JP4260138B2 - 加熱機器 - Google Patents

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Description

本発明は、液体を沸騰させるとともに所定温度に保温する電気ポットなどの加熱機器に関するものである。
この種の電気ポットは、ポット本体内に、液体を収容する内容器と、該内容器内の液体を沸騰および保温する加熱手段と、前記内容器内の液体の温度を検出する温度検出手段と、前記内容器内の液体を吐出する吐出手段とを備えている。そして、電源が投入されると、または、内容器内に新たな液体が貯留(追加)されると、前記加熱手段による沸騰制御を実行した後、続いて保温制御を実行する。また、保温状態の液体を前記加熱手段によって再び沸騰させる再沸騰制御機能が搭載されている。
前記沸騰制御および再沸騰制御では、水道水に含まれる塩素分を十分に揮発させることを目的として、液体温度の上昇勾配に基づいて内容器内の容量を判別する。そして、その判別した容量に基づいて沸騰を検出した後に、所定時間加熱する。その後、加熱を停止して更に所定時間放置した後、沸騰終了を知らせる報知を行う構成としている。
しかし、近年では、多くのミネラルウォータが販売されているとともに、浄水器が普及されているため、これらの液体を沸騰させる場合には、前記処理は無益なものである。しかも、前記処理には、蒸気が外部に排出されるという不都合が伴うため、天井や家具に水分が付着することを嫌うユーザには不快感を与えてしまう。
本発明の加熱機器に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
実開平5−80423号公報
この特許文献1には、使用する水や用途に応じて沸騰させたり、沸騰させなかったりすることを目的として、前記と同様の沸騰制御と、内容器内の液体を保温設定温度まで加熱すると加熱を停止して保温制御に移行する非沸騰制御とを搭載した電気ポットが記載されている。
この電気ポットでは、選択した保温設定温度まで液体が昇温すると加熱を停止するため、外部に蒸気が排出されることも防止できる。しかしながら、この電気ポットでは、ユーザが水道水を非沸騰制御で加熱するという誤操作(選択)をした場合、塩素分を除去していないお湯が飲用されるという問題がある。
本発明は、従来の問題に鑑みてなされたもので、蒸気を放出することなく、確実に沸騰温度近傍まで加熱可能な加熱機器を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明の加熱機器は、液体を収容する内容器と、該内容器を加熱する加熱手段と、前記内容器内の温度を検出する温度検出手段とを備え、前記加熱手段により前記内容器内の液体を予め設定された第1加熱オフ温度まで加熱すると容量判別処理によって判別した容量に基づいて最終加熱時間を決定して該最終加熱時間の経過後に加熱を停止する沸騰制御と、前記温度検出手段の検出値に基づいて前記内容器内の液体を予め設定された複数種の保温設定温度のうち選択された保温設定温度に維持する保温制御とを実行する加熱機器において、前記保温制御の保温設定温度とは異なり前記沸騰制御の第1加熱オフ温度以下の第2加熱オフ温度で、前記加熱手段による加熱を停止する蒸気レス加熱制御を設け、前記沸騰制御および蒸気レス加熱制御を、入力手段の操作により各制御完了まで変更可能とするとともに、前記蒸気レス加熱制御の選択状態では、沸騰制御に変更された場合に必要となる容量判別処理に基づいて最終加熱時間を決定する終了判定処理を実行させる構成としている。
この加熱機器では、前記保温制御の実行状態から前記内容器内の液体を予め設定された第3加熱オフ温度まで加熱する再沸騰制御と、前記保温制御の保温設定温度とは異なり前記再沸騰制御の第3加熱オフ温度以下の第4加熱オフ温度で、前記加熱手段による加熱をオフする蒸気レス再加熱制御とを更に設けることが好ましい。
この場合、前記蒸気レス再加熱制御での第4加熱オフ温度は、前記蒸気レス加熱制御での第2加熱オフ温度と異なることが好ましい。
このように構成した加熱機器において、蒸気レス再加熱を含む蒸気レス加熱制御では、殆ど蒸気を外部に放出することなく、内容器内の液体を確実に沸騰温度(100℃)近傍まで加熱することができる。そのため、ユーザが水道水を蒸気レス加熱制御で加熱するという誤操作した場合でも、塩素分を除去することが可能である。しかも、沸騰制御および蒸気レス加熱制御を制御完了まで変更可能とし、かつ、沸騰制御でのみ必要とされる容量判別処理によって判別した容量に基づいて最終加熱時間を決定する処理を、不要な蒸気レス加熱制御でも実行させるため、モード変更により従来と同様の沸騰制御に支障を来すことを確実に防止できる。
また、この加熱機器では、前記保温制御での保温設定温度は、沸騰温度近傍で前記蒸気レス加熱制御での第2加熱オフ温度より高い第1保温設定温度と、第2加熱オフ温度より低い第2保温設定温度とを有する。
そして、前記蒸気レス加熱制御の選択状態では、前記第1保温設定温度を選択不可能とすることが好ましい。
また、前記第1保温設定温度の選択状態では、前記蒸気レス加熱制御を選択不可能とすることが好ましい。
または、前記蒸気レス加熱制御の選択状態で、前記第1保温設定温度が選択された場合には沸騰制御に移行することが好ましい。
これらのようにすれば、ユーザの選択操作性を向上できる。しかも、蒸気レス加熱制御の実行により、沸騰温度近傍の第1保温設定温度まで昇温していない状態で、加熱が停止されるという不都合を確実に防止できる。
さらにまた、前記蒸気レス加熱制御では、前記加熱手段を停止した後に所定の待機時間経過すると報知処理を実行することが好ましい。
この場合、前記内容器内の液体を給湯する給湯スイッチの操作を可能とするロック解除スイッチを備え、前記待機時間が経過していない状態で、前記ロック解除スイッチを操作すると警告報知処理を実行することが好ましい。
このようにすれば、水道水を蒸気レス加熱制御で加熱した場合でも、確実に水道水に含まれた塩素分を揮発させることができる。そして、十分に揮発できていない状況を、ユーザが確実に把握することができる。
本発明の加熱機器では、蒸気レス再加熱を含む蒸気レス加熱制御を実行することにより、殆ど蒸気を外部に放出することなく、内容器内の液体を沸騰温度(100℃)近傍まで加熱することができる。そして、ユーザが水道水を蒸気レス加熱制御で加熱するという誤操作した場合でも、塩素分を十分に揮発させることが可能である。しかも、沸騰制御および蒸気レス加熱制御を制御完了まで変更可能とし、かつ、沸騰制御でのみ必要とされる容量判別処理によって判別した容量に基づいて最終加熱時間を決定する処理を、不要な蒸気レス加熱制御でも実行させるため、モード変更により従来と同様の沸騰制御に支障を来すことを確実に防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る加熱機器である電気ポットを示す。この電気ポットは、ポット本体10と、該ポット本体10の上部に回動可能に取り付けられた蓋体11とからなる周知のものである。
前記ポット本体10の内部には、液体である水を収容する側面が真空二重構造で底が一重構造をなす内容器12が配設されている。この内容器12の底には、第1加熱手段である沸騰ヒータ13と第2加熱手段である保温ヒータ14とが配設されるとともに、内容器12内の液体温度を検出するための温度検出手段としてサーミスタ15が配設されている。また、ポット本体10の外装体と内容器12との間には、電源回路やマイコン32などを実装した制御基板31と、給湯ポンプ16とが配設されている。
前記ポット本体10の上部の肩体17にはノーズ部18が形成され、このノーズ部18の下面から突出するように前記給湯ポンプ16に接続した揚水管19が配管されている。前記ノーズ部18には、その上部外面に操作パネル20が配設されるとともに、該操作パネル20の背後に制御基板31に接続された操作基板21が配設されている。
前記操作基板21には、前記内容器12内のお湯の温度や保温設定温度の選択状態を表示する液晶表示22の周りに、複数の入力手段である給湯スイッチ23、ロック解除スイッチ24、再沸とうスイッチ25、保温設定スイッチ26、および、タイマースイッチ27が配設され、図2に示すように、これらの操作部が操作パネル20に設けられている。また、ロック解除スイッチ24の近傍には、給湯スイッチ23の操作により内容器12内の液体の給湯が可能な状態を示すロック解除表示28が設けられている。さらに、再沸とうスイッチ25の近傍には、通常の沸騰制御が選択されている状態を示す沸騰選択表示29と、蒸気レス制御が選択されている状態を示す蒸気レス選択表示30とが設けられている。これら表示28〜30は、それぞれLEDからなる。
前記制御基板31は、制御手段であるマイコン32が実装され、ユーザが操作パネル20を操作することにより、その操作したスイッチ23〜27に応じて予め設定されたプログラムに従って各負荷部品を制御し、沸騰制御、再沸騰制御および保温制御を実行するとともに、給湯制御を実行するものである。そして、本実施形態では、沸騰温度近傍まで内容器12内の液体を加熱するが、外部への蒸気の放出を抑制した蒸気レス加熱制御および蒸気レス再加熱制御を更に追加している。
具体的には、沸騰制御は、沸騰ヒータ13を動作させて内容器12内の液体を沸騰させるもので、大略、加熱時の温度上昇勾配に基づいて容量を判別しておき、その判別容量に基づいて予め設定された第1加熱オフ温度(98℃)まで湯温が上昇した後に沸騰ヒータ13をオフする時間が変更されるものである。
再沸騰制御は、沸騰ヒータ13を動作させて内容器12内の液体を沸騰させるもので、大略、加熱時の温度上昇勾配に基づいて容量を判別しておき、その判別容量に基づいて予め設定された第3加熱オフ温度(98℃)まで湯温が上昇した後に沸騰ヒータ13をオフする時間が変更されるものである。なお、この第3加熱オフ温度は、第1加熱オフ温度と異なる温度としてもよい。
保温制御は、前記沸騰制御と再沸騰制御、および、後述する蒸気レス加熱制御と蒸気レス再加熱制御の終了後に、続いて保温ヒータ14を動作させて実行されるものである。この保温制御は、予め設定された98℃、90℃および80℃の3種の保温設定温度のうち、サーミスタ15から入力された液体温度の検出値に基づいてユーザが選択した保温設定温度に維持する。
蒸気レス加熱制御は、沸騰ヒータ13を動作させて内容器12内の液体を沸騰温度近傍まで加熱するもので、大略、第2加熱オフ温度(96℃)まで湯温が上昇すると、沸騰ヒータ13をオフすることにより、外部に蒸気が放出されるのを抑制するものである。即ち、この蒸気レス加熱制御は、保温制御の保温設定温度とは異なり、前記沸騰制御の第1加熱オフ温度以下の温度で、沸騰ヒータ13による加熱をオフするものである。
蒸気レス再加熱制御は、沸騰ヒータ13を動作させて内容器12内の液体を沸騰温度近傍まで加熱するもので、大略、第4加熱オフ温度(95℃)まで湯温が上昇すると、沸騰ヒータ13をオフすることにより、外部に蒸気が放出されるのを抑制するものである。即ち、この蒸気レス再加熱制御は、保温制御の保温設定温度とは異なり、前記再沸騰制御の第3加熱オフ温度以下の温度で、沸騰ヒータ13による加熱をオフするものである。また、この蒸気レス再加熱制御の第4加熱オフ温度は、通常の蒸気レス加熱制御の第2加熱オフ温度とも異なるように設定されている。
なお、以下の説明では、前記再沸騰制御を含む沸騰制御を「沸騰モード」と称する。また、前記蒸気レス再加熱制御を含む蒸気レス加熱制御を「蒸気レスモード」と称する。
前記沸騰制御は、ユーザが図示しない電源コードを商用電源に接続したり、沸騰モードの選択状態で内容器12内に液体を追加することにより温度が保温設定温度より低くなった場合に実行される。また、蒸気レス加熱制御は、蒸気レスモードの選択状態で内容器12内に液体を追加することにより温度が保温設定温度より低くなった場合に実行される。また、前記再沸騰制御は、沸騰モードの選択状態で、ユーザが再沸とうスイッチ25を操作することにより実行される。同様に、蒸気レス再加熱制御は、蒸気レスモードの選択状態で、ユーザが再沸とうスイッチ25を操作することにより実行される。即ち、沸騰モードと蒸気レスモードの選択状態は、商用電源から電源コードを抜くことにより、電力が遮断されるまで記憶(維持)される。
そして、本実施形態では、沸騰モードと蒸気レスモードとの変更は、再沸とうスイッチ25の操作により行われる。具体的には、沸騰モードは、保温設定温度が98℃、90℃および80℃のいずれの選択状態でも実行可能であり、蒸気レスモードの選択状態で再沸とうスイッチ25が操作されると、該沸騰モードに切り換えられる。また、蒸気レスモードは、保温設定温度が90℃および80℃のいずれの選択状態でのみ実行可能であり、沸騰モードの選択状態で再沸とうスイッチ25が操作されると、該蒸気レスモードに切り換えられる。即ち、蒸気レスモードは、その第2,第4加熱オフ温度が第1の保温設定温度である98℃より低いため、この第1の保温設定温度の選択状態からは変更を不可能としている。また、このモード変更は、沸騰モードまたは蒸気レスモードによる加熱制御の完了を意味する第1,第2加熱オフ温度または第3,第4加熱オフ温度を検出するまでは変更可能としている。これに伴い、沸騰モードで必要な容量判別処理によって判別した容量に基づいて最終加熱時間を決定する終了判定処理を、不要な蒸気レスモードでも実行させる構成としている。
また、前記保温制御での保温設定温度は、保温制御の実行状態、沸騰モードおよび蒸気レスモードを含む加熱制御の実行状態のいずれの状態でも、前記保温設定スイッチ26を操作することにより行われる。ここで、前述のように、この保温制御での保温設定温度は、蒸気レスモードでの第2,第4加熱オフ温度より高い第1の保温設定温度(98℃)と、第2,第4加熱オフ温度より低い第2および第3の保温設定温度(90℃および80℃)を有する。そのため、蒸気レスモードの選択状態では、第1の保温設定温度を選択不可能に構成している。
さらに、蒸気レス加熱制御では、沸騰温度(100℃)より低い第2加熱オフ温度で沸騰ヒータ13による加熱を停止し、余熱で沸騰温度近傍まで昇温するように構成している。そのため、このモードで水道水を加熱した場合には塩素分の揮発は不十分である場合がある。そこで、本実施形態では、この蒸気レス加熱制御が完了し、沸騰ヒータ13を停止した後には、後に所定の待機時間(15分)が経過すると報知処理を実行する構成としている。また、この待機時間が経過していない状態で、ロック解除スイッチ24が操作された場合、ロックを解除して給湯可能な状態にはするが、警告報知音を出力してその状況をユーザに知らせるように構成している。言い換えれば、新たな液体の追加を意味する蒸気レス加熱制御では、加熱完了後に所定の待機時間を設ける一方、新たな液体の追加を意味しない蒸気レス再加熱制御では、加熱完了後の待機時間は設けていない。
次に、マイコン32による制御について具体的に説明する。なお、以下の説明において、フラグfaは、通常の沸騰モードおよび蒸気レスモードのいずれが選択されたかを示し、「0」は沸騰モードの選択状態、「1」は蒸気レスモードの選択状態を示す。また、フラグfbは、蒸気レス加熱制御の終了後、十分に塩素分が揮発する待機時間が経過したか否かを示し、「0」は経過状態、「1」は未経過状態を示す。
まず、ユーザが電源コードを商用電源に接続すると、マイコン32は、まず、蒸気レス加熱処理を含む沸騰処理を実行した後、この沸騰処理が完了すると、引き続いて保温処理を実行する。また、この保温処理の実行中に、再沸とうスイッチ25の操作を検出すると、蒸気レス再加熱を含む再沸騰処理を実行した後、この再沸騰処理が完了すると、引き続いて保温処理を実行する。さらに、保温処理の実行中に、予め設定した加熱オン温度(85℃)以下に液体温度が降温すると、前記と同様の沸騰処理を実行し、この沸騰処理が完了すると、引き続いて保温処理を実行する。さらにまた、これら沸騰処理、保温処理および再沸騰処理と並行して、各スイッチ23〜27の入力処理が実行される。
(沸騰処理)
蒸気レス加熱を含む沸騰処理では、マイコン32は、図3に示すように、まず、ステップS1で、沸騰ヒータ13をオンさせた後、ステップS2で、通常沸騰制御終了判定処理を行う。ここで、この終了判定処理は、沸騰ヒータ13による加熱で、予め設定された温度範囲の上昇に要した時間(温度上昇勾配)を計測し、その計測時間に基づいて内容器12内に収容された容量を判別する。そして、この判別容量に基づいて第1加熱オフ温度まで昇温した後の加熱時間を設定するものである。
ついで、ステップS3で、後述する入力処理によりユーザが選択したモードが沸騰モードか蒸気レスモードかを示すフラグfaが0であるか否かを検出する。そして、faが0(沸騰モードの選択状態)である場合にはステップS4に進み、faが1(蒸気レスモードの選択状態)である場合にはステップS13に進む。
ステップS4では、沸騰選択表示29を点滅させて加熱中であることを表示した後、ステップS5で、サーミスタ15を介して第1加熱オフ温度まで昇温したか否かを検出する。そして、第1加熱オフ温度まで昇温した場合にはステップS6に進み、第1加熱オフ温度まで昇温していない場合にはステップS2に戻る。
ステップS6では、終了判定処理での判定結果に基づいて第1オフタイマを設定してスタートした後、ステップS7で、第1オフタイマがカウントアップするまで待機する。そして、カウントアップすると、ステップS8で、沸騰ヒータ13をオフして加熱を停止する。
その後、ステップS9で、カルキ飛ばしタイマをリセットしてスタートさせた後、ステップS10で、このタイマがカウントアップするまで待機する。そして、カウントアップすると、ステップS11で、沸騰選択表示29を点灯させて加熱が終了するとともに沸騰モードが選択されていることを表示した後、ステップS12で、沸騰(加熱)制御が終了したことを示す報知を行って保温処理へ移行する。
一方、ステップS13では、蒸気レス選択表示30を点滅させて加熱中であることを表示した後、ステップS14で、サーミスタ15を介して第2加熱オフ温度まで昇温したか否かを検出する。そして、第2加熱オフ温度まで昇温した場合にはステップS15に進み、第2加熱オフ温度まで昇温していない場合にはステップS2に戻る。
ステップS15では、沸騰ヒータ13をオフして加熱を停止した後、ステップS16で、塩素分を十分に揮発させるためのタイマをリセットしてスタートさせる。その後、ステップS17で、塩素分の揮発が十分であるか否かを示すフラグfbに1を入力(揮発不十分)した後、ステップS18で、揮発タイマがカウントアップするまで待機する。そして、カウントアップすると、ステップS19で、fbに0を入力(揮発十分)する。
ついで、ステップS20で、蒸気レス選択表示30を点灯させて加熱が終了するとともに蒸気レスモードが選択されていることを表示した後、ステップS12で、沸騰(加熱)制御が終了したことを示す報知を行って保温処理へ移行する。
(保温処理)
保温処理では、マイコン32は、サーミスタ15の検出値に基づいて保温ヒータ14をオン、オフ制御し、内容器12内の液体温度をユーザが選択した保温設定温度に維持する。また、液体温度が所定温度以下まで降温すると、内部に新たな液体が補充されたと判断し、前記沸騰処理に移行する。さらに、再沸とうスイッチ25が操作されると、後述する再沸騰処理に移行する。
(再沸騰処理)
蒸気レス再加熱を含む再沸騰処理では、マイコン32は、図4に示すように、まず、ステップS30で、沸騰ヒータ13をオンさせた後、ステップS31で、通常再沸騰制御終了判定処理を行う。ここで、この終了判定処理は、前記通常沸騰処理を同様であり、判別容量に基づいて第3加熱オフ温度まで昇温した後の加熱時間を設定するものである。
ついで、ステップS32で、フラグfaによりユーザが沸騰モードおよび蒸気レスモードのいずれを選択しているかを検出する。そして、faが0(沸騰モードの選択状態)である場合にはステップS33に進み、faが1(蒸気レスモードの選択状態)である場合にはステップS42に進む。
ステップS33では、沸騰選択表示29を点滅させて加熱中であることを表示した後、ステップS34で、サーミスタ15を介して第3加熱オフ温度まで昇温したか否かを検出する。そして、第3加熱オフ温度まで昇温した場合にはステップS35に進み、第3加熱オフ温度まで昇温していない場合にはステップS31に戻る。
ステップS35では、終了判定処理での判定結果に基づいて第2オフタイマを設定してスタートした後、ステップS36で、第2オフタイマがカウントアップするまで待機する。そして、カウントアップすると、ステップS37で、沸騰ヒータ13をオフして加熱を停止する。
その後、ステップS38で、予め設定された待機タイマをリセットしてスタートさせた後、ステップS39で、このタイマがカウントアップするまで待機する。そして、カウントアップすると、ステップS40で、沸騰選択表示29を点灯させて加熱が終了するとともに沸騰モードが選択されていることを表示した後、ステップS41で、沸騰(加熱)制御が終了したことを示す報知を行って保温処理へ移行する。
一方、ステップS42では、蒸気レス選択表示30を点滅させて加熱中であることを表示した後、ステップS43で、サーミスタ15を介して第4加熱オフ温度まで昇温したか否かを検出する。そして、第4加熱オフ温度まで昇温した場合にはステップS44に進み、第4加熱オフ温度まで昇温していない場合にはステップS31に戻る。
ステップS44では、沸騰ヒータ13をオフして加熱を停止した後、通常の蒸気レス加熱処理での揮発タイマは実行せずに、ステップS45で、蒸気レス選択表示30を点灯させて加熱が終了するとともに蒸気レスモードが選択されていることを表示した後、ステップS41で、沸騰(加熱)制御が終了したことを示す報知を行って保温処理へ移行する。
このように、本発明の電気ポットでは、沸騰制御では第1,第2加熱オフ温度を検出するまで、再沸騰制御では第3,第4加熱オフ温度を検出するまでは、後述する再沸とうスイッチ25の操作によりモードを変更可能としているため、使用上の利便性を向上できる。また、沸騰モード特有の終了判定処理を、不要な蒸気レスモードでも実行するため、これらの変更操作により、従来と同様の沸騰モードによる加熱制御に支障を来すことを確実に防止できる。
また、本実施形態の再沸騰を含む沸騰制御では、従来と同様に、十分に内容器12内の液体を沸騰させる。そのため、液体が水道水である場合には、含まれた塩素分を十分に揮発させることができる。
なお、水道水などの液体を加熱することにより発生する蒸気の量は、沸点に近づくほど多くなり、約99℃で急激に増える。そして、本実施形態の蒸気レス加熱制御では、保温制御での保温設定温度とは異なるうえ、沸騰制御の第1加熱オフ温度以下の第2加熱オフ温度で、沸騰ヒータ13による加熱を停止する。また、蒸気レス再加熱制御では、保温制御での保温設定温度とは異なるうえ、再沸騰制御の第3加熱オフ温度以下の第4加熱オフ温度で、沸騰ヒータによる加熱を停止する。そして、これらの加熱制御では、加熱停止後の余熱により内容器12内の液体を確実に沸騰温度(100℃)近傍まで加熱することができる。しかし、この状態では、沸騰ヒータ13による強い火力は加えていないため、殆ど蒸気を外部に放出することはない。
(スイッチ入力処理)
前記各処理と並行して動作されるスイッチ入力処理では、マイコン32は、図5に示すように、まず、ステップS50で、再沸とうスイッチ25が操作されたか否かを検出する。そして、再沸とうスイッチ25の操作を検出した場合にはステップS51に進み、再沸とうスイッチ入力処理を実行してステップS50に戻る。また、再沸とうスイッチ25の操作を検出しない場合にはステップS52に進む。
ステップS52では、保温設定スイッチ26が操作されたか否かを検出する。そして、保温設定スイッチの操作を検出した場合にはステップS53に進み、保温設定変更処理を実行してステップS50に戻る。また、保温設定スイッチ26の操作を検出しない場合にはステップS54に進む。
ステップS54では、タイマースイッチ27が操作されたか否かを検出する。そして、タイマースイッチの操作を検出した場合にはステップS55に進み、タイマー設定処理を実行してステップS50に戻る。また、タイマースイッチ27の操作を検出しない場合にはステップS56に進む。
ステップS56では、ロック解除スイッチ24が操作されたか否かを検出する。そして、ロック解除スイッチ24の操作を検出した場合にはステップS57に進み、ロック解除処理を実行してステップS50に戻る。また、ロック解除スイッチ24の操作を検出しない場合にはステップS58に進む。
ステップS58では、給湯スイッチ23が操作されたか否かを検出する。そして、給湯スイッチ23の操作を検出した場合にはステップS59に進み、操作を検出しない場合にはステップS50に戻る。
ステップS59では、ロック解除スイッチ24の操作によりロックが解除されているか否かを検出する。そして、ロック解除状態である場合にはステップS60に進み、ロック解除状態でない場合にはそのままステップS50に戻る。ステップS60では、給湯ポンプ16をオンして動作させた後、ステップS61で、給湯スイッチ23の操作が停止されたか否かを検出する。そして、給湯スイッチ23の操作停止を検出しない場合にはステップS60に戻り、給湯ポンプ16を動作させ続ける。一方、操作停止を検出した場合には、給湯ポンプ16の動作を止めてステップS50に戻る。
次に、ステップS51の再沸とうスイッチ入力処理について具体的に説明する。
この再沸とうスイッチ入力処理では、マイコン32は、図6に示すように、まず、ステップS70で、再沸騰処理を含む沸騰処理が処理(実行)中であるか否かを検出する。そして、処理中である場合にはステップS71に進み、モード変更処理を実行してリターンする。また、処理中でない場合にはステップS72に進み、図5に示す前記再沸騰処理を実行してリターンする。
前記モード変更処理では、マイコン32は、図7に示すように、まず、ステップS71−1で、モードの選択状態を示すfaに0が入力されているか否かを検出する。そして、faが1(蒸気レスモードの選択状態)である場合にはステップS71−2に進み、faに0を入力(沸騰モードの選択状態)してリターンする。また、faが0(沸騰モードの選択状態)である場合にはステップS71−3に進む。
ステップS71−3では、選択されている保温設定温度が98℃であるか否かを検出する。そして、保温設定が98℃である場合にはステップS71−4に進み、エラー音を報知してリターンする。また、保温設定が98℃でない場合にはステップS71−5に進み、faに1を入力(蒸気レスモードの選択状態)してリターンする。
これにより、実行中の沸騰処理または再沸騰処理は、沸騰モードから蒸気レスモードに、または、蒸気レスモードから沸騰モードに変更される。
次に、ステップS53の保温設定変更処理について具体的に説明する。
この保温設定変更処理では、マイコン32は、図8に示すように、まず、ステップS53−1で、現在の保温設定が98℃であるか否かを検出する。そして、98℃である場合にはステップS53−2に進み、保温設定を90℃に変更してリターンする。また、98℃でない場合にはステップS53−3に進む。
ステップS53−3では、現在の保温設定が90℃であるか否かを検出する。そして、90℃である場合にはステップS53−4に進み、保温設定を80℃に変更してリターンする。また、90℃でない場合、即ち、80℃である場合にはステップS53−5に進む。
ステップS53−5では、モードの選択状態を示すfaに0が入力されているか否かを検出する。そして、faが0(沸騰モードの選択状態)である場合にはステップS53−6に進み、保温設定を98℃に変更してリターンする。また、faが1(蒸気レスモードの選択状態)である場合にはステップS53−7に進み、保温設定を90℃に変更してリターンする。
次に、ステップS57のロック解除処理について具体的に説明する。
このロック解除処理では、マイコン32は、図9に示すように、まず、ステップS57−1で、通常の蒸気レス加熱処理での加熱終了後に所定の揮発(待機)時間が経過しているか否かを示すfbに0が入力されているか否かを検出する。そして、fbが0でない場合(未経過状態)にはステップS57−2に進み、警告音を報知してステップS57−3に進む。また、fbが0である場合(経過状態)には、そのままステップS57−3に進む。
ステップS57−3では、ロック解除表示28を点灯させた後、ステップS57−4で、給湯スイッチ23の操作を検出し、その操作が停止されるまで待機する。そして、操作が停止されると、ステップS57−5で、ロックタイマをリセットしてスタートした後、ステップS57−6で、ロックタイマがカウントアップするまで待機する。なお、このカウントアップまでの間に再び給湯スイッチ23の操作を検出した場合にはステップS57−4に戻る。そして、ロックタイマがカウントアップすると、ステップS57−7に進み、ロック解除表示28を消灯させてリターンする。
このように、本実施形態では、蒸気レスモードの選択状態では、保温制御での保温設定温度を、第2,第4加熱オフ温度より高い第1の保温設定温度を選択不可能としている。また、この第1の保温設定温度の選択状態では、蒸気レスモードを選択不可能としている。そのため、蒸気レスモードの実行により、沸騰温度近傍の第1保温設定温度まで昇温していない状態で、加熱が停止されるという不都合を確実に防止できる。
なお、本発明の蒸気レスモードは、販売されているミネラルウォータや、浄水器を通した水を加熱する場合を推奨するものである。しかし、この蒸気レスモードにてユーザが水道水を加熱する可能性は十分にある。そこで、本実施形態では、蒸気レス加熱制御では、加熱を停止した後に所定の待機時間経過すると報知処理を実行する。そのため、水道水を蒸気レス加熱制御で加熱した場合でも、確実に水道水に含まれた塩素分を揮発させることができる。また、待機時間が経過していない状態で、ロック解除スイッチ24を操作すると警告報知処理を実行する。そのため、塩素分を十分に揮発できていない状況を、ユーザが確実に把握することができる。
図10および図11は第2実施形態の電気ポットの制御フローを示す。この第2実施形態では、再沸とうスイッチ25を操作することによるモード変更処理、および、保温設定スイッチ26を操作することによる保温設定変更処理を変更し、保温制御での保温設定温度に拘わらずにモード変更を可能とした点で、第1実施形態と相違している。
具体的には、モード変更処理では、マイコン32は、図10に示すように、まず、ステップS71'−1で、モードの選択状態を示すfaに0が入力されているか否かを検出する。そして、faが1(蒸気レスモードの選択状態)である場合にはステップS71'−2に進み、faに0を入力(沸騰モードの選択状態)してリターンする。また、faが0(沸騰モードの選択状態)である場合にはステップS71'−3に進む。
ステップS71'−3では、faに1を入力(蒸気レスモードの選択状態)した後、ステップS71'−4で、選択されている保温設定温度が98℃であるか否かを検出する。そして、保温設定が98℃である場合にはステップS71'−5に進み、保温設定を90℃に変更してリターンする。また、保温設定が98℃でない場合にはそのままリターンする。
また、保温設定変更処理では、マイコン32は、図11に示すように、まず、ステップS53'−1で、現在の保温設定が98℃であるか否かを検出する。そして、98℃である場合にはステップS53'−2に進み、保温設定を90℃に変更してリターンする。また、98℃でない場合にはステップS53'−3に進む。
ステップS53'−3では、現在の保温設定が90℃であるか否かを検出する。そして、90℃である場合にはステップS53'−4に進み、保温設定を80℃に変更してリターンする。また、90℃でない場合、即ち、80℃である場合にはステップS53'−5に進む。
ステップS53'−5では、保温設定を98℃に変更した後、ステップS53'−6で、モードの選択状態を示すfaに0が入力されているか否かを検出する。そして、faが0(沸騰モードの選択状態)である場合にはそのままリターンする。また、faが1(蒸気レスモードの選択状態)である場合にはステップS53'−7に進み、faに0を入力(沸騰モードの選択状態)してリターンする。
この第2実施形態の電気ポットでは、第1実施形態と同様に、沸騰モードによる加熱制御に支障を来すことなく、沸騰モードと蒸気レスモードを選択可能であり、蒸気レスモードでは、殆ど蒸気を外部に放出することなく、沸騰温度近傍まで液体を加熱することができ、同様の作用および効果を得ることができる。
なお、本発明の加熱機器は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、沸騰モードおよび蒸気レスモードの選択状態を表示29,30の点灯により表示し、実行状態を点滅により表示したが、その表示方法は液晶表示22での文字表示であってもよいうえ、表示29,30と液晶表示22との組み合わせにより行ってもよい。
また、沸騰モードと蒸気レスモードとの変更は、再沸とうスイッチ25を兼用させたが、専用のスイッチを設けてもよい。勿論、その表示は、「蒸気レス」という機能的な表現に限られず、「浄水」などの対象を意図した表現であってもよい。
本発明に係る第1実施形態の電気ポットを示す概略図である。 電気ポットの構成を示すブロック図である。 蒸気レス加熱を含む沸騰処理を示すフローチャートである。 蒸気レス再加熱を含む再沸騰処理を示すフローチャートである。 スイッチ入力処理を示すフローチャートである。 再沸とうスイッチ入力処理を示すフローチャートである。 再沸とうスイッチ入力処理のモード変更処理を示すフローチャートである。 保温設定変更処理を示すフローチャートである。 ロック解除処理を示すフローチャートである。 第2実施形態のモード変更処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の保温設定変更処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10…ポット本体
11…蓋体
12…内容器
13…沸騰ヒータ(加熱手段)
14…保温ヒータ(加熱手段)
15…サーミスタ(温度検出手段)
16…給湯ポンプ(給湯手段)
20…操作パネル
22…液晶表示
23〜27…スイッチ(入力手段)
28…ロック解除表示
29…沸騰選択表示
30…蒸気レス選択表示
32…マイコン(制御手段)

Claims (9)

  1. 液体を収容する内容器と、該内容器を加熱する加熱手段と、前記内容器内の温度を検出する温度検出手段とを備え、前記加熱手段により前記内容器内の液体を予め設定された第1加熱オフ温度まで加熱すると容量判別処理によって判別した容量に基づいて最終加熱時間を決定して該最終加熱時間の経過後に加熱を停止する沸騰制御と、前記温度検出手段の検出値に基づいて前記内容器内の液体を予め設定された複数種の保温設定温度のうち選択された保温設定温度に維持する保温制御とを実行する加熱機器において、
    前記保温制御の保温設定温度とは異なり前記沸騰制御の第1加熱オフ温度以下の第2加熱オフ温度で、前記加熱手段による加熱を停止する蒸気レス加熱制御を設け
    前記沸騰制御および蒸気レス加熱制御を、入力手段の操作により各制御完了まで変更可能とするとともに、
    前記蒸気レス加熱制御の選択状態では、沸騰制御に変更された場合に必要となる容量判別処理に基づいて最終加熱時間を決定する終了判定処理を実行させることを特徴とする加熱機器。
  2. 前記保温制御の実行状態から前記内容器内の液体を予め設定された第3加熱オフ温度まで加熱する再沸騰制御と、前記保温制御の保温設定温度とは異なり前記再沸騰制御の第3加熱オフ温度以下の第4加熱オフ温度で、前記加熱手段による加熱をオフする蒸気レス再加熱制御とを更に設けたことを特徴とする請求項1に記載の加熱機器。
  3. 前記蒸気レス再加熱制御での第4加熱オフ温度は、前記蒸気レス加熱制御での第2加熱オフ温度と異なることを特徴とする請求項2に記載の加熱機器。
  4. 前記保温制御での保温設定温度は、沸騰温度近傍で前記蒸気レス加熱制御での第2加熱オフ温度より高い第1保温設定温度と、第2加熱オフ温度より低い第2保温設定温度とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の加熱機器。
  5. 前記蒸気レス加熱制御の選択状態では、前記第1保温設定温度を選択不可能としたことを特徴とする請求項4に記載の加熱機器。
  6. 前記第1保温設定温度の選択状態では、前記蒸気レス加熱制御を選択不可能としたことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の加熱機器。
  7. 前記蒸気レス加熱制御の選択状態で、前記第1保温設定温度が選択された場合には沸騰制御に移行することを特徴とする請求項4に記載の加熱機器。
  8. 前記蒸気レス加熱制御では、前記加熱手段を停止した後に所定の待機時間経過すると報知処理を実行することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の加熱機器。
  9. 前記内容器内の液体を給湯する給湯スイッチの操作を可能とするロック解除スイッチを備え、前記待機時間が経過していない状態で、前記ロック解除スイッチを操作すると警告報知処理を実行することを特徴とする請求項8に記載の加熱機器。
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