JP4260357B2 - 等長ライトアングルコネクタ及びその製造方法 - Google Patents

等長ライトアングルコネクタ及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アングルタイプのカードエッジコネクタ等に好適に用いられる、等長ライトアングルコネクタ及びその製造方法の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
アングルタイプのカードエッジコネクタとして、複数のコンタクトの長さを等しくして各コンタクトにおける信号の伝送時間に差を生じさせないようにした、等長ライトアングルコネクタが知られている。
【0003】
例えば、特開平7−85938号公報には、コンタクトの形成方法及びそれを用いて形成される等長ライトアングルコネクタの技術が記載されている。この公報に記載の技術は、特にコンタクトの製造技術を改善したものである。即ち、次のような従来の問題点を改善したものである。等長とするために形状を異ならせた複数のコンタクトに対応する数の金型が必要となっていた問題点。複数のコンタクトの組み立て時間がかかり作業性が悪いという問題点。
【0004】
同公報記載の製造技術では、具体的に以下の工程を実施している。
【0005】
板材をプレス加工又はエッチング加工して、各々の長手方向の長さが等しい複数の芯部(コンタクト)とその芯部の両端に連結されている連結部とからなるコンタクト板を得る。このコンタクト板の両面で、各芯部の両端部を除いた領域に絶縁テープを貼り付ける。次いで、コンタクト板をその長手方向に対して45度の方向に芯部の両端部が同一平面にくるまで各芯部を一括して曲げ加工を行う。そして、各芯部と連結部を切断してコンタクトを形成する。
【0006】
このコンタクトの製造方法によれば、各芯部を一括して曲げ加工する方法を採用することで、芯数が多くても組み立て時間を短縮して、コストダウンを図ることができる。
【0007】
ところで、近年におけるコネクタの小型化や薄型化の要求に伴い、図7に示すようなライトアングルタイプのコネクタが用いられる場合もある。これは、基板K1に搭載されるリセプタクルコネクタ300の例を示す。このリセプタクルコネクタ300は、複数のコンタクト301が樹脂製のインシュレータ300aに保持されている。各コンタクト301の基端部302は基板K1に対して電気的に接続されている。各コンタクト301の先端部303は基板の厚さ方向(上下方向)に間隔をおいて縦一列に配置されている。各コンタクト301の基端部302は基板の長さ方向(横方向)に間隔をおいて横一列に配置されている。
【0008】
さらに、各コンタクト301の先端部303のうち、最下段又は最下段を含む下側2段の先端部303は、基板K1の表面よりも下方に下がった位置に配置されている。そのため、各コンタクト301相互の長さ(電気伝導路の長さ)も全て相違している。したがって、このリセプタクルコネクタ300自体は等長ライトアングルコネクタとしての機能を備えていないため、各コンタクト301における信号の伝送時間に差が生じるという問題がある。この問題を解決するために、基板K1の設計、システム設計等において、電気伝導路の長さの不均一性を補正する対策をとっていた。
【0009】
この点について検討してみると、前記公報記載の既存の等長ライトアングルコネクタでは、各コンタクトは全て同一の寸法及び形状とし、全体を中間部から一括して折り曲げることで、等長ライトアングルコネクタ用のコンタクトを製作する方法が採られている。
【0010】
しかし、このようにコンタクト全体を中間部から折り曲げて製作する技術は、図7に示すようなコネクタには適用し難い課題がある。なぜなら、最下段のコンタクト301の先端部303を基板K1の表面よりも下方に位置させる関係で、それら各コンタクト301の長さ寸法及び屈曲形状が何れも相違するからである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、一部のコンタクトの先端部が基板表面よりも一段下がった位置に設定される場合でも、コンタクトの形状自体に工夫することで、各コンタクトの電気伝導路の長さを等しくすると共に、加工性及び組み立て性にも優れた等長ライトアングルコネクタ及びその製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明では、絶縁性のインシュレータによって保持される複数のコンタクトを備え、各コンタクトの基端部は基板に接続され、先端部は前記基板と交差するバックプレーン側のコンタクトに接続される等長ライトアングルコネクタであって、前記各コンタクトはその基端部と先端部との間の中間部で折り曲げられた状態で前記インシュレータによって保持され、前記各コンタクトのうち一部のコンタクトの先端部が前記基板表面よりも一段下がった位置に設定され、前記各コンタクトにはその基端部から先端部に至る電気伝導路の長さをそれぞれ等長にするための屈曲部が形成されている構成とした。
【0013】
本発明によれば、一部のコンタクトの先端部が基板表面よりも一段下がった位置に設定される場合でも、各コンタクトに屈曲部を設けることで、各コンタクトの電気伝導路の長さを等しくすると共に、加工性及び組み立て性にも優れた等長ライトアングルコネクタを得ることができる。
【0014】
本発明では、前記インシュレータは絶縁性樹脂により形成され、前記各コンタクトの基端部及び先端部を除く中間部にモールドされていることが望ましい。インシュレータを樹脂モールドすることで、特に加工性や組み立て性が良くなる。さらにインシュレータの薄型化にも寄与する。
【0015】
前記各コンタクトとしては、それぞれの中間部が直線状に形成されていることが望ましい。直線状の中間部を利用して一括して折り曲げることができるからである。
【0016】
前記屈曲部は、前記各コンタクトの中間部と基端部の間又は中間部と先端部の間の少なくとも一方に設けられていることが望ましい。各コンタクトの基端部と先端部との間に直線状の中間部を設けることができるからである。
【0017】
前記各コンタクトの屈曲部は、ほぼ同一平面状において屈曲していることが望ましい。各コンタクトを折り曲げて重ねたときに、全体が厚くならないようにすることができるからである。
【0018】
前記各コンタクトの先端部がソケットコンタクトを構成し、前記各コンタクトの基端部がピンコンタクトを構成していることも望ましい。基端部をピンコンタクトとすることで、基端部を基板に対して差し込み、電気的に接続する作業が容易になるからである。
【0019】
本発明に係る等長ライトアングルコネクタの製造方法は以下の第1工程〜第4工程を有する。
【0020】
板材を加工して、電気伝導路の長さを等しくする屈曲部を設けた複数のコンタクトとそれら各コンタクトの基端部を連結している連結部とを有するコンタクト板を得る第1工程。前記コンタクト板を長手方向に対して斜め方向に各コンタクトの基端部と先端部とがほぼ同一平面上にくるまで各コンタクトを一括して曲げ加工する第2工程。前記各コンタクトを前記連結部から切り離す第3工程。前記各コンタクトの基端部と先端部との間の中間部を絶縁性樹脂でモールドしてインシュレータを形成する第4工程。
【0021】
本発明の方法によれば、一部のコンタクトの先端部が基板表面よりも一段下がった位置に設定される場合でも、各コンタクトに屈曲部を設けることで、各コンタクトの電気伝導路の長さを等しくすると共に、加工性及び組み立て性にも優れた等長ライトアングルコネクタの製造方法を得ることができる。特に、屈曲部は板材を加工して複数のコンタクトを形成するときに同時に加工することができる。
【0022】
前記第2工程の前に、前記コンタクト板の片面側の前記中間部に相当する位置に絶縁テープを貼り付けておき、前記第2工程では、前記絶縁テープが内側になるように前記各コンタクトを一括して曲げ加工する方法を採用することもできる。この方法を採用すれば、各コンタクト同士の曲げ加工部分の絶縁性を得ることができ、その後にインシュレータをモールドする作業も簡易になる。
【0023】
前記絶縁テープの両面には、接着剤又は粘着剤が設けられていることが望ましい。絶縁テープの一方の面側の接着剤又は粘着剤は各コンタクトを整列状態に維持する機能を発揮する。他方の面側の接着剤又は粘着剤は絶縁テープ同士を接着又は粘着させて、各コンタクト同士の絶縁性を保持しつつ、各コンタクトが折り曲げ部から広がらないように保持することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0025】
図1は本発明に係る等長ライトアングルコネクタの実施の形態を示す側面図であり、基板K1に実装した状態を示す。図2〜図4はコンタクトの製造工程を示す工程図である。
【0026】
この実施の形態に係る等長ライトアングルコネクタCは、絶縁性のインシュレータ1によって保持される複数のコンタクト10を備える。各コンタクト10の基端部11は基板K1に接続され、先端部12は基板K1と交差するバックプレーンK2側のピンコンタクト(図示せず)に接続される。
【0027】
各コンタクト10は、図2に示すように、その基端部11と先端部12との間の中間部13で折り曲げられた状態でインシュレータ1によって保持されている。各コンタクト10の先端部12は基板K1の厚さ方向(上下方向)に間隔をおいて縦一列に配置される。各コンタクト10の基端部11は基板の長さ方向(横方向)に間隔をおいて横一列に配置される。
【0028】
各コンタクト10のうち、一部のコンタクト10の先端部12は基板K1の表面よりも一段下がった位置に設定されている。各コンタクト10には、その基端部11から先端部12に至る電気伝導路の長さをそれぞれ等長にするための屈曲部14、15が形成されている。
【0029】
これらの屈曲部14、15は、各コンタクト10の中間部13と基端部11の間、又は中間部13と先端部12の間の少なくとも一方に設けられている。図示例では、両側のコンタクト10、10について、一方に屈曲部が設けられ、残りのコンタクトには両方に屈曲部が設けられている。これにより、各コンタクト10の基端部11と先端部12との間に直線状の中間部13が設けられている。この直線状の中間部13を利用して各コンタクト10を一括して折り曲げることができる。
【0030】
インシュレータ1は絶縁性樹脂により形成され、各コンタクト10の基端部11及び先端部12を除く残りの部分(中間部13及び屈曲部14、15を含む部分)にモールドされている。インシュレータ1を樹脂モールドすることで、特に加工性や組み立て性を良くすることができる。さらにインシュレータ1の薄型化も図ることができる。
【0031】
各コンタクト10の屈曲部14、15は、ほぼ同一平面状において屈曲するように設定されている。各コンタクト10を折り曲げて重ねたときに、全体が厚くならないようにするためである。この構成は金属板の加工により容易に実現することができる。
この実施の形態においては、各コンタクト10の先端部12がソケットコンタクトを構成し、各コンタクト10の基端部11がピンコンタクトを構成している。基端部11をピンコンタクトとすることで、基端部11を基板に対して電気的に接続する作業が容易になる。
【0032】
次に、この等長ライトアングルコネクタCの製造方法について、図2〜図4を参照して説明する。
【0033】
まず、板材を加工して、電気伝導路の長さを等しくする屈曲部14、15を設けた複数のコンタクト10とそれら各コンタクト10の基端部11を連結している連結部16とを有するコンタクト板17を得る第1工程を行う(図2参照)。この第1工程では、コンタクト製造における通常の加工技術を用いることができる。例えば、金属板の打ち抜き加工や曲げ加工技術を用いて行う。その際、金属板の打ち抜き加工時に、各コンタクト10に屈曲部14、15が形成されるように加工する。
【0034】
次に、コンタクト板17を、その長手方向に対して斜め方向の折り曲げ線20(図2参照)に沿って折り曲げ、各コンタクト10の基端部11と先端部12とがほぼ同一平面上にくるまで各コンタクト10を一括して曲げ加工する第2工程を行う。この折り曲げ線20は、各コンタクト10の直線部13に対してθ=45度に設定してある。なお、折り曲げ線20に沿って各コンタクト10を折り曲げた場合、各コンタクト10同士が接触して電気的に短絡されてしまう場合も考えられる。
【0035】
そこで、この第2工程を実施する前に、図3に示すように、コンタクト板17の片面側の中間部13に相当する位置に絶縁テープ30を貼り付けておくことが好ましい。そして、この第2工程では、絶縁テープ30が内側になるように各コンタクト10を一括して曲げ加工する(図4参照)。
【0036】
なお、絶縁テープ30としては、その両面に、接着剤又は粘着剤が設けられているものを用いることが好ましい。そうすれば、絶縁テープ30の一方の面側の接着剤又は粘着剤は各コンタクト10を整列状態に維持する機能を発揮する。他方の面側の接着剤又は粘着剤は、絶縁テープ30同士を接着又は粘着させて、各コンタクト10同士の絶縁性を保持しつつ、各コンタクト10が折り曲げ部から広がらないように保持する作用を発揮する。
【0037】
このようにして、各コンタクト20を折り曲げ線20に沿って折り曲げたら、次に、各コンタクト10を連結部16から切り離す第3工程を行う。この第3工程は、コンタクト板17の片面側に絶縁テープ30を貼り付けた直後に行っても良い。即ち、各コンタクト10を一括して曲げ加工する前に行っても良い。各コンタクト10は絶縁テープ30により保持されているからである。
【0038】
各コンタクト10を絶縁テープ30により保持する作用を高めるためには、絶縁テープ30をコンタクト板17の両面から貼り付けても良い。しかし、各コンタクト10の曲げ加工の精度に配慮した場合、曲げ加工後において各コンタクト10を連結部16から切り離す加工手順とする方が望ましい。
【0039】
この第3工程を終えたら、最後に、各コンタクト10の基端部11と先端部12との間の中間部13及び屈曲部14、15を含む部分を絶縁性樹脂でモールドして樹脂製のインシュレータ1を形成する第4工程を行う。この第4工程では、通常の樹脂モールド技術を用いて行うことができる。
【0040】
この製造方法によれば、一部のコンタクト10の先端部12が基板K1の表面よりも一段下がった位置に設定される場合でも、各コンタクト10に屈曲部14、15を設けることで、各コンタクト10の電気伝導路の長さを等しくすることができる。また、直線部13の部分から折り曲げ線20に沿って曲げ加工することにより、加工性及び組み立て性にも優れた等長ライトアングルコネクタの製造方法を得ることができる。さらに、屈曲部14、15は板材を加工して複数のコンタクト10を形成するときに同時に加工することができるので、屈曲部14、15の存在が製造性を低下させることもない。
【0041】
なお、以上の製造方法では、インシュレータ1を樹脂モールドにより形成する前に、折り曲げた各コンタクト10が電気的にショートしないように絶縁テープを用いる例を示したが、この絶縁テープを使用しないでインシュレータ1を樹脂モールドする方法を採用することもできる。この方法を図5及び図6に示す。
【0042】
図5及び図6はインサート成形に用いる金型を利用して行う方法を示している。この方法では、曲げ加工済みの各コンタクト10を、インサート成形用金型の上型51、下型52で形成されるキャビティー内に位置決めする。その際、折り曲げ加工してある各コンタクト10が互いにショート(接触)しないように、金型に設けた支持面や複数の位置決めピン(図示せず)によって、各コンタクト10をキャビティー内の定位置に保持しつつ位置決めする。
【0043】
支持面や位置決めピンによって各コンタクト10を保持する領域を図5においてそれぞれ一点鎖線60、61で示している。60は金型の支持面によって各コンタクト10が一重となっている部分を両側から挟んで保持する領域を示している。61は各コンタクト10が一重となっている部分を両側から位置決めピンで押さえて保持する領域を示している。この状態でキャビティー内にインシュレータ1用の樹脂を注入してモールドすれば、図6に示すように各コンタクト10間に充填された樹脂で絶縁することができる。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、一部のコンタクトの先端部が基板表面よりも一段下がった位置に設定される場合でも、コンタクトの形状自体に工夫することで、各コンタクトの電気伝導路の長さを等しくすると共に、加工性及び組み立て性にも優れた等長ライトアングルコネクタ及びその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る等長ライトアングルコネクタの側面図
【図2】本発明に係る等長ライトアングルコネクタの製造方法を示す工程図
【図3】本発明に係る等長ライトアングルコネクタの製造方法を示す工程図
【図4】本発明に係る等長ライトアングルコネクタの製造方法を示す工程図
【図5】本発明に係る等長ライトアングルコネクタの他の製造方法を示す工程図
【図6】図5のX−X線に沿った断面を金型と共に示す断面図
【図7】従来のライトアングルコネクタを示す側面図
【符号の説明】
1 インシュレータ
10 コンタクト
11 基端部
12 先端部
13 中間部
14、15 屈曲部
16 連結部
17 コンタクト板
20 折り曲げ線
30 絶縁テープ
51 上型
52 下型
60 支持面でのコンタクト保持領域
61 位置決めピンでのコンタクト保持領域
C コネクタ
K1 基板
K2 バックプレーン

Claims (9)

  1. 絶縁性のインシュレータによって保持される複数のコンタクトを備え、各コンタクトの基端部は基板に接続され、先端部は前記基板と交差するバックプレーン側のコンタクトに接続される等長ライトアングルコネクタであって、
    前記各コンタクトはその基端部と先端部との間の中間部で折り曲げられた状態で前記インシュレータによって保持され、
    前記各コンタクトのうち一部のコンタクトの先端部が前記基板表面よりも一段下がった位置に設定され、
    前記各コンタクトにはその基端部から先端部に至る電気伝導路の長さをそれぞれ等長にするための屈曲部が形成されている、等長ライトアングルコネクタ。
  2. 前記インシュレータは絶縁性樹脂により形成され、前記各コンタクトの基端部及び先端部を除く中間部にモールドされている、請求項1記載の等長ライトアングルコネクタ。
  3. 前記各コンタクトは、それぞれの中間部が直線状に形成されている、請求項1記載の等長ライトアングルコネクタ。
  4. 前記屈曲部は、前記各コンタクトの中間部と基端部の間又は中間部と先端部の間の少なくとも一方に設けられている、請求項1記載の等長ライトアングルコネクタ。
  5. 前記各コンタクトの屈曲部は、ほぼ同一平面状において屈曲している、請求項4記載の等長ライトアングルコネクタ。
  6. 前記各コンタクトの先端部がソケットコンタクトを構成し、前記各コンタクトの基端部がピンコンタクトを構成している、請求項1記載の等長ライトアングルコネクタ。
  7. 板材を加工して、電気伝導路の長さを等しくする屈曲部を設けた複数のコンタクトとそれら各コンタクトの基端部を連結している連結部とを有するコンタクト板を得る第1工程と、前記コンタクト板を長手方向に対して斜め方向に各コンタクトの基端部と先端部とがほぼ同一平面上にくるまで各コンタクトを一括して曲げ加工する第2工程と、前記各コンタクトを前記連結部から切り離す第3工程と、前記各コンタクトの基端部と先端部との間の中間部を絶縁性樹脂でモールドしてインシュレータを形成する第4工程とを含む、等長ライトアングルコネクタの製造方法。
  8. 前記第2工程の前に、前記コンタクト板の片面側の前記中間部に相当する位置に絶縁テープを貼り付けておき、前記第2工程では、前記絶縁テープが内側になるように前記各コンタクトを一括して曲げ加工する、請求項7記載の等長ライトアングルコネクタの製造方法。
  9. 前記絶縁テープの両面に、接着剤又は粘着剤が設けられている、請求項8記載の等長ライトアングルコネクタの製造方法。
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