JP3378991B2 - フレキシブル基板用コネクタ - Google Patents

フレキシブル基板用コネクタ

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JP3378991B2 JP2000042454A JP2000042454A JP3378991B2 JP 3378991 B2 JP3378991 B2 JP 3378991B2 JP 2000042454 A JP2000042454 A JP 2000042454A JP 2000042454 A JP2000042454 A JP 2000042454A JP 3378991 B2 JP3378991 B2 JP 3378991B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FPC(flex
ible printed circuit)などのフ
レキシブル基板を接続するのに使用されるフレキシブル
基板用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタとして、スライダをハ
ウジング内部に出し入れすることで、ハウジングに保持
されたコンタクトの接触部にFPCを接離させるように
構成したものがある。その場合、スライダの移動距離が
大きくなると、コネクタの小型化に支障を来す。そこ
で、スライダの移動距離を短縮するために様々な構造が
提案されている。
【0003】例えば実公平6−35415号公報におい
ては、スライダのFPCに対向する面に段差を設け、ス
ライダを移動させる際にこの段差によりFPCをコンタ
クトの接触部に圧接させるように構成している。これに
よれば、コネクタの小型化が可能である。
【0004】また、実用新案登録第2590859号公
報では、ハウジングの内面に段差を設け、スライダをハ
ウジングに挿入する際にこの段差によりスライダを挿入
方向と垂直な方向に動かし、このスライダの動きにより
FPCをコンタクトの接触部に圧接させるように構成し
ている。これによっても、コネクタの小型化が可能であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公平
6−35415号公報の場合には、FPCの接続状態で
段差がFPCに圧接されるため、FPCが曲がり、傷ん
でしまうという問題がある。
【0006】また、実用新案登録第2590859号公
報の場合は、コンタクトの反力を、スライダの両サイド
に設けたアーム部のみで受ける為、強度上の問題があ
る。特に、多数のコンタクトを有するコネクタの場合に
は、強度上、実用に供し得ない虞がある。
【0007】それ故に本発明の課題は、フレキシブル基
板を傷めたり強度上の問題を引き起こすことなく小型化
を可能にしたフレキシブル基板用コネクタを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、コンタ
クトと前記コンタクトにフレキシブル基板を圧接させる
ためのスライダとを含むフレキシブル基板用コネクタに
おいて、前記コンタクトは、前記フレキシブル基板の表
面に接触するための接触部をもつ接触片と、前記フレキ
シブル基板の裏面に間隔をもって対向する受け片とを一
体に有し、前記スライダは、前記間隔に挿入され前記フ
レキシブル基板を前記接触部に圧接させるための押え片
を有し、前記受け片には、基板挿入側より奥部側が前記
接触片に近づくように段部が形成され、これにより前記
受け片は前記奥部側が前記基板挿入側より太く形成され
ており、前記段部は、前記スライダを嵌合方向に挿入し
た際、前記押え片を嵌合方向と直交する方向で前記接触
片へ向けて移送するものであり、前記押え片は、前記受
け片に当接する当接面と、前記フレキシブル基板に対向
する押圧面とを有し、前記当接面には前記受け片の段部
と係合する段部が形成され、前記押圧面は平面であり、
これにより前記押え片は前記間隔に挿入される挿入端よ
りも根元部分が太く形成されていることを特徴とするフ
レキシブル基板用コネクタが得られる。
【0009】
【0010】前記コンタクトとして、基板挿入側に接触
部を有する複数の第1のコンタクトと奥部側に接触部を
有する複数の第2のコンタクトとを含み、第1のコンタ
クトと第2のコンタクトとで前記接触部を交互に千鳥足
状に配設してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1−図3を参照すると、本発明
の実施の形態に係るフレキシブル基板用コネクタは、開
口部1をもつ絶縁性のハウジング2と、このハウジング
2の内部に配列されて保持された導電性の多数の第1及
び第2のコンタクト3,4と、ハウジング2に対し挿抜
可能な絶縁性のスライダ5とを含んでいる。ハウジング
2の開口部1は、図4に示すように、スライダ5の他に
フレキシブル基板6も挿入可能な形状及び寸法に作られ
ている。フレキシブル基板6はFPC等として公知のも
のであり、表面に露出した導体を有する。なお、このフ
レキシブル基板用コネクタはプリント基板に垂直に設置
され、第1及び第2のコンタクト3,4のハウジング2
から露出した部分をそのプリント基板の電気回路に電気
的に接続される。
【0012】第1及び第2のコンタクト3,4は、開口
部1に挿入されたフレキシブル基板6の表面側に位置す
る接触片7,8と、開口部1に挿入されたフレキシブル
基板6の裏面側に位置する受け片11,12とを、それ
ぞれ一体に有している。図2及び図3を比較参照すれば
明らかなように、第1のコンタクト3の接触片7は比較
的長く作られ、第2のコンタクト4の接触片8は比較的
短く作れらている。これらの接触片7,8は先端部に、
開口部1に挿入されたフレキシブル基板6の導体に接触
するための接触部13,14を、それぞれ有している。
したがって接触部13,14は、ハウジング2の内部に
二列にしかも千鳥足状に配列されている。
【0013】受け片11,12はフレキシブル基板6の
裏面に間隔をもって対向するものであり、基板挿入側部
分よりも奥部側部分が接触片7,8に近づくように、段
部15,16が形成されている。したがって第1及び第
2のコンタクト3,4の接触片7,8と受け片11,1
2は段部15,16を境としてハウジング2の開口部1
側での間隔が比較的広くなっている。これらの段部1
5,16は、第1のコンタクト3の接触部13の列と第
2のコンタクト4の接触部14の列との間に対応して一
列に配列されている。
【0014】さらに図5−図7をも参照すると、スライ
ダ5は、挿抜時にハウジング2内部を移動する押え片1
7と、ハウジング2と係合するアーム部18と、スライ
ダ5の挿抜操作のための操作部19とを備えている。押
え片17は、第1及び第2のコンタクト3,4の接触片
7,8と受け片11,12との間に挿入される部分であ
り、接触片7,8に対向するための押圧面21と受け片
11,12に対向するための当接面22とを有してい
る。押圧面21は平面であり、当接面22は段部15,
16に対応した段部23を有している。
【0015】スライダ5をハウジング2から引き出す
と、図6から分かるように押え片17と接触部13,1
4との間隔が十分に広がる。したがって、第1及び第2
のコンタクト3,4の接触部13,14及びスライダ5
の押え片17に干渉することなく、フレキシブル基板6
をハウジング2内に容易に挿入及び離脱させることがで
きる。
【0016】フレキシブル基板6を挿入した上でスライ
ダ5をハウジング2に挿入すると、押え片17がハウジ
ング2の開口部1を通して第1及び第2のコンタクト
3,4の接触片7,8と受け片11,12との間に挿入
される。この押え片17の挿入が進行すると、当接面2
2が段部15,16に押される。この結果、押え片17
が接触片7,8に向けて動かされ、図4に示すように押
圧面21がフレキシブル基板6を第1及び第2のコンタ
クト3,4の接触部13,14に押圧させる。したがっ
て、フレキシブル基板6の導体は第1及び第2のコンタ
クト3,4に電気的に接続される。
【0017】押え片17が開口部11からみて最奥に挿
入された状態では、当接面22の段部23が受け片1
1,12の段部15,16に係合する。したがって押え
片17はフレキシブル基板6を曲げることなく第1及び
第2のコンタクト3,4の接触部13,14に圧接させ
る。
【0018】なお、上述ではコンタクトの接触部を二列
に配置した場合を説明したが、接触部は一列に配置され
てもよいし、三列以上に配列させることも可能である。
【0019】また、プリント基板に対して垂直にスライ
ダを動かしているが、プリント基板に対して水平にスラ
イダを動かす様にも実施できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではスライ
ダの操作に伴い発生する力をコンタクトで受けるのでコ
ンタクトの芯数に応じてその力が大きくなっても十分に
対処できる。また、コンタクトの受け片に段部を設け、
スライダをハウジングの開口部の入口まで引き出す必要
をなくしているので、ハウジングからの引き出し止めの
役割を果たすスライダのアーム部を短くでき、したがっ
て小型ながら強固なものにできる。これにより、フレキ
シブル基板を傷めたり強度上の問題を引き起こすことな
く小型化を可能にしたフレキシブル基板用コネクタを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るフレキシブル基板用
コネクタの外観斜視図である。
【図2】図1のII-II線に沿って得られた断面図である。
【図3】図1のIII-III線に沿って得られた断面図であ
る。
【図4】図1のコネクタにフレキシブル基板を接続した
状態を示す図2と同様な断面図である。
【図5】図1のコネクタにおいてスライダを引き出した
状態を示す外観斜視図である。
【図6】図5のVI-VI線に沿って得られた断面図であ
る。
【図7】図5のコネクタを一部切り欠いて背面側から見
た斜視図である。
【符号の説明】
1 開口部 2 ハウジング 3 第1のコンタクト 4 第2のコンタクト 5 スライダ 6 フレキシブル基板 7,8 接触片 11,12 受け片 13,14 接触部 15,16 段部 17 押え片 18 アーム部 19 操作部 21 押圧面 22 当接面 23 段部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−320822(JP,A) 実開 平4−25178(JP,U) 実開 平3−58883(JP,U) 実開 平4−112480(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 24/10 H01R 12/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトと前記コンタクトにフレキシ
    ブル基板を圧接させるためのスライダとを含むフレキシ
    ブル基板用コネクタにおいて、前記コンタクトは、前記
    フレキシブル基板の表面に接触するための接触部をもつ
    接触片と、前記フレキシブル基板の裏面に間隔をもって
    対向する受け片とを一体に有し、前記スライダは、前記
    間隔に挿入され前記フレキシブル基板を前記接触部に圧
    接させるための押え片を有し、前記受け片には、基板挿
    入側より奥部側が前記接触片に近づくように段部が形成
    され、これにより前記受け片は前記奥部側が前記基板挿
    入側より太く形成されており、前記段部は、前記スライ
    ダを嵌合方向に挿入した際、前記押え片を嵌合方向と直
    交する方向で前記接触片へ向けて移送するものであり、
    前記押え片は、前記受け片に当接する当接面と、前記フ
    レキシブル基板に対向する押圧面とを有し、前記当接面
    には前記受け片の段部と係合する段部が形成され、前記
    押圧面は平面であり、これにより前記押え片は前記間隔
    に挿入される挿入端よりも根元部分が太く形成されてい
    ことを特徴とするフレキシブル基板用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記コンタクトとして、基板挿入側に接
    触部を有する複数の第1のコンタクトと奥部側に接触部
    を有する複数の第2のコンタクトとを含み、第1のコン
    タクトと第2のコンタクトとで前記接触部を交互に千鳥
    足状に配設した請求項1に記載のフレキシブル基板用コ
    ネクタ。
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