JPH1131543A - Fpc用コネクタ - Google Patents

Fpc用コネクタ

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Publication number
JPH1131543A
JPH1131543A JP9184054A JP18405497A JPH1131543A JP H1131543 A JPH1131543 A JP H1131543A JP 9184054 A JP9184054 A JP 9184054A JP 18405497 A JP18405497 A JP 18405497A JP H1131543 A JPH1131543 A JP H1131543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fpc
pair
fitted
cable
connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP9184054A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Furukatsu
数彦 古勝
Yu Takebe
祐 建部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP9184054A priority Critical patent/JPH1131543A/ja
Publication of JPH1131543A publication Critical patent/JPH1131543A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型で、しかも、容易に嵌合離脱可能なFP
C用コネクタを提供する。 【解決手段】 FPC用コネクタは、凹部11及びこの
両側に設けられた一対の窪み12並びに表面に銅箔13
を有するFPCケーブル10と、一対の窪み12にはめ
込まれる弾性部材40と、表面にコンタクト30を有
し、かつ、基板20に設けられた凸型絶縁性部材21と
から構成される。基板20に固定された一対の位置決め
ピン50に弾性部材40に開けられた一対の位置決め穴
41をはめ込んでガイドさせることにより、FPCケー
ブル10の凹部11と基板20の凸型絶縁性部材21と
を嵌合離脱させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FPC(FLEX
IBLE PRINT CIRCUIT)用コネクタの
小型化及び操作性に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のFPC用コネクタについて図10
を参照して説明する。
【0003】FPC用コネクタは、コンタクト1と、コ
ンタクト1を組み込まれたインシュレータ2と、インシ
ュレータ2に対して挿入抜去可能なスライダ3とから構
成される。
【0004】スライダ3には、FPCケーブル4が載置
され、スライダ3のインシュレータ2に対する挿入抜去
に応じて、FPCケーブル4はコンタクト1に対して接
触離隔する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のFPC用コネク
タは、少なくともコンタクト、インシュレータ及びスラ
イダの3部品を必要とするから、FPC用コネクタの厚
さがFPCケーブルのそれよりも相当程度厚くなってし
まう。したがって、従来のFPC用コネクタの構造は、
小型化の妨げとなっている。
【0006】また、従来のFPC用コネクタでは、芯数
が増加すれば増加する程、強い操作力が要求されるか
ら、スライダのインシュレータに対する挿入抜去の作業
性が低下する。
【0007】そこで、本発明は、従来のFPC用コネク
タの欠点を改良し、薄型で、しかも、容易に嵌合離脱す
ることができるFPC用コネクタを提供しようとするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0009】(1)凹部及び前記凹部の両側に設けられ
た一対の窪み並びに表面に導電体を有するFPCケーブ
ルと、前記一対の窪みにはめ込まれる弾性部材と、表面
に導電体を有し、かつ、基板に設けられた凸型絶縁性部
材とから構成され、前記凹部と前記凸型絶縁性部材とが
嵌合離脱することができるFPC用コネクタ。
【0010】(2)凸部及び表面に導電体を有するFP
Cケーブルと、前記凸部の内側にはめ込まれる凸型剛性
部材と、表面に導電体を有し、かつ、基板に設けられた
弾性を有する凹型絶縁性部材とから構成され、前記凸部
と前記凹型絶縁性部材とが嵌合離脱することができるF
PC用コネクタ。
【0011】(3)凹部及び前記凹部の両側に設けられ
た一対の窪み並びに表面に導電体を有する第1のFPC
ケーブルと、前記一対の窪みにはめ込まれる弾性部材
と、凸部及び表面に導電体を有する第2のFPCケーブ
ルと、前記凸部の内側にはめ込まれ、かつ、基板に設け
られた凸型剛性部材とから構成され、前記第1のFPC
ケーブルの前記凹部と前記第2のFPCケーブルの前記
凸部とが嵌合離脱することができるFPC用コネクタ。
【0012】(4)一対の位置決めピンを一対の位置決
め穴に挿入することにより、前記嵌合離脱をガイドする
前記(1)、(2)又は(3)記載のFPC用コネク
タ。
【0013】(5)前記FPCケーブルの接続部の幅方
向に弾性を持たせ、かつ、多芯数とした前記(1)、
(2)又は(3)記載のFPC用コネクタ。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の三つの実施の形態につい
て図1〜図9を参照して説明する。
【0015】まず、本発明の第1実施の形態例のFPC
用コネクタの製造工程について図1〜図4を参照して順
次説明する。
【0016】(1)図1(a)と(b)の状態におい
て、FPCケーブル10の先端部分が凹型になるよう
に、FPCケーブル10の表裏両側から矢印方向に屈曲
加工を施すと、図1(c)と(d)の状態に至る。凹部
11の両側に一対の窪み12が形成される。
【0017】(2)図1(e)、(f)及び(g)のよ
うに、FPCケーブル10の接触部となる面の裏側の一
対の窪み12に弾性部材40をはめ込む。これによっ
て、FPCケーブル10側の嵌合部分に弾性を持たせ
る。また、弾性部材40の両側に一対の位置決め穴41
を設ける。
【0018】なお、図2に弾性部材40の下方から見た
斜視図を示し、図3にFPCケーブル10に弾性部材4
0をはめ込んだ状態の下方から見た斜視図を示す。
【0019】(3)図4(a)と(b)のように、基板
20側に、コンタクトの厚み及びピッチを考慮して、凸
型の絶縁性部材21を装着する。絶縁性部材21には、
一定の間隔で数箇所に溝22を設ける。
【0020】(4)図4(c)と(d)のように、絶縁
性部材21の各溝22にコンタクト30を絶縁性部材2
1の表面より高くなるように施す。
【0021】(5)図4(e)と(f)のように、コネ
クタの嵌合時の位置決めを行う一対の位置決めピン50
を基板20上に装着する。
【0022】次に、本実施の形態例のFPC用コネクタ
の嵌合操作について図5を参照して説明する。
【0023】図5(a)、(b)及び(c)のように、
基板20上の一対の位置決めピン50に弾性部材40の
一対の位置決め穴41をはめ込むことにより、FPCケ
ーブル10の表側の凹部12を基板20に装着された絶
縁性部材21に嵌合する。この状態では、FPCケーブ
ル10に設けられた数本の銅箔13と絶縁性部材21に
設けられた数本のコンタクト30とが、接触する。
【0024】続いて、本発明の第2実施の形態例のFP
C用コネクタの製造工程について図6〜図8を参照して
順次説明する。
【0025】(1)図6(a)に示される数本のコンタ
クト14を有するFPCケーブル10に、図6(b)の
ように凸部15を屈曲加工する。
【0026】(2)凸部15を屈曲加工されたFPCケ
ーブル10だけでは、強度が軟弱過ぎるため、保持力が
不十分であることが予測される。そこで、保持力の増強
の対策として、図7に示される凸型剛性部材60を、図
8のように、FPCケーブル10の凸部15の内側には
め込む。
【0027】(3)図示しない基板には、FPCケーブ
ル10の凸部15に嵌合する凹型絶縁性部材を設ける。
この凹型絶縁性部材は、弾性を有し、また、表面に数本
の導電体を有する。
【0028】本実施の形態例のFPC用コネクタの嵌合
は、FPCケーブル10の凸部15を基板の凹型絶縁性
部材にはめ込むことにより、FPCケーブル10の数本
のコンタクト14を基板の凹型絶縁性部材の数本のコン
タクトに接触させて行う。
【0029】更に、本発明の第3実施の形態例のFPC
ケーブル同士を接続するコネクタについて図9を参照し
て説明する。
【0030】第1のFPCケーブル10の先端には、凹
部11が形成され、凹部11の両側に一対の窪み12が
形成される。第1のFPCケーブル10の接触部分とな
る面の裏側の一対の窪み12に弾性部材40をはめ込
む。これによって、第1のFPCケーブル10側の嵌合
部分に弾性を持たせる。また、弾性部材40の両側に一
対の位置決め穴41を設ける。なお、第1のFPCケー
ブル10の表面には、導電体(図示せず)を設ける。
【0031】表面に数本のコンタクト14を有する第2
のFPCケーブル10には、凸部15が形成される。基
板20に装着された凸型の絶縁性部材21を、第2のF
PCケーブル10の凸部15の内側にはめ込む。また、
コネクタの嵌合時の位置決めを行う一対の位置決めピン
50を基板20上に装着する。
【0032】基板20上の一対の位置決めピン50に弾
性部材40の一対の位置決め穴41をはめ込むことによ
り、第1のFPCケーブル10の表側の凹部12を第2
のFPCケーブル10の凸部15に嵌合する。この状態
では、第1のFPCケーブル10の導電体と第2のFP
Cケーブルの数本のコンタクト14とが、接触する。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
【0034】(1)FPCケーブルに設けられた凹部又
は凸部と、基板に設けられた凸部又は凹部とをはめ込む
構造を採用したから、接続部の厚さが薄くなり、FPC
用コネクタの小型化を図ることができる。
【0035】(2)FPC用コネクタの幅方向の一端か
ら他端まで同時に嵌合するのではなく、一端から逐次嵌
合することができる。したがって、多芯数であっても、
嵌合の操作力を増強する必要がない。また、FPC用コ
ネクタの嵌合離脱の作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態例におけるFPCケー
ブル側の製造工程の側面図及び斜視図であり、諸図を順
次(a)〜(g)に示す。
【図2】本発明の第1実施の形態例におけるFPCケー
ブルにはめ込む弾性部材の斜視図である。
【図3】本発明の第1実施の形態例におけるFPCケー
ブルに弾性部材をはめ込んだ状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1実施の形態例における基板側の製
造工程の正面図及び斜視図であり、諸図を順次(a)〜
(f)に示す。
【図5】本発明の第1実施の形態例のFPC用コネクタ
の嵌合状態の諸図であり、(a)は側面図、(b)は断
面図、(c)は斜視図である。
【図6】本発明の第2実施の形態例におけるFPCケー
ブルの製造工程の一部の斜視図であり、(a)は最初の
状態、(b)は凸部を屈曲加工された状態を、それぞれ
示す。
【図7】本発明の第2実施の形態例におけるFPCケー
ブルの凸部の内側にはめ込まれる凸型剛性部材の斜視図
である。
【図8】本発明の第2実施の形態例におけるFPCケー
ブルに凸型剛性部材をはめ込んだ状態の斜視図である。
【図9】本発明の第3実施の形態例のFPCケーブル同
士を接続するFPC用コネクタの嵌合前の状態を示す斜
視図である。
【図10】従来のFPC用コネクタの断面図である。
【符号の説明】 10 FPCケーブル 11 凹部 12 窪み 13 銅箔 14 コンタクト 15 凸部 20 基板 21 絶縁性部材 22 溝 30 コンタクト 40 弾性部材 41 位置決め穴 50 位置決めピン 60 凸型剛性部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹部及び前記凹部の両側に設けられた一
    対の窪み並びに表面に導電体を有するFPCケーブル
    と、前記一対の窪みにはめ込まれる弾性部材と、表面に
    導電体を有し、かつ、基板に設けられた凸型絶縁性部材
    とから構成され、前記凹部と前記凸型絶縁性部材とが嵌
    合離脱することができることを特徴とするFPC用コネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 凸部及び表面に導電体を有するFPCケ
    ーブルと、前記凸部の内側にはめ込まれる凸型剛性部材
    と、表面に導電体を有し、かつ、基板に設けられた弾性
    を有する凹型絶縁性部材とから構成され、前記凸部と前
    記凹型絶縁性部材とが嵌合離脱することができることを
    特徴とするFPC用コネクタ。
  3. 【請求項3】 凹部及び前記凹部の両側に設けられた一
    対の窪み並びに表面に導電体を有する第1のFPCケー
    ブルと、前記一対の窪みにはめ込まれる弾性部材と、凸
    部及び表面に導電体を有する第2のFPCケーブルと、
    前記凸部の内側にはめ込まれ、かつ、基板に設けられた
    凸型剛性部材とから構成され、前記第1のFPCケーブ
    ルの前記凹部と前記第2のFPCケーブルの前記凸部と
    が嵌合離脱することができることを特徴とするFPC用
    コネクタ。
  4. 【請求項4】 一対の位置決めピンを一対の位置決め穴
    に挿入することにより、前記嵌合離脱をガイドすること
    を特徴とする請求項1、2又は3記載のFPC用コネク
    タ。
  5. 【請求項5】 前記FPCケーブルの接続部の幅方向に
    弾性を持たせ、かつ、多芯数としたことを特徴とする請
    求項1、2又は3記載のFPC用コネクタ。
JP9184054A 1997-07-09 1997-07-09 Fpc用コネクタ Pending JPH1131543A (ja)

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JP9184054A JPH1131543A (ja) 1997-07-09 1997-07-09 Fpc用コネクタ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010262836A (ja) * 2009-05-07 2010-11-18 Hitachi Cable Ltd フレキシブルハーネスおよびその製造方法
US8541685B2 (en) 2009-08-27 2013-09-24 Hitachi Cable, Ltd. Flexible harness and electrical connector cable using same
JP2016192364A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 シチズン電子株式会社 コネクタ
JP2018055958A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 シチズン電子株式会社 コネクタユニット

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010207