JP2007287380A - 両面fpc/ffc用コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】接続部の固定、保護を図り、FPCの把持を確実にし、部品点数を減らす。
【解決手段】両面に配線されたFPC/FFC1の導体部3,3´をコネクタハウジング4内に配設された端子8,9とコンタクトさせる両面FPC/FFC用コネクタにおいて、前記FPC/FFC1のコネクタハウジング4の挿入口5から挿入され端子8,9と接続される少なくとも片面の導体部3を窓2Aから露出させるように硬質な穴あき補強板2をFPC/FFC1の先端に取り付け、この補強板2に形成された窓2A内に一方の端子8を嵌まり込ませて導体部3にコンタクトさせるとともに、補強板2の抜け止めを図った。
【選択図】図2
【解決手段】両面に配線されたFPC/FFC1の導体部3,3´をコネクタハウジング4内に配設された端子8,9とコンタクトさせる両面FPC/FFC用コネクタにおいて、前記FPC/FFC1のコネクタハウジング4の挿入口5から挿入され端子8,9と接続される少なくとも片面の導体部3を窓2Aから露出させるように硬質な穴あき補強板2をFPC/FFC1の先端に取り付け、この補強板2に形成された窓2A内に一方の端子8を嵌まり込ませて導体部3にコンタクトさせるとともに、補強板2の抜け止めを図った。
【選択図】図2
Description
本発明は、フレキシブルプリント回路基板(FPC)やフレキシブルフラットケーブル(FFC)を、コネクタハウジング内に配設されているコンタクト(端子)群に接続するコネクタに関する。
FPCやFFC用のコネクタ(FPC/FFC用コネクタ)は従来いろいろなものが知られているが、FPC/FFC自体はその片面のみにランド群を有するものであり、両面にランド群を有するタイプは用いられていない。しかし、基板実装密度を大きくし、多極展開を可能にするには、FPC/FFCを両面タイプとすることが望ましい。
そこで、FPC/FFCを両面タイプとしたとき、該FPC/FFCの表裏のランド群を基板側のコンタクト群に簡単確実に接続できる両面FPC/FFC用コネクタが開発された。これは、表裏両面に整列したランド群を有するFPC/FFCと、このFPC/FFCの挿入溝を有するコネクタハウジングと、このコネクタハウジングのFPC/FFC挿入溝の上下にそれぞれ位置し、基板上に半田付けされる表面用コンタクト群と裏面用コンタクト群と、及びこの表面用コンタクト群と裏面用コンタクト群の一方を、コネクタハウジングのFPC/FFC挿入溝に挿入されたFPC/FFCのランド群との非接触位置に弾性変形させるアクチュエータとを設けたものであって、このアクチュエータに、表面用コンタクト群と裏面用コンタクト群のいずれか一方を押圧してFPC/FFCのランド群との非接触位置に弾性変形させる押圧壁と、表面用コンタクト群と裏面用コンタクト群の他方を相対移動自在に嵌めた、押圧壁に設けた自由溝群とを形成したものである(特許文献1参照)。
特許第3223447号公報(第2頁、図3)
特許文献1に記載の従来例では、通常の片面FPC/FFC用コネクタで使用される補強板を使用することができないので、挿入溝からコネクタハウジング内へ挿入されたFPC/FFCの先端側の接続部の固定、保護、FPC/FFC自体のハウジング内での把持が不十分であった。また、コネクタハウジング本体、端子(コンタクト)以外にFPC/FFCの挿入を容易にするためのアクチュエータを用いているため、部品点数の増加を免れなかった。
そこで、本発明は、接続部の固定や保護を図り、FPC/FFCの把持を十分なものとし、挿入のための特別の用具を必要とせず、部品点数も減少させた両面FPC/FFC用コネクタを提供することを目的とするものである。
上述の目的を達成するため、本発明は、両面に配線されたFPC/FFCの導体部をコネクタハウジング内に配設された端子とコンタクトさせる両面FPC/FFC用コネクタにおいて、前記FPC/FFCのコネクタハウジングの挿入口から挿入され端子と接続される少なくとも片面の導体部を窓から露出させるように硬質な穴あき補強板をFPC/FFCの先端に取り付け、この補強板に形成された窓内に一方の端子を嵌まり込ませて導体部にコンタクトさせるとともに、補強板の抜け止めを図ったものである。
本発明によれば、両面に配線されたFPC/FFCの導体部をコネクタハウジング内に配設された端子とコンタクトさせる両面FPC/FFC用コネクタにおいて、前記FPC/FFCのコネクタハウジングの挿入口から挿入され端子と接続される少なくとも片面の導体部を窓から露出させるように硬質な穴あき補強板をFPC/FFCの先端に取り付け、この補強板に形成された窓内に一方の端子を嵌まり込ませて導体部にコンタクトさせるとともに、補強板の抜け止めを図ったので、穴あきの補強板により接続部の固定、保護を図ることができるとともに、両面FPC/FFCの把持も十分なものとなる。また、補強板をコネクタハウジング内に挿入すると両側の切欠きにコネクタハウジング内部に形成された突起が係合するものにあっては、特別の用具を用いなくともFPC/FFCの挿入が容易となり、部品点数を減らすことができる。
以下に、本発明の実施形態を図面を参照にして説明する。
図1において、FPC(又はFFC)1の挿入端部側に窓2Aをあけた穴あき補強板2を片面に取り付け、この窓2AからFPC1の片面側の導体部3を露出させている。この補強板2がコネクタハウジング4の挿入口5から挿入される。また、このコネクタハウジング4には電線6が内部に配設された端子8,9に接続してある。
図2は、FPC1とコネクタハウジング4との接続前の側断面であり、FPC1は、両面に配線されているので、導体部3の裏面にも導体部3´を形成し、両導体部3,3´の大半がカバーレイ7で被覆され、挿入される先端側はカバーレイ7を剥がして導体部3,3´に形成してある。前記コネクタハウジング4の内部に、電線6に接続された端子8,9を上下に配設してあり、一方の端子8が上面の導体部3に、他方の端子9が下面の導体部3´にそれぞれコンタクトする。
図3は、図2の状態からFPC1をコネクタハウジング4への挿入口5から挿入し、端子8,9と導体部3,3´とをコンタクトさせた状態を示す。前記補強板2には窓2Aが形成され、この窓2Aから導体部3が露出しているので、この露出した導体部3に端子8がコンタクトするためには、端子8が窓2Aに嵌まり込むことになり、端子8の先端が窓2Aの縁に対向するため、FPC1が抜け出るのが防止される。前記補強板2は、FPC1のように可撓性を有さず、硬質なものが使用され、接続部(端子8,9と導体部3,3´とのコンタクト部分)の固定と保護とを図っている。また、端子8が補強板2の窓2Aに嵌まり込むことにより、FPC1の把持も確実なものとなる。
図4及び図5は、前記補強板2の両側に切欠き2Bを形成し、コネクタハウジング4の内部にこの切欠き2Bと係合する突起10を形成することにより、特別の用具を用いなくともFPC1を挿入し易くし、挿入後の安定と把持の確実性を図っている例を示すものである。
図6及び図7は、別の実施形態を示す断面であり、リジッド配線基板11とFPC1とを電気的に接続した例を示す。この場合、リジッド配線基板11に端子8,9の基部を半田付けなどにより固定し、コネクタハウジング4内にこれら端子8,9の先端側とFPC1の導体部3,3´とをコンタクトするものである。これらの例でも、上述した切欠き2Bと突起10による嵌合を図ることが望ましい。
図8は、FPC1の挿入端部側に取り付けられる補強板2の窓2Aを複数形成した例を示し、複数の窓2Aは複数の導体部3に対応して形成してある。この例では、1つの大きな窓2Aを形成したものに比べて補強板2の強度が向上する。
1 FPC(FFC)
2 補強板
2A 窓
3,3´ 導体部
4 コネクタハウジング
5 挿入口
8,9 端子
2 補強板
2A 窓
3,3´ 導体部
4 コネクタハウジング
5 挿入口
8,9 端子
Claims (2)
- 両面に配線されたFPC/FFCの導体部をコネクタハウジング内に配設された端子とコンタクトさせる両面FPC/FFC用コネクタにおいて、
前記FPC/FFCのコネクタハウジングの挿入口から挿入され端子と接続される少なくとも片面の導体部を窓から露出させるように硬質な穴あき補強板をFPC/FFCの先端に取り付け、
この補強板に形成された窓内に一方の端子を嵌まり込ませて導体部にコンタクトさせるとともに、補強板の抜け止めを図ったことを特徴とする両面FPC/FFC用コネクタ。 - 前記補強板の両側に切欠きを形成し、この切欠きに係合する突起をコネクタハウジング内に形成したことを特徴とする請求項1に記載の両面FPC/FFC用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006110750A JP2007287380A (ja) | 2006-04-13 | 2006-04-13 | 両面fpc/ffc用コネクタ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
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2006
- 2006-04-13 JP JP2006110750A patent/JP2007287380A/ja active Pending
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