造に適した方法とは言えなかった。
【0009】
以上の結果から、アシルアミノハイドロキノン類のよりよい合成方法の開発が望まれていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、コストの高い試薬を必要とせず、後処理工程が簡単で、生産性に優れ、副生物が少ないアシルアミノハイドロキノン類の製造方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は以下のアシルアミノハイドロキノン類の製造方法によって達成された。
【0012】
(1) 一般式(I)で表されるジアルコキシアニリン類を、一般式(II)で表されるハロゲン化水素酸水溶液の存在下反応させることによって一般式(III)のアミノハイドロキノンのハロゲン化水素酸塩とし、これを取り出すことなく有機溶媒−水の2成分(またはそれ以上の)系にてアシル化反応を行うことを特徴とする一般式(IV)で表されるアシルアミノハイドロキノン類の製造方法。
【化2】
(一般式(I)、(II)、(III)及び(IV)において、R1及びR2はそれぞれ独立にアルキル基を表し、XはBrまたはIを表し、R3、R4、R5はそれぞれ独立に水素原子または置換基を表し、R6はアルキル基またはアリール基を表す。)
(2) 前記の一般式(I)、(III)及び(IV)においてR3、R4、R5が水素原子であることを特徴とする(1)に記載の一般式(IV)で表されるアシルアミノハイドロキノン類の製造方法。
(3) 前記の一般式(I)においてR1、R2のいずれもがメチル基であることを特徴とする(1)または(2)に記載の一般式(IV)で表されるアシルアミノハイドロキノン類の製造方法。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0014】
本発明の一般式(I)の化合物において、R1及びR2はそれぞれ独立にアルキル基を表す。
【0015】
ここで言うアルキル基とは、好ましくは炭素数20以下、より好ましくは炭素数10以下の直鎖、分岐、または環状のアルキル基であり、置換基を有していても良い。ここでいう置換基とは、後述のR3,R4,R5の説明において例として説明する置換基が挙げられる。R1が2つ以上の置換基を有する場合、これらのうち2つの置換基どうしが結合して環を形成することができる。
【0016】
R1、R2で表されるアルキル基としては、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、シクロプロピル、n−ブチル、s−ブチル、イソブチル、t−ブチル、n−ペンチル、シクロペンチル、n−ヘキシル、2−エチルヘキシル、n−ドデシル、シクロヘキシル、メトキシメチル、メトキシエトキシメチル、メチルチオメチル、テトラヒドロピラニル、フェナシル、シクロプロピルメチル、、ベンジル等が挙げられるが、これらに限られるものではない。
【0017】
一般式(I)のR1及びR2としては、1級アルキル基(例えば、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、イソブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、2−エチルヘキシル、n−ドデシル、メトキシメチル、メトキシエトキシメチル、メチルチオメチル、フェナシル、シクロプロピルメチル、ベンジルなど)が好ましく、メチルが特に好ましい。
【0018】
一般式(I)において、R1とR2は同一でも異なっていても良いが、同一であることが好ましい。
一般式(I)において、R1、R2との組み合わせとして最も好ましいのはいずれもメチルの場合である。
【0019】
一般式(I)、(III)及び(IV)において、R3、R4、R5はそれぞれ独立に水素原子または置換基を表す。
【0020】
置換基としては例えば、ハロゲン原子、アルキル基(単環もしくは多環のシクロアルキル基を含む)、アルケニル基(単環もしくは多環のシクロアルケニル基を含む)、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、シアノ基、ヒドロキシル基、ニトロ基、カルボキシル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シリルオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アシルオキシ基、カルバモイルオキシ基、アルコキシカルボニルオキシ基、アリールオキシカルボニルオキシ基、アミノ基(アルキルもしくはアリールアミノ基を含む)、アシルアミノ基、アミノカルボニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、スルファモイルアミノ基、アルキルもしくはアリールスルホニルアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロ環チオ基、スルファモイル基、スルホ基、アルキルもしくはアリールスルフィニル基、アルキルもしくはアリールスルホニル基、アシル基、アリールオキシカルボニル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、アリールもしくはヘテロ環アゾ基、イミド基、ホスフィノ基、ホスフィニル基、ホスフィニルオキシ基、ホスフィニルアミノ基、シリル基が例として挙げられる。
【0021】
置換基としては、更に詳しくは、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、アルキル基〔直鎖、分岐、環状の置換もしくは無置換のアルキル基を表す。それらは、アルキル基(好ましくは炭素数1から30のアルキル基、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、t−ブチル、n−オクチル、エイコシル、2−クロロエチル、2−シアノエチル、2−エチルヘキシル)、シクロアルキル基(好ましくは、炭素数3から30の置換もしくは無置換のシクロアルキル基、例えば、シクロヘキシル、シクロペンチル、4−n−ドデシルシクロヘキシル)、ビシクロアルキル基(好ましくは、炭素数5から30の置換もしくは無置換のビシクロアルキル基、つまり、炭素数5から30のビシクロアルカンから水素原子を一個取り去った一価の基である。例えば、ビシクロ[1,2,2]ヘプタン−2−イル、ビシクロ[2,2,2]オクタン−3−イル)、更に環構造が多いトリシクロ構造なども包含するものである。以下に説明する置換基の中のアルキル基(例えばアルキルチオ基のアルキル基)もこのような概念のアルキル基を表す。〕、アルケニル基[直鎖、分岐、環状の置換もしくは無置換のアルケニル基を表す。それらは、アルケニル基(好ましくは炭素数2から30の置換もしくは無置換のアルケニル基、例えば、ビニル、アリル、プレニル、ゲラニル、オレイル)、シクロアルケニル基(好ましくは、炭素数3から30の置換もしくは無置換のシクロアルケニル基、つまり、炭素数3から30のシクロアルケンの水素原子を一個取り去った一価の基である。例えば、2−シクロペンテン−1−イル、2−シクロヘキセン−1−イル)、ビシクロアルケニル基(置換もしくは無置換のビシクロアルケニル基、好ましくは、炭素数5から30の置換もしくは無置換のビシクロアルケニル基、つまり二重結合を一個持つビシクロアルケンの水素原子を一個取り去った一価の基である。例えば、ビシクロ[2,2,1]ヘプト−2−エン−1−イル、ビシクロ[2,2,2]オクト−2−エン−4−イル)を包含するものである。]、アルキニル基(好ましくは、炭素数2から30の置換もしくは無置換のアルキニル基、例えば、エチニル、プロパルギル、トリメチルシリルエチニル)、アリール基(好ましくは炭素数6から30の置換もしくは無置換のアリール基、例えばフェニル、p−トリル、ナフチル、m−クロロフェニル、o−ヘキサデカノイルアミノフェニル)、ヘテロ環基(好ましくは5または6員の置換もしくは無置換の芳香族性もしくは非芳香族性のヘテロ環化合物から一個の水素原子を取り除いた一価の基であり、更に好ましくは、炭素数3から30の5もしくは6員の芳香族性のヘテロ環基である。例えば、2−フリル、2−チエニル、2−ピリミジニル、2−ベンゾチアゾリル)、シアノ基、ヒドロキシル基、ニトロ基、カルボキシル基、アルコキシ基(好ましくは、炭素数1から30の置換もしくは無置換のアルコキシ基、例えば、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、t−ブトキシ、n−オクチルオキシ、2−メトキシエトキシ)、アリールオキシ基(好ましくは、炭素数6から30の置換もしくは無置換のアリールオキシ基、例えば、フェノキシ、2−メチルフェノキシ、4−t−ブチルフェノキシ、3−ニトロフェノキシ、2−テトラデカノイルアミノフェノキシ)、シリルオキシ基(好ましくは、炭素数3から20のシリルオキシ基、例えば、トリメチルシリルオキシ、t−ブチルジメチルシリルオキシ)、ヘテロ環オキシ基(好ましくは、炭素数2から30の置換もしくは無置換のヘテロ環オキシ基、例えば1−フェニルテトラゾール−5−オキシ、2−テトラヒドロピラニルオキシ)、アシルオキシ基(好ましくはホルミルオキシ、炭素数2から30の置換もしくは無置換のアルキルカルボニルオキシ基、炭素数7から30の置換もしくは無置換のアリールカルボニルオキシ基、例えば、アセチルオキシ、ピバロイルオキシ、ステアロイルオキシ、ベンゾイルオキシ、p−メトキシフェニルカルボニルオキシ)、カルバモイルオキシ基(好ましくは、炭素数1から30の置換もしくは無置換のカルバモイルオキシ基、例えば、N,N−ジメチルカルバモイルオキシ、N,N−ジエチルカルバモイルオキシ、モルホリノカルボニルオキシ、N,N−ジ−n−オクチルアミノカルボニルオキシ、N−n−オクチルカルバモイルオキシ)、アルコキシカルボニルオキシ基(好ましくは、炭素数2から30の置換もしくは無置換アルコキシカルボニルオキシ基、例えばメトキシカルボニルオキシ、エトキシカルボニルオキシ、t−ブトキシカルボニルオキシ、n−オクチルカルボニルオキシ)、アリールオキシカルボニルオキシ基(好ましくは、炭素数7から30の置換もしくは無置換のアリールオキシカルボニルオキシ基、例えば、フェノキシカルボニルオキシ、p−メトキシフェノキシカルボニルオキシ、p−(n−ヘキサデシルオキシ)フェノキシカルボニルオキシ)、アミノ基(好ましくは、アミノ基、炭素数1から30の置換もしくは無置換のアルキルアミノ基、炭素数6から30の置換もしくは無置換のアリールアミノ基、例えば、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、アニリノ、N-メチル−アニリノ、ジフェニルアミノ)、アシルアミノ基(好ましくは、ホルミルアミノ、炭素数2から30の置換もしくは無置換のアルキルカルボニルアミノ基、炭素数7から30の置換もしくは無置換のアリールカルボニルアミノ基、例えば、アセチルアミノ、ピバロイルアミノ、ラウロイルアミノ、ベンゾイルアミノ、3,4,5−トリ−n−オクチルオキシフェニルカルボニルアミノ)、アミノカルボニルアミノ基(好ましくは、炭素数1から30の置換もしくは無置換のアミノカルボニルアミノ、例えば、カルバモイルアミノ、N,N−ジメチルアミノカルボニルアミノ、N,N−ジエチルアミノカルボニルアミノ、モルホリノカルボニルアミノ)、アルコキシカルボニルアミノ基(好ましくは炭素数2から30の置換もしくは無置換アルコキシカルボニルアミノ基、例えば、メトキシカルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ、t−ブトキシカルボニルアミノ、n−オクタデシルオキシカルボニルアミノ、N−メチル−メトキシカルボニルアミノ)、アリールオキシカルボニルアミノ基(好ましくは、炭素数7から30の置換もしくは無置換のアリールオキシカルボニルアミノ基、例えば、フェノキシカルボニルアミノ、p-クロロフェノキシカルボニルアミノ、m-(n−オクチルオキシ)フェノキシカルボニルアミノ)、スルファモイルアミノ基(好ましくは、炭素数0から30の置換もしくは無置換のスルファモイルアミノ基、例えば、スルファモイルアミノ、N,N−ジメチルアミノスルホニルアミノ、N−n−オクチルアミノスルホニルアミノ)、アルキルもしくはアリールスルホニルアミノ基(好ましくは炭素数1から30の置換もしくは無置換のアルキルスルホニルアミノ、炭素数6から30の置換もしくは無置換のアリールスルホニルアミノ、例えば、メチルスルホニルアミノ、ブチルスルホニルアミノ、フェニルスルホニルアミノ、2,3,5−トリクロロフェニルスルホニルアミノ、p−メチルフェニルスルホニルアミノ)、メルカプト基、アルキルチオ基(好ましくは、炭素数1から30の置換もしくは無置換のアルキルチオ基、例えばメチルチオ、エチルチオ、n−ヘキサデシルチオ)、アリールチオ基(好ましくは炭素数6から30の置換もしくは無置換のアリールチオ、例えば、フェニルチオ、p−クロロフェニルチオ、m−メトキシフェニルチオ)、ヘテロ環チオ基(好ましくは炭素数2から30の置換もしくは無置換のヘテロ環チオ基、例えば、2−ベンゾチアゾリルチオ、1−フェニルテトラゾール−5−イルチオ)、スルファモイル基(好ましくは炭素数0から30の置換もしくは無置換のスルファモイル基、例えば、N−エチルスルファモイル、N−(3−ドデシルオキシプロピル)スルファモイル、N,N−ジメチルスルファモイル、N−アセチルスルファモイル、N−ベンゾイルスルファモイル、N−(N’−フェニルカルバモイル)スルファモイル)、スルホ基、アルキルもしくはアリールスルフィニル基(好ましくは、炭素数1から30の置換もしくは無置換のアルキルスルフィニル基、6から30の置換もしくは無置換のアリールスルフィニル基、例えば、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、フェニルスルフィニル、p−メチルフェニルスルフィニル)、アルキルもしくはアリールスルホニル基(好ましくは、炭素数1から30の置換もしくは無置換のアルキルスルホニル基、6から30の置換もしくは無置換のアリールスルホニル基、例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニル、フェニルスルホニル、p−メチルフェニルスルホニル)、アシル基(好ましくはホルミル、炭素数2から30の置換もしくは無置換のアルキルカルボニル基、炭素数7から30の置換もしくは無置換のアリールカルボニル基、炭素数4から30の置換もしくは無置換の炭素原子でカルボニル基と結合しているヘテロ環カルボニル基、例えば、アセチル、ピバロイル、2−クロロアセチル、ステアロイル、ベンゾイル、p−n−オクチルオキシフェニルカルボニル、2−ピリジルカルボニル、2−フリルカルボニル)、アリールオキシカルボニル基(好ましくは、炭素数7から30の置換もしくは無置換のアリールオキシカルボニル基、例えば、フェノキシカルボニル、o−クロロフェノキシカルボニル、m−ニトロフェノキシカルボニル、p−(t−ブチル)フェノキシカルボニル)、アルコキシカルボニル基(好ましくは、炭素数2から30の置換もしくは無置換アルコキシカルボニル基、例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、t−ブトキシカルボニル、n−オクタデシルオキシカルボニル)、カルバモイル基(好ましくは、炭素数1から30の置換もしくは無置換のカルバモイル、例えば、カルバモイル、N−メチルカルバモイル、N,N−ジメチルカルバモイル、N,N−ジ−n−オクチルカルバモイル、N−(メチルスルホニル)カルバモイル)、アリールもしくはヘテロ環アゾ基(好ましくは炭素数6から30の置換もしくは無置換のアリールアゾ基、炭素数3から30の置換もしくは無置換のヘテロ環アゾ基、例えば、フェニルアゾ、p−クロロフェニルアゾ、5−エチルチオ−1,3,4−チアジアゾール−2−イルアゾ)、イミド基(好ましくは、N−スクシンイミド、N−フタルイミド、ジアセチルアミノ)、ホスフィノ基(好ましくは、炭素数2から30の置換もしくは無置換のホスフィノ、例えば、ジメチルホスフィノ、ジフェニルホスフィノ、メチルフェノキシホスフィノ)、ホスフィニル基(好ましくは、炭素数2から30の置換もしくは無置換のホスフィニル、例えば、ホスフィニル、ジオクチルオキシホスフィニル、ジエトキシホスフィニル)、ホスフィニルオキシ基(好ましくは、炭素数2から30の置換もしくは無置換のホスフィニルオキシ、例えば、ジフェノキシホスフィニルオキシ、ジオクチルオキシホスフィニルオキシ)、ホスフィニルアミノ基(好ましくは、炭素数2から30の置換もしくは無置換のホスフィニルアミノ、例えば、ジメトキシホスフィニルアミノ、ジメチルアミノホスフィニルアミノ)、シリル基(好ましくは、炭素数3から30の置換もしくは無置換のシリル基、例えば、トリメチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、フェニルジメチルシリル)等を挙げることができる。
【0022】
置換基として好ましくは、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基(R4、R5の位置にて縮環している場合を含む)、ヘテロ環基(R4、R5の位置にて縮環している場合を含む)、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルもしくはアリールオキシカルボニルオキシ基、アシルアミノ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロ環チオ基、アルキルもしくはアリールスルホニル基、アルキルもしくはアリールカルバモイル基、アルキルもしくはアリールスルファモイル基、スルホ基、アシル基が挙げられる。
【0023】
反応条件下においてR3、R4、R5が異なる置換基に変換されることがあっても良い。また、R4とR5が互いに連結して環を形成しても良い。好ましくは、R3、R4、R5が全て水素原子の場合である。よって、一般式(I)で表わされるジアルコキシアニリン類として最も好ましくは2,5−ジメトキシアニリンである。
【0024】
一般式(II)及び(III)においてXはBrまたはIを表す。即ち、一般式(II)及び(III)はそれぞれ、臭化水素酸及びアミノハイドロキノンの臭化水素酸塩化合物またはヨウ化水素酸及びアミノハイドロキノンのヨウ化水素酸塩を表す。
【0025】
一般式(IV)において、R6はアルキル基またはアリール基を表す。
【0026】
ここで言うアルキル基とは、好ましくは炭素数1〜30の直鎖、分岐、または環状のアルキル基であり、置換基を有していても良い。
ここで言う置換基とは、先にR3、R4、R5の例として挙げた置換基を例として挙げることができる。
【0027】
また、ここで言うアリール基とは、好ましくは炭素数6〜36の単環、縮環のアリール基であり、置換基を有していても良い。
ここで言う置換基とは、先にR3、R4、R5の例として挙げた置換基を例として挙げることができる。
【0028】
本発明の製造方法によって製造しうる一般式(IV)で表されるアシルアミノハイドロキノンの具体例としては、特開昭62−103053、特開昭62−150346、特開平4−5653、特開平6−324421、特開平7−159917及びこれらに引用された特許中に具体例として記載された化合物群、及びそれら化合物の一般式(IV)のR3、R4、R5が全て水素原子に置換された化合物を挙げることができる。
【0029】
以下に、本発明の合成法によって合成しうる一般式(IV)で表わされるアシルアミノハイドロキノン類の具体例を示すが、これらに限られるものではない。
【0030】
【化3】
【0031】
【化4】
【0032】
【化5】
【0033】
【化6】
【0034】
【化7】
【0035】
【化8】
【0036】
【化9】
【0037】
【化10】
【0038】
【化11】
【0039】
【化12】
【0040】
【化13】
【0041】
次に、本発明の合成法において(I)と(II)による(III)の合成反応(以下、「反応A」と称する)について説明する。
【0042】
本発明の反応Aにおいて、これに用いる反応溶媒は水または水と有機溶媒の、混合溶媒である。ここで用いられる有機溶媒としては、50℃以上の沸点を有する高極性の溶媒であることが好ましい。水と組み合わせる好ましい有機溶媒としては、例えば、酢酸、アルコール類(例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコールなど)、アミド類(例えば、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドンなど)、ヘテロ環類(例えば、N,N’−ジメチルイミダゾリジノン、スルホランなど)などを挙げることができるがこれらに限定されるものではない。これらの溶媒をさらに組み合わせて用いること、及び、これらの溶媒を含む均一または不均一混合溶媒系にて反応を行っても良い。混合溶媒を用いる場合、水と組み合わされる有機溶媒の体積は、好ましくは水の体積の20倍以下、より好ましくは10倍以下である。
【0043】
反応溶媒としては、水が最も簡便であり、好ましい。即ち、ハロゲン化水素酸水溶液中、一般式(I)の化合物を反応させることで一般式(III)の化合物を得ることができる。反応溶媒は、一般式(I)で表わされる化合物の質量の0.1〜100倍用いることが好ましく、0.2〜50倍用いることがより好ましい。
【0044】
反応Aに用いるハロゲン化水素酸としては臭化水素酸が好ましい。
【0045】
反応Aにおいて、使用するハロゲン化水素酸は、原料となる一般式(I)の化合物に対して好ましくは3から30当量、さらに好ましくは20から3.5当量、特に好ましくは10から4当量である。ただし、一般式(I)の化合物の分子内にハロゲン化水素酸(II)と反応しうる部位が複数存在する場合はこの限りではない。
【0046】
反応Aにおける反応温度は、0℃から200℃であることが好ましく、20℃から180℃がより好ましい。反応の終了は、NMR、TLC、HPLC、その他の方法によって確認することができる。
【0047】
次に、本発明の合成法において(III)のアシル化による(IV)の合成反応(以下、「反応B」と称する)について説明する。
【0048】
反応Bは(III)をアシル化する反応である。アシル化には、アミノ基をアシルアミノ基に変換する公知の反応を用いることができる。例えば、アシル化剤を用いたアシル化法や、アシル源と縮合剤の組み合わせが上げられるが、これらに限定されるものではない。
【0049】
アシル化剤の例としては、カルボン酸クロリド、カルボン酸無水物及びカルボン酸と他の酸との混合酸無水物等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。反応Bに用いるアシル化剤の量は、好ましくは一般式(III)で表わされる化合物の0.5〜1.5当量、より好ましくは0.8〜1.3当量である。
【0050】
一方、アシル源と縮合剤の組み合わせとしては、カルボン酸とDCC(ジシクロヘキシルカルボジイミド)、カルボン酸とCDI(カルボニルジイミダゾール)等の組み合わせが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0051】
反応Bに用いるアシル源の量は、好ましくは一般式(III)で表わされる化合物の0.5〜1.5当量、より好ましくは0.8〜1.3当量である。同時に用いられる縮合剤の量は、好ましくはアシル源の0.8〜10当量、より好ましくは0.9当量〜5当量である。アシル源と縮合剤との組合わせの場合、アシル源をあらかじめ一般式(III)で表わされる化合物の反応液に加えておき、その後、縮合剤を加えることが好ましい。
【0052】
本発明の反応Bにおいては、アシル化剤によるアシル化により(IV)を合成することが好ましい。
【0053】
アシル化剤によるアシル化に際しては、塩基を共存させることが好ましい。
塩基としては、有機塩基及び無機塩基のいずれでも良い。
【0054】
有機塩基としては、例えば、ピリジン、コリジン、ルチジン等のピリジン類、DBU、DBN等の含窒素環状化合物、ジエチルアミン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン等のアミン類、N,N,N’,N’−テトラメチルグアニジン等が挙げられるがこれらに限られるものではない。
【0055】
無機塩基としては、例えば、炭酸リチウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化リチウム、水酸化バリウムなどの金属水酸化物、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、ナトリウム−t−ブトキシド、カリウム−t−ブトキシドなどの金属アルコキシド及び水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、炭酸カルシウム、シュウ酸カルシウム等の金属水酸化物と弱酸との塩が挙げられる。これらの塩基のうち2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0056】
本発明の反応Bに使用する塩基としては無機塩基であることが好ましく、さらに好ましい塩基種としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウムが挙げられる。
【0057】
塩基として特に好ましくは炭酸水素ナトリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウムが挙げられる。
【0058】
塩基は反応系内のpHをコントロールするように用いることができる。よって、塩基はアシル化剤または縮合剤と同時に、系内に導入することが好ましい。アシル化剤または縮合剤導入中の系内のpHは1〜7であることが好ましく、2〜6であることがより好ましい。塩基種が液体でない場合、これを水または有機溶媒の溶液として系内に導入しても良い。この場合、塩基とアシル化剤は0.1〜12時間かけて系内に導入することが好ましい。塩基は、系内のpHを調整するために必要な量を使用することが好ましいが、そのモル数は一般には反応Aに使用したハロゲン化水素のモル数の0.5〜2倍である。
【0059】
本発明の反応Bのアシル化においては有機溶媒−水の2成分(またはそれ以上の)系にてこれを行う。水と組み合わせるべき溶媒は特に限定されない。
【0060】
本発明に用いる溶媒系は反応前、反応中、反応後を問わず、均一に混合していても、互いに相分離していても良い。有機溶媒−水の2成分の体積比率は、一方が他方の20倍以下であることが好ましく、10倍以下であることがより好ましい。
【0061】
反応Bのアシル化に用いる有機溶媒の例としては、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジオキサン、t−ブチルメチルエーテル、1,3−ジオキソラン、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素類、N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等のアミド類、N、N−ジメチルイミダゾリジノン、スルホランなどのヘテロ環類、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、クロロベンゼン等のハロゲン系炭化水素、酢酸、プロピオン酸等のカルボン酸類、
アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類等が挙げられるがこれに限定されるものではない。本発明においてアシル化に用いる溶媒としては、水と、エーテル類、エステル類、ケトン類より選ばれた1種以上の溶媒を用いることが好ましい。
【0062】
反応Bにおける反応溶媒中の水は、反応Aの反応液中にすでに入っている水をそのまま用いてもよいし、新たに追加してもよい。反応Bにおける反応溶媒中の有機溶媒についても同様である。ただし、反応Aにおいて有機溶媒を用いなかった場合は、反応Aの終了後、これに有機溶媒を加える必要がある。有機溶媒−水の体積比は、一方が他方の20倍以下であることが好ましく、10倍以下であることがより好ましい。
【0063】
本発明の反応Bにおいては、0℃以上100℃以下にて反応を行うことが好ましく、10℃以上80℃以下にて反応を行うことがより好ましい。
【0064】
通常、反応Bに要する時間は、反応温度、pH、反応剤の滴下時間などに左右されるが、概ね0.1〜24時間である。
【0065】
【実施例】
以下、本発明を実施例によって具体的に説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
【0066】
実施例1 ベンゾイルアミノハイドロキノン(15)の合成
2,5−ジメトキシアニリン15.3gに48%臭化水素酸水溶液46mlを加え、150℃のオイルバス上、窒素気流下にて24時間加熱、攪拌した。NMRにてメトキシ基のピ−クが消失したことを確認した後、反応系を室温に冷却した。酢酸エチル50mlを加え、よく攪拌しながら、炭酸ナトリウムの1水和物22.0gを少しずつ添加した。さらにベンゾイルクロリド14.1g及び10%炭酸水素ナトリウムを約45分かけて同時滴下した。10%炭酸水素ナトリウム水溶液の滴下量は反応系内のpHが2−5に保たれるように調節した。滴下終了後、約20分攪拌した後、析出した結晶を濾過し、酢酸エチル及び水にて結晶を洗浄した。室温にて一晩乾燥した。
【0067】
得られた無色結晶を減圧下にて乾燥した。
【0068】
収量16.03g;収率70%;融点 184-187℃
NMR及びマススペクトルデータは以下の通り。
【0069】
1H-NMR(CDCl3-DMSO), δ=6.56(1H, dd),6.80(1H,d), 7.4-7.6(4H,m), 7.94(2H,d), 8.30(1H,s), 8.65(1H,s), 9.13(1H,s)
Fab. MS(Nega) 228(M-H)-。
【0070】
比較例1 ジメトキシアニリンからアミノハイドロキノンの臭化水素酸塩の合成
上記実施例と同一の条件にて反応を行い、NMRにてメトキシ基のピ−クが消失したことを確認した後、反応系の外温をを180℃とし、反応系内に残る臭化水素酸の大半を流去した。残った残蓑にアセトニトリルを加え、よく洗った後、濾過、アセトニトリル洗浄し、得られた暗褐紫色結晶を減圧下にて乾燥した。こうして得られたアミノハイドロキノンの臭化水素酸塩は収量13.4g 収率65%であった。
【0071】
比較例2 アミノハイドロキノンの臭化水素酸塩からベンゾイルアミノハイドロキノンの合成
アミノハイドロキノンの臭化水素酸塩7.42gに酢酸エチル30ml及び水20mlを加え、窒素気流下、室温にて攪拌した。ベンゾイルクロリド5.1g及び10%炭酸水素ナトリウム水溶液を約45分かけて同時滴下した。10%炭酸水素ナトリウム水溶液の滴下量は反応系内のpHが2−5に保たれるように調節した。滴下終了後、約20分攪拌した後、析出した結晶を濾過し、酢酸エチル及び水にて結晶を洗浄した。得られた無色結晶を室温にて一晩乾燥した。
【0072】
収量6.27g 収率76%であった。
【0073】
よって、比較例の合成法によるベンゾイルアミノハイドロキノンの、ジメトキシアニリンを基準としたトータルの収率は49%であった。
【0074】
以上の結果より、アミノハイドロキノンのハロゲン化水素酸塩をいったん取り出した後、アシル化反応を行った場合、操作が煩雑な上、全体としての収率が低下してしまうことがわかった。
【0075】
実施例2 例示化合物(67)の合成
実施例1において、ベンゾイルクロリドを等モルの3,5−ジ−(ヘキシルデカノイルアミノ)ベンゾイルクロリド25%キシレン溶液に、炭酸水素ナトリウムを酢酸ナトリウムに置き換える以外は同一の方法で反応を行なった。
【0076】
滴下終了後、1時間攪拌した後、酢酸エチル200mlを加え、分液、飽和食塩水洗した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥した後、溶媒を留去した。得られた固体に塩化メチレンを加え、攪拌、濾過し、塩化メチレンにて洗浄後、風乾した。
【0077】
収量 64.7g;収率 88%:融点 204-205℃。
【0078】
【発明の効果】
本発明を用いることにより、簡便な方法にて、高収率でアシルアミノハイドロキノンを合成することができる。
Claims (3)
- 前記の一般式(I)、(III)及び(IV)においてR3、R4、R5が水素原子であることを特徴とする請求項1に記載の一般式(IV)で表されるアシルアミノハイドロキノン類の製造方法。
- 前記の一般式(I)においてR1、R2のいずれもがメチル基であることを特徴とする請求項1または2に記載の一般式(IV)で表されるアシルアミノハイドロキノン類の製造方法。
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